JPH0556800A - 単純ヘルペスウイルスの型特異的検出方法 - Google Patents
単純ヘルペスウイルスの型特異的検出方法Info
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- JPH0556800A JPH0556800A JP3053336A JP5333691A JPH0556800A JP H0556800 A JPH0556800 A JP H0556800A JP 3053336 A JP3053336 A JP 3053336A JP 5333691 A JP5333691 A JP 5333691A JP H0556800 A JPH0556800 A JP H0556800A
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Abstract
異的検出方法を提供する。 【構成】 水性液体被検試料中の単純ヘルペスウイルス
の型特異的検出において、CACGGGTATA AGGACATCCA の第
1のDNAプライマーとGGGTCCTCGT CCAGATCGCTの第2
のDNAプライマーとの組み合わせ、あるいは、GCCTCT
TTTC CCCCGGGGAGの第1のDNAプライマーとGGGAAAAAA
G CCGCGCGGGGの第2のDNAプライマーとの組み合わせ
を用いてDNA増幅工程を行う。また、DNA検査工程
において、CCCCGATTCG GGCCCGGTCG CTCGCTACCG GTGCGCC
ACC のプローブまたはCCCCGCGGGCGCCGCCCCTC CCCCCGCGC
G CCGCGGGCTG のプローブを使用する。 【効果】 化学合成が可能な程度の大きさで、しかも型
別の特異性が減少しない塩基配列からなるDNAプライ
マーおよびプローブを用いて、HSVI型またはHSV
II型の感染症を、高精度で、迅速に、しかも型特異的に
識別することができ、その結果を診断および治療に役立
てることができる。
Description
ルスI型(以下、HSVIと称することがある)および
ヒト単純ヘルペスウイルスII型(以下、HSVIIと称す
ることがある)の型特異的検出方法に関する。
ヒトの知覚神経節に潜伏し、一度感染すると回帰発症を
繰り返す。HSVにはI型とII型とがあり、型によって
回帰発症率や薬剤感受性が異なるので、HSVの型判別
は重要な問題である。HSV感染症の最も確実な診断方
法はウイルスを分離して判定するものであるが、この方
法は培養細胞の準備が必要であり、また判定までに数日
を必要とするので、治療に適切に反映させることが困難
である。蛍光抗体法により判定する方法もあるが、この
場合には患部細胞を必要とする。また、HSVを型特異
的に識別するDNA断片をプローブとして患者検体をド
ットブロット法で検査する方法が知られているが、多量
の試料(例えば、200〜500μl)を必要とするだ
けでなく、HSVであることを判別することができて
も、型の判別まではできない場合があった。以上のよう
に、従来の方法では、医療の現場の要求に十分応えるこ
とが困難であった。従って、短時間に、精度高くHSV
I型とII型の型を判別することのできる手法と体外診断
薬の開発が望まれていた。
別を可能にする塩基配列は存在しないと言われてきたの
に対し、本発明者らは、HSVの型特異的DNAプロー
ブを既に開発している。即ち、HSVI型またはHSV
II型のDNAを特定の制限酵素によって切断して得られ
るDNA断片〔または、そのDNA断片を適当なベクタ
ー(プラスミド)に挿入し、クローン化して得られるベ
クター(プラスミド)DNAを特定の制限酵素で切断し
て得られるDNA断片〕を標識化し、型特異的なDNA
プローブを得ることができる。これらの標識化DNA断
片は数百〜数キロbp(塩基対)の大きさであり、型別
の特異性が優れている。これらの詳細は、特開平2−1
42499号公報および特願平2−90198号明細書
に開示した。
標識化DNA断片は化学合成によって作成するのが困難
な大きさであるので、本発明者は、より簡便に取り扱う
ことができ(例えば、化学合成が可能な程度の大きさで
あり)、しかも型別の特異性が減少しない塩基配列を見
出すことを目的として更に検討を続けた結果、型特異的
な識別が可能で、比較的小さい塩基配列を見出すことに
成功した。即ち、本発明の目的は、HSVI型DNAま
たはHSVII型DNAに特異的なDNA断片の増幅に用
いることのできる各種プライマー、およびHSVI型D
NAまたはHSVII型DNAに特異的なプローブを提供
するものである。
表における配列番号1の配列で表される塩基配列からな
るオリゴヌクレオチド部分を含有する第1のDNAプラ
イマー〔以下、プライマー(1a)と称することがあ
る〕と配列表における配列番号2の配列で表される塩基
配列からなるオリゴヌクレオチド部分を含有する第2の
DNAプライマー〔以下、プライマー(2a)と称する
ことがある〕との組み合わせ、あるいは、配列表におけ
る配列番号3の配列で表される塩基配列からなるオリゴ
ヌクレオチド部分を含有する第1のDNAプライマー
〔以下、プライマー(1b)と称することがある〕と配
列表における配列番号4の配列で表される塩基配列から
なるオリゴヌクレオチド部分を含有する第2のDNAプ
ライマー〔以下、プライマー(2b)と称することがあ
る〕との組み合わせと、DNAポリメラーゼと、水性液
体被検試料とを含む混合液をDNA増幅工程にかけ、続
いて、得られた反応液をDNA検査工程にかけること特
徴とする、単純ヘルペスウイルスの型特異的検出方法に
関する。本明細書の塩基配列において、Aはアデニン、
Cはシトシン、GはグアニンそしてTはチミンの意味で
ある。
Vを含有している疑いのある試料であれば特に制限され
ない。例えば、患者水疱内溶液、咽頭拭い液、髄液等を
用いることができる。
に、(1)DNA増幅工程と、(2)DNA検査工程と
からなる。このDNA増幅工程(1)では、PCR(P
olymerase chain reaction)
法を用いることができる。PCR法を利用すると、微量
のDNAから、目的とするDNA領域のみを自動的に約
100万倍にまで増幅することができる(Scienc
e、239:487−491,1988)。PCR法で
は、増幅させるDNA領域を挟んで+鎖に対するプライ
マー(以下、第1プライマーと称する)および−鎖に対
するプライマー(以下、第2プライマーと称する)の2
種のDNAプライマーを用いる。
1プライマーと第2プライマーとの組み合わせとして
は、(a)第1プライマー(1a)と第2プライマー
(2a)および(b)第1プライマー(1b)と第2プ
ライマー(2b)、の2種の組み合わせがあり、これら
の組み合わせのいずれか1種を単独で用いるか、または
2種を同時に用いることができる。前記のプライマーの
組み合わせ(a)を用いるとHSVI型の特異的検出
を、そして前記のプライマーの組み合わせ(b)を用い
るとHSVII型の特異的検出を行うことができる。
およびプライマー(2a)は、HSVI型DNAの遺伝
子地図上0.75マップユニットにある。プライマー
(1a)はBamHIBフラグメントの5’末端の31
塩基上流から12塩基上流までの補完鎖の20塩基を含
み、プライマー(2a)はBamHIBフラグメントの
5’末端から212塩基下流から193塩基下流までの
補完鎖の20塩基を含む。プライマー(1b)およびプ
ライマー(2b)は、HSVII型DNAのa’シークエ
ンス(J.Gen.Virol.,55,315−33
1,1981)上にある。プライマー(1b)はa’シ
ークエンスの5’末端の9塩基下流から28塩基下流ま
での補完鎖の20塩基を含み、プライマー(2b)は
a’シークエンスの5’末端から221塩基下流から2
02塩基下流までの補完鎖の20塩基を含む。従って、
本発明方法において、被検試料中にHSVI型DNAが
存在する場合には、プライマー(1a)とプライマー
(2a)との組合せによりBamHIフラグメントの遺
伝子の一部に相当する243bp部分が、被検試料中に
HSVII型DNAが存在する場合には、プライマー(1
b)とプライマー(2b)の組合せによりa’シークエ
ンスの遺伝子の一部に相当する213bp部分が、短時
間の内に特異的に大量に増幅されるので、被検試料中に
おけるHSVI型DNAおよびHSVII型DNAの存在
を極めて特異的に検出することができる。
ーはそれぞれ15mer〜30merであることができ
るが、一般的には20mer〜25merであるのが好
ましい。15mer未満であるとアニーリングの際の特
異性が減少し、非特異的結合が増加する。また、30m
erを越えるとプライマー分子間あるいは分子内での二
次構造を取りやすくなるので好ましくない。本発明方法
で用いる第1プライマーおよび第2プライマーのそれぞ
れを構成する各塩基は、公知の任意の態様で修飾(例え
ば、ビオチン化または発光物質によるラベル化)されて
いてもよい。
マーおよび第2プライマーは、通常のDNA自動合成機
(例えばアプライドバイオシステム社製)を用いて、公
知のDNA合成法(例えばホスホアミダイト法)によっ
て調製することができる。
プライマーおよび第2プライマーと共に、DNAポリメ
ラーゼ、特には耐熱性DNAポリメラーゼを用いて増幅
サイクルを繰り返す。耐熱性ポリメラーゼとしては、特
に95℃までの温度で活性を維持することのできるDN
Aポリメラーゼ、例えば、市販のTaqポリメラーゼを
用いることができる。
ライマーと第2プライマーとの特定の組み合わせ、DN
Aポリメラーゼおよび液体被検試料を含む混合液を用い
る。第1プライマー、第2プライマーおよびDNAポリ
メラーゼの使用量は、液体被検試料の種類によって変化
するが、PCR法によるDNA増幅工程を実行すること
ができる範囲で容易に決定することができる。この混合
液は場合により、緩衝液(例えば、トリス塩酸緩衝
液)、安定化剤(例えば、ゼラチン)、または塩類(例
えば、塩化ナトリウム)を含有することができる。
CR法の増幅サイクルを実施する。増幅サイクルは、 (i)DNAの変性工程(約90℃〜95℃で、約10
秒〜約2分間) (ii)1本鎖DNAと第1プライマーおよび第2プライ
マーとのアニーリング工程(約37℃〜70℃で、約3
0秒〜約3分間)、および (iii )DNAポリメラーゼによるDNA合成工程(約
65℃〜80℃で、約30秒〜約5分間)とからなる。
1サイクル毎にDNA量は2倍に増幅され、nサイクル
後には2n 倍に増幅される。本発明においては、前記の
増幅サイクルを10〜60回、好ましくは20〜40回
繰り返す。最後のサイクルにおいては、工程(iii )の
加熱時間を約5〜10分間に延長してDNA合成が完全
に行われるようにするのが好ましい。
前記の増幅サイクル終了後に、約200〜300bpの
DNAが大量に合成される。このDNAを次のDNA検
査工程によって検出する。
およびエチジウムブロマイド染色を利用する方法、サザ
ンブロットハイブリッド法、またはジデオキシ法による
塩基配列決定法、放射性標識法などを用いることができ
る。ゲル電気泳動法を行う場合には、例えば、アガロー
スゲルを担体としたサブマリーン型電気泳動、またはア
クリルアミドを用いたスラブ型電気泳動を使用すること
ができる。
n situハイブリッド法を行う場合には、放射性プ
ローブ、非放射性プローブ(例えば、酵素標識プロー
ブ、ビオチン化プローブ、ジゴキシゲニン化プローブま
たは化学発光物質、蛍光物質で標識したプローブ)を用
いることができる。
を利用する場合には、蛍光標識を使用したDNAオート
シークエンサー(アプライドバイオシステムズ社)を用
いることができる。
HSVII型DNAの各々の特異的な検出に用いることの
できる2種類のDNAプローブを提供するものでもあ
る。これらのDNAプローブは、(A)配列表における
配列番号5の配列で表される塩基配列からなるオリゴヌ
クレオチド部分を含有するDNAプローブ(以下、プロ
ーブAと称することがある)、または(B)配列表にお
ける配列番号6の配列で表される塩基配列からなるオリ
ゴヌクレオチド部分を含有するDNAプローブ(以下、
プローブBと称することがある)である。
5’末端から下流50塩基から89塩基までの40塩基
を含む。プローブAはHSVI型DNAのBamHIフ
ラグメントに特異的である。プローブAの長さは被検試
料に対する前処理の種類によって異なる。被検試料がP
CR法によるDNA増幅工程を経たものである場合に
は、10bp乃至PCR法で増幅されるDNA断片の大
きさ(プライマー部分は除く)まで可能である。また、
被検試料がPCR法によるDNA増幅工程を経たもので
なく、プローブAをin situハイブリッド法に用
いる場合には、プローブAの長さは10bp乃至287
bpの大きさまで可能である。配列表における配列番号
5の配列で表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチ
ド部分からなるDNAプローブA(40mer)は、被
検試料がPCR法によるDNA増幅工程を経たものであ
っても、あるいはin situハイブリッド法の場合
であっても、いずれにも用いることができるので好まし
い。プローブAの調製法としては、サクシノイミド(例
えば、ジサクシニミジルスベレイト)を用いる方法、マ
レイミド法、活性ハロゲン法、アジドを用いた光反応、
あるいはカルボジイミド法などを用いることができる。
から148塩基下流から187塩基下流までの40塩基
を含む。プローブBは、HSVII型DNAのa’シーク
エンスに特異的である。プローブBの長さは被検試料に
対する前処理の種類によって異なる。被検試料がPCR
法によるDNA増幅工程を経たものである場合には、1
0bp乃至PCR法で増幅されるDNA断片の大きさ
(プライマー部分は除く)まで可能である。また、被検
試料がPCR法によるDNA増幅工程を経たものでな
く、プローブBをin situハイブリッド法に用い
る場合には、プローブBの長さは10bp乃至185b
pの大きさまで可能である。配列表における配列番号6
の配列で表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド
部分からなるDNAプローブB(40mer)は、被検
試料がPCR法によるDNA増幅工程を経たものであっ
ても、あるいはin situハイブリッド法の場合で
あっても、いずれにも用いることができるので好まし
い。プローブBの調製法としては、前記のプローブAの
調製法と同じ方法を用いることができる。
しては、従来公知の任意の物質を使用することができ
る。好ましくは、非放射性物質(酵素、蛍光色素、発光
物質、ビオチン等)を用いる。標識化DNAの合成法に
は、大別すると (1)DNAの合成過程で直接的に標識化DNAを調製
する方法と (2)リンカーが結合したDNAを合成してから単離
し、これに標識試薬を作用させる方法 とがあり、特に方法(2)は目的に応じて標識の型を容
易に変更でき、応用面で優れているので好ましい。方法
(2)で用いるリンカーとしては、5’−ジメトキシト
リチル−5−〔N−(トリフルオロアセチルアミノヘキ
シル)−3−アクリルイミド〕−2’−デオキシウリジ
ン−3’−〔(2−シアノエチル)−(N,N−ジイソ
プロピル〕]ホスホルアミダイト等を挙げることができ
る。
発生させ、更にその信号を測定する方法も、従来から公
知の任意の方法を用いることができる。
プライマー(2a)の組み合わせを用いると、被検試料
中にHSVI型DNAが存在する場合にのみ、BamH
Iフラグメントの遺伝子の一部に相当する243bp塩
基部分が短時間のうちに特異的に大量に増幅合成され
る。また、プライマー(1b)およびプライマー(2
b)の組み合わせを用いると、被検試料中にHSVII型
DNAが存在する場合にのみ、a’シークエンスの遺伝
子の一部に相当する213bp塩基部分が短時間のうち
に特異的に大量に増幅合成される。従って、被検試料中
におけるHSVI型ウイルスおよび/またはHSVII型
ウイルスの存在を極めて特異的に検出することができ
る。更に、被検試料中のHSVI型DNAまたはHSV
II型DNA量が微量であってもDNAが増幅合成される
ので高感度である。
り増幅した)HSVI型DNAまたはHSVII型DNA
に特異的な標識化DNAプローブを用いるので、極めて
正確にHSVI型DNAまたはHSVII型DNAを検出
することができる。更に、前記の第1および第2プライ
マーを用いる増幅工程と前記のプローブを用いる検査工
程とを併用すると、検査の所要時間はエチジウム染色の
場合は4〜5時間程度であり、サザンブロットハイブリ
ッド法まで行う場合でも48〜50時間程度であり、迅
速に結果を得ることができる。
明するがこれらは本発明の範囲を限定するものではな
い。
成 381A型自動DNA合成装置(アプライドバイオシス
テムズ社)に、アデニンCPGカラムを装着して、配列
表における配列番号1の配列に記載の塩基20個からな
るプライマー(1a)を合成し、更に、チミンCPGカ
ラムを装着して配列表における配列番号2の配列に記載
の塩基20個からなるプライマー(2a)を合成し、そ
してグアニンCPGカラムを装着して配列表における配
列番号3の配列に記載の塩基20個からなるプライマー
(1b)および配列表における配列番号4の配列に記載
の塩基20個からなるプライマー(2b)をそれぞれ合
成した。アンモニア水(約30%)2.5mlを入れたデ
ィスポシリンジ(2.5ml)を、合成工程が完了したC
PGカラムに接続し、アンモニア水をカラム内に押し出
して、合成したDNAフラグメントを溶出した。回収し
たDNAアンモニア溶液の入ったバイアル瓶を密栓し、
65℃で6時間加熱した後、室温まで冷やしてから濃縮
した。濃縮物を凍結乾燥し、10mMトリエチルアンモ
ニウムアセテート(以下、TEA−Aと称す)(pH
7.4)に溶解し、沈澱を除いてから、L−6200型
高速液体クロマトグラフィー装置(日立製作所)(以
下、HPLCと称す)に分離用カラム(YMC−Pac
k ODS−AM313:YMC社)を装着し、5%ア
セトニトリルを含んだ95mM−TEA−Aとアセトニ
トリルとによる濃度勾配を用いて精製し、メインピーク
を集めた。得られた残渣に80%酢酸(アセトニトリル
で調整)を加えて懸濁させ、室温で30分間保持してか
ら減圧乾燥した。乾燥物を10mM−TEA−Aに溶解
し、ジエチルエーテルで抽出してから減圧乾燥した。乾
燥したDNA試料をTEA−Aに溶解し、沈澱を除いて
から、2回目のHPLCによる精製を行い、メインピー
クを集めた。こうして得られた精製DNAプライマーを
減圧乾燥して保存し、後記の実施例2および3で用い
た。
配列番号5の配列に記載の塩基40個からなるプローブ
Aおよび配列表における配列番号6の配列に記載の塩基
40個からなるプローブBを合成した。なお、プローブ
Aの合成にはシトシンCPGカラムを用い、そしてプロ
ーブBの合成にはグアニンCPGカラムを用いた。
ベリング) 前記実施例1で調製したプローブAおよびBを、32Pに
よってオリゴラベリングした(ファルマシア社のオリゴ
ラベリングキットを使用)。プローブDNA100ng
を含む水溶液4μlに水58μlを加えて、10分間1
00℃で加熱後、直ちに氷冷した。氷冷したプローブ液
にデオキシヌクレオチド三燐酸混液20μl、ウシ血清
アルブミン4μl、クレノフ酵素4μl、α−32P−d
CTP(300Ci/)1μlを加え、室温で2時間保
持した。次に、反応停止液40μl、キャリアRNA
(10mg/ml)40μlおよび水360μlを加え
て希釈した反応液に、4M塩化ナトリウム0.1容量
部、エチルアルコール2容量部を加え、−70℃で15
分間放置してDNAを沈澱させ、15,000回転で遠
心した。得られた沈澱を、1mM−EDTAを含む10
mMトリス塩酸緩衝液30μlに溶かし、7.5Mアン
モニウムアセテート16μlおよびエチルアルコール9
2μlを加え、−70℃で15分間放置した後、遠心し
た。得られた沈澱に75%エチルアルコール200μl
を加えて更に遠心し、得られた沈澱を室温で2時間風乾
した。得られた標識プローブを、1mMEDTAを含む
10mMトリス塩酸緩衝液200μlに溶かした。こう
して得られた標識プローブ溶液は、一回のドットブロッ
ティングに対して約10μlの量で用いる。
ベリング)32 Pでエンドラベリングしたプローブの調製は以下の方
法で実施した。前記実施例1で調製したプローブDNA
500ngを含む溶液1μlに、10×キナーゼ緩衝液
2.5μl、T4ポリヌクレオチドキナーゼ1.5μl
(15単位)およびγ- 32P−ATP20μl(200
Ci)を加え、37℃で45分間保持した。次に、メチ
ルアルコール2mlおよび洗浄液(0.1Mトリス−H
Clの100ml中にトリエチルアミン140μlを含
む1mM−EDTA−1Mトリス塩酸緩衝液:pH7.
7:以下、A液と称する)2mlで洗った逆相イオン交
換カラム(NEN SORB20カラム:DuPont
社)に、A液400μlを加えた前記反応液を流した。
続いて、前記カラムをA液3mlおよび水3mlで洗浄
した後、20%エチルアルコール水溶液1mlで標識プ
ローブを溶出した。標識プローブは最初の500μlの
画分に溶出された。一回のハイブリダイゼイションに
は、こうして得られた溶出液50μlを用いる。
ペス患者からの分離株:Acta Virol.23:
226−230(1979)〕を、そしてHSVII型の
標準株としてUW268を用い、更に型が判明している
HSV野性株として臨床分離株(HSV感染患者のヘル
ペス様部位から単離)をI型およびII型のそれぞれにつ
いて5株づつ用いた。
のCV−1細胞に1pfu/細胞の濃度で感染させた。
ウイルスに感染した細胞を5%二酸化炭素−95%空気
の気相中で培養した。細胞変性効果の見られた細胞を用
いて、庶糖法(Virology,93,260−26
4,1979)によりウイルスDNAを抽出した。
の増幅 前記実施例4で抽出したHSVI型標準株のDNA、H
SVII型標準株のDNAおよび型既知のHSV野性株の
DNA各10ngを、125μM−dATP、125μ
M−dCTP、125μM−dTTP、31.25μM
−dGTP、93.75μMデアザC7 GTP(以下d
C7 dGTPと略す)、0.01%ゼラチン、20mM
トリス塩酸緩衝液(pH8.8)、1.5mM−MgC
l2 、50mM−KCl、10%ジメチルスルホキシ
ド、2μMプライマーおよび2.5単位のTaqポリメ
ラーゼ(AmpliTaq DNAポリメラーゼ:シー
タス社)を含むPCR反応液100μlに加えた。HS
VI型用プライマーを用いた系でのPCR法は(i)9
2℃で1分間、(ii)60℃で1分間、および(iii)
72℃で2分間からなるサイクルを30サイクル実施
し、最後に72℃で5分間のプログラムでDNAの増幅
を行った。HSVII型用プライマーを用いる系でのPC
R法は(i)93℃で1分間、(ii)65℃で1分間、
および(iii )73℃で1分間からなるサイクルを30
サイクル行った後、最後に73℃で5分間のプログラム
でDNAの増幅を行った。
物の確認と診断 電気泳動用のゲルは、トリス塩酸5.4gと硼酸2.7
5gと0.5M−EDTA2mlとを含む緩衝液(pH
8.0)(以下、0.5×TBEと称す)1リットルに
アガロースゲル4%を溶解し、ムピド(アドバンス社)
のゲルプレートに流して調製した。次に、PCR反応後
の溶液10μlにフィコールタイプ400(ファルマシ
ア社)の15%水溶液2μlを混合し、その混合物全量
をサンプルウエルに入れた。1×TAEを電極槽に入れ
て、室温で100Vにて、2時間電気泳動を行った。電
気泳動終了後に、アガロースゲルをエチジウムブロマイ
ドで染色し、UVイルミネイター照射下で電気泳動の結
果を確認した。HSVI型用プライマーを用いた結果を
図1に、そしてHSVII型用プライマーを用いた結果を
図2に示す。図1および図2において記号は以下の意味
である。 M:DNAマーカー、 1:HSVI型標準株(WT51−3−4)、 2〜6:HSVI型野性株、 7:HSVII型標準株(UW268)、 8〜12:HSVII型野性株、
eIII digest)としては、下から72bp、11
8bp、194bp、234bp、271bp、281
bp、310bp、603bp、872bp、1078
bp、および1357bpと現れるものを用いた。図1
および図2から明らかなように、本発明によるプライマ
ーを用いてPCR法を行うことによって、目的とするH
SVの型特異的なDNA特定部位の増幅が可能となる。
よれば、HSVII型用プライマーを用いたPCR法にお
いて、HSVI型およびHSVII型のそれぞれに複数の
バンドが観察される。HSVI型およびHSVII型で
は、それぞれ増幅される部分が異なるので、それぞれの
標準株との対比からHSVI型およびHSVII型の判定
は可能であるが、この点を更に確認するために、実施例
3で調製したエンドラベリング標識プローブAおよびB
を用い、サザンハイブリダイゼイションを行った。即
ち、電気泳動後のアガロースゲルからDNA Hybr
idizationmembrance(GeneSc
reenPlus:DuPont社)にサザンブロット
したものと各々のプローブをハイブリダイゼイションし
た後、オートラジオグラフィーを得た。結果を図3に示
す。図3のレーン1および3はHSVI型標準株(WT
51−3−4)であり、レーン2および4はHSVII型
標準株(UW268)である。更に、図3のレーン1お
よび2にはエンドラベリング標識プローブAを使用し、
レーン3および4にはエンドラベリング標識プローブB
を使用した。図3から明らかな様に、HSVII型用プラ
イマーをテンプレートにして増幅したバンドだけがHS
VII型判別プローブBとハイブリダイズし、HSVI型
用プライマーをテンプレートにして増幅したバンドはH
SVII型判別プローブBとハイブリダイズしなかった。
以上の結果から明らかなように、本発明のプライマーで
患者検体のDNAを増幅し、増幅されたDNAを本発明
のプローブで確認することによりHSV感染症の起因ウ
イルスがHSVI型であるのか、あるいはHSVII型で
あるのかの型確定診断を行うことができる。
によるHSVの型判別 ヘルペス感染症の疑いのある患者から採取した水疱内溶
液5μlを生理食塩水2mlに懸濁して、希釈した。希
釈検体200μlに同容量の0.5N−NaOHを加
え、室温で10分間放置した。DNAを変性させた前記
の処理済検体50μlを、GeneScreenPlu
sNEF976(Du Pont社)を装着したブロッ
ティング装置に載せ、室温で30分間放置した後、吸引
により液を除いた。DNAをブロットしたGeneSc
reenPlusNEF976をプラスチック袋に入
れ、続いて、0.2%ポリビニルピロリドン(分子量4
0,000)、0.2%フィコール(分子量40,00
0)、0.2%ウシ血清アルブミン、0.05Mトリス
塩酸緩衝液(pH7.5)、1M塩化ナトリウム、0.
1%燐酸ナトリウム、1%ラウリル硫酸ナトリウム、1
0%デキストラン硫酸ナトリウム(分子量500,00
0)および変性した鮭精子DNA(100μg/ml)
の組成からなるハイブリダイゼイション液5mlを加え
て密封した。65℃で6時間放置した後、実施例2で調
製した32Pで標識(オリゴラベリング)したHSV型判
別用プローブを加え、更に、65℃で6時間放置した。
処理の終わったGeneScreenPlusNEF9
76を、大量の0.3M塩化ナトリウムと0.034M
クエン酸三ナトリウムとを含む2×SSC(pH7.
0)中で、室温下および攪拌下に5分間、2回洗浄した
後、2×SSC、1%SDS中で65℃にて15分間で
2回洗浄した後、更に、室温下および攪拌下に5分間、
0.1×SSC中で2回洗浄した。洗浄後の膜を室温で
1時間風乾した。
イゼイション処理の終わったGeneScreenPl
usNEF976を感光用カセットに入れて固定し、フ
ィルム(Kodak−X−OMAT−AR XAR5)
に重ね、−70℃で感光させ、現像した。結果を図4に
示す。図4において、1〜5は患者検体であり、6はH
SVI型標準株であり、7はHSVII型標準株であり、
図面右側の記載は判定結果である。図4から明らかな様
に、プローブAはHSVI型のウイルスと、プローブB
はHSVII型のウイルスとハイブリダイズしている。
2mlに懸濁した。希釈検体50μlに6Mグアニジン
イソシアネート50μlとガラスパウダー10μlとを
加えて室温で放置した。10分後、15,000回転で
2分間遠心し、上清を捨てた。沈澱に50%エチルアル
コール、1mM−EDTAおよび50mM塩化ナトリウ
ムを含む10mMトリス塩酸緩衝液(pH7.4)1m
lを加えて懸濁し、攪拌後、15,000回転で更に2
分間遠心した。遠心によるガラスパウダーの洗浄を3回
繰り返した。洗浄したガラスパウダーに蒸留水50μl
を加えて懸濁させ、55℃で15分間放置した。次に、
15,000回転で2分間遠心し、その上清をDNA抽
出液としてPCR法によるDNAの増幅工程に用いた。
前記実施例5に記載の方法によってDNA増幅工程を行
い、実施例6に記載の方法によってPCR反応生成物の
型判定を行った。
抗体法を実施した。即ち、病変部位を細い綿棒で擦り取
り、無蛍光スライドの二か所に塗沫し、自然乾燥させて
から、室温で10分間アセトン固定を行った。次に、そ
れぞれの固定された検体を、蛍光標識した抗HSVI型
抗体(Syva社)または抗HSVII型抗体(Syva
社)と室温で約30分間反応させた。スライドガラスを
水洗し、グリセリン包埋した後、これを蛍光顕微鏡下で
観察した。
診断法(医師が発病部位や病巣を観察して診断する)を
実施した。
うに、供試した水疱内溶液18検体中、臨床診断法では
HSVI型3検体、HSVII型3検体、そして判定不能
(I型であるかII型であるのかを確定的に診断できない
もの)12検体であり、蛍光抗体法ではHSVI型7検
体、HSVII型1検体、検査不能(患部細胞を採取でき
ない)8検体、そして判定不能2検体となった。これに
対し、本発明によるドットブロットハイブリダイゼイシ
ョンのDNA検査では、HSVI型12検体、そしてH
SVII型6検体となり、検査不能および型判別不能の検
体はなかった。
疑いのある患者の咽頭拭い液からDNAを抽出した。こ
の抽出DNAを用いて、実施例7に記載のドットブロッ
ト法によるHSVの型判別と実施例8(1)に記載のP
CR法によるHSVの型判別を行った。咽頭拭い液36
検体中、ドットブロット法ではHSVI型10検体、型
判別不能10検体、そして陰性16検体の結果が得られ
たが、本発明によるPCR法ではHSVI型が32検体
で、残り4検体が陰性と言う高い型判別能を示した。こ
れらの結果を表2に示す。
HSVII型DNAに特異的なDNA断片の増幅に用いる
ことのできる各種プライマー、およびHSVI型DNA
またはHSVII型DNAに特異的なプローブとして、化
学合成が可能な程度の大きさで、しかも型別の特異性が
減少しない塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを提供
するものである。従って、HSVI型またはHSVII型
の感染症を、高精度で、迅速に、しかも型特異的に識別
することができ、その結果を診断および治療に役立てる
ことができる。
R反応により増幅されたDNAに関する電気泳動の結果
を示す図面に代わる写真である。
R反応により増幅されたDNAに関する電気泳動の結果
を示す図面に代わる写真である。
たプローブを用いたサザンハイブリッド法により確認し
た結果を模式的に示す説明図である。
用いて、in situハイブリダイゼーションを実施
した結果を模式的に示す説明図である。
表における配列番号1の配列で表される塩基配列の少な
くとも15塩基のオリゴヌクレオチド部分を含有する第
1のDNAプライマー〔以下、プライマー(1a)と称
することがある〕と配列表における配列番号2の配列で
表される塩基配列の少なくとも15塩基のオリゴヌクレ
オチド部分を含有する第2のDNAプライマー〔以下、
プライマー(2a)と称することがある〕との組み合わ
せ、あるいは、配列表における配列番号3の配列で表さ
れる塩基配列の少なくとも15塩基のオリゴヌクレオチ
ド部分を含有する第1のDNAプライマー〔以下、プラ
イマー(1b)と称することがある〕と配列表における
配列番号4の配列で表される塩基配列の少なくとも15
塩基のオリゴヌクレオチド部分を含有する第2のDNA
プライマー〔以下、プライマー(2b)と称することが
ある〕との組み合わせと、DNAポリメラーゼと、水性
液体被検試料とを含む混合液をDNA増幅工程にかけ、
続いて、得られた反応液をDNA検査工程にかけること
を特徴とする、単純ヘルペスウイルスの型特異的検出方
法に関する。本明細書の塩基配列において、Aはアデニ
ン残基、Cはシトシン残基、Gはグアニン残基、そして
Tはチミン残基の意味である。
HSVII型DNAの各々の特異的な検出に用いること
のできる2種類のDNAプローブを提供するものでもあ
る。これらのDNAプローブは、(A)配列表における
配列番号5の配列で表される塩基配列の少なくとも10
塩基のオリゴヌクレオチド部分を含有するDNAプロー
ブ(以下、プローブAと称することがある)、または
(B)配列表における配列番号6の配列で表される塩基
配列の少なくとも10塩基のオリゴヌクレオチド部分を
含有するDNAプローブ(以下、プローブBと称するこ
とがある)である。
Claims (2)
- 【請求項1】 配列表における配列番号1の配列で表さ
れる塩基配列からなるオリゴヌクレオチド部分を含有す
る第1のDNAプライマーと配列表における配列番号2
の配列で表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド
部分を含有する第2のDNAプライマーとの組み合わ
せ、あるいは、配列表における配列番号3の配列で表さ
れる塩基配列からなるオリゴヌクレオチド部分を含有す
る第1のDNAプライマーと配列表における配列番号4
の配列で表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド
部分を含有する第2のDNAプライマーとの組み合わせ
と、DNAポリメラーゼと、水性液体被検試料とを含む
混合液をDNA増幅工程にかけ、続いて、得られた反応
液をDNA検査工程にかけること特徴とする、単純ヘル
ペスウイルスの型特異的検出方法。 - 【請求項2】 配列表における配列番号5の配列または
配列表における配列番号6の配列で表される塩基配列か
らなるオリゴヌクレオチド部分を含有し、標識を担持す
るプローブと被検試料とを接触させ、前記標識からの信
号を検出することを特徴とする、単純ヘルペスウイルス
の型特異的検出方法。
Priority Applications (7)
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