JPH0556780U - バーハンドルのカバー装置 - Google Patents

バーハンドルのカバー装置

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Publication number
JPH0556780U
JPH0556780U JP96092U JP96092U JPH0556780U JP H0556780 U JPH0556780 U JP H0556780U JP 96092 U JP96092 U JP 96092U JP 96092 U JP96092 U JP 96092U JP H0556780 U JPH0556780 U JP H0556780U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master cylinder
bar handle
cover
coupling surface
cover device
Prior art date
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Pending
Application number
JP96092U
Other languages
English (en)
Inventor
辰佳 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP96092U priority Critical patent/JPH0556780U/ja
Publication of JPH0556780U publication Critical patent/JPH0556780U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バーハンドルにおいて、操作レバーだけでな
く、マスタシリンダの保護をも可能とする。 【構成】マスタシリンダ4と、該マスタシリンダ4を操
作する操作レバー5とを備えるバーハンドル1に、マス
タシリンダ4および操作レバー5を覆うカバー6が取付
けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バーハンドルのカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばモトクロス用自動二輪車等において、転倒時あるいは悪路走行 時の石跳等で、バーハンドルに取付けられている操作レバーが損傷したり、操縦 者の手にダメージが及ぶことを防止するために、操作レバーをカバーで覆ったも のが、たとえば実開平2−108688号公報等で知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来のものでは、マスタシリンダは剥き出し状態でバーハンド ルに取付けられており、跳ねた石がマスタシリンダにぶつかったり、悪路走行時 にマスタシリンダが泥を被ったりすることにより、マスタシリンダの耐久性に問 題が生じる。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、操作レバーだけでなく、 マスタシリンダをも保護し得るようにしたバーハンドルのカバー装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の第1の特徴によれば、マスタシリンダと 、該マスタシリンダを操作する操作レバーとを備えるバーハンドルに、マスタシ リンダおよび操作レバーを覆うカバーが取付けられる。
【0006】 また本考案の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の構成に加えて、マスタシ リンダの本体にはバーハンドルの一側を嵌合させる半円状の第1凹部を有する第 1結合面が設けられ、バーハンドルの他側を嵌合させる半円状の第2凹部を有し て第1結合面に対向する第2結合面を備える取付部材が、カバーに設けられる取 付け片を第1および第2結合面間に挟持してマスタシリンダの本体に結着される 。
【0007】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0008】 図1ないし図3は本考案の一実施例を示すものであり、図1はバーハンドルの 一部斜視図、図2はカバーの斜視図、図3は図1の3−3線断面図である。
【0009】 先ず図1において、たとえばモトクロス用自動二輪車のバーハンドル1には、 操縦者が右手で握るための握持部2が右端部に設けられるとともに、ブレーキ用 油圧を発生するためのマスタシリンダ4と、握持部2を握った右手で操作してマ スタシリンダ4を作動せしめるための操作レバーとしてのブレーキレバー5とが 握持部2に近接した位置に取付けられる。
【0010】 しかも本考案に従えば、前記マスタシリンダ4およびブレーキレバー5を覆う カバー6がバーハンドル1に取付けられる。
【0011】 マスタシリンダ4の本体4aにはブラケット8が一体に設けられており、ブレ ーキレバー5の基部が該ブラケット8に回動可能に連結される。しかもブレーキ レバー5の基部には、ブレーキレバー5を握持部2に近接する側に回動操作する のに応じてマスタシリンダ4に押圧力を与えるための押圧突起9が一体に突設さ れる。
【0012】 図2および図3を併せて参照して、マスタシリンダ4は取付部材12によって バーハンドル1に取付けられる。すなわち、マスタシリンダ4の本体4aには、 バーハンドル1の前側を嵌合させる半円状の第1凹部10aを有する第1結合面 10が設けられる。一方、取付部材12には、バーハンドル1の後側を嵌合させ る半円状の第2凹部11aを有して第1結合面10に対向する第2結合面11が 設けられており、マスタシリンダ4の本体4aおよび取付部材12が、バーハン ドル1を挟んで相互に結着されることによりマスタシリンダ4がバーハンドル1 に取付けられる。しかもカバー6は、マスタシリンダ4の本体4aにおける第1 結合面10と取付部材12の第2結合面11との間に挟持されることにより、バ ーハンドル1に取付けられることになる。
【0013】 カバー6は、たとえば硬質合成樹脂により形成されるものであり、マスタシリ ンダ4およびブレーキレバー5の前方側を覆う主体部6aと、マスタシリンダ4 およびブレーキレバー5の上方を覆うようにして主体部6aの上縁に連設される 上部覆い部6bと、バーハンドル1の上方でマスタシリンダ4の第1結合面10 および取付部材12の第2結合面11間に介在するようにして上部覆い部6bに 連設される取付け片6cと、バーハンドル1の下方でマスタシリンダ4の第1結 合面10および取付部材12の第2結合面11間に介在するようにして主体部6 aの下部に連設される取付け片6dとを備える。
【0014】 マスタシリンダ4における第1結合面10には、第1凹部10aの上下にねじ 孔13,14が穿設される。また取付部材12には、ねじ孔13,14に対応す る挿通孔15,16が第2凹部11aを挟んだ上下に設けられる。一方、カバー 6における上方側の取付け片6cには、ねじ孔13および挿通孔15に対応する 円筒状のブッシュ17が両側面間にわたって嵌合固定され、下方側の取付け片6 dには、ねじ孔14および挿通孔16に対応する円筒状のブッシュ18が両側面 間にわたって嵌合固定される。
【0015】 しかも、下方側の取付け片6dと取付部材12の第2結合面11との間にはウ ェーブワッシャ19が介在せしめられる。
【0016】 而して、挿通孔15およびブッシュ17に挿通されるボルト20がねじ孔13 に螺合され、挿通孔16およびブッシュ18に挿通されるボルト21がねじ孔1 4に螺合されることにより、マスタシリンダ4と、該マスタシリンダ4で支承さ れるブレーキレバー5と、マスタシリンダ4およびブレーキレバー5を覆うカバ ー6とがバーハンドル1に取付けられることになり、ウェーブワッシャ19がば ね力を発揮することにより、その取付け状態が強固に維持される。
【0017】 次にこの実施例の作用について説明すると、カバー6がブレーキレバー5だけ でなくマスタシリンダ4をも覆うので、自動二輪車の転倒時あるいは悪路走行時 の石跳等でブレーキレバー5が損傷したり、操縦者の手にダメージが及ぶことが 防止されるだけでなく、跳ねた石がマスタシリンダ4にぶつかったり、悪路走行 時にマスタシリンダ4が泥を被ったりすることも極力防止され、マスタシリンダ 4の耐久性を向上することができる。
【0018】 しかもは、カバー6は、その取付け片6c,6dが、マスタシリンダ4の第1 結合面10と、該マスタシリンダ4をバーハンドル1に取付けるための取付部材 12の第2結合面11との間に挟持されることによりバーハンドル1に取付けら れるものであり、カバー6をバーハンドルに取付けるための特別の部品が不要で あって組付けも容易となる。
【0019】 上記実施例では、ブレーキ用マスタシリンダ4およびブレーキレバー5を備え るバーハンドル1に関連して本考案を実施したが、クラッチ用マスタシリンダと 該マスタシリンダを操作する操作レバーとを備えるバーハンドルについて本考案 を適用することも可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案の第1の特徴によれば、マスタシリンダと、該マスタシリ ンダを操作する操作レバーとを備えるバーハンドルに、マスタシリンダおよび操 作レバーを覆うカバーが取付けられるので、カバーによりマスタシリンダを保護 してマスタシリンダの耐久性向上に寄与することができる。
【0021】 また本考案の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の構成に加えて、マスタシ リンダの本体にはバーハンドルの一側を嵌合させる半円状の第1凹部を有する第 1結合面が設けられ、バーハンドルの他側を嵌合させる半円状の第2凹部を有し て第1結合面に対向する第2結合面を備える取付部材が、カバーに設けられる取 付け片を第1および第2結合面間に挟持してマスタシリンダの本体に結着される ので、カバーをバーハンドルに取付けるための特別の部品を不要として部品点数 を低減することができるとともに、カバーのバーハンドルへの組付けを容易とす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーハンドルの一部斜視図である。
【図2】カバーの斜視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【符号の説明】
1 バーハンドル 4 マスタシリンダ 4a マスタシリンダの本体 5 操作レバーとしてのブレーキレバー 6 カバー 6c,6d 取付け片 10 第1結合面 10a 第1凹部 11 第2結合面 11a 第2凹部 12 取付部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(4)と、該マスタシリ
    ンダ(4)を操作する操作レバー(5)とを備えるバー
    ハンドル(1)に、マスタシリンダ(4)および操作レ
    バー(5)を覆うカバー(6)が取付けられることを特
    徴とするバーハンドルのカバー装置。
  2. 【請求項2】 マスタシリンダ(4)の本体(4a)に
    はバーハンドル(1)の一側を嵌合させる半円状の第1
    凹部(10a)を有する第1結合面(10)が設けら
    れ、バーハンドル(1)の他側を嵌合させる半円状の第
    2凹部(11a)を有して第1結合面(10)に対向す
    る第2結合面(11)を備える取付部材(12)が、カ
    バー(6)に設けられる取付け片(6c,6d)を第1
    および第2結合面(10,11)間に挟持してマスタシ
    リンダ(4)の本体(4a)に結着されることを特徴と
    する請求項1記載のバーハンドルのカバー装置。
JP96092U 1992-01-14 1992-01-14 バーハンドルのカバー装置 Pending JPH0556780U (ja)

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JP96092U JPH0556780U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 バーハンドルのカバー装置

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JPH0556780U true JPH0556780U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11488225

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JP96092U Pending JPH0556780U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 バーハンドルのカバー装置

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JP (1) JPH0556780U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074078A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha ハンドル部品取付具およびハンドル部品取付構造
JP2016013778A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 川崎重工業株式会社 ナックルガードの取付構造

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