WO2004074078A1 - ハンドル部品取付具およびハンドル部品取付構造 - Google Patents

Abstract

ハンドルバー（７）に備えられたブラケット（５１）にハンドルカバーリア（２５）の所定の位置に配置された結合部（３１）が結合される。次に前記ハンドルバー（７）の外周面に係合する係合部（１５）と、前記係合部（１５）の内側に配置され前記ハンドルバー（７）の外周面に当接する突出した当接部（２１）と、前記ハンドルカバーリア（２５）に取り付く複数の取付部（１７、１９）とを備えたハンドル部品取付具（９）の前記当接部（２１）が前記ハンドルバー（７）の外周面に当接する。そして、前記取付部（１７、１９）にはハンドルカバーリア（２５）がスイッチパネル（３３）に挟み込まれるように取り付けられ、前記ハンドルカバーリア（２５）にハンドルカバーフロント（３９）が取り付け力の協働により一体的に結合する。

Description

明 細 書 ハン ドル部品取付具およびハン ドル部品取付構造 技術分野

本発明は、 ハン ドル部品取付具およびハ ン ドル部品取付構 造に係 り 、 さ ら に詳細には、 ハ ン ドル力パー、 スィ ッ チパネ ル等のハン ドル部品を二輪車のハン ドルパーへ取 り 付けるた めのハン ドル部品取付具およびハン ドル部品取付構造に関す る。

背景技術 .

従来、 二輪車のハン ドルパーに取 り 付け られるハン ドル部 品は、 例えばモール ドの射出成形等によ り製造されるので成 形が可能なよ う に複数の部品に分割され製造される。 すなわ ち、 フ ロ ン ト側か らノヽン ドルパーを覆うノヽ ン ドル力パ一フ 口 ン ト 、 リ ア側か らハ ン ドルバ一を覆う ハン ドル力パー リ ア、 スィ ッチパネル等に分割される。

これら のハ ン ドル部品はハン ドルパ一へハン ドル部品取付 具等によ り 取 り付け られていた。 例えば、 ハン ドルカバ一 リ ァはスィ ッ チパネルに挟まれてハン ドル部品取付具によ り ハ ン ドルパーに固定される。 こ こで、 前記ハン ドル部品取付具 の係合部と前記ハン ドルパーと は面によ り 接触している。 そ の後、 ハン ドル力パーフ ロ ン ト をハン ドルカバー リ アに締結 具によ り取 り 付ける （特開 2 0 0 2 — 2 1 1 4 6 2 号公報参 照） 。

このよ う な従来の二輪車のハ ン ドルパーへの、 ハ ン ドル部 品 （ハン ドル力パーフロン ト、 ハン ドルカバ一リア、 スィ ッ チパネル等） の取り付けには以下のような問題があった。

一般にハン ドルバ一製品の寸法精度は、 ハン ドル部品の寸 法精度に比べて低い。 このため、 ハン ドルバ一とハン ドル部 品に寸法上の誤差があった場合、 ハン ドル部品取付具とハン ドルパーとの接触部分が面である とハン ドルバーに倣ってハ ン ドルカバーリ アが変形してしまう。

この結果、 例えばスィ ッチパネルの取付用の爪がハン ドル カバーリ アの取付部とずれる という 問題があっ た。 また、 ハ ン ドルカバーフロン トを変形したハン ドル力パーリ アにポル ト等の締結具によ り固定する際、 ハン ドルカバーフロ ン ト に 設けられているボル ト揷入孔と、 ハン ドル力パーリ アに設け られているメネジ部との位置がずれる ことがある。

すなわち、 精度の基準をハン ドル部品に合わせる必要があ るという課題がある。 発明の開示

本発明は、 前述のごとき事情に鑑みてなされたもので、 本発明の第 1 のアスペク トの取付具は、 二輪車のハン ドル バ一にハン ドル部品を取り付けるために使用される取付具 であって、 八ン ドルバーの外周面に係合するための係合部 と、 上記係合部の内面に配置され、 ハン ドルバーの外周面 に接する、 突出した当接部と、 ハン ドル部品に直接または 間接的に取り付けられる複数の取付部と、 を有する こ とを 特徴とする。

これによ り 、 上記当接部がハン ドルパ一へ少ない面積で接 触して、 こ の接触部分を基点に八ン ドル部品取付具は傾く の でハン ドルパーと、 ハン ドル部品の寸法誤差を吸収する こ と ができる。 この結果、 ハン ドル部品を変形させる こ となく ハ ン ドルバーへ取り付ける ことができる。

好適実施例においては、 前記当接部はリ ブ形状としても良 い。 これによ り 、 ノ、ン ドルパーの曲面と、 リ ブ形状の曲面と が点接触 （実際には微小な面積） で接触できる。

前記係合部と前記取付部との接続部付近には、 補強を行う ための補強リ ブが成形されるよう にしても良い。 これによ り、 ハン ドル部品取付具の負荷のかかる部分の強度を向上させる ことができる。

前記係合部は金型成形加工によ り形成しても良い。 これに よ り、 ハン ドル部品取付具は、 加工が容易にできる。 例えば、 二輪車のハン ドルバ一の傾きを変える際 （例えば、 ハン ドル バーの傾きが異なる機種の製造の際） にハン ドル部品に変更 を加えなく とも、 前記ハン ドル部品取付具を変更するこ とで 適正にハン ドル部品をハン ドルバーへ取り付け ¾ こ とができ る。

本発明の第 2 のァスぺク トの二輪車用ハン ドル部品取付 構造は、 ノ、ン ドルパーと、 ハン ドルバ一に取り付けられる ハン ドル部品と、 上記ハン ドルパーの外周面に係合するた めの係合部と、 上記係合部の内面に配置され、 ハン ドルパ —の外周面に接する、 突出した当接部と、 ハン ドル部品に 取り付けられる複数の取付部とを有する取付具と、 を有し、 ノヽン ドル部品は、 上記ハン ドルパ一のリ ア側からハン ドル パーに取り付けられる リ アハン ドルカバーと、 上記ハン ド 2004/001164

4 ルバ一のフロン ト側からハン ドルバ一に取り付けられるフ ロン トハン ドルカバーを有し、 上記リ アハン ドルカバ一は 取付具の取付部に取り付けられ、 ハン ドルパ一にはブラケ ッ トが装備される一方、 リ アハン ドルカバーには所定位置 に結合部が設けられ、 上記ブラケッ トは該結合部に取り付 けられ、 リ アハン ドル力パーにフロン トハン ドル力バ一が 取り付けられる ことを特徵とする。 '， これによ り 、 八ン ドルカバーリ ア、 及びハン ドルカバ一フ ロン トを変形させる こ となく ハン ドルバーへ適正に取り付け る ことができる。

本発明の第 3 のァスぺク 卜の二輪車用ハン ドル部品取付 構造は、 ハン ドルパーと、 ノヽン ドルバーに取り付けられる ハン ドル部品と、 上記ハン ドルパーの外周面に係合するた めの係合部と、 上記係合部の内面に配置され、 ハン ドルバ 一の外周面に接する、 突出した当接部と、 ハン ドル部品に 取り付けられる複数の取付部とを有する取付具と、 を有し、 八ン ドル部品は、 上記ハン ドルパ一のリ ア側からハン ドル パーに取り付けられる リアハン ドルカバーと、 上記ハン ド ルバ一のフロン ト側からハン ドルバ一に取り付けられるフ ロン トハン ドル力パーと、 スィ ッチパネルとを有し、 上記 リ アハン ドルカパーは上記スィ ッチパネルと共締めによ り 、 取付具の取付部に取り付けられ、 八ン ドルバ一にはブラケ ッ トが装備される一方、 リ アハン ドル力パーには所定位置 に結合部が設けられ、 上記ブラケッ トは該結合部に取り付 けられ、 リ ア八ン ドルカバーにフロン トハン ドル力パ一が 取り付けられる こ とを特徴とする。 4

これによ り 、 ハン ドルカバ一リ ア、 ハン ドルカバーフロ ン ト、 及びスィ ッチパネルを変形させる ことなくハン ドルパー へ適正に取り付ける こ とができる。 図面の簡単な説明

図 1 は、 二輪車の概略を示す概略図である。

図 2 は、 ハン ドルパーへの八ン ドル部品の取付構造を説明 する分解斜視図である。

図 3 は、 ハン ドルバーへのハン ドル部品の取付構造を説明 する説明図である。

図 4 は、 ハン ドル部品取付具を説明する説明図である。 図 5 は ハン ドル部品取付具を説明する説明図である。 図 6 は ハン ドル部品取付具のリ ブを説明する説明図であ る。

図 7 は ハン ドル部品取付具の補強リ ブを説明する説明 である。 発明を実施するための最良の形態

本発明の実施の形態を、 図面を参照して説明する。

図 1 に本発明の実施の形態に係る二輪車の概略を示す。 す なわち、 二輪車 1 は駆動エンジン、 車輪、 運転席等を備える 本体と、 操縦部 3 とを備えている。

図 2 は操縦部 3 に備えられるハン ドルバー 7 にハン ドル部 品 （例えばハン ドルカバーリ ア 2 5 、 ノ、ン ドルカバーフロ ン ト 3 9 、 スィ ッチパネル 3 3 ) を取り付ける方法及び構造を 示す。 PC蘭 004/001164

6 なお、 ハン ドル部品のハン ドルバ一 7への取付順序として ハン ドルカバーリ ア 2 5 、 スィ ッチパネル 3 3 をハン ドル部 品取付具 9 によ りハン ドルパー 7 へ取り付けた後、 ハン ドル 力パーリ ア 2 5 の結合部 3 1 をハン ドルバー 7 のブラケッ ト 5 1 へ取り付ける。 その後、 ゾ、ン ドルカバ一リ ア 2 5 にハン ドルカバーフロ ン ト 3 9 を取り付ける第 1 の方法が考えられ る。 .

また、 ハンドルカバ一リ ア 2 5 の結合部 3 1 をハン ドルバ 一 7 のブラケッ ト 5 1 へ取り付けた後、 ハン ドルカバーリ ア 2 5 、 スィ ッチパネル 3 3 をハン ドル部品取付具 9 によ りハ ン ドルバー 7へ取り付ける。 その後、 ノヽン ドルカバーリ ア 2 5 にハン ドルカバ一フロ ン ト 3 9 を取り付ける第 2 の方法等 いろいろ考えられるが、 本例では第 2 の方法の場合を想定し て説明する。

また、 本例ではスィ ッチパネル 3 3 に挟まれてハン ドル力 バーリ ア 2 5 がハン ドルバ一 7 へ取り付けられるが、 ノ、ン ド ルカバ一リ ア 2 5 を直接ハン ドル部品取付具 9 へ取り付ける 構造等も本発明の技術的範囲内である。 すなわち、 本発明は ハン ドル部品を変形させないで （換言すればハン ドル部品の 寸法精度を基準にする） ハン ドルバー 7 へ取り 付けるための 技術を本質としているものである。

前記ハン ドルバ一 7 (このハン ドルバ一 7 にはハン ドルグ リ ップ 5 、 レバー 5 5等が取り付けられている） に備えられ たブラケッ ト 5 1 と、 ハン ドルカバーリ ア 2 5 の所定の位置 に配置された結合部 3 1 とが締結具 4 9 によ り取り付く。 こ れによ り 、 八ン ドルパ一 7 と、 ノヽン ドルカバー リ ア 2 5 との 2004/001164

7 位置を確実に決め固定する こ とができる。 そして、 八ン ドル 部品取付具 9 によ りハン ドルカバーリ ア 2 5 をスィ ッチパネ ル 3 3 に挟み込むよう にハン ドルカバー 7 に間接的に取り付 け固定する。

前記ハン ドル部品取付具 9 は、 前記八ン ドルバー 7 の外周 面に係合する係合部 1 5 と、 前記係合部 1 5 の内側に配置さ れ前記ハン ドルバー 7 の外周面に少ない面積で当接する突出 した当接部 2 1 と、 前記ハン ドルカバ.一リ ア 2 5 に直接又は 間接的 （例えばスィ ッチパネル 3 3 に挾まれる こ とによ り取 付く 場合） に取り付く適数の取付部 （本例では取付部 1 1， 1 3 ) とを備えている。

こ こで、前記当接部 2 1 がハン ドルバー 7 に少ない面積（い わゆる点接触） で当接する。 このため、 前記ハン ドルバー 7 の寸法精度が低く ても適正な強度で正確に、 ハン ドルカバー リ ア 2 5 を変形させる こ となく 前記ハン ドルバー 7 に取り付 ける ことができる。

換言すれば、 ハン ドル部品取付具 9 を大きな面積でハン ド ルパー 7 に接触させる とハン ドルバ一 7 の形状に完全に倣つ てハン ドル部品が取り付く 。 しかし、 例えば、 八ン ドル部 α 取付具 9 の当接部 2 1 によ り少ない面積 （点接触） で八ン ド ルバ一 7 に当接している場合、 ハン ドル部品取付具 9 自体が 八ン ドルバ一 7 の寸法誤差に倣って傾く （接触点を基準に） ためハン ドル部品に変形が生じない。

上述のこ とから、 前記当接部 2 1 を前記ハン ドルバー 7 の 外周面に少ない面積で当接させる。 その後、 上述のよう に前 記取付部 1 1 , 1 3 にハン ドルカバーリ ア 2 5 がスィ ッチパ ネル 3 3 に挟み込まれるよう に取り付けられる。

すなわち、 締結具 4 5 が取付部 1 1 に備わる貫通孔 1 7及 びハン ドルカバーリ ア 2 5 に備わる貫通孔 2 7 を通ってスィ ツチパネル 3 3 の雌ネジ部 3 5 に締結される。 また、 締結具 4 7 が取付部 1 3 に備わる貫通孔 1 9及びハン ドルカバーリ ァ 2 5 の溝を通ってスィ ッチパネル 3 3 の雌ネジ部 3 7 に締 結される。

続いて、 前記ハン ドルカバーリ ア 2 5 にハン ドルカバーフ ロン ト 3 9 が取り付けられる。 すなわち、 締結具 4 3 がハン ドルカバーフロン ト 3 9 に配置された貫通孔 4 1 を通って八 ン ドルカバ一リ ア 2 5 に配置された雌ネジ部 2 9 に締結され る。 なお、 レバー 5 5 は空間部 5 3 に通される。

上述のよう にハン ドル部品 （ハン ドルカバーフロ ン ト 3 9 、 ハン ドルカバ一リ ア 2 5 、 スィ ッチパネル 3 3 ) はハン ドル 部品取付具 9 によ りハン ドルバー 7へ一体的に結合する。 ま た、 係合部 1 5 と取付部 1 3 との接続部付近に配置された補 強リ ブ 2 3 によ りハン ドル部品 9 の補強を行っている。

図 3 は上述のハン ドルカバーの取付構造を断面的に示して いる。 すなわち、 ハン ドル部品取付具 9 によ り スィ ッチパネ ル 3 3 、 ハン ドル力パーリ ア 2 5 がハン ドルバー 7 に取り付 けられている。 そして、 前記ハン ドルカバーリ ア 2 5 にはハ ン ドルカバ一フロ ン ト 3 9 が取付けられている。 当接部 2 1 で少ない面積によ りハン ドルカバーリ ア 2 5 、 スィ ッチパネ ル 3 3 、 ハン ドル力パーフ ロ ン ト 3 9 を支えているのが分か る 。

こ こで、 ノヽン ドルバー 7 と前記ハン ドルカバーリ ア 2 5 、 スィ ッチパネル 3 3等は空間部 5 7 によ りハン ドルパ一 7 に はハン ドル部品を支持している部分以外非接触になるよう に 設計されている。 これによ り、 ハン ドルバー 7 にハン ドル部 品を固定した際、 ハン ドル部品の変形が無く な り 、 上記の少 ない面積による接触 （いわゆる点接触） による効果を確実に している。

図 4 はハン ドル部品取付具 9 を取付方向か らみた正面図 (図 3 において矢印 A R方向から見た図） である。 図 5 はハ ン ドル部品取付具 9 の側面図 （図 3 において同一方向から見 た図） である。 上述したよう に、 前記ハン ドル部品取付具 9 は、 前記ハン ドルバー 7 の外周面に係合する係合部 1 5 と、 前記係合部 1 5 の内側に配置され前記八ン ドルバー 7 の外周 面に小さい面積で当接する突出した当接部 2 1 と、 ハン ドル 部品 （ハン ドルカバ一、 スィ ッチパネル等） に直接又は間接 的に取り付く適数の取付部 1 1 , 1 3 とを備えている。 そし て、 前記取付部 1 1 , 1 3 には締結具が挿入される貫通孔 1 7 , 1 9がそれぞれ設けられている。 また、 係合部 1 5 と取 付部 1 3 との接続付近には補強リ ブ 2 3が配置されている。

こ こで、 ハン ドルパー 7 の軸心 7 aは水平 H (二輪車を運 転する際の通常の水平の地面と平行である と想定している） に対して A N Gの角度分傾斜していると仮定する。

ハン ドル部品取付具 9 を上述の傾斜したハン ドルバ一 7 に 取り付けた際、 前記ハン ドル部品取付具 9 の長手方向 9 aが 前記水平 Hに対して、 例えば垂直 Vに取り付けられるよう に 前記係合部 1 5 を傾斜させ加工する （すなわち A N Gの角度 傾斜させる） 。 これによ り、 例えば、 二輪車のハン ドルバ一 7 の機種によ り前記ハン ドルバー 7 の傾斜の角度（ A N G )が異なる場合、 前記係合部 1 5 の傾斜を変えるのみでハン ドル部品取付具 9 の長手方向 9 aが水平 Hに対して垂直 Vに取り付ける こ とが できる。 このため、 ハン ドル部品 （ハン ドルカバ—リ ア 2 5 、 スィ ッチパネル 3 3 、 ゾ、ン ドルカパーフロ ン ト 3 9等） の設 計変更を行わなく とも適正な位置へ取り付ける こ とができる (前記ハン ドル部品の変更には工数が多く かかる） 。

ハンドル部品取付具 9 の製造方法の 1 例を説明する。 例え ば金属の前記ハン ドル部品取付具 9 は外形の加工 （金型によ る ト リ ミ ング、 レーザ加工等） を行い前記係合部 2 5 を凹曲 面 （図 5参照） になるよう に金型で成形加工する。 これによ り、 成形加工用のパンチ金型、 ダイ金型を変更するのみで目 的のハン ドル部品取付具 9 を容易に製造できる。

図 6 を参照する。 図 4 において断面 A— Aの形状を示す。 前記当接部 2 1 は円弧形状 2 1 a の リ ブである。 これによ り 八ン ドルパー 7 と少ない面積で当接 （いわゆる点接触） する ことができる。

図 7 を参照する。 図 4 において断面 B — Bの形状を示す。 前記係合部 1 5 と前記取付部 1 3 との接続部付近に、 補強を 行うための補強リ ブを円弧状 2 3 a に形成している。 これに よ り特に力のかかる接続部付近の強度が向上する。

なお、 本発明は、 上述した実施の態様の例に限定される こ となく 、 適宜の変更を加える こ とによ り、 その他の態様で実 施できるものである。 04 001164

' 産業上の利用可能性

上述の如く本発明によれば、 ハン ドル部品取付具の係合部 に配置された突出した当接部によ りハン ドル部品をハン ドル バーに固定し支える ことが可能になる。 このため、 ノ、ン ドル パーと、 ハン ドル部品とに寸法の誤差がある場合でも前記当 接部により前記ハン ドル部品取付具がハン ドルバ一の誤差に 倣って傾くため誤差を吸収する。 そして、 ハン ドル部品を変 形させないでハン ドルパーへ取り付ける こ とができる とい う 効果がある。

また、 前記当接部をリ ブ形状とすれば、 いわゆる点接触 （実 際には小さい面積での接触である） が可能にな り どの方向に 対しても誤差を吸収できるという効果がある。

また、 補強リ ブを設ける ことによ り、 ハン ドル部品取付具 の特に力のかかる部分の補強ができるという効果がある。

また、 ハン ドル部品取付具は、 製造が容易にできる。 例え ば、 二輪車のハン ドルパーの傾きを変える際 （例えば、 ハン ドルバ一の傾きが異なる機種の製造の際） にハン ドル部品に 変更を加えなく と も、 前記ハン ドル部品取付具を変更する こ とで適正にハン ドル部品をハン ドルバーへ取り付ける ことが できる。

また、 ノヽン ドルカバ一リ ア、 及びハン ドル力パーフロ ン ト を変形させる こ となくハン ドルバーへ適正に取り付ける こ と ができる。

また、 ノ、ン ドルカバーリ ア、 ノヽン ドルカバ一フロ ン 卜、 及 びスィ ッチパネルを変形させる ことなくハン ドルバーへ適正 に取り付ける ことができる。

Claims

a* 求 の 範

1 . 二輪車のハン ドルパーにハン ドル部品を取り付けるた めに使用される取付具であって、

ハン ドルパーの外周面に係合するための係合部と、 上記係合部の内面に配置され、ハン ドルバーの外周面 に接する、 突出した当接部と、

ハン ドル部品に直接または間接的に取り付けられる 複数の取付部と、 を有する こ とを特徴とするハン ドル部品 取付具。

2 . 前記当接部はリ ブ形状であるこ とを特徴とする請求項 1 記載の八ン ドル部品取付具。

3 . 前記係合部と前記取付部との接続部付近には、 補強を行 うための補強リ ブが成形されている こ とを特徴とする請求項 1 又は 2記載のハン ドル部品取付具。

4 . 前記係合部は金型成形加工によ り形成されている ことを 特徴とする請求項 1 、 2又は 3記寧のハン ドル部品取付具。

5 . 二輪車用ハン ドル部品取付構造であって、

Λン ドルバーと、

八ン ドルパ一に取り付けられるハン ドル部品と、 上記ハン ドルパーの外周面に係合するための係合部 と、 上記係合部の内面に配置され、 ハン ドルパーの外周面 に接する、 突出した当接部と、 八ン ドル部品に取り付けら れる複数の取付部とを有する取付具と、 を有し、

ハン ドル部品は、上記ハン ドルバ一のリ ア側か らハン ドルバーに取り付けられる リ アハン ドルカバーと、 上記ハ 3 ン ドルパーのフロン ト側からハン ドルバ一に取り付けられ るフロン トハン ドルカバーを有し、

上記リ ア八ン ドルカパーは取付具の取付部に取り付 けられ、

ハン ドルバーにはブラケッ トが装備される一方、リ ア 八ン ドルカバ一には所定位置に結合部が設けられ、 上記ブ ラケッ トは該結合部に取り付けられ、

リ ア八ン ドルカバーにフロン トハン ドル力パ一が取 り付けられる こ とを特徴とする二輪車用ハン ドル部品取付 構造。

6 . 二輪車用ハン ドル部品取付構造であって、

ノ、ン ドルバーと、

八ン ドルバ一に取り付けられるハン ドル部品と、 上記ハン ドルパーの外周面に係合するための係合部 と、 上記係合部の内面に配置され、 ハン ドルバーの外周面 に接する、 突出した当接部と、 ハン ドル部品に取り付けら れる複数の取付部とを有する取付具と、 を有し、

八ン ドル部品は、上記ハン ドルバ一のリ ア側からハン ドルバーに取り付けられる リ アハン ドル力パーと、 上記ハ ン ドルバーのフロン ト側からゾヽン ドルバ一に取り付けられ るフロ ン 卜ハン ドル力パーと、 スィ ッチパネルとを有し、 上記リ アハン ドルカバーは上記スィ ツチパネルと共 締めによ り 、 取付具の取付部に取り付けられ、

ノ、ン ドルバーにはブラケッ トが装備される一方、リ ア ハン ドルカバーには所定位置に結合部が設けられ、 上記ブ ラケッ トは該結合部に取り付けられ、 リ アハン ドルカバ一にフ ロ ン トノ、ン ドル力ノ 一が取 り 付け られる こ とを特徴とする二輪車用ハン ドル部品取付構造。