JPH09144719A - ケーブル止め具 - Google Patents
ケーブル止め具Info
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- JPH09144719A JPH09144719A JP7307415A JP30741595A JPH09144719A JP H09144719 A JPH09144719 A JP H09144719A JP 7307415 A JP7307415 A JP 7307415A JP 30741595 A JP30741595 A JP 30741595A JP H09144719 A JPH09144719 A JP H09144719A
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- cable
- locking piece
- square
- rectangular
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ワンタッチでケーブルを挟持して固定可能な構
造のケーブル止め具とする。 【解決手段】円形断面を有するケーブルを挟持して固定
するため、平板金属材料を折曲形成して一体的に構成し
たケーブル止め具であって、その中央に方形折曲部１１
を設け、この方形折曲部にそれぞれ連設してケーブルを
挟持する一対の円弧状部１３を設け、この円弧状部１３
に連設する外側に折曲させた方形片部に第１係止片１６
と第２係止片１８を形成し、第１係止片１６に形成した
突起部１７が第２係止片１８に形成した開口部に嵌合す
ることにより第１係止片１６と第２係止片１８の係止状
態を維持する。
造のケーブル止め具とする。 【解決手段】円形断面を有するケーブルを挟持して固定
するため、平板金属材料を折曲形成して一体的に構成し
たケーブル止め具であって、その中央に方形折曲部１１
を設け、この方形折曲部にそれぞれ連設してケーブルを
挟持する一対の円弧状部１３を設け、この円弧状部１３
に連設する外側に折曲させた方形片部に第１係止片１６
と第２係止片１８を形成し、第１係止片１６に形成した
突起部１７が第２係止片１８に形成した開口部に嵌合す
ることにより第１係止片１６と第２係止片１８の係止状
態を維持する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、マイクロ波通信施
設等に使用される高周波同軸ケーブルを固定するための
ケーブル止め具に係り、特に、ワンタッチでケーブルを
装着固定可能な構造を有するケーブル止め具に関する。
設等に使用される高周波同軸ケーブルを固定するための
ケーブル止め具に係り、特に、ワンタッチでケーブルを
装着固定可能な構造を有するケーブル止め具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来使用されているケーブル止め具９０
としては、例えば図１０に示すように、平板金属材料を
折曲形成して一体的に構成したものが使用されている。
このケーブル止め具は、その中央部に方形折曲部９１を
形成し、この方形折曲部９１には外側に凸状となるよう
に互に対向する一対の円弧状部９２，９２がそれぞれ連
設されている。そして、この円弧状部９２の端部側に
は、外側に折曲させた方形片部９３，９３がそれぞれ連
設され、各方形片部９３には孔部９４が穿孔されてい
る。また、前記方形折曲部９１の水平面部９１ａには、
ケーブルを敷設する際にケーブル止め具９０を敷設箇所
に固定するための固定孔９５が形成されている。
としては、例えば図１０に示すように、平板金属材料を
折曲形成して一体的に構成したものが使用されている。
このケーブル止め具は、その中央部に方形折曲部９１を
形成し、この方形折曲部９１には外側に凸状となるよう
に互に対向する一対の円弧状部９２，９２がそれぞれ連
設されている。そして、この円弧状部９２の端部側に
は、外側に折曲させた方形片部９３，９３がそれぞれ連
設され、各方形片部９３には孔部９４が穿孔されてい
る。また、前記方形折曲部９１の水平面部９１ａには、
ケーブルを敷設する際にケーブル止め具９０を敷設箇所
に固定するための固定孔９５が形成されている。
【０００３】次に、上記ケーブル止め具に使用方法につ
いて説明する。ケーブルの敷設箇所（被固定部材）に複
数のケーブル止め具９０を所定の間隔で配置し、方形折
曲部９１の水平面部９１ａの固定孔９５にネジ１００を
挿入し、被固定部材１０１にネジ先端部を螺着させてケ
ーブル止め具９０を固定する。円形断面を有するケーブ
ル１０２をケーブル止め具９０の円弧状部９２で挟まれ
るように配置し、各方形片部９３の孔部９４を貫通する
ように一方の方形片部の外側よりネジ山が形成されたボ
ルト１０３を挿入し、他方の方形片部の外側にワッシャ
ー１０４を介して方形状ナット１０５を装着し、方形片
部９３の端部に設けた係止片９６で回転が規制された方
形状ナット１０５に対してボルト１０３を螺着させるこ
とにより、ケーブル止め具９０の円弧状部９２でケーブ
ル側面を挟持してケーブル１０２を確実に固定する。
いて説明する。ケーブルの敷設箇所（被固定部材）に複
数のケーブル止め具９０を所定の間隔で配置し、方形折
曲部９１の水平面部９１ａの固定孔９５にネジ１００を
挿入し、被固定部材１０１にネジ先端部を螺着させてケ
ーブル止め具９０を固定する。円形断面を有するケーブ
ル１０２をケーブル止め具９０の円弧状部９２で挟まれ
るように配置し、各方形片部９３の孔部９４を貫通する
ように一方の方形片部の外側よりネジ山が形成されたボ
ルト１０３を挿入し、他方の方形片部の外側にワッシャ
ー１０４を介して方形状ナット１０５を装着し、方形片
部９３の端部に設けた係止片９６で回転が規制された方
形状ナット１０５に対してボルト１０３を螺着させるこ
とにより、ケーブル止め具９０の円弧状部９２でケーブ
ル側面を挟持してケーブル１０２を確実に固定する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構造
のケーブル止め具によると、ケーブル１０２を挟持して
固定する際にボルト１０３及び方形状ナット１０５で絞
めつけて方形片部９３，９３を固定する必要があり、作
業に手間がかかり面倒であるという問題があった。ま
た、通常、ケーブルの敷設には多数のケーブル止め具を
用いるため、全てのケーブル止め具について上述の絞め
つけ作業を行なうと、敷設作業に時間がかかるという問
題があった。更に、敷設されているケーブルを外す場合
についても、各ケーブル止め具のボルト１０３を緩める
作業を行なわなければならず、ケーブルの撤去作業に時
間がかかるという問題があった。
のケーブル止め具によると、ケーブル１０２を挟持して
固定する際にボルト１０３及び方形状ナット１０５で絞
めつけて方形片部９３，９３を固定する必要があり、作
業に手間がかかり面倒であるという問題があった。ま
た、通常、ケーブルの敷設には多数のケーブル止め具を
用いるため、全てのケーブル止め具について上述の絞め
つけ作業を行なうと、敷設作業に時間がかかるという問
題があった。更に、敷設されているケーブルを外す場合
についても、各ケーブル止め具のボルト１０３を緩める
作業を行なわなければならず、ケーブルの撤去作業に時
間がかかるという問題があった。
【０００５】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、ワンタッチでケーブルを挟持して固定可能な構造を
有するケーブル止め具を提供することを目的としてい
る。
で、ワンタッチでケーブルを挟持して固定可能な構造を
有するケーブル止め具を提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項１の発明は、円形断面を有するケーブルを挟持し
て固定するため、平板金属材料を折曲形成して一体的に
構成したケーブル止め具であって、次の構成を含む。前
記ケーブル止め具の中央に位置する方形折曲部を設け
る。この方形折曲部にそれぞれ連設し外側に凸状となる
ように互に対向する一対の円弧状部を設ける。この円弧
状部にそれぞれ連設するようそれぞれ外側に折曲させた
方形片部を設ける。一方の方形片部に前記方形片部より
幅狭の方形片を内側に折曲させて連設し、この方形片の
連設方向に沿った側部に突起部を形成して成る第１係止
片を設ける。他方の方形片部に方形片を内側に折曲させ
て連設し、この方形片に前記突起部が嵌合する開口部を
形成して成る第２係止片を設ける。
請求項１の発明は、円形断面を有するケーブルを挟持し
て固定するため、平板金属材料を折曲形成して一体的に
構成したケーブル止め具であって、次の構成を含む。前
記ケーブル止め具の中央に位置する方形折曲部を設け
る。この方形折曲部にそれぞれ連設し外側に凸状となる
ように互に対向する一対の円弧状部を設ける。この円弧
状部にそれぞれ連設するようそれぞれ外側に折曲させた
方形片部を設ける。一方の方形片部に前記方形片部より
幅狭の方形片を内側に折曲させて連設し、この方形片の
連設方向に沿った側部に突起部を形成して成る第１係止
片を設ける。他方の方形片部に方形片を内側に折曲させ
て連設し、この方形片に前記突起部が嵌合する開口部を
形成して成る第２係止片を設ける。
【０００７】請求項２は、請求項１のケーブル止め具に
おいて、方形折曲部と円弧状部との間に、方形折曲部に
対して内側に折曲される傾斜部を介在させたことを特徴
としている。
おいて、方形折曲部と円弧状部との間に、方形折曲部に
対して内側に折曲される傾斜部を介在させたことを特徴
としている。
【０００８】請求項３は、請求項１又は請求項２のケー
ブル止め具において、突起部は第１係止片に延設された
延設片を外側に折曲して形成し、第１係止片の端部側を
内側方向へ折曲させ、第２係止片の端部側を外側方向へ
折曲させたことを特徴としている。
ブル止め具において、突起部は第１係止片に延設された
延設片を外側に折曲して形成し、第１係止片の端部側を
内側方向へ折曲させ、第２係止片の端部側を外側方向へ
折曲させたことを特徴としている。
【０００９】請求項４は、請求項３のケーブル止め具に
おいて、突起部は、第２係止片側に緩やかな斜辺を有す
る三角形状としたことを特徴としている。
おいて、突起部は、第２係止片側に緩やかな斜辺を有す
る三角形状としたことを特徴としている。
【００１０】上記構造のケーブル止め具によれば、第１
係止片の突起部を第２係止片の開口部に嵌合させること
により第１係止片と第２係止片とが固定され、円弧状部
間でケーブルを挟持固定することができる。
係止片の突起部を第２係止片の開口部に嵌合させること
により第１係止片と第２係止片とが固定され、円弧状部
間でケーブルを挟持固定することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明によるケーブル止め具の形
態の一例について、図面を参照しながら説明する。図１
はケーブル止め具の斜視説明図、図２は正面説明図、図
３は側面説明図、図４（ａ）は第２係止片部分の正面説
明図、（ｂ）は第１係止片部分の正面説明図である。
態の一例について、図面を参照しながら説明する。図１
はケーブル止め具の斜視説明図、図２は正面説明図、図
３は側面説明図、図４（ａ）は第２係止片部分の正面説
明図、（ｂ）は第１係止片部分の正面説明図である。
【００１２】ケーブル止め具１０は、円形断面を有する
ケーブル１０２を挟持して固定するため、平板金属材料
を折曲形成して一体的に構成されている。ケーブル止め
具１０の中央頂部には、断面がコ字型の方形折曲部１１
が形成され、この方形折曲部１１の水平面部１１ａには
ケーブル止め具９０を敷設箇所に固定するための固定孔
部１２が穿孔されている。この方形折曲部１１の両端側
には、外側に対して凸状となるように互に対向する一対
の円弧状部１３，１３がそれぞれ連設されている。各円
弧状部１３には、プレス加工によって内側に凸状となる
円形突起部１４が、円弧状部１３の中心に対して上方位
置及び下方位置に形成されている。この円形突起部１４
は、円弧状部１３で挟まれたケーブルのずれを防止する
ためのものである。
ケーブル１０２を挟持して固定するため、平板金属材料
を折曲形成して一体的に構成されている。ケーブル止め
具１０の中央頂部には、断面がコ字型の方形折曲部１１
が形成され、この方形折曲部１１の水平面部１１ａには
ケーブル止め具９０を敷設箇所に固定するための固定孔
部１２が穿孔されている。この方形折曲部１１の両端側
には、外側に対して凸状となるように互に対向する一対
の円弧状部１３，１３がそれぞれ連設されている。各円
弧状部１３には、プレス加工によって内側に凸状となる
円形突起部１４が、円弧状部１３の中心に対して上方位
置及び下方位置に形成されている。この円形突起部１４
は、円弧状部１３で挟まれたケーブルのずれを防止する
ためのものである。
【００１３】各円弧状部１３には、それぞれ外側に折曲
させた方形片部１５ａ，１５ｂが連設されている。ま
た、一方の方形片部１５ａには、前記方形片部１５ａよ
り幅狭の方形片１６が内側に折曲させて連設され、この
方形片１６の連設方向に沿った側部に突起部１７を形成
して第１係止片を構成している。他方の方形片部１５ｂ
には、方形片１８が内側に折曲させて連設され、この方
形片１８に前記突起部１７が嵌合する開口部１９を形成
して第２係止片を構成している。
させた方形片部１５ａ，１５ｂが連設されている。ま
た、一方の方形片部１５ａには、前記方形片部１５ａよ
り幅狭の方形片１６が内側に折曲させて連設され、この
方形片１６の連設方向に沿った側部に突起部１７を形成
して第１係止片を構成している。他方の方形片部１５ｂ
には、方形片１８が内側に折曲させて連設され、この方
形片１８に前記突起部１７が嵌合する開口部１９を形成
して第２係止片を構成している。
【００１４】前記突起部１７は、第１係止片（方形片１
６）に延設された延設片を外側に折曲して形成されてい
る。また、第１係止片（方形片１６）の端部側は僅かに
内側方向へ折曲させて折曲部２０を形成するとともに、
第２係止片（方形片１８）の端部側は僅かに外側方向へ
折曲させて折曲部２１を形成している。前記開口部１９
は、長手方向が第１係止片（方形片１６）の幅より長
く、短手方向が突起部１７幅より長い長方形形状に形成
されている。
６）に延設された延設片を外側に折曲して形成されてい
る。また、第１係止片（方形片１６）の端部側は僅かに
内側方向へ折曲させて折曲部２０を形成するとともに、
第２係止片（方形片１８）の端部側は僅かに外側方向へ
折曲させて折曲部２１を形成している。前記開口部１９
は、長手方向が第１係止片（方形片１６）の幅より長
く、短手方向が突起部１７幅より長い長方形形状に形成
されている。
【００１５】また、前記突起部１７の形状は、図７に示
すように、第２係止片（方形片１８）側に緩やかな斜辺
を有する三角形状とし、斜辺の延長線が略第１係止片
（方形片１６）の端部の折曲部２０に略沿うように形成
されている。そして、突起部１７の頂角αは直角より小
さい角度に形成されている。
すように、第２係止片（方形片１８）側に緩やかな斜辺
を有する三角形状とし、斜辺の延長線が略第１係止片
（方形片１６）の端部の折曲部２０に略沿うように形成
されている。そして、突起部１７の頂角αは直角より小
さい角度に形成されている。
【００１６】上記構造のケーブル止め具１０によれば、
通常の状態（何等力を作用させない状態）においては、
図２に示すように、第１係止片（方形片１６）と第２係
止片（方形片１８）とが離れて位置し、両者を近づけよ
うすると、方形折曲部１１の作用により互に離れようと
する力が生じる。そして、この力に反して第１係止片
（方形片１６）と第２係止片（方形片１８）とを近づけ
ることにより、図５及び図６に示すように、第１係止片
の突起部１７を第２係止片の開口部１９に嵌合し、突起
部１７がストッパーとなって嵌合状態を維持することが
できる。
通常の状態（何等力を作用させない状態）においては、
図２に示すように、第１係止片（方形片１６）と第２係
止片（方形片１８）とが離れて位置し、両者を近づけよ
うすると、方形折曲部１１の作用により互に離れようと
する力が生じる。そして、この力に反して第１係止片
（方形片１６）と第２係止片（方形片１８）とを近づけ
ることにより、図５及び図６に示すように、第１係止片
の突起部１７を第２係止片の開口部１９に嵌合し、突起
部１７がストッパーとなって嵌合状態を維持することが
できる。
【００１７】次に、上記ケーブル止め具の使用方法につ
いて説明する。先ず、ケーブルの敷設箇所（被固定部
材）に複数のケーブル止め具１０を所定の間隔で配置
し、従来例と同様に、方形折曲部１１の水平面部１１ａ
の固定孔１２にネジ（図示せず）を挿入し、被固定部材
にネジ先端部を螺着させてケーブル止め具を固定する。
円形断面を有するケーブルをケーブル止め具１０の円弧
状部１３で挟まれるように配置し、第１係止片（方形片
１６）と第２係止片（方形片１８）とを近づけて第１係
止片の突起部１７を第２係止片の開口部１９に嵌合させ
ると、突起部１７がストッパーとなって嵌合状態を維持
するので、ワンタッチでケーブルをケーブル止め具１０
で固定することができる。
いて説明する。先ず、ケーブルの敷設箇所（被固定部
材）に複数のケーブル止め具１０を所定の間隔で配置
し、従来例と同様に、方形折曲部１１の水平面部１１ａ
の固定孔１２にネジ（図示せず）を挿入し、被固定部材
にネジ先端部を螺着させてケーブル止め具を固定する。
円形断面を有するケーブルをケーブル止め具１０の円弧
状部１３で挟まれるように配置し、第１係止片（方形片
１６）と第２係止片（方形片１８）とを近づけて第１係
止片の突起部１７を第２係止片の開口部１９に嵌合させ
ると、突起部１７がストッパーとなって嵌合状態を維持
するので、ワンタッチでケーブルをケーブル止め具１０
で固定することができる。
【００１８】また、第１係止片（方形片１６）の端部側
を内側方向へ折曲させて折曲部２０を形成し、第２係止
片（方形片１８）の端部側を外側方向へ折曲させて折曲
部２１を形成しているので、第１係止片と第２係止片と
を近づけるに際して、片同士が当ることがなく、第１係
止片の突起部１７が第２係止片の開口部１９に嵌合する
嵌合状態にすみやかに移行させることができる。
を内側方向へ折曲させて折曲部２０を形成し、第２係止
片（方形片１８）の端部側を外側方向へ折曲させて折曲
部２１を形成しているので、第１係止片と第２係止片と
を近づけるに際して、片同士が当ることがなく、第１係
止片の突起部１７が第２係止片の開口部１９に嵌合する
嵌合状態にすみやかに移行させることができる。
【００１９】更に、突起部１７の形状が、第２係止片側
に緩やかな斜辺を有する三角形状とし、この斜辺の延長
線が第１係止片の端部の折曲部２０に略沿って形成され
ているので、第２係止片の端部の形状とあいまって、前
記嵌合状態に移行する際に前記突起部１７の斜辺が第２
係止片の端部に沿って当接し、大きな力を加えることな
く突起部１７を開口部１９にはめこむことができる。
に緩やかな斜辺を有する三角形状とし、この斜辺の延長
線が第１係止片の端部の折曲部２０に略沿って形成され
ているので、第２係止片の端部の形状とあいまって、前
記嵌合状態に移行する際に前記突起部１７の斜辺が第２
係止片の端部に沿って当接し、大きな力を加えることな
く突起部１７を開口部１９にはめこむことができる。
【００２０】また、突起部１７の頂角αは直角より小さ
い角度に形成されているので（図７）、突起部１７の底
辺の角度βが９０度以下となり、嵌合状態において突起
部１７の頂部１７ａが第２係止片（方形片１８）を噛む
ように嵌合し（図６）、突起部１７が開口部１９から外
れることを防止して嵌合状態を確実に維持することがで
きる。
い角度に形成されているので（図７）、突起部１７の底
辺の角度βが９０度以下となり、嵌合状態において突起
部１７の頂部１７ａが第２係止片（方形片１８）を噛む
ように嵌合し（図６）、突起部１７が開口部１９から外
れることを防止して嵌合状態を確実に維持することがで
きる。
【００２１】ケーブル止め具１０からケーブルを外す場
合には、図８のように、マイナス型のドライバーＡの先
端を第１係止片（方形片１６）と折曲部２１の間に挿入
し、ドライバーＡの先端を支点として図８の矢印の方向
にドライバーＡを動かすことにより、第１係止片（方形
片１６）と第２係止片（方形片１８）とを、てこの原理
により容易に離反させることができ、第２係止片の開口
部から第１係止片の突起部が外れて円弧状部でケーブル
を挟んだ状態が解除され、ケーブルの脱着作業を容易に
行なうことができる。また、第２係止片（方形片１８）
に折曲部２１が形成されているので、第１係止片（方形
片１６）と折曲部２１の間にドライバーＡの先端を挿入
し易くしている。
合には、図８のように、マイナス型のドライバーＡの先
端を第１係止片（方形片１６）と折曲部２１の間に挿入
し、ドライバーＡの先端を支点として図８の矢印の方向
にドライバーＡを動かすことにより、第１係止片（方形
片１６）と第２係止片（方形片１８）とを、てこの原理
により容易に離反させることができ、第２係止片の開口
部から第１係止片の突起部が外れて円弧状部でケーブル
を挟んだ状態が解除され、ケーブルの脱着作業を容易に
行なうことができる。また、第２係止片（方形片１８）
に折曲部２１が形成されているので、第１係止片（方形
片１６）と折曲部２１の間にドライバーＡの先端を挿入
し易くしている。
【００２２】図９は本発明の実施の形態の他例を示すも
ので、図２の例と同様の構成をとる部分については同一
符号を付している。この例は、図２に比較して小さい径
のケーブルを固定するためのケーブル止め具であり、方
形折曲部１１に連続して内側に折曲される傾斜部８１を
設けた構成が異なる。傾斜部８１を設けることにより、
円弧状部１３で挟むケーブルの断面積を小さくすること
ができる。
ので、図２の例と同様の構成をとる部分については同一
符号を付している。この例は、図２に比較して小さい径
のケーブルを固定するためのケーブル止め具であり、方
形折曲部１１に連続して内側に折曲される傾斜部８１を
設けた構成が異なる。傾斜部８１を設けることにより、
円弧状部１３で挟むケーブルの断面積を小さくすること
ができる。
【００２３】上記各形態によれば、第２係止部（方形辺
１８）に形成される開口部１９を一つとしたが、各突起
部１７に対応して２個の開口部を設け、それぞれの開口
部に各突起部１７が嵌合する構成であってもよい。
１８）に形成される開口部１９を一つとしたが、各突起
部１７に対応して２個の開口部を設け、それぞれの開口
部に各突起部１７が嵌合する構成であってもよい。
【００２４】
【発明の効果】本発明のケーブル止め具によれば、第１
係止片の突起部を第２係止片の開口部に嵌合させるとい
うワンタッチ作業により、円弧状部でケーブルを挟んだ
状態で第１係止片と第２係止片とを固定しこの状態を維
持することができるので、簡単な作業でケーブルを挟持
固定することができる。また、第２係止片の開口部から
第１係止片の突起部を外すことにより、円弧状部でケー
ブルを挟んだ状態が解除され、ケーブルの脱着作業を容
易に行なうことができる。
係止片の突起部を第２係止片の開口部に嵌合させるとい
うワンタッチ作業により、円弧状部でケーブルを挟んだ
状態で第１係止片と第２係止片とを固定しこの状態を維
持することができるので、簡単な作業でケーブルを挟持
固定することができる。また、第２係止片の開口部から
第１係止片の突起部を外すことにより、円弧状部でケー
ブルを挟んだ状態が解除され、ケーブルの脱着作業を容
易に行なうことができる。
【図１】 本発明によるケーブル止め具の形態の一例の
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図２】 ケーブル止め具の正面説明図である。
【図３】 ケーブル止め具の側面説明図である。
【図４】 （ａ）はケーブル止め具の第２係止片部分の
正面説明図、（ｂ）は第１係止片部分の正面説明図であ
る。
正面説明図、（ｂ）は第１係止片部分の正面説明図であ
る。
【図５】 ケーブルを挟持固定する状態におけるケーブ
ル止め具の正面説明図である。
ル止め具の正面説明図である。
【図６】 ケーブルを挟持固定する状態におけるケーブ
ル止め具の平面説明図である。
ル止め具の平面説明図である。
【図７】 第１係止部の突起部の側面説明図である。
【図８】 第２係止部から第１係止部を外す作業を説明
するためのケーブル止め具の一部分の正面説明図であ
る。
するためのケーブル止め具の一部分の正面説明図であ
る。
【図９】 本発明によるケーブル止め具の形態の他例を
示す正面説明図である。
示す正面説明図である。
【図１０】従来のケーブル止め具を説明するもので、
（ａ）は正面説明図、（ｂ）は側面説明図、（ｃ）は底
面説明図である。
（ａ）は正面説明図、（ｂ）は側面説明図、（ｃ）は底
面説明図である。
１０…ケーブル止め具、 １１…方形折曲部、 １２…
固定孔、 １３…円弧状部、 １４…円形突起部、 １
５ａ，１５ｂ…方形片部、 １６…方形片（第１係止
部）、 １７…突起部、 １８…方形片（第２係止
部）、 １９…開口部、 ２０，２１…折曲部、 ８１
…傾斜部
固定孔、 １３…円弧状部、 １４…円形突起部、 １
５ａ，１５ｂ…方形片部、 １６…方形片（第１係止
部）、 １７…突起部、 １８…方形片（第２係止
部）、 １９…開口部、 ２０，２１…折曲部、 ８１
…傾斜部
Claims (4)
- 【請求項１】円形断面を有するケーブルを挟持して固定
するため、平板金属材料を折曲形成して一体的に構成し
たケーブル止め具であって、 前記ケーブル止め具の中央に位置する方形折曲部と、 この方形折曲部にそれぞれ連設し外側に凸状となるよう
に互に対向する一対の円弧状部と、 この円弧状部にそれぞれ連設するようそれぞれ外側に折
曲させた方形片部と、 一方の方形片部に前記方形片部より幅狭の方形片を内側
に折曲させて連設し、この方形片の連設方向に沿った側
部に突起部を形成して成る第１係止片と、 他方の方形片部に方形片を内側に折曲させて連設し、こ
の方形片に前記突起部が嵌合する開口部を形成して成る
第２係止片と、を具備することを特徴とするケーブル止
め具。 - 【請求項２】方形折曲部と円弧状部との間に、方形折曲
部に対して内側に折曲される傾斜部を介在させた請求項
１のケーブル止め具。 - 【請求項３】突起部は第１係止片に延設された延設片を
外側に折曲して形成し、第１係止片の端部側を内側方向
へ折曲させ、第２係止片の端部側を外側方向へ折曲させ
た請求項１又は請求項２のケーブル止め具。 - 【請求項４】突起部は、第２係止片側に緩やかな斜辺を
有する三角形状とした請求項３のケーブル止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307415A JPH09144719A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ケーブル止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307415A JPH09144719A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ケーブル止め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144719A true JPH09144719A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17968787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307415A Pending JPH09144719A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ケーブル止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144719A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003080628A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Syngenta Participations Ag | Siliconated phenyl amides derivatives useful as microbiocide |
| WO2004074078A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | ハンドル部品取付具およびハンドル部品取付構造 |
| JP2007298156A (ja) * | 2006-05-03 | 2007-11-15 | Mikami Seisakusho:Kk | 管体等固定具 |
| JP2014025549A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Bridgestone Corp | ヘッダー管固定具 |
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| CN104633286A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-05-20 | 广东美的制冷设备有限公司 | 用于室内机的固线夹及具有其的室内机 |
| US10823312B2 (en) | 2016-11-30 | 2020-11-03 | Commscope Technologies Llc | Hanger for mounting multiple cables |
| US10859187B2 (en) | 2017-01-19 | 2020-12-08 | Commscope Technologies Llc | Hanger assembly for mounting multiple cables |
| US11143333B2 (en) * | 2016-12-21 | 2021-10-12 | Commscope Technologies Llc | Hanger for mounting multiple cables |
| US11181210B2 (en) | 2016-12-14 | 2021-11-23 | Commscope Technologies Llc | Insert for mounting multiple cables in cable hanger |
| US11396958B2 (en) | 2016-11-11 | 2022-07-26 | Commscope Technologies Llc | Adapter for mounting cables and cable hangers |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7307415A patent/JPH09144719A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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