JP2513899Y2 - 穀物乾燥機における壁板の連結装置 - Google Patents

穀物乾燥機における壁板の連結装置

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JP2513899Y2
JP2513899Y2 JP7064989U JP7064989U JP2513899Y2 JP 2513899 Y2 JP2513899 Y2 JP 2513899Y2 JP 7064989 U JP7064989 U JP 7064989U JP 7064989 U JP7064989 U JP 7064989U JP 2513899 Y2 JP2513899 Y2 JP 2513899Y2
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grain dryer
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愛次郎 金子
正幸 土門
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KANEKONOKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数の壁板を順次連結して外周壁を構成し
てなる穀物乾燥機において、各壁板を簡易迅速に、しか
も確実に連結することができる壁板の連結装置に関する
ものである。
[従来の技術] 一般に、大型の穀物乾燥機は、複数の壁板を順次連結
して外周壁が構成されており、その連結装置としては、
実開昭52-163572号公報に記載されているように、両壁
板の孔に嵌合する係止体と、その係止体を緊締する楔体
を備えた構成のものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のこの種の連結装置にあっては、連結しよう
とする壁板の接合部を接合し、かつその孔合わせを行っ
たうえ、合わせた孔に係止体を嵌合し、さらに係止体に
楔体を打ち込む工程を経なければならず、作業が煩雑で
あるばかりでなく、連結のための部材数も多く、構造上
に無駄が多いものであった。
また、連結しようとする壁板は、一般に大きくかつ重
量もかなり大であるから、完全な孔合わせが容易でな
く、係止体の嵌合にも支障をきたしているのが実状であ
る。
本考案は、かかる従来のものにおける種々の問題点に
鑑み、単に連結部材の差込み突部を透孔に差込み、かつ
それを回向操作する一挙操作で壁板を簡易迅速に、しか
も確実、強固に連結することができるうえ、振動等によ
って弛む虞がないばかりでなく、連結部材はその差込み
突部のみを透孔に差込むのみで装着できて、その際には
狭い孔穴があればよく、連結にあたっては必ずしも透孔
の完全な合わせ作業を行う必要がなく、壁板が大型でか
つ重量が大であっても、その連結作業を一層容易に行う
ことができる穀物乾燥機における壁板の連結装置を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、その目的を達成するための技術的手段とし
て次のように構成した。
すなわち、その第1の構成は、複数の壁板を順次連結
して外周壁を構成してなる穀物乾燥機において、各壁板
に互いに接合する屈曲張出部を形成すると共に、その屈
曲張出部に互いに合致する透孔を設け、上記透孔に差込
む差込み突部を有し、かつこの差込み突部を前記透孔に
差込んで回向する操作で壁板の屈曲張出部を挟持緊締す
る緊締部を有する連結部材を備えてなることを特徴とす
る穀物乾燥機における壁板の連結装置としたものであ
り、この第1構成においては、各壁板に互いに接合する
屈曲張出部に形成する透孔は長孔であり、連結部材は上
記長孔の短辺と略同幅の差込み突部を有するように構成
してもよい。
また、第2の構成は、複数の壁板を順次連結して外周
壁を構成してなる穀物乾燥機において、各壁板に互いに
接合する屈曲張出部を形成すると共に、その屈曲張出部
に互いに合致する透孔を設け、上記透孔に差込む差込み
突部と、この差込み突部を前記透孔に差込んで回向する
操作で壁板の屈曲張出部を挟持緊締する緊締部を有し、
かつ緊締部には係止凸部を形成した連結部材を備え、前
記壁板の屈曲張出部には係止凸部が係合する孔ないしは
凹部を形成してなることを特徴とする穀物乾燥機におけ
る壁板の連結装置としたものである。
[作用] 本考案に係る穀物乾燥機における壁板の連結装置は、
前記のように構成されているので、壁板の連結にあたっ
ては、連結しようとする壁板の屈曲張出部を互いに接合
して透孔をある程度合わせ、単に連結部材の差込み突部
を透孔に差込み、かつそれを屈曲張出部側に回向操作す
れば、緊締部で屈曲張出部が挟持緊締され、壁板はその
屈曲張出部で確実に連結される。
そして、第1の構成において、透孔を長孔とし、かつ
連結部材の差込部に突部を上記長孔の短辺と略同幅に形
成した場合には、連結された壁板は、長孔と差込み突部
との密な係合によって、ずれを起さず、強固に連結され
る。
さらに、第2の構成によれば、連結部材の緊締部には
係止凸部が形成されており、かつ壁板の屈曲張出部には
係止凸部が係合する孔ないしは凹部が形成されているの
で、緊締部で屈曲張出部が挟持緊締された状態におい
て、緊締部の係止凸部が壁板の孔ないしは凹部に係合
し、振動等によって連結部材が不用意に弛み、かつ外れ
る虞がない。
[実施例] 本考案の一実施例を図面について説明する。
第1図において、1は穀物乾燥機であって、その外周
壁は、複数の壁板2を複数の連結部材3によって順次連
結して構成されている。4は昇降機、5は上部配穀樋、
6は吸引排風装置である。
上記穀物乾燥機1において、連結部材3は、第2図な
いし第4図に示すように、略コ字状の開口部7を有する
緊締部8と、差込み突部9を一体に形成してなるもので
あって、差込み突部9はその先端部が下方に屈曲してお
り、さらに拡幅部10が形成されている。緊締部8の開口
部7は、差込み突部9側Aに対してその反対側Bの開口
幅がやや狭くなるように形成されている。
穀物乾燥機1の外周壁を構成している各壁板2は、互
いに接合する屈曲張出部11を有するものであって、屈曲
張出部11の張出端は下方に屈曲形成されている。各屈曲
張出部11には、互いに合致する長孔12が設けられてい
る。この長孔12の短辺の幅bは、前記連結部材3の差込
み突部9の幅aより極く僅かに大となる略同幅に形成さ
れている。
以上のように構成されたものにおいて、穀物乾燥機1
の外周壁を構成するには、壁板2を順次連結するが、そ
の連結に際しては、連結しようとする壁板2の屈曲張出
部11を互いに接合し、かつその長孔12をある程度合うよ
うにする。そして、連結部材3の差込み突部9を長孔12
に差込み、次いで差込み突部9を軸として緊締部8を屈
曲張出部11側に回向し、その開口部7のA側からB側に
至るように完全に挟持させる。この状態にすれば、長孔
12の短辺の幅bが差込み突部9の幅aと略同じであり、
しかも、緊締部8の一端部が狭く形成されているので、
連結された壁板2は、長孔12と差込み突部9との密な係
合によって、ずれを起さず、さらに、緊締部8による圧
着作用でその状態が確実に保持され、振動等の衝撃によ
っても弛みが生じない。
そして、上記連結作業は、連結部材3の差込み突部9
の差込みと、その開向操作のみで一挙操作で簡易迅速に
行うことができ、しかも、連結のために1つの連結部材
ですむので、連結作業が著しく簡素化される。
第5図ないし第7図には、他の実施例が示されてい
る。
この他の実施例においては、穀物乾燥機の一方の壁板
102の屈曲張出部111には透孔112が、他方の壁板102の屈
曲張出部111には長孔112′が互いに合致するように設け
られている。また、連結部材103は、略コ字状の開口部1
07を有する緊締部108と、差込み突部109を有するもので
あって、差込み突部109は上方に立上がり屈曲し、かつ
その先端部を直角に屈曲した屈曲部110を形成してなる
ものである。緊締部108には内方に突出する膨出状の係
止凸部113が形成されており、この係止凸部113に対応し
て、前記壁板102の屈曲張出部111には係止凸部113が係
合する孔114(ないしは凹部)が形成されている。な
お、緊締部108の開口部107は、差込み突部109側Aに対
してその反対側8の開口幅がやや狭くなるように形成さ
れている。
この連結部材103を用いて、穀物乾燥機の壁板102を連
結するには、前記第2図ないし第4に示した実施例の場
合と同様に、連結しようとする壁板102の屈曲張出部111
を互いに接合し、かつ透孔112と長孔112′をある程度合
うようにする。そして、連結部材103の差込み突部109を
透孔112と長孔112′に差込み、次いで差込み突部109を
軸として緊締部108を屈曲張出部111側に回向し、その開
口部107のA側からB側に至るように完全に挟持させ
る。この状態にすれば、緊締部108で屈曲張出部111が挟
持緊締された状態において、緊締部108の係止凸部113が
壁板112の孔114に係合し、振動等によって連結部材103
が不用意に弛んだり外れる虞れがなく、強固な連結状態
が保持される。
[考案の効果] 本考案は、前記請求項に記載されたように構成されて
いるので、次の効果が得られる。
すなわち、その第1の構成は、複数の壁板を順次連結
して外周壁を構成してなる穀物乾燥機において、各壁板
に互いに接合する屈曲張出部を形成すると共に、その屈
曲張出部に互いに合致する透孔を設け、上記透孔に差込
む差込み突部を有し、かつこの差込み突部を前記透孔に
差込んで回向する操作で壁板の屈曲張出部を挟持緊締す
る緊締部を有する連結部材を備えてなるものであるか
ら、単に連結部材の差込み突部を長孔に差込み、かつそ
れを回向操作する一挙操作で壁板を簡易迅速に、しかも
確実に連結することができるばかりでなく、連結部材は
その差込み突部のみを長孔に差込むのみで装着できて、
その際には狭い孔穴があればよく、連結にあたっては必
ずしも長孔の完全な合わせ作業を要せず、壁板が大型で
かつ重量が大であっても、その連結作業を一層容易に行
うことができる効果を奏する。
特に上記構成において、各壁板に互いに接合する屈曲
張出部に形成する透孔は長孔であり、連結部材は上記長
孔の短辺と略同幅の差込み突部を有するものでは、連結
された壁板は、長孔と差込み突部との密な係合によっ
て、ずれを起さず、強固に連結される。
また、第2の構成は、複数の壁板を順次連結して外周
壁を構成してなる穀物乾燥機において、各壁板に互いに
接合する屈曲張出部を形成すると共に、その屈曲張出部
に互いに合致する透孔を設け、上記透孔に差込む差込み
突部と、この差込み突部を前記透孔に差込んで回向する
操作で壁板の屈曲張出部を挟持緊締する緊締部を有し、
かつ緊締部には係止凸部を形成した連結部材を備え、前
記壁板の屈曲張出部には係止凸部が係合する孔ないしは
凹部を形成してなるものであるから、前記効果に加え
て、さらに、緊締部で屈曲張出部が挟持緊締された状態
においては、緊締部の係止凸部が壁板の孔ないしは凹部
に係合され、振動等によって連結部材が不用意に弛んだ
り外れる虞がなく、一層確実で、強固な連結状態を保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は穀物乾燥機の全
体側面図、第2図および第3図は壁板の連結過程および
連結後の状態をそれぞれ示す一部の断面図、第4図は一
部の分解斜視図、第5図および第6図は他の実施例であ
って壁板の連結過程および連結後の状態をそれぞれ示す
一部の断面図、第7図は同上一部の分解斜視図である。 1……穀物乾燥機、2,102……壁板、3,103……連結部
材、8,108……緊締部、9,109……差込み突部、111……
屈曲張出部、12……長孔、112……透孔、112′……長
孔、113……係止凸部、114……孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の壁板を順次連結して外周壁を構成し
    てなる穀物乾燥機において、各壁板に互いに接合する屈
    曲張出部を形成すると共に、その屈曲張出部に互いに合
    致する透孔を設け、上記透孔に差込む差込み突部を有
    し、かつこの差込み突部を前記透孔に差込んで回向する
    操作で壁板の屈曲張出部を挟持緊締する緊締部を有する
    連結部材を備えてなることを特徴とする穀物乾燥機にお
    ける壁板の連結装置。
  2. 【請求項2】各壁板に互いに接合する屈曲張出部に形成
    する透孔は長孔であり、連結部材は上記長孔の短辺と略
    同幅の差込み突部を有することを特徴とする請求項
    (1)記載の穀物乾燥機における壁板の連結装置。
  3. 【請求項3】複数の壁板を順次連結して外周壁を構成し
    てなる穀物乾燥機において、各壁板に互いに接合する屈
    曲張出部を形成すると共に、その屈曲張出部に互いに合
    致する透孔を設け、上記透孔に差込む差込み突部と、こ
    の差込み突部を前記透孔に差込んで回向する操作で壁板
    の屈曲張出部を挟持緊締する緊締部を有し、かつ緊締部
    には係止凸部を形成した連結部材を備え、前記壁板の屈
    曲張出部には係止凸部が係合する孔ないしは凹部を形成
    してなることを特徴とする穀物乾燥機における壁板の連
    結装置。
JP7064989U 1989-05-09 1989-06-16 穀物乾燥機における壁板の連結装置 Expired - Lifetime JP2513899Y2 (ja)

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