JP2002152957A - 電柱用バンド - Google Patents

電柱用バンド

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JP2002152957A
JP2002152957A JP2000347197A JP2000347197A JP2002152957A JP 2002152957 A JP2002152957 A JP 2002152957A JP 2000347197 A JP2000347197 A JP 2000347197A JP 2000347197 A JP2000347197 A JP 2000347197A JP 2002152957 A JP2002152957 A JP 2002152957A
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Takeo Kudo
剛生 工藤
Kenji Koyanagi
健二 小柳
Hidehiro Yokoyama
秀浩 横山
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Nasu Denki Tekko Co Ltd
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Nasu Denki Tekko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向からの回転モーメントを恒常的且
つ変動して受けたとしても、集中歪みが発生せず、破損
しない、絞り部を設けたバンドを提供する。 【解決手段】 略環状を成すバンド部2a、2b、及び
当該バンド部2a、2bの一部を平面コの字状に外側に
曲げて形成した腕金等取付け部3を有する電柱用バンド
において、上記バンド部2a、2bの腕金等取付け部3
の基部を成す2か所の屈曲部7a、7bに絞り部8a、
8bを夫々設け、これらの絞り部8a、8bのうち一方
の絞り部8aの最大深さ点8a´を有するバンド部上の
一点を支点Aとして、当該支点Aから他方の絞り部8b
の最大深さ点8b´を有するバンド部2b上の一点に至
る距離を半径R1としてできる回転軌道C上の一点と接
する、上記バンド部2bのバンド曲率の描く円弧の接線
D上に、上記絞り部8bの外側縁を設けた。また上記絞
り部8aの外側縁の形状も同様に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電柱に腕金等を
取り付ける電柱用バンド(以下「バンド」と言う)に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電柱には、電線架設等のため
腕金等の構造物をバンドにより取り付けているが、これ
らのバンドでは、その一部をコの字状に外側に曲げて形
成した取付け部に、腕金等を水平方向に突出して設けて
いる。そのため、風のように恒常的、且つ作用方向や強
さが常時変動する荷重を受けており、これらによる回転
モーメントが働いた際、バンドの屈曲部や補強絞りある
いは、補強リブ溶接の端部に歪みが集中し、破損するこ
とがあった。
【0003】これらの水平方向からの荷重による回転モ
ーメントに対して、腕金等取付け部を補強するために、
図11に示すように腕金等取付け部22の基部を形成す
る2か所の屈曲部23a、23bにおいて、絞り加工を
行い絞り部24a、24bを設けて電柱19に取り付け
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示す
ように絞り部24a、24bを設けたバンド21であっ
ても、取付け部22に回転モーメント(図11では太矢
印で示す)が作用すると、一方の絞り部24aの終端部
25aに、集中した歪みが発生し、当該終端部25aを
支点(G)として、当該支点(G)から他方の絞り部2
4bの終端部25bまでの距離を半径(R20)として
描かれる回転軌道と上記回転モーメントによる引っ張り
荷重(図11では矢印で示す)の方向とが一致する方向
に大きな荷重がかかり、その結果、図12に示すように
バンド部26の一部に浮き上がり27が生じ、終端部2
5bに集中した歪みが発生していた。よって、様々な形
状の絞り加工を行っても、バンド21の破損事故の恐れ
が依然として懸念されていた。
【0005】そこでこの発明は、水平方向からの回転モ
ーメントを恒常的且つ変動して受けたとしても、集中歪
みが発生せず、破損しない、絞り部を設けたバンドを提
供して上記課題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、略
環状を成すバンド部、及び当該バンド部の一部を平面コ
の字状に外側に曲げて形成した腕金等取付け部を有する
電柱用バンドにおいて、上記バンド部の腕金等取付け部
の基部を成す2か所の屈曲部に絞り部を夫々設け、これ
らの絞り部のうち一方の絞り部の最大深さ点を有するバ
ンド部上の一点を支点として、当該支点から他方の絞り
部の最大深さ点を有するバンド部上の一点に至る距離を
半径としてできる回転軌道上の一点と接する、上記バン
ド部のバンド曲率の描く円弧の接線上に、上記絞り部の
外側縁を夫々設けた電柱用バンドとした。
【0007】請求項2項の発明は、略環状を成すバンド
部、及び当該バンド部の一部を平面コの字状に外側に曲
げて形成した腕金等取付け部を有する電柱用バンドにお
いて、上記バンド部の腕金等取付け部の基部を成す2か
所の屈曲部に絞り部を夫々設け、これらの絞り部のうち
一方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の一点を
支点として、当該支点から他方の絞り部の最大深さ点を
有するバンド部上の一点に至る距離を半径としてできる
回転軌道上の一点と接する、上記バンド部のバンド曲率
の描く円弧の接線上に、上記絞り部の外側縁を夫々設
け、これらの絞り部は、上記腕金等取付け部に水平方向
の回転モーメントが働いた際その補強のために必要な範
囲だけ上記接線上に設け、残りの外側縁を上記接線より
浅く設けた電柱用バンドとした。
【0008】請求項3項の発明は、略環状を成すバンド
部、及び当該バンド部の一部を外側に曲げて設けた相対
向した2枚の板体から成る腕金等取付け部を有し、当該
腕金等取付け部の板体の間に腕金等の部材を挟持する電
柱用バンドにおいて、上記バンド部の腕金等取付け部の
基部を成す2か所の屈曲部に絞り部を夫々設け、これら
の絞り部のうち一方の絞り部の最大深さ点を有するバン
ド部上の一点を支点として、当該支点から他方の絞り部
の最大深さ点を有するバンド部上の一点に至る距離を半
径としてできる回転軌道上の一点と接する、上記バンド
部のバンド曲率の描く円弧の接線上に、上記絞り部の外
側縁を夫々設けた電柱用バンドとした。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態例のバンド
1を図1及び図2に基づいて説明する。この実施の形態
例のバンド1は、2点締めのもの(2つ割バンド)であ
り、半円形状のバンド部2aと、別途設けた同様の半円
形状のバンド部2bであって、その中央部を平面コの字
状に外側に曲げて腕金等取付け部3を形成したものと、
及びこれらの2つのバンド部2a、2bの両端部を締め
付ける2組のボルト4とナット5から成る。また上記腕
金等取付け部3内には、断面コの字状の補強板6を設け
ている。これらの構成は、既成のものと変わらない。
【0010】このバンド1のバンド部2bの腕金等取付
け部3の基部に設けた絞り部について述べる。このバン
ド部2bの中央の一部を外側に曲げて腕金等取付け部3
の基部を成す2か所の屈曲部7a、7b箇所に絞り部8
a、8bを夫々設けており、これらのうち絞り部8bの
外側縁の形状は、図2に示すように、上記一方の絞り部
8aの最大深さ点8a´を有するバンド部2b上の一点
を支点(A)として、この支点(A)から他方の絞り部
8bの最大深さ点8b´を有するバンド部2b上の一点
(B)までの距離を半径(R1)としてできる回転軌道
C上の一点と接する、バンド部2bのバンド曲率が描く
円弧の接線D上に設けている。
【0011】ここで、絞り部8bの外側縁の一部を上記
接線D上に設けているが、この長さは、バンド1の補強
のために必要な最低の長さとしており、当該外側縁の残
りの腕金等取付け部3側の外側縁を段部8cを介して、
上記接線D上の形状より徐々に浅く押出し、腕金等取付
け部3にまで設けている。また絞り部8aの外側縁の形
状も同様に設けている。さらに各絞り部8a、8bの縦
端面の形状は、図3に示す略凸型を横にした形状であ
り、さらにこれらの絞り部8a、8bの腕金等取付け部
3側の端縁を滑らかに傾斜させて設けている。
【0012】次にこの発明の実施の形態例のバンドを使
用した場合を説明する。このバンド1を電柱に取り付け
た場合、風などにより、水平方向から荷重を受けると腕
金等取付け部3に回転モーメント(図2で太矢印で示
す)が働く。しかしバンド部2bにおいて外側に屈曲し
て腕金等取付け部3へと続く2つの屈曲部7a、7b箇
所には、絞り部8a、8bが夫々設けられている。これ
らのうち絞り部8bの外側縁の形状は、一方の絞り部8
aの最大深さ点8a´を有するバンド部2b上の一点を
支点(A)として、この支点(A)から他方の絞り部8
bの最大深さ点8b´を有するバンド部2b上の一点
(B)までの距離を半径(R1)としてできる回転軌道
C上の一点と接する、バンド部2bのバンド曲率が描く
円弧の接線D上に設けている。絞り部8aの外側縁の形
状も同様にして設けている。
【0013】それ故、水平方向からの荷重により腕金等
取付け部3がバンド部2bの支点(A)を中心に回転し
ようとするが、この支点(A)の反対側に設けられた絞
り部8bの外側縁の形状と一致する接線Dの延伸方向
と、水平荷重の作用による引っ張り方向とが一致し、絞
り部8bの段部8cや終端部8dに水平荷重が、曲げ荷
重ではなく、引っ張り荷重として働き、バンド1自体に
は曲げによる集中歪みが発生しない。また夫々の絞り部
8a、8bの腕金等取付け部3側の各終端部8dを滑ら
かに傾斜させているので、当該絞り部8a、8bの一点
に荷重が集中することがなく、曲げ荷重が発生すること
がない。
【0014】以下に、図4に示すこの実施の形態例のバ
ンド1A、図5に示す絞り部を設けていない単純曲げの
バンド1B、図6に示す普通絞り部を設けたバンド1
C、図7に示す緩傾斜絞り部を設けたバンド1Dに、約
1000N・mの回転モーメントを夫々加えた時の表面
の歪みを測定し、その結果を図8のグラフに示す。
【0015】このグラフにおいては、縦軸に歪み、横軸
に各バンド1A乃至1Dの各絞り部その他の部分であっ
て、歪みゲージを設置した位置の番号を記載した。この
グラフによると、バンド1Aでは、集中した歪みの発生
はなく、歪みの値はほぼ均等になっている。またバンド
1Bの単純曲げの場合は、バンド片の曲げ点(ゲージ位
置15)に集中歪みが見られた。バンド1Cの普通絞り部
を設けた場合は、バンド曲げ部(ゲージ位置13)に集中
歪みは見られないが、絞り部の両端部(ゲージ位置3及
び29)に集中歪みが見られた。さらにバンド1Dの緩傾
斜絞り部を設けた場合は、絞り部の高さを緩やかに低く
してあるが、バンドの接線までには達しておらず、やは
り絞り部の終端部(ゲージ位置27)に若干の集中歪みが
見られた。この様に集中歪みが見られたバンド1B、バ
ンド1C、バンド1Dでは、当該歪みが繰り返し発生す
ることにより、破損する可能性が大となる。
【0016】上記バンド1Aでは、接線D上に設ける絞
り部8の外側縁の長さを一部としているが、図9に示す
ように絞り部8の外側縁全てを接線D上に設けたバンド
1Eとしても勿論よい。また他の実施の形態例として、
図10に示すように上記実施の形態例とは構成が異なる
2点締めのバンド1Fにおいて、バンド部12a、12
bの一方の端部を夫々外側に曲げて、相対向した2枚の
板体部13、13を設け、当該2枚の板体部13、13
によって腕金等取付け部14を形成し、当該腕金等取付
け部14の相対向した板体13、13の間に腕金15を
挟持している。上記バンド部12a、12bの腕金等取
付け部14の基部を成す2か所の屈曲部14a、14b
に絞り部16a、16bを夫々設けている。これらの絞
り部16a、16bの形状は、一方の絞り部16aの最
大深さ点16a´を有するバンド部12a上の一点を支
点(H)として、当該支点(H)から他方の絞り部16
bの最大深さ点16b´を有するバンド部12b上の一
点(I)に至る距離を半径(R2)としてできる回転軌
道J上の一点と接する、バンド部12bのバンド曲率の
描く円弧の接線K上に、上記絞り部16bの外側縁を設
ける。絞り部16aの外側縁も同様に設ける。この他の
実施の形態例の場合でも、上記実施の形態例の場合と同
様の効果が得られる。
【0017】上記実施の形態例では、絞り部8a、8b
の縦端面の形状として、略凸型を横にした形状としてい
るが、絞り部8a、8bの縦端面の形状としては、これ
に限るものではない。また2点締めのバンドを使用して
いるが、これらはこの発明の必須要件ではない。さらに
絞り部8a、8bの腕金等取付け部3側の端縁を滑らか
に傾斜させたり、段部8cを設けたりしているが、これ
らの構成は、この発明の必須要件ではない。
【0018】
【発明の効果】請求項1項乃至3項の各発明によれば、
バンド部の腕金等取付け部の基部を成す2か所の屈曲部
に絞り部を夫々設け、これらの絞り部のうち一方の絞り
部の最大深さ点を有するバンド部上の一点を支点とし
て、この支点から他方の絞り部の最大深さ点を有するバ
ンド部上の一点に至る距離を半径としてできる回転軌道
上の一点で接する、上記バンド部のバンド曲率の描く円
弧の接線上に、絞り部の外側縁を夫々設けているので、
絞り部の端部等に水平荷重が、曲げ荷重としてではな
く、引っ張り荷重として働き、バンド自体には曲げによ
る集中歪みが発生しない。その結果バンドの一部が浮き
上がったりすることがなく、長期間に渡ってバンドが使
用できるものである。
【0019】また請求項2項の発明によれば、上記効果
に加えて、絞り部を、腕金等取付け部に水平方向の回転
モーメントが働いた際、その補強のために必要な範囲だ
け上記接線上に設け、残りの外側縁を上記接線より浅く
設けているので、平面コの字状に形成した腕金等取付け
部の両側面の平坦な部分が大きくとれ、ボルトやナット
により腕金等を当該取付け部に取り付ける際、絞り部の
外側縁が邪魔に成ることがなく、ボルトやナットを確実
に締め付けられるので、腕金等を当該取付け部に確実に
取り付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例のバンドの平面図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態例のバンドにおいて、バ
ンド部の腕金等取付け部の基部を成す2か所の屈曲部に
絞り部を夫々設け、これらの絞り部のうち一方の絞り部
の最大深さ点を有するバンド部上の一点を支点として、
当該支点から他方の絞り部の最大深さ点を有するバンド
部上の一点に至る距離を半径としてできる回転軌道上の
一点で接する、上記バンド部のバンド曲率の描く円弧の
接線上に絞り部の外側縁を夫々設けることの説明図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態例の腕金等取付け部の基
部を成す屈曲部に設けた絞り部の略凸型を示す縦端面図
である。
【図4】この発明の実施の形態例のバンド1Aにおける
歪みを測定した際の歪みゲージの設置した位置の説明図
である。
【図5】絞り部を設けていない単純曲げのバンド1Bに
おける歪みを測定した際の歪みゲージの設置した位置の
説明図である。
【図6】普通絞り部を設けたバンド1Cにおける歪みを
測定した際の歪みゲージの設置した位置の説明図であ
る。
【図7】緩傾斜絞り部を設けたバンド1Dにおける歪み
を測定した際の歪みゲージの設置した位置の説明図であ
る。
【図8】バンド1A、バンド1B、バント1C、及びバ
ンド1Dに、約1000N・mの回転モーメントを夫々
加えた時の表面の歪みを測定したグラフ図である。
【図9】この発明の他の実施の形態例におけるバンドの
平面図である。
【図10】この発明の他の実施の形態例における腕金を
取り付けたバンドの平面図である。
【図11】従来の絞り部を設けたバンドに回転モーメン
トが働き、バンドに歪みができる場合の説明図である。
【図12】従来の絞り部を設けたバンドに回転モーメン
トが働き、バンドに歪みが生じ、バンドの一部が浮き上
がった状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バンド 2a
バンド部 2b バンド部 3
腕金等取付け部 7a 屈曲部 7b
屈曲部 8a 絞り部 8b
絞り部 19 電柱 A 一方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の
支点 B 支点から回転軌道を描く半径を示す、他方の絞り
部の最大深さ点を有するバンド部上の一点 R1 支点からの回転軌道 1F バンド 12a
バンド部 12b バンド部 14
腕金等取付け部 14a 屈曲部 14
b 屈曲部 16a 絞り部 16
b 絞り部 H 一方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の
支点 I 支点から回転軌道を描く半径を示す、他方の絞り
部の最大深さ点を有するバンド部上の一点 R2 支点からの回転軌道
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 秀浩 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須電 機鉄工株式会社内 Fターム(参考) 3J022 DA15 EA42 EB14 EC12 EC22 FA01 FB07 FB12 GA03 GA12 GB42 GB45 GB53 5G367 AA02 AD03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略環状を成すバンド部、及び当該バンド
    部の一部を平面コの字状に外側に曲げて形成した腕金等
    取付け部を有する電柱用バンドにおいて、上記バンド部
    の腕金等取付け部の基部を成す2か所の屈曲部に絞り部
    を夫々設け、これらの絞り部のうち一方の絞り部の最大
    深さ点を有するバンド部上の一点を支点として、当該支
    点から他方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の
    一点に至る距離を半径としてできる回転軌道上の一点と
    接する、上記バンド部のバンド曲率の描く円弧の接線上
    に、上記絞り部の外側縁を夫々設けたことを特徴とす
    る、電柱用バンド。
  2. 【請求項2】 略環状を成すバンド部、及び当該バンド
    部の一部を平面コの字状に外側に曲げて形成した腕金等
    取付け部を有する電柱用バンドにおいて、上記バンド部
    の腕金等取付け部の基部を成す2か所の屈曲部に絞り部
    を夫々設け、これらの絞り部のうち一方の絞り部の最大
    深さ点を有するバンド部上の一点を支点として、当該支
    点から他方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の
    一点に至る距離を半径としてできる回転軌道上の一点と
    接する、上記バンド部のバンド曲率の描く円弧の接線上
    に、上記絞り部の外側縁を夫々設け、これらの絞り部
    は、上記腕金等取付け部に水平方向の回転モーメントが
    働いた際その補強のために必要な範囲だけ上記接線上に
    設け、残りの外側縁を上記接線より浅く設けたことを特
    徴とする、電柱用バンド。
  3. 【請求項3】 略環状を成すバンド部、及び当該バンド
    部の一部を外側に曲げて設けた相対向した2枚の板体か
    ら成る腕金等取付け部を有し、当該腕金等取付け部の板
    体の間に腕金等の部材を挟持する電柱用バンドにおい
    て、上記バンド部の腕金等取付け部の基部を成す2か所
    の屈曲部に絞り部を夫々設け、これらの絞り部のうち一
    方の絞り部の最大深さ点を有するバンド部上の一点を支
    点として、当該支点から他方の絞り部の最大深さ点を有
    するバンド部上の一点に至る距離を半径としてできる回
    転軌道上の一点と接する、上記バンド部のバンド曲率の
    描く円弧の接線上に、上記絞り部の外側縁を夫々設けた
    ことを特徴とする、電柱用バンド。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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