JPH0237052Y2 - - Google Patents

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JPH0237052Y2
JPH0237052Y2 JP1987172860U JP17286087U JPH0237052Y2 JP H0237052 Y2 JPH0237052 Y2 JP H0237052Y2 JP 1987172860 U JP1987172860 U JP 1987172860U JP 17286087 U JP17286087 U JP 17286087U JP H0237052 Y2 JPH0237052 Y2 JP H0237052Y2
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JP
Japan
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locking plate
foot pedal
plate
attached
operating section
Prior art date
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JP1987172860U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用フツトペダルに係わり、特に、
運転者の踏力によつて操作される自動車のブレー
キアームやクラツチアームの操作部に取り付けら
れるフツトペダルに関するものである。
[従来の技術] 一般に、自動車等の車両に用いられているフツ
トペダルは、その形状や表面のデザイン等が、車
種や車格等に合わせてあらかじめ設定されてお
り、運転者の好みや要求等によつて選択すること
ができないのが現状である。
このような不具合に対処するために、従来で
は、例えば第4図に示すようなフツトペダル1が
提案されている。
このフツトペダル1は、既設のフツトペダルP
の表面を覆つて装着される踏板2と、この踏板2
の裏面に、溶着あるいはリベツト等によつて一体
に取り付けられた挾持板3とを備え、前記挾持板
3に、前記踏板2の上下左右に延びる複数の挾持
片4を一体に連設した構成となつている。
そして、前記踏板2および挾持板3とを、既設
のフツトペダルPの表面に当接させておき、前記
各挾持片4をフツトペダル4を抱き込むように裏
面側へ向けて折り曲げることにより、これらの挾
持片4を介して、前記踏板2を既設のフツトペダ
ルPの表面に取り付けるようにしたものであつ
て、前記踏板2の形状や表面のデザイン等を変更
することにより、既設のフツトペダルPのデザイ
ンを好みに応じて変更し得るようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、前記従来の技術における次のような
問題点を解決せんとするものである。
すなわち、前述の従来の技術においては、各挾
持片4を折り曲げて、これらによつて既設のフツ
トペダルPを抱き込むことにより踏板2の固定を
行うようにしているが、各挾持片4を折り曲げて
フツトペダルPの裏面に押し付けたのちに、この
押圧力を解除すると、スプリングバツクにより、
この挾持片4が折り曲げた最大位置からフツトペ
ダルPから離間する方向へ戻るような変形が生
じ、このような挾持片4の変形により、フツトペ
ダルPと踏板2との一体感が損なわれてしまうお
それがあるといつた問題点である。
また、一旦装着したのちは挾持片3が塑性変形
を生じているために、取り外したり再度装着した
りすると挾持片3が折れてしまいやすく、着け替
え等が行いづらいといつた問題点をも有してい
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前述の従来の問題点を有効に解消し
得る車両用フツトペダルを提供することを目的と
し、この目的を達成するために、本考案に係わる
フツトペダルは、特に、車両のブレーキアーム等
の操作部に取り付けられるフツトペダルであつ
て、前記操作部の前面を覆つて装着される踏板
と、この踏板の裏面に回動自在に取り付けられ
て、前記操作部の裏面に当接させられる弾性を有
する材料からなる係止板と、この係止板の回動側
の端部を前記踏板に連結することにより、この踏
板を前記操作部の表面に圧接させるとともに、前
記係止板を弾性変形状態で前記操作部の裏面に圧
接させる締結部材とからなることを特徴とする。
[作用] 本考案に係わる車両用フツトペダルは、係止板
を回動させてその回動側の端部を踏板から離間さ
せたのちに、両者間にブレーキアーム等の操作部
を位置させるとともに、前記係止板の回動側の端
部を締結部材によつて踏板に連結することによ
り、前記操作部の表裏面に踏板と係止板とをそれ
ぞれ圧接させて、この操作部へ一体化するもので
ある。
ここにおいて、係止板が弾性変形状態で操作部
の裏面に圧接させられることにより係止板に弾性
力が発生し、これによつて、係止板と踏板とによ
る操作部の挾持力が強まるとともに、締結部材の
緩みが防止される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
に基づき説明する。
第1図中符号10は、本実施例のフツトペダル
を示し、車両のブレーキアーム(あるいは、クラ
ツチアーム)A等の操作部Bに取り付けられるフ
ツトペダルであつて、前記操作部Bの前面を覆つ
て装着される踏板11と、この踏板11の裏面に
回動自在に取り付けられて、前記操作部Bの裏面
に当接させられる弾性を有する係止板12と、こ
の係止板12の回動側の端部を前記踏板11へ連
結することにより、この踏板11を前記操作部B
の表面に圧接させるとともに、前記係止板12を
弾性変形状態で前記操作部Bの裏面に圧接させる
締結部材13とによつて概略構成されている。
次いでこれらの詳細について説明すれば、前記
踏板11は、アルミニウム等の軽金属材料によつ
て形成されており、その表面には、外周縁部を残
し全面に亙つて凹部11aが形成され、この凹部
11a内に、ゴム等からなる滑り止め用のパツト
14が接着によつて嵌合固着されている。
このパツト14の表面には、滑り止め効果を高
めるために、また、意匠的な効果を高めるために
所定パターンで突部15が一体に突設されてい
る。
また、前記踏板11の下部(図中の下方)に
は、幅方向に延び、かつ、表面側へ向かつて開口
する軸受け11bが形成され、さらに、上部(図
中の上部)には、厚さ方向に貫通するボルト挿通
孔11cが、幅方向に間隔をおいて2箇所に形成
されている。
前記係止板12は、バネ鋼板等の弾性を有する
板状の材料をプレスによつて略U字状に打ち抜く
ことによつて形成されており、その下方の端部に
は舌片16が一体に形成されているとともに、こ
の舌片16の下端部を湾曲させることにより、前
記軸受け11bと同軸上に配される軸受け孔12
aが形成されている。
そして、この軸受け孔12aには、連結ピン1
7が貫挿されており、この連結ピン17の両端部
のそれぞれが、前記踏板11の軸受け11b内に
表面側から嵌合係止されることによつて、係止板
12が踏板11の裏面側に回動自在に取り付けら
れている。この連結ピン17は、第1図に示すよ
うに、前記軸受け11bの開口がパツト14によ
つて覆われることにより、踏板11からの離脱が
防止され、この結果、踏板11と係止板12との
離脱が阻止されている。
また、前記係止板12の上方の端部でU字状の
各端部は、係止板12の回動により、前記踏板1
1に形成された各ボルト挿通孔11cに踏板11
の裏面側から重畳させられるようになつており、
この各端部に前記各ボルト挿通孔11cと同軸上
に位置させられる螺子孔12bが形成されてい
る。
前記締結部材13は、本実施例では6角穴付き
ボルトが用いられており、前記踏板11に形成さ
れたボルト挿通孔11cに表面側から挿入され
て、踏板11の裏面側に位置させられる前記係止
板12の螺子穴12bに螺合させられて、両者を
連結するようになされている。
そして、前記ボルト挿通孔11cの内部には、
前記締結部材13である6角穴付きボルトが挿入
された際に、この締結部材13を、その頭部が踏
板11の表面と略面一となる位置に係止する段部
11dが形成されている。
しかして、このように構成された本実施例のフ
ツトペダル10は、次のようにして既設のフツト
ペダルへ装着される。
まず、通常の装着方法について説明すれば、既
設のフツトペダルの操作部Bに取り付けられてい
る被覆ラバーを取り外し、第1図に鎖線で示すよ
うに、この操作部Bを露出させる。
一方、フツトペダル10の2個の締結部材13
を取り外して、係止板12を回動させてその回動
側の端部を踏板11から離間させておく。
これより、前記操作部Bを踏板11と係止板1
2との間に挿入するとともに、ブレーキ(クラツ
チ)アームAを係止板12のU字部の内側へ位置
させ(第3図参照)、次いで、前記係止板12を
踏板11へ向けて回動させることにより、この係
止板12を操作部Bの裏面へ当接させ、かつ、踏
板11を操作部Bの表面に当接させる。
この状態において、前記踏板11に形成されて
いるボルト挿通孔11cに締結部材13を挿入し
て、踏板11の裏面側の係止板12に形成されて
いる螺子穴12bに螺着して、踏板11と係止板
12とを連結することにより、これらの踏板11
と係止板12とを前記操作部Bの表裏面のそれぞ
れに圧接させて、フツトペダル10の取り付けを
完了する。この状態で、係止板12は湾曲して弾
性変形状態で操作部Bの裏面に圧接させられてい
る。
このようにして取り付けられた本実施例のフツ
トペダル10は、締結部材13の締め付け力がそ
のまま操作部Bの挾持力として作用し、構成部材
のスプリングバツク等に起因した装着後における
緩み等の発生が有効に抑制される。したがつて、
強固な装着力が得られて、ブレーキアームAとの
一体感が高められる。
さらに、係止板12にバネ鋼を使用しているこ
とから、締結部材13の締め付け力によつて係止
板12に変形が生じるとともに、この変形量に応
じた弾性力が発生して前記締結部材13に引つ張
り力を与え、あるいは、操作部Bを挾持する方向
の押圧力を発生させ、この結果、締結部材13の
緩みが防止され、かつ、仮に締結部材13に緩み
が生じたとしても、この緩みが係止板12の弾性
力によつて補われて、フツトペダル10と操作部
Bとのがたつきが抑制される。
しかも、締結部材13の着脱により、操作部B
への着脱が行なえるので、その操作が簡便である
ばかりでなく、各構成部材に塑性変形を伴うこと
なく装着できるので、繰り返しの着脱に対しても
十分な耐久性が確保される。
そして、前記踏板11の表面に取り付けられて
いるパツト14の材料変更、あるいは、突部15
の形状変更等により意匠上のバリエーシヨンが容
易に拡大される。
一方、前述の装着方法においては、操作部Bに
取り付けられている被覆ラバーを取り外したのち
に、この操作部Bにフツトペダル10を装着する
例について示したが、前記被覆ラバーをそのまま
にした状態での装着も可能である。
この場合には、ペダル高さの調整機能を兼ねさ
せることが可能となる。
なお、前記実施例において示した各構成部材の
諸形状や寸法等は一例であつて、適用する車種や
設計要求等に基づき種々変更可能である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係わる車両用フツ
トペダルは、車両のブレーキアーム等の操作部に
取り付けられるフツトペダルであつて、前記操作
部の前面を覆つて装着される踏板と、この踏板の
裏面に回動自在に取り付けられて、前記操作部の
裏面に当接させられる弾性を有する材料からなる
係止板と、この係止板の回動側の端部を前記踏板
へ連結することにより、この踏板を前記操作部の
表面に圧接させるとともに、前記係止板を弾性変
形状態で前記操作部の裏面に圧接させる締結部材
とからなることを特徴とするもので、次のような
優れた効果を奏する。
締結部材によつて踏板と係止板との間に生じさ
せる挾持力により操作部を挾持させて、強固な取
り付けを可能にするとともに、その挾持力の低下
を抑制して長期に亙つて安定した操作を可能とす
る。また、係止板が弾性変形状態で操作部の裏面
に圧接させられることにより係止板に弾性力が発
生し、これによつて、係止板と踏板とによる操作
部の挾持力が強まるとともに、締結部材の緩みが
防止される。
また、繰り返しの着脱に際してもその挾持力を
保持して、着け替え等使用範囲を拡大することが
できる。
したがつて、好みに応じたフツトペダルを容易
に着け装着することができる。
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図ないし第3図は本考案の一実施
例を示すもので、第1図は縦断面側面図、第2図
は正面図、第3図は背面図、第4図は一従来例を
示す背面図である。 10……フツトペダル、11……踏板、11b
……軸受け、11c……ボルト挿通孔、12……
係止板、12a……軸受け孔、12b……螺子
穴、13……締結部材、A……ブレーキ(クラツ
チ)アーム、B……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のブレーキアーム等の操作部に取り付けら
    れるフツトペダルであつて、前記操作部の前面を
    覆つて装着される踏板と、この踏板の裏面に回動
    自在に取り付けられて、前記操作部の裏面に当接
    させられる弾性を有する材料からなる係止板と、
    この係止板の回動側の端部を前記踏板に連結する
    ことにより、この踏板を前記操作部の表面に圧接
    させるとともに、前記係止板を弾性変形状態で前
    記操作部の裏面に圧接させる締結部材とからなる
    ことを特徴とする車両用フツトペダル。
JP1987172860U 1987-11-12 1987-11-12 Expired JPH0237052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987172860U JPH0237052Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JPH0176618U JPH0176618U (ja) 1989-05-24
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KR100890995B1 (ko) * 2007-12-21 2009-03-31 이송걸 밴드 체결형 자동차용 페달 커버

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