JPH0556246B2 - - Google Patents

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JPH0556246B2
JPH0556246B2 JP61017589A JP1758986A JPH0556246B2 JP H0556246 B2 JPH0556246 B2 JP H0556246B2 JP 61017589 A JP61017589 A JP 61017589A JP 1758986 A JP1758986 A JP 1758986A JP H0556246 B2 JPH0556246 B2 JP H0556246B2
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Japan
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JP61017589A
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Hiromitsu Sato
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IG Technical Research Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属薄板と画材間に合成樹脂発泡体を
一体に介在した複合板を2条で製造しうる複合板
製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、金属フープ材を表面材とし、これを任
意断面の樋状体、特に、ダブル幅に形成し、この
樋状体に合成樹脂発泡体の原料を吐出し、その上
に裏面材を積層してダブルコンベアに送給した
後、上記原料を反応、発泡させて表、裏面材間に
合成樹脂発泡体を介在させた複合板帯を製造し、
次にこれをシングル幅にスリツタを介してスリツ
トし、その後で定尺に切断する装置としては特介
昭58−31299号公報がある。また、この種装置と
してはダブル幅の複合板帯を定尺に切断し、その
後で中央部をスリツトして本来の複合板として2
枚を製造する装置も知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種装置で第4図に示すよう
に下側基材A、発泡体B、上側基材Cからなる複
合板Dを2枚同時に製造するには複合板Dの雄型
連結部Eの加工工程が多く、発泡体Bの成形後に
2次成形することがツリゴマの関係で不可能であ
つた。
〔発明が解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、この
種複合板のように複雑な折り曲げ加工により形成
される雄型連結部Eをダブル幅の中央部に位置さ
せると共に、相当に複雑な加工を要する雌型連結
部Fを外側方に形成し、さらに中央部を下側基材
の成形機から発泡体原料吐出前のいずれかの位置
で2条にスリツトして完成品直前、あるいは完成
品の樋状断面にまで成形し、その上に原料、上側
基材を積層して型に送給して所定の断面形状に形
成した任意長さの複合板を連続して、かつ化粧面
にペコツキあるいは損傷を与えることなしに製造
できる装置を提案するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて、本発明に係る複合板製造
装置の一実施例について詳細に説明する。第1
図、第2図は上記装置の概略構成図で、1は下側
基材送出部で、所謂下側基材Aである金属薄板
(以下、単に基材Aという)を装着したアンコイ
ラ2とピンチローラ3からなり、基材Aを次工程
に連続的に送給するためのものである。4は成形
機でダブル幅の基材Aを樋状に、かつ途中でその
中央部を成形ロール5の途中に配設したスリツタ
6を介してスリツトして第3図a〜fに示すよう
に最終断面形状に近い断面の基材Aを分離した状
態で2条に成形するためのものである。特に、成
形機4は914mm、1000mm幅で長さ2000〜3000mの
金属薄板を2枚同時に、しかも雄、雌型連結部
E,Fの複雑工程下でも連続して製造できるよう
に、成形途中でその幅方向の中央部をスリツトし
て2条にスリツトし、その後で成形不可能な雄、
雌型連結部E,F(図では雄型連結部E)のいず
れかを成形し、実際上は独立したシングルタイプ
のものを単に並列状で製造するものである。7は
ヒータで基材Aを約30〜120℃位に加温するため
のものであり、例えば遠赤外線、電熱機、熱風の
いずれかからなるものであり、発泡体Bの原料の
反応系を好条件にするのに役立つものである。8
は吐出部で合成樹脂発泡体の原料、所謂各成分を
混合した発泡性反応混合物P(以下、単に原料と
いう)を基材Aによつて形成された樋状部に積層
するものであり、例えば回転羽根体を備えた吐出
方式、スプレーガン方式(エア、エアレス)、ま
たは注入方式等があり、その用途に応じて適する
方法を用いる。9は上側基材送出部で上側基材C
(以下、単に基材Cという)を連続してくり出し、
この基材Cを原料P上に積層する装置である。上
記、上側基材送出部9の主構成はアンコイラ的機
構である。なお、上記基材Cの素材としてはアス
ベスト紙、クラフト紙、アルミ箔、プラスチツク
シート、アスフアルトルーフイング、およびこれ
らの1種以上をラミネートした複合シート等から
なる。また、この上側基材送出部9には基材Cが
一定の張力下で導出されるようにバンドによるブ
レーキ等の付加機構を当然有する。10はガイド
ローラで基材Cを基材Aの樋状部上に載置するよ
うに案内する。なお、ガイドローラ10は必要に
応じて2点鎖線で示す位置まで水平、垂直のいず
れかの方向に移動可能に装着する。これは前記原
料Pが温度に大きく左右される化学反応物質であ
るために特に意義がある。11は型で基材Aと基
材C間に原料Pをサンドイツチした状態で連続し
て水平方向に移動するようエンドレス式の型材1
1a,11bを所定間隔、所謂複合板Dの板厚に
対応する間隙を有して対面させて空隙を連続的に
形成し、ある一定時間経過後に連続的に解消する
ことを繰り返す装置である。なお、型11は基材
Cの基材A間に対して充填した未発泡状態の原料
Pが型11内を通過中に反応、発泡、および硬化
させる。また、型11の具体例としては従動輪1
2,13と原動輪14,15の間に表面平滑な金
属エンドレスベルト(例えばステンレス製)をそ
れぞれ掛合したもの、あるいはリンク等によりス
ラツトの多数片を連結したキヤタピラ(登録商標
名)式の加圧方式(図示せず)等である。16,
17は補強ローラで従、原動輪間に複数個、定間
隔で配置した場合であり、複合板S1、S2の所定厚
さを得ることと、上記型材11a,11bの変形
等を除去するために設ける。18,19は加熱装
置で、例えば50〜120℃位までに上記ベルト、お
よびその周囲の空間を加温するためのものであ
り、20はカバーで型11、およびその周囲の空
間を保温すると共に、原料Pの反応時に放出する
トリクロロモノフルオロメタン、あるいは加熱装
置18,19から放出される炭酸ガス、一酸化炭
素等を安全、衛生上、作業環境に放出しないた
め、およびより有効な保温効果を得るために設け
たものである。なお、型11の入、出口部11
c,11dだけは型11内の気体の漏洩を最大限
に阻止しうる構造に構成するものである。21は
走行カツタで2つの独立した複合板連続帯Sを定
尺に切断するものであり、22,23は搬送部で
ローラ、ベルト等の1種からなり、それぞれの位
置で所定スピード基材A、複合板S1、S2を次工程
に搬送するためのものである。
次に本発明に係る装置を用いて複合板を製造す
る方法について第1図〜第4図を用いて簡単に説
明する。いま基材Aとして0.27mm厚さのカラー鋼
板(幅1000mm)を2000mボビンに巻回したものを
アンコイラ2に装着した。一方、基材Cとしては
アスベスト紙にアルミ箔をラミネートしたものを
2000m巻回したコイル状物をくり出す上側基材送
出部9に準備した。そして原料Pとしてはポリウ
レタン樹脂を吐出部8に供給し、コンベアベルト
からなる型材11a,11bが30m/minの速度
で回転し、カバー20内が80℃に保持され、基材
Aを成形機4によつて第3図a〜fに示す断面形
状に成形されてくると仮定する。そこで基材Aの
始端をピンチロール2に案内しこれを成形機4に
送給する。この成形機4では第3図a〜cに示す
ように基材Aの両側縁に雌型連結部Fと途中に化
粧リブGを形成し、その幅方向の中央部をイ−イ
線で示すようにスリツタ6で2条にスリツトし、
これより後段のロールでd〜fに示すように成形
する。なお、f図で示すように基材Aの成形は完
成品でなく、完成品にするには雄、雌型連結部
E,Fの端部を基材Cの積層後に押圧するだけで
ある。次に第3図fに示す基材Aを吐出部8に移
送する。そこで、この基材Aの樋状部に吐出部8
から第4図aに示すように原料Pを吐出し、その
上に第4図bに示すように基材Cを嵌押、積層
し、次に第4図cに示すように雄、雌型連結部
E,Fを成形機能を有するガイドローラ10によ
つて押圧し、型11に送給する。そして、型11
を通過中に原料Pを反応、発泡、および硬化させ
てその出口から複合板連続帯Sとして送出する。
もちろん、この際、基材A,Cは原料Pの自己接
着性によつて一体に固着される。そして上記型1
1から送出された2条に分割されている複合板連
続帯Sは走行カツタ21により任意長さに切断さ
れ、複合板S1,S2として梱包部(図示せず)に搬
送されるものである。
以上説明したのは本考案の一実施例にすぎず、
型材11a,11bは多数のスラツトで第5図
a,bに示すように形成したり、第6図aに示す
ように基材Cを基材Aに積層後に成形機10aを
介在させたり、第6図bに示すように基材Cに成
形機24を介在させることもできる。その他、図
示しないが、基材Aを完成品まで成形し、その上
に基材Cを積層して型11に送給することもでき
る。
上述したように本発明に係る複合板製造装置に
よれば、広幅基材を成形途中でスリツトしたた
め、雄、雌型連結部が複雑で、かつ発泡体B充填
前に成形不可能な形状の複合板を2条できわめて
容易に製造できる。成形機の途中で基材の中央
部をスリツトするため、異種断面の複合板を同時
に製造できる。素材から製品までを一貫して直
線的に製造するため安価に、かつ、均質にそして
大量に製造できる。基材を成形途中でスリツト
するため基材の化粧面に成形時の歪によるペコツ
キが現われず、美しい化粧面となる。等の特徴が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係る複合板製造装置
の側面図と平面図、第3図a〜fは下側基材の成
形順序を示すフラワー図、第4図a〜cは発泡体
原料を充填し、次に上側基材を積層する工程を示
す説明図、第5図a,bは型と型部材のその他の
実施例を示す断面図、第6図a,bは下側基材、
上側基材の型入口前での成形例を示す説明図であ
る。 1……下側基材送出部、4……成形機、8……
吐出部、9……上側基材送出部、11……型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アンコイラとピンチローラからなる下側基材
    送出部と、該送出部から連続して送給される下側
    基材を樋状の所定形状のほぼ7〜9割まで成形す
    ると共に、成形途中に下側基材を長手方向に2分
    割して2条の下側基材とする成形機と、該成形機
    から送給される各下側基材の樋状部に自己接着性
    を有する合成樹脂発泡体の原料である発泡性反応
    混合物を個々に吐出する吐出部と、該吐出された
    混合物を被覆する上側基材を連続して送給する上
    側基材送出部と、前記下側基材と上記上側基材間
    に前記原料をサンドイツチした状態で連続して移
    送するようにエンドレス式の型材を所定間隔を有
    して対面させて空隙を連続的に形成し、ある一定
    時間経過後連続的に解消することを繰り返す型
    と、前記上側基材送出部と型入口の間に上側基材
    を下側基材の所定位置に積層するように案内する
    ガイドローラと、前記型を含む空間を30〜120℃
    に加温する加熱装置と、上記空間内の気体を外部
    へあまり漏洩しないように包囲したカバーとから
    構成したことを特徴とする複合板製造装置。
JP61017589A 1986-01-28 1986-01-28 複合板製造装置 Granted JPS62174136A (ja)

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JP2619536B2 (ja) * 1989-08-28 1997-06-11 旭有機材工業株式会社 熱硬化性樹脂発泡体の連続製造方法及び該方法の実施に用いる塗布装置
US7726086B2 (en) * 2007-02-05 2010-06-01 Certainteed Corporation Panel of roofing shingles

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