JPH0516333B2 - - Google Patents
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- JPH0516333B2 JPH0516333B2 JP60171677A JP17167785A JPH0516333B2 JP H0516333 B2 JPH0516333 B2 JP H0516333B2 JP 60171677 A JP60171677 A JP 60171677A JP 17167785 A JP17167785 A JP 17167785A JP H0516333 B2 JPH0516333 B2 JP H0516333B2
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は表面材、例えば金属薄板を連続して送
給すると共に、成形した表面材と裏面材間に発泡
性合成樹脂原料を吐出し、この原料を移動する型
内で反応、発泡させてサンドイツチ構造板帯を連
続して形成し、次に定尺にカツトして複合板を連
続して製造する複合板製造装置に関するものであ
る。
給すると共に、成形した表面材と裏面材間に発泡
性合成樹脂原料を吐出し、この原料を移動する型
内で反応、発泡させてサンドイツチ構造板帯を連
続して形成し、次に定尺にカツトして複合板を連
続して製造する複合板製造装置に関するものであ
る。
この種装置は特公昭59−17675号公報に示すよ
うな構成になつていた。すなわち、上記装置はコ
イル状の金属板の送出部と金属板を任意形状に成
形する成形機と、成形された金属板裏面に発泡性
合成樹脂原料を吐出する吐出部と、吐出された原
料上に積層する裏面材送給部と表、裏面材間に原
料を介在させた状態で移送し、かつ、原料を発
泡、成形させて見掛上の発泡をほぼ完了させた状
態で送出するキユアオーブンと、送出された複合
板を定尺にカツトする走行カツタと必要に応じて
設けた2次成形機とから構成されていた。
うな構成になつていた。すなわち、上記装置はコ
イル状の金属板の送出部と金属板を任意形状に成
形する成形機と、成形された金属板裏面に発泡性
合成樹脂原料を吐出する吐出部と、吐出された原
料上に積層する裏面材送給部と表、裏面材間に原
料を介在させた状態で移送し、かつ、原料を発
泡、成形させて見掛上の発泡をほぼ完了させた状
態で送出するキユアオーブンと、送出された複合
板を定尺にカツトする走行カツタと必要に応じて
設けた2次成形機とから構成されていた。
しかしながら、この装置では長さ3000mをコイ
ル状に巻回した金属板を1本づつ製造する装置で
あり、複合板を連続して生産することができなか
つた。従つて、生産性はコイル交換の度にライン
をON−OFFする必要があり、しかも複合帯の始
めと終りは不良品となる欠点があつた。
ル状に巻回した金属板を1本づつ製造する装置で
あり、複合板を連続して生産することができなか
つた。従つて、生産性はコイル交換の度にライン
をON−OFFする必要があり、しかも複合帯の始
めと終りは不良品となる欠点があつた。
本発明はこのような欠点を除去するため、金属
板等の表面材を送出する表面材送出部を上、下あ
るいは前後に2つ配設し、かつ、これら送出部の
1つに装着された表面材がなくなる寸前にもう1
つの表面材送出部から送給されていた表面材の始
端を前記表面材の終端に重合すると同時に連結機
を介して連結し、一方この間に1次成形機以降の
ラインが停止しないようにループ部を1次成形機
の前に設け、また走行カツタの後に必要に応じて
設けた2次成形機を介して方向変換機に複合板を
送給し、次に梱包部に搬送するようにした複合板
製造装置である。
板等の表面材を送出する表面材送出部を上、下あ
るいは前後に2つ配設し、かつ、これら送出部の
1つに装着された表面材がなくなる寸前にもう1
つの表面材送出部から送給されていた表面材の始
端を前記表面材の終端に重合すると同時に連結機
を介して連結し、一方この間に1次成形機以降の
ラインが停止しないようにループ部を1次成形機
の前に設け、また走行カツタの後に必要に応じて
設けた2次成形機を介して方向変換機に複合板を
送給し、次に梱包部に搬送するようにした複合板
製造装置である。
本発明に係る複合板製造装置において、表面材
送出部は表面材を一定速度で連続して送給するた
めにアンコイラとピンチローラからなるものであ
り、連結機は表面材の端部を重合した状態で数個
所を1次成形機に支障をきたさない位置で瞬時に
固定し、表面材を連結させ、この連結時に表面材
が停止せずに1次成形機に送給されるようにルー
プ部を設け、しかもコイル状に巻回された裏面材
を瞬時に接着して送給することにより連続的に複
合板を製造できるようにしたものである。
送出部は表面材を一定速度で連続して送給するた
めにアンコイラとピンチローラからなるものであ
り、連結機は表面材の端部を重合した状態で数個
所を1次成形機に支障をきたさない位置で瞬時に
固定し、表面材を連結させ、この連結時に表面材
が停止せずに1次成形機に送給されるようにルー
プ部を設け、しかもコイル状に巻回された裏面材
を瞬時に接着して送給することにより連続的に複
合板を製造できるようにしたものである。
以下に図面を用いて、本発明に係る複合板製造
装置の一実施例について詳細に説明する。第1図
は上記装置の概略構成図で、1は2つの表面材送
出部で前後、または図示しないが上下に配列した
ものであり、表面材A,A′、例えば金属薄板を
装着したアンコイラ2とピンチローラ3とからな
り、表面材A,A′を次工程に一定張力下で連続
的に送給する装置である。4,5はガイド部でロ
ーラ6を多数個、梯状に配設したものであり、そ
の両側にはガイド片7を表面材Aの幅より幾分広
めに設けたものである。なお、ガイド部5は上方
の表面材A′を下方の表面材Aに重合させるため
に傾斜した傾斜片、ローラのいずれか、あるいは
その組み合わせからなる案内部8を設け、案内部
8は表面材A′が案内部8から離脱しないように
押えローラ9を配設したものである。10は連結
機で、例えば特公昭58−58232号に示すように連
結刃11とストツパ部12とから構成したもので
ある。13はループ部で表面材A、またはA′の
いずれか1つを貯留するものであり、表面材Aと
A′とを連結している瞬間にも表面材Aを1次成
形機14に停止することなく供給するためのもの
である。1次成形機14は表面材A,A′を例え
ば第2図a〜dに示すように成形する装置であ
る。15は発泡性合成樹脂原料吐出機(以下、単
に吐出機という)で例えば第3図a〜dに示すよ
うにスプレーガン15a、ノズル15b、ミキサ
ー15cのいずれか1つからなり、発泡性合成樹
脂原料(以下、単に原料という)B、例えばポリ
ウレタンフオーム、ポリイソシアヌレートフオー
ム、フエノールフオームを表面材A、または裏面
材C、もしくは表、裏面材A,C間に吹き付け等
によつて供給するための装置である。16は裏面
材供給機で第4図に示すようにアンコイラ17を
2台並設し、その下方にガイドローラ18を裏面
材Cの終、始端を瞬時にスプリング、エアシリン
ダ等で圧着する押圧ローラ19とからなり、押圧
ローラ19は圧着時以外は図のように離れている
ものである。20はガイドローラで裏面材Cを表
面材Aの所定位置に案内するためのものである。
21は延展機でローラ22を斜面上に並設し、原
料Bを裏面材C上から延展する装置である。な
お、延展方法は表、裏面材A,C間の間隔Δtが
小→大へ、あるいは大→小へのいずれでも可能で
ある。勿論、裏面材Cは第5図に示すように配設
することもできる。23はキユアオーブンで第6
図に示すように表面材A、裏面材C間に原料Bを
介在した状態で原料Bを反応、発泡させると共
に、成形し、かつ、キユアして原料Bの発泡体を
芯材とする複合帯Dを製造する装置である。その
構成は鋼材、ゴム、不織布の1種以上からなるエ
ンドレス式の上型材24、下型材25を上下に複
合帯Dの厚さで対面させ、型26を連続的に形成
し、この型26はある一定時間経過後に連続的に
解消することを繰り返す装置である。また、上型
材24、下型材25の裏面にはバツクアツプロー
ラ27、上型材24、下型材25を加温するヒー
タ28、カバー29、排気口30からなり、ヒー
タ28は上型材24、下型材25を30〜110℃位
まで加温でき、カバー29はキユアオーブン23
内の熱気等を作業環境にあまり出ないようにする
と共に、燃焼ガスを外気に放出するための排気口
30を有するものである。勿論、スチームでキユ
アする際に燃焼ガスがキユアオーブン内に存在し
ないので排気口30からは発泡剤、水蒸気が排気
される程度である。勿論、上型材24、下型材2
5は上型材24がスチールベルト、不織布のよう
なベルト、耐熱ゴムベルト、下型材25がキヤタ
ピラ、ローラ、または上、下型材24,25を逆
に配設したり、ローラを上、下型材24,25と
して用いるか、このローラにベルトを巻回した構
成のいずれかとするものである。31は計測器で
下型材25の回転速度、複合帯Dの移動速度のい
ずれか一方、あるいは両方の速度を計測し、所定
の長さに走行カツタ32を用いて切断するもので
ある。走行カツタ32は複合帯Dの進行方向と直
行する方向から回転鋸刃で切断するか、ギロチン
とくし刃と、ロータリーカツタを組み合わせたカ
ツタ機構で切断するものである。33は2次成形
機で第2図c,dのような表面材Aからなる第7
図a〜cのa,b図に示すような複合板D′を最
終的に成形するためのものである。34は方向変
換機で複合板D′を積層部35に移送するための
装置であり、梯状の搬送ローラとその一端を支点
として90°位回転させ、またエアシリンダ等で戻
すことを繰り返すような構成からなるものであ
る。36は梱包部で複合板D′を5〜10枚づつ梱
包する装置である。
装置の一実施例について詳細に説明する。第1図
は上記装置の概略構成図で、1は2つの表面材送
出部で前後、または図示しないが上下に配列した
ものであり、表面材A,A′、例えば金属薄板を
装着したアンコイラ2とピンチローラ3とからな
り、表面材A,A′を次工程に一定張力下で連続
的に送給する装置である。4,5はガイド部でロ
ーラ6を多数個、梯状に配設したものであり、そ
の両側にはガイド片7を表面材Aの幅より幾分広
めに設けたものである。なお、ガイド部5は上方
の表面材A′を下方の表面材Aに重合させるため
に傾斜した傾斜片、ローラのいずれか、あるいは
その組み合わせからなる案内部8を設け、案内部
8は表面材A′が案内部8から離脱しないように
押えローラ9を配設したものである。10は連結
機で、例えば特公昭58−58232号に示すように連
結刃11とストツパ部12とから構成したもので
ある。13はループ部で表面材A、またはA′の
いずれか1つを貯留するものであり、表面材Aと
A′とを連結している瞬間にも表面材Aを1次成
形機14に停止することなく供給するためのもの
である。1次成形機14は表面材A,A′を例え
ば第2図a〜dに示すように成形する装置であ
る。15は発泡性合成樹脂原料吐出機(以下、単
に吐出機という)で例えば第3図a〜dに示すよ
うにスプレーガン15a、ノズル15b、ミキサ
ー15cのいずれか1つからなり、発泡性合成樹
脂原料(以下、単に原料という)B、例えばポリ
ウレタンフオーム、ポリイソシアヌレートフオー
ム、フエノールフオームを表面材A、または裏面
材C、もしくは表、裏面材A,C間に吹き付け等
によつて供給するための装置である。16は裏面
材供給機で第4図に示すようにアンコイラ17を
2台並設し、その下方にガイドローラ18を裏面
材Cの終、始端を瞬時にスプリング、エアシリン
ダ等で圧着する押圧ローラ19とからなり、押圧
ローラ19は圧着時以外は図のように離れている
ものである。20はガイドローラで裏面材Cを表
面材Aの所定位置に案内するためのものである。
21は延展機でローラ22を斜面上に並設し、原
料Bを裏面材C上から延展する装置である。な
お、延展方法は表、裏面材A,C間の間隔Δtが
小→大へ、あるいは大→小へのいずれでも可能で
ある。勿論、裏面材Cは第5図に示すように配設
することもできる。23はキユアオーブンで第6
図に示すように表面材A、裏面材C間に原料Bを
介在した状態で原料Bを反応、発泡させると共
に、成形し、かつ、キユアして原料Bの発泡体を
芯材とする複合帯Dを製造する装置である。その
構成は鋼材、ゴム、不織布の1種以上からなるエ
ンドレス式の上型材24、下型材25を上下に複
合帯Dの厚さで対面させ、型26を連続的に形成
し、この型26はある一定時間経過後に連続的に
解消することを繰り返す装置である。また、上型
材24、下型材25の裏面にはバツクアツプロー
ラ27、上型材24、下型材25を加温するヒー
タ28、カバー29、排気口30からなり、ヒー
タ28は上型材24、下型材25を30〜110℃位
まで加温でき、カバー29はキユアオーブン23
内の熱気等を作業環境にあまり出ないようにする
と共に、燃焼ガスを外気に放出するための排気口
30を有するものである。勿論、スチームでキユ
アする際に燃焼ガスがキユアオーブン内に存在し
ないので排気口30からは発泡剤、水蒸気が排気
される程度である。勿論、上型材24、下型材2
5は上型材24がスチールベルト、不織布のよう
なベルト、耐熱ゴムベルト、下型材25がキヤタ
ピラ、ローラ、または上、下型材24,25を逆
に配設したり、ローラを上、下型材24,25と
して用いるか、このローラにベルトを巻回した構
成のいずれかとするものである。31は計測器で
下型材25の回転速度、複合帯Dの移動速度のい
ずれか一方、あるいは両方の速度を計測し、所定
の長さに走行カツタ32を用いて切断するもので
ある。走行カツタ32は複合帯Dの進行方向と直
行する方向から回転鋸刃で切断するか、ギロチン
とくし刃と、ロータリーカツタを組み合わせたカ
ツタ機構で切断するものである。33は2次成形
機で第2図c,dのような表面材Aからなる第7
図a〜cのa,b図に示すような複合板D′を最
終的に成形するためのものである。34は方向変
換機で複合板D′を積層部35に移送するための
装置であり、梯状の搬送ローラとその一端を支点
として90°位回転させ、またエアシリンダ等で戻
すことを繰り返すような構成からなるものであ
る。36は梱包部で複合板D′を5〜10枚づつ梱
包する装置である。
次に本発明に係る装置を用いて複合板を製造す
る方法について簡単に説明する。いま表面材Aと
して0.27mm厚さの金属薄板(幅94cm)を3000m、
ボビンに巻回したものをアンコイラ2にセツトし
た。一方、裏面材Cとしてはアスベスト紙にアル
ミ箔をラミネートしたものを2000m巻回したコイ
ル状物をくり出す裏面材供給機16に準備した。
そして原料Bとしてはポリウレタン樹脂を吐出機
15に供給し、コンベアベルトからなる上、下型
材24,25が30m/minの速度で回転し、カバ
ー29内が80℃に保持されていると仮定する。そ
こで、表面材Aをアンコイラ2、ピンチローラ
3、ガイド部4、連結機10を通つてループ部1
3、1次成形機14を経て第2図dに示すように
成形し、次に表面材Aの凹部に第3図bに示すよ
うなノズル15bから未発泡のポリウレタンフオ
ーム原料Bを広幅で、かつ、フイルム状で表面材
Aの進行方向に対向するか、後追いかのいずれか
の方法で吐出し、吐出された原料B上に裏面材C
をガイドローラ20、延展機21を介して積層
し、これをキユアオーブン23に送給する。キヤ
アオーブン23では表、裏面材A,Cを搬送する
と共に、原料Bを反応、発泡させ、表、裏面材
A,C間の空〓を発泡体で充填、成形し、見掛上
の発泡を完了してその出口から複合帯Dとして送
出される。これを計測器31からの信号に対応し
て移動する走行カツタ32で定尺に切断し、次に
2次成形機33で半分に分割すると共に、端部を
屈曲等して最終製品とする。これを搬送し、方向
変換機34を介して反転すると共に左右のいずれ
かの方向に移送し、積層部35を経て梱包部35
に送給し、複合板D′複数枚をダンボール等で梱
包して完了するものである。また、表面材Aの送
給が終りに近づいたときには既に準備してある表
面材A′をガイドローラ6、案内部8、押えロー
ラ9の順に送給し、その始端を表面材Aの終端10
〜50cmの領域が重合するように載置すると同時に
V字状の連結刃11を瞬時に落下、押し上げて、
かつ、このとき同時に押えローラ12aも表面材
Aの重合部分以外の終端部をバツクアツプローラ
Rと協働して挟み込み、移送を停止させる。勿
論、この際押えローラ12aは表面材A,A′が
連結されると同時に表面材Aの挟持を解除するも
のである。なお、ループ部13の前と後の工程間
には速度差があり、表面材A、またはA′が常時
ループ部13にループされているように設定され
ているものである。また、1つのコイル状の裏面
材Cが終端に近づくと、もう1つの裏面材C′の始
端がテープ材Eを貼着し、この部分を押圧ローラ
19で瞬時に作動させて裏面材C,C′を一体に貼
着し、ガイドローラ20に連続して送給するもの
である。なお、表面材A,A′はアンコイラ2上
にその化粧面を表側にして巻回されたり、裏側に
して巻回されたりする。これは1次成形機14か
ら送出される表面材の断面形状が凹状か〓状かに
よつて定まるものである。また、図示しないが、
任意個所にカツタ、検知機(光、電気、磁石)を
設置することもできる。さらに、第8図に示すよ
うにキユアオーブン23を成形部23aとキユア
部23bに区分し、成形部23aをスチールベル
ト式、キヤタピラ式、ローラ式のいずれかの組み
合わせ、キユア部23bはローラ式か、ローラに
ベルトを巻回したようなものであり、温度は両部
とも同じか、温度差(高−低)に設定することも
ある。特に、この構成では成形部23aが従前よ
り相当に短い長さに設定でき、かつ、キユア部2
3bは成形部23aに比べて小型で、安価に制作
できるものである。また、表面材A、裏面材Cの
原料Bと接触する前に加温するプレヒータFを設
けることもできる。
る方法について簡単に説明する。いま表面材Aと
して0.27mm厚さの金属薄板(幅94cm)を3000m、
ボビンに巻回したものをアンコイラ2にセツトし
た。一方、裏面材Cとしてはアスベスト紙にアル
ミ箔をラミネートしたものを2000m巻回したコイ
ル状物をくり出す裏面材供給機16に準備した。
そして原料Bとしてはポリウレタン樹脂を吐出機
15に供給し、コンベアベルトからなる上、下型
材24,25が30m/minの速度で回転し、カバ
ー29内が80℃に保持されていると仮定する。そ
こで、表面材Aをアンコイラ2、ピンチローラ
3、ガイド部4、連結機10を通つてループ部1
3、1次成形機14を経て第2図dに示すように
成形し、次に表面材Aの凹部に第3図bに示すよ
うなノズル15bから未発泡のポリウレタンフオ
ーム原料Bを広幅で、かつ、フイルム状で表面材
Aの進行方向に対向するか、後追いかのいずれか
の方法で吐出し、吐出された原料B上に裏面材C
をガイドローラ20、延展機21を介して積層
し、これをキユアオーブン23に送給する。キヤ
アオーブン23では表、裏面材A,Cを搬送する
と共に、原料Bを反応、発泡させ、表、裏面材
A,C間の空〓を発泡体で充填、成形し、見掛上
の発泡を完了してその出口から複合帯Dとして送
出される。これを計測器31からの信号に対応し
て移動する走行カツタ32で定尺に切断し、次に
2次成形機33で半分に分割すると共に、端部を
屈曲等して最終製品とする。これを搬送し、方向
変換機34を介して反転すると共に左右のいずれ
かの方向に移送し、積層部35を経て梱包部35
に送給し、複合板D′複数枚をダンボール等で梱
包して完了するものである。また、表面材Aの送
給が終りに近づいたときには既に準備してある表
面材A′をガイドローラ6、案内部8、押えロー
ラ9の順に送給し、その始端を表面材Aの終端10
〜50cmの領域が重合するように載置すると同時に
V字状の連結刃11を瞬時に落下、押し上げて、
かつ、このとき同時に押えローラ12aも表面材
Aの重合部分以外の終端部をバツクアツプローラ
Rと協働して挟み込み、移送を停止させる。勿
論、この際押えローラ12aは表面材A,A′が
連結されると同時に表面材Aの挟持を解除するも
のである。なお、ループ部13の前と後の工程間
には速度差があり、表面材A、またはA′が常時
ループ部13にループされているように設定され
ているものである。また、1つのコイル状の裏面
材Cが終端に近づくと、もう1つの裏面材C′の始
端がテープ材Eを貼着し、この部分を押圧ローラ
19で瞬時に作動させて裏面材C,C′を一体に貼
着し、ガイドローラ20に連続して送給するもの
である。なお、表面材A,A′はアンコイラ2上
にその化粧面を表側にして巻回されたり、裏側に
して巻回されたりする。これは1次成形機14か
ら送出される表面材の断面形状が凹状か〓状かに
よつて定まるものである。また、図示しないが、
任意個所にカツタ、検知機(光、電気、磁石)を
設置することもできる。さらに、第8図に示すよ
うにキユアオーブン23を成形部23aとキユア
部23bに区分し、成形部23aをスチールベル
ト式、キヤタピラ式、ローラ式のいずれかの組み
合わせ、キユア部23bはローラ式か、ローラに
ベルトを巻回したようなものであり、温度は両部
とも同じか、温度差(高−低)に設定することも
ある。特に、この構成では成形部23aが従前よ
り相当に短い長さに設定でき、かつ、キユア部2
3bは成形部23aに比べて小型で、安価に制作
できるものである。また、表面材A、裏面材Cの
原料Bと接触する前に加温するプレヒータFを設
けることもできる。
上述したように本発明に係る複合板製造装置に
よれば、表、裏面材を各々、連続して送給でき
るため、終日稼働も可能であり、従前のようにコ
イルごとにON−OFFしていたときよりも約40%
位稼働率を向上させた特徴がある。不良品は始
業時と終業時だけ2〜3枚でるだけであり、従前
より大幅に低減した。特徴がある。表面材の流
れが一直線であり、曲げ、ねじれによる変形もな
く、スムーズに搬送、成形等できる利点がある。
重い表面材のアンコイラへの装着が従前より容
易で、かつ、危険性も少なく、高能率である特徴
がある。成形後に表面材を50〜90℃に加温し、
これに発泡硬化する原料を充填し、原料を発泡さ
せるため表面材の変形、歪を上記温度と発泡圧に
よつて幾分矯正し、寸法変化を抑制する特徴があ
る。型をカバーで包囲したため、保温性が改善
され、有害ガス、燃焼ガスの作業環境への漏洩が
少なくなり、作業員の安全、衛生面を大きく改善
した特徴がある。樋状に成形した表面材を用い
るため側面の型材が不要となる利点がある。
よれば、表、裏面材を各々、連続して送給でき
るため、終日稼働も可能であり、従前のようにコ
イルごとにON−OFFしていたときよりも約40%
位稼働率を向上させた特徴がある。不良品は始
業時と終業時だけ2〜3枚でるだけであり、従前
より大幅に低減した。特徴がある。表面材の流
れが一直線であり、曲げ、ねじれによる変形もな
く、スムーズに搬送、成形等できる利点がある。
重い表面材のアンコイラへの装着が従前より容
易で、かつ、危険性も少なく、高能率である特徴
がある。成形後に表面材を50〜90℃に加温し、
これに発泡硬化する原料を充填し、原料を発泡さ
せるため表面材の変形、歪を上記温度と発泡圧に
よつて幾分矯正し、寸法変化を抑制する特徴があ
る。型をカバーで包囲したため、保温性が改善
され、有害ガス、燃焼ガスの作業環境への漏洩が
少なくなり、作業員の安全、衛生面を大きく改善
した特徴がある。樋状に成形した表面材を用い
るため側面の型材が不要となる利点がある。
第1図は本発明に係る複合板製造装置の一実施
例を示す構成略図、第2図a〜dは表面材の成形
例を示す説明図、第3図a〜dは吐出機とその吐
出状態を示す説明図、第4図、第5図は裏面材の
供給状態を示す説明図、第6図はキユアオーブ
ン、走行カツタ部分を示す構成略図、第7図a〜
cは複合板の一例を示す断面図、第8図はキユア
オーブンのその他の実施例を示す説明図である。 1……表面材送出部、10……連結機、13…
…ループ部、15……吐出機、16……裏面材供
給機、21……延展機、23……キユアオーブ
ン、26……型、32……走行カツタ。
例を示す構成略図、第2図a〜dは表面材の成形
例を示す説明図、第3図a〜dは吐出機とその吐
出状態を示す説明図、第4図、第5図は裏面材の
供給状態を示す説明図、第6図はキユアオーブ
ン、走行カツタ部分を示す構成略図、第7図a〜
cは複合板の一例を示す断面図、第8図はキユア
オーブンのその他の実施例を示す説明図である。 1……表面材送出部、10……連結機、13…
…ループ部、15……吐出機、16……裏面材供
給機、21……延展機、23……キユアオーブ
ン、26……型、32……走行カツタ。
Claims (1)
- 1 前後、あるいは上下に配列した2つの表面材
送出部と、該送出部から送出されるコイル状の表
面材のコイル端間を瞬時に連結する連結機と、該
表面材を貯留するループ部と、表面材を任意形状
に成形する1次成形機と、該成形機から送給され
る表面材の裏面に自己接着性を有する合成樹脂発
泡体の原料である発泡性合成樹脂原料を供給する
吐出機と、該吐出された原料を被覆する裏面材を
連続して送給する2つの裏面材供給機と、前記表
面材と上記裏面材間に発泡性合成樹脂原料をサン
ドイツチした状態で連続して移送するための型材
を所定間隔を有して対面させてなる型と、前記裏
面材供給機と型入口の間に裏面材を表面材の所定
位置に積層するように案内するガイドローラと、
前記型を含む空間を30〜110℃に加温できると共
に、空間内の気体が排気口以外からあまり外部へ
漏洩しないように装着したカバーと、前記型材、
あるいは表、裏面材間に合成樹脂発泡体を一体に
介在した複合帯の移動速度を計測する計測器と、
該複合帯を定尺に瞬時にカツトする走行カツタと
から構成したことを特徴とする複合板製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171677A JPS6232012A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 複合板製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171677A JPS6232012A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 複合板製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232012A JPS6232012A (ja) | 1987-02-12 |
JPH0516333B2 true JPH0516333B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=15927649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60171677A Granted JPS6232012A (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 複合板製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232012A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6411783B2 (ja) * | 2014-06-18 | 2018-10-24 | ケイミュー株式会社 | 金属系サイディングの製造方法 |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60171677A patent/JPS6232012A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232012A (ja) | 1987-02-12 |
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