JPH0677941B2 - 複合板製造装置 - Google Patents

複合板製造装置

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JPH0677941B2
JPH0677941B2 JP62251911A JP25191187A JPH0677941B2 JP H0677941 B2 JPH0677941 B2 JP H0677941B2 JP 62251911 A JP62251911 A JP 62251911A JP 25191187 A JP25191187 A JP 25191187A JP H0677941 B2 JPH0677941 B2 JP H0677941B2
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resin foam
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文男 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合板、所謂2基材間に自己接着性を有する合
成樹脂発泡体を介在させると共に、養生機を型が移動す
るバッヂ式とし、かつ流れ方向に対して直交するように
構成し、複合板を連続生産すると共に、設置スペースを
大幅に縮小した複合板製造装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、金属薄板を表面材とし、これを任意断面の樋状
体に形成し、この樋状体に合成樹脂発泡体の原料を吐出
し、その上に裏面材を積層してダブルコンベアに送給
し、上記合成樹脂発泡体の原料を反応、発泡、硬化させ
て表、裏面材間に合成樹脂発泡体を介在させた複合板帯
を製造し、次に定尺に切断する装置が出現している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記装置は三層構造の複合板帯を養生後
に切断する構成であるため、養生機として長大なものを
必要とし、設備の設置面積が広く必要であった。また、
従来の装置は一種類の製品しか生産できない専用ライン
であり、複合板の断面形状、厚さ、表面材、裏面材の材
質が変わると、それに合った製造装置を一つ一つ作る必
要があった。さらに、従来のバッヂ方式の養生では、養
生に時間がかかり、量産するには不向きの装置となって
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、表面材を送給
するための表面材送給部と、この送給部から送給される
表面材を所定断面形状に成形する成形機と、成形された
表面材を任意長さに移動中に切断する走行カッタと、走
行カッタにより定尺に切断された表面材をストップさせ
ると共に横方向に搬送する横送り機と、横送り中あるい
はバッヂ式型に載置された表面材の凹部に未発泡の合成
樹脂発泡体原料を充填する吐出部と、合成樹脂発泡体原
料上に裏面材を載置積層する裏面材供給部と、この三層
構造の複合板を接着一体化し、上記合成樹脂発泡体原料
を移動中に発泡硬化させる、多数のバッヂ式型を有する
バッヂ式養生機と、この養生機より脱型した長尺状の複
合板を梱包する梱包部とから構成することにより、バッ
ヂ式養生機にして量産可能であり、多品種の製品を一つ
のラインで製造することのできる複合板製造装置を提案
するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る複合板製造装置の一実
施例について詳細に説明する。第1図は上記装置の概略
の構成をブロック化した説明図であり、1は表面材送給
部、2は成形機、3は走行カッタ、4は横送り機、5は
吐出部、6は裏面材供給部、7はバッヂ式養生機、11は
梱包部である。さらに、詳説すると、表面材送給部(以
下、単に送給部という)1はアンコイラ、ピンチロー
ラ、カッタ等からなり、アンコイラにコイル上に巻回さ
れた平板状の金属薄板、紙、無機質シート、あるいはこ
れらを複合化したシート状物からなる表面材Aを装着す
ると共に、図示しないループ部に無に無理なく表面材A
を送給するためのものである。なお、送給部1を2台前
後に配する場合は、送給部1間に表面材Aの後端と前端
を接続する接続機を設けるものである。このように構成
した送給部1はコイルの掛け替えが不要となり、さらに
効率の良い連続生産を可能にするものである。成形部2
は送給部1より連続して送られてくる表面材Aを所定断
面形状に成形するものであり、多段の成形ロールよりな
る。走行カッタ3は成形された表面材Aを定尺に切断す
るものであり、表面材Aが移動中に、表面材Aのスピー
ドに同調して移動し、定尺に切断するものである。横送
り機4は、定尺に切断された表面材Aをストップさせる
と共に、後記するバッヂ式養生機7方向に移送するため
のものであり、フリローラ、ストッパ、横送り用シリン
ダ、ベルトコンベア、あるいはバキューム方式により横
方向へ移送するものである。吐出部5は、横方向に移動
中の表面材A、あるいは後記するバッヂ式養生機7のバ
ッヂ式型10に載置された表面材Aの凹状部に吐出機5aに
より合成樹脂発泡体Pの原料を注入するものであり、合
成樹脂発泡体Pとしては例えばポリウレタンフォーム用
樹脂、フェノールフォーム用樹脂、ポリイソシアヌレー
トフォーム用樹脂、ポリスチレンフォーム、パーライト
の周囲にフェノールフォーム樹脂をコーティングし、こ
れを加温、加圧して発泡させるフォーム、およびこれら
に難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソーダ、三酸化ア
ンチモン、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、ベン
トナイト、パーライト粒、シラスバルーン、アスベス
ト、各種繊維)の1種以上を添加したものなどからな
る。裏面材供給部6は、表面材Aの凹状部に充填された
合成樹脂発泡体Pの裏面を被覆し、複合板S自体の機械
強度を向上すると共に、不燃層、防水膜、遮熱層、吸水
層、防音層、パッキング材などの機能として役立つ裏面
材Bを供給するものであり、表面材Aの長さと同一長さ
に切断された裏面材Bを供給するものである。裏面材B
としては、金属板(表面処理鋼板、ステンレス板、鋼
板、銅板、アルミニウム板、制震鋼板等)、あるいはア
スベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属
箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、
布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布
等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、ある
いはロックウールボード、石膏ボード、シージングボー
ド、シージングインシュレーションボード、スレート
板、木毛セメント板、炭酸カルシウム板、珪酸カルシウ
ム板、FRC板、GRC板等よりなる硬質基材などからなるも
のである。バッヂ式養生機7は第2図に示すようなもの
であり、横送り機4により送給された複合板Sを加温、
加圧して合成樹脂発泡体Pの自己接着性により、表面材
A、裏面材Bと一体化し、第3図に示すような複合板S
として次工程の梱包部11に送出するものである。このバ
ッヂ式養生機7は支持コンベア8、上型コンベア9、バ
ッヂ式型10、加熱機7aよりなるものである。さらに詳説
すると、支持コンベア8、上型コンベア9は、合成樹脂
発泡体Pを加温、加圧すると共に、ある一定の時間上型
10a、下型10bよりなるバッヂ式型10内で養生し、その出
口でバッヂ式型10より脱型して複合板Sとするものであ
る。なお、加温機7aは必要により設けるものである。ま
たバッヂ式型10は、上型コンベア9の外周面上に、多数
個固定されているものであり、バッヂ式養生機7に入口
部7bで下型10bが開口し、前記三部材を載置した後、支
持コンベア8、上型コンベア9内を通過し、出口部7cで
下型10bが開口し、複合板Sを脱型し製品とするもので
ある。梱包部11は、脱型され製品となった複合板Sを梱
包する部分である。
〔その他の実施例〕 以上説明したのは本発明に係る複合板製造装置の一実施
例にすぎず、第4図〜第9図に示すように形成すること
ができる。すなわち第4図は、送給部1と成形機2間に
エンボス加工機12、エンボス加工による表面材Aの歪を
除去するレベラー13を付加して、表面材Aの意匠性の向
上を図った複合板製造装置、第5図は、送給部1と成形
機2間に、表面材Aをスリッター14により長手方向に沿
って切断して複数系列とし、生産性を向上した複合板製
造装置、第6図は成形機2を複数台設け、成形機2を移
動することにより、その成形機2に合った形状の複合板
Sを製造し得る構成とした複合板製造装置、第7図は切
断された表面材Aを20〜60℃位に加温する予熱機15を設
けて、合成樹脂発泡体Pの反応を促進させた複合板製造
装置、第8図は、梱包部11を成形機2の方向に設け、設
置面積、および空間を有効に活用するようにした複合板
製造装置である。また、図示しないが走行カッタ3を送
給部1と成形機2間に設けることもできる。さらに、第
9図は複合板Sの長手方向一端面、あるいは両端面に表
面材Aを内方に折り曲げた端面壁A1を設け、目地部にお
ける処理、および施工性を向上した複合板Sである。な
お、この端面壁A1は、走行カッタ3による定尺切断時に
同時に設けるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る複合板製造装置によ
れば養生機を連続バッヂ方式による養生機としたた
め、任意厚さ、任意断面形状、表面材、裏面材の材質に
関係なく多品種の製品を製造することができる。ライ
ンの設置スペースが大幅に縮小できる。バッヂ式にし
て連続生産を可能にした。バッヂ式養生機は、ライン
に対して横方向に設置され、この養生機内を複合板が流
れ方向に対して直交して流れるため、養生機の長さに比
較して、養生時間を長くできる。等の特徴、効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複合板製造装置の一例を示す構成
説明図、第2図はバッヂ式養生機を説明する説明図、第
3図は本発明における複合板製造装置により製造された
複合板の一例を示す説明図、第4図〜第9図は本発明に
おける複合板製造装置、および複合板のその他の実施例
を示す構成説明図と断面図である。 1……表面材送給部、2……成形機、3……走行カッ
タ、4……横送り機、5……吐出部、6……裏面材供給
部、7……バッヂ式養生機、11……梱包部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面材を連続して送給する表面材送給部
    と、該送給部から送給される表面材を所定断面形状に成
    形する成形機と、該成形された表面材を任意長さに移動
    中に切断する走行カッタと、該走行カッタにより定尺に
    切断された表面材をストップさせると共に横方向に搬送
    する横送り機と、横送り中あるいはバッヂ式型に載置さ
    れた表面材の凹部に未発泡の合成樹脂発泡体原料を充填
    する吐出部と、該合成樹脂発泡体原料上に裏面材を載置
    積層する裏面材供給部と、該三層構造の複合板を接着一
    体化し、上記合成樹脂発泡体原料を移動中に発泡硬化さ
    せる、多数のバッヂ式型を有するバッヂ式養生機と、該
    養生機より脱型した長尺状の複合板を梱包する梱包部と
    から構成したことを特徴とする複合板製造装置。
JP62251911A 1987-10-05 1987-10-05 複合板製造装置 Expired - Lifetime JPH0677941B2 (ja)

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