JPH055608B2 - - Google Patents

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JPH055608B2
JPH055608B2 JP59074583A JP7458384A JPH055608B2 JP H055608 B2 JPH055608 B2 JP H055608B2 JP 59074583 A JP59074583 A JP 59074583A JP 7458384 A JP7458384 A JP 7458384A JP H055608 B2 JPH055608 B2 JP H055608B2
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JP
Japan
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bearing
bearing hole
manufacturing
wire electrode
extrusion die
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Inventor
Shoji Futamura
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HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
Original Assignee
HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPH055608B2 publication Critical patent/JPH055608B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/06Control of the travel curve of the relative movement between electrode and workpiece
    • B23H7/065Electric circuits specially adapted therefor

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、押出しダイスの製造方法、特に与え
られた形状をもつベアリング孔を前面側に有する
と共に、該ベアリング孔から裏面側に向かつて裏
逃げ部が形成されてなる押出しダイスの製造方法
において、上記ベアリング孔の内周面を構成する
ベアリング面および上記裏逃げ部のすべてまたは
その一部がワイヤカツト放電加工装置を用いて形
成されると共に、裏逃げ部を加工するときに遊離
片が生じないようにした押出しダイスの製造方法
に関するものである。
従来、アルミ型材の押出し加工に用いられる押
出しダイスとして、第1図AないしCに図示され
ているような押出しダイスが知られている。第1
図Aは平面図、第1図Bは第1図A図示矢印A−
A′における側断面図、第1図Cは底面図を示し、
図中の符号1は流し込み部、2はベアリング孔、
3は裏逃げ部、4は裏逃げ段差部を表わしてい
る。
一般に、押出しダイスによつて例えばアルミ・
サツシの如き型材を製作する場合、上記流し込み
部1に供給されたアルミ材が図示省略した押圧装
置によりベアリング孔2の方向に押圧され、該ベ
アリング孔2によつて成型されて裏逃げ部3に製
品となつて押し出される。従つて、形状精度の高
い型材を製作するためには、上記ベアリング孔2
内を通過するアルミ材の速度が均一になるように
する必要がある。そのため、第2図および第3図
を参照して後述する如く、上記ベアリング孔2の
ベアリング長さ(第1図B図示矢印l)を該ベア
リング孔2の形状に対応させて調整するように考
慮されている。以下、上記ベアリング長さlにつ
いて説明する。
第2図A,B,Cは夫々第1図C図示A−A′,
B−B′,C−C′における断面図、第3図はベアリ
ング面の展開図を示している。そして、図中の符
号2ないし4は第1図に対応しており、5はベア
リング面、6は裏逃げ傾斜面を表わしている。
前述したように、ベアリング孔2におけるベア
リング長さl(第1図B図示)は、ベアリング孔
2の形状に対応して予め定められている。即ち、
第1図C図示矢印de間の如く、ベアリング孔2
の溝幅の広い部分とその隣接部分においては、第
2図Cに図示されているよにベアリング長さlcは
大きく、また第1図C図示矢印bCおよびfg間の
如く溝幅の狭い部分においては、第2図Bに図示
されているようにベアリング長さlbは小さくされ
ている。更に、同じ溝幅であつても、第1図C図
示矢印ha間の如く、ベアリング孔2の末端の部
分においては、アルミ材の流れが悪くなるため第
2図Aに図示されているようにベアリング長さla
は更に小さくなるようにされている。このように
して形成されたベアリング面5は、第3図に図示
されている展開図のようになる。なお、図示矢印
aないしHは、第1図C図示矢印aないしhによ
つて示されている位置に対応している。
以上説明した従来の押出しダイスにおけるベア
リング孔2および裏逃げ部3の加工は、通常上記
ベアリング孔2のベアリング面5はワイヤカツト
放電加工機によつて行われ、上記裏逃げ部3の裏
逃げ段差部4および裏逃げ傾斜面6は通常の放電
加工機やフライス等の工作機械を用いて行われて
いる。なお、上記裏逃げ段差部4の加工が必要で
あることは、上記ベアリング面5と裏逃げ傾斜面
6との加工のみでは、前述したベアリング長さ
la,lb,lcおよび第3図図示ab間、cd間、ef間、
gh間を精度良く仕上げることが困難であるとい
う理由によるものである。従つて、従来の押出し
ダイスを製造するに当たつて、下記の如き問題が
存在していた。
(i) 製作工程が複雑であると共に、各製作工程毎
に被加工体の位置合わせを正確に行わなければ
ならない。
(ii) 前述した如く、裏逃げ部3を通常の放電加工
機によつて行うとすれば、加工に用いられる加
工電極の製作を要し、しかも高精度に製作され
た幾種類もの加工電極を必要とされる。また、
フライス等によつて加工する場合には、精度良
く加工しなければならないため、高度の加工技
術を必要とされる。
(iii) 放電加工の場合には電極消耗、また、フライ
ス加工の場合にはカツタの振れがあるため、高
精度加工が困難である。
上記のような問題が存在するため、従来の押出
しダイスは、製作工数が多くかかるばかりでな
く、製作コストも高くなるという欠点があつた。
また、前述した如く、裏逃げ段差部4がもうけら
れているため、ベアリング孔2の周辺部分の機械
強度が弱くなり、特に第2図Aに図示されている
ベアリング孔2の周辺部分の肉厚の薄い部分にお
いて、変形や亀裂発生等の破損が生じ易いという
欠点もあつた。
従つて、本願出願人は、上記の如き欠点を解決
することを目的とし、ワイヤカツト放電加工装置
とフライス装置とを組合わせた製造装置により、
該製造装置の加工テーブル上に被加工体を最初に
載置した状態のままで、ベアリング孔および裏逃
げ部の全加工を自動化することによつて、製作工
数の大幅な短縮、製作コストの低下、機械的強度
の向上を図ると共に精度の高い製品を製作するこ
とのできる押出しダイスおよびその製造方法を、
昭和58年9月30日付を以て既に提案し特許出願し
た。しかしながら、上記ベアリング孔の形状如何
あるいは裏逃げ傾斜面の形状如何によつては、上
記提案の製造方法による裏逃げ部の加工過程にお
いて、上記被加工体から遊離する部分が生じ、該
遊離直前においてワイヤカツト放電加工装置によ
る加工状態が不安定となるため、一時加工を中止
して上記遊離片を除去したのち、再び加工を開始
しなければならないという非所望な問題が存在す
ることが判明した。
本発明は、上記の提案の押出しダイスおよびそ
の製造方法と同様な目的を有すると共に上記提案
の押出しダイスの製造方法における問題点をあわ
せて解決することを目的とし、ワイヤカツト放電
加工装置における上記裏逃げ部の加工工程におい
て、ワイヤ電極の傾斜角度および位置を制御する
ことによつて遊離片が生じるであろう部分を削り
取りながら裏逃げ部を形成することによつて、上
記ベアリング孔および裏逃げ部の全加工の完全な
自動化を図ることを可能ならしめる押出しダイス
の製造方法を提供することを目的としている。以
下図面を参照しつつ説明する。
第4図ないし第6図は前述した本発明の前提と
なつている押出しダイスを説明するための説明
図、第7図は第4図ないし第6図図示例を製造す
るために用いられる製造装置を説明するための説
明図、第8図は第4図ないし第6図図示例の製造
方法を説明するための説明図、第9図ないし第1
2図は本発明の製造方法を説明するための説明図
を示している。
本発明の押出しダイスの製造方法の説明に先立
つて、本願明細書冒頭に説明した本願出願人によ
つて既に提案されておりかつ本願の前提となつて
いる押出しダイス(以下既提案の押出しダイスと
呼ぶ)、該押出しダイスの製造装置および製造方
法について説明する。
以下説明する本発明の前提となつている第4図
ないし第6図図示押出しダイスは、本願明細書冒
頭に説明した第1図ないし第3図図示従来例に対
応する押出しダイスに関するものであり、図中の
符号2、3,5および6は第1図および第2図に
対応し、7は微小切込み部を表している。
第4図A,B,Cは、第1図C図示A−A′,
B−B′,C−C′における断面図を示し、ベアリン
グ面5および裏逃げ傾斜面6のすべてが、後述す
るワイヤカツト放電加工装置を用いて製造された
既提案の押出しダイスの一実施例である。第4図
図示例におけるベアリング面5の加工は、前述し
た従来例と同様に行われるが、裏逃げ部3を構成
する裏逃げ傾斜面6も、ワイヤ電極の傾斜角度お
よび/または走行位置をベアリング孔2の形状に
対応させて制御することによつて同じワイヤカツ
ト放電加工装置を用いて加工されている(製造方
法については詳しく後述する)。従つて、第4図
図示実施例は、前述した従来例におけるが如き裏
逃げ段差部4(第2図図示)をもうけることな
く、第3図図示展開図の如く所望されるベアリン
グ面5を有するベアリング孔2をそなえた押出し
ダイスである。
第4図図示実施例は、上記ベアリング孔2を通
過するアルミ材の速度が均一になるようにするた
め、前述したようにワイヤ電極の傾斜角度およ
び/または走行位置を制御しつつ上記裏逃げ傾斜
面6を切断加工することによつて、例えば第3図
に図示されている如く、上記ベアリング孔2の形
状に対応して予め定められた各位置のベアリング
長さ(例えば第3図図示矢印la,lb,lc等)を有
するベアリング面5が形成されている。しかしな
がら、このようにして製作された押出しダイスを
用いて実際に製品を押出してみた結果から、上記
ベアリング面5のベアリング長さの修正を行わな
ければならないことがある。そして、該ベアリン
グ長さの修正値は微小であつて、通常鑢などを用
いて行われる。そのためには、上記ベアリング面
5と裏逃げ傾斜面6との交差線が目視可能である
必要がある。しかし、第4図図示実施例において
は、上記裏逃げ傾斜面6の傾斜角度が微小である
ために、該裏逃げ傾斜面6と上記ベアリング面5
との交差線を正確に目視することが困難であると
いう問題がある。また、第4図図示実施例の押出
しダイスを用いて型材を製造する際、押出し材の
性質によつては上記ベアリング面5と裏逃げ傾斜
面6との交差線部分に上記押出し材が固着するこ
とがある。このことは、製品に疵がつき製品価値
を低下させることになる。上記の如き問題解決を
図ることが可能な押出しダイスとして、第5図に
関連して既提案の押出しダイスの他の一実施例を
説明する。
第5図図示実施例は、第4図図示実施例と同様
に裏逃げ傾斜面6の加工が終了したのち、上記ベ
アリング面5と裏逃げ傾斜面6との交差線におい
て該裏逃げ傾斜面6に目視可能および修正可能で
あつてかつ前述した押出し材の固着防止可能な範
囲例えば0.1ないし1.0mm程度の微小な切込みを施
して微小切込み部7をもうけ、しかるのちに上記
第4図図示実施例と同様にベアリング面5を形成
するようにした押出しダイスである(製造方法は
詳しく後述する)。なお、第5図A,B,Cは第
4図と同様にして、第1図C図示A−A′,B−
B′,C−C′における断面図を示している。また、
第5図Dは第1図図示矢印D(上記ベアリング孔
の角部)における断面図である。そして、第5図
図示実施例におけるベアリング面5の展開図は、
第3図と同様に表すことができる。更に、第5図
図示実施例のベアリング孔2の角部(例えば第1
図C図矢印D)においては、第5図Dに図示され
た如く、上記微小切込み部7はもうけられていな
い。これは、後述する製造方法によるものである
が、上記角部における前述したベアリング面5と
裏逃げ傾斜面6との交差点においては、上記ベア
リング面5の修正を必要としないため、上記微小
切り込み部7はもうけられていない。また、上記
角部に加わる押圧力が他の部分よりも大となるこ
とから、上記微小切込み部7がもうけられていな
いことが、上記角部の補強につながることにな
る。
更に、既提案の押出しダイスの他の一実施例に
おけるベアリング面の展開図を第6図に示してい
る。第6図図示実施例もまた、第1図図示実施例
と同じ形状のベアリング孔2を有するものであつ
て、図示A−A′およびB−B′における断面図は
第5図Bに対応しており、図示C−C′における断
面図は第5図Cに対応している。また、図示矢印
Dによつて代表的に示されている各角部の断面図
は第5図Dに対応している。これらの断面図から
明らかなように、第6図図示実施例は、第5図図
示実施例と同様な構成を有するものである。前述
したようにベアリング孔2におけるアルミ材の流
速はベアリング孔2の形状によつて異なり、特に
角部において遅くなることを考慮して、第6図図
示実施例においては図示展開図から明らかなよう
に、角部D,D,…におけるベアリング長さが小
さくされている。
以上既提案の押出しダイスの各実施例を説明し
たが、次にこれらの押出しダイスの製造方法の説
明に先立つて、既提案の押出しダイスの製造に用
いられる製造装置(本発明の製造方法による押出
しダイスの製造にも用いられる)を、第7図に関
連して説明する。
第7図において、図中の符号8は加工テーブ
ル、9および10は制御モータであつて上記加工
テーブル8を直交するX,Y方向に駆動せしめる
もの、11は被加工体、12はワイヤ電極、13
はワイヤ電極供給ローラ、14および17はテン
シヨン・ローラ、15は上部ガイド、16は下部
ガイド、18はスクラツプ・ローラ、19および
20は制御モータであつて上記上部ガイド15を
直交するX,Y方向に移動せしめて上記ワイヤ電
極12の傾斜角度を調節するもの、21はフライ
ス・ヘツド、22はフライス・カツタ、23は制
御モータであつてフライス・ヘツド21の送りを
制御するものを表わしている。
第7図に図示されている製造装置は、既提案の
押出しダイスを製造するために、ワイヤカツト放
電加工装置とフライス装置とを組合わせたもので
あり、該ワイヤカツト放電加工装置およびフライ
ス装置は共に良く知られるものであるので、簡単
な説明にとどめておく。
第7図において、加工テーブル8は制御モータ
9および10によつて直交するX,Y方向に駆動
される。加工テーブル8上に載置された被加工体
11を切断加工するワイヤ電極12はワイヤ電極
供給ローラ13からテンシヨン・ローラ14、上
部ガイド15、下部ガイド16、テンシヨン・ロ
ーラ17を介してスクラツプ・ローラ18に巻取
られる。そして、上記上部ガイド15と下部ガイ
ド16との間のワイヤ電極12は、上記テンシヨ
ン・ローラ14および17によつてテンシヨンが
かけられ、直線状態にて走行せしめられている。
また、上記上部ガイド15は制御モータ19およ
び20によつて直交するX,Y方向に移動せしめ
られるよう構成されているため、該上部ガイド1
5と下部ガイド16との間のワイヤ電極12の傾
斜角度を所望するように調節することができる。
従つて、加工テーブル8上に載置されている被加
工体11に対する直線的な切断加工であれば、所
望する切断加工を行うことができる。また、同一
ベツト上にセツトされているフライス・ヘツト2
1によつて、上記ワイヤカツト放電加工装置では
困難な加工(例えば前述した微小切り込み部7の
加工)は、フライス・カツタ22の送りを制御す
る制御モータ23と上記加工テーブル8のX,Y
方向駆動用の制御モータ9および10とを制御す
ることによつて所望するフライス加工或は上記フ
ライス・カツタ22を研削砥石に取り替えて行う
ジググラインダ加工を行うことが可能である。ま
た、上記フライス・ヘツド21の代りに通常の放
電加工ヘツド(図示省略)をもうけ、該放電加工
ヘツドによる放電加工によつて行うことも可能で
ある。
以上説明した製造装置は、予め定められたプロ
グラムに従つて加工を行わしめる例えばNC制御
によつて駆動されるものであつて、前述した既提
案の押出しダイスのベアリング孔2および裏逃げ
部3の全加工を自動的に行うものである。なお、
上記フライス・カツタ22のセンタとワイヤ電極
12との相対位置関係は予め定められているた
め、ワイヤカツト放電加工とフライス加工とを連
続的にかつ自動的に行うことが可能である。ま
た、上記プログラムは、加工すべきベアリング孔
2の形状、該ベアリング孔2におけるベアリング
面5のベアリング長さ、上記裏逃げ部3における
裏逃げ傾斜面6の傾斜角度および微小切り込み部
7の切り込み量に関する情報が与えられ、これら
の情報にもとづいて行われる演算によつて決定さ
れるものと考えて良い。以下、上記製造装置を用
いて行う既提案における押出しダイスの製造方法
を第7図および第8図に関連して説明する。
既提案の押出しダイスは、前述したベアリング
孔2および裏逃げ部3の加工を除いた状態即ち第
1図図示例で言えば押出しダイスの前面、裏面、
インロー部および外周面が仕上げられた状態(本
願明細書においてはこの状態の押出しダイスを被
加工体と呼んでいる)に予め機械加工によつて製
作される。そして、該被加工体11を前述した製
造装置によつてベアリング孔2および裏逃げ部3
を加工して、第4図ないし第6図図示実施例の如
き押出しダイスを製造する。
先づ、第4図図示実施例におけるベアリング孔
2および裏逃げ部3の加工方法について説明す
る。上記被加工体11の前面が第7図図示製造装
置の加工テーブル8の上面に接する状態(第8図
に図示されているように加工すべきベアリング孔
2が下方、裏逃げ部3が上方に位置する状態)に
して、被加工体11を上記加工テーブル8に載置
する。そして、第8図Aに図示されている如く、
ベアリング面5(図示点線)の加工代を残すよう
にワイヤ電極12の位置および傾斜角度を予め定
められたプログラムによるNC制御によつて制御
しつつワイヤカツト放電加工による切断加工を行
う。該NC制御における上記プログラムは、ベア
リング孔2の形状、該ベアリング孔2の各位置に
おけるベアリング面5のベアリング長さl,およ
び該各位置における裏逃げ傾斜面6の傾斜角度に
関する情報が与えられ、これらの情報にもとづく
演算によつて決定される。第8図Dに上記NC制
御による一実施態様が示されている。なお、該実
施態様は、上記裏逃げ傾斜面6の傾斜角度θを一
定にして加工する場合である。従つて、この場合
には、上記ワイヤ電極12の位置を制御すること
によつて所望する裏逃げ傾斜面6を加工すること
ができる。即ち、上記ベアリング孔2の形状に関
する情報として、例えば加工すべきベアリング面
5の図示矢印Pの座標が与えられると共に、該各
座標点におけるベアリング長さl1が与えられる。
その結果、第8図Dに図示されている如く、上記
点Pに対応するワイヤ電極12の位置(図示矢印
P1点)の座標が次式にもとづいて求められる。
t1=l1cotθ ……(1) 上記第(2)式にもとづいて求められた上記点P1
の座標にもとづいて上記ワイヤ電極12の位置を
制御するようにすれば、ワイヤ電極12は所望さ
れるベアリング面5と裏逃げ傾斜面6との交差点
(第8図D図示矢印P′1点)を通過するようにでき
る。
また、上記ベアリング長さl2が与えられた場合
には、上記点Pに対応する図示矢印P2点の座標
は次式にもとづいて求められる。
t2=l2cotθ ……(2) 上記第(2)式にもとづいて求められた上記点P2
の座標にもとづいて上記ワイヤ電極12の位置を
制御するようにすれば、ワイヤ電極12は所望さ
れるベアリング面5と裏逃げ傾斜面6との交差点
(第8図D図示矢印P′2点)を通過するようにでき
る。
以上、ワイヤ電極12の傾斜角度を所定の角度
θ(該角度θは83°ないし88°の範囲にすることが
望ましい)に設定した場合の制御態様について説
明したが、上記傾斜角度θも併せて制御するよう
にしても良い。なお、該傾斜角度θの制御は、例
えば上記ベアリング孔2の形状および該ベアリン
グ孔2の各位置におけるベアリング面5のベアリ
ング長さlに関する情報を与えると共に、上記裏
逃げ部3の開口形状即ちダイスの裏面と上記裏逃
げ傾斜面6との交差線形状に関する情報を与える
ことによつて自動的に行われる。
このようにして、上記ベアリング孔2の形状に
沿つてワイヤ電極12による切断加工を行うこと
によつて、所望する裏逃げ傾斜面6が形成され
る。なお、当該加工後、被加工体11から遊離状
態になつた遊離ブロツク11′を排除することは
言うまでもない。
次に、ベアリング孔2の加工工程について説明
する。該加工工程においては、第8図Bに図示さ
れている如く、上記ワイヤ電極12を加工テーブ
ル8(第7図図示)に対して垂直にして、既に与
えられているベアリング孔2の形状に対応する座
標(第8図D図示矢印P点の座標)にもとづい
て、上記ワイヤ電極12の位置を制御しつつ切断
加工を行うことによつて、第4図図示実施例の押
出しダイスを製造することができる。即ち、ベア
リング孔2の内周面(即ちベアリング面5)の各
位置において所望するベアリング長さlの位置
(例えば第8図D図示矢印P1′点、P2′点)でもつ
てベアリング面5と裏逃げ傾斜面6とが直接交差
するようにした押出しダイスを製造することがで
きる。
次に、前述した第5図図示実施例の製造方法に
ついて説明する。第5図図示実施例は、前述した
第4図図示実施例におけるベアリング面5と裏逃
げ傾斜面6との交差線において、裏逃げ傾斜面6
に対して微小切り込み量Δt(第8図C図示)の切
り込み加工を行つたものである。該切り込み加工
は、前述した第4図図示実施例の製造方法におい
て説明した裏逃げ傾斜面6の加工が終了したの
ち、押出しダイスを加工テーブル8にそのまま載
置した状態のもとで、第7図に図示されたフライ
ス・カツタ22によつて行うようにする。しかる
のちにベアリング面5の加工を行う。これは上記
切り込み加工によつて生じたバリを除去すること
ができるためである。なお、該切り込み加工にお
ける上記被加工体11と上記フライス・カツタ2
2との相対的な位置制御に関する情報即ち上記ベ
アリング孔2の形状(前述した第8図D図示矢印
Pの座標)、ベアリング長さlは既に与えられて
おり、更に上記切込み量Δtに関する情報も与え
られているため、所望する微小切り込み部7を形
成することができる。また、上記切り込み加工に
おけるフライス・カツタ22と被加工体11との
相対的な移動態様を第8図Eに示している。即
ち、上記フライス・カツタ22は、被加工体11
に対して図示矢印方向に移動する。そして、図示
態様から明らかな如く、上記フライス・カツタ2
2の刃先は、角部Dにおいては該角部Dに接する
ように移動するようになるため、該角部Dにおい
ては上記切込み加工は行われない。このようにし
て、第5図図示実施例の押出しダイスは製造され
る。なお、第5図図示実施例の製造方法の説明に
おいて、裏逃げ傾斜面6の加工は第4図図示実施
例と同様に行うと述べたが、上記裏逃げ傾斜面6
の傾斜角度を一定にしかつベアリング長さlの最
大値に対応して行つたのち、上記切り込み加工に
よつて第3図図示の如き所定のベアリング面5を
形成するようにしても良い。
更に、第6図図示実施例の押出しダイスは、上
記第4図図示実施例と第5図図示実施例との製造
方法を併用することによつて、容易に行うことが
できる。即ち、前述したように第6図図示実施例
は、基本的には第5図図示実施例と同様である
が、ベアリング孔2の角部Dにおけるベアリング
長さlを第6図図示展開図に示されている如く小
さくしたものである。このような角部Dにおける
ベアリング面5の加工は、前述した第4図図示実
施例における裏逃げ部3の加工工程において、上
記角部Dにおけるベアリング長さlが与えられて
いるため、前述したワイヤ電極12の位置および
傾斜角度θを制御することにより所望するベアリ
ング長さlを有する角部Dのベアリング面5を形
成することができる。このようにして、第6図図
示実施例の押出しダイスは製造される。
なお、上記製造方法の説明において、ベアリン
グ面5の加工をワイヤカツト放電加工装置によつ
て行うと述べたが、上記フライス加工、ジググラ
インダ加工或いは通常の放電加工によつて行うよ
うにしても良い。また、上記切込み加工もまたフ
ライス加工のほか上記ジググラインダ加工、通常
の放電加工によつて行うようにしても良い。
以上説明した製造方法においては、被加工体1
1を加工テーブル8上に最初に載置した状態のま
まで、上記第4図ないし第6図図示実施例の何れ
も、完全に製造することができ、かつ前述したよ
うにNC制御によつて自動的に加工を行うことが
できるため、加工工数の大幅な短縮が図られると
共に、精度の高い押出しダイスを製造することが
可能となる。特に、最近ワイヤカツト放電加工装
置における加工速度に関する性能が大幅に向上し
ていることもあつて、大部分の加工がワイヤカツ
ト放電加工によつて行われる既提案の押出しダイ
スの製造時間は、従来の製造方法に比較して大幅
に短縮される。
以上説明した如く、既提案によれば、ワイヤカ
ツト放電加工装置とフライス装置とを組合わせた
製造装置によつて、該製造装置の加工テーブル上
に被加工体を最初に載置した状態のままで、ベア
リング孔および裏逃げ部の全加工を自動化するこ
とが可能となるため、製作工数の大幅な短縮、製
作コストの低減化、機械強度の向上を可能とする
と共に、精度の高い製品を製作することが可能と
なる押出しダイスおよびその製造方法を提供する
ことができる。しかしながら、既提案の製造方法
にもとづいて、種々形状のベアリング孔を有する
押出しダイスの製造を実施した結果、前述した如
く、上記ベアリング孔の形状如何あるいは裏逃げ
傾斜面の形状如何によつては、裏逃げ部の加工工
程において被加工体から遊離する部分が生じ、該
遊離直前においてワイヤカツト放電加工装置によ
る加工状態が不安定となるため、加工を一時中止
して上記遊離を除去しなければならないという非
所望な問題のあることが判明した。本発明は、上
記非所望な問題をあわせ解決し、完全な加工自動
化を図るようにした押出しダイスの製造方法であ
る。以下第9図ないし第12図を参照しつつ本発
明を詳細に説明する。
第9図および第10図は本発明の一実施例の説
明図であつて、第9図はベアリング孔の形状が円
であつて円錐台状の裏逃げ部3をワイヤカツト放
電加工装置によつて加工する場合に遊離片が生じ
る一態様を説明するための図、第10図は本実施
例の製造方法を説明するための図である。
第9図Aにおいて、ワイヤ電極12は、第8図
Dにおいて説明した如く、所望するベアリング面
5と裏逃げ傾斜面6との交差線(該交差線上の一
点を図示矢印P1′点で示す)を通つて移動し、裏
逃げ傾斜面6を切断加工する。切断加工すべき裏
逃げ部3の傾斜面6の角度90°−θ(ワイヤ電極1
2の傾斜角度θ)の如何によつては、図示の如く
ワイヤ電極12が点Oで交差することがある。第
9図Bは、切断加工の状態をわかりやすくするた
めに、ワイヤ電極12の切断加工の軌跡を示す
が、上記交点Oが存在する場合には、図示の如く
被加工体11の前面側に遊離片24が生じる。な
お、図中25は上記交差線を示している。
そこで、従来からワイヤカツト放電加工装置に
おいて知られている所の加工チツプを生じさせな
い加工方法を利用し、上記遊離片24を生じさせ
ないようにする。即ち本発明の一実施例では、上
記のような円錐台状の裏逃げ部3を切断加工する
場合、第10図Aに示す如く交差点P1′と被加工
体11の前面における所望ベアリング面5の例え
ば中心座標P0とを結ぶ直線状の位置をワイヤ電
極12の切断加工開始位置とするように、ワイヤ
電極12の傾斜角度θを本来加工されるべき角度
θ0よりも大に選んで加工を開始するようにする。
そして、ワイヤ電極12は、上記交差線25を通
り、被加工体11の前面および裏面において円を
描くように移動される。円一周の移動が終わる
と、ワイヤ電極12の傾斜角度θが小さくなる方
向に、上記交差線25を支点にして微小角度Δθ
だけ傾けられる。該微小角度Δθは、傾けたとき
に被加工体11の前面あるいは裏面においてワイ
ヤ電極の切断幅よりもわずかに太い幅だけ(切り
かすが加工上問題とならない程度に)移動するよ
うに選定するのが望ましい。ワイヤ電極12の傾
斜角度を微小角度傾けた後ワイヤ電極12は、上
記と同様に、上記交差線25を通り、被加工体1
1の前面および裏面において円を描くように再び
移動される。以後、同様の移動を繰り返し、ワイ
ヤ電極12の傾斜角度θが所望の裏逃げ傾斜面の
傾斜角度θ0に達するまで続けられる。第10図B
は、ワイヤ電極12が被加工体11の前面および
裏面を切断する軌跡26および27を示してい
る。前面における軌跡26は、中心座標P0より
半径が徐々に大きくなるため、第9図A図示のよ
うな遊離片は生じないことがわかる。
次に、裏逃げ部の切断加工時に、遊離片が生じ
る場合の他の例を第11図AおよびBに基づいて
説明する。
第11図Aは、ベアリング孔2の角部35がア
ールを有するダイスの一部底面図であり、第11
Bは遊離片が生じる態様を説明するための図であ
る。第11図Bは、第11図Aにおいて破線で囲
んで示す部分をワイヤ電極で切断加工する場合
に、ワイヤ電極が被加工体の裏面を切断する軌跡
36を示している。図中、破線37は所望するベ
アリング面5と裏逃げ傾斜面6との交差線を示し
ている。なお、上記破線で囲んだ部分のベアリン
グ面のベアリング長さは一様にlであるものとす
る。
ワイヤ電極が交差線37を通りながら矢印C1
で示す如くY軸方向に平行移動し、AA′の位置ま
で来ると、点Qを支点として交差線37を通りな
がら矢印C2で示すように位置BB′まで90°回転移
動される。このとき、ワイヤ電極が被加工体の裏
面を切断する軌跡36は位置Aから位置Bまで1/
4円弧を描く。ワイヤ電極は位置BB′から矢印C3
で示すようにX軸方向に平行移動する。このとき
ワイヤ電極が被加工体の裏面を切断する軌跡は、
点Dにおいて交わることとなる。従つて、図中斜
線を施して示す部分ABDが遊離片として被加工
体から遊離する。
第12図は、このような遊離片が生じないよう
にする本発明のさらに他の実施例を説明するため
の図であり、第12図Aは被加工体の裏面におけ
るワイヤ電極の切断軌跡を示し、第12図Bは、
第11図A図示F−F′における断面図を示す。第
12図Aにおいて、ワイヤ電極の被加工体裏面の
切断軌跡を38で示す。なお、破線37は第11
図Bにおいて示した交差線である。
本実施例によれば、ワイヤ電極12が上記交差
線37を通りながらY軸方向に平行に移動し位置
AA′に来ると、点Qを支点として交差線37を通
りながら位置BB′まで90°回転移動される。なお、
点Qは、第12図Bに示す如く、交差線37上の
点P1′よりも上方に位置している。このとき、ワ
イヤ電極12が被加工体11の裏面を切断する軌
跡38は位置AからBまで1/4円弧を描く。なお
第12図図示の場合には、第11図Aに示す角部
35(即ちアールの部分)を挟む2つの直線が直
交しているので、図示位置AA′から位置BB′まで
90°回転したが、位置AA′から位置BB′までは一般
には弧が存在する角度範囲で回転することにな
る。
次に、ワイヤ電極12を傾斜角度θが小さくな
る方向に微小角度Δθだけ傾け、点Qを支点とし
て上記とは反対の方向に90°回転移動させる。
以上のような往復動動作による切断加工を順次
繰り返し、第11図Bで説明した製造方法によれ
ば遊離片が生じるであろう部分ABDを削りとつ
た後に、ワイヤ電極12を位置BB′まで戻し、X
軸方向に平行移動させる。このような製造方法に
よれば、ワイヤ電極12がアールをもつた交差線
部分を通りながら切断加工を行う際に遊離片が生
じるおそれはない。
以上説明した如く、本発明によれば、裏逃げ部
の加工の際に加工状態が不安定となる原因をなす
遊離片が生じないので、裏逃げ部の加工工程にお
いて加工を中断させることなく、円滑な加工を行
うことが可能となる。従つて、ワイヤカツト放電
加工装置とフライス装置とを組合わせた製造装置
によつて、該製造装置の加工テーブル上に被加工
体を最初に載置した状態のままで、ベアリング孔
の形状如何あるいは裏逃げ傾斜面の形状如何に拘
らず、ベアリング孔および裏逃げ部の全加工を完
全に自動化することが可能となるため、製作工数
の大幅な短縮、製作コストの低減化、機械強度の
向上を可能とすると共に、精度の高い製品を製作
することが可能となる押出しダイスの製造方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,C、第2図A,B,Cおよび第
3図は従来の押出しダイスを説明するための説明
図、第4図は既提案の押出しダイスの一実施例を
説明するための説明図、第5図は既提案の押出し
ダイスの他の一実施例説明図、第6図は既提案の
押出しダイスの更に他の一実施例説明図、第7図
は既提案の押出しダイスを製造するために用いら
れる製造装置の一実施例、第8図は既提案の製造
方法を説明するための説明図、第9図AおよびB
は遊離片が生じる一態様を説明するための説明
図、第10図AおよびBは本発明の押出しダイス
の製造方法の一実施例を説明するための説明図、
第11図AおよびBは遊離片が生じる一態様を説
明するための説明図、第12図AおよびBは他の
実施例を説明するための説明図を示す。 図中、1は流し込み部、2はベアリング孔、3
は裏逃げ部、5はベアリング面、6は裏逃げ傾斜
面、7は微小切り込み部、8は加工テーブル、
9,10,19,20および23は制御モータ、
11は被加工体、11′は遊離ブロツク、12は
ワイヤ電極、13はワイヤ電極供給ローラ、14
および17はテンシヨン・ローラ、15は上部ガ
イド、16は下部ガイド、18はスクラツプ・ロ
ーラ、21はフライス・ヘツド、22はフライ
ス・カツタ、24は遊離片、25および37は交
差線、26,27および38は切断軌跡、35は
ベアリング孔の角部を表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 与えられた形状のベアリング孔を前面側に有
    すると共に、該前面から裏面に向かつて上記ベア
    リング孔に対応してベアリング面が形成されかつ
    該ベアリング面から上記裏面に向かつて裏逃げ部
    が形成されてなり、上記ベアリング孔内周線上の
    各位置におけるベアリング面が当該位置のベアリ
    ング孔の形状にもとづいて予め実質上定まるベア
    リング長さを有するよう形成されてなる押出しダ
    イスの製造方法において、上記前面に実質上垂直
    な方向に走行するワイヤ電極をもつワイヤカツト
    放電加工装置にて上記ベアリング面を形成する加
    工工程をもつと共に、上記前面に垂直な方向に対
    して微小角度傾斜した方向に走行するワイヤ電極
    をもつワイヤカツト放電加工装置にて上記裏逃げ
    部を形成する加工工程をもち、上記裏逃げ部を形
    成する加工工程において、上記ワイヤ電極が上記
    加工されるべきベアリング孔の内周線上の各位置
    にて当該位置に対応するベアリング長さに実質上
    等しい深さ位置点を通過するよう切断位置制御が
    行われると共に上記ワイヤ電極の上記微小角度お
    よび位置が制御されて加工を行い、かつ上記微小
    角度を変えて同様の加工を繰返し、更に上記ベア
    リング孔の内周線が凸状にアールを有する角部に
    関して当該角部を形成する弧が存在する角度範囲
    において上記微小角度を変えての往復動動作によ
    る加工を行うように制御されることを特徴とする
    押出しダイスの製造方法。
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