JPH0553587B2 - - Google Patents
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- JPH0553587B2 JPH0553587B2 JP60123940A JP12394085A JPH0553587B2 JP H0553587 B2 JPH0553587 B2 JP H0553587B2 JP 60123940 A JP60123940 A JP 60123940A JP 12394085 A JP12394085 A JP 12394085A JP H0553587 B2 JPH0553587 B2 JP H0553587B2
- Authority
- JP
- Japan
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- rotary table
- coordinate
- coordinate system
- articulated robot
- robot
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 12
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/408—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data
- G05B19/4083—Adapting programme, configuration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/0096—Programme-controlled manipulators co-operating with a working support, e.g. work-table
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/06—Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/33—Director till display
- G05B2219/33263—Conversion, transformation of coordinates, cartesian or polar
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36503—Adapt program to real coordinates, software orientation
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45083—Manipulators, robot
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は多関節ロボツトと回転テーブルとを協
調させて仕事を行うシステムにおいて、多関節ロ
ボツトと回転テーブルとの相対的な位置関係を検
出することのできる多関節ロボツト制御装置に関
する。
調させて仕事を行うシステムにおいて、多関節ロ
ボツトと回転テーブルとの相対的な位置関係を検
出することのできる多関節ロボツト制御装置に関
する。
[従来技術]
従来よりロボツトと回転テーブルとを協調させ
て複雑な仕事までも自動化、無人化が図られてい
る。このようなシステムにおいては、ロボツトと
回転テーブルとの相対的な位置関係、すなわち位
置や姿勢等を正確な数値として把握していること
が不可欠である。ロボツトに対して所定の位置関
係に回転テーブルが設置されてこそ両者の協調に
よる仕事がスムーズに実行され、所期の目的が達
成されるからである。
て複雑な仕事までも自動化、無人化が図られてい
る。このようなシステムにおいては、ロボツトと
回転テーブルとの相対的な位置関係、すなわち位
置や姿勢等を正確な数値として把握していること
が不可欠である。ロボツトに対して所定の位置関
係に回転テーブルが設置されてこそ両者の協調に
よる仕事がスムーズに実行され、所期の目的が達
成されるからである。
そこで、従来はロボツトと回転テーブルの両方
を設置した後に、その間の関係を巻尺や傾斜計と
いつた測定用器具を用いて計測したり、あるいは
最初に設定場所を決めておき両者を物理的に位置
決めする治具を製作してその決定された設定場所
に正確に配置する等の方法の採用により対処して
いる。
を設置した後に、その間の関係を巻尺や傾斜計と
いつた測定用器具を用いて計測したり、あるいは
最初に設定場所を決めておき両者を物理的に位置
決めする治具を製作してその決定された設定場所
に正確に配置する等の方法の採用により対処して
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら上記従来の方法によつて多関節ロ
ボツトと回転テーブルとの相対的位置関係を数mm
単位の精度で検出することは不可能であり、多関
節ロボツトの制御において該位置関係のずれを補
正するには多大な時間を要していた。
ボツトと回転テーブルとの相対的位置関係を数mm
単位の精度で検出することは不可能であり、多関
節ロボツトの制御において該位置関係のずれを補
正するには多大な時間を要していた。
すなわち、相対的位置関係が高精度に知られて
いるものであれば多関節ロボツトの作業は全てそ
のロボツトの座標系で記述することが可能となる
のであるが、この関係にずれが生じていれば実際
にロボツトを作動させえ仕事を教示する、いわゆ
るテイチング作業をそのつど実行せねばならず、
作業性の低下ばかりか製品の品質までにも悪影響
を及ぼすのである。
いるものであれば多関節ロボツトの作業は全てそ
のロボツトの座標系で記述することが可能となる
のであるが、この関係にずれが生じていれば実際
にロボツトを作動させえ仕事を教示する、いわゆ
るテイチング作業をそのつど実行せねばならず、
作業性の低下ばかりか製品の品質までにも悪影響
を及ぼすのである。
本発明はこの問題点を解決するためになされた
ものであり、多関節ロボツトと回転テーブルとの
相対的位置完結を高精度にかつ簡単に検出するこ
とができ、一層の生産性及び品質の向上を達成す
ることのできる多関節ロボツト制御装置を提供す
ることを目的としている。
ものであり、多関節ロボツトと回転テーブルとの
相対的位置完結を高精度にかつ簡単に検出するこ
とができ、一層の生産性及び品質の向上を達成す
ることのできる多関節ロボツト制御装置を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するために本発明の構成した
手段は第1図の基本的構成図に示すごとく、 多関節ロボツトRと回転テーブルTとを協調さ
せて所定の仕事を行う多関節ロボツト制御装置
RCにおいて、 前記多関節ロボツトRのアーム移動位置RAを
該多関節ロボツトR特有の座標系(O−XYZ)
の座標位置として検出する座標位置検出手段C1
と、 前記回転テーブルT上の所定部位TAが回転テ
ーブルTの回転運動に伴つて回転移動したとき、
該所定部位TAの前記座標系(O−XYZ)におけ
る少なくとも3点の座標位置を前記座標位置検出
手段C1を用いて検出する所定部位座標検出手段
C2と、 該所定部位座標検出手段C2により検出された
前記少なくとも3点の前記所定部位TAの座標位
置から、前記座標系(O−XYZ)における回転
テーブルTの姿勢を算出する回転テーブル姿勢算
出手段C3と、 を備えることを特徴とする多関節ロボツト制御装
置をその要旨とする。
手段は第1図の基本的構成図に示すごとく、 多関節ロボツトRと回転テーブルTとを協調さ
せて所定の仕事を行う多関節ロボツト制御装置
RCにおいて、 前記多関節ロボツトRのアーム移動位置RAを
該多関節ロボツトR特有の座標系(O−XYZ)
の座標位置として検出する座標位置検出手段C1
と、 前記回転テーブルT上の所定部位TAが回転テ
ーブルTの回転運動に伴つて回転移動したとき、
該所定部位TAの前記座標系(O−XYZ)におけ
る少なくとも3点の座標位置を前記座標位置検出
手段C1を用いて検出する所定部位座標検出手段
C2と、 該所定部位座標検出手段C2により検出された
前記少なくとも3点の前記所定部位TAの座標位
置から、前記座標系(O−XYZ)における回転
テーブルTの姿勢を算出する回転テーブル姿勢算
出手段C3と、 を備えることを特徴とする多関節ロボツト制御装
置をその要旨とする。
[作用]
本発明における座標位置検出手段C1とは、多
関節ロボツトRの有する座標系(O−XYZ)上
のどの座標位置にアームRAが位置するかを検出
するものである。これは通常ロボツトに備えられ
る機能であり、それ利用するものでよい。例えば
ロボツトの各軸の回転角度を検出し、その検出値
から座標系(O−XYZ)に変換算出するもの、
あるいは、ロボツトのサーボ系に出力している駆
動信号から算出するもの等が提供されているがそ
のいずれでもよいのである。
関節ロボツトRの有する座標系(O−XYZ)上
のどの座標位置にアームRAが位置するかを検出
するものである。これは通常ロボツトに備えられ
る機能であり、それ利用するものでよい。例えば
ロボツトの各軸の回転角度を検出し、その検出値
から座標系(O−XYZ)に変換算出するもの、
あるいは、ロボツトのサーボ系に出力している駆
動信号から算出するもの等が提供されているがそ
のいずれでもよいのである。
所定部位座標検出手段C2とは、回転テーブル
T上の所定部位TAの座標系(O−XYZ)におけ
る少なくとも3点の座標位置を検出する。また、
この検出を行うに際して前記座標位置検出手段C
1を用いることにより、多に特殊な装置を必要と
しないように構成される。所定部位TA上にアー
ムRAを移動すれば、それだけでその座標位置が
検出できるのである。そして、このとき回転テー
ブルTは回転運動を行い、上記所定部位TAも回
転移動するが、そのつど所定部位TAの座標位置
は本所定部位座標検出手段C2によつて検出され
る。
T上の所定部位TAの座標系(O−XYZ)におけ
る少なくとも3点の座標位置を検出する。また、
この検出を行うに際して前記座標位置検出手段C
1を用いることにより、多に特殊な装置を必要と
しないように構成される。所定部位TA上にアー
ムRAを移動すれば、それだけでその座標位置が
検出できるのである。そして、このとき回転テー
ブルTは回転運動を行い、上記所定部位TAも回
転移動するが、そのつど所定部位TAの座標位置
は本所定部位座標検出手段C2によつて検出され
る。
このようにして得られる所定部位TAに関する
少なくとも3点の座標位置の情報を用いて、回転
テーブル姿勢算出手段C3は座標系(O−XYZ)
における回転テーブルTの姿勢を算出する。ここ
で、回転テーブルTの姿勢とは多関節ロボツトR
に対する回転テーブルTの相対的位置関係を表わ
す情報であつて、例えば回転テーブルTの回転中
心が座標系(O−XYZ)のどの座標位置にある
のか、あるいは回転テーブルTの回転軸が座標系
(O−XYZ)に対してどれほど傾斜しているか等
を表すものである。この回転中心及び回転軸の傾
斜は、上記検出された3点以上の座標位置と、全
ての座標位置は回転テーブルの回転面(テーブル
面)上に存在することとから、例えば公知の座標
変換のための変換行列及び平面幾何学の定理を用
いて求められ、回転中心が求まればその回転中心
を原点とする回転テーブル独自の座標系も算出さ
れる。したがつて、回転テーブル独自の座標系に
おける任意の座標位置を、多関節ロボツト特有の
座標系へ変換行列によつて変換される。
少なくとも3点の座標位置の情報を用いて、回転
テーブル姿勢算出手段C3は座標系(O−XYZ)
における回転テーブルTの姿勢を算出する。ここ
で、回転テーブルTの姿勢とは多関節ロボツトR
に対する回転テーブルTの相対的位置関係を表わ
す情報であつて、例えば回転テーブルTの回転中
心が座標系(O−XYZ)のどの座標位置にある
のか、あるいは回転テーブルTの回転軸が座標系
(O−XYZ)に対してどれほど傾斜しているか等
を表すものである。この回転中心及び回転軸の傾
斜は、上記検出された3点以上の座標位置と、全
ての座標位置は回転テーブルの回転面(テーブル
面)上に存在することとから、例えば公知の座標
変換のための変換行列及び平面幾何学の定理を用
いて求められ、回転中心が求まればその回転中心
を原点とする回転テーブル独自の座標系も算出さ
れる。したがつて、回転テーブル独自の座標系に
おける任意の座標位置を、多関節ロボツト特有の
座標系へ変換行列によつて変換される。
以下、本発明をより具体的に説明するために実
施例を挙げて詳述する。
施例を挙げて詳述する。
[実施例]
第2図は実施例である多関節ロボツト制御装置
を備えた6軸ロボツト1と回転テーブル3とのシ
ステム概略図である。この6軸ロボツト1と回転
テーブル3とが多関節ロボツト制御装置5からの
指令に基づいて同期しつつ所定の作業を実行する
のである。図のように6軸ロボツト1はaないし
fの回転中心軸を有し、そのアームの先端に装着
したマーク検出器7を三次元的に自由に移動可能
である。このマーク検出器7とは、回転テーブル
3のテーブル上に任意の箇所に貼着されたマーク
9を正確に検出するもので、該マーク9に付され
た位置にアームが移動する際に利用される。例え
ばマーク9として単にテーブル上に凹部を形成し
ておき、マーク検出器7として該凹部と整合する
凸部を備えたものを使用するもの、あるいはマー
ク9として反射板を貼着し、マーク検出器7とし
て光電変換器を備えたものを使用する等これらの
態様はいかなるものでもよい。また、回転テーブ
ル3はg軸を回転軸としてテーブルを回転駆動さ
れるものである。
を備えた6軸ロボツト1と回転テーブル3とのシ
ステム概略図である。この6軸ロボツト1と回転
テーブル3とが多関節ロボツト制御装置5からの
指令に基づいて同期しつつ所定の作業を実行する
のである。図のように6軸ロボツト1はaないし
fの回転中心軸を有し、そのアームの先端に装着
したマーク検出器7を三次元的に自由に移動可能
である。このマーク検出器7とは、回転テーブル
3のテーブル上に任意の箇所に貼着されたマーク
9を正確に検出するもので、該マーク9に付され
た位置にアームが移動する際に利用される。例え
ばマーク9として単にテーブル上に凹部を形成し
ておき、マーク検出器7として該凹部と整合する
凸部を備えたものを使用するもの、あるいはマー
ク9として反射板を貼着し、マーク検出器7とし
て光電変換器を備えたものを使用する等これらの
態様はいかなるものでもよい。また、回転テーブ
ル3はg軸を回転軸としてテーブルを回転駆動さ
れるものである。
多関節ロボツト制御装置5は6軸ロボツト1及
び回転テーブル3の各軸aないしg回りの駆動を
全て制御するもので、マーク検出器7を三次元的
に移動するとともに、回転テーブル3のテーブル
を同一平面上で自由に回転する。これらの各軸の
駆動量を教示するための多関節ロボツト制御装置
5の手入手段としてキーボード及びCRTからな
る入力機11、更にテイチングボツクス13を備
えている。なお、15は多関節ロツド制御装置5
からの指令値を伝送するケーブルを示している。
び回転テーブル3の各軸aないしg回りの駆動を
全て制御するもので、マーク検出器7を三次元的
に移動するとともに、回転テーブル3のテーブル
を同一平面上で自由に回転する。これらの各軸の
駆動量を教示するための多関節ロボツト制御装置
5の手入手段としてキーボード及びCRTからな
る入力機11、更にテイチングボツクス13を備
えている。なお、15は多関節ロツド制御装置5
からの指令値を伝送するケーブルを示している。
第3図が多関節ロボツト制御装置5の構成を示
すブロツク図である。図のように多関節ロボツト
制御装置5は通常マイクロコンピユータからなる
もので、後述するプログラムに従つて論理演算を
実行するCPU5A、該プログラムや各種の定数
等を記憶するROM5B、情報の一時的な記憶を
行うRAM5C、入力機11やテイチングボツク
ス13からの情報入力口となる入力ポート5D及
び6軸ロボツト1や回転テーブル3と情報の授受
を行うための入出力ポート5Eから構成されてい
る。
すブロツク図である。図のように多関節ロボツト
制御装置5は通常マイクロコンピユータからなる
もので、後述するプログラムに従つて論理演算を
実行するCPU5A、該プログラムや各種の定数
等を記憶するROM5B、情報の一時的な記憶を
行うRAM5C、入力機11やテイチングボツク
ス13からの情報入力口となる入力ポート5D及
び6軸ロボツト1や回転テーブル3と情報の授受
を行うための入出力ポート5Eから構成されてい
る。
以上の構成からなるシステムにおいて、本実施
例の多関節口ロボツト制御装置5は第4図にその
フローチヤートを示すプログラムROM5Bに記
憶しており、このプログラムに従つて回転テーブ
ル3の6軸ロボツト1に対する姿勢を算出する。
まず多関節ロボツト制御装置5が起動されると自
動的にCPU5Aは本プログラムの処理を開始し、
6軸ロボツト1及び回転テーブル3の電源投入や
メモリ領域のクリヤ等の一連の初期処理を実行し
て(ステツプ100)、以下の処理に備える。この初
期処理終了後、回転テーブル3を回転駆動してマ
ーク9が6軸ロボツトに装着したマーク検出器7
の検出範囲内に位置するようにする(ステツプ
110)。第2図に示すごとく、多関節ロボツト制御
装置5は6軸ロボツト1の設定位置を原点(O)とし
た直交座標系(O−XYZ)を有しており、この
座標系(O−XYZ)によつて示されるマーク検
出器7の移動範囲内へマーク9が入るように回転
テーブル3を回転駆動するのである。このような
作業が完了すると、次いで6軸ロボツト1へ駆動
信号を出し、マーク検出器7によりマーク9の検
出を行う(ステツプ120)、すなわち、マーク検出
器7を移動させ、マーク9の位置する三次元位置
と一致させるのである。この処理は、例えば回転
テーブル上にマーク検出器7を移動した後にマー
ク9の検出が行われるまで順次該テーブル上を検
索するためにアームをスキヤンしたり、あるいは
作業員のテイチングボツクス13操作によつて直
接一致させる等種々の方法が用いられる。マーク
検出器7がマーク9を検出すると、その検出出力
はケーブル15、入出力ポート5Eを介して
CPU5Aに取り込まれる。この検出信号を受け
たときにCPU5Aは次のステツプ130の処理を実
行し、マーク検出器7の座標位置、すなわちマー
ク9の座標位置(x、y、z)を算出する。6軸
ロボツト1の各軸aないしfにはその回転角度を
検出するための公知のロータリーエンコーダ等か
らなる回転角センサが備えられており、これら各
回転角センサの出力値に基づいた通常の演算方法
からこの座標位置の算出が行われるのである。
例の多関節口ロボツト制御装置5は第4図にその
フローチヤートを示すプログラムROM5Bに記
憶しており、このプログラムに従つて回転テーブ
ル3の6軸ロボツト1に対する姿勢を算出する。
まず多関節ロボツト制御装置5が起動されると自
動的にCPU5Aは本プログラムの処理を開始し、
6軸ロボツト1及び回転テーブル3の電源投入や
メモリ領域のクリヤ等の一連の初期処理を実行し
て(ステツプ100)、以下の処理に備える。この初
期処理終了後、回転テーブル3を回転駆動してマ
ーク9が6軸ロボツトに装着したマーク検出器7
の検出範囲内に位置するようにする(ステツプ
110)。第2図に示すごとく、多関節ロボツト制御
装置5は6軸ロボツト1の設定位置を原点(O)とし
た直交座標系(O−XYZ)を有しており、この
座標系(O−XYZ)によつて示されるマーク検
出器7の移動範囲内へマーク9が入るように回転
テーブル3を回転駆動するのである。このような
作業が完了すると、次いで6軸ロボツト1へ駆動
信号を出し、マーク検出器7によりマーク9の検
出を行う(ステツプ120)、すなわち、マーク検出
器7を移動させ、マーク9の位置する三次元位置
と一致させるのである。この処理は、例えば回転
テーブル上にマーク検出器7を移動した後にマー
ク9の検出が行われるまで順次該テーブル上を検
索するためにアームをスキヤンしたり、あるいは
作業員のテイチングボツクス13操作によつて直
接一致させる等種々の方法が用いられる。マーク
検出器7がマーク9を検出すると、その検出出力
はケーブル15、入出力ポート5Eを介して
CPU5Aに取り込まれる。この検出信号を受け
たときにCPU5Aは次のステツプ130の処理を実
行し、マーク検出器7の座標位置、すなわちマー
ク9の座標位置(x、y、z)を算出する。6軸
ロボツト1の各軸aないしfにはその回転角度を
検出するための公知のロータリーエンコーダ等か
らなる回転角センサが備えられており、これら各
回転角センサの出力値に基づいた通常の演算方法
からこの座標位置の算出が行われるのである。
このようにしてマーク9の座標系(O−XYZ)
における座標位置(x、y、z)の検出が完了す
ると、ステツプ140にて座標位置(x、y、z)
のデータが3種類得られたか否かを判断し、3種
類のデータが未だ得られていないときには回転テ
ーブル3を任意の角度回転(約数十度)(ステツ
プ150)させた後に再度前述のステツツプ120へ処
理を移す。回転テーブル上のマーク9は回転テー
ブル3の回転動作により座標系(O−XYZ)の
中を移動可能であるが、その移動に際しては回転
テーブルの同一平面上であるという制約が存在す
る。このような制約下での3つの座標位置を得る
ため上述したステツプ120ないしステツプ150の処
理を繰り返すのである。
における座標位置(x、y、z)の検出が完了す
ると、ステツプ140にて座標位置(x、y、z)
のデータが3種類得られたか否かを判断し、3種
類のデータが未だ得られていないときには回転テ
ーブル3を任意の角度回転(約数十度)(ステツ
プ150)させた後に再度前述のステツツプ120へ処
理を移す。回転テーブル上のマーク9は回転テー
ブル3の回転動作により座標系(O−XYZ)の
中を移動可能であるが、その移動に際しては回転
テーブルの同一平面上であるという制約が存在す
る。このような制約下での3つの座標位置を得る
ため上述したステツプ120ないしステツプ150の処
理を繰り返すのである。
第2図中の一点鎖線で示すテーブル及びマーク
検出器が3つの座標位置を得るために回転移動し
たところの想像図であり、また第5図がこのよう
にして検出される3つの座標値T1(x1、y1、z1)、
T2(x2、y2、z2)、T3(x3、y3、z3)を座標系
(O−XYZ)を中心として表わした図である。な
お、第5図中には第2図で示すような回転テーブ
ル独自の座標系、すなわち回転テーブルの回転軸
がいZ1軸で、回転テーブルの平面及び原点O1が
X1−Y1平面上にある(O1−X1Y1Z1)も同時に
表わしている。従つて、第4図のプログラムによ
つて検出される3つの点T1、T2、T3は当然X1
−Y1平面上に存在することとなる。
検出器が3つの座標位置を得るために回転移動し
たところの想像図であり、また第5図がこのよう
にして検出される3つの座標値T1(x1、y1、z1)、
T2(x2、y2、z2)、T3(x3、y3、z3)を座標系
(O−XYZ)を中心として表わした図である。な
お、第5図中には第2図で示すような回転テーブ
ル独自の座標系、すなわち回転テーブルの回転軸
がいZ1軸で、回転テーブルの平面及び原点O1が
X1−Y1平面上にある(O1−X1Y1Z1)も同時に
表わしている。従つて、第4図のプログラムによ
つて検出される3つの点T1、T2、T3は当然X1
−Y1平面上に存在することとなる。
このような3点T1、T2、T3が検出されると処
理はステツプ160へと進み、これらのデータに基
づいて6軸ロボツト1の座標系(O−XYZ)か
ら上述した回転テーブル3の座標系(O1−
X1Y1Z1)への変換行列Uが算出される。そし
て、この変換行列UをRAM5Cに記憶して(ス
テツプ170)本ルーチンの処理を終えて6軸ロボ
ツト1と回転テーブル3との協調した仕事を遂行
するために利用されるのである。
理はステツプ160へと進み、これらのデータに基
づいて6軸ロボツト1の座標系(O−XYZ)か
ら上述した回転テーブル3の座標系(O1−
X1Y1Z1)への変換行列Uが算出される。そし
て、この変換行列UをRAM5Cに記憶して(ス
テツプ170)本ルーチンの処理を終えて6軸ロボ
ツト1と回転テーブル3との協調した仕事を遂行
するために利用されるのである。
以上が本実施例の6軸ロボツト1に対する回転
テーブル3の姿勢(回転中心及び回転軸の傾き)
検出のための処理であるが、この変換行列Uの算
出方法やその物理的意味を前述の第5図に基づき
詳述する。
テーブル3の姿勢(回転中心及び回転軸の傾き)
検出のための処理であるが、この変換行列Uの算
出方法やその物理的意味を前述の第5図に基づき
詳述する。
まず、T1〜T3のデータ(x1、y1、z1)〜
(x3、y3、z3)は、6軸ロボツト1の各軸角度か
ら順変換行列を用いて算出されるのであるがここ
でT1〜T3の値は、6軸ロボツト1のマーク検出
器7までのロボツト座標系(O−XYZ)からの
位置データであり、この算出は各アームの取付位
置が分かつているために各軸間の相対行列を掛け
ることにより求まる。
(x3、y3、z3)は、6軸ロボツト1の各軸角度か
ら順変換行列を用いて算出されるのであるがここ
でT1〜T3の値は、6軸ロボツト1のマーク検出
器7までのロボツト座標系(O−XYZ)からの
位置データであり、この算出は各アームの取付位
置が分かつているために各軸間の相対行列を掛け
ることにより求まる。
このT1〜T3によりまず算出途中の座標系とし
て(O2−X2、Y、Z2)を算出する。これはT1
を原点とし、x2軸の正方向はT2を通り、そのx2
−y2平面上にT3を含む座標系である。第5図か
ら明らかなように、ベクトルo2T2―――→o2T3
―――→は
次式で求まる。
て(O2−X2、Y、Z2)を算出する。これはT1
を原点とし、x2軸の正方向はT2を通り、そのx2
−y2平面上にT3を含む座標系である。第5図か
ら明らかなように、ベクトルo2T2―――→o2T3
―――→は
次式で求まる。
o2T2―――→=T2−T1……(1)
o2T3―――→=T3−T1……(2)
次にこれらを用いて、座標(O−XYZ)から
座標系(O2−X2、Y2、Z2)への変換行列Cを
求める。
座標系(O2−X2、Y2、Z2)への変換行列Cを
求める。
C=〓 〓 〓 〓
0 0 0 1 ……(3)
ただし、〓、〓、〓は次式より求まる列ベクト
ルである。
ルである。
(ここで*はベクトルの外積を表わす。)
また、〓は新たな座標系の原点を表わす位置ベ
クトルであり、次式で表わされる。
クトルであり、次式で表わされる。
〓=(x1、y1、z1) ……(7)
これら(4)〜(7)より変換行列Cが求まる。また、
この変換行列Cは以後の行列計算の便宜のために
4行目の(0001)が追加された4行、4列に正方
行列にて表現される。
この変換行列Cは以後の行列計算の便宜のために
4行目の(0001)が追加された4行、4列に正方
行列にて表現される。
次にT1、T2、T3の各点を上記Cで表わされる
座標系o2−x2、y2、z2上の点に変換する。
座標系o2−x2、y2、z2上の点に変換する。
T1′=C-1×T1=〓 〓 〓 〓
0 0 0 1〓-1
|
〓×x1
y1
z1
1=0
0
0
1 ……(8)
(8)式は原点O2なので、当然その交換結果は
(0、0、0)となる。また T2′=C-1×T2=a1 b1 c1 1 ……(9) T2′=C-1×T3=a2 b2 c2 1 ……(10) となる。
(0、0、0)となる。また T2′=C-1×T2=a1 b1 c1 1 ……(9) T2′=C-1×T3=a2 b2 c2 1 ……(10) となる。
そこで、次にこれらの変換座標値T1′〜T3′か
ら回転テーブルの中心軸上にあるO1てを求める。
ら回転テーブルの中心軸上にあるO1てを求める。
O1=x0
y0
0
1 ……(11)
とすると、幾何学的に線分T1T2、T2T3、の垂
直二等分線M1−O1、M2−O1の交点の座標を求
めればよいので、(第5図参照) x0=b1/2 ……(12) y0=−a2−a1/b2−b1*x0+a2−a1/b2−b1*a1+a2
/2 +b1+b2/2=−a2−a1/b2−b1*(x0−a1+a2/
2) +b1+b2/2 ……(13) となり、(12)、(13)式によりx0、y0が求まる。
直二等分線M1−O1、M2−O1の交点の座標を求
めればよいので、(第5図参照) x0=b1/2 ……(12) y0=−a2−a1/b2−b1*x0+a2−a1/b2−b1*a1+a2
/2 +b1+b2/2=−a2−a1/b2−b1*(x0−a1+a2/
2) +b1+b2/2 ……(13) となり、(12)、(13)式によりx0、y0が求まる。
次に、求めた
O1=x0
y0
0
1
とT2、T3で構成される座標系、すなわち回転テ
ーブル3独自の座標系(O1−X1Y1Z1)(第5図
参照)への変換行列Uを求める。これは式(1)〜(7)
を同様に利用し、 U=〓′ 0 〓′ 0 〓′ 0 〓′ 0 ……(14) として求まる。
ーブル3独自の座標系(O1−X1Y1Z1)(第5図
参照)への変換行列Uを求める。これは式(1)〜(7)
を同様に利用し、 U=〓′ 0 〓′ 0 〓′ 0 〓′ 0 ……(14) として求まる。
このUを指定メモリへセツトし、同期運転等に
演算上でデータの変換を行う時に使用するのであ
る。
演算上でデータの変換を行う時に使用するのであ
る。
すなわち、通常6軸ロボツト1は、自分の座標
系(O−XYZ)からみたデータで動作する様に
なつており、該座標系(O−XYZ)を用いて表
現されたデータDTで動作する。しかし回転テー
ブル3との同期運転時には、回転テーブル3の座
標系(O1−X1Y1Z1)に基づいて記述されたテ
イチングデータDRを補間し、その補間点をO1Z1
軸回りに回転させた時の補間点を今回算出した変
換行列Uを利用しデータDTに変換して6軸ロボ
ツト1を動作させることが必要となる。多にも同
期させる方法は色々あるが、そのいずれであろう
ともロボツトと回転テーブルとの相対的関係を正
確に把握するために変換行列Uを正確に求めるこ
とが必要なことが多い。そして、その相対的関係
である変換行列Uを用いて座標系(O1−
X1Y1Z1)上のデータDRは次式によつて座標系
(O−XYZ)上のデータDTに変換されるのであ
る。
系(O−XYZ)からみたデータで動作する様に
なつており、該座標系(O−XYZ)を用いて表
現されたデータDTで動作する。しかし回転テー
ブル3との同期運転時には、回転テーブル3の座
標系(O1−X1Y1Z1)に基づいて記述されたテ
イチングデータDRを補間し、その補間点をO1Z1
軸回りに回転させた時の補間点を今回算出した変
換行列Uを利用しデータDTに変換して6軸ロボ
ツト1を動作させることが必要となる。多にも同
期させる方法は色々あるが、そのいずれであろう
ともロボツトと回転テーブルとの相対的関係を正
確に把握するために変換行列Uを正確に求めるこ
とが必要なことが多い。そして、その相対的関係
である変換行列Uを用いて座標系(O1−
X1Y1Z1)上のデータDRは次式によつて座標系
(O−XYZ)上のデータDTに変換されるのであ
る。
DT=U×DR ……(15)
なお、第4図で示す処理は1つの回転テーブル
と相対的関係のみを検出する場合について記述し
ているが、複数台のテーブルを用いて、各々テー
ブル毎にデータT1〜T3を検出して、変換行列
U1、U2……を求めれば交互に各テーブルと同期
させることも可能となる。
と相対的関係のみを検出する場合について記述し
ているが、複数台のテーブルを用いて、各々テー
ブル毎にデータT1〜T3を検出して、変換行列
U1、U2……を求めれば交互に各テーブルと同期
させることも可能となる。
以上詳述したように、本実施例の多関節ロボツ
ト制御装置は回転テーブル3が6軸ロボツト1に
対していかなる姿勢にあるかを該6軸ロボツト1
の有する機能を巧みに利用して検出している。し
かも、その検出結果は変換行列Uの形でメモリに
記憶されるため、回転テーブル3の座標系(O1
−X1Y1Z1)で記述されたデータを簡単かつ正確
に6軸ロボツト1の座標系(O−XYZ)上のデ
ータに変換することができ、協調した仕事がスム
ーズに遂行可能となる。
ト制御装置は回転テーブル3が6軸ロボツト1に
対していかなる姿勢にあるかを該6軸ロボツト1
の有する機能を巧みに利用して検出している。し
かも、その検出結果は変換行列Uの形でメモリに
記憶されるため、回転テーブル3の座標系(O1
−X1Y1Z1)で記述されたデータを簡単かつ正確
に6軸ロボツト1の座標系(O−XYZ)上のデ
ータに変換することができ、協調した仕事がスム
ーズに遂行可能となる。
なお、本実施例では回転テーブル3の姿勢、す
なわちテーブルの回転中心の位置やその軸の傾き
等を全て検出する場合について説明したが、単に
テーブルの回転中心のみを検出するもの等として
構成してもよい。
なわちテーブルの回転中心の位置やその軸の傾き
等を全て検出する場合について説明したが、単に
テーブルの回転中心のみを検出するもの等として
構成してもよい。
更に、本実施例では一度回転テーブル3上の点
T1を原点とする座標変換を実行し、次に変換行
列Uを算出する方法について記述したが、この変
換行列Uの算出方法は何ら上記方法に限定される
ものではなく、いかなる計算式を用いてもよい。
例えば、回転テーブル3上の点T1、T2、T3の位
置ベクトルT1、T2、T3を用いて原点の位置ベク
トルO→を次式により算出し、 ただし、( )tは転置行列 (a、b)は内積を表す。
T1を原点とする座標変換を実行し、次に変換行
列Uを算出する方法について記述したが、この変
換行列Uの算出方法は何ら上記方法に限定される
ものではなく、いかなる計算式を用いてもよい。
例えば、回転テーブル3上の点T1、T2、T3の位
置ベクトルT1、T2、T3を用いて原点の位置ベク
トルO→を次式により算出し、 ただし、( )tは転置行列 (a、b)は内積を表す。
次いで、その計算結果と3つの位置ベクトルT→
1、T→2、T→3とから次式で変換行列Uを算出す
る方法を採用するものであつてもよい。
1、T→2、T→3とから次式で変換行列Uを算出す
る方法を採用するものであつてもよい。
このように、いかなる計算式によつて変換行列
Uを算出しようとも、本実施例と同様の上記作
用・効果を奏することは明らかである。
Uを算出しようとも、本実施例と同様の上記作
用・効果を奏することは明らかである。
[発明の効果]
以上実施例をあげて詳述したごとく、本発明に
よれば多関節ロボツト特有の座標系における回転
テーブル上の所定部位に関する座標位置を、少な
くとも3点検出し、これ座標位置から、前記座標
系における回転テーブルの姿勢を算出するので、
どのような姿勢を回転テーブルが採つていても多
関節ロボツトと回転テーブルとの相対位置関係を
正確に検出することができる。
よれば多関節ロボツト特有の座標系における回転
テーブル上の所定部位に関する座標位置を、少な
くとも3点検出し、これ座標位置から、前記座標
系における回転テーブルの姿勢を算出するので、
どのような姿勢を回転テーブルが採つていても多
関節ロボツトと回転テーブルとの相対位置関係を
正確に検出することができる。
このため、多関節ロボツトと回転テーブルとが
協調して遂行する仕事が高精度でスムーズに実行
できるシステムを簡単で安価に構成することがで
きるのである。
協調して遂行する仕事が高精度でスムーズに実行
できるシステムを簡単で安価に構成することがで
きるのである。
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は実施
例の概略構成図、第3図はその制御装置のブロツ
ク図、第4図はその制御のフローチヤート、第5
図はその制御における座標系の説明図を示す。 R……多関節ロボツト、T……回転テーブル、
RC……多関節ロボツト制御装置、C1……座標
位置検出手段、C2…所定部位座標検出手段、C
3……回転テーブル姿勢算出手段、5A……
CPU、5B……ROM。
例の概略構成図、第3図はその制御装置のブロツ
ク図、第4図はその制御のフローチヤート、第5
図はその制御における座標系の説明図を示す。 R……多関節ロボツト、T……回転テーブル、
RC……多関節ロボツト制御装置、C1……座標
位置検出手段、C2…所定部位座標検出手段、C
3……回転テーブル姿勢算出手段、5A……
CPU、5B……ROM。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多関節ロボツトと回転テーブルとを協調させ
て所定の仕事を行う多関節ロボツト制御装置にお
いて、 前記多関節ロボツトのアーム移動位置を該多関
節ロボツト特有の座標系の座標位置として検出す
る座標位置検出手段と、 前記回転テーブル上の所定部位が回転テーブル
の回転運動に伴つて回転移動したとき、該所定部
位の前記座標系における少なくとも3点の座標位
置を前記座標位置検出手段を用いて検出する所定
部位座標検出手段と、 該所定部位座標検出手段により検出された前記
少なくとも3点の前記所定部位の座標位置から、
前記座標系における回転テーブルの姿勢を算出す
る回転テーブル姿勢算出手段と、 を備えることを特徴とする多関節ロボツト制御装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123940A JPS61281305A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 多関節ロボツト制御装置 |
DE8686107718T DE3665277D1 (en) | 1985-06-06 | 1986-06-06 | Multi-joint-robot controller |
EP86107718A EP0206051B1 (en) | 1985-06-06 | 1986-06-06 | Multi-joint-robot controller |
US07/188,668 US4831547A (en) | 1985-06-06 | 1988-04-29 | Multi-joint-robot controller for enabling detection of the spatial relationship between a robot and a rotary cable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123940A JPS61281305A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 多関節ロボツト制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61281305A JPS61281305A (ja) | 1986-12-11 |
JPH0553587B2 true JPH0553587B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=14873113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60123940A Granted JPS61281305A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 多関節ロボツト制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4831547A (ja) |
EP (1) | EP0206051B1 (ja) |
JP (1) | JPS61281305A (ja) |
DE (1) | DE3665277D1 (ja) |
Families Citing this family (43)
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