JPH0551782U - ティシュペーパ用包装箱 - Google Patents

ティシュペーパ用包装箱

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JPH0551782U
JPH0551782U JP10305591U JP10305591U JPH0551782U JP H0551782 U JPH0551782 U JP H0551782U JP 10305591 U JP10305591 U JP 10305591U JP 10305591 U JP10305591 U JP 10305591U JP H0551782 U JPH0551782 U JP H0551782U
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JP
Japan
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paper
tissue paper
sheet
packaging box
tissue
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JP10305591U
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JP2543492Y2 (ja
Inventor
功治 村井
Original Assignee
古林紙工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生紙とする際の作業性を向上させる。 【構成】 ティシュペーパaを取出す開口1を被うシー
トFを、和紙などの紙とともに溶解してもその紙再生に
支障がないものとする。このシート1は剥すことなく箱
本体Pといっしょに溶かすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ティシュペーパ用包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
一般に市販されているティシュペーパを納めた包装箱は、図1に示す長方体状 、立方体状、円柱状などの様々な形状の紙製箱本体Pの中にティシュペーパaを 一枚又は2枚毎取出し可能に収納したものであり、上面の開口1からティシュペ ーパaを取出して使用する。
【0003】 この包装箱において、従来、前記開口1から塵埃が入るのを防止するため、そ の開口1を被うシートFが箱本体P内面に貼着されている。そのシートFにはス リット2が形成されており、このスリット2からティシュペーパaを取り出す。
【0004】 ところで、森林資源が枯渇しつつある今日、焼却処分を行っている紙の再生化 が叫ばれており、ティシュペーパ用包装箱も同様な要請がある。その再生には、 紙製包装箱を溶かして行うが、その際、再生に不用な付着物は除去する必要があ る。
【0005】 このとき、上記従来のシートFは、プラスチックで形成されているため、紙再 生時には剥ぎ取らねばならず、その作業が煩雑となる。
【0006】 この考案は、以上の点に留意し、使用済の包装箱によって再生紙を作る際の作 業性を向上させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案にあっては、上述のティシュペーパ用包 装箱において、そのシートを、箱本体とともに溶かしてもその紙再生に支障がな い素材によってなすこととしたのである。
【0008】 その素材には、和紙などの引裂きに対して抗力がある種々の紙のみならず、で んぷん樹脂などのように水可溶性のものからなる不織布などを採用し得る。
【0009】
【作用】
このように構成するこの考案に係る包装箱は従来と同様にしてシートのスリッ トからティシュペーパを取出して使用する。
【0010】 収納したティシュペーパが終れば、箱本体をつぶし、偏平にして回収業者に渡 す。集められた包装箱は再生紙用素材とする。このとき、シートもその紙溶解に 支障がないものであるため、剥す必要はない。
【0011】
【実施例】
図1に示すように、長方体状箱本体Pは、従来と同様に、所要の展開形状に打 抜きされた紙製カートンを折目を介して組立てたものであり、上面に開口1が形 成されている。その開口1は図1、図2のごとく和紙製のシートFで被われ、こ のシートFは箱本体Pの裏面に貼着されている。その貼着のりは紙とともに溶解 させても支障がないものとする。
【0012】 シートFには従来と同様にスリット2が形成されており、このスリット2を通 してティシュペーパaを取り出す。スリット2は線状に限らず、楕円状などの周 知の形状とすることができる。また、このシートFには香料を含浸させることが できる。
【0013】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、再生紙として使用する際、そのまま溶 解炉に送り込むことができ、作業性がよくなる。よって、森林資源の枯渇を防ぎ 、有効利用を図り得るものとなる。
【提出日】平成3年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 シートFには従来と同様にスリット2が形成されており、このスリット 2を通してティシュペーパaを取り出す。スリット2は線状に限らず、楕円状な どの周知の形状とすることができる。また、このシートFには香料を含浸させる ことができる。 なお、ティシュの語意は、薄い織物・組織、ティシュペーパの語意は、薄く柔 らかい紙であるため、この考案に係るティシュペーパは、実施例のごとく、極く 薄い紙片のみならず、化粧用のパフ、紙タオルなど、紙包装箱に積層されて、そ の取出口にシートFが貼着される紙製品全てを含むことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の要部内面斜視図
【符号の説明】
P 箱本体 F シート a ティシュペーパ 1 開口 2 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティシュペーパを収納した紙製箱本体上
    面にそのティシュペーパ取出し用開口を形成し、その開
    口を被うシートを箱本体に貼着し、そのシートにはティ
    シュペーパ取出し用スリットを形成したティシュペーパ
    用包装箱において、上記シートを、箱本体とともに溶か
    してもその紙再生に支障がない紙などの素材から成した
    ことを特徴とするティシュペーパ用包装箱。
JP1991103055U 1991-12-13 1991-12-13 ティシュペーパ用包装箱 Expired - Lifetime JP2543492Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199303A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Daio Paper Corp 香り付きティシュペーパー製品
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