JPH0715523U - 外蓋の差し込みを蓋の中央部分に付けた箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、紙等で作られた角柱型の箱の蓋の形
状を変えることによって、紙等の材料の割付を効率的・
合理的にすることで、割付を容易にし、資源を有効利用
するものである。 【構成】 外蓋２に付属する差し込み５の位置を外蓋２
の中央に付け、差し込み５を内蓋３のスリット６に差し
込むことで、外蓋２の長さを短くし、角柱型の箱の展開
図をより四角にするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、紙等で、角柱型の箱を作る際の、外蓋２と内蓋３の差し込み方に 関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の紙等で作られた角柱形の箱は、外蓋２の差し込みが、外蓋２の箱の本体 １と接するの折り罫７の反対部分の延長線上に位置した。このため、紙等の材料 の割付が難しく、割付も効率的ではなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

角柱型の外蓋２の差し込み部分５を、外蓋２の中央部分に付けることで、その箱 を展開図にしたときに、展開図がより四角に近くなる。このことで、印刷加工時 等の紙等の材料の割付が効率的・合理的となって、紙等の材料の損失が小さくな る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は外蓋２の差し込み５の出っ張りを移動させ、出っ張り部分の差し込 み５を外蓋２の中央に持ってきた。その際、内蓋４のスリット６に差し込むよう にするとで、外蓋２の長さを短くした。角柱型の箱の蓋をする形状や位置が変わ っても、箱の蓋をする機能は変わらない。

【０００５】

【作用】

蓋と本体１が一体化した角柱形の箱の蓋をするもの。

【０００６】

【実施例】

この考案を使用するときはまず、２つの横蓋４を内側に折り込む。次に、内蓋 ３を内側に折り込む。そして、外蓋２の先についた差し込み５を内蓋３のスリッ ト６に差し込む。

【０００７】 本考案の外蓋２の差し込み方として、差し込み５をスリット６の大きさと同じ にし、差し込み５の根本部分に切り込みを入れることがある。これは、差し込み ５をスリット６に噛み合わせて、固定するためである。

【０００８】

【考案の効果】

この考案によって、紙等の箱を作るに際し、材料の割付が効率的・合理的にな る。このことによって材料の割付が容易になり、早く行なうことができる。また 紙等の限りある資源を有効に利用できる

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体斜視図

【図２】従来の箱の全体斜視図

【符号の説明】

１…箱の本体、２…外蓋、３…内蓋、４…横蓋、５…差
し込み、６…スリット、７…折り罫

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】紙等で作られた角柱形の箱の外蓋２の差し
   込み５を、内蓋３のスリット６に差し込んで蓋をする
   箱。