JP2543492Y2 - ティシュペーパ用包装箱 - Google Patents
ティシュペーパ用包装箱Info
- Publication number
- JP2543492Y2 JP2543492Y2 JP1991103055U JP10305591U JP2543492Y2 JP 2543492 Y2 JP2543492 Y2 JP 2543492Y2 JP 1991103055 U JP1991103055 U JP 1991103055U JP 10305591 U JP10305591 U JP 10305591U JP 2543492 Y2 JP2543492 Y2 JP 2543492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tissue paper
- paper
- sheet
- packaging box
- box body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ティシュペーパ用包
装箱に関するものである。
装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】一般に市販されているティ
シュペーパを納めた包装箱は、図1に示す長方体状、立
方体状、円柱状などの様々な形状の紙製箱本体Pの中に
ティシュペーパaを一枚又は2枚毎取出し可能に収納し
たものであり、上面の開口1からティシュペーパaを取
出して使用する。
シュペーパを納めた包装箱は、図1に示す長方体状、立
方体状、円柱状などの様々な形状の紙製箱本体Pの中に
ティシュペーパaを一枚又は2枚毎取出し可能に収納し
たものであり、上面の開口1からティシュペーパaを取
出して使用する。
【0003】この包装箱において、従来、前記開口1か
ら塵埃が入るのを防止するため、その開口1を被うシー
トFが箱本体P内面に貼着されている。そのシートFに
はスリット2が形成されており、このスリット2からテ
ィシュペーパaを取り出す。
ら塵埃が入るのを防止するため、その開口1を被うシー
トFが箱本体P内面に貼着されている。そのシートFに
はスリット2が形成されており、このスリット2からテ
ィシュペーパaを取り出す。
【0004】ところで、森林資源が枯渇しつつある今
日、焼却処分を行っている紙の再生化が叫ばれており、
ティシュペーパ用包装箱も同様な要請がある。その再生
には、紙製包装箱を溶かして行うが、その際、再生に不
用な付着物は除去する必要がある。
日、焼却処分を行っている紙の再生化が叫ばれており、
ティシュペーパ用包装箱も同様な要請がある。その再生
には、紙製包装箱を溶かして行うが、その際、再生に不
用な付着物は除去する必要がある。
【0005】このとき、上記従来のシートFは、プラス
チックで形成されているため、紙再生時には剥ぎ取らね
ばならず、その作業が煩雑となる。
チックで形成されているため、紙再生時には剥ぎ取らね
ばならず、その作業が煩雑となる。
【0006】この考案は、以上の点に留意し、使用済の
包装箱によって再生紙を作る際の作業性を向上させるこ
とを課題とする。
包装箱によって再生紙を作る際の作業性を向上させるこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案にあっては、上述のティシュペーパ用包装
箱において、そのシートを、箱本体とともに溶かしても
その紙再生に支障がなく、かつ引裂きに対して抗力のあ
る素材によってなすとともに、そのシートの貼着のりも
溶かしても支障のないものとしたのである。
に、この考案にあっては、上述のティシュペーパ用包装
箱において、そのシートを、箱本体とともに溶かしても
その紙再生に支障がなく、かつ引裂きに対して抗力のあ
る素材によってなすとともに、そのシートの貼着のりも
溶かしても支障のないものとしたのである。
【0008】その素材には、和紙などの引裂きに対して
抗力がある種々の紙のみならず、でんぷん樹脂などのよ
うに水可溶性のものからなる不織布などを採用し得る。
抗力がある種々の紙のみならず、でんぷん樹脂などのよ
うに水可溶性のものからなる不織布などを採用し得る。
【0009】
【作用】このように構成するこの考案に係る包装箱は従
来と同様にしてシートのスリットからティシュペーパを
取出して使用する。この取出し時、ティッシュペーパが
スリットの縁に擦れてシートに引裂き力が加わるが、シ
ートはその抗力を有するもののため支障がない。
来と同様にしてシートのスリットからティシュペーパを
取出して使用する。この取出し時、ティッシュペーパが
スリットの縁に擦れてシートに引裂き力が加わるが、シ
ートはその抗力を有するもののため支障がない。
【0010】収納したティシュペーパが終れば、箱本体
をつぶし、偏平にして回収業者に渡す。集められた包装
箱は再生紙用素材とする。このとき、シート及び貼着の
りもその紙溶解に支障がないものであるため、剥す必要
はない。
をつぶし、偏平にして回収業者に渡す。集められた包装
箱は再生紙用素材とする。このとき、シート及び貼着の
りもその紙溶解に支障がないものであるため、剥す必要
はない。
【0011】
【実施例】図1に示すように、長方体状箱本体Pは、従
来と同様に、所要の展開形状に打抜きされた紙製カート
ンを折目を介して組立てたものであり、上面に開口1が
形成されている。その開口1は図1、図2のごとく和紙
製のシートFで被われ、このシートFは箱本体Pの裏面
に貼着されている。その貼着のりは紙とともに溶解させ
ても支障がないものとする。
来と同様に、所要の展開形状に打抜きされた紙製カート
ンを折目を介して組立てたものであり、上面に開口1が
形成されている。その開口1は図1、図2のごとく和紙
製のシートFで被われ、このシートFは箱本体Pの裏面
に貼着されている。その貼着のりは紙とともに溶解させ
ても支障がないものとする。
【0012】シートFには従来と同様にスリット2が形
成されており、このスリット2を通してティシュペーパ
aを取り出す。スリット2は線状に限らず、楕円状など
の周知の形状とすることができる。また、このシートF
には香料を含浸させることができる。
成されており、このスリット2を通してティシュペーパ
aを取り出す。スリット2は線状に限らず、楕円状など
の周知の形状とすることができる。また、このシートF
には香料を含浸させることができる。
【0013】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
再生紙として使用する際、そのまま溶解炉に送り込むこ
とができ、作業性がよくなる。よって、森林資源の枯渇
を防ぎ、有効利用を図り得るものとなる。
再生紙として使用する際、そのまま溶解炉に送り込むこ
とができ、作業性がよくなる。よって、森林資源の枯渇
を防ぎ、有効利用を図り得るものとなる。
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の要部内面斜視図
P 箱本体 F シート a ティシュペーパ 1 開口
Claims (1)
- 【請求項1】 ティシュペーパaを収納した紙製箱本体
P上面にそのティシュペーパ取出し用開口1を形成し、
その開口1を被うシートFを箱本体Pに貼着し、そのシ
ートFにはティシュペーパ取出し用スリット2を形成し
たティシュペーパ用包装箱において、上 記シートFを、箱本体Pとともに溶かしてもその紙再
生に支障がなく、かつ引裂きに対して抗力のある和紙な
どの素材から成すとともに、そのシートFの貼着のりも
溶かしても支障のないものとしたことを特徴とするティ
シュペーパ用包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991103055U JP2543492Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ティシュペーパ用包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991103055U JP2543492Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ティシュペーパ用包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551782U JPH0551782U (ja) | 1993-07-09 |
JP2543492Y2 true JP2543492Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14343991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991103055U Expired - Lifetime JP2543492Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ティシュペーパ用包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543492Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5988351B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2016-09-07 | 大王製紙株式会社 | 香り付きティシュペーパー製品 |
JP5988350B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2016-09-07 | 大王製紙株式会社 | 香り付きティシュペーパー製品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60147084A (ja) * | 1984-01-11 | 1985-08-02 | 株式会社日立製作所 | 断熱箱体 |
JPS6231740A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-10 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | フオ−クリフトのトランスミツシヨン |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP1991103055U patent/JP2543492Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551782U (ja) | 1993-07-09 |
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