JPH05508514A - 一対の四重極構成を有する偏向システム - Google Patents

一対の四重極構成を有する偏向システム

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JPH05508514A JP3513362A JP51336291A JPH05508514A JP H05508514 A JPH05508514 A JP H05508514A JP 3513362 A JP3513362 A JP 3513362A JP 51336291 A JP51336291 A JP 51336291A JP H05508514 A JPH05508514 A JP H05508514A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一対の画電極構成を有する偏向システムこの発明は陰極線管(CRT)のための 偏向システムに関するものである。
いくつかの従来構成ではCRTの電子ビームのビーム経路中に四重極磁界か作ら れる。そのような四重極磁界は、例えば、CRTの表示スクリーン上にランディ ングする(入射する)電子ビームにより形成されるビームスポットの拡大や歪み を小さくするように、ビームスポットの形状やサイズを制御するために用いられ てきた。
スポットの拡大や歪みは、例えば、スクリーンが傾斜していることとか、空間電 荷による反発などによって生じる。水平偏向巻線及び/または垂直偏向巻線の巻 線−電流積(winding−currer+t product)分布の基本 フーリエ成分のみの対応する変化によって生じるビームランディング位置の変動 はビームスポットの拡大を生じさせる傾向がある。例えば、主偏向領域に均一な 偏向磁界のみを用いる一つの従来技術偏向システムでは、第1図に示すように、 例えば、3時の方向の点で生成されるスポットの長幼の長さは、スクリーン中央 におけるスポットの長軸の約1.5倍水平方向に長くなってしまう。
この発明の管機によれば、表示スクリーンからの距離が互いに異なる位置におい て、電子ビームのビーム経路中に一対の四重極磁界が形成されるように、CRT のネック部を囲んで一対の四重極構成が配置される。このような一対の四重極構 成は、いくつかの従来技術構成におけるように1つの四重極構成しか用いない場 合には得られないような利点を持っている。例えば、このような対をなす四重極 構成は、CRTの表示スクリーン上における3本のビームの集中及び/またはス ポットサイズの制御のために用いることができる。
この発明の別の態様によれば、偏向装置は排気されたガラス製外囲器を有する陰 極線管を含んでいる。この外囲器の一方の端部には表示スクリーンが配置されて いる。電子銃構体が外囲器内の第2の端部に配置されている。この電子銃構体は 、スクリーン上の電子ビームランディング位置にビームスポットを形成する電子 ビームを生成する。複数の偏向巻線が、電子ビームをビームランディング位置へ 偏向する主偏向磁界を偏向ヨークの主偏向領域に発生する。第1の四重極構成が 電子ビームのビーム経路の第1の領域に、ビームランディング位置に応じて変化 する第1の四重極磁界を生成する。第2の四重橿構成がビーム経路の第2の領域 に、ビームランディング位置に応じて変化する第2の四重極磁界を生成し、第1 と第2の領域は表示スクリーンから異なる距離にある。
第1図は、均一な主偏向磁界を用いる従来技術による偏向装置で得られる、対応 するビームランディング位置におけるビームスポットの形状を示す。
第2図は、この発明の態様を実施した、四重極コイル構成を含む偏向装置のブロ ック図である。
第3図は、第2図の構成で生成される四重極磁界とその電子ビームの断面に対す る影響とを示す図である。
第4図は、第2図の四重極コイルの1つの象限における巻線−電流積分布を示す 図である。
第5a図〜第5d図は、第2図の構成の動作の説明に有用な波形を示す。
第6a図と第6b図は、!2図の構成に含まれた8個の磁極を有するダブル四重 極構成を示す。
第7a図〜第7e図は、第2図の構成の動作の説明に有用な別の波形を示す。
第8図は、主偏向磁界が第2図の構成で生成される形のものである場合の対応す るビームランディング位置におけるビームスポットの形状を示す。
第9因は、この発明の別の態様を実施した偏向システムのブロック図である。
第10図は、第9図の構成の各ダブル四重極構成の動作の説明に有用な図である 。
第11図は、第9図の構成の一対のダブル四重極によって形成される四重極対( ダブレット)の動作を説明する図である。
第12図は、従来技術による静自己集中型偏向ヨークで生成されるものと同様の 主偏向磁界における、対応ビームランディング位置におけるビームスポットの形 状を示す。
第2図は、この発明の態様を具備した偏向システム100を示し、偏向の方向に ビームスポットを集中させようとする電子ビームに対するレンズ作用がヨーク5 5の主偏向領域に生成される。第2図の偏向システム100は、例えばテレビジ ョン受像機に使用できる。偏向システム100は、例えば1000の最大偏向角 を持つ25v110型+7)CRTIIOを含/u テイル。CRTIIOは表 示スクリーン22に垂直な長手軸Zを持っている。
表示スクリーン22は、例えば、4:3のアスペクト比を持つ、例えば、25イ ンチ観察スクリーンである。
CRTIIOのネック端33は3本の電子ビームを生成する電子銃44を収容し ている。銃44によって生成された電子ビームはビデオ信号R,B及びGのそれ ぞれに従って変調されて、表示スクリーン22上に画像を生成する。これらのビ ームの与えられた1つがスポット999を生成し、このビームスポット999は 、走査されると表示スクリーン22上に対応する色のラスタを形成する。
この発明の態様を実施した偏向ヨーク55は、例えば、サドル−サドル−サドル 形式のもので、CRTIIOの上に取付けられる。一部が断面で示されている偏 向ヨーク55は、CRTのネック33の一部と円錐形部分即ち朝顔形に拡がった 部分の一部とを取り囲んだ一対のサドル形コイル10によって形成された、線、 即ち、水平偏向ヨーク構体77を含んでいる。偏向ヨーク55はさらに、コイル 10を包囲する一対のサドル形コイル99により形成される垂直、即ち、フィー ルド偏向コイル構体88も含んでいる。さらに、偏向ヨーク55は、コイル99 を取り巻いている一対のサドル形コイル11によって形成される四重極コイル構 体28を含んでいる。また、偏向ヨーク55は、フェライト磁性材料で作られ、 コイル11を囲んでいる円錐形に形成されたボディを宵するコア66を備えてい る。ヨーク55の主偏向領域はコア66のビーム入口端とビーム出口端との間に 形成される。スクリーン22の水平軸Xと垂直軸Yは、コイル99が付勢されて いない時には、スポットがX軸に沿って位置し、コイル10が付勢されていない 時には、スポットが軸Yに沿って位置するようなものである。
従来のものとすることのできる垂直偏向回路177が、フィールド偏向コイル構 体88に結合される垂直鋸歯状波電流1.を生成し、また、垂直周波数のパラボ ラ信号V、を生成する。電流i、と信号V、は、周知の態様で生成される垂直同 期信号vMに同期している。従来のものとすることのできる水平偏向回路178 が、線偏向コイル構体77に結合される水平鋸歯状波電流1.を生成し、また水 平周波数のパラボラ信号v2.を生成する。
電流iアと信号v、、は、周知の態様で生成される水平同期信号F、に同期して いる。
この発明の特徴によれば、ヨーク55は、ビーム偏向器として働くと同時に電子 ビームレンズとしても動作する。3本のビームの各々について同様であるヨーク 55の電子ビームレンズ作用を電子ビームの1つのみについて説明する。電子ビ ームレンズ作用はスポットが伸長する(細長くなる)ことを減じる。電子ビーム レンズ作用は、磁界不均一性を有する偏向磁界を生成させることによって得るこ とができる。偏向磁界の不均一性は、偏向ヨーク55における電子ビーム経路中 のある与えられた断面、即ち、プロフィルにおいてビームの異なる部分を、スポ ットが長くなることを減じるように、幾らか異なる量偏向されるようにしてレン ズ作用を行う。偏向磁界における不均一性が、スポットの長円性をどの様に減じ るかについてのさらに詳しい説明は後に行う。
後で詳細に説明するステイグメータ(sLigmator)24がヨーク55の 後方においてネック33を包囲するように配置されている。ステイグメータ24 は銃44とヨーク55の間に配置されている。ステイグメータ24はヨーク55 の外部でネック33に磁界不均一性を有する磁界を生成して、スポット999を アナスティグマティック(anastig+aatic)にするために、ヨーク 55のレンズ作用によって生じる非点収差を防止する。スポット999は、電子 ビームスポットの全領域が、CRTIIOの集束電極333に印加される集束電 圧Fの単一のレベルで集束された時に、アナスティグマティックであると考える ことができる。
コイル11は、後述するように、スポット999が、表示スクリーン22の、例 えば、2時の点における角部及び対角線上の実質的に全ての位置に位置する時に 、無視しうる程度の磁界を生成する電流lqによって駆動される。従って、スポ ット999が表示スクリーン22の角部にある時は、ヨーク55の電子ビームレ ンズ作用は、実質的に四重極コイル構体28によって影響を受けない。
座標Z=21を有する軸2に垂直なある与えられた平面内における水平偏向コイ ルlOの巻線分布は、ヨーク55の主偏向領域における巻線分布を表す。例えば 、表示器22の角部において丸いスポットを形成する偏向磁界の不均一性を得る ために、水平偏向コイル10と垂直コイル99の各々の所定の巻線分布が設定さ れる。
フーリエ級数(Fourier 5eries expansion)において は、第n高調波は巻線分布、あるいは、巻線−電流積分布のn次のフーリエ成分 に関係していることがある。そのような巻線分布或いは巻線−電流積分布は、た とえば、ヨークの水平軸から測定した角度の関数として周期的である。代表的に はN・■の表記で表される巻線−電流積なる用語は、ある与えられた巻線巻回に おける電流に巻線の巻回数を乗じて得られる値のことである。これは単位アンペ アターンで測定される。この巻線−電流積あるいは巻線−電流積分布という用語 は、そのような巻線の巻回を、例えば、水平周波数あるいは垂直周波数で流れる 電流成分に関連して用いられる。
巻線分布パラメータは、表示スクリーン22の角部の各々において、例えば、2 時の点において、丸いスポットが得られるように実験的に設定される。そのよう な平面内におけるコイル10の巻線分布は、正の第3高調波成分と基本高調波成 分の間に、約+10%という正の第1の比が得られるように選定される。そのよ うな正の第1の比はピンクッシタン形水平偏向磁界を表す。慣例に従って、水平 コイルに関しては、第3高調波の正の符号はビンクッション磁界を示し、負の符 号はバレル磁界を示す。
同様に、平面2−21における垂直偏向コイル99の巻線分布は、負の第3高調 波成分の大きさと基本高調波成分の大きさの間に約−60%という負の第2の比 を得るように選定され、これは同じくピンクッレジン形磁界を示す。垂直偏向コ イルに関する慣例に従って、負の符号はビンクッション磁界を示し、正の符号は バレル磁界を示す。
前述した第1と第2の比の値は、主として、例えば、丸いスポット999を得る ために選定されるものである。後述するように、集中誤差や幾何学的誤差は、ヨ ーク55ではなく、他の構成によって補正される。各地の符号は、所要の形式の 磁界不均一性、即ち、角部におけるピンクッション形水平偏向磁界とピンクッシ ョン形垂直磁界とを得ることができるように選択される。CRT 110の集束 電極電圧Fの作用によって集束され、ステイグメータ24の動作によってアナス ティグマティックにされると、スクリーン22のある与えられた角部におけるス ポット999は最適の楕円率を持った形状を持つようになる。代表的なCRTに ついて、最適楕円率は、スポット999が、例えば、円形形状を持つ時に得られ る。このようにして、第1と第2の比は、表示スクリーン22の角田において円 形のスポットを得るための所要の第1の電子ビームレンズ作用を設定する。ヨー ク55は、表示スクリーン22の角部におCするスポット999の長袖の長さと 表示スクリーン22の中央におけるスポット999の長さとの比を、第1図の対 応する比に比して大幅に小さくするという利点がある。銃44とステイグメータ 24はスポット999をアナスティグマティックにする付加的な電子ビームレン ズ作用を形成する。
スポットがスクリーンの水平軸X上にある時は、バレル形水平偏向磁界のみで、 スポットの伸長を減じるための所要の磁界勾配をビーム経路中に生成して、第1 の電子ビームレンズ作用を設定することができる。同様に、スポットが垂直軸Y に沿っている時は、バレル形垂直磁界のみで、スポットの伸長を減じるための所 要の磁界勾配をビーム経路中に生成することができる。
バレル形垂直偏向磁界においては、一般に、スポットが軸Y上にある時は、軸Y に沿う磁束密度はスクリーンの中心からの距離が増すに従って減少し、ピンクッ ション形垂直偏向磁界においては、磁界勾配は全体として逆である。
S*XとY上におけるスポットの伸長を小さくするために必要なヨーク55にお ける磁界勾配あるいは磁束密度勾配は、主として、四重極対称性を有するサドル 形コイル11によって形成される四重極コイル構体28によって設定される。コ イル11によって生成される四重極偏向磁界成分は、スポットが表示スクリーン 22の各軸XまたはY上にある時のスポットの楕円形状の歪みを補正し、スクリ ーン22の中心におけるスポットの長軸の長さに比してスポット999の長軸が 長くなることを抑える。コイル11は、後述するように、スポット999が各角 部にある時には、磁界の不均一性にはあまり影響を与えない。
第3図は、主として第2高脚波成分を含んでいる巻線−電流積分布を有する四重 極28のコイル11によって生成される磁束あるいは磁界を概略的に示す。図示 の磁束は長方形112によって表されている座標z=z iを宵する平面即ちビ ーム経路領域中の磁束を表す。第1図、第2図及び第3図における同じ符号及び 数字は同様の素子あるいは機能を表す。第3図における矢印H1は、スポット9 99が軸端の3時の点にある時に、ヨーク55のコイル11のみによって生成さ れる磁界または磁束成分の磁束密度の方向を表す。
第2図のスポット999が第2図のスクリーン22の3時の点にある時、第2図 のコイル11によって生成される第3図の矢印H1により表される磁界は、全体 として、水平偏向コイルIOによって生成されるピンクッンョン形水平偏向磁界 成分(図示せず)の方向と逆の方向を持つ。コイル11により生成される磁界の 強度は偏向の方向に増加する。2つの磁界が総合的に働くことにより、磁界成分 のベクトル和により得られる正味(ネット)偏向磁界、即ち総合偏向磁界が生成 される。
フィル11を付勢する第2図の電流iqの大きさは、スポット999が対応する 3時及び9時の点にある時、第3図の長方形112の水平軸Xの各端部において 、ビーム経路中の偏向磁界の不均一性を変化させるに充分な大きさとされる。偏 向磁界の不均一性は電流iqによって、ビンクッション形から、バレル形水平偏 向磁界単独でビーム経路中に生成することができる偏向磁界に変えられる。従っ て、長方形112の中心点C近傍の正味偏向磁界Hφil+ は、中心Cから与 甲iもつと離れている 2正味偏向磁界Hφ(!) よりも強い。同様に、第2 図のコイル11は、スポット999が第3図の6時と12時の点にある時に、長 方形112の垂直軸Yの各端部におけるビーム経路に、バレル形垂直偏向磁界の みによってビーム経路中に生成されうる偏向磁界不均一性を有する正味磁界を生 成する。
説明の便宜上、第3図の相当な楕円形状を呈するビームプロフィル即ち断面99 9aは、第3図のヨーク55の長方形112内のビームの断面が、水平偏向磁界 が全く均一な磁界であって、第2図のスポット999が第2図のスクリーン22 の3時の点にあるとした時に、どのように見えるかを示している。断面999a のここに示されている楕円率は、説明のためにのみ選定されたものである。また 、説明の便宜上、コイル10と99による磁界の不均一性は、その位置では、コ イルllによって生成される磁界不均一性の方が優勢であるので、無視した。
コイル11によって生成される磁界不拘−性即ち磁束密度勾配は、ステイグメー タ24により作られる磁束不均一性と共に、第2図のスポット999をアナステ ィグマティックにし、また、円形に近くして、水平軸の端部におけるスポット9 99の長袖とスクリーン22の中央におけるスポット999の長軸の比が、電子 ビームが完全に均一な水平偏向磁界中を通過する場合よりも相当小さくなるよう にする。例えば、合成バレル形水平偏向磁界によって生成される磁束密度の不均 一性、即ち、磁束密度勾配は、第3図の電子ビーム断面999aの長方形112 の中心点Cに近い端部108を中心点Cから遠い方の第2の端部109よりも、 偏向の方向Xに長い距離、即ち、強く偏向されるようにする。直線の矢印108 aと109aによって概略的に示されているこの状況は、磁界不均一性、即ち、 磁束密度勾配の結果として、端部108と109のそれぞれに、逆方向に磁力を 加えたことと等価である。その結果、第2図のヨーク55は、走査あるいは偏向 作用に加えて、スポット999をその伸長の方向で収斂させる電子ビームレンズ としても動作する。第3図の場合、伸長の方向は偏向の方向Xでもある。
スポット999が、矢印108aと109aによって表される磁力のない状態で 既に集束していると仮定する。矢印108aと109aによって表されているビ ーム集中性磁力の効果は、水平軸Xの方向のスポット999の長袖の左と右の両 端部が過集中となる。従って、左右の端部が、スクリーン22でな(、第2図の 表示スクリーン22とヨーク55の間に位置する平面で集中しようとする。その 結果、軸Xに沿って、第2図のスポット999の左端部近傍にフレアー状部分( 図示せず)が生じ、また、スポット999の右端部近傍にフレアー状部分(図示 せず)が生じる。このような一対のフレアー状部分はスポット999に非点収差 を持たせる(astigmatic)。ヨーク55における偏向磁界によって生 成されるスポット999のフレアーは、第2図のステイグメータ24の使用及び /または銃44により、もう一度アナスティグマチイックになるように、消すこ とができる。
ヨーク55よりもスクリーン22から離れた位置にあるステイグメータ24は第 3図の断面999aを軸Xの方向に発散させようとする磁界不均一性を生じさせ る。
これはヨーク55の軸X方向におけるビーム集中動作と対照的である。その結果 、スポット999はアナスティグマティックに維持される。スクリーン22によ り近くでビーム収斂動作を行わせ、スクリーン22からより離れた位置でビーム 発散動作を行わせることにより、第3図の破線の円で示すように、スポット99 9の長軸の長さが減少する。スポット999を偏向の方向即ち伸長の方向に収斂 させる同様の電子ビームレンズ作用は、スポット999が12時、9時及び6時 の点にある時に、コイル11の動作によって生じる。
ある与えられた偏向の方向φについて、電子ビーム経路における正味偏向磁界は 、偏向の方向に全体として垂直な方向の、第3図に示すような方位角(azi+ authal)成分Hφを持つ。スポット999の長袖の伸長を少なくするため に電子ビーム近傍のヨーク55における成分Hφは、偏向の方向の中心点Cから の距離が増すに従って減少する。従って、スポット999がスクリーン22の輸 X及びYのいずれかに位置している時の磁界成分Hφのこの様な磁界勾配を得よ うとすると、このような磁界勾配は、正の等方性(tsotropic)の非点 収差を生じさせる水平または垂直バレル形偏向磁界により形成される磁界不均一 性を必要とする。例えば、第3図の磁界成分Hφは軸Xに沿う中心点Cからの偏 向の方向の距離が増すにつれて減少する。一方、スポット999が4=3のアス ペクト比を持つ表示スクリーンの角部に位置している時のそのような磁界勾配を 得るために、そのような磁界不均一性はピンクッション形水平偏向磁界とピンク ッション形垂直偏向磁界との組み合わせによって形成される。
アスペクト比が4:3と異なる場合には、角部においてそのような磁界不均一性 を得るためには別のタイプの磁界形状が必要となろう。
第2図のコイル11の第1象限における所要の巻線−電流積分布が、角αの関数 として第4図に示す。角αは軸Xから測ったものである。箪1図、tJ2図、第 3図及び第4図において同様の記号と数字は同様の素子または機能を表す。第4 図の各垂直バーは、6度の総角度幅を有するコイル11の第1象限の巻線スロッ トを表す。各スロットには、それぞれのコイル部分の導体巻線の束が収容されて いる。従って、15のスロットが第1象限の全90″をカバーしている。軸に対 するバーの高さ及び位置は、スロット中のそれぞれの束によって生成される巻線 −電流積N−1の大きさと符号とを表す。第2図のコイル11の巻線−電流積分 布は、フーリエ級数によって規定される実質的に第2高調波成分のみを含んでい る巻線−電流積の茎2高調波の高調波成分の極性の一方を得るために、コイル1 1を付勢する第2図の電流iqが、ヨークの入口領域と出口領域の間でコイル1 1の導体巻線の対応する束に予め定められた方向に流れるようにされる。一方、 これと同時に、そのような高調波成分の他方の極性を得るために、電流1qが同 時にコイルl工の第2の導体巻線の束に逆方向に流れるようにされるスクリーン 22上のスポット999の位置の関数として、動的に、コイル11によって生成 される四重極磁界の強さを変え、適切な磁束の方向を与えて、表示器22の角部 におけるヨーク55の磁界が四重極構体28によって実質的に何らの影響も受け ないようにすることが望ましいであろう。このようにすれば、角部におけるスポ ットサイズの制御は、コイル11について選択した巻線分布ではなく、コイル1 0とコイル99について選択した巻線分布によって行われ、一方、スポットサイ ズは、スポットが軸XまたはYにある時、コイルlOと99の選択された巻線分 布ではなく、コイル11の選択された巻線分布によって制御されるという利点が ある。動的変化は、スクリーン22上のスポット999のビームランディング位 置の関数としての所要の磁界不均一性を得るために用いられる。
コイル11によって生成される四重極磁界を動的に変化させる電流iqを生成す るために、波形発生器lO1が信号v101を発生する。信号v101は、線形 増幅器として動作することのできる電流駆動器104に結合され、信号v101 に直線的に比例する電流iqが生成される。信号vlo1は、式の形で表した積 の項の和、(kl ・vpv)+ (k2 ・vph)で表される。項Vpvと vphはそれぞれ信号v、、とV phの瞬時値を表し、klとに2は、後述す るように、所要の波形を得るために選択された予め定められた定数である。
偏向回路177で生成される信号v#tは、スポット999が垂直トレースの中 央に位置している時は0であり、スポット999が頂部または底部にある時は、 正のピークを持つ。また、第2図の波形によって示されているように、偏向回路 17Hに生成される信号v、hは、スポット999が水平トレースの中央に位置 している時は0であり、スポット999がスクリーン22の左側あるいは右側に 位置している時に負のピークを持つ。このように、電流1qは、信号v、hに従 うパラボラ形状の電流成分と信号V、に従うパラボラ形状の電流成分の和を含ん でいる。このような波形を発生することが可能な波形発生器については、ここに 参考として挙げるトウルスカロ(Truskalo)氏他の名義の米国特許(以 下、トウルス力ロ特許)第4.683.405号「テレビジョン用パラボラ電圧 発生装置(PAIIABOLICVOLTAGI! GENERATING A PPARATUS FORTl!LiVIS!0N)1.:詳細に記載がある。
第5a図〜第5d図は、第2図の装置の動作の説明に有用な波形を示す。第1図 、第2図、第3図、第4図及び第5a図〜第5d図で同様の記号及び番号は同様 の素子または機能を表す。
第2図の発生器101の定数klとに2は、例えば、パラボラ形状電流成分の和 が、スポット999が第2図のスクリーン22の角部近傍に位置する時に、第5 C図に示すように、小さくあるいは実質的に0となる大きさの電流1qを生じる ように、実質的に等しい値に選ばれる。従って、コイル11によって生成される 四重極磁界特表千5−508514 (7) は、例えば、前述したように、スポット999がスクリーン22の角部の近傍あ るいは対角線の近傍にある時にスポット999の形状に影響を与えないような無 視しうる程度のものとなろう。従って、スクリーン22の角部におけるスポット 999の形状は、主として、垂直偏向コイルによって生成される負の第3高調波 の高調波成分と水平偏向コイルによって生成される正の第3高調波とによって決 まる。第5C図の電流iqのピークの大きさを決定する発生器101の定数kl とに2の値は、スポット999が3時と9時の点にある時にコイル11の四重極 磁界に所要の大きさと極性が得られるように選択される。
第2図の構成において、定数klとに2のある与えられた値に対し、スポット9 99が6時または12時の点にある時の四重極磁界の大きさも一定である。必要 とあれば、発生器101の代わりに別の波形発生器を用いて、四重極コイル11 により生成される磁界の不均一性を、図示していない態様で、変化させて、例え ば、コイル11によって生成される12時の点における磁界の強度を、3時の点 における磁界の強度には関係なく設定できるようにすることができる。
自己集中型ヨークにおいては、スクリーン中心からある与えられた距離における 軸Y上のスポットは、軸X上で同じ距離で形成されるスポットよりも楕円の度合 いが少ない、即ち、より円形に近い。これは、自己集中型ヨ一りでは、垂直偏向 磁界の磁界不均一性は、集中を得るために既にバレル形とされているためである 。しかし、第2図の構成の場合と異なり、自己集中型ヨークにおいては、磁界不 均一性の度合いは丸いスポットを得るための最適化がなされないという不都合が ある。
第2図の構成においては、ある与えられたビームランディング位置における対応 する巻線−電流積分布は、3つのコイル1.0.99及び11の各々に関して選 択が可能である。3つの偏向コイルの各々に対してそれを選択することができる という能力は、所要の磁界不均一性を設定するための自由度を高くする。自由度 が高くなると、例えば、巻線−電流積分布が1つのコイルに関してしか選択でき ない場合に比して、スポット伸長化を低減することにおいて全面的な改善が得ら れる。
例えば、スポット999が紬X上にある時、主としてコイル11によって決定さ れるヨーク55中のビーム経路における磁界の正味の効果は、バレル形水平偏向 磁界のみによって生成されるものと同様である。それに対し、自己集中型ヨーク の水平偏向コイルは、不所望な電子ビームレンズ作用をもたらす磁界不均一性を 生じさせる。これは、自己集中型ヨークにおいては、第2図の構成と異なり、そ のような磁界不均一性はビンクッション形であるためである。ピンクッシタン形 垂直偏向磁界は、後述するように、ヨーク55においてではなく、別の構成を用 いて補正されるような、相当な正のトラップ集中及び正の異方性(anisot ropic)非点収差エラーを生じさせる傾向がある。これに対し、集中を得る 目的で必要な垂直偏向磁界がバレル形である自己集中型ヨークにおいては、トラ ップエラーはヨークにおいて小さくされる。
スポット999が軸Y上にある時は、主としてコイルllによって決められるビ ーム経路中の磁界の正味効果は、バレル形垂直偏向磁界によって生成されるもの と同様である。
ヨーク55の電子ビーム入口領域におけるコイルlOと99の各々における巻線 分布は、「スポット・コマ」と称されるスポットの歪みを防止するように選択さ れる。スポット・コマは、ビームが偏向される時の、ビームの中心部分とビーム の両端部分間の中間点との間の距離の差である。スポット・コマは3本のビーム の集中コマの要因と同類の要因によって生じる。例えば、スポット・コマは、例 えば、中間領域における磁界の不均一性のために生じる。入口領域はスポットコ マに対して最も大きな影響を持つ。スポット・コマを防止するために、巻線分布 は、結果として得られるヨーク55のコイルlOと99の各々の入口領域におけ る巻線分布の第3高調波成分の符号が、ヨーク55の中間偏向領域に関係する巻 線分布の第3高調波成分の符号と逆になるような形にされる。
前述したように、ヨーク55の中間即ち主偏向領域では、コイル10と99によ って生成される磁界の各々は角の丸いスポットを形成するために全体としてピン クッシJン形とされている。一方、スポットが水平または垂直のスクリーン軸X またはY上にある時は、ピンクッション形偏向磁界は、スポットを偏向の方向に 許容できない程に引き延ばしてしまうので、望ましくない。
この発明の別の態様によれば、第2図のステイグメータ24はヨーク55と協同 して、アナスティグマティックなスポットを生成する。ステイグメータ24は8 極を有する電磁石を形成するダブル四重極コイル構成を含んでいる。第2図のス テイグメータ24のダブル四重極コイル構成が、それぞれ第6a図と第6b図に 示されている。第1図、第2図、第3図、第4図、第5a図〜第5d図及び第6 a図〜第6b図において同じ符号及び番号は同様の素子または機能を示す。4つ の磁極224を形成する第6b図の四重極コイル24aは電流iaによって付勢 される。それと交互関係の磁極124を形成する第6a図の四重極コイル24b は電流1bによって付勢される。第6b図の四重極コイル24aは、全体として 、軸XとYの方向に非点収差を補正する。四重極コイル24bは四重極コイル2 4aに対して45度回転している。コイル24bは、全体として、軸Xに対して 、例えば、+45度の角度をなす方向の非点収差を、この場合は全体として軸X またはYに対し+45度の角度をなす方向に磁力を印加することによって補正す る。ステイグメータ24の電流jaと1b及びヨーク55のコイル11を流れる 電流iqの大きさと波形は、スクリーン22の角部と軸に沿った位置とにある時 、アナスティグマティックなビームスポットが得られるように選択される。
ステイグメータ24のダブル四重極コイル構成を用いることにより、ステイグメ ータ24によって生成される全四重極磁界を、スポットランディング位置の関数 として動的に、輪Xに対して予め定められた角度だけ、電気的に回転させること ができる。
紬XとYの方向のスポット999の非点収差補正に必要な電流1aを生成するた めに、トウルス力ロ特許に示されているものと同様のものとすることができる波 形発生器102が電流駆動器105に結合される信号vl。
2を発生する。電流駆動器105は線形増幅器として動作するものとすることが できる。信号v102は、例えば、式、 (k3 ・vpv) + (k4 ・vph)÷(k5・vpv −vph)  + k6で表すことができる。k3、k4、k5及びに6は、所要の波形を得る ために選択された予め定められた定数である。定数に3は、スポットが第2図の 表示スクリーン22の12時の点に位置する時のスポットの非点収差を減じるた めに、第5d図に示すレベルの電流iaを生成すべく選択されている。定数に4 は3時の点におけるスポットの非点収差を減じるレベルで第5d図の電流iaを 生成するように選択される。定数に5は、2時の点におけるスポットの非点収差 を減じるレベルの電流1aを生成するように選択される。DC電流を表す定数に 6は、表示スクリーン22の中央におけるスポットの非点収差を減じるレベルの 電流iaを生成するように選択される。
電流ibは四重極コイル24bに供給され、軸XまたはYにたいし45度の角度 をなす方向のスポット999の非点収差を補正する。電流ibを生成するために 、波形発生器114が信号Vl14を生成する。信号Vl14は式(k? ・v pv −vph) + kgによって表される。項に7とに8は、表示スクリー ン22の角部においてスポット999の非点収差を補正するための所要の波形を 得るために選択された予め定められた定数である。発生器114としては、クレ ム(Kureha)氏の名義の米国特許第4、318.032号「象限分離器を 含む集中回路(CONVERGENCB CIRCUIT INCLUDING  A QtlADRANT 5EPARATOR)J i:記載のものと同様の ものを用いることができる。
第7a図〜第7e図は、第2図の発生器1.14の動作の説明に役立つ波形を示 す。第1図、第2図、第3図、第4図、第5a図〜第5d図、第6a図〜第6b 図及び第7a図〜第7e図において、同様の符号と番号は同様の素子または機能 を示す。第7a図の電流ibは、第2図のスポット999が表示スクリーン22 の角部の近傍に来る度にピーク値をとる。!Ta図の電流ibはスポット999 が、第7a図、第7b図、第7C図に示すように、表示スクリーン22の中央に ある時は0であり、また、第7a図に示すように、スポット999が表示スクリ ーン22の輸XとYの近傍にある時も0である。電流ibの位相は第2図のスポ ット999がスクリーン22の垂直中心において水平軸Xを横切る度毎に、極性 を変える。
ヨーク55とステイグメータ24とによって生成されるアナスティグマティック なスポットを集束させるめに、CRTIIOの集束電極333に動的集束電圧F が印加される。トウルス力ロ特許に記載されているものと同様のものとすること のできる波形発生器103が(kg ・vpv) + (klo −vph)  + (kll −vpv −vpb)に等しい信号v103を生成する。定数に 9、klO及びkllは、必要な集束作用を得るために選択される。信号v10 3は集束電圧Fを発生するための集束電圧発生器・変調器回路106に結合され る。電圧Fは信号v103に比例して動的に変調される。
与えられた電子ビームに関する円形のスポットは、第2図のCRTIIOにおい て、非常に大きなビーム電流、例えば、3mAで生成することができるという利 点がある。また、ヨーク55における偏向磁界の各々の不均一性あるいは非点収 差を動的に変化させることにより、第8図に示すように、ビームスポットは集束 され、アナスティグマティックにされ、また、円形に近い形にされる。このよう な、利点のある電子ビームレンズ作用はモノクロームCRTにも用いることがで きる。各対応時間点において円形のスポットを作ることができる水平または垂直 偏向磁界の磁界不均一性のタイプも第8図に示しである。第1図、第2図、第3 図、第4図、第5a図〜第5d図、第6a図〜第6b図、第7a図〜第7e図及 び第8図において同様の符号と番号は同様の素子または機能を示す。第8図に示 すように、第2図の構成によって生成されるスポットのサイズのスポット位置の 関数としての変動は、第1図に示すものよりもかなり小さい。
前に述べたように、第1図に示すスポットは均一磁界を発生するヨークによって 形成される。従って、第1図においては、スポットが水平軸の端部にある時は、 楕円スポットの長軸の長さは、表示スクリーンの中央における、はぼ円形のスポ ットの直径の1.48倍である。一方、第8図においては、最大の増加は1.1 8倍だけである。
巻線−電流積分布の第3高調波成分を変化させること等によってスポットの伸長 化を減じる別の方法が、ここに参考として挙げる、この出願と同時に出願された 米国特許出願[ビームスポットが制御された偏向システム(^DBFLECTI ON 5YST[1M WITHA C0NTR0LLED BRAM 5PO T) JRCA整理番号85.636に説明されている。
水平及び垂直集中、及び、左右あるいは上下ピンクランラン歪み等の幾何学的歪 みは、第2図の構成において、例えば、そのための偏向ヨークにおける高調波成 分あるいは磁界不均一性を用いることを必要としない周知の方法で補正できる。
例えば、ビデオ信号プロセッサ222は信号R%G及びBを生成する。ある与え られた画面フレームにおける信号R,G及びBの各々を、ビクセル信号に分割し て、別々にメモリに記憶しておくようにできる。信号R%G及びBの各々の個々 のビクセル信号が読出されてCRTIIOのそれぞれの陰極に加えられる時間を 、前述の集中あるいは幾何学的歪みを防止するようにスポットの位置の関数とし て変化させることができる。ビクセル信号のタイミングを変えることによって同 様のエラーを修正する回路の一例が、ここに参考として挙げる、ケージ−(Ca sey)氏他の名義の米国特許第4,730.216号「ラスタ歪み補正回路( RASTIlil DISTORTION C0RRECTION C[RC旧 ↑)」に記載されている。
第9図はこの発明のさらに別の態様を具備した偏向システム100°を示す。第 9図と第1図〜第4図、第5a図〜第5d図、第6a図〜第6b図、第7a図〜 第7e図及び第8図において同様の符号と番号は同様の素子あるいは機能を示す 。第9図の偏向システム100“は、例えば第2図の偏向ヨーク55と異なり、 均一な水平及び垂直偏向磁界を生成する偏向ヨーク55”を含んでいる。電子ビ ームレンズ作用は、第9図の構成においては、四重極ダブレットの動作と同様に 動作する一対の四重極構成424と324によって生成される。四重極構成42 4と324の各々は、第2図のステイグメータ24のそれと同様な形で、ダブル 四重極として構成することができる。
第9図の構成324は軸Zに沿って、構成324の方が構成424よりも表示ス クリーン22″に近く位置するように、構成424と同軸に配置されている。構 成324は偏向ヨーク55″よりも表示スクリーン22”に近く位置するように 配置してもよいし、あるいは、点線で示したように、構成324の代わりに、構 成324と同様の構成324aを構成424とヨーク55”の間に配置してもよ い。
この発明の別の実施例では、ダブル四重極構成324をヨーク55°中に設ける ことができる。このようにすることにより、ダブル四重極の各四重極は、第2図 のコイル11の四重極巻線に関して前に述べたと同様にして構成できる。ダブル 四重極を構成する一対の四重極の軸は+45@をなしている。
構成424と324の各々がダブル四重極として構成されているこの発明の実施 例においては、対をなすダブル四電極構成424と324の各々は一対の四重極 偏向磁界を生成する。ダブル四重極構成424と324の各々の対をなす四重極 磁界の一方は、第10図に示すように、4つの磁極qaによって形成されたもの として表すことができる。第10図とそれまでの図とにおいて、同様の符号と番 号は同様の素子または機能を示す。第10図の極qaは第6a図の磁極124と 同様である。対をなす四重極磁界の他方は、1116a図の磁極224と同様の 、第10図の4つの磁極qbによって形成されたものとして表すことができる。
第10図の一方の対の磁極qaは軸X上にある。他方の対の磁極qaは紬Y上に ある。一方の対の磁極Qbは、軸Xと+45度の角度をなす軸V上にある。他方 の対の磁極Qbは軸Vに垂直な軸W上にある。
第9図のダブル四重極構成424の磁極qaによって生成される四重極磁界は、 第6a図の電流fbと同様な電流i、によって動的に制御される。第9図のダブ ル四重極構成424の、第1O図に示す磁極Qbによって生成される四重極磁界 は、第6図の電流iaと同様な電流11によって動的に制御される。
第9図のダブル四重極構成424を制御する電流i。
とisは構成424によって生成される全四重極磁界を決定する。そのような全 四重極磁界は磁極qaとqbによって生成される一対の四重極磁界を重畳させた ものである。第9図の構成424と324の各々の全四重極磁界は、箪10図の 軸MとNを規定している4つの磁極Qによって形成されるものとして表すことが できる。例えば、構成424によって生成される全四重極磁界の強度、極性及び 向きは、電流11とi、の大きさと極性によって決まる。従って、磁極Qの軸M と紬Xの間の角β、及び、全四重極磁界の極性と強度は電流11とi、の関数と して変化し、これらの電流11とi、はビームスポットのランディング位置の関 数として変化する。電流i。
とi4は、それぞれ、電流ilとi!同様な態様でダブル四重極構成324を動 的に制御する。
構成424と324の各々の全四重極磁界は、第10図に示す、紬Nに対して4 5度の対応発散軸りとこの軸Dl:lk直の対応収斂軸Oとを持つ対応する4つ の磁極Qによって表すことができる。第1O図の軸Oは、対応する全四重極磁界 が電子ビームの断面即ちプロフィルを収斂させようとする方向を表す。四重極磁 界による電子ビームプロフィルの収斂の例は、第3図に関して以前に説明した。
第3図において、例えば、軸Xは、第10図の軸Oと類似のこの軸X上にビーム スポットがある時の、そのようなビーム収斂方向を表す。第1O図の紬りは、第 9図の構成424によって生成される全四重極磁界が電子ビームのプロフィルを 発散させようとする方向を表す。
第11図は、スポット伸長化の方向に対する、ダブル四重極構成424の収斂軸 0 (1)と発散軸D (1)の向きを概略的に示す。第1図に関して前に述べ たように、均一偏向磁界が用いられる時は、スポットの伸長の方向と偏向の方向 は同じである。同様に、ダブル四重極構成324の収斂軸0(2)と発散軸D( 2)の向きも示す。このように、第11図は第9図の構成424と324によっ て形成されるダブレットにより生成される磁界を表している。第11図及びそれ 以前の図において、同様の符号と番号は同じ素子または機能を表す。
第9図のダブル四重極構成424の第11図に示す軸D(1)と0(1)は電流 i、とi、を変化させることによりビームスポットのランディング位置の関数と して動的に回転させることができる。同様に、第9図のダブル四重橿構成324 の第11図に示す紬D(2)と0(2)は電流isと14を変化させることによ りビームスポットのランディング位置の関数として動的に回転させることができ る。
この発明の特徴によれば、第9図の電流Isとi、は、第9図の構成324の軸 2に対し全四重極偏向磁界を動的に回転させるように制御して、第11図の収斂 軸0(2)が、偏向の方向が変化する時に、スポットの伸長の方向に平行になる ように動的に維持されるようにする。このようにして、第9図の構成324はス ポットの伸長の低減を行わせる。ビームスポットのプロフィルがその伸長の方向 に収斂してスポットの伸長化を低減させる態様は、第3図について前に説明した と同様である。
輸0(2)の方向のこのような収斂作用の結果、第9図のダブル四重極構成32 4は、同時に、ビームスポットを軸o(2)に垂直な第11図の方向D(2)に 発散させる。第9図の構成324により生成される全四重極偏向磁界の収斂−発 散効果により、ビームスポット999はかなりの楕円形状からかなり楕円の程度 が小さくされた、あるいは円形に近い形に変えられるという利点がある。構成3 24の収斂レンズ作用は、スポットの伸長の方向の過集中の結果としてスポット の非点収差を生じさせる。
この発明の他の特徴によれば、第9図の電流l、とi、は、第9図の構成424 の第11図に示す発散軸D(1)を動的にスポット伸長の方向に平行となるよう に整列させて、例えば、構成324によって生ずるスポットの非点収差を減じる よう、制御できる。このようにして、構成424は、この構成424と324の 間の領域におけるビーム開口角(beam aperture angle)を 、構成324とスクリーンとの間の領域におけるビーム開口角に比して大きくな るようにする。
表示スクリーンから遠い位置にある第9図の構成424により生成されるスポッ ト発散作用は、表示スクリーンにより近い構成324により生成されるスポット 収斂作用(これら2つの作用は両方共、スポット伸長の方向に生じる)と協同し て、スポットの伸長を減じることができる。この点は、ビーム開口角とスポット サイズの積が一定であるというヘルムホルツ−ラグランシュの法則から引き出さ れる周知の理論によって説明できる。従って、前述したように、構成424のビ ームスポット発散作用はビーム開口角を増加させ、その結果、スクリーン22” 上のスポットサイズが減少する。
第2図の四重極フィル構体28に、第2図には特に示していないが、コイル11 の同様の軸に対して、例えば、90″の対応する角度をなす軸を有し、それによ って、構体28が、例えば、8つの磁極を有するダブル四重極を形成するように する対をなすサドル形コイルを付加することができる。このような構体28は第 9図の構成324と同様に動作する。
第9図のヨーク55”が自己集中型ヨークであると仮定する。構成324と42 4が動作しなければ、このような自己集中型ヨークは、第12図に示すように、 主として水平方向にスポットを伸長させる従来技術による自己集中型システムと 同様に動作する。第12図及びそれ以前の図において同様の符号と番号は同様の 素子あるいは機能を示す。主として水平方向のスポットの伸びを小さくするため に、構成324と424の各々を単一(シングル)四重極として構成することが できる。そのような単−四重極構成324の収斂軸0(2)は水平軸Xの方向で ある。同様に、単−四重極構成424の発散軸D(1)も同じく軸Xの方向であ る。このような単−四重極324と424の各々の磁極は、第6b図の磁極22 4と同じ態様で軸XとYに対して方向付けられる。それぞれ単−四重極である第 9図の四重極構成324と424のビーム収斂−発散作用は、前に述べたと同様 の理由により、水平方向のスポット伸長を小さくする。
構成324と424はビームの集中に関して逆の効果を与える。従って、スポッ トの伸長化の低減を、3本のビームの集中を大きく劣化させることなく行うこと ができる。その結果、3本のビームの集中、スポットの伸長及び非点収差の間で 、偏向システムの自己集中特性を大きく犠牲にすることなく、従来の自己集中型 ヨークで得られたスポット伸長化に比してスポットの伸長が低減されるような妥 協点を設定できる。さらに別の利点は、構成324と424がある与えられた電 子ビームに対して逆の方向に作用するので、同様の波形発生器を四重極構成32 4と424の付勢に用いることができるという点である。
由gp 基本/)と yK )fTZ LrK’l:4 +;jjiSFIG、 6b FIG、 10 ↑ 要 約 書 偏向装置は電子ビームのビーム経路中の表示スクリーン(22”)から異なる位 置に一対の四重極磁界を生成する一対の四重極構成(324,424)を含んで いる。発明の実施例では、第1と第2の四重極構成と主偏向磁界発生構成(55 ”)が協動して3本の電子ビームR1G及びBを互いに集中させる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 5年 、1198 嘱

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.排気されたガラス製外囲器と、この外囲器の一端に配置された表示スクリー ン(22、第2図)と、上記外囲器の第2の端部に配置され、上記スクリーン上 の電子ビームランディング位置にビームスポット(999、第2図)を形成する 電子ビームを生成する電子銃構体(44、第2図)とを含む陰極線管(110、 第2図);偏向ヨーク(55、第2図)の主偏向領域(主偏向領域、第2図)に 、電子ビームを上記ビームランディング位置に偏向する主偏向磁界を生成する複 数の偏向巻線(10;99、第2図); とを有し、特徴として、 上記電子ビームのビーム経路の第1の領域中に、上記ビームランディング位置に 従って変化する第1の四重極磁界(Ha、第3図)を生成する第1の四重極構成 (11、第2図)と、 上記ビーム経路の第2の領域中に、上記ビームランディング位置に従って変化す る第2の四重極磁界(磁束線、第6a図)を生成する第2の四重極構成(24、 第2図)と、 を有し、上記第1と第2の領域は上記表示スクリーン0ら異なる距離にある、偏 向装置。
  2. 2.上記ビームスポット(999、第2図)が複数のビームランディング位置の 各ビームランディング位置にある時、上記第1の四重極磁界(Ha、第3図)が 上記電子ビーム(999a、第3図)の断面を上記第1の領域で第1の方向(x 、第3図)に収斂させ、上記第2の四重極磁界(24による磁界)が同時に上記 電子ビームを上記第2の領域で上記第1の方向に発散させる、請求項1に記載の 偏向装置。
  3. 3.上記第1の四重極磁界(Ha、第3図)の収斂軸が、ある与えられたビーム ランディング位置(999、第3図)と上記表示スクリーン(22、第2図)の 中心(c、第3図)とを結ぶ直線(x、第3図)によって定義される偏向の方向 の変化の関数として変化する、請求項2に記載の装置。
  4. 4.上記主偏向磁界領域(55′′中、第9図)が上記第1(324中、第9図 )と第2(424中、第9図)の領域の間にある、請求項1の装置。
  5. 5.上記主偏向磁界領域(55′′中、第9図)が上記第1(324a中、第9 図)と第2(424中、第9図)の領域の各々よりも上記表示スクリーンに近い 、請求項1に記載の装置。
  6. 6.上記主偏向磁界領域(55′′、第9図)が上記第1(324、第9図)と 第2の領域の各々よりも上記表示スクリーン(22′′、第9図)から離れてい る、請求項1に記載の装置。
  7. 7.上記第1(11、第2図)と第2(24、第2図)の四重極構成の各々がダ ブル四重極構成を含んでいる、請求項1の装置。
  8. 8.上記第1(324a、第9図)と第2(424、第9図)の四重極構成が四 重極ダブレット(qa;qb、第10図)として動作する、請求項1の装置。
  9. 9.上記電子ビームが上記電子銃構体(44、第2図)において生成される複数 の電子ビーム(R、G、B、第9図)の1つであり、また、上記第1(324、 第9図)と第2(424、第9図)の四重極構成と上記主偏向磁界生成手段(5 5′′、第9図)とが協動して上記複数の電子ビームを互いに集中させる、請求 項1の装置。
  10. 10.排気されたガラス製外囲器と、この外囲器の一端に配置された表示スクリ ーン(22、第2図)と、上記外囲器の第2の端部に配置され、上記スクリーン 上の電子ビームランディング位置にビームスポット(999、第2図)を形成す る電子ビームを生成する電子銃構体(44、第2図)とを含む陰極線管(110 、第2図);偏向ヨーク(55、第2図)の主偏向領域(主偏向領域、第2図) に、電子ビームを上記ビームランディング位置に偏向する主偏向磁界を生成する 複数の偏内巻線(10;99、第2図); とを有し、特徴として、 上記電子ビームのビーム経路の第1の領域中に、ビームランディング位置に従っ て変化する第1の四重極磁界を生成する第1の四重極構成(11、第2図)と、 上記表示スクリーンから上記第1の領域とは異なる距離にある上記ビーム経路の 第2の領域中に、ビームランディング位置に従って変化する第2の四重極磁界を 生成して、上記ビームスポットがある与えられた複数の上記ビームランディング 位置(999、第3図)の各々に変更される時、上記第1の四重極磁界(Ha、 第3図)が上記第1の領域中で第1の方向(x、第3図)に上記電子ビームを収 斂させ、上記第2の四重極磁界(24中、第2図)が上記第2の領域中で同じ方 向に上記電子ビームを発散させるようにする第2の四重極構成(24、第2図) と、 を有する偏向装置。
  11. 11.上記第1(324、第9図)と第2(424、第9図)の四重極構成の各 々がダブル四重極構成(第6a図、第6b図)を含んでいる、請求項10に記載 の装置。
  12. 12.上記主偏向磁界領域(55′′中、第9図)が上記第1(324中、第9 図)と第2(424中、第9図)の領域の間にある、請求項10に記載の装置。
  13. 13.上記主偏向磁界領域(424中、第9図)が上記第1(324a中、第9 図)と第2(55′′中、第9図)の領域の各々よりも上記表示スクリーン(2 2′′、第9図)に近い、請求項10に記載の装置。
  14. 14.上記主偏向磁界領域(55′′、第9図)が上記第1(324、第9図) と第2の領域の各々よりも上記表示スクリーン(22′′、第9図)から離れて いる、請求項10に記載の装置。
  15. 15.上記第1(324a、第9図)と第2(424、第9図)の四重極構成が 四重極ダブレットとして動作する、請求項10に記載の装置。
  16. 16.上記電子ビームが上記電子銃構体(44、第2図)において生成される複 数の電子ビームの1つであり、また、上記第1(324、第9図)と第2(42 4、第9図)の四重極構成と上記主偏向磁界生成手段(55′′、第9図)とが 協動して上記複数の電子ビームを互いに集中させる、請求項1の装置。
  17. 17.排気されたガラス製外囲器と、この外囲器の一端に配置された表示スクリ ーン(22、第2図)と、上記外囲器の第2の端部に配置され、上記スクリーン 上の電子ビームランディング位置にビームスポット(999、第2図)を形成す る電子ビームを生成する電子銃構体(44、第2図)とを含む陰極線管(110 、第2図);偏向ヨーク(55、第2図)の主偏向領域(主偏向領域、第2図) に、電子ビームを上記ビームランディング位置に偏向する主偏向磁界を生成する 複数の偏向巻線(10;99、第2図); とを有し、特徴として、 上記電子ビームのビーム経路の第1の領域中に、ビームランディング位置に従っ て変化する第1の四重極磁界を生成する第1のダブル四重極構成(324、第9 図)と、 上記ビーム経路の第2の領域中に、ビームランディング位置に従って変化する第 2の四重極磁界を生成する第2のダブル四重極構成(24、第6a図と第6b図 )と、を有し、上記第1と第2の領域(324中、第9図)の一方が他方よりも 上記表示スクリーンに近くされている、偏向装置。
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