JPH0594782A - カラー表示管システム - Google Patents
カラー表示管システムInfo
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- JPH0594782A JPH0594782A JP4074392A JP7439292A JPH0594782A JP H0594782 A JPH0594782 A JP H0594782A JP 4074392 A JP4074392 A JP 4074392A JP 7439292 A JP7439292 A JP 7439292A JP H0594782 A JPH0594782 A JP H0594782A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/54—Arrangements for centring ray or beam
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
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- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
- H01J29/703—Static convergence systems
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/58—Electron beam control inside the vessel
- H01J2229/587—Electron beam control inside the vessel between the source and the screen
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ３イン・ライン・カラー表示管システムにお
いてそのビームスポットの改善をはかる。 【構成】 ３つの共平面、非収束の電子ビームを発生す
る電子銃(5) を具えたカラー表示管システムにおいて、
電子銃からはなれて長手方向管軸と共軸の収束作用をす
る要素(14)を追加し、この要素は特に静的な45°の４極
磁界を発生し、この組合わせでビームスポットの質を向
上させる。
いてそのビームスポットの改善をはかる。 【構成】 ３つの共平面、非収束の電子ビームを発生す
る電子銃(5) を具えたカラー表示管システムにおいて、
電子銃からはなれて長手方向管軸と共軸の収束作用をす
る要素(14)を追加し、この要素は特に静的な45°の４極
磁界を発生し、この組合わせでビームスポットの質を向
上させる。
Description
【０００１】
【技術分野】この発明は、a)ネック部、コーン部と表示
窓を有する排気された外囲器と、b)それらの軸が共平面
にある中央の電子ビームおよび２つのより外側の電子ビ
ームを発生するビーム形成部分と、動作中主レンズを構
成する電極システムとを有するネック部の電子銃と、c)
複数の電子ビームを、水平および垂直方向に偏向し、収
束ビームにより表示窓を走査する偏向磁界を発生するた
めの偏向ユニットと、を具えたカラー表示管システムに
関するものである。
窓を有する排気された外囲器と、b)それらの軸が共平面
にある中央の電子ビームおよび２つのより外側の電子ビ
ームを発生するビーム形成部分と、動作中主レンズを構
成する電極システムとを有するネック部の電子銃と、c)
複数の電子ビームを、水平および垂直方向に偏向し、収
束ビームにより表示窓を走査する偏向磁界を発生するた
めの偏向ユニットと、を具えたカラー表示管システムに
関するものである。
【０００２】
【背景技術】冒頭に記載した型のカラー表示管システム
は普通３・イン・ラインシステムと称せされる。一般
に、これらシステムの電子銃はより外側のビームが電子
銃を離れる間に収束するように適応され、システムは動
作中水平および垂直偏向用の一様でない磁界（詳細には
垂直偏向用にはバレル形磁界、水平偏向用にはピンクッ
ション形磁界）を発生する自己集束形偏向ユニットを具
え、それで電子銃により発生され主レンズにより表示ス
クリーン上にフォーカスされる３つの電子ビームは表示
窓上どこでも収束するようになる。しかしながら、これ
ら自己収束磁界は偏向の場合与えられた因子だけ水平の
スポット成長を増加させ、その因子は110 °のカラー表
示管システムでは２より大きくなるかもしれない。この
ことはとりわけ３つの電子銃が水平面に位置する普通の
自己集束システムで、円形の中心スポットがスクリーン
を走査する時垂直方向には偏平に水平方向にはかなり長
く伸びるようになることを意味する。その結果解像度の
損失が水平方向に発生し、より偏平になるスポットとシ
ャドウマスクの水平ダム（dam ) の存在が原因でモアレ
問題の危険性が存在する。とりわけ高解像度カラーモニ
タ管、または表示窓のアスペクト比が約９：16である高
精細度テレビジョン用カラー表示管を使用する時、画像
の解像度に課せられる著しくよりきびしい要求が水平軸
の端部でのスポットが水平方向に小さくなければならな
いことを暗示している。
は普通３・イン・ラインシステムと称せされる。一般
に、これらシステムの電子銃はより外側のビームが電子
銃を離れる間に収束するように適応され、システムは動
作中水平および垂直偏向用の一様でない磁界（詳細には
垂直偏向用にはバレル形磁界、水平偏向用にはピンクッ
ション形磁界）を発生する自己集束形偏向ユニットを具
え、それで電子銃により発生され主レンズにより表示ス
クリーン上にフォーカスされる３つの電子ビームは表示
窓上どこでも収束するようになる。しかしながら、これ
ら自己収束磁界は偏向の場合与えられた因子だけ水平の
スポット成長を増加させ、その因子は110 °のカラー表
示管システムでは２より大きくなるかもしれない。この
ことはとりわけ３つの電子銃が水平面に位置する普通の
自己集束システムで、円形の中心スポットがスクリーン
を走査する時垂直方向には偏平に水平方向にはかなり長
く伸びるようになることを意味する。その結果解像度の
損失が水平方向に発生し、より偏平になるスポットとシ
ャドウマスクの水平ダム（dam ) の存在が原因でモアレ
問題の危険性が存在する。とりわけ高解像度カラーモニ
タ管、または表示窓のアスペクト比が約９：16である高
精細度テレビジョン用カラー表示管を使用する時、画像
の解像度に課せられる著しくよりきびしい要求が水平軸
の端部でのスポットが水平方向に小さくなければならな
いことを暗示している。
【０００３】従って本発明の目的は水平の表示スクリー
ン軸の端部でスポットの大きさが水平方向に削減される
（垂直のスポットの大きさが好適には拡大される）、冒
頭に記載された型のカラー表示管を提供せんとするもの
である。
ン軸の端部でスポットの大きさが水平方向に削減される
（垂直のスポットの大きさが好適には拡大される）、冒
頭に記載された型のカラー表示管を提供せんとするもの
である。
【０００４】
【発明の開示】この目的を達成するため本発明に係るカ
ラー表示管システムは、前記電子銃が複数の非収束ビー
ムを発生し、収束作用をする要素が電子銃と表示窓に面
する偏向ユニットの側との間に配置され、その要素が複
数の電子ビームの共平面上で、中央の電子ビームの方に
方向付けられる成分を各より外側の電子ビームに強制的
に与える静的磁界を発生することを特徴とするものであ
る。本発明は以下の認識に基づくものである。動作中、
電子銃は中央のビームと平行なより外側の電子ビームを
またはより大きな効果を得るために発散さえするより外
側のビームを発生する。これらより外側のビームは電子
銃から与えられた距離で互いの方向にむけ曲げられる。
本発明により導入される複数の電子ビームの収束に関す
る前述の２つの効果はスクリーン上で収束が得られるよ
うな大きさにされる。本発明の目的は各より外側の電子
ビームの頂角が水平方向に（すなわち複数の偏向されな
いビームの平面に平行な方向に）別々に拡大され、その
結果水平方向のスポットが削減されることにより達成さ
れる。ここで頂角とは１つのビームのより外側の電子通
路間角度を意味するものと理解される。収束に望ましい
効果を与えるよう発生される磁界は２つのより外側のビ
ームの各々の位置で局所２極磁界を具えていてもよい。
ラー表示管システムは、前記電子銃が複数の非収束ビー
ムを発生し、収束作用をする要素が電子銃と表示窓に面
する偏向ユニットの側との間に配置され、その要素が複
数の電子ビームの共平面上で、中央の電子ビームの方に
方向付けられる成分を各より外側の電子ビームに強制的
に与える静的磁界を発生することを特徴とするものであ
る。本発明は以下の認識に基づくものである。動作中、
電子銃は中央のビームと平行なより外側の電子ビームを
またはより大きな効果を得るために発散さえするより外
側のビームを発生する。これらより外側のビームは電子
銃から与えられた距離で互いの方向にむけ曲げられる。
本発明により導入される複数の電子ビームの収束に関す
る前述の２つの効果はスクリーン上で収束が得られるよ
うな大きさにされる。本発明の目的は各より外側の電子
ビームの頂角が水平方向に（すなわち複数の偏向されな
いビームの平面に平行な方向に）別々に拡大され、その
結果水平方向のスポットが削減されることにより達成さ
れる。ここで頂角とは１つのビームのより外側の電子通
路間角度を意味するものと理解される。収束に望ましい
効果を与えるよう発生される磁界は２つのより外側のビ
ームの各々の位置で局所２極磁界を具えていてもよい。
【０００５】しかしながら、電子ビームの改善されたフ
ォーカスを得るための本発明の好適な実施態様は、前記
収束作用をする要素が動作中45°の４極磁界を発生する
よう構成されることを特徴とする。非収束および収束の
限度は、所望の削減されたスポットの大きさが、水平の
表示スクリーン軸の端部で水平方向に実現されるように
して調整される。中央部でのスポットがその時また削減
される。水平方向のスポット成長への影響は、自己収束
磁界の使用に固有のものであるが、ほとんど削減されな
いから、中央部のスポットは水平の表示スクリーン軸の
端部のスポットより小さいであろう。なかんずく、本発
明はこのことが欠点にならないという認識、すなわち映
像増幅器の帯域幅がその時は限定因子になるだろうから
スポットは水平方向で小さすぎるということは決してな
いという認識に基づくものである。収束を実現するため
に発生されるべき磁界は、例えば、永久磁石とか（ほぼ
一定の）直流で付勢される電気コイルの構成により発生
される。
ォーカスを得るための本発明の好適な実施態様は、前記
収束作用をする要素が動作中45°の４極磁界を発生する
よう構成されることを特徴とする。非収束および収束の
限度は、所望の削減されたスポットの大きさが、水平の
表示スクリーン軸の端部で水平方向に実現されるように
して調整される。中央部でのスポットがその時また削減
される。水平方向のスポット成長への影響は、自己収束
磁界の使用に固有のものであるが、ほとんど削減されな
いから、中央部のスポットは水平の表示スクリーン軸の
端部のスポットより小さいであろう。なかんずく、本発
明はこのことが欠点にならないという認識、すなわち映
像増幅器の帯域幅がその時は限定因子になるだろうから
スポットは水平方向で小さすぎるということは決してな
いという認識に基づくものである。収束を実現するため
に発生されるべき磁界は、例えば、永久磁石とか（ほぼ
一定の）直流で付勢される電気コイルの構成により発生
される。
【０００６】収束作用に用いられる磁界がいくつかの電
気コイルの構成で発生されるとすれば、これらコイルは
管のネック部のまわりの環状コアに共軸に巻回され電子
銃と偏向ユニットとの間に配置されてよい。またもしそ
れら電子コイルの構成が偏向ユニットそれ自身の環状コ
ア上に配置されるなら、収束作用をする偏向が電子銃か
らよりはなれた距離で有効となり、このことは即効的な
効果をだすのに有効である。同程度のことが収束作用用
に永久に磁化されたリングを使用することで保持され
る。電子銃からの距離が大なるほどその効果は大きい。
かくて偏向ユニット内の位置ぎめは非常に有効で、例え
ば、ライン偏向コイルのシステムとか、環状コアとライ
ン偏向コイルのシステムとの間の内側でそれと共軸に位
置させることは有効である。永久に磁化されたリングが
その代りに管の内側に配置されてもよい。
気コイルの構成で発生されるとすれば、これらコイルは
管のネック部のまわりの環状コアに共軸に巻回され電子
銃と偏向ユニットとの間に配置されてよい。またもしそ
れら電子コイルの構成が偏向ユニットそれ自身の環状コ
ア上に配置されるなら、収束作用をする偏向が電子銃か
らよりはなれた距離で有効となり、このことは即効的な
効果をだすのに有効である。同程度のことが収束作用用
に永久に磁化されたリングを使用することで保持され
る。電子銃からの距離が大なるほどその効果は大きい。
かくて偏向ユニット内の位置ぎめは非常に有効で、例え
ば、ライン偏向コイルのシステムとか、環状コアとライ
ン偏向コイルのシステムとの間の内側でそれと共軸に位
置させることは有効である。永久に磁化されたリングが
その代りに管の内側に配置されてもよい。
【０００７】
【実施例】以下添付図面を参照し実施例により本発明を
詳細に説明する。図１は本発明に係るカラー表示管シス
テムの断面図である。表示窓２、コーン部３とネック部
４からなるガラス外囲器１はそのネック部に電子銃５を
収容しており、その電子銃は３つの収束しない電子ビー
ムを発生し、それらビームの軸は図の平面上に位置して
いる。偏向されない状態では中央の電子ビームは管軸９
と一致している。表示窓２はその内側に多数の蛍光体要
素10の３つの組を有している。それら要素は例えば列で
もよいしドット状でもよい。各３つの組はそれぞれ緑色
発光蛍光体、青色発光蛍光体および赤色発光蛍光体を具
えている。シャドウマスク11は表示スクリーンの前部に
配置されており、そのマスクは多数のアパーチャ（aper
ture）12を有し、そのアパーチャを通して電子ビームが
通過しそれぞれ１つのカラーの蛍光体要素にのみ射突す
る。３つの非収束電子ビームはライン偏向コイルのシス
テム13と２つの直径方向に対角的なフィルード偏向コイ
ルのシステム13′および少なくともライン偏向コイルの
システム13のまわりの共軸の環状コア21とを具えた偏向
ユニット20により偏向される。
詳細に説明する。図１は本発明に係るカラー表示管シス
テムの断面図である。表示窓２、コーン部３とネック部
４からなるガラス外囲器１はそのネック部に電子銃５を
収容しており、その電子銃は３つの収束しない電子ビー
ムを発生し、それらビームの軸は図の平面上に位置して
いる。偏向されない状態では中央の電子ビームは管軸９
と一致している。表示窓２はその内側に多数の蛍光体要
素10の３つの組を有している。それら要素は例えば列で
もよいしドット状でもよい。各３つの組はそれぞれ緑色
発光蛍光体、青色発光蛍光体および赤色発光蛍光体を具
えている。シャドウマスク11は表示スクリーンの前部に
配置されており、そのマスクは多数のアパーチャ（aper
ture）12を有し、そのアパーチャを通して電子ビームが
通過しそれぞれ１つのカラーの蛍光体要素にのみ射突す
る。３つの非収束電子ビームはライン偏向コイルのシス
テム13と２つの直径方向に対角的なフィルード偏向コイ
ルのシステム13′および少なくともライン偏向コイルの
システム13のまわりの共軸の環状コア21とを具えた偏向
ユニット20により偏向される。
【０００８】本願発明の特徴は、複数の電子ビームの平
面の（収束されていない）より外側の電子ビームを収束
実現のため互いの方に向け、そのスポットを水平の表示
スクリーン軸Ｘ′の端部（図１Ｂ参照）で水平方向に十
分小さくなるようにする磁界形態を発生するための電子
銃５から比較的遠距離に配置された共軸要素14にある。
使用される磁界形態は永久磁石によりまたはより外側の
ビーム６と８の位置におけるコイルの構成により発生さ
れる局所２極磁界であってよい。磁極シュー（shoe）
（図示されず）は正確な位置に２極磁界を案内するよう
管ネック部４に配置されてもよい。しかしながら、45°
の４極磁界を具えた磁界構成が好適には使用される。か
かる４極磁界は、例えば、永久磁石のシステムで発生さ
れてもよい。代りに適切な磁極構成が誘起される永久磁
性材料のリング14（図２Ａ参照）によりこれら磁界を発
生させることも可能である。
面の（収束されていない）より外側の電子ビームを収束
実現のため互いの方に向け、そのスポットを水平の表示
スクリーン軸Ｘ′の端部（図１Ｂ参照）で水平方向に十
分小さくなるようにする磁界形態を発生するための電子
銃５から比較的遠距離に配置された共軸要素14にある。
使用される磁界形態は永久磁石によりまたはより外側の
ビーム６と８の位置におけるコイルの構成により発生さ
れる局所２極磁界であってよい。磁極シュー（shoe）
（図示されず）は正確な位置に２極磁界を案内するよう
管ネック部４に配置されてもよい。しかしながら、45°
の４極磁界を具えた磁界構成が好適には使用される。か
かる４極磁界は、例えば、永久磁石のシステムで発生さ
れてもよい。代りに適切な磁極構成が誘起される永久磁
性材料のリング14（図２Ａ参照）によりこれら磁界を発
生させることも可能である。
【０００９】図２Ｂ図示の実施例では要素14′は管のネ
ック部４を共軸にかこむ磁化可能な材料の環状コア15′
を具えていて、その上に４つのコイル16′, 17′, 18′
および19′が３つの共平面ビーム６，７と８に関して示
される方向づけを有する45°の４極磁界が付勢に際し発
生されるように巻回されている（45°の４極磁界は図６
図示のような２つの巻回されたＣコアまたは図７図示の
ようなステータ（stator）構造により別の方法で発生さ
れてもよい）。
ック部４を共軸にかこむ磁化可能な材料の環状コア15′
を具えていて、その上に４つのコイル16′, 17′, 18′
および19′が３つの共平面ビーム６，７と８に関して示
される方向づけを有する45°の４極磁界が付勢に際し発
生されるように巻回されている（45°の４極磁界は図６
図示のような２つの巻回されたＣコアまたは図７図示の
ようなステータ（stator）構造により別の方法で発生さ
れてもよい）。
【００１０】本発明に係るカラー表示管システムの使用
は特に高精細度モニタや未来のＨＤＴＶ装置、これらの
場合表示スクリーンのアスペクト比が４：３以上とりわ
け16：９であるものに適切である。本発明が基本とする
認識をカラー表示管の線図的断面を示す図３および図４
を参照してより詳細に以下に説明する。図３は静的に収
束電子ビームを発生する電子銃52と偏向コイルの動的収
束システム53とを備えた従来技術のカラー表示管を示
す。その電子ビームは表示窓全体にわたり収束する。
は特に高精細度モニタや未来のＨＤＴＶ装置、これらの
場合表示スクリーンのアスペクト比が４：３以上とりわ
け16：９であるものに適切である。本発明が基本とする
認識をカラー表示管の線図的断面を示す図３および図４
を参照してより詳細に以下に説明する。図３は静的に収
束電子ビームを発生する電子銃52と偏向コイルの動的収
束システム53とを備えた従来技術のカラー表示管を示
す。その電子ビームは表示窓全体にわたり収束する。
【００１１】図４はライン偏向コイルのシステム13を備
えた本発明に係るカラー表示管システムの原理を示して
いる。電子銃５はより外側のビームが発散するように構
成されている。収束作用をする要素14はこの発散を補償
する。その結果水平の表示スクリーン軸の端部で水平方
向のスポットの大きさは図３のシステムで発生するそれ
と比較して削減される。さらにスポットの形がより均一
（より円形）になるという利点がある。公知の従来技術
では表示スクリーンの縁部におけるスポットの水平方向
の大きさは垂直方向の大きさに比べ著しく大きい。より
均一なスポット形状が特にデータ表示用には必要とされ
る。
えた本発明に係るカラー表示管システムの原理を示して
いる。電子銃５はより外側のビームが発散するように構
成されている。収束作用をする要素14はこの発散を補償
する。その結果水平の表示スクリーン軸の端部で水平方
向のスポットの大きさは図３のシステムで発生するそれ
と比較して削減される。さらにスポットの形がより均一
（より円形）になるという利点がある。公知の従来技術
では表示スクリーンの縁部におけるスポットの水平方向
の大きさは垂直方向の大きさに比べ著しく大きい。より
均一なスポット形状が特にデータ表示用には必要とされ
る。
【００１２】図５は電子銃５が平行ビームを発生し確実
に収束を達成する要素14を具えた修正例を示す。この修
正例の電子銃はより単純な構造を有していてもよいとい
う利点がある。かかる電子銃は、例えば、それら内表面
がフォーカス レンズを構成する高いオーミック抵抗構
造を保つ３つの平行な電気的に絶縁された管を具えてい
てもよい。
に収束を達成する要素14を具えた修正例を示す。この修
正例の電子銃はより単純な構造を有していてもよいとい
う利点がある。かかる電子銃は、例えば、それら内表面
がフォーカス レンズを構成する高いオーミック抵抗構
造を保つ３つの平行な電気的に絶縁された管を具えてい
てもよい。
【００１３】自己収束偏向磁界を使用するカラー表示管
ではスポットがかなり小さいということは前述の手段に
より確実になされる。高精細度への適用の場合スポット
は表示スクリーンにわたり偏向される時、小さいばかり
でなくできるだけフォーカスがとれていなければならな
い。本発明に係る手段が動的な非点収差のあるフォーカ
ス能力を有する電子銃と組合わされて使用されると別の
利点が得られる。かかる電子銃の例としてはＤＡＦ電子
銃がある。必要とされる動的フォーカス電圧はその時45
°の４極磁界の存在で著しく削減されるように思われ
る。
ではスポットがかなり小さいということは前述の手段に
より確実になされる。高精細度への適用の場合スポット
は表示スクリーンにわたり偏向される時、小さいばかり
でなくできるだけフォーカスがとれていなければならな
い。本発明に係る手段が動的な非点収差のあるフォーカ
ス能力を有する電子銃と組合わされて使用されると別の
利点が得られる。かかる電子銃の例としてはＤＡＦ電子
銃がある。必要とされる動的フォーカス電圧はその時45
°の４極磁界の存在で著しく削減されるように思われ
る。
【００１４】45°の４極磁界が電子銃からはなれて配置
されると必要とされる動的フォーカス電圧は減少する。
このことは細長い電子銃を使用するとき、または（ヘリ
カルな）高いオーミック抵抗構造により構成されたフォ
ーカス レンズのように著しく軸方向領域にわたり延在
するフォーカス レンズを有する電子銃を使用する時に
特に重要である。動的な非点収差のあるフォーカスを有
する細長い電子銃はかなりの大きさの動的電圧を必要と
する。図８は電子銃５からかなり離れたコイルシステム
13の内に45°の４極要素14を配置する可能性を提供する
実施例を示す。この場合要素14は図２Ａ図示の型のもの
である。図２Ａの（漏斗形の）環状要素14は内面に沿っ
た磁界の強さの正弦波的変化が達成される波形（ナミガ
タ）の外側縁部を有していてもよく、その場合４極磁界
の純度が改善されるのは注目すべきことである。
されると必要とされる動的フォーカス電圧は減少する。
このことは細長い電子銃を使用するとき、または（ヘリ
カルな）高いオーミック抵抗構造により構成されたフォ
ーカス レンズのように著しく軸方向領域にわたり延在
するフォーカス レンズを有する電子銃を使用する時に
特に重要である。動的な非点収差のあるフォーカスを有
する細長い電子銃はかなりの大きさの動的電圧を必要と
する。図８は電子銃５からかなり離れたコイルシステム
13の内に45°の４極要素14を配置する可能性を提供する
実施例を示す。この場合要素14は図２Ａ図示の型のもの
である。図２Ａの（漏斗形の）環状要素14は内面に沿っ
た磁界の強さの正弦波的変化が達成される波形（ナミガ
タ）の外側縁部を有していてもよく、その場合４極磁界
の純度が改善されるのは注目すべきことである。
【００１５】図９は本発明に係るカラー表示管システム
の別の実施例を示す。この実施例ではより外側の電子ビ
ームを別に駆動する収束作用をする要素54′管が具えら
れ、その要素は偏向ユニットの環状コア51上に配置され
たコイル構成を具えている。図10はコイル構成56, 57,
58と59を備えた偏向ユニットの環状コア51を示し、それ
らコイル構成はより外側のビームを互いの方に駆動する
方向付けを有する４極磁界が発生されるように電圧源に
接続可能である。この場合カラー表示管システム１′の
ネック部４′は図１Ａのシステム１のネック部４より短
くてよい。
の別の実施例を示す。この実施例ではより外側の電子ビ
ームを別に駆動する収束作用をする要素54′管が具えら
れ、その要素は偏向ユニットの環状コア51上に配置され
たコイル構成を具えている。図10はコイル構成56, 57,
58と59を備えた偏向ユニットの環状コア51を示し、それ
らコイル構成はより外側のビームを互いの方に駆動する
方向付けを有する４極磁界が発生されるように電圧源に
接続可能である。この場合カラー表示管システム１′の
ネック部４′は図１Ａのシステム１のネック部４より短
くてよい。
【図１】Ａは収束作用をする要素14を含む本発明に係る
カラー表示管システムの長手方向断面図。Ｂは表示スク
リーンの立面図。
カラー表示管システムの長手方向断面図。Ｂは表示スク
リーンの立面図。
【図２】ＡとＢはそれぞれ収束作用をし45°の４極磁界
要素として動作をする要素14の立面図。
要素として動作をする要素14の立面図。
【図３】ビーム通路を参照して本発明の様子を示すカラ
ー表示管システムの線図的断面図。
ー表示管システムの線図的断面図。
【図４】ビーム通路を参照して本発明の様子を示すカラ
ー表示管システムの線図的断面図。
ー表示管システムの線図的断面図。
【図５】本発明の範囲内にある別のビーム通路の例を示
す。
す。
【図６】45°の４極要素の別の実施例の正面面
【図７】45°の４極要素のさらに別の実施例の正面図。
【図８】図2Aの４極要素の特定な位置における本発明に
係るカラー表示管システムの長手方向断面図。
係るカラー表示管システムの長手方向断面図。
【図９】偏向ヨークに巻回された収束作用をする要素5
4′を備えた本発明に係るカラー表示管システムの長手
方向断面図。
4′を備えた本発明に係るカラー表示管システムの長手
方向断面図。
【図１０】要素54′の斜視立面図。
1 ガラス外囲器 2 表示窓 3 コーン部 4, 4 ′ ネック部 5 電子銃 6, 8 より外側の電子ビーム 7 中央の電子ビーム 9 管軸 10 蛍光体要素 11 シャドウマスク 12 アパーチャ 13 ライン偏向コイルのシステム 13′ フィールド偏向コイルのシステム 14, 14′ 収束作用をする要素 15′ 環状コア 16′, 17′, 18′, 19′ コイル 20 偏向ユニット 21 環状コア 51 環状コア 52 電子銃 53 偏向コイルの動的収束システム 54′ 収束作用の要素 56, 57, 58, 59 コイル構成
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランベルト ヨハネス ステイル オランダ国 5621 ベーアー アインドー フエンフルーネバウツウエツハ １
Claims (5)
- 【請求項１】 a)ネック部、コーン部と表示窓を有する
排気された外囲器と、 b)それらの軸が共平面にある中央の電子ビームおよび２
つのより外側の電子ビームを発生するビーム形成部分
と、動作中主レンズを構成する電極システムとを有する
ネック部の電子銃と、 c)複数の電子ビームを、水平および垂直方向に偏向し、
収束ビームにより表示窓を走査する偏向磁界を発生する
ための偏向ユニットと、 を具えたカラー表示管システムにおいて、前記電子銃が
複数の非収束ビームを発生し、収束作用をする要素が電
子銃と表示窓に面する偏向ユニットの側との間に配置さ
れ、その要素が複数の電子ビームの共平面上で、中央の
電子ビームの方に方向付けられる成分を各より外側の電
子ビームに強制的に与える静的磁界を発生することを特
徴とするカラー表示管システム。 - 【請求項２】 請求項１記載のシステムにおいて、前記
収束作用をする要素が、動作中45°の４極磁界を発生す
るよう構成されることを特徴とするカラー表示管システ
ム。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のシステムにおい
て、前記収束作用をする要素が偏向ユニットのなかに配
置されることを特徴とするカラー表示管システム。 - 【請求項４】 請求項２記載のシステムにおいて、前記
電子銃が４極磁界レンズを具え、それが非点収差的非フ
ォーカスを補償するため静的または動的に付勢可能であ
ることを特徴とするカラー表示管システム。 - 【請求項５】 請求項１から４いずれかに記載のシステ
ムにおいて、前記表示管が約９：16のアスペクト比の表
示窓を有することを特徴とするカラー表示管システム。
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| EP91200761 | 1991-04-02 | ||
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