JP3061389B2 - カラー受像管装置 - Google Patents

カラー受像管装置

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    • H01J29/76Deflecting by magnetic fields only
    • H01J29/762Deflecting by magnetic fields only using saddle coils or printed windings

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はカラ−受像管装置に関する。
(従来の技術) 一般的なカラ−受像管装置の断面を第7図に示す。同
図においてカラ−受像管装置(1)は、スクリ−ン面
(2)をもつパネル(3)と、このパネルからファンネ
ル(4)を介して連結されたネック(5)と、このネッ
クに内装された電子銃(6)と、ネックからファンネル
にかけてこの外壁に装着された偏向ヨ−ク(7)と、前
記スクリ−ン面と所定間隔をもって対設された多数のア
パ−チャ(8)を有するシャドウマスク(9)と、この
シャドウマスクを保持するフレ−ム(10)と、このフレ
−ムに取り付られた内部磁気シ−ルド(11)と、前記フ
ァンネルの内壁から前記ネックの一部にかけて一様に塗
布された内部導電膜(12)と、ファンネルの外部に塗布
された外部導電膜(13)と、ファンネルの一部に設けら
れた陽極端子(図示せず)とを具備している。また、前
記電子銃及び陽極端子に適当な電圧を印加し、且つ前記
偏向ヨ−クを駆動させる駆動装置(14)を備えている。
スクリ−ン面は赤色発光蛍光体,緑色発光蛍光体,青
色発光蛍光体がストライプ状またはドット状に多数塗布
されており、電子銃から出た3本の電子ビ−ムBR,BG,BB
はシャドウマスクにより選択されてそれぞれの蛍光体を
衝撃し、これを発光させる。また、電子銃はインライン
配列の平行な3本の電子ビ−ムを発生,制御,加速させ
るための電子ビ−ム形成部GEと、これらの電子ビ−ムを
集束,集中するための主電子レンズ部MLを有している。
そして3本の電子ビ−ムBR,BG,BBを偏向ヨ−クによって
スクリ−ン全面に偏向走査することにより画像を映出す
る。
偏向ヨ−クは基本的に電子ビ−ムを水平方向に偏向す
る水平偏向磁界を発生するための水平偏向コイルと垂直
方向に偏向する垂直偏向磁界を発生するための垂直偏向
コイルとを有している。実際のカラ−受像管装置におい
ては、電子ビ−ムを偏向したとき3電子ビ−ムスポット
のスクリ−ン面での集中がずれてくるので、この集中の
ずれを防止するため工夫が施されている。これはコンバ
−ゼンスフリ−(自己集中型)システムと称され、水平
偏向磁界をピンクッション形,垂直偏向磁界をバレル形
にすることにより、スクリ−ン全面において3電子ビ−
ムが集中するようにしたものである。
また、コンバ−ジェンスのコマ収差を補正するために
電子銃(6)のスクリ−ン側部分に強磁性体材からなる
偏向磁界制御素子(15)を備えている。
さらに、現在のカラ−受像管装置では、バルブの応力
解析及び大型バルブ,防爆バンドの製造技術の向上によ
りスクリ−ン対角径が30〜40インチの超大型管が多く普
及されつつある。この管の大型化に伴い、受像機の奥行
きの短縮化をはかるため対角100゜〜110゜偏向が主流に
なりつつある。
このような状況において、テレビ放送システム高画質
化が進められている。すなわちEDTV(クリアビジョ
ン)、HDTV(ハイビジョン,高品位テレビ)といわれる
ものであり、これにより、カラ−受像管装置は次の点で
の品位向上が必要となる。
偏向周波数の増大等による偏向装置の昇温対策 画面周辺部におけるビ−ムスポットの歪の改善 画面周辺部における3電子ビ−ムのコンバ−ジェン
ス特性の改善 偏向装置の発熱は従来の放送方式の場合では上昇温度
も30℃以下であり問題ないレベルであったが、EDTV,HDT
Vにより水平偏向周波数が30KHZ以上の高周波になると、
水平偏向磁界によるうず電流損が増大し、上昇温度が大
幅に増大する。さらに画像の高輝度化のために陽極電圧
が従来の25〜28KVから29〜34KVと高く設定されるように
なり、これによる偏向電流の増加により、偏向装置はさ
らに発熱する。これにより例えば従来の偏向装置で陽極
電圧32KV、水平偏向周波数33.8KHZ 110%スキャンとし
た場合偏向装置の上昇温度は約60℃以上となり、偏向装
置が焼損してしまう。
これは、カラ−受像管装置にとって致命的な欠陥とな
るため、いくつかの昇温対策がとられている。その主な
ものとしてリッツ線等の線材の改良、低損失コア材
によるコア発熱の低減、偏向ヨ−ク材料の高耐熱化、
高偏向感度化による偏向電流の低減、偏向コイル大
型による放熱量の増大がある。このうち、偏向の大型化
は現状の偏向ヨ−ク設計においても考慮されているが、
現状の大きさよりもさらに大型化を行うと偏向コイルの
平均コイル径が増対し、偏向感度が低下してしまい、昇
温特性の改善にならない。また、平均コイル径が増大し
ないように偏向ヨ−クを大型化しようとすると、偏向コ
イルを電子銃側にのばすことになるが、これにより偏向
された電子ビ−ムがネック部に衝突し、スクリ−ン全面
に電子ビ−ムが到来しなくなるいわゆるネックシャドウ
という現象が生じる。このため、現状の偏向ヨ−クより
も感度を劣化させずに偏向ヨ−クを大型化し昇温特性を
改善することは困難である。また、リッツ線,低損失コ
ア材,高耐熱材料を用いれば、偏向装置の上昇温度を低
減できるが、これらにより偏向装置のコストが増大し、
テレビ受像機の価格が一般家庭用としては高くなりすぎ
るという問題が生じ、また、これらを用いても欧州方式
HDTVやコンピュ−タ・グラフィックス等の他高品位映像
ソ−ス等において、40KHZ以上の水平偏向周波数の場合
で110゜偏向とすると偏向装置の発熱量が大きくなりす
ぎるという問題点がある。以上に述べたように、偏向装
置の昇温特性は、ED−TV,HD−TV等を実現するカラ−受
像管装置において、非常に重要な問題点となっている。
さて、このような高品質画像を映出するカラ−受像管
装置において、画像特性の面で大きく問題となっている
ものは、画面周辺部の解像度の劣化である。
このような画面周辺部の解像度の劣化は、偏向磁界及
び電子ビ−ム軌道の画面の中心部と周辺部での光路長差
の影響によりビ−ムスポットが歪むいわゆるデフレクシ
ョン・デフォ−カスという現像と、3本の電子ビ−ムの
集中(コンバ−ジェンス)が画面の周辺部でずれる現象
によって引きおこされる。このような画面周辺部での画
質の劣化は、管の大型化,広角度偏向化,パネル面のフ
ラット化に伴い増大し問題となってきているが、ED−TV
−,HD−TV等の高画質放送になると、さらに大きな問題
点として改善が必要となっている。
デフレクション・デフォ−カスに対する現状の対策と
しては大別しての電子銃で改良するもの、偏向装置で
改良するものの2つに分けられる。このうち、現状で
は、偏向装置による改良技術よりも電子銃による改良技
術のはうが効果的であり、主に用いられいるものは、い
わゆるダイナミック・フォ−カスという技術である。こ
れは偏向に同期して電子銃の電子レンズの強さを変えて
偏向により生じるビ−ムスポットの歪を補正するもので
ある。この技術により画面周辺部での歪は大いに改善さ
れるが、次のような問題が生じる。これは電子レンズを
偏向に同期して強さを変えるため、偏向に同期して約1K
V以上も変化する電圧を供給する必要があることであ
り、これによりテレビ受像機のコストが大幅に増加す
る。このような電子銃によるデフレクション・デフォ−
カスの改良技術により画面周辺部のビ−ム・スポットの
歪は改良されるが、テレビ受像機のコストが増加すると
いう問題が生じる。この問題を解決するためには、偏向
装置でデフレクション・デフォ−カスを改良し、電子銃
でのビ−ムスポットの歪の改善を省略あるいは低減させ
るようにすればよい。従って、偏向磁界そのものによ
り、ビ−ム・スポットが歪まないようにしてやれば良
い。
主に、ビ−ム・スポットを歪ませているものは、水平
偏向磁界のピンクッション形状と、水平偏向磁界の管軸
方向成分である。このうち、ピンクッション状の磁界形
状は3電子ビ−ムの自己集中化に必須なものであり、管
の低コスト化等を考えると欠かすことができない。そこ
で、水平偏向磁界の管軸方向成分を低減させれば、画面
周辺部のビ−ム・スポットの歪を改善することができ
る。
このため特開昭59−173934号公報,特開昭60−146432
号公報,特開昭61−188841号公報,特開昭61−288353号
公報,特開昭63−207035公報等により、管軸方向磁界を
制御する技術が示されている。これらの技術は、偏向ヨ
−クコア,コイルの形状により管軸方向磁界を低減させ
るものと、補助コイルにより逆方向の管軸方向磁界を発
生させて、相殺させるものであるが、コア,コイル形状
の改良によるものではビ−ム・スポット歪の改善の効果
が小さく、また補助コイルに改良では、改善の効果は期
待できるが、偏向感度の劣化,コスト大幅増大を生じさ
せるため、いずれの方式とも実用的ではない。そこで、
コストをあまり増大させずに管軸方向磁界を低減させる
ためには、偏向ヨ−クを大型化し、偏向磁界の形成領域
を長くしてやれば良いが、偏向感度及びネックシャドウ
との関係により、現状より大型化することは困難であ
る。
3電子ビ−ムのコンバ−ゼンスのずれは、色ずれを生
じさせ、解像度の劣化の原因にもなる。このため、コン
バ−ジェンス特徴は、偏向装置による偏向磁界分布の最
適化設計等により、大いに改善されている。
しかしながら、偏向装置の設計が最適化されても、偏
向コイル及び受像管バルブ,電子銃部の製造誤差によ
り、画面4象限でのコンバ−ジェンス特性のバラツキが
生じる。すなわち、例えば、画面の1つあるいは2つの
象限で同方向のコンバ−ジェンスのずれが生じ、他の3
つあるいは2つの象限で逆方向のコンバ−ジェンスのず
れが生じる。この様な現像では、偏向装置の受像管バル
ブに対する位置の調製だけでは修正できず、偏向ヨ−ク
にフェライト等の強磁界体材を取り付けて修正する必要
が生じる。しかしながら、このような強磁性体材の取り
付けで修正できるのは画面最外部だけであり、また、偏
向領域の周辺部の磁束密度を強める方向にしか補正でき
ないため、コンバ−ジェンスのずれの方向によっては全
く修正できない。このように、偏向装置の最適化設計は
行われているが、偏向装置および受像管の製造誤差によ
り、コンバ−ジェンスの画面4象限でのバラツキが生
じ、これはフェライト等の補正片を用いても完全に取る
ことはできず、画像品位を大きく劣化させている。
また、従来のカラ−受像管装置では、コンバ−ジェン
スのコマ収差を補正するために電子銃のスクリ−ン側部
分に強磁性体材からなる偏向磁界制御素子を設け、偏向
磁界を中央の電子ビ−ムと両側の電子ビ−ムとな異なる
強さで制御している。これによりコンバ−ジェンスのコ
マ収差が補正されると共に、垂直偏向磁界分布をある程
度簡略化できるという利点がある。
しかしながら水平偏向周波数がEDTVやHDTVのように30
KHZ以上になると、このような磁界制御素子の残留磁束
密度の影響が大となり、画面の左右で非対称なコンバ−
ジェンスのずれが生じ、画像を劣化させるという問題が
生じる。
(発明が解決しようとする課題) 以上に述べたように、EDTV,HDTV等の高画質放送に対
応できる。一般家庭向テレビ用としてのカラ−受像管装
置を提供するためには、偏向装置の昇温特性,デフレク
ション・デフォ−カス特性,コンバ−ジェンスのバラツ
キ特性及び偏向磁界制御素子によるコンバ−ジェンスの
ずれが非常に重要な問題となっている。
本発明の目的は、昇温特性,デフレクション・デフォ
−カス特性,コンバ−ジェンス特性がすぐれており、ED
TV,HDTV等の高周波偏向,高画質放送に対応可能であ
り、かつ一般家庭向テレビ用として、奥行きが短く、低
コストなカラ−受像管装置を提供することである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は内面に蛍光体スクリ−ンを有するフェ−ス部
と、前記蛍光体スクリ−ンを励起発光させる中央及び両
側の3電子ビ−ムを射出するインライン形電子銃部を内
挿するネック部と、前記フェ−ス部とネック部を連接す
る漏斗状のファンネルとから外囲器が構成され、前記フ
ァンネル部及びネック部近傍の外壁に電子ビ−ムを偏向
走査する偏向部を備えたカラ−受像管装置において、前
記ネック部は円筒状であり、ネック部の外径をDN、前記
電子銃部のスクリ−ン側端部における中央の電子ビ−ム
と両側の電子ビ−ムとの間隔をSgとした時、DN/Sgの値
が8.0以上であり、前記偏向部における電子ビ−ムを主
にインラン方向に偏向する磁界を発生させる偏向コイル
が、サドル型コイルで形成されており、前記偏向コイル
の管軸方向の長さをlHallとした時、lHallが90mm以上で
あることを特徴とするカラ−受像管装置である。
(作 用) 本発明のカラ−受像管装置では、広角偏向かつ民生用
低コストとしながら、偏向装置の昇温特性、デフレクシ
ョン・デフォ−カス特性,コンバ−ジェンスのバラツキ
特性,及び偏向磁界制御素子によるコンバ−ジェンスの
ずれを同時に改善するために、ネック径DNに対する3電
子ビ−ムの間隔Sgの比DN/Sgを8.0と従来のカラ−受像管
装置よりも大きくし、かつ、水平偏向コイル長lHall90m
m以上と従来のカラ−受像管装置よりも大きくし、偏向
磁界制御素子を含まないようにしている。これにより、
電子ビ−ムが偏向される領域において、電子ビ−ムの通
過位置が、偏向コイル巻線位置よりも受像管中心軸方向
に離れているため、偏向コイルの製造バラツキにより不
要に歪んだ偏向領域周辺部の電子ビ−ムへの影響を低減
でき、画面4象限でのコンバ−ジェンスのバラツキが改
善される。また、電子ビ−ムが通過するのは主に偏向領
域の中心部付近であるので、受像管の製造誤差による電
子ビ−ムの軸ズレに対しても、余裕度が大きくなり、画
面上でのコンバ−ジェンス・バラツキが低減される。
また、本発明では水平偏向コイル長を従来のカラ−受
像管装置よりも大きくしているため、水平偏向磁界の管
軸方向成分を減少させて、画面周辺部でのビ−ムスポッ
トの歪を改善することができる。ここで、従来のカラ−
受像管装置ならば、水平偏向コイル長の増大に伴い水平
偏向感度が劣化し、昇温特性及びテレビセットのコスト
増となるため実現不可能であるが、本発明では、3電子
ビ−ム間距離Sgをネック外径DNに対して、従来よりも小
さくしているため、偏向コイルを電子銃側にのばすこと
ができ、ネック・シャドウを起こさず、かつ、偏向感度
を劣化させずに偏向コイルを大型化できる。これによ
り、偏向装置の放熱特性をも同様に向上させることがで
き、コンバ−ジェンス特性,デフレクション・デフォ−
カス特性,昇温特性を同時に改善することができる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明を実施例したカラ−受像管装置の一部
透視図である。第1図においてカラ−受像管装置(51)
は、スクリ−ン面(52)をもつパネル(53)と、このパ
ネルからファンネル(54)を介して連結されたネック
(55)と、このネックに内装された電子銃(56)と、ネ
ックからファンネルにかけてこの外壁に装着された偏向
ヨ−ク(57)と、前記スクリ−ン面と所定間隔をもって
対設された多数のアパ−チャを有するシャドウマスク
(59)と、このシャドウマスクを保持するフレ−ム(6
0)と、このフレ−ムに取り付けられた内部磁気シ−ル
ド(61)と、前記ファンネルの内壁から前記ネックの一
部にかけ一様に塗布された内部導電膜(62)と、ファン
ネルの外部に塗布された外部導電膜(63)と、ファンネ
ルの一部に設けられた陽極端子(図示せず)とを具備し
ている。また、前記電子銃及び陽極端子に適当な電圧を
印加し、且つ前記偏向ヨ−クを駆動させる駆動装置を備
えている。
ここで、ファンネル(54)は、対角最大偏向角110゜
に対応した奥行きが短い形状となっている。また、ネッ
ク(55)は円筒状であり、外径DNはφ37.5mmとなってい
る。
電子銃(56)は、3本の電子ビ−ムを発生させるカソ
−ド(K),電子ビ−ムを形成させる第1グリッド(G
1),第2グリッド(G2)と、電子ビ−ムを集束させる
第3グリッド(G3),第4グリッド(G4),第5グリッ
ド(G5),第6グリッド(G6)とこれらを支持する絶縁
支持体(図示せず)及びバルブスペ−サ(BS)から成
り、ネック部(55)内に配置されている。
上記電極に対し、第6グリッド(G6)を除いて全ての
電極はステムピン(図示せず)を通じ外部より所定の電
圧が印加されるようになっている。それぞれの電極に対
し、例えば、カソ−ド(K)は約150Vのカットオフ電圧
とし、これにより映像信号を加え、第1グリッド(G1)
はア−ス,第2グリッド(G2)は500V〜1KV,第3グリッ
ド(G3),第5グリッド(G5)は5〜10KV,第4グリッ
ド(G4)は0〜3KVそして第6グリッド(G6)は陽極高
電圧の25〜35KVを印加する。
このような電位構成とすることによって、カソ−ド
(K),第1グリッド(G1),第2グリッド(G2),第
3グリッド(G3)により3本の電子ビ−ムBR,BG,BBが形
成,制御,加速される。ここで、中央の電子ビ−ムBG
両側の電子ビ−ムBR,BBとの間隔Sgとは、スクリ−ン上
の3電子ビ−ムとコンバ−ジェンス特性を良好なものと
するため、4.92mmとかなり小さい値となっている。
第3グリッド(G3)に入射した3電子ビ−ムは、 第3グリッド(G3),第4グリッド(G4),第5グリッ
ド(G5)から形成されるユニポテンシャルレンズによっ
て、それぞれ弱く集束作用を受け、かつ、それぞれの電
子ビ−ムの中心軸は互いに平行な状態で第5グリット
(G5),第6グリッド(G6)から形成される大口径レン
ズに入射する。この大口径レンズは3本と電子ビ−ムに
共通に作用するものであり、これにより3本の電子ビ−
ムをスクリ−ン上に集束,集中させる。また、この大口
径レンズは、第5グリッド(G5)内に3個のビ−ム通過
孔を有する補助電極(G5D)を備えており、この電極に
よって大口径レンズの低電位側電界を制御し、集中,集
束特性を最適に調整している。
ここで、3本の電子ビ−ムは大口径レンズにより集中
作用を受け、スクリ−ン上に集中するように軌道が曲げ
られるため、電子銃のスクリ−ン側端部における中央の
電子ビ−ムと両側の電子ビ−ムの間隔Sgは約4.0mmと、
カソ−ド(k)乃至第4グリッド(G4)の位置での間隔
SgKよりも小さい値となる。
偏向ヨ−ク(57)は、サドル形の水平偏向コイル(7
1)と、同じくサドル形の垂直偏向コイル(72)を備え
ており、両コイルはモ−ルドに固定されている。両コイ
ルの形状は、平均コイル径を小さくし、偏向感度を高め
るために、ファンネル(54)及びネック(55)に沿った
形状をしており、コイルの電子銃側部分は管軸に略平行
に巻線されており、スクリ−ン側部分はファンネル(5
4)のコ−ン部(64)に沿った略円錐状に広がった形状
に巻線されている。本実施例に用いられる水平偏向コイ
ルの管軸方向全長(lHall)は105mm、管軸に略平行な部
分の管軸方向長(lHSt)は40mmとなっており、従来110
゜偏向用水平偏向コイルよりも管軸方向全長(lHall
管軸に略平行な部分の管軸方向長(lHSt)共に長くなっ
ている。
以上の構成により、本実施例では、ネック外径DNと中
央と両側の電子ビ−ム間隔Sgとの比DN/Sgは9.4、水平偏
向コイル長lHallは105mmとなっている。
これに対し、従来の32″1100゜偏向カラ−受像管装置
では例えば次のような値である。
DN=32.5mm,Sg=6.2mm,lHall=82mm, lHSt=15mm, DN/Sg=5.2, 次に本実施例における各特性について説明する。
本実施例のコンバ−ジェンス特性は、最大ミスコンバ
−ジェンス量の画面4象限平均値が約0.4mm、画面4象
限での最大バラッキ量が0.3mmと非常に良好な値となっ
ている。これは、従来のカラ−受像管装置での最大ミス
コンバ−ジェンス量の画面4象限平均値が約1.5mm、画
面4象限での最大バラッキ量が1.0mmという値であるの
に対し大幅に改善されている。
最大ミスコンバ−ジェンス量の画面4象限平均値が改
善されたのは、Sgが小さいこと及び偏向磁界分布の最適
化によるものである。画面4象限での最大バラッキ量が
改善されたのは、中央ビ−ムと両側ビ−ムの間隔Sgに対
するネック外径DNの比DN/Sgが大となり、偏向領域内に
おいて、電子ビ−ムが第3図に示すように相対的に偏向
磁界のより中央部分を通過することになり.偏向コイル
及び受像管の軸ズレの影響が小さくなったためである。
ミスコンバ−ジェンスの画面4象限での最大バラッキ量
とDN/Sgの関係を示すと第4図のようになる。これか
ら、DN/Sgを大きくすることにより、ミスコンバ−ジェ
ンスのバラッキを低減できることがわかるが、ED−TV対
応としては、最大バラッキ量を少くとも0.5mm以下とす
る必要があるため、DN/Sgの値は望ましくは8.0以上なる
ことが良い。
また、本発明では、偏向磁界を中央の電子ビ−ムと両
側の電子ビ−ムに対して異なる強さで制御する磁界制御
素子は用いずに、偏向ヨ−クによる偏向磁界分布の最適
設計によってコンバ−ジェンスのコマ収差を生じさせな
いようにしているため、水平偏向周波数を30KHZ以上と
しても、画面の左右で非対称なコンバ−ジェンスのずれ
を生じさせず、良好な画面が得られる。また、磁界制御
素子を用いないことにより、電子ビ−ムスポットのコマ
収差をもなくすことができ、画面周辺部においてさらに
良好な画像が得られる。
次に、本実施例におけるデフレクション・デフォ−カ
ス特性について説明する。本実施例では水平偏向コイル
長を105mmと大きくしているため、水平偏向磁界の管軸
方向成分を低減することができる。
これは、従来の偏向ヨ−クでは第5図(a)に示すよ
うに水平偏向磁界BHが偏向ヨ−ク前端部付近で湾曲し、
大きな管軸成分BZを発生させている。この管軸方向成分
BZにより、第6図(a)に示すように、水平方向に偏向
される電子ビ−ムは垂直方向に押しつぶされる方向の力
を受け、画面水平端及び対角端では第6図(b)のよう
に歪んでしまう。ここで、実線は中心付近の電子ビ−
ム、点線は周辺部の電子ビ−ムを示し、スクリ−ン上で
はそれぞれコア,ハロ−となる。
ここで、このように大きな管軸方向磁界BZを発生させ
ている原因は、偏向磁界を発生させる管軸方向の領域が
短いことであり、本発明では、水平偏向コイルを長く
し、偏向磁界の発生される領域を長くしているため、第
5図(b)のように管軸方向磁界BZを減少させることが
できる。
本実施例では、従来カラ−受像管装置に対し、ハロ−
の垂直方向径で約40%改善され、偏向装置によるビ−ム
スポットの歪を大幅に改良している。これにより、ダイ
ナミック・フォ−カスを使用しない場合では、画面周辺
部での解像度が大幅に改善され、ダイナミック・フォ−
カスを用いた場合では、ダイナミック・フォ−カス電圧
の変化量を従来の1〜2KVから約500V〜1KVと低減するこ
とができ、テレビセットのコストを低減することができ
る。このように水平偏向コイル長を長くすることによっ
てデフレクション・デフォ−カス特性を改善している
が、本実施例では水平偏向コイルを主に電子銃側にのば
して、コイル長を大としているため、偏向感度を劣化さ
せずにデフレクション・デフォ−カス特性を改善してい
る。これは、本実施例においてDN/Sgが9.4と従来のカラ
−受像管装置より大きいため、第3図に示すようにネッ
クと両側ビ−ム通過位置との空間的余裕が大となり、ネ
ックシャドウを生じさせずに偏向コイルを電子銃側に長
くできるためである。このように偏向感度を劣化させず
に偏向コイルを長くした場合のDN/Sgと水平偏向コイル
管軸方向長lHall関係を示すと第4図のようになり、前
述の如くコンバ−ジェンスのバラッキ量よりDN/Sg>8.0
であり、このときlHall>90mmがスポットの偏向歪上望
ましいことになる。
このように、水平偏向コイル長lHallは90mm以上であ
ることが望ましいが、これにより受像管のネック部を長
くしなければならず、結果として受像管の全長が長くな
る。従って、水平偏向コイル長lHallがあまりに長すが
ると受像管の全長が長くなり、100゜〜110゜の広角偏向
の利点である管の奥行きの短さが失われてしまう。この
ため、スクリ−ン径が25インチ〜40インチクラスの広角
偏向のブラウン管の場合では水平偏向コイル長l
Hallは、受像管の全長から現実的には長くとも180mm程
度が限度であり、さらに長くすると、奥行きが長いた
め、一般家庭用には不向きな受像管となってしまう。従
って、このような大型広角偏向ブラウン管では、水平偏
向コイル長lHallは90mm以上180mm以下が望ましく、この
値に対応するDN/Sgの値は、第4図より8.0以上14.0以下
が適当な値となる。
次に本実施例の偏向装置の昇温特性について説明す
る。本実施例では、前述したように偏向感度を劣化させ
ずに偏向コイルを大型化しているため、偏向ヨ−クの放
熱量を増大させ、昇温特性を改善している。これによ
り、陽極電圧32KV,水平偏向周波数33.8KHZ,110%走査、
かつリッツ線等の特殊線は使用しない場合で、上昇温度
を45℃以下とすることができる。従来のカラ−受像管で
は同じ条件では上昇温度が50℃以上であり、リッツ線等
の特殊線を使用しなければならず、大幅なコスト増とな
る。また、水平偏向周波数を64KHZとし、より高画質化
をはかった場合、従来のカラ−受像管装置では上昇温度
がリッツ線を用いても70℃以上となり、使用不可能とな
るが、本発明ではリッツ線を用いれば、64KHZの走査で
も上昇温度を60℃以下におさえることができ、対応可能
であり、高精細な画像を映出することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のカラ−受像管装置は、偏向感度
を劣化させることなく、コンバ−ジェンス・デフレクシ
ョンデフォ−カス、偏向装置の温度上昇において非常に
良好な特性を得ることができる。また、奥行きが短い11
0゜偏向とすることが可能であり、さらにテレビ・セッ
トも含めたコストをおさえることができる。従って、本
発明のカラ−受像管装置はEDTV,HDTV等の高周波偏向,
高品位画質放送に十分対応可能な一般家庭向テレビ用受
像管として高品位な画像を安価で提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すカラ−受像管装置の斜
視図、第2図は本発明の一実施例を示すカラ−受像管装
置の断面図、第3図は両側のビ−ム軌道と偏向装置との
位置関係を示す模式図、第4図は本発明の作用を説明す
る特性図、第5図(a)及び第5図(b)は偏向ヨ−ク
の磁界分布を説明する模式図、第6図(a)及び第6図
(b)はビ−ムスポットの歪を説明する模式図、第7図
は従来のカラ−受像管装置を示す断面図である。
フロントページの続き (72)発明者 下河辺 慈郎 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番地2号 株式会社東芝深谷ブラウン管工場内 (56)参考文献 特開 昭59−83329(JP,A) 特開 昭53−18950(JP,A) 特開 昭48−82719(JP,A) 特開 平1−232645(JP,A) 特開 昭60−216430(JP,A) 特開 昭60−84740(JP,A) 特開 昭58−23148(JP,A) 特開 昭51−98913(JP,A) 特開 昭59−3849(JP,A) 特公 昭49−13883(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に蛍光体スクリーンを有するフェース
    部と、前記蛍光体スクリーンを励起発光させる中央及び
    両側の3電子ビームを射出するインライン形電子銃部を
    内挿するネック部と、前記フェース部とネック部を連接
    する漏斗状のファンネルとから外囲器が構成され、前記
    ファンネル部及びネック部近傍の外壁に電子ビームを偏
    向走査する偏向部を備えたカラー受像管装置において、
    前記ネック部は円筒状であり、ネック部の外径をDN、前
    記電子銃部のスクリーン側壁部における中央の電子ビー
    ムと両側の電子ビームとの間隔をSgとした時、DN/Sgの
    値が8.0以上であり、前記偏向部における電子ビームを
    主にインライン方向に偏向する磁界を発生させる偏向コ
    イルが、サドル型コイルで前記電子銃部側にのばして形
    成されており、前記偏向コイルの管軸方向の長さをl
    Hallとした時、lHallが90mm以上であることを特徴とす
    るカラー受像管装置。
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