JP2650939B2 - コンバーゼンス装置及びそれに用いるコンバーゼンスヨーク - Google Patents

コンバーゼンス装置及びそれに用いるコンバーゼンスヨーク

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、単電子銃の陰極線管に使用するコンバーゼ
ンス装置、及びそれに用いるコンバーゼンスヨークに関
し、特に、コンバーゼンス補正時の電子ビームスポット
形状の劣化を低減し、フォーカス性能の良好なコンバー
ゼンス装置、及びそれに用いるコンバーゼンスヨークに
関するものである。
〔従来の技術〕
投写型のカラーテレビジョン,カラーディスプレイで
は、単電子銃の陰極線管を複数本用い、反射鏡やレンズ
等の光学系を介して投写スクリーン上に、赤(R),緑
(G),青(B)の単色の陰極線管映像を投写し、カラ
ー画像を形成する。この際、前記陰極線管は略均一磁界
方式の偏向ヨークで電子ビームを偏向し、また、陰極線
管映像は光学系を介しているため、投写スクリーン上に
表われる画像には糸巻歪やキーストン歪が現われる。
この様な歪を補正するために、従来では、各陰極線管
に、コンバーゼンス装置を設けていた。コンバーゼンス
装置は、コンバーゼンスヨークとコンバーゼンス回路と
から成るものであり、コンバーゼンスヨークは、偏向ヨ
ークの電子銃側後部に設置していた。このコンバーゼン
スヨークのコアは、リング状部分と、水平,垂直軸上位
置で内側に突出した長方形状の4個のコア突起とから成
る。そして、各コア突起に巻かれたコイルにコンバーゼ
ンス回路から偏向電流に同期したコンバーゼンス補正電
流を流し、上記水平軸上で対向位置にある2個のコア突
起(磁極)の間に水平方向の二極磁界を、垂直軸上で対
向位置にある2個のコア突起(磁極)の間に垂直方向の
二極磁界をそれぞれ発生して、電子ビームに垂直および
水平方向の偏向力を作用させて、前記糸巻歪やキースト
ン歪を補正していた。
また、従来では、その他に、例えば実公昭58−32378
号公報に記載されているように、コンバーゼンスヨーク
のコアとして、水平,及び垂直軸上の2組の第1のコア
突起と、円周方向において第1のコア突起間の中間角度
に位置する4個の第2のコア突起を設定した8極のコア
を用い、第1のコア突起に巻線したコイルには交流電流
を流して、ダイナミックコンバーゼンスの補正(即ち、
前述の糸巻歪やキーストン歪の補正)を行い、第2のコ
ア突起に巻線したコイルには直線電流を流してスタテイ
ックな補正を行う構成とした例がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、従来技術においては、コンバーゼン
ス装置のコンバーゼンスヨークとして、水平,及び垂直
軸上に位置する4個のコア突起から水平,及び垂直方向
の二極磁界を発生させる場合と、水平,及び垂直軸の間
の中間角度(例えば、水平,及び垂直軸に対して45度な
ど)に位置する4個のコア突起から水平,及び垂直方向
の二極磁界を発生させる場合と、が考えられる。そこ
で、これら各場合によって発生された水平,及び垂直方
向の二極磁界の形状、即ち、電子ビームに作用する磁界
の形状について以下説明する。
先ず、第6図他を用いて前者の場合について説明す
る。
第6図は従来のコンバーゼンス装置におけるコンバー
ゼンスヨークの一例を示した断面図である。
第6図において、6は垂直方向の二極磁界、7は水平
方向の二極磁界、15b,15b′は水平偏向用コイル、16a,1
6a′は垂直偏向用コイル、17,17′,18,18′は入力端
子、50はコア、a,a′,b,b′はコア突起、である。
第6図から明らかな様に、水平,及び垂直軸上に位置
する4個のコア突起a,a′,b,b′から水平方向(x方
向),及び垂直方向(y方向)の二極磁界7,6を発生さ
せた場合、その定性的な磁界形状はバレル形磁界とな
る。
ここで、コンバーゼンスヨークは対称構造であるの
で、以下は垂直方向の二極磁界6(水平コンバーゼンス
用補正磁界By)についてのみ説明する。
ここで、水平コンバーゼンス用補正磁界Byは次式のよ
うに表される。
By=B0+B2x2〔10-4T〕 但し、 x:管軸(第6図の水平軸と垂直軸の交点を通り、紙面に
垂直な軸)を基準とした水平方向(x方向)の偏移量 B0:管軸上の磁束密度 B(x):管軸から水平方向にxだけ偏移した点の磁束 密度 B(−x):管軸から水平方向に−xだけ偏移した点の 磁束密度 なお、実際の磁束密度にはxの4次以上の高次成分も
含まれているが上式では省略している。
上記した式のうち、B2が垂直方向の二極磁界6の非均
一磁界成分である。
第7図は第6図のコンバーゼンスヨークにて発生され
る二極磁界の非均一磁界成分の分布を管軸に沿って示し
た説明図である。
第7図において、横軸は管軸方向(第6図において紙
面に垂直な方向)の座標Z、縦軸は非均一磁界成分B
2を、管軸上の磁束密度B0の最大値であるB0 maxで正規
化したB2/B0 max、である。また、13はB2/B0 maxの分布
曲線を、14は第6図のコンバーゼンスヨークの管軸上で
の位置をそれぞれ示している。
B2の値が正値となる場合、すなわち図中B2/B0 maxの
正領域の値となるときはピンクッション形磁界を意味
し、B2の値が負値となる場合、すなわち図中B2/B0 max
の負領域の値となるときはバレル形磁界を意味する。B2
の値が0となる場合は均一磁界を意味し、図の横軸上の
値となる。
水平,及び垂直軸上に位置する4個のコア突起から水
平,及び垂直方向の二極磁界を発生させる場合、第7図
から明らかな様に、管軸方向の全領域でバレル形磁界で
あり、コンバーゼンスヨークの中心位置で最も強いバレ
ル形磁界となっている。
第8図は陰極線管及びその周辺機器を一部破断して示
した側面図である。
第8図において、32は陰極線管、33は蛍光面、34は水
平コイル、35は垂直コイル、36は偏向ヨークコア、37は
偏向ヨーク、38は偏向回路、39はコンバーゼンスヨー
ク、40はコンバーゼンス回路、41はセンタリングマグネ
ット、42は陰極線管管壁、43は電子銃、である。
第8図に示す様に、コンバーゼンスヨーク39は偏向ヨ
ーク37の電子銃43側後端に位置し、水平(垂直)方向の
二極磁界を電子ビームに作用させる。この位置で上記の
様なバレル形磁界を作用させると、第9図に示す様に、
電子ビームのスポット形状29が、30の如く三角状に歪
み、フォーカス性能を劣化させてしまう。
第9図において、29は第6図のコンバーゼンスヨーク
入射前の電子ビームのスポット形状を、30は入射後の電
子ビームのスポット形状を、42は陰極線管管壁を、それ
ぞれ示している。
次に、第10図他を用いて後者の場合について説明す
る。
第10図は従来のコンバーゼンス装置におけるコンバー
ゼンスヨークの他の例を示した断面図である。
第10図において、24a,24a′,24b,24b′は水平偏向用
コイル、25,25′,26,26′は入力端子、27a,27a′,27b,2
7b′は垂直偏向用コイル、51はコア、である。
第10図から明らかな様に、水平,及び垂直軸に対して
45度に位置する4個のコア突起a,a′,b,b′から水平,
及び垂直方向の二極磁界7,6を発生させた場合、すなわ
ち磁界対称軸を挟んで90度離れてとなり合う2個のコア
突起で1磁極を構成して、対向する磁極間で二磁極界を
発生させた(例えば、垂直方向の二極磁界6を発生させ
る場合には、磁界対称軸である垂直軸を間に挟んでとな
り合う2個のコア突起a,b′を1磁極、もう一方のとな
り合う2個のコア突起a′,bを1磁極、として、それら
対向する2つの磁極間で発生させるわけである。)場
合、その定性的な磁界形状はピンクッション形磁界とな
る。
第11図は第10図のコンバーゼンスヨークにて発生され
る二極磁界の非均一磁界成分の分布を管軸に沿って示し
た説明図である。
第11図からも明らかなように、B2/B0 maxの分布曲線1
3は正領域の曲線となっており、管軸方向の全領域でピ
ンクッション形磁界となっている。
この様なピンクッション形磁界を形成するコンバーゼ
ンスヨークが電子ビームのスポット形状に与える作用
は、第12図に示す如く、前述のバレル形磁界とは逆の三
角形状に歪み、やはりフォーカス性能を劣化させること
になる。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決
し、コンバーゼンス補正時に生じる電子ビームのスポッ
ト形状の劣化を低減し、フォーカス性能を向上させ得る
コンバーゼンス装置及びコンバーゼンスヨークを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、二極磁
界を発生する2つの磁極各々を、磁界対称軸(水平軸も
しくは垂直軸)上に位置する第1のコア突起と、前記磁
界対称軸に対称な等角度θの位置に位置する少なくとも
一対の第2のコア突起と、で構成し、前記第1のコア突
起に巻線されたコイルのアンペアターン(該コイルの巻
数Nと該コイルに供給されるコンバーゼンス補正電流I
との積N・I)に対する前記第2のコア突起に巻線され
たコイルのアンペアターンの比を1対cosθとするよう
にした。
また、本発明では、他の手段としては、上記した目的
を達成するために、二極磁界を発生する2つの磁極各々
を、磁界対称軸に対称な30度の位置に位置する一対のコ
ア突起だけで構成し、各コア突起に巻線されたコイルの
アンペアターンを等しくするようにした。
また、本発明では、別の手段として、上記した目的を
達成するために、水平軸の方向に二極磁界を発生する2
つの磁極各々を構成するコア突起に、その幅が前記水平
軸に対称な45度の範囲内にあり、かつその先端が二股に
わかれて前記水平軸及び垂直軸に直交する軸に沿って突
出し、その形状が略Y字形の軸対称形状を成す第1の磁
性体補助板を設け、垂直軸の方向に二極磁界を発生する
2つの磁極各々を構成するコア突起に、その幅が前記垂
直軸に対称な45度の範囲内にあり、かつその先端が二股
にわかれて前記水平軸及び垂直軸に直交する軸に沿って
突出し、その形状が略Y字形の軸対称形状を成す第2の
磁性体補助板を設け、前記第1の磁性体補助板と第2の
磁性体補助板の各々の前記先端の突出する向きを互いに
反対とするようにした。
〔作用〕
上記した様に、二極磁界を発生する2つの磁極各々
を、磁界対称軸上に位置する第1のコア突起と、前記磁
界対称軸に対称な等角度θの位置に位置する少なくとも
一対の第2のコア突起と、で構成するようにした場合に
は、前記第1のコア突起から発生する磁界の持つバレル
磁界成分と、前記第2のコア突起から発生する磁界の持
つピンクッション磁界成分が相殺されて、総合的に発生
する二極磁界が略均一磁界となる。
また、二極磁界を発生する2つの磁極各々を、磁界対
称軸に対称な30度の位置に位置する一対のコア突起だけ
で構成するようにした場合には、発生する磁界の2次成
分は殆どゼロのため、二極磁界は略均一磁界となる。
さらにまた、二極磁界を発生する2つの磁極各々を構
成するコア突起に、その幅が磁界対称軸に対称な45度の
範囲内にあり、かつその先端が二股にわかれて前記水平
軸及び垂直軸に直交する軸に沿って突出し、その形状が
略Y字形の軸対称形状を成す磁性体補助板を設けるよう
にした場合には、一方の磁極を構成するコア突起から他
方の磁極を構成するコア突起までバレル形状となって分
布していた磁界のうち、一部、前記磁性体補助板を通過
して、周辺部磁路を通過する量が多くなるので、磁界の
2次成分がピンクッション形傾向となり、そのため総合
的に発生する二極磁界は均一磁界方向へ補正される。ま
た、水平軸の方向の二極磁界に係る磁性体補助板(前記
第1の磁性体補助板)と垂直軸の方向の二極磁界に係る
磁性体補助板(前記第2の磁性体補助板)とで、各々の
先端の突出する向きが反対となっているため、相互の磁
性体補助板で無効磁路を形成せず、発生した磁界が有効
に電子ビームに作用する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例としてのコンバーゼン
ス装置のコンバーゼンスヨークを示す断面図である。
第1図において、1a,1a′,1b,1b′,1c,1c′は垂直偏
向用コイル、2b,2b′,2c,2c′は水平偏向用コイル、3,
3′,4,4′は入力端子、52はコア、a,a′,b,b′,c,c′は
コア突起、である。
第1図に示すように、コア52の形状としては、リング
状部に6個の長方形状のコア突起a,b,c,a′,b′,c′が6
0度の等間隔位置で内側中心側に向かって突出してい
る。
第1図に示すコンバーゼンスヨークは水平,および垂
直方向の互いに直交する二極磁界7,6を発生するが、垂
直方向の二極磁界6を発生するために、垂直軸に対して
30度づつ離れた対称位置にあるコア突起b,c及びb′,
c′の組合せで、それぞれ一磁極を構成し、各コア突起
b,c,b′,c′には入力端子3−3′間にコンバーゼンス
補正電流を流した際、コア突起b,cから成る磁極とコア
突起b′,c′から成る磁極が逆極性となるようにコイル
2b,2c,2b′,2c′を巻線する。
これにより垂直方向の両磁極間に発生する二磁極界は
略均一磁界となる。これは磁極を構成する各コア突起が
垂直方向の磁界対称軸(垂直軸)に対して30度の位置に
あるため、この取付角度を30度より小さくしてゆくとバ
レル形磁界成分が強くなり、30度より大きくしてゆくと
ピンクッション形磁界成分が強くなる。
次に、水平方向の二極磁界7を発生する磁極構成も、
前述のと同様にすれば良いが、その様にすると、水平方
向磁界用のコア突起と垂直方向磁界用のコア突起とがと
なり合う部分では、その間隔が30度しかないため、実際
にはコア突起幅,コイル巻線厚およびコイルボビン幅を
それぞれ縮小する必要があり、実用上困難である。
そこで、水平方向の磁界対称軸(水平軸)上のコア突
起aと、両側に60度づつ離れたコア突起b,b′の3つで
1磁極を構成する。すなわち、両端のコア突起b,b′は
垂直方向磁界用と共用することになる。そして、水平方
向の磁界対称軸上のコア突起aに巻線するコイル1aの巻
線Naと、両側のコア突起b,b′に巻線するコイル1b,1b′
の巻線Nbとの巻線比をNb/Na=1/2に設定する。また、対
向位置のコア突起a′,c,c′も同様の構成とする。
そして、コア突起a,b,b′より成る磁極とコア突起
a′,c,c′より成る磁極が逆極性となるように、各コイ
ル1a,1b,1b′,および1a′,1c,1c′を接続する。
これにより、入力端子4−4′間にコンバーゼンス補
正電流を流したときに発生する水平方向の二極磁界7も
略均一磁界となる。これは、中心のコア突起a,a′と両
側のコア突起b,b′およびc,c′のコイル巻数比が1対1/
2となっているためであり、両側のコア突起b,b′および
c,c′の巻数を多くすると、ピンクッション形磁界成分
が強くなり、逆に巻数を少なくするとバレル形磁界成分
が強くなる。
第2図は第1図のコンバーゼンスヨークにて発生させ
る二極磁界における、管軸上の磁束密度と、非均一磁界
成分の分布を管軸に沿って示した説明図である。
第2図において、横軸は管軸方向(第1図において紙
面に垂直な方向)の座標Z、左側の縦軸は管軸上の磁束
密度B0〔10-4T〕、右側の縦軸は非均一磁界成分B2を、
管軸上の磁束密度B0の最大値であるB0 maxで正規化した
B2/B0 max〔10-4/mm2〕、である。また、12はB0の分布
曲線を、13はB2/B0 maxの分布曲線を、14は第1図のコ
ンバーゼンスヨークの管軸上での位置をそれぞれ示して
いる。
第2図から明らかな様に、B0はコンバーゼンスヨーク
の中心において最大であり、電子銃側および蛍光面側へ
離れるにつれて小さくなる。一方、B2/B0 maxはコンバ
ーゼンスヨーク内では弱いピンクッション形磁界である
が、コンバーゼンスヨークの前後では弱いバレル形磁界
となっており、総合的に略均一磁界分布である。
本実施例では、垂直方向の二極磁界を、垂直方向の磁
界対称軸(垂直軸)に対称な4個のコア突起b,cとb′,
c′で発生させ、水平方向の二極磁界を、水平方向の磁
界対称軸(水平軸)上とその軸対称位置に位置する6個
のコア突起a,b,b′とa′,c,c′で発生させたが、コン
バーゼンスヨーク全体を90度回転させて、水平と垂直を
逆構成として発生させても良い。
第3図は本発明の第2の実施例としてのコンバーゼン
ス装置のコンバーゼンスヨークを示す断面図である。
第3図において、8,8′,9,9′は入力端子、10a,10
b′,10b,10b′,10c,10c′は垂直偏向用コイル、11b,11
b′,11c,11c′,11d,11d′は水平偏向用コイル、53はコ
ア、a,a′,b,b′,c,c′,d,d′はコア突起、である。
第3図に示すように、コア53の形状としては、リング
状部に45度の等角度で内側に突出した8個のコア突起a,
b,c,d,a′,b′,c′,d′があり、そのうち、4個のコア
突起a,a′,d,d′は磁界対称軸(水平,垂直軸)上に設
定されている。
二極磁界6,7を発生する各磁極のコア突起構成数は3
個であり、磁界対称軸(水平,垂直軸)に対して45度の
位置に位置するコア突起b,b′,c,c′は水平、および垂
直方向の二極磁界用として共用する。各磁極のコア突起
構成数及びコイル接続方法は、前記第1の実施例におけ
る水平方向の二極磁界6を発生する磁極の場合と同じで
あるが、両側のコア突起b,b′,c,c′の位置が45度と小
角度の位置にあるため、磁界対称軸上のコア突起a,a′,
d,d′のコイル巻数Naとの巻数比を (但し、両側の各コア突起b,b′,c,c′の巻数をNbとす
る。)に設定する。
この磁極構成により、発生する垂直及び水平方向の二
極磁界6,7は略均一磁界となる。
なお、本実施例において、発生させる二極磁界におけ
る、管軸上の磁束密度と、非均一磁界成分の分布は第2
図に示したのと同様となる。
以上説明したように、第1及び第2の実施例によれ
ば、それぞれ、発生する水平及び垂直方向の二極磁界を
略均一磁界にすることができるので、第9図または第12
図に示したような、電子ビームのスポット形状の歪みを
低減でき、フォーカス性能を向上させることができる。
さて、第1及び第2の実施例では略均一な二極磁界を
発生させる手段として、一磁極として2個のコア突起を
用いる場合はコア突起取付位置を磁界対称軸に対して30
度に設定し、かつコイル巻数は同数としている。また、
一磁極として3個のコア突起を用いる場合は、コア突起
取付位置を磁界対称軸上とその軸に対称な等角度θの位
置に設定し、かつ磁界対称軸上のコア突起とその軸に対
称な位置にあるコア突起とのコイル巻数比を1対cosθ
に設定しているわけである。
上記2つの実施例では水平,垂直両方向の二極磁界を
略均一磁界とする構成としたが、水平,垂直のどちらか
一方向のみの二極磁界を略均一磁界とする構成としても
良い。
また、略均一な二極磁界を形成するうえで性能上問題
のない範囲内で、コイル巻数比及びコア突起取付角度
が、上記実施例とわずかに異なる場合も本発明の範囲内
に属するものである。特に、3つのコア突起で一磁極を
形成する場合には、磁界対称軸上のコア突起とその軸に
対称な位置にあるコア突起とのコイル巻数比を任意に変
えることにより、偏向ヨーク及び陰極線管の寸法や形状
等に合わせて、最適な磁界形状をした二極磁界を得るこ
とができる。
さらに、上記実施例では、コイル巻数比で二極磁界の
磁界形状を調整したが、巻数は各コア突起で同一とし、
各コイルに流すコンバーゼンス補正電流の比率を前記コ
イル巻数比と同じ値とするようにしても、同様の磁界形
状をした二極磁界が得られることは言うまでもない。
次に、第4図(a)は本発明の第3の実施例としての
コンバーゼンス装置のコンバーゼンスヨークを示す正面
図、第4図(b)は第4図(a)の右側側から見た側面
図、第4図(c)は第4図(a)の磁性体補助板を示す
正面図、である。
第4図において、19,19′,20,20′は入力端子、21a,2
1a′は垂直偏向用コイル、22b,22b′は水平偏向用コイ
ル、23a,23a′,23b,23b′は磁性体補助板、54はコア、
a,a′,b,b′はコア突起、である。
管軸方向から見た正面図である第4図(a)に示す様
に、コア54の形状としては磁界対称軸(水平,および垂
直軸)上で4個のコア突起a,a′,b,b′が内側に突出し
ている。対向して位置するコア突起a,a′のコイル巻数2
1a,21a′,及び同じくコア突起b,b′のコイル巻数22b,2
2b′はそれぞれ同巻数で巻線され、入力端子19−19′
間,20−20′間からコンバーゼンス補正電流を流すと、
水平,垂直方向に二極磁界を発生する。
ここで、各コア突起a,a′,b,b′の先端には、第4図
(c)に示す様な二股形状の磁性体補助板23a,23a′,23
b,23b′が取り付けられている。これら磁性体補助板23
a,23a′,23b,23b′の二股に分れた部分の幅は、磁界対
称軸(水平,及び垂直軸)から最大45度の角度の範囲内
であり、また、第4図(b)に示すように水平軸上のコ
ア突起a,a′と垂直軸上のコア突起b,b′とで磁性体補助
板23a,23a′,23b,23b′の突出する方向を反対にしてい
る。
この様に構成すると、発生する二極磁界は、磁性体補
助板23a,23a′,23b,23b′の先端の二股に分かれた部分
から、対向する位置の磁極に漏れる磁束成分により、周
辺部の磁界成分が強調されて、バレル磁界成分が低減さ
れる。
第5図は第4図のコンバーゼンスヨークにて発生され
る二極磁界の非均一磁界成分の管軸に沿った分布を、磁
性体補助板を取り付けた場合と取り付けない場合とで比
較して示した説明図である。
第5図において、13は磁性体補助板を取り付けた場合
のB2/B0 maxの分布曲線を、13′は磁性体補助板を取り
付けない場合のB2/B0 maxの分布曲線を、それぞれ示し
ている。
第5図から明らかな様に、磁性体補助板23a,23a′,23
b,23b′をコア突起a,a′,b,b′に取り付けることによ
り、分布曲線13′から分布曲線13へと、バレル形磁界成
分が低減されていることがわかる。
よって、本実施例においても、従来のコンバーゼンス
装置よりも、発生する二極磁界が電子ビームスポット形
状を歪ませる度合が低減し、フォーカス性能が向上す
る。
尚、補助磁性体の突出する方向を水平軸上のコア突起
と垂直軸上のコア突起で反対にすることにより、磁性体
補助板同士が接近しないため、無効磁路(発生する磁束
が電子ビームに作用しない磁路)が減少し、コンバーゼ
ンスヨークの偏向感度の低下を防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コンバーゼンスヨークが発生する二
極磁界を略均一磁界もしくは略均一磁界方向に改善でき
るので、コンバーゼンス補正時の電子ビームのスポット
形状の歪みを低減でき、フォーカス性能を向上させるこ
とができる。
さらに、コア突起数を増加した場合は、それによって
エアギャップが小さくなるので、実質的なコア内径が小
さくなる。また、管軸方向に突出する磁性体補助板を付
けた場合は、それによって有効磁界長(管軸方向の磁界
の長さ、すなわち、電子ビームに作用する磁界の長さ)
が長くなる。これら2つのことにより、コンバーゼンス
ヨークの偏向感度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としてのコンバーゼンス
装置のコンバーゼンスヨークを示す断面図、第2図は第
1図のコンバーゼンスヨークにて発生される二極磁界に
おける、管軸上の磁束密度と、非均一磁界成分の分布を
管軸に沿って示した説明図、第3図は本発明の第2の実
施例としてのコンバーゼンス装置のコンバーゼンスヨー
クを示す断面図、第4図(a)は本発明の第3の実施例
としてのコンバーゼンス装置のコンバーゼンスヨークを
示す正面図、第4図(b)は第4図(a)の右側面から
見た側面図、第4図(c)は第4図(a)の磁性体補助
板を示す正面図、第5図は第4図のコンバーゼンスヨー
クにて発生される二極磁界の非均一磁界成分の管軸に沿
った分布を、磁性体補助板を取り付けた場合と取り付け
ない場合とで比較して示した説明図、第6図は従来のコ
ンバーゼンス装置におけるコンバーゼンスヨークの一例
を示した断面図、第7図は第6図のコンバーゼンスヨー
クにて発生される二極磁界の非均一磁界成分の分布を管
軸に沿って示した説明図、第8図は陰極線管及びその周
辺機器を一部破断して示した側面図、第9図は第6図の
コンバーゼンスヨークにて発生される二極磁界のバレル
形磁界成分が電子ビームのスポット形状を歪ませる様子
を示した説明図、第10図は従来のコンバーゼンス装置に
おけるコンバーゼンスヨークの他の例を示した断面図、
第11図は第10図のコンバーゼンスヨークにて発生される
二極磁界の非均一磁界成分の分布を管軸に沿って示した
説明図、第12図は第10図のコンバーゼンスヨークにて発
生される二極磁界のピンクッション形磁界成分が電子ビ
ームのスポット形状を歪ませる様子を示した説明図、で
ある。 符号の説明 1a,1a′,1b,1b′,1c,1c′,10a,10a′,10b,10b′,10c,10
c′,21a,21a′……垂直偏向用コイル、2b,2b′,2c,2
c′,11b,11b′,11c,11c′,11d,11d′,22b,22b′……水
平偏向用コイル、6……垂直方向の二極磁界、7……水
平方向の二極磁界、23a,23a′,23b,23b′……磁性体補
助板、52,53,54……コア、a,a′,b,b′,c,c′,d,d′…
…コア突起。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単電子銃の陰極線管に取付けて使用し、リ
    ング状部の内側にリング中心に向かって突出する複数の
    コア突起を持つコアと、該コアの各コア突起に巻線され
    るコイルと、該コイルにコンバーゼンス補正電流を供給
    するコンバーゼンス回路と、から成り、前記複数のコア
    突起で2つの磁極を構成し、その2つの磁極によって前
    記コアの水平軸(もしくは垂直軸)の方向に二極磁界を
    発生させるコンバーゼンス装置において、 前記2つの磁極各々を、前記複数のコア突起のうち、前
    記水平軸(もしくは垂直軸)上に位置する第1のコア突
    起と、前記水平軸(もしくは垂直軸)に対称な等角度の
    位置に位置する少なくとも一対の第2のコア突起と、で
    構成し、前記第1のコア突起に巻線されたコイルのアン
    ペアターン(該コイルの巻数と該コイルに供給される前
    記コンバーゼンス補正電流との積)に対して前記第2の
    コア突起に巻線されたコイルのアンペアターンを小さく
    選ぶことにより、発生される前記二極磁界を略均一磁界
    にしたことを特徴とするコンバーゼンス装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコンバーゼンス装置にお
    いて、前記第2のコア突起が前記水平軸(もしくは垂直
    軸)から角度θの位置に位置する場合、前記第1のコア
    突起に巻線されたコイルのアンペアターンに対する前記
    第2のコア突起に巻線されたコイルのアンペアターンの
    比を1対cosθとすることにより、発生される前記二極
    磁界を略均一磁界にしたことを特徴とするコンバーゼン
    ス装置。
  3. 【請求項3】単電子銃の陰極線管に取付けて使用し、リ
    ング状部の内側にリング中心に向かって突出する複数の
    コア突起を持つコアと、該コアの各コア突起に巻線され
    るコイルと、該コイルにコンバーゼンス補正電流を供給
    するコンバーゼンス回路と、から成り、前記複数のコア
    突起で2つの磁極を構成し、その2つの磁極によって前
    記コアの水平軸(もしくは垂直軸)の方向に二極磁界を
    発生させるコンバーゼンス装置において、 前記2つの磁極各々を、前記複数のコア突起のうち、前
    記水平軸(もしくは垂直軸)に対称な等角度の位置に位
    置する少なくとも一対のコア突起で構成し、それら構成
    するコア突起のうち、或る基準となるコア突起(以下、
    第1のコア突起と言う)が前記水平軸(もしくは垂直
    軸)から角度θの位置に位置し、前記第1のコア突起
    以外のコア突起(以下、第2のコア突起と言う)が前記
    水平軸(もしくは垂直軸)からの角度θの位置に位置す
    る場合、角度θは30度以下であるとともに前記第1の
    コア突起に巻線されたコイルのアンペアターンに対する
    前記第2のコア突起に巻線されたコイルのアンペアター
    ンの比をcosθ対cosθとすることにより、発生される
    前記二極磁界を略均一磁界にしたことを特徴とするコン
    バーゼンス装置。
  4. 【請求項4】単電子銃の陰極線管に取付けて使用し、リ
    ング状部の内側に60度の等角度間隔で配されリング中心
    に向かって突出する6つの長方形状をしたコア突起を持
    ち、そのうちの一対のコア突起がその水平軸(もしくは
    垂直軸)上に位置するコアと、該コアの各コア突起に巻
    線されるコイルと、該コイルにコンバーゼンス補正電流
    を供給するコンバーゼンス回路と、から成り、前記6つ
    のコア突起で、2つの第1の磁極と2つの第2の磁極と
    を構成し、前記2つの第1の磁極によって前記コアの水
    平軸(もしくは垂直軸)の方向に二極磁界を発生させ、
    前記2つの第2の磁極によって前記コアの垂直軸(もし
    くは水平軸)の方向に二極磁界を発生させるコンバーゼ
    ンス装置において、 前記2つの第1の磁極各々を、前記6つのコア突起のう
    ち、前記水平軸(もしくは垂直軸)上に位置するコア突
    起(以下、第1のコア突起と言う)と、前記水平軸(も
    しくは垂直軸)に対称な60度の位置に位置する一対のコ
    ア突起(以下、第2のコア突起と言う)と、で構成し、
    前記第1のコア突起に巻線されたコイルの巻数に対する
    前記第2のコア突起に巻線されたコイルの巻数の比を2
    対1とし、前記第1及び第2のコア突起に巻線されたコ
    イルに供給される前記コンバーゼンス補正電流を全て同
    一とすることにより、発生される水平軸(もしくは垂直
    軸)の方向の前記二極磁界を略均一磁界にすると共に、
    前記2つの第2の磁極各々を、前記6つのコア突起のう
    ち、前記垂直軸(もしくは水平軸)に対称な30度の位置
    に位置する一対のコア突起(以下、第3のコア突起と言
    う)で構成し、該第3のコア突起に巻線されたコイルの
    巻数を全て同数とし、該第3のコア突起に巻線されたコ
    イルに供給される前記コンバーゼンス補正電流を全て同
    一とすることにより、発生される垂直軸(もしくは水平
    軸)の方向の前記二極磁界を略均一磁界にしたことを特
    徴とするコンバーゼンス装置。
  5. 【請求項5】単電子銃の陰極線管に取付けて使用し、リ
    ング状部の内側に45度の等角度間隔で配されリング中心
    に向かって突出する8つの長方形状をしたコア突起を持
    ち、そのうちの一対のコア突起がその水平軸上に、もう
    一対のコア突起がその垂直軸上にそれぞれ位置するコア
    と、該コアの各コア突起に巻線されるコイルと、該コイ
    ルにコンバーゼンス補正電流を供給するコンバーゼンス
    回路と、から成り、前記8つのコア突起で、2つの第1
    の磁極と2つの第2の磁極とを構成し、前記2つの第1
    の磁極によって前記コアの水平軸の方向に二極磁界を発
    生させ、前記2つの第2の磁極によって前記コアの垂直
    軸の方向に二極磁界を発生させるコンバーゼンス装置に
    おいて、 前記2つの第1の磁極各々を、前記8つのコア突起のう
    ち、前記水平軸上に位置するコア突起(以下、第1のコ
    ア突起と言う)と、前記水平軸に対称な45度の位置に位
    置する一対のコア突起(以下、第2のコア突起と言う)
    と、で構成し、前記第1のコア突起に巻線されたコイル
    の巻数に対する前記第2のコア突起に巻線されたコイル
    の巻数比のを とし、前記第1及び第2のコア突起に巻線されたコイル
    に供給される前記コンバーゼンス補正電流を全て同一と
    することにより、発生される水平軸の方向の前記二極磁
    界を略均一磁界にすると共に、前記2つの第2の磁極各
    々を、前記8つのコア突起のうち、前記垂直軸上に位置
    するコア突起(以下、第3のコア突起と言う)と、前記
    垂直軸に対称な45度の位置に位置する一対のコア突起
    (以下、第4のコア突起と言う)と、で構成し、前記第
    3のコア突起に巻線されたコイルの巻数に対する前記第
    4のコア突起に巻線されたコイルの巻数の比を とし、前記第3及び第4のコア突起に巻線されたコイル
    に供給される前記コンバーゼンス補正電流を全て同一と
    することにより、発生される垂直軸の方向の前記二極磁
    界を略均一磁界にしたことを特徴とするコンバーゼンス
    装置。
  6. 【請求項6】単電子銃の陰極線管に取付けて使用し、リ
    ング状部の内側にリング中心に向かって突出する複数の
    コア突起を持つコアと、該コアの各コア突起に巻線され
    るコイルと、該コイルにコンバーゼンス補正電流を供給
    するコンバーゼンス回路と、から成り、前記複数のコア
    突起で2つの第1の磁極と2つの第2の磁極とを構成
    し、前記2つの第1の磁極によって前記コアの水平軸の
    方向に二極磁界を発生させ、前記2つの第2の磁極によ
    って前記コアの垂直軸の方向に二極磁界を発生させるコ
    ンバーゼンス装置において、 前記2つの第1の磁極各々を、前記複数のコア突起のう
    ち、前記水平軸に対称な45度の範囲内に位置するコア突
    起(以下、第1のコア突起と言う)で構成し、該第1の
    コア突起に、その幅が前記水平軸に対称な45度の範囲内
    にあり、かつその先端が二股にわかれて前記水平軸及び
    垂直軸に直交する軸に沿って突出し、その形状が略Y字
    形の軸対称形状を成す第1の磁性体補助板を設け、前記
    2つの第2の磁極各々を、前記複数のコア突起のうち、
    前記垂直軸に対称な45度の範囲内に位置するコア突起
    (以下、第2のコア突起と言う)で構成し、該第2のコ
    ア突起に、その幅が前記垂直軸に対称な45度の範囲内に
    あり、かつその先端が二股にわかれて前記水平軸及び垂
    直軸に直交する軸に沿って突出し、その形状が略Y字形
    の軸対称形状を成す第2の磁性体補助板を設け、前記第
    1の磁性体補助板と第2の磁性体補助板の各々の前記先
    端の突出する向きを互いに異ならせたことを特徴とする
    コンバーゼンス装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のうちの任意の一つ
    に記載のコンバーゼンス装置に含まれる前記コアとコイ
    ルから成ることを特徴とするコンバーゼンスヨーク。
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