JP3825212B2 - カラー受像管装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モニターやテレビ受像機等に用いられるカラー受像管装置に関し、特に蛍光体スクリーン面の上半分と下半分の各領域における垂直方向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインライン電子銃を備えたカラー受像管装置においては、蛍光体スクリーン面上に青および赤のラインを映出させると、偏向装置(偏向ヨーク)が発生する磁界の分布の歪と前面パネルの内面形状との微妙な相互関係によって、図10に示すような、いわゆる横線ミスコンバーゼンスが発生する。
【0003】
横線ミスコンバーゼンスは、蛍光体スクリーン面50の垂直方向の有効サイズにおいて、上半分(第1象限(I)と第2象限(II))と下半分(第3象限(
III)と第4象限(IV))のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める領域(以下、この領域のことを「垂直偏向中間領域」という。)において、赤のラインと青のラインが一致しなくなる現象である。
【0004】
すなわち、第1象限(I)および第3象限(III)においては、青ライン1B、3B(図10において破線で示される)が赤ライン1R、3R(図10において実線で示される)の上方向へずれるとともに、第2象限(II)および第4象限(IV)においては、青ライン2B、4Bが赤ライン2R、4Rの下方向へそれぞれ斜めに位置ずれしてしまう。
【0005】
このような横線ミスコンバーゼンスの発生を低減するために、特開昭64―84549号公報には、偏向装置のうちの垂直偏向コイルをピンクッション磁界を発生するためのコイル部分とバレル磁界を発生するためのコイル部分の2対の2組に分割巻回し、逆極性に並列接続された2組のダイオードを垂直偏向コイルの1組のピンクッション磁界のコイル部分に直列接続する方法が提案されている。この方法では、電子ビームの偏向量が丁度上記垂直偏向中間領域になるタイミングでピンクッション磁界とバレル磁界のコイルの組を切り替えることにより横線ミスコンバーゼンスの発生を押さえるようにしている(第1の従来技術)。
【0006】
また、実開昭63−80756号公報には、偏向装置のボビンの前端側に、ボビンの軸線方向に磁極を有する永久磁石を対角線上に少なくとも4個装着して、中間領域のラスター歪みと横線ミスコンバーゼンスを同時に補正する方法が開示されている(第2の従来技術)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の第1の従来技術においては、たとえ横線ミスコンバーゼンスが改善されたとしても、バレル磁界からピンクッション磁界への急激な切り替えによって縦線ラスターの直線性が低下してしまい、これが却って画像の劣化を引き起こすという問題があった。
【0008】
また、第2の従来技術によれば、永久磁石を用いるため、今まで横線ミスコンバーゼンスが発生していなかった、蛍光体スクリーン面の中央の水平軸上においてミスコンバーゼンスが発生してしまい、垂直偏向中間領域における横線ミスコンバーゼンスは補正されても、画面全体としてのコンバーゼンス品位の向上にはならないという問題があった。
【0009】
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたもので、縦線ラスターの直線性の低下や他の領域におけるミスコンバーゼンスを引き起こすことなく、横線ミスコンバーゼンスを的確に補正することができるカラー受像管装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るカラー受像管装置は、前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するための補正磁界を発生する補正手段とを備え、前記補正手段は、補正磁界を発生する複数の補正コイルと、この複数の補正コイルに供給する電流を制御する制御手段とを有し、前記補正コイルは、前記偏向手段から前記前面パネルに至るまでのガラスバルブ外部の位置であって、その位置における電子ビームの偏向範囲の外縁をなす4角形における左右の各辺よりも外側で、かつ上下の各辺よりも内側の範囲内に、前記偏向範囲の中心を原点とする第1ないし第4象限の各象限域に対し少なくとも1個ずつ配設されると共に、前記制御手段は、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて補正磁界の強度が変化するように前記複数の補正コイルに供給する電流を変化させることを特徴としている。
【0011】
この構成により、電子ビームの垂直方向の偏向量に応じて変化する前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンス(以下、単に「横線ミスコンバーゼンス」という。)の発生量に対して必要な強度の補正磁界を発生させることができ、当該横線ミスコンバーゼンスを的確に補正することが可能となる。
【0012】
また、本発明に係るカラー受像管装置は、前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、複数の補正コイルを有し、前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するための補正磁界を発生する補正手段とを備え、前記補正コイルは、前記偏向手段から前記前面パネルに至るまでのガラスバルブ外部の位置であって、その位置における電子ビームの偏向範囲の外縁をなす4角形における左右の各辺よりも外側で、かつ上下の各辺よりも内側の範囲内に、前記偏向範囲の中心を原点とする第1ないし第4象限の各象限域に対し少なくとも1個ずつ配設されると共に、これらの複数の補正コイルが直列に接続された第1回路が、順方向および逆方向に所定の大きさの電圧値が印加されたときに通電するスイッチング回路と抵抗素子とを直列に接続した第2回路と並列に接続され、当該並列回路に垂直偏向コイルに供給される垂直偏向電流に比例して変化する電流が供給されることにより、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて補正磁界の強度が変化することを特徴とする
なお、本明細書において、「垂直偏向電流に比例して変化する電流」とは、垂直偏向電流の変化の周期と同じ周期で変化し、かつ、その電流値が垂直偏向電流の電流値に比例して変化する電流を意味する。また、「比例する」とは、比例係数が1の場合も含むものである。
【0013】
また、本発明に係るカラー受像管装置は、前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するため、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて強度が変化する補正磁界を発生する補正手段とを備え、前記補正手段は、複数の補正コイルを有し、当該複数の補正コイルが、前記偏向手段の蛍光体スクリーン面側に設けられていることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明に係るカラー受像管装置は、前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するため、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて強度が変化する補正磁界を発生する補正手段とを備え、前記補正手段は、複数の補正コイルを有し、当該複数の補正コイルの各磁極の方向が、前記ガラスバルブの管軸に平行であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカラー受像管装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るカラー受像管装置100の構成を示す一部切欠き側面図である。同図に示すように、本発明のカラー受像管装置100は、前面パネル1の内面に青、緑、赤に発光する3色の蛍光体スクリーン面2を有するガラスバルブ3と、蛍光体スクリーン面2に対向配置されたシャドウマスク4と、ガラスバルブ3のネック部5内に配置され、蛍光体スクリーン面2に電子ビーム6を照射するインライン電子銃7とを有する。
【0016】
ガラスバルブ3のファンネル部8およびネック部5の外側には偏向装置9が装着され、ガラスバルブ3のネック部5の電子ビーム6と偏向装置9の間には、ピュリティとスタティックコンバーゼンスを調整するための2極マグネット10、4極マグネット11および6極マグネット12とを有するコンバーゼンスユニット13が装着される。
【0017】
図2は、偏向装置9の拡大斜視図である。偏向装置9は、全体としてピンクッション歪を持つ水平偏向磁界を発生する一対の水平偏向コイル14と、全体としてバレル歪を持つ垂直偏向磁界を発生する一対の垂直偏向コイル16とが、絶縁および支持のための樹脂枠15を介して一体化され、その円錐部分の外周にはフェライトコア18が組み込まれている。
【0018】
偏向装置9の樹脂枠15の前端部(蛍光体スクリーン面2側)には、4個の補正コイル17a、17b、17c、17dがそれぞれ不図示の樹脂製ホールダを介して装着されている。補正コイル17a〜17dの配置位置は、後述の図6に示すように補正コイル17a〜17dが配置された位置のガラスバルブ3軸に垂直な断面における長方形の偏向範囲21の左右各辺よりも外側でかつ上下各辺よりも内側であり、偏向範囲21の第1ないし第4象限の各象限に補正コイルが1個ずつ設置される。
【0019】
補正コイル17a〜17dは、可飽和タイプのフェライトコアの外周にコイルをソレノイド型に巻いて形成されており、それぞれ電子ビームの垂直偏向量に応じて強度が変化する磁界(補正磁界)を発生して横線ミスコンバーゼンスを補正する。詳しくは後述する。
図3は、本発明に係るカラー受像管装置100が適用されるテレビ受像機200の回路構成を示す概略ブロック図である。
【0020】
同図に示すようにテレビ受像機200は、受信回路202、音声回路203、色信号再生回路204,同期回路205、スピーカ206、垂直偏向回路207、水平偏向回路208およびカラー受像管装置100などからなる。
受信回路202は、アンテナ201を介して受信したテレビ信号を検波して、音声信号、映像信号および同期信号に分離し、それぞれ音声回路203、色信号再生回路204および同期回路205に送出する。
【0021】
音声回路203は、上記音声信号に基づいてスピーカ206を駆動して音声を再生する。
色信号再生回路204は、映像信号によりR、G、Bの色信号を復調して、カラー受像管装置100のインライン電子銃7に各色信号に応じた電圧を印加してR、G、B用の3本の電子ビームを照射させる。
【0022】
同期回路205は、同期信号から垂直同期信号と水平同期信号を分離してそれぞれ、垂直偏向回路207と水平偏向回路208に出力する。垂直偏向回路207、水平偏向回路208は、入力された各同期信号に基づき、それぞれノコギリ波電流を発生し、垂直偏向電流、水平偏向電流として、偏向装置9の垂直偏向コイル16、水平偏向コイル14に供給し、これにより各色ごとの電子ビーム6を各方向に規則正しく偏向させて、蛍光体スクリーン面2をラスター走査させる。
【0023】
図4は、上記補正コイル17a〜17dと1対の垂直偏向コイル16の接続状態を示す図である。
同図に示すように、補正コイル17a〜17dは、垂直偏向コイル16と直列に結線され、PQ間に上記垂直偏向回路207で生成される垂直偏向電流が供給される。各補正コイル17a〜17dの磁極の方向(各コアの軸芯方向)は、ガラスバルブ3の管軸と平行になるように配置されると共に、その前端部(蛍光体スクリーン面2側端部)に、次の図5で説明するような磁極が発生するように結線されている。
【0024】
図5は、偏向装置9を蛍光体スクリーン面2側から見たときの、補正コイル17a〜17dが発生する磁極と磁界の向きを示す。なお、図5では、上偏向の場合、すなわち蛍光体スクリーン面2の上半分を電子ビーム6で走査する場合に補正コイル17a〜17dが発生する磁界の向きを示している。
この図に示すように、垂直軸を挟んで右側の2個は同磁極、左側の2個も同磁極であり、右側の2個の補正コイル17a、17bには蛍光体スクリーン面2側にN極が形成され、左側の2個の補正コイル17c、17dには蛍光体スクリーン面側にS極が形成されるようになっている。また、下偏向の場合には、垂直偏向回路207より上記上偏向の場合と逆方向に垂直偏向電流が流されるので、上偏向の場合とは逆向きの磁界が発生し、左側の2個がN極、右側の2個がS極となる。
【0025】
図6は、補正コイル17a〜17dが発生する磁界により横線ミスコンバーゼンスが補正される様子を示す図である。なお、説明の便宜上、同図において水平軸より下方の補正コイル17b、17dの磁界は、電子ビーム6が下方に偏向されたときに生じる磁界を示しているため、図5に示す磁極の方向とは逆になっている。
【0026】
ここで、第1象限に配置された補正コイル17a近傍を通過する電子ビームに注目すると、インライン電子銃7の構成上、赤色発光蛍光体に射突する電子ビーム(図6中、Rで示す)が最も外側、すなわち補正コイル17aの最も近くを通過するので、当該補正コイル17aによって発生する補正磁界により最も強い補正作用(図6中、上向きの長い矢印で示す)を受ける。
【0027】
これに対して青色発光蛍光体に射突する電子ビーム(図6中、Bで示す)は、補正コイル17aから遠いので、その補正磁界のより受ける補正作用は弱くなる(図6中、上向きの短い矢印で示す)。したがって、これらの補正量の差し引き分だけ赤色発光蛍光体に射突する電子ビームが上方に、より多く偏向され、結果的に横線ミスコンバーゼンスが解消されることになる。
【0028】
横線ミスコンバーゼンスの発生量は、各象限における垂直方向の2分1の偏向量のときに最大となるので、補正コイル17a〜17dはそれぞれこの偏向量に対応した位置に設けることが望ましい。
上記では便宜上、あたかも補正コイル17aが丁度偏向範囲21の右の垂直方向の境界線21a上にあるように説明したが、実際には、偏向装置9の樹脂枠15の周囲に設けられているので、当該樹脂枠15の周上であって、偏向範囲21の中心Oと、偏向範囲21の境界線21aの上半分の2分の1の点Jとを結んだ線の延長上の位置Kに設置されることになる。
【0029】
同図に示すように水平軸と直線OJのなす角をθとすれば、前面パネル1の縦横の比が通常の3:4の場合には、tanθ=(3/2)/4=3/8となるから、これによりθはおよそ27°となり、樹脂枠15の水平方向に対してこの角度となる位置に補正コイル17aを取着すればよい。他の象限における補正コイル17b〜17dについても同様である。
【0030】
図7は、垂直方向における電子ビームの偏向量と補正コイル17a〜17dが発生する磁界の強さの関係を示すグラフである。
横軸は、蛍光体スクリーン面2または偏向範囲21における垂直方向の電子ビーム6の偏向位置であり、0が水平軸を、Vが上端を、−Vが下端をそれぞれ示す。また、縦軸は、Vが正の部分(電子ビームが上半分に偏向される場合)では、補正コイル17aもしくは17cにより発生する磁界の強さを示し、Vが負の部分(電子ビームが下半分に偏向される場合)では、補正コイル17bもしくは17dにより発生する磁界の強さを示している。
【0031】
図7に示すように、電子ビームが蛍光体スクリーン面の水平軸上に到達するときには垂直偏向電流が0であるから、各補正コイル17a〜17dが発生する磁界も0となる。この位置ではもともと横線ミスコンバーゼンスが生じていないので、補正磁界も0でよい。
図4で説明したように補正コイル17a〜17dには、垂直偏向電流が垂直偏向コイル16と直列に流されているので、電子ビームが上方(または下方)に偏向されていくにつれ、対応する補正コイル17a〜17dが発生する磁界は垂直偏向電流と同期して強くなり、V/2(または−V/2)付近で所定の磁界強度H1となる。
【0032】
ところが、上述のように各補正コイル17a〜17dには、可飽和コアが使用されており、この可飽和コアの材質、寸法などを適切に設定することにより、磁界強度が上記H1で飽和するようにしておけば、その後の垂直偏向電流の増加に伴って電子ビーム6がさらに上方(または下方)に偏向されていくにつれて、補正コイルによって発生される補正磁界は逆に弱くなっていく。
【0033】
したがって、図7に示すような可飽和特性を有する補正コイルを用いたとき、電子ビームの垂直方向の偏向量が、V/2(−V/2)の付近において補正磁界が一番作用するような位置に補正コイル17a〜17dを配置しておけば(図6参照)、偏向範囲の水平軸と上下の各対辺との中間の位置(垂直偏向中間領域)における横線ミスコンバーゼンスが最も強く補正され、水平軸付近でのコンバーゼンスは変化せず、また、偏向範囲の上辺や下辺付近でもほとんど変化しないように設定できるので、最適な横線ミスコンバーゼンスの補正が実現される。
【0034】
なお、一般的に、横線ミスコンバーゼンスの最大補正量(RラインとBラインの垂直方向における最大ずれ量)をD、カラー受像管装置100の画面の垂直方向の長さを2Lとし、また、電子ビーム6を上辺まで偏向させるとき(すなわち、垂直方向にLだけ偏向させるとき)の垂直偏向コイル16による磁界強度(最大磁界強度)をH2とすれば、横線ミスコンバーゼンスにおける一方のラインを最大補正量Dだけ変位させて他方に一致させるためには、当該最大補正量Dが必要となる垂直方向の位置において、最大磁界強度H2に対し、r=D/L×100(%)の磁界が発生するように補正コイルの巻き数や通電量などを設定すればよいことになる。すなわち、H1=H2×(D/L)・・・▲1▼の関係が成立する。
【0035】
但し、上述したように各象限において、対応する補正コイルにもっとも近い電子ビームに作用する補正磁界は、さらに離れた電子ビームに対しわずかながらも同方向に作用する。より具体的に、例えば、図6の第1象限においては、電子ビームRを偏向させる補正補正コイル17aの磁界は、わずかながら電子ビームBにも作用する。このため、両ライン間の横線ミスコンバーゼンスを完全に解消するためには、H1の値を上記▲1▼式で求められる値よりも若干大きめに設定するのが望ましく、最終的には、試作段階において作業員が画面を注視しながら上記▲1▼式で求められる値を目安にしてH1の値を微調整し、横線ミスコンバーゼンスが全く発生しなくなる値に設定される。
【0036】
例えば、カラー受像管装置100の画面サイズが縦横比3:4の19インチの場合には、横線ミスコンバーゼンスの最大補正量は、0.05mm〜1mm程度生じる。この画面サイズでは、上記2Lは、265(mm)となるので、最大補正量D=0.05(mm)のときは、上記r=(0.05/132.5)×100=0.038(%)の値となり、同様に最大補正量D=1(mm)のときは、r=(1/132.5)×100=0.75(%)の値となる。したがって、本例では、H1がH2に対して、ほぼ0.038%〜0.05%の範囲内になることを目安にしつつ、試作段階における上記微調整の過程を経て最終的な各補正コイル17a〜17dの仕様が決定される。
【0037】
具体的に、19インチの前面フラット型のカラー受像管装置の場合において、Mg−Zn系、Mn−Zn系、Ni−Zn系等の素材とし、横断面の縦・横がともに1mmで長さが25mmの四角柱のフェライトコアに、太さ0.2mmの銅線を40ターン巻いて補正コイルを作成し、この補正コイルを偏向装置9の樹脂枠15の前端部に、第1象限において水平軸から約27度の位置に設置し、他の象限についても同様な位置に設置して実験したところ、横線ミスコンバーゼンスが全く発生しなかった。
【0038】
(変形例)
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されないのは言うまでもなく、以下のような変形例を考えることができる。
(1)上記実施の形態においては、補正コイル17a〜17dとして可飽和型のコイルを使用し、これを垂直偏向コイル16と直列に接続することにより、垂直方向における電子ビームの偏向量に応じて磁界強度が図7のように変化するように構成したが、次のような構成にしてもよい。
【0039】
(1−1)垂直偏向回路207で生成される垂直偏向電流と同位相でかつ電流値が比例するノコギリ波電流を生成する電流発生装置を別途設け、これを補正コイルの補正磁界発生専用の制御装置としてもよい。
(1−2)また、可飽和コアを用いずに通常のコアを用いた補正コイルを用いて、通電する電流の制御のみで、発生する補正磁界の強度を、図7の場合とほぼ同様に変化させることも可能である。
【0040】
図8は、このような電流制御回路の一例を示す図であり、図9は、この電流制御回路により得られる、電子ビームの偏向量と補正磁界の強度の関係を示すグラフである。なお、図9においては、図7と同様、横軸は、蛍光体スクリーン面2または偏向範囲21における垂直方向の電子ビーム6の偏向位置を示し、縦軸は、Vが正の部分では、補正コイル17aもしくは17cにより発生する磁界の強さを示し、Vが負の部分では、補正コイル17bもしくは17dにより発生する磁界の強さを示している。
【0041】
図8に示すように本変形例における電流制御回路は、ダイオード19aと19bを逆方向に並列に接続したスイッチング回路19と抵抗20とを直列に接続して形成される第1回路31と、補正コイル17a〜17dを直列に接続した第2回路32とを並列に接続し、この並列回路と、直列接続された2本の垂直偏向コイル16とを接続点Sにおいて結線して構成される。両端のP、Qは、図4の場合と同様、垂直偏向回路207に接続され、垂直偏向電流が通電されるようになっている。
【0042】
ダイオード19a、19bは全く同じ特性のものが使用されており、所定電圧値E1以上の電圧が順方向に印加されると通電を開始するようになっている。このE1の値として、丁度電子ビーム6が垂直偏向中間領域に偏向されるときにスイッチング回路19の両端にかかる電圧値が設定される。
今、仮に上偏向の際にはPからQ方向に垂直偏向電流が流され、下偏向の場合にはQからP方向に垂直偏向電流が流されるものとする。上偏向の場合において、偏向量が0からV/2までの小さな段階では、垂直偏向電流の値も小さくS点における分圧の値も小さいので、スイッチング回路19におけるダイオード19a、19bはどちらも閉のままで、垂直偏向電流はもっぱら第2回路の補正コイル17a〜17dに流れる。この間では図4と全く同じ回路となるので、図7と同様に補正磁界が増加する。
【0043】
ところが、垂直偏向量がV/2になるとS点の電位も上がり、スイッチング回路19両端にE1の電圧が印加されることとなってダイオード19aが通電するようになり、垂直偏向電流が抵抗20にも分流される。そのため、その後垂直偏向電流が増加するにも拘わらず、補正コイル17a〜17dに通電される電流は低下し、補正磁界も減少傾向になる。ここで、抵抗20の抵抗値を適切に調整すれば、図9に示すように偏向量がV/2を超えると補正磁界の強度がなだらかに減少するように調整することができる。
【0044】
なお、同図における破線は、図7の場合における補正磁界の減少時の変化を示しており、本変形例の方が、V/2を超えたときに低下する程度が若干大きくなる傾向になるが、横線ミスコンバーゼンスに対する最大の補正量が必要となるV/2の偏向量において補正磁界が最大となって、補正の不要な水平軸付近および上辺付近では、0または0に近い値にまで低下しているので、上記実施の形態同様、横線ミスコンバーゼンスを的確に補正することができ、他の偏向領域におけるコンバーゼンスに悪影響を与えることはない。このことは下偏向の場合も同様である。
【0045】
(2)上記実施の形態においては、補正コイルは、各象限に1個ずつ、合計4個設けているが、補正コイルの個数は、それ以上であってもよい。但し、各象限における補正磁界のバランスなどを考えると、各象限には同数ずつ補正コイルを配置するのが望ましい。また、あまり個数が多いと、隣接する象限の磁界に悪影響を与えるおそれもあるので、補正コイルを4個を超えて設置するような場合には合計8個が適当であろう。
【0046】
各象限に複数の補正コイルを設けた場合には、当該複数の補正コイルによってそれぞれ発生された磁界強度の合成量が、図7のように変化するように、各補正コイルの設置位置やコイルの巻き数比、通電する電流比および電流の方向などが設定される。
(3)上記実施の形態では、各象限において水平軸から約27°の位置に補正コイルを設置したが、各象限における横線ミスコンバーゼンスの発生位置が異なるような場合には、各象限ごとに横線ミスコンバーゼンスの発生量が最大となる位置に対応する位置に各補正コイルを設置することにより、最適な横線ミスコンバーゼンスの補正が実現される。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るカラー受像管装置は、横線ミスコンバーゼンスを補正するための補正磁界を発生する補正手段を備え、当該補正手段の発生する補正磁界の強度が、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて変化するように構成される。これにより、電子ビームの垂直方向の偏向量に応じて変化する横線ミスコンバーセンスの発生量に対して必要な強度の補正磁界を発生させることが可能となり、的確な横線ミスコンバーゼンスの補正が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるカラー受像管装置の一部切欠き側面図である。
【図2】偏向コイルと補正コイルを備えた偏向装置の斜視図である。
【図3】本発明に係るカラー受像管装置を使用したテレビ受像機の回路構成を示すブロック図である。
【図4】補正コイルと垂直偏向コイルとの接続状態を示す図である。
【図5】電子ビームが上方向に偏向されているときの補正コイルが発生する磁界の向きを示す図である。
【図6】補正コイルから発生する磁界によって横線ミスコンバーゼンスが補正される様子を示す図である。
【図7】電子ビームの垂直方向の偏向量と補正コイルが発生する磁界の強度との関係を示す図である。
【図8】上記補正コイルと垂直偏向コイルの別の接続例を示す図である。
【図9】図8の接続状態にした場合の、電子ビームの垂直方向の偏向量と補正コイルが発生する磁界の強度との関係を示す図である。
【図10】従来のカラー受像管装置において発生する蛍光体スクリーン面上の横線ミスコンバーゼンスを示す図である。
【符号の説明】
1 前面パネル
2 蛍光体スクリーン面
3 ガラスバルブ
5 ネック部
6 電子ビーム
7 インライン電子銃
9 偏向装置
13 コンバーゼンスユニット
14 水平偏向コイル
15 樹脂枠
16 垂直偏向コイル
17a〜17d 補正コイル
19 スイッチング回路
19a,19b ダイオード
20 抵抗
21 偏向範囲
100 カラー受像管装置
200 テレビ受像機
204 色信号再生回路
205 同期回路
207 垂直偏向回路
208 水平偏向回路

Claims (11)

  1. 前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、
    前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、
    前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、
    前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するための補正磁界を発生する補正手段と
    を備え、
    前記補正手段は、
    補正磁界を発生する複数の補正コイルと、この複数の補正コイルに供給する電流を制御する制御手段とを有し、
    前記補正コイルは、前記偏向手段から前記前面パネルに至るまでのガラスバルブ外部の位置であって、その位置における電子ビームの偏向範囲の外縁をなす4角形における左右の各辺よりも外側で、かつ上下の各辺よりも内側の範囲内に、前記偏向範囲の中心を原点とする第1ないし第4象限の各象限域に対し少なくとも1個ずつ配設されると共に、前記制御手段は、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて補正磁界の強度が変化するように前記複数の補正コイルに供給する電流を変化させることを特徴とするカラー受像管装置。
  2. 前記制御手段は、前記補正コイルに供給する電流を垂直方向の電子ビームの偏向量に応じて増大させると共に、前記補正コイルは、可飽和コアの周りにソレノイドコイルを巻いてなり、供給される電流が所定の値になったときの前記補正コイルが発生する補正磁界の強度を最大とし、それよりも大きな電流が通電されると前記可飽和コアが飽和するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のカラー受像管装置。
  3. 前記制御手段は、前記補正コイルに、垂直偏向コイルに供給される垂直偏向電流に比例して変化する電流を供給することを特徴とする請求項1または2に記載のカラー受像管装置。
  4. 前記偏向手段は、垂直偏向コイルに供給する垂直偏向電流を制御する垂直偏向制御手段を含み、
    前記垂直偏向制御手段が前記制御手段を兼ねると共に、前記複数の補正コイルは、前記垂直偏向コイルと直列に接続されて、垂直偏向電流が供給されることを特徴とする請求項2または3に記載のカラー受像管装置。
  5. 前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、
    前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、
    前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、
    複数の補正コイルを有し、前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するための補正磁界を発生する補正手段と
    を備え、
    前記補正コイルは、前記偏向手段から前記前面パネルに至るまでのガラスバルブ外部の位置であって、その位置における電子ビームの偏向範囲の外縁をなす4角形における左右の各辺よりも外側で、かつ上下の各辺よりも内側の範囲内に、前記偏向範囲の中心を原点とする第1ないし第4象限の各象限域に対し少なくとも1個ずつ配設されると共に、
    これらの複数の補正コイルが直列に接続された第1回路が、順方向および逆方向に所定の大きさの電圧値が印加されたときに通電するスイッチング回路と抵抗素子とを直列に接続した第2回路と並列に接続され、当該並列回路に垂直偏向コイルに供給される垂直偏向電流に比例して変化する電流が供給されることにより、電子ビームの垂直方向における偏 向量に応じて補正磁界の強度が変化することを特徴とするカラー受像管装置。
  6. 前記スイッチング回路が通電する所定の大きさの電圧値は、電子ビームが横線ミスコンバーゼンスについて最大の補正量が必要となる垂直方向の位置に偏向されたときに当該スイッチング回路の両端に生じる電圧値であることを特徴とする請求項5に記載のカラー受像管装置。
  7. 前記補正コイルが設置される、前記偏向範囲の第1ないし第4象限の各々の象限に対応する垂直方向における位置は、横線ミスコンバーゼンスの最大の補正量が必要な垂直方向の位置に対応することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカラー受像管装置。
  8. 前記横線ミスコンバーゼンスの最大の補正量が必要な垂直方向の位置は、電子ビームの偏向範囲の原点を通る水平軸からの垂直方向における電子ビームの偏向量が、当該偏向方向における全偏向量のほぼ1/2のときの位置であることを特徴とする請求項7に記載のカラー受像管装置。
  9. 前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、
    前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、
    前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、
    前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するため、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて強度が変化する補正磁界を発生する補正手段と
    を備え、
    前記補正手段は、複数の補正コイルを有し、当該複数の補正コイルが、前記偏向手段の蛍光体スクリーン面側に設けられていることを特徴とするカラー受像管装置。
  10. 前面パネルの内面に蛍光体スクリーン面を有するガラスバルブと、
    前記ガラスバルブ内部に配設され、前記蛍光体スクリーン面に電子ビームを照射するインライン電子銃と、
    前記電子ビームを水平方向と垂直方向のそれぞれの方向に偏向する水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備えた偏向手段と、
    前記蛍光体スクリーン面の上半分と下半分のそれぞれの領域における垂直方向の約2分の1を占める垂直偏向中間領域に発生する横線ミスコンバーゼンスを補正するため、電子ビームの垂直方向における偏向量に応じて強度が変化する補正磁界を発生する補正手段と
    を備え、
    前記補正手段は、複数の補正コイルを有し、当該複数の補正コイルの各磁極の方向が、前記ガラスバルブの管軸に平行であることを特徴とするカラー受像管装置。
  11. 前記補正手段は、前記複数の補正コイルに供給する電流を制御する制御手段を備え、
    前記補正コイルは、前記蛍光体スクリーン側から見たときに電子ビームの偏向範囲の中心を原点とする第1ないし第4象限の各象限域に対し少なくとも1個ずつ配設され、前記制御手段は、(a)電子ビームが偏向範囲の上半分に偏向されているときに、前記第1象限にある補正コイルと前記第2象限にある補正コイルの蛍光体スクリーン側の磁極がそれぞれN極、S極となり、かつ、(b)電子ビームが偏向範囲の下半分に偏向されているときに、前記第3象限にある補正コイルと前記第4象限にある補正コイルの蛍光体スクリーン側の磁極がそれぞれN極、S極となるように各補正コイルに電流を供給することを特徴とする請求項9または10に記載のカラー受像管装置。
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