JPH05501096A - アンチロック流体圧ブレーキシステム - Google Patents

アンチロック流体圧ブレーキシステム

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JPH05501096A
JPH05501096A JP3508742A JP50874291A JPH05501096A JP H05501096 A JPH05501096 A JP H05501096A JP 3508742 A JP3508742 A JP 3508742A JP 50874291 A JP50874291 A JP 50874291A JP H05501096 A JPH05501096 A JP H05501096A
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リュテッケ、ハラルト
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アルフレッド・テヴェス・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アンチロック流体圧ブレーキシステム [技術分野] 本発明は、少なくとも1つのホイールブレーキと補助圧力源とを備えたアンチロ ック流体圧ブレーキシステムで、大口弁が上記補助圧力源と上記ホイールブレー キとの間の圧力ラインに挿入されると共に、上記ホイールブレーキが出口弁を介 して戻りラインに接続され、且つ差圧制限器が上記補助圧力源と上記人口弁との 間のラインに設けられると共に、上記人口弁の閉止部材がばね力及びホイールブ レーキ内圧力によりラインを開けるようになっているアンチロック流体圧ブレー キシステムに関するものである。
[背景技術] この種のシステムは、ドイツ公開公報3842699.1で公知になっている。
これには、タンデムマスタシリンダと各ブレーキ回路に対するポンプを備えたデ ュアル回路ブレーキシステムが開示されている。ホイールブレーキシリンダは、 それぞれ1つの大口弁を介して、ポンプに通じる圧力ライン及びマスクブレーキ シリンダに通じるブレーキラインに接続されると共に、それぞれ1つの出口弁を 介して、供給リザーバに通じる戻りラインに接続されている。そして、大口弁は 通常は開いており、一方、出口弁は通常は閉じられている。
ホイールの回転状態は、ブレーキ操作中、常にモニタされている。いずれか1つ のホイールが危急ロック状態になると、ポンプが起動され、危急ロック状態にあ るホイールの入口弁及び出口弁は、ホイールブレーキ内の圧力が、ホイールの最 適スリップ値になるように、駆動される。圧力を下げるために、出口弁は開けら れ、入口弁は閉じられる。圧力を保持するため、両弁は閉じられ、一方、圧力を 上げるために、大口弁が開けられ、出口弁が閉じられる。
大口弁及び山口弁は、電磁駆動弁で、弁座に当接する閉止部材を有している。
弁ばねの力に対応する圧力を越えたブレーキ流体圧からスタートする。補助圧力 源と大口弁との間の差圧制限器が、弁ばねにより決められる圧力勾配が入口弁に 作用するようにする。この圧力勾配は、例えば25バールに調整される。従って 、この圧力勾配は、ブレーキシステムで、危急アンチロック制御時に生ずる圧力 勾配に比べ相当に小さい。
しかし、戻りライン及び差圧制限器における動的作用により、大口弁の前面に形 成される圧力は、所望のレベルを越えることが明らかになった。
[発明の開示] そこで、本発明は、いかなる条件の下においても、大口弁での圧力勾配が一定に なることが確保できる手段を提供することを課題とするものである。
この課題は、ホイールブレーキに向いて開く圧力リリーフ弁を、大口弁に並列に 接続することによって達成される。
本発明の好ましい態様は、サブクレームに開示されている。
特に、差圧制限器の構成については、クレーム7〜10を参照されたい。
差圧制限器の制御動作の安定性に対するすべての要求を充足するコンパクトなユ ニットの回路を得るために、差圧制限器は、3つの室(制御室、人口室、出口室 )を有するハウジングと一体になっており、ここで弁体は、環状溝を備えた段付 きピストンになっており、上記ハウジングは上記環状溝に通ずる少なくとも1つ のポートを有しており、且つ上記環状溝に隣接するピストン部分は弁スライド路 内をスライドして、上記ポートを閉じるようになっている。
特に重要なことは、差圧制限弁がバルブスライド構造になっていることであり、 更に、圧力リリーフ弁がバルブスライドのピストン中に設けられるようになって いることである。
[図面の簡単な説明] 第1図は、本発明のブレーキシステムの流体圧回路を示すもので、マスクシリン ダは断面で示されている。
第2図は、好ましい差圧制限器の一例を示す。
第3図は、好ましい差圧制限器の他の例を示す。
[実施例] 以下、本発明の実施例を3つの図を参照して詳細に説明する。
流体圧ブレーキシステムは、マスタブレーキシリンダ1を有しており、その上流 に、空気圧ブースタ2が接続されている。この空気圧ブースタ2は、ペダル3に より駆動されるようになっている。フローティングピストン5及びブツシュロッ ドピストン6が、マスタブレーキシリンダ1の長手方向ボア4内をシールしてガ イドされるようになっている。これらピストンが、マスタブレーキシリンダ1の ボア4内に、2つの作動室7及び8を画している。ブツシュロッドピストン6及 びフローティングピストン5は、中央弁9を有している。
この弁の閉止部材10は、ピストンの初期位置で、ハウジングに固定されたスト ップ上のタペットにより、弁座から離されている。こうして、作動室7及び8並 びに供給リザーバ11との間は連通されている。運転者がペダル3を踏むと、ブ ツシュロッドピストン6は、空気圧ブースタ2により助けられて、マスタブレー キシリンダ内にシフトする。これにより、中央弁9が閉じ、圧力媒体が作動室8 から、接続されたブレーキ回路に流出する。この結果、フローティングピストン 5もシフトされ、圧力媒体が作動室7から、同様に流出する。両作動室は、それ ぞれブレーキライン12により、車のホイールブレーキ32に接続されている。
ホイールブレーキは、前がV1後がR1左がL1右がRの文字の組合わせにより 表示されている。
1つのブレーキ回路だけが示されている。図示しない回路も同様の構成になって いる。
更に、ブレーキシステムは、モータMにより駆動されるダブルポンプ13を有し ている。このポンプは、流体を供給リザーバ11から、それぞれの圧力ライン1 4を介して、ブレーキライン12に送給する。ブレーキライン12及びホイール ブレーキへのブランチラインには、それぞれ人口弁15が挿入されている。これ ら人口弁は、電磁駆動弁で、ベース位置で開いている。
ホイールブレーキは、更に、戻りライン16を介して供給リザーバ11に接続さ れている。戻りライン16のブランチラインには、それぞれ出口弁17が挿入さ れている。これら出口弁は、電磁駆動弁で、非励磁状態で閉じられている。
大口弁15の上流側、即ち、入口弁15とポンプ13またはマスタブレーキシリ ンダ1との間には、それぞれ差圧制限器18が挿入されており、その制御ライン 19は、それぞれホイールブレーキに直接接続されている。
ホイールブレーキに向いて閉じる逆止弁21が、大口弁15及び差圧制限器18 に並列するバイパスライン20に挿入されている。
れている。この圧力リリーフ弁は、制御ライン19を、大口弁15と差圧制限器 18との間のブレーキライン部分に接続している。圧力リリーフ弁30は、制御 ラインに向いて開いている。
通常は大口弁に組込まれている絞り31が、制御特性を改善するために、制御ラ インのブレーキラインへの接続部の真下に配置されている。
差圧制限器の詳細が図2に示されている。これは、相互に隣接した3つの室を有 するハウジングから構成されている。
図上で右側に、大口弁15を介してホイールブレーキに接続された出口室37が ある。
出口室37の左側に、圧力ライン14又はブレーキライン12に接続された入口 室38がある。室37と38とは、相互に壁22により仕切られており、この壁 22には便通路となる孔が開けられている。入口室38の左側に制御室23があ り、制御ライン19を介して、ホイールブレーキに直接接続されている。弁軸2 5が、入口室38と制御室23との間の壁24をシールして貫通しており、この 弁軸は壁22の中央孔を通って出口室37内に達している。この弁軸の端部は、 円錐状又は球状の弁閉止部材26になっている。
弁ばね27が制御室23内に配置され、ハウジングの底と弁軸25とに当接して いる。上記弁ばね27は軸25がストップ39に当接するよう付勢している。そ して、ベース位置では、ストップ39により、弁体26は弁座18から離れてい る。こうして、入口室38と出口室37との間に、自由通路が形成されている。
システムは、次のように作用する。
初期位置で各部材は図に示す位置にあり、また弁は図に示すスイッチ位置にある 。ペダル3を操作すると、圧力媒体は作動室7及び8からブレーキライン12を 通り、開いている弁15を経て、ホイールブレーキに達する。こうして、圧力媒 体がブレーキ回路に充満し、ブレーキが掛けられ、車は減速される。差圧制限器 は開いたままである。何故なら、同じ量の圧力媒体が出口室37内及び制御室2 3内に充満するからである。従って、弁軸25に作用する力はバランスしている ので、ばね27が弁26.28を開いた状態に保持できる。
圧力リリーフ弁30も、同様に閉じられている。
ペダル力の増大により、ブレーキ回路内の圧力が上昇すると、ホイールはロック し易くなり、アンチロックモードが始まる。ポンプ13のモータMが起動され、 また人口弁15が閉じられる。圧力ライン及びブレーキラインの圧力が、ホイー ルブレーキの、圧力が追随することなく、上げられる。ここで、出口室37の圧 力が、制御室23の圧力より高くなるので、軸25にばね力に抗する力が作用し 、軸を、図2に示す、左側に動かす。これにより、弁体26が弁座28に当接し 、入口室38と出口室37との間の接続を閉じる。ばねのバイアスは、出口室3 7と制御室23と差圧が、例えば25バールで、弁が閉じられるように調整され る。ホイールブレーキ内の圧力は、出口弁17を開けることにより、より早く下 げられる。ここで、若し、ホイールブレーキ内の圧力を再び上昇させる場合には 、大口弁15を開く。これにより、出口室37と制御室23の圧力が、再びバラ ンスし、差圧が25バールになると、差圧制限器の弁通路が開けられ、圧力媒体 がポンプからホイールブレーキに送られる。
次のことが重要である。すなわち、ブレーキ流体圧力が、弁ばね27の力に対応 する圧力を越えた場合に、差圧制限器により、大口弁15上の圧力勾配が常に所 定の一定の値に調整されることである。
圧力リリーフ弁30は、動的作用により、入口弁の前の圧力が、ホイールブレー キ内の圧力よりほぼ25バール高くなることを防止する。すなわち、若しこの状 態になると、圧力リリーフ弁が開き、上記圧力にバランスさせる。かくして、入 口弁が閉じられたとき、大口弁の前の一様な高さの圧力形成が保証される。
図3に示すものは、弁の配置については、図1に対応するものである。ここでは 、同じ符号が付されている。加えて、次が適用されている。
差圧制限器18と大口弁15との間のブレーキラインの一部46が、圧力リリー フ弁30を介して、制御室23に接続されている。圧力リリーフ弁30は、制御 室23に向いて開いている。
通常は大口弁に組込まれている絞り31が、制御特性を改善するために、制御室 の直下のブレーキラインに挿入されている。
差圧制限器18は、段付きボア41を有するハウジング40に組込まれている。
小径段が内側に配され、一方、大径段は外側にあり、プラグ42により閉じられ ている。段付きピストン43が、ボア内をガイドされる。そして、ピストンの小 径部によりボアの小径部に出口室37を画し、またピストンの大径部によりボア の大径部に制御室23を画している。
出口室37は、ハウジングボート45及びライン46を介して、大口弁15に接 続されている。ライン部分46は、ブレーキライン12の一部である。制御室2 3は、大口弁の他側に接続する第1ポート48及びホイールブレーキに接続する ポート49を有している。絞り31が、ポート49とホイールブレーキ32との 間に挿入されている。
制御室23内に制御ばね50が設けられている。このばねは、一方では段付きピ ストン43に当接し、他方でプラグ42に当接している。このばねは、段付きピ ストン43をストップ51に押圧している。この例では、ストップ51は、段付 きボアの小径部と大径部との段部により形成されている。
段付きピストン43の小径部の領域に、入口室38として作用する、環状溝52 が形成されている。すなわち、この溝部の領域に、マスタブレーキシリンダに接 続されるポート58がある。このポート58の反対側に、他のポート59があり 、これもマスタブレーキシリンダに接続されているので、一様な加圧がなされる 。長手方向ボア53が段付きピストン43を貫通しており、出口室37に面する 一端から、制御室23に面する他端に通じている。横方向ボア54が、直交して 開けられている。この横方向ボア54は、ピストン43の軸を通る長手方向ボア 53に交差し、両端は溝52に開口している。こうして、溝52と出口室37と の間が接続されている。
長手方向ボア53の制御室23に通ずる部分に、圧力リリーフ弁30が設けられ ている。このために、長手方向ボア53に、弁座55となる段部が形成されてい る。弁ボール56が、弁ばね57により、弁座55に当接している。弁ばね57 は、段付ピストン43の端面に挿入された環状インサート62に当接している。
溝52は、入口室37側で、制御エツジ61を有するピストン部分60により画 されている。
上記制御エツジ61は、段付ピストン43の図に示す位置で、ポート58及び5 9の前に位置している。従って、段付ピストン43がばね50の力に抗して移動 すると、制御エツジ61がポート58及び59を越えて移動して、ピストン部6 0がポートを閉じ、溝52をマスクブレーキシリンダから仕切る。こうして、ブ レーキライン12は遮断される。制御エツジ61は、ポート58.59と協同し て、弁を構成している。
更に、出口室37と制御室23との間の差圧は、圧力リリーフ弁30により、所 定の値に調整される。
システムは、次のように作用する。
初期位置で各部材は図に示す位置にあり、また弁は図に示すスイッチ位置にある 。ペダル3を操作すると、圧力媒体は作動室7及び8からブレーキライン12を 通り、開いている弁15を経て、ホイールブレーキに達する。こうして、圧力媒 体がブレーキ回路に充満し、ブレーキが掛けられ、車は減速される。差圧制限器 は開いたままである。何故なら、同じ量の圧力媒体が出口室37内及び制御室2 3内に充満するからである。従って、段付ピストン43に作用する力はバランス しているので、ばね50が差圧制限器18の弁58.59を開いた状態に保持で きる。圧力リリーフ弁30も、同様に閉じられている。
ペダル力の増大により、ブレーキ回路内の圧力が上昇すると、ホイールはロック し易くなり、アンチロックモードが始まる。ポンプ13のモータMが起動され、 また人口弁15が閉じられる。圧力ライン及びブレーキラインの圧力が、ホイー ルブレーキの圧力が追随することなく、上げられる。ここで、出口室37の圧力 が、制御室23の圧力より高くなるので、段付ピストン43にばね力に抗する力 が作用し、段付ピストンを、図に示す、左側に動かす。これにより、ピストン部 60がポート68.59の前に移動する。こうして、マスタブレーキシリンダ1 と出口室37との間の接続を閉じる。
ばねのバイアスは、出口室37と制御室23との差圧が、例えば25バールで、 弁が閉じられるように調整される。ホイールブレーキ内の圧力は、出口弁17を 開けることにより、より早く下げられる。ここで、若し、ホイールブレーキ内の 圧力を再び上昇させる場合には、大口弁15を開く。これにより、出口室37と 制御室23の圧力が、再びバランスし、差圧が25バールになると、差圧制限器 18の弁58.59が開けられ、圧力媒体がポンプからホイールブレーキに送ら れる。
次のことが重要である。すなわち、ブレーキ流体圧力が、弁ばね50の力に対応 する圧力を越えた場合に、差圧制限器により、大口弁15上の圧力勾配が常に所 定の一定の値に調整されることである。
圧力リリーフ弁30は、動的作用により、大口弁の前の圧力が、ホイールブレー キ内の圧力よりほぼ25バール高くなることを防止する。すなわち、若しこの状 態になると、圧力リリーフ弁が開き、上記圧力にバランスさせる。かくして、入 口弁が閉じられたとき、入口弁の前の一様な高さの圧力形成が保証される。
弁スライドが、差圧の精密な制御を十分保証する。同時に、ピストン部分のリー ク量を所定の量に調節することができ、従って、単位時間に所定の量の圧力媒体 が流れる。この量を、制御に必要な圧力媒体量にほぼ同じにすると、大口弁15 をスイッチ切替えする必要がなくなり、その結果ノイズの発生が減少される。
要 約 書 アンチロック流体圧ブレーキシステム ホイールブレーキ内の圧力が、入口弁(15)及び出口弁(17)により、ホイ ールの回転パターンに対応して制御される。ホイールブレーキには、ポンプ(1 3)から圧力媒体が入口弁(15)を介して送給されると共に、圧力媒体はそこ から出口弁(17)を介して抜出される。
これら弁(15,17)は、電磁駆動弁で、制御中に相当なノイズを発生する原 因になっている。入口弁(15)の前に差圧制限器(18)を挿入することによ り、少なくともこの弁により生じるノイズを相当減らすことができる。更に、制 御特性が改善される。
圧力リリーフ弁(30)が、入口弁(15)が閉じられたときに、一様な圧力形 成が生ずることを保証する。
第1図 国際調査報告 1meT+w+le++el^+m−+16MN−,PCT/EP 91100 876国際調査報告 PCT/EP 91100876

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つのホイールブレーキと補助圧力源とを備えたアンチロック流 体圧ブレーキシステムで、入口弁が上記補助圧力源と上記ホイールブレーキとの 間の圧力ラインに挿入されると共に、上記ホイールブレーキが出口弁を介して戻 りラインに接続され、且つ差圧制限器が上記補助圧力源と上記入口弁との間のラ インに設けられると共に、上記差圧制限器の閉止部材がばね力及びホイールブレ ーキ内圧力によりラインを開けるようになっているアンチロック流体圧ブレーキ システムにおいて、 上記ホイールブレーキに向き開く圧力リリーフ弁が、上記入口弁(15)に並列 に接続されていることを特徴とするアンチロック流体圧ブレーキシステム。 2.ブレーキシステムがペダル操作マスタブレーキシリンダを有しており、その 作動室(7、8)が、ブレーキライン(12)を介して、上記補助圧力源(13 )と上記差圧制限器(18)との間のラインに接続されている請求項1に記載の ブレーキシステム。 3.上記戻りライン(16)が供給リザーバ(11)に接続されると共に、上記 補助圧力源には、供給リザーバ(11)から圧力媒体を送給する少なくとも1つ のポンプ(13)が設けられている請求項1に記載のブレーキシステム。 4.上記補助圧力源(13)の出口の圧力が、上記ペダル力に比例して調整され るようになっている請求項2に記載のブレーキシステム。 5.上記補助圧力源の出口は、圧力制限弁(9)を介して、上記供給リザーバ( 11)に接続されると共に、上記圧力制限弁(9)は上記ペダル力により作動さ れるようになっている請求項4に記載のブレーキシステム。 6.上記マスタブレーキシリンダ(1)は、作動室(7、8)を画するピストン (6、5)の中に装入された少なくとも1つの中央弁(9)を有している請求項 5に記載のブレーキシステム。 7.上記差圧制限器(18)は、3つの室(制御室(23)、入口室(38)、 出口室(37))を有するハウジングと一体になっており、上記入口室と出口室 との間の通路は弁体(26)により閉じられるようになっており、上記弁体の軸 (25)は上記入口室(38)と制御室(23)との間の分離壁(24)にシー ルしてガイドされるようになっている請求項1に記載のブレーキシステム。 8.上記制御室(23)は上記ホイールブレーキに接続され、上記入口室(38 )は上記補助圧力源(13)に接続され、また上記出口室(37)は、上記入口 弁(15)を介して、同様に上記ホイールブレーキに接続されている請求項7に 記載のブレーキシステム。 9.上記制御室内にばね(27)が設けられ、このばねは一方でハウジングに当 接し、他方で上記弁軸(25)に当接し、かくて上記弁体(26)を弁座(28 )から離すように付勢している請求項7に記載のブレーキシステム。 10.通常は上記入口弁に組込まれている絞り(31)が、上記入口弁の下流の ブレーキラインに接続された制御ライン(19)と、上記ホイールブレーキとの 間に設けられている上記請求項のいずれか1つに記載のブレーキシステム。 11.上記差圧制限器(18)は、3つの室(制御室(23)、入口室(52) 、出口室(37))を有するハウジング(40)と一体になっており、ここで上 記弁体は、環状溝(52)を備えた段付きピストン(43)になっており、上記 ハウジングは上記環状溝(52)に通ずる少なくとも1つのポート(58、59 )を有しており、且つ上記環状溝に隣接するピストン部分(60)は弁スライド 路内をスライドして、上記ポート(58、59)を閉じるようになっている請求 項1に記載のブレーキシステム。 12.上記制御室(23)は上記ホイールブレーキに接続され、上記入口室(環 状溝52)は上記補助圧力源(13)に接続され、また上記出口室(37)は、 上記入口弁(15)を介して、同様に上記ホイールブレーキに接続されている請 求項11に記載のブレーキシステム。 13.上記ピストン(43)には長手方向ボア(53)及び横方向ボア(54) が設けられ、これらは上記溝(52)を上記出口室(37)及び上記制御室(2 3)に接続し、且つ上記圧力リリーフ弁(30)が上記制御室(23)への接続 部に挿入され、また上記弁座(55)が上記ピストン(43)に設けられている 請求項11に記載のブレーキシステム。 14.上記ピストン部分(60)の直径は、対応するボアの内径より僅かに小さ くなっており、上記環状室(52)と出口室(37)との間に所定の量のリーク があるようになっている請求項11に記載のブレーキシステム。
JP3508742A 1990-07-26 1991-05-10 アンチロック流体圧ブレーキシステム Pending JPH05501096A (ja)

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