JPH05500249A - 構造ビームを形成するための型枠 - Google Patents

構造ビームを形成するための型枠

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JPH05500249A
JPH05500249A JP2508662A JP50866290A JPH05500249A JP H05500249 A JPH05500249 A JP H05500249A JP 2508662 A JP2508662 A JP 2508662A JP 50866290 A JP50866290 A JP 50866290A JP H05500249 A JPH05500249 A JP H05500249A
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バーカー バーナード ジョフリー
クリフトン ロイストン アラン
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トレンチフォーム リミテッド
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 構造ビームを形成するための型枠 本発明は、建造物または建造物土台に用いられるコンクリート構造はり1例えば 地中はり、架空はりまたは同様な構造物を形成する方法および装置に関する。
建造物の土台を形成する際、コンクリートの地中はりを、地中に灯ち込んだコン クリート杭とともに使用することは、後の構築作業に備えて良好な土台を設ける ための周知の方法である。土台を設ける場合、コンクリートから形成され、中に 厚い金属の補強筋を埋め込んでいる抗または柱を、地中に可能な限り深く打ち込 む。地面が特に堅固なものではない場合、杭は、その先端がより堅い物質の層に 突き当たるまで打ち込まれる。杭を一杯まで打ち込んだ後、杭の上端にキャップ をかぶせ、割れ目を入れ、その端部を露出させる。
そしてコンクリートの地中はりを杭と杭の間に形成し、それらを連結する。はり の幅および奥行は、土台の上に建造されるものによって決まる。
従来は、溝を掘り、その溝の底をドライレン(Drylene )コンクリート によって裏打ちしてきた。これは、はりを成型し、はりが形成されたときにそれ を保護するための良好な表面を得るために必要である。そして、木の型枠および 筋かいを、木工作業により、溝の基部の上、二本の杭の間の部分に建て、地中は りのための型または型枠を用意する。この型は、ドライレンで被覆した溝の基部 と、型枠によって形成される二枚の壁とからなる。そして、後で型枠を取り外す 二とかできるように型枠に離型油を塗布し、溝の床の上の、固定されていないス ペーサーブロックの上に補強ケージを配置する。
この補強ケージは、断面がほぼ長方形の、型枠の二枚の壁の内側を溝の全長にわ たって延びる網目状の金属ケージからなる。ケージは、後で地中はりの中に配置 されたときに湿気にさらされないよう、スペーサーブロックによって溝の床の上 に持ち上げなければならない。
ケージの端部は、コンクリート杭から突出した鉄筋の先端と係合させる。そして 、形成された型にコンクリートを注入する。コンクリートが硬化した後、再利用 に備えて型枠を取り外し、型枠の除去によって残された溝の空間を不活性材料に よって裏込めする。
地中はりを形成するこの方法は多数の欠点を有している。主として、掘り出さな ければならない不要な土の量に関する問題が数多くある。コントクリートを注入 する間に型枠を静止させておくための筋かいおよび支持体を設けるのに充分な空 間を溝の中に確保するためには、地中はりの幅の少なくとも二倍の幅の溝を掘ら なければならない。この空間はまた、木工作業によって型枠を建て、はりを設け た後にその型枠を解体するためにも2要である。不必要な量の物質を掘り出すこ とは、時間および労働費のいずれをも増大させ、不要な土壌を貯蔵、処分する際 の問題を提示する。この「ごみ捨て」問題は、過剰な物質を廃棄するための場所 を見つける困難、過剰な物質などを運搬する費用などから、ますます重大なもの となっており、掘り出された土壌は体積か膨張するという現実によってさらに深 刻化している。さらには、はりを設けた後、溝の中に残る空間に不活性材料を再 充填し、溝の両側面にその充填材を締固めしなければならない。
また、木の型枠を構築することにより地中はりを形成する従来の方法は極めて時 間を要するものである。多量の木製型枠(型の内壁のための、おそらくはプラス チックまたは金属の面を有する木材を含む)を用意する費用のため、多くの場合 、一度に構築することができるのは、地中はりの縦方向における一区分のみであ る。そこにコンクリートを注入した後、コンクリートが硬化するまで少な(とも 24時間待ち、その後、型枠を解体し、地中はりの次の部分を形成するために再 び組み立てる。これは、土台を構築するために必要な時間を大幅に増大するだけ でなく、地中はりに少なくとも一箇所の「常温接合部」を形成することになり、 はりを構造的により不安定にしてしまう。さらには、型枠製作の仕事は熟練を有 するものであり、構築には熟練した木工作業者の作業を必要とする。
これら緩慢さおよび複雑さの問題は、架空はりを形成する従来の方法であって、 建造物の金属の大ばつの回りにコンクリートを設置し、地中はりを形成すること に使用されるものに類似した木の型枠によって画定される型の中でそのコンクリ ートを硬化させることによる方法にも伴う。さらには、型枠をはりの回りに支持 するために、比較的幅広の台を設けなければならないこともある。
地中はりの形成に伴う問題は、欧州特許第0141465号にいくらか述べられ ている。この特許は、四枚の壁および底からなるポリスチレン製の箱からなり、 補強ケージをその中に有する型枠ユニットを用い、コンクリートが硬化した後、 その箱が形成された地中はりの回りに配置されたまま残る、土台を形成する方法 を開示している。
コンクリートが硬化した後も配置されたまま残る使い捨て型枠を用いることによ り、コンクリートを注入する直前に溝を裏込めすることができ、この裏込めか、 コンクリートを注入するときに型枠の壁が外側に移動しないように主な支持を提 供する。裏込めを用いて支持を得ることはまた、溝を、地中はりの幅よりもあま り大きく掘らな(でもよいことを意味し、掘り出さなければならない物質の量を 減少させ、発掘、貯蔵および廃棄にかかる時間および費用の節減に至る。特別な 不活性材料を用いるならば、裏込めずべき充填材の量もまた、通常の方法におけ る場合よりも少なくなり、それがさらなる費用節減につながる。
早めの段階での裏込めはまた、型枠にコンクリートを充填するためにそれに近づ (ことを安易にし、さらなる作業台などを設ける必要性を除く。
欧州特許第0141465号の型枠ユニットは、多数の欠点、特に安定性および 使用の簡便さに関するものを有している。欧州特許第0141465号のユニッ トが直立するとともに裏込めの間もその形状を維持することができるように充分 な支持を提供するために、箱の内側のスペーサーの上に補強ケージを設け、筋か いワイヤによって箱の壁および床をケージに縛り付ける。この筋かいを用いても 、ユニットは、特に裏込めの間、特に安定であるとは見えず、ユニットを縛り付 ける方法は見た目が悪く時間を要する方法であるともいえる。さらには、一定の 寸法の箱を用いることは、明らかに、異なる長さおよび幅の地中はりを形成する 際の構造物の適合性を損なわせる。箱の長さの二倍の長さの地中はりを製造する ためには、二個の箱を互いに隣接させて配置しなければならず、全長において分 断された地中はりが形成されることになる。
本発明の一態様によると、建造物または建造物土台を支える構造はりを形成する ための、はりの型を得るために配設される二枚の側壁を有する型枠を用意するこ とを含む方法であって、型枠が、少なくとも二個の、事前に組み立てた自立型の 対向する部品を含み、各部品が、外側に延びる支持フーチングを一体に有する側 壁を含み、支持フーチングを安定させて該部品の位置を維持することを助長し、 注入されるコンクリートを型に充填し、そのコンクリートを硬化させることを特 徴とする方法が得られる。
地中はりの形成に使用される場合、この方法は、溝を掘り、型枠部品を、各部品 の支持フーチングが各側壁から隣接する溝の壁に向って外向きに延びるよう、そ の溝の中に配置し、支持フーチングの上に、型枠の側壁と隣接する溝の壁との間 の空間を少なくとも部分的に満たすほどに充填材を裏込めし、裏込めの後、型に コンクリートを充填し、そのコンクリートを硬化させ、硬化したコンクリートの 回りに型枠を永久的に配置したままにすることを含む。
型を画定する形状を有する二個の事前に組み立てた自立型の部品を有する型枠を 用いると、設置の時間および費用、製造費ならびに適合性に関して、従来の技術 にまさる有意義な実際的利点が数多く得られる。型部品の配置は簡単に行なうこ とができ、例えば充填材をフーチングの上に載せて各部品を押し付けるか、フー チングを貫通して延びるロードビンなどを用いることによりフーチングを固定す るか、あるいは単にフーチングの端部にブロックを配することによって部品の動 きを止めることにより、安定性を得ることができる。いずれの場合にも、複雑な 筋かいの利用を避けることができる。
自立型の部品を得るために一体型のフーチングを利用することは、各部品を迅速 かつ簡便に配置することができ、さらなる筋かいを施す必要がな(なることによ り、人が望むならば型の内部で作業を行なうことができるような障害物のない型 を得ることができることを意味する。
上記に開示した先行技術による箱形構造物と比較すると、別々の自立型の対向す る部品による型の形成はまた、製造、運搬および貯蔵の容易さに関する改善にも つながり、端部の壁が除かれるということは好都合にも補強ケージを部品の間の 中央部分から杭の回りにまで連続的に延ばし、杭から延びる補強ワイヤと係合さ せることができることを意味する。
地中はりの形成に使用されるとき、フーチングは、最初の裏込め材の充填によっ て押し付けられて安定し、さらなる裏込めの間およびその後のコンクリートの注 入の間に側壁に対する良好な支持または据え付は効果を示す。この最初の裏込め の後、さらなる裏込めおよびコンクリート注入に先立ち、型枠の位置に対する小 さな調節を簡便に行なってもよい。コンクリート注入の前に側壁と溝の壁との間 の空間の残りの部分を裏込めすることが通常ではあるが、好ましい型枠の安定性 は、特にロード杭(以下参照)などの追加的な支持体を設けた場合には、そのよ うな裏込めが必要ないほどのものである。
配置されたまま残る事前に組み立てた型枠を用いることにより、地中はりの一区 分を一度で完全に形成することがより容易になり、支持アセンブリを解体、再組 み立てする必要がない。したがって、この方法は、特に、二本またはそれ以上の 杭を連結する単片構造の地中はりを形成するために適用することができ、常温接 合部などの問題を回避し、地中はりを形成するために必要な時間を短縮させる。
さらには、本発明の簡単な構造のおかげで、対向する部品を二列にして溝の全長 沿いに配設し、目的とする長さの途切れのない型を得ることができる。好都合に は、各部品にさねおよび細溝を設け、それらを係合させて部品を一列に形成する ことができる。
本方法は、地中はりの形成または、裏込めを完全に行なうことは望まず、むしろ フーチングの上に配される少量の充填材を用いて型枠の安定性を助長することが できる地上および溝の外にある同様な土台構造物の形成にも適用することができ る。
本方法は、地上の建造物の構築に使用される大ばつの回りに架空はりを形成する 場合に使用することもできる。このような用途では、地面からいくらか距離をお いた台の上で大ばつの回りに型枠を配置することができる。ロード杭の使用また はフーチングの端部で台に固定されたブロックもしくはレールの使用によって部 品の横方向の動きを止めることにより、もっとも優れた安定性を得ることができ る。
このような地上での状況においては、型枠は、所望により、配置したまま残して もよいし、取り外してもよい。
特に好ましい実施態様においては、各型枠部品は、その各側壁の内側にも延びる フーチングを有し、そのため、使用の際、二個の部品によって画定される型枠は 全体として内側にU字形の断面を有し、二枚の側壁と物を貫通させない基部とを 有するようになる。型枠の一部として基部を備えていることは、溝の床の表面を ドライレンコンクリートによって覆う必要がないことを意味する。その代わり、 本方法は、溝の床を砂の層によって裏打ちすることを含み、費用を大幅に削減す る。さらには、この実施態様のほぼ逆T字形の断面は、その形状本来の性質によ り、配置された際にとりわけ安定である。好都合にも、各部品は、二個の部品を 配設し直すことによって内側幅の異なる型枠を形成することができるよう、左右 非対称の丁字形に設計することができる。
内側に延びて基部を形成するフーチングを有することの代わりに、またはそのこ とに加えて、対向する部品の間に別の基部を配置して型枠の幅を変えるようにし てもよい。
本方法はさらに、特に裏込め材を用いて部品を安定させる場合、側壁の頂部の間 に一個またはそれ以上のゆがみ止め帯環または上部筋かいを配置して、壁に対し て初期段階の支持をいっそう与える段階を含むことができる。これらは、コンク リートが硬化した後に取り外すことができ、はりの一部に組み込ませる必要はな い。
また、杭を各部品のフーチングに貫通させながら打ち込み、側壁に対する初期段 階の支持をさらに加えてもよい。
さらなる態様から見ると、本発明は、建造物または建造物土台を支える構造はり を形成するための型を提供するために使用の際に配設することができる二枚の側 壁を有する型枠であって、少な(とも二個の事前に組み立てた別々の自立型の対 向する部品を含み、各部品が、外側に延びる支持フーチングを一体に有する側壁 を含むことを特徴とする型枠を提供する。
先に説明した理由から、本発明の型枠は、地中はりなどの形成に使用される場合 、裏込めの間の使用の際に特に安定である。裏込め材が各部品を押し付け、据え 付けるからである。したがって、各フーチングの外側に延びる部品に窪み部を設 け、裏込め材を受けるようにすることが好都合である。
各フーチングはその各側壁の内側にも延び、そのため、各部品がほぼ丁字形の断 面を有するものとなることが好ましい。使用の際には、先に説明したように、物 を貫通させない基部を有する型枠を形成するために対向する部品を配設すること ができる。あるいはまた、各部品は単なるL形状の断面を有するものでもよい。
好都合には、部品の一方または両方は、左右非対称の丁字形断面を有するように 設計することができる。
各部品は、側壁とフーチングとの間にそれらと一体に形成された水かき状の支持 体を含むことが好ましい。この水かき状の支持体は、側壁に対していっそうの支 持および剛性を与える。
各フーチングの内側に延びる部品は、補強ケージを上に配置することができる一 体型のスペーサーとともに事前に組み立てられることが好ましい。これは、固定 されないスペーサーを使用する必要性および地中はりを形成する間にそれらをし っかり保持することに関する問題を除(。これらの一体型のスペーサーは、突出 するうね部として、あるいは、細溝によって分離された封鎖区域として形成する ことができる。
型枠部品は、本発明のいずれの態様においても、コンクリートから形成すること ができる。これは、低廉で製造の容易な信頼性の高い構造をもたらすからである 。あるいはまた、他の材料、例えば金属またはプラスチックを用いることもでき る。選択する材料は、型枠が長年にわたって建造物または建造物土台の中に配置 された後にそれがさらされることになる湿気の効果に対して抵抗を有するべきで ある。
しかし、特に好都合な実施態様においては、型枠部品は、軽量の発泡プラスチッ ク材料、例えばポリスチレンから、例えば従来の成型方法によって形成されたも のである。製造の容易さおよび費用の利点に加え、このような型枠は容易に運搬 、配置することができ、型枠を設置する時間の短縮につながる。また、このよう な型枠は、その場で切断、付形することができ、使用中に異なる幅の溝に対処し て、隣接する二個の型枠を合掌継手型に配設し、特定の溝などの幅を変えること ができる。さらには、発泡プラスチック、例えばポリスチレンから形成された型 枠は、コンクリートから形成されたものよりも柔軟で剛性が低いため、土台に配 置された後、曲るか撓むことにより、地面の動きを吸収することができる。これ は、型枠に亀裂が生じるおそれを軽減し、温気などに対するより高い抵抗および より優れた耐候性につながる。発泡プラスチックの型枠はまた、地中はりを取り 囲む状態で放置されると、好都合な絶縁効果を示す。
さらなる態様から見ると、本発明は、建造物または建造物土台を支える構造はり の形成に使用される、発泡プラスチック、例えばポリスチレンから成型された型 枠部品であって、側壁が、その側壁に対して垂直である一方向において少なくと も外側に延びる支持フーチングと一体に形成され、該支持フーチングが、使用の 際に型枠を据え付けるために充填材を受けるための窪み部を有することを特徴と する型枠部品を含む。このような部品はまた、使用される型の基部部品を画定す るための、反対方向に延びるフーチング部を含むこともできる。
添付の図面を参照しながら、本発明の実施態様を例示の目的にのみ説明する。
図1〜図3は、地中はりを形成する従来の方法を示す断面図であり、溝、型枠お よび地中はりを示すものである。
図4〜7は、地中はりを形成するための、本発明の実施態様による方法および装 置を示す断面図であり、溝、型枠およびそのように形成された地中はりを示すも のである。
図8は、図4〜7の型枠を示す側面図または断面図である。
図9は、図4〜7の型枠を示す斜視図である。
図10および図11は、それぞれ、本発明による型枠部品のさらなる態様を示す 側面図および斜視図である。
図1〜図3を参照すると、従来はまず、形成される地中はりとほぼ同じ高さで、 地中はり幅のほぼ二倍の幅を有する溝1を掘る。そして、この溝の床をドライレ ン/コンクリートの配合物で覆い、線面めする。通常、6mX6mの断面寸法を 有する地中はりの場合、約6.5 mX20mの溝を掘ることになり、溝の底を 厚さ0.05mのドライレンによって裏打ちすることになる。次に、図2に示す ように、合板の型枠および木材の筋かいを木工作業により溝1の床に建てる。そ して、型4を形成する型枠3の内側には、コンクリートに備えて離型剤を塗布す る。溝1の床には棒状のスペーサー5を配置し、スペーサーの上に補強ケージを 固定せずに載せる。次に、コンクリートを型4に注入し、型に合わせて硬化させ る。24時間おいた後、型枠3を解体し、形成される地中はり8の次の部分に型 枠を移す。二本の杭の間の全長にわたって地中はりを完全に形成すると、溝の壁 と地中はり8との間の空間を多量の高価な不活性材料によって裏込めする。
上述のように、従来の方法は、多数の欠点、特に、掘らなければならない溝の大 きさ、必要とされる裏込め材の量および地中はりを構築するために必要とされる 時間に関する欠点を有している。
図4〜図9は、地中はりを製造するための、本発明の実施態様による方法および 装置を示す。第一に、形成される地中はつとほぼ同じ断面寸法を有する溝10を 掘る。通常、6mX6mの断面寸法を有する地中はりを形成するためには、高さ 6.5m、幅9mの溝を掘る。そして溝の底を、厚さほぼ0.05mの砂11に よって裏打ちする。
そして、事前に組み立てた型枠12を溝の中に配置する。図8および図9により 詳細に示すこの型枠12は、使用の際に互いに対向する左右非対称の逆子字形部 品二個14.15からなるものである。こうして形成された型枠は、内側のU字 形断面および外側に突出する二個のフーチングもしくは張出し部16.17を画 定する。裏込めのとき、充填材がこれらのフーチングの上に落ち、アセンブリを 据え付け、一体化された側壁18.19に対する良好な支持を提供することにな る。
内側に突出するフーチング部16′、 17’は、部品14.15によって提供 される型のための基部を画定するように設けられている。部品14.15の一方 または両方を反対向きにしてフーチング16.17の一方または両方が内側を向 き、対応する部分16’ 、 17′の一方または両方が外側を向(ように配設 することにより、内側部分の幅が減少した型枠を形成することができる。これは 、同じ形状の構成部品から、多数の異なる地中ばりの幅を形成することができる という点において好都合である。杭の間の溝を全長にわたってカバーするために は部品をいくつ用いてもよ(、それらの部品は、溝中その場で組み立てることが 好都合である。次の段階に備えて支持の一部を提供するために、多数の杭または ロードピン(図示せず)を、基部に貫通させながら地中に打ち込み、地上に延び た部分が側壁18および19を支持し、それらと係合するようにしてもよい。ま た、ゆがみ止め棒21を型枠の上に配置し、側壁18および19の頂部を一定の 間隔に保持してもよい。多数の側壁を用いて溝の全長をカバーする場合、ゆがみ 止め棒をさらに溝の全長方向沿いにも配設して隣接する側壁どうしをかけわたし 、さらなる支持を提供してもよい。しかし、これらの追加的な支持は不可欠なも のではない。
次に、補強ケージ22を、部品14と15との間、任意には内側に形成されたス ペーサーブロック(図示せず)の上に配置し、溝10の壁と側壁18および19 との間の空間を充填材24によって裏込めする。最初に裏込めした際の荷重によ るフーチング部16.17の据え付けと、ゆがみ止め棒21および抗(使用する ならば)によって提供される支持とにより、型枠は裏込めの間に確実にその形状 を保持することにな裏込めの後、型枠12によって形成された型の中にコンクリ ート23ヲ注入し、硬化させる。このとき、裏込め材が側壁に対して支持を提供 するため、ゆがみ止め棒21(使用するならば)によって提供されるさらなる支 持はもはや必要とされず、これを取り外し、再利用してもよい。また、裏込め材 24が充填されていると、この段階の間、型枠12に近づくことが安易になる。
型枠12はそのまま配置しておくことができ、完成した地中はりおよび型枠の構 成を図7に示す。
図8の型枠は、コンクリート、硬質プラスチックまたは金属など、どのような材 料からもなることができるが、発泡プラスチック、例えばポリスチレンから形成 されていることが好都合である。
地上での状況において地中はりを形成する際、はりの型を画定するように型枠部 品を配設し、フーチングの上に配置した充填材または他の何らかの手段の利用に より型枠を安定させ、その後、コンクリートを型に注入し、放置して硬化させる 。はりが形成した後、型枠は、所望により、配置したままにしてもよいし、取り 外してもよい。
図10および図11は、上記の実施態様と同様に用いることができる、本発明の 好ましい、特に安定した実施態様による左右非対称の丁字形型枠部品の側面図お よび斜視図である。部品25ば、外側に延びた部分28および内側に延びた部分 29を有するフーチング27と一体に形成された側壁26を含む。部品25はま た、使用の際に裏込め材を受けて含み、安定性を高めるための窪み部分42.4 3を含む。さらにまた、裏込め材を受けるとともにロード抗を打ち込むための弱 い部分を得るために、中空部30〜33を形成してもよい。水かき状の支持体3 4〜36を部品25と一体に形成して、側壁26にさらなる支持を提供してもよ いし、細溝によって隔離されたスペーサー37〜39を部品25と一体に形成し て、地中はりの補強ケージを支持してもよい。この設計に固有の剛性および安定 性により、さらなる支持を得るためのゆがみ止め棒は必要とされない。
隣接する各部品の強度を高めるためにそのような部品どうしを一列に相互連結す ることを容易にするため、各部品にさね40および細溝41をそれぞれ形成して もよい。
部品25は、いかなる適当な材料から形成してもよいが、適当な発泡プラスチッ ク、例えばポリスチレンを成型することによって形成することが好都合である。
成型工程を加速するために、部品は、地中はりの形成に使用されない側に扇形切 欠42を含むものでもよい。
同様に、成型時間を短縮するために中央の水かき状の支持体35を二枚の平行な 支持板45.46に分割し、さらなる窪み部47をその間に導入する。裏込め材 を受番プるとともにロード杭を打ち込むための弱い部分を得るために、さらなる 中空部(図示せず)を、二枚の支持板45.46の間の基部に形成してもよい。
国際調査報告 国際調査報告 GB 9000940 S^ 37558

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.建造物または建造物土台を支える構造はりを形成するための、はりの型を得 るために配設される二枚の側壁を有する型枠を用意することを含む方法であって 、型枠が、少なくとも二個の事前に組み立てた自立型の対向する部品を含み、各 部品が、外側に延びる支持フーチングを一体に有する側壁を含み、支持フーチン グを安定させて該部品の位置を維持することを助長し、注入されるコンクリート を型に充填し、そのコンクリートを硬化させることを特徴とする方法。
  2. 2.溝を掘り、型枠部品を、各部品の支持フーチングが各側壁から隣接する溝の 壁へと外側に延びるよう、その溝の中に配置し、支持フーチングの上に、型枠の 側壁と溝の隣接する壁との間の空間を少なくとも部分的に満たすほどに充填材を 裏込めし、裏込めの後、型にコンクリートを充填し、コンクリートを硬化させ、 硬化したコンクリートの回りに型枠を永久的に配置したままにすることをさらに 含む、建造物土台を支える地中はりを形成するための、請求の範囲第1項に記載 の方法。
  3. 3.対向する各部品が、使用の際にその各側壁から内側に延びるフーチングを有 し、そのため、型枠が、全体として内側にU字形の断面を画定し、二枚の側壁と 物を貫通させない基部とを有する請求の範囲第1項または2項に記載の方法。
  4. 4.使用の際に対向する部品の間に配置される別の基部を設けることを含む先の 請求の範囲のいずれか一項に記載の方法。
  5. 5.各部品を一列に係合させることができるよう、各部品の長手方向の各端部に さねおよび溝を設けることをさらに含む先の請求の範囲のいずれか一項に記載の 方法。
  6. 6.軽量の発泡プラスチック材料、例えばポリスチレンから形成された、事前に 組み立てた型枠部品を用意することをさらに含む先の請求の範囲のいずれか一項 に記載の方法。
  7. 7.先の請求の範囲のいずれかに記載の方法に使用するための、建造物または建 造物土台を支える構造はりを形成するための型を提供する二枚の側壁を含む型枠 であって、少なくとも二個の事前に組み立てた別々の自立型の対向する部品を含 み、各部品が、外側に延びる支持フーチングを一体に有する側壁を含むことを特 徴とする型枠。
  8. 8.各フーチングがその各側壁の内側にも延び、そのため、各部品がほぼT字形 の断面を有し、物を通さない基部を有する型枠を形成するように対向する部品を 配設することができる請求の範囲第7項に記載の型枠。
  9. 9.各部品が、側壁とフーチングとの間にそれらと一体に形成された水かき状の 支持体を含む請求の範囲第7項または8項に記載の型枠。
  10. 10.各フーチングの外側に延びた部分に、裏込め材料を受けるための窪み部を 設けている請求の範囲第7〜9項のいずれか一項に記載の型枠。
  11. 11.各フーチングの内側に延びる部品が、上に補強ケージを配置することがで きるスペーサーと一体に事前に組み立てられている請求の範囲第7〜10項のい ずれか一項に記載の型枠。
  12. 12.該型枠部品が軽量の発泡プラスチック材料、例えばポリスチレンから形成 されている請求の範囲第7〜11項のいずれか一項に記載の型枠。
  13. 13.建造物または建造物土台における構造はりの形成に使用される、発泡プラ スチック、例えばポリスチレンから成型された型枠部品であって、側壁が、その 側壁に対して垂直である一方向において少なくとも外側に延びる支持フーチング と一体に形成され、該支持フーチングが、使用中の型枠を据え付けるために充填 材を受けるための窪み部を有することを特徴とする型枠部品。
  14. 14.該側壁から反対方向に延びる第二のフーチング部をさらに含む請求の範囲 第13項に記載の型枠部品。
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