JPH0547664B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0547664B2
JPH0547664B2 JP63124088A JP12408888A JPH0547664B2 JP H0547664 B2 JPH0547664 B2 JP H0547664B2 JP 63124088 A JP63124088 A JP 63124088A JP 12408888 A JP12408888 A JP 12408888A JP H0547664 B2 JPH0547664 B2 JP H0547664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
fabric
denier
nylon
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63124088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01298278A (ja
Inventor
Kyoshi Aoki
Shunei Takeda
Mamoru Omoto
Tadanao Yoshino
Kazuyoshi Horiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP88124088A priority Critical patent/JPH01298278A/ja
Publication of JPH01298278A publication Critical patent/JPH01298278A/ja
Publication of JPH0547664B2 publication Critical patent/JPH0547664B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、雨衣、特にスポーツ用の雨衣を作製
するのに適する通気性に優れた防水布に関するも
のである。 (従来の技術) 雨衣用の素材としては従来、布帛にゴム引きし
たり、ポリ塩化ビニールのコーテイングを施した
素材が使用されて来たが防水性に優れる反面、極
めて蒸れやすく、スポーツ等激しい運動をする場
合の雨衣用素材としては不適当なものであつた。 近年、例えば特開昭55−98971号公報に開示さ
れた如く、布帛にポリウレタン溶液をコーテイン
グし湿式再生することによつてコーテイング層を
ミクロポーラス構造としたり、延伸してミクロな
裂け目を具有せしめたポリテトラフルオロエチレ
ンフイルムを布帛にラミネートしたりした、透湿
性を有する防水布が使われている。 この場合、ミクロポーラスな防水層は、汗の水
蒸気は通すが雨の水滴は通さないという技術思想
に基づくが、ミクロポーラス故に通気性に乏しく
(通常0.5c.c./cm2・sec以下)気温が低く汗をかき
にくい時期の雨衣としては優れているが、衣服内
の熱気を外へ逃すことができず気温が高くなると
極めて蒸れやすいものである。 又、微細繊維(通常1デニール以下)を高密度
織物とし、撥水加工した防水布もあるが、やはり
通気性に乏しく(通常1c.c./cm2・sec以下)、上記
欠点は克服できない。 (発明が解決しようとする問題点) これまでの防水布は通気性に乏しく、激しく運
動をした時衣服内に熱気がこもり、特に気温の高
い春、夏の季節には蒸れやすかつた。本発明はこ
の点を解決すること、即ち通気性に優れながら優
れた防水性を有する雨衣用素材を提供することを
目的とする。 (問題点を解決するための手段) 即ち本発明は高収縮ナイロンフイラメント(A)
と、単糸デニールが1.5デニール以下であるナイ
ロン巻縮糸(B)とが混繊され、撚係数700〜4500の
撚を有する混繊糸を、経糸及び/又は緯糸に用い
ており、経糸および緯糸方向のカバーフアクター
の和が1900以上、空気含有率が60%以上であり、
更に表面が撥水性を有し、少なくとも片面の表層
部が押圧圧縮率5〜25%で押圧圧縮されて微細孔
構造を有することを特徴とする通気性防水布であ
り、かかる布帛は、高収縮ナイロンフイラメント
(A)と単糸デニール1.5デニール以下のナイロン巻
縮糸(B)とを混繊した後、撚係数700〜4500の撚を
付与してなる混繊糸を用いて、カバーフアクター
の和が1900以上となるよう織成した後、撥水加工
処理を施し次いで、押圧圧縮率5〜25%で加熱押
圧処理を施すことにより得られる。 本発明における高収縮ナイロンフイラメント(A)
は次の如きものである。6・ナイロン、6・6・
ナイロン等に代表されるポリアミドフイラメント
の収縮率は、通常熱延伸後、ヒートセツトして収
縮率が数パーセントになる様に設定されている。
しかるに、ナイロンフイラメントの場合、下記の
如き方法を用いると高い収縮率の設定は極めて容
易である。 延伸時、延伸倍率を低めに設定したり、ヒー
トセツトを省略したりする。 高速紡糸(通常2500m/分以上での紡糸)を
行つたフイラメントを使用する。 以上の方法を取ると収縮率を10〜60%に設定す
ることが出来るが、コスト面や製造のしやすさか
らの方法が適している。 本発明に使用される高収縮ナイロンフイラメン
ト(A)の収縮率としては10〜20%のものが好まし
い。 本発明の織物の特徴は後述する如く、高密度織
物であるにもかかわらず通気性に優れていること
にあるが、織物を高密度化するために高収縮ナイ
ロンフイラメント(A)は使用されているのであり、
風合の点、物性の安定性の点より、その収縮率は
10〜20%が好ましいのである。即ち、収縮率が小
さいと高密度化が難しくなり、又大きすぎると織
物の風合が粗硬となり、且つ物性的にも不安定と
なり好ましくない。又、本発明の混繊糸における
高収縮ナイロンフイラメント(A)の混率も上記の理
由から20〜50重量%が好ましい。即ち、かかる範
囲より混繊率が低いという高収縮化しにくく、多
くなると織物風合が粗硬となるのみならずバルキ
ー性が減少して本発明の効果が得られなくなる。 又高収縮ナイロンフイラメント(A)の単糸デニー
ルは1〜4デニールが好ましい。何故ならば、混
繊する巻縮糸のデニールが1.5デニール以下に設
定される為、細すぎると織物の腰が奪われ、太す
ぎると風合が粗硬となり品位が低下する為であ
る。 本発明におけるナイロン巻縮糸(B)としては、仮
撚加工糸、賦型加工糸、擦過加工糸や収縮性の異
なる2成分ポリマーをサイドバイサイド型にコン
ジユゲート紡糸し巻縮を発現させた自己巻縮発現
型複合糸等が使用できるが、コスト、巻縮のコン
トロールのしやすさ等から仮撚加工糸が好まし
い。仮撚加工糸の場合は、一般的な条件で加工し
た巻縮糸から使用し得る。例えば、70デニールの
フイラメントの場合は撚数3100〜3500T/Mで、
50デニールのフイラメントの場合は3900〜
4300T/Mで加工すればよい、1ヒーターの仮撚
加工糸を使用した場合伸縮復元率が15〜45%であ
る。 ナイロン巻縮糸(B)の単糸デニールは、1.5デニ
ール以下であることが必要である。即ち、1.5デ
ニールを越えると織物中の空気層における空気の
分散性が低下し優れた防水性が得られなくなる。
この点から巻縮糸の単糸デニールは、強固な巻縮
が得られれば細いほどよいが、実質的には細くな
ると巻縮が弱くなり、ひいては空気含有率が低下
し、空気の分散性を悪くなりがちなので、0.3デ
ニール以上が好ましい。 高収縮ナイロンフイラメント(A)とナイロン巻縮
糸(B)の混せの方法としては合撚糸、カバリング、
エアジエツト混繊等の方法があるが、コスト等の
面からエアジツト混繊が好適である。 本発明において更に重要な点は斯くの如く得ら
れた混繊糸に撚係数700〜4500の実撚を施すこと
である。 撚係数が700未満である時、高収縮ナイロンフ
イラメント(A)が混繊糸の表層に露出し、部分的に
ピンホールを形成しやすく、空気の分散性も悪く
なり、耐水性や防水性の低下を招き、又撚係数が
4500を超えると空気の分散性を妨げると共に、隣
接する糸間に間〓を生じ通気性は向上し、好まし
い方向にあるが、耐水性や防水性の低下を招き、
又、風合も硬くなる。 斯くの如き混繊糸はこれを緯糸又は経糸、或い
は両方に用いて製織するが、少なくとも緯糸に用
いるのが好ましい。 更に、本発明では経糸のカバーフアクターと緯
糸のカバーフアクターの和が1900以上、好ましく
は2000以上なければならない。カバーフアクター
の和が小さいと前記した空気の分散性が悪くな
り、防水性が悪くなる。本発明の防水布の場合、
前述の如く巻縮糸を主に使用している為に高密度
化を進めても(カバーフアクターの数値を大とし
ても)、通気性は保有しやすいが、あまりカバー
フアクターが大であると織物が粗硬で、重くなり
やすいのでカバーフアクターの和は2000以上3000
以下が好ましく、2400以上3000以下が特に好まし
い。 本発明における今一つの重要な要件は、空気含
有率である。空気含有率は後記の如き測定方法に
よるものであり、織物中に存在する空気層の大き
さを示すものである。本発明の場合、前記の如き
糸構成、織物構成と共に、織物中に十分な空気が
含まれていることにより、通気性が得られる。 従つて、本防水布の空気含有率は60%以上とす
る必要があり、60%未満では通気性に劣る事とな
る。 かかる空気含有率を得るには、一般に、ナイロ
ン巻縮糸を前記の如く使用すればよいが、特に以
下の如き加工条件によつて、製織後の加工を施す
ことが好ましい。すなわち、2ヒータ方式の仮撚
加工による巻縮糸を使用した場合、巻縮が均一で
ある反面嵩高性が低いので、染色前のリラツクス
工程においては高温(90℃以上)の熱湯に直接浸
漬して巻縮の発現を極力行なわしめるべきであ
る。 一方、1ヒータ方式の仮撚加工による巻縮糸を
使用した場合は、嵩高性が大きいのでリラツクス
条件は比較的低温、例えば60〜80℃でも良い。 次に本発明の織物においては表面が撥水性を有
することが必要であり、撥水加工等を前記織物に
施すことが好ましい。織物に撥水性が乏しいと繊
維が濡れやすく、空気層を通つて水が浸入しやす
くなる。 かかる撥水加工剤としては弗素系加工剤、シリ
コーン系加工剤等が使用し得るが、ナイロンとの
親和性や耐久性の点より前者、即ちパーフルオロ
キアルキル基を含む有機弗素化合物が好適であ
る。これらを通常0.5〜10重量%、好ましくは1
〜8重量%付与せしめ、150〜180℃でベーキング
すれば、耐久性に優れた撥水性が得られる。尚、
本発明の防水布は空〓が多くかつ均一化している
為に、撥水加工剤を均一に、且つ織物の内部にま
で付着させることが容易であり、又洗濯その他に
対する耐久性も優れたものとなる。 本発明は前記の如き撥水処理を行つた後、加熱
押圧処理を必要とする。加熱押圧処理は170〜200
℃に加熱されたカレンダー加工機等を用いて20〜
30tonの押圧力で行い、後に規定する押圧圧縮率
が5〜25%の範囲とする必要がある。圧縮率が5
%以下の場合押圧効果が少なく、25%を超える場
合、防水性は良好であるが、通気性の低下が著し
く、好ましくない。又、加熱押圧処理は片面にの
み施すことが好ましく、特に撥水処理を行つた面
に施すとよい。 加熱押圧処理を施す前の本通気性防水布も内部
に細孔を多数有しながら表層は撥水性を持つた
め、ある程度通気性と撥水性を兼備する。しかし
ながら細孔の分布が一様でないため、部位によつ
ては細孔が集束してピンホールを形成し、耐水
圧・放水性を悪化せしめる。これに対し、加熱押
圧を施せば、該細孔が圧縮されて微細孔となると
共に、均一に分散され雨滴等の通過防止にとつて
効果的である。 尚、本織物の仕上方法として、針布起毛、エメ
リーペーパー等で表面繊維を起こしたり、毛羽立
てたりすることは風合をソフトにして感触をよく
する為に有効であり、撥水加工前に実施しておけ
ば得られる性能も変らず好適である。 (作用) 本発明の織物が通気性に富みながら、優れた防
水性を有するに至る理由は次の如く考えられる。
本発明の織物は巻縮性を有するフイラメントと、
高収縮フイラメントの混繊糸で織製され、高密度
化されており、且つ織物中に空気を空気含有率が
60%以上となる如く豊富に持つている。従つて、
その空気層を通過して空気が動き得、且つ織物が
撥水加工されている為に空気層を雨滴が浸入しに
くいのである。即ち、従来の防水布はフイルター
で言えばメツシユフイルターであり、メツシユの
大きさで物をこし取る表層濾過の原理故に、雨水
も通さないが空気も通しにくくなつたのに対し、
本発明の防水布は砂を通して水をこし取る方法の
深層濾過の原理と同じであり、織物の持つ厚み、
即ち押圧圧縮により均一に織物中に分散した細か
な空気層が雨滴の浸入(濾過で言えば異物の通
過)を防止するのである。従つて織物を透かして
見た時、織目の位置にピンホールが明確に見える
如きものは、高密度で空気含有率が高くとも、防
水性は低い。 更に、本発明の混繊糸は実撚を有することによ
り、高収縮ナイロンフイラメント(A)が混繊糸の芯
部に位置し、ナイロン巻縮糸(B)の嵩高性が均一化
され易い。このため、隣接したフイラメント間の
間〓が埋められ、空気も織物中に均一に分散して
存在し、その結果、フイラメント間に発生するピ
ンホールが減少し、通気度、耐水圧、防水性を同
時に向上せしめ得るのである。 (発明の効果) 以上の如く、本発明に係る防水布は、内部に十
分な空気層を有し、極めて優れた防水性と通気性
を兼ね備え、更に、しなやかでソフトなものであ
つて、雨衣用素材として有用なものであり、特
に、本防水布を用いた雨衣を、スポーツ時等に着
用すれば、従来にない快適な着心地が得られる。 (実施例) 測定方法 本発明における各種のデータの測定法は下記の
通りである。 1 収縮率 カセ取り機で5回取りのカセを取り
0.001g/dの荷重下で95〜100℃の熱湯に1分
間浸漬し、収縮させ、乾燥後、元の長さをL、
収縮後の長さをlとし、次式で求める。 L−l/L×100(%) 2 デニール JIS L−1013法 カバーフアクター計算時は織物から経糸と緯
糸をほぐして取出し測定する。 3 カバーフアクター インチ当りの糸本数×√(Dはデニール) 4 撥水度 JIS L−1092(スプレー法) 5 空気含有率 〔1−織物の1平方センチメートル当りの重量(g/cm
2)/ナイロンの密度(1.14g/cm2)×厚み(cm)〕×
100 厚み測定はJIS L−1096による 6 耐水圧 JIS L−1092法(A法) 7 レインテスト AATCC (合格したレベルで表示 シヤワー<レーン<
ストームレベル) 8 通気度 JIS L−1096法(A法) 9 伸縮復元率 JIS−L−1090 10 撚数計算式 T=撚数 a=撚係数 D=繊度(デニール) SG=比重(ナイロン1.14) 11 押圧圧縮率 圧縮率=P0−P1/P0×100 P0=未押圧布の厚み(mm) P1=押圧布の厚み(mm) 実施例 1 固有粘度0.65の6ナイロンポリマーをエクスト
ルーダで溶融し、265℃に加熱したオリフイスか
ら押出し1000m/分で巻取つて、未延伸糸を得
た。該未延伸糸を延伸ローラーで3.5倍に延伸し
て70d/36fの高収縮ナイロンフイラメントA1
得た。A1の熱収縮は16.2%であつた。 次に通常の6−ナイロンフイラメント52d/36f
(F1)を下記条件で2ヒーター方式で仮撚加工
し、F1から巻縮糸B1を得た。B1は仮撚条件で
仮撚加工を施した。仮撚糸B1の伸縮復元率は15.2
%であつた。 仮撚条件 スピンドル回転数400000rpm、撚糸S方向
3424T/M フイード率 第1 +2% 第2 12.5% ヒーター温度 第1 215% 第2 205℃ ついで高収縮6−ナイロンフイラメントA1
6ナイロ仮撚糸B1をエアジエツトにより混繊し
て得た、混繊糸C1無撚糸と混繊糸C1に撚を施し
たC1-1〜C1-5を得た。 上記混繊糸の各々を経糸、及び緯糸に使用し、
平織で製織し、下記条件で加工して織物1−6
夫々に押圧圧縮率10%を施し織物1′−6′を得
た。第1表に得られた織物の特性値を示す。 本発明の織物は通気性に優れ、撚を施すことに
よつて一層防水性の高くなることが判る。 加工工程及び条件 リラツクス 95℃の熱湯水で20〜30秒間リラ
ツクス 乾燥 シヨートループドライヤーで100℃で
乾燥 プレセツト 有幅190℃ 30秒間 染色 液流染色機を用い、100℃で染色酸性
染料を用いて、レツドに染上げた。 乾燥 に同じ 撥水加工 弗素系撥水剤を利用(2%owf付
着せしめた。) 仕上セツト ベーキング170℃ 30秒間
【表】 実施例 2 実施例1で得られたC1-3を経糸、緯糸に使用し
て、平織で製織し、実施例1にほぼ同様に加工し
て押圧圧縮率を0、5、15、25、30%である織物
7,8,9,10,11を得た。第2表に特性値
を示す。 又、第1図は、押圧圧縮率15%の織物の緯断面
写真、第2図は同じく0%の織物の緯断面写真
(100倍)である。 押圧圧縮することにより、均一な微細孔構造が
得られ、通気性を有しながら優れた防水性を発揮
することが判る。
【表】 実施例 3 経糸に実施例1の通常6ナイロンフイラメント
(F1)と通常6ナイロンフイラメント70d/36f
(F2)を実施例1と同条件でエアジエツトにより
混繊しC2を得た。このC2糸を使用し、緯糸に実
施例1において得たC1-3を使用して、平織で製織
後、実施例1にほぼ同様に加工して織物12と1
2の織物に押圧圧縮率15%の13を得た。 織物の特性は第3表に示した通りであつた。通
気性に富みながら織物13は撚を施すと同時に押
圧することにより優れた防水性を示すことが判
る。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関する通気性防水布の緯断面
写真、第2図は押圧圧縮処理されていない通気性
防水布の緯断面写真(倍率100倍)であつて、
夫々、繊維の形状を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高収縮ナイロンフイラメント(A)と、単糸デニ
    ールが1.5デニール以下であるナイロン巻縮糸(B)
    とが混繊され、撚係数700〜4500の撚を有する混
    繊糸を、経糸及び/又は緯糸に用いてなり、経糸
    および緯糸方向のカバーフアクターの和が1900以
    上、空気含有率が60%以上であり、更に表面が撥
    水性を有し、少なくとも片面の表層部が押圧圧縮
    率5〜25%で押圧圧縮されて微細孔構造を有する
    ことを特徴とする通気性防水布。 2 高収縮ナイロンフイラメント(A)と単糸デニー
    ル1.5デニール以下のナイロン巻縮糸(B)とを混繊
    した後、撚係数700〜4500の撚を付与してなる混
    繊糸を用いて、カバーフアクターの和が1900以上
    となるよう織成した後、撥水加工処理を施し次い
    で、押圧圧縮率5〜25%で加熱押圧処理を施すこ
    とを特徴とする通気性防水布の製造方法。
JP88124088A 1988-05-20 1988-05-20 通気性防水布及びその製造方法 Granted JPH01298278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP88124088A JPH01298278A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 通気性防水布及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP88124088A JPH01298278A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 通気性防水布及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01298278A JPH01298278A (ja) 1989-12-01
JPH0547664B2 true JPH0547664B2 (ja) 1993-07-19

Family

ID=14876628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP88124088A Granted JPH01298278A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 通気性防水布及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01298278A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057190A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Toray Ind Inc ポリアミド織物

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2559684B2 (ja) * 1990-07-04 1996-12-04 鐘紡株式会社 カシミア調織物及びその製造方法
JP2001295255A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Asahi Kasei Corp 撥水効果のある汚濁防止シート
KR101664275B1 (ko) * 2016-04-22 2016-10-11 주식회사호진글로벌 통기성과 방수성이 동시에 우수한 고밀도 직물
US20230250563A1 (en) * 2020-06-16 2023-08-10 Teijin Frontier Co., Ltd. Low-air-permeability fabric and textile product

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170043A (ja) * 1984-09-14 1986-04-10 帝人株式会社 高密度撥水性布帛
JPS6215353A (ja) * 1985-07-08 1987-01-23 カネボウ株式会社 通気性防水布

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170043A (ja) * 1984-09-14 1986-04-10 帝人株式会社 高密度撥水性布帛
JPS6215353A (ja) * 1985-07-08 1987-01-23 カネボウ株式会社 通気性防水布

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057190A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Toray Ind Inc ポリアミド織物
JP4556548B2 (ja) * 2004-08-18 2010-10-06 東レ株式会社 ポリアミド織物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01298278A (ja) 1989-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006043677A1 (ja) 水湿潤により空隙率が低下する捲縮繊維含有織編物並びにその製造方法及び繊維製品
WO2010097970A1 (ja) 織物
JPS6039776B2 (ja) スエ−ド調起毛織物及びその製造方法
WO2006035968A1 (ja) 水湿潤により通気性が向上する捲縮複合繊維含有織編物及び衣服
WO2014083966A1 (ja) 衣料用ポリアミド捲縮糸およびそれからなる衣料用織編物
US4548848A (en) High density, water-repellent textile fabric
EP0885988B1 (en) Cloth having configurational stability and/or water resistance, and core/sheath type composite thread used therefor
JPS628535B2 (ja)
JPH0547664B2 (ja)
JPH031417B2 (ja)
JPS6215353A (ja) 通気性防水布
JP2003082543A (ja) 複合仮撚糸およびその製造方法および通気性自己調節布帛
JPS6144991B2 (ja)
JP2003311862A (ja) 透湿防水加工布帛およびそれを用いてなる衣料
JPH0559633A (ja) 通気性防水布
JP3888155B2 (ja) ポリアミド織物
JP4228112B2 (ja) 吸放湿性に優れた布帛及び繊維製品
JP4453450B2 (ja) 機能性織物
JP2902825B2 (ja) スエード調織物の製造方法
JP2804784B2 (ja) 通気性防水布の製造方法
JP5087841B2 (ja) 布帛の製造方法
KR940010038B1 (ko) 발수성고밀도직물의 제조방법
JP3532700B2 (ja) 多層構造糸
JP2865221B2 (ja) 撥水性起毛調布帛の製造方法
JP2885493B2 (ja) 混繊糸織物とその製造方法