JPH0559633A - 通気性防水布 - Google Patents

通気性防水布

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JPH0559633A
JPH0559633A JP3340053A JP34005391A JPH0559633A JP H0559633 A JPH0559633 A JP H0559633A JP 3340053 A JP3340053 A JP 3340053A JP 34005391 A JP34005391 A JP 34005391A JP H0559633 A JPH0559633 A JP H0559633A
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JP
Japan
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yarn
filament
woven fabric
air
denier
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JP3340053A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Aoki
清 青木
Shunei Takeda
俊英 武田
Takeshi Nishida
西田  武司
Akira Urushido
昭 漆戸
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通気性と防水性に優れた雨衣用素材を提供す
ること。 【構成】 高収縮フィラメント(A)と、単糸デニール
が1.5デニール以下である巻縮糸(B)とが混繊さ
れ、撚係数700〜4500の実撚を有する混繊糸を経
糸及び/又は緯糸に用いてなり、経糸および緯糸方向の
カバーファクターの和が1900以上、空気含有率が6
0%以上であり、更に表面が撥水性を有することを特徴
とする通気性防水布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨衣、特にスポーツ用
の雨衣を作製するのに適する通気性に優れた防水布に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】雨衣用の素材としては従来、布帛にゴム
引きしたり、ポリ塩化ビニールのコーティングを施した
素材が使用されて来たが防水性に優れる反面、極めて蒸
れやすく、スポーツ等激しい運動をする場合の雨衣用素
材としては不適当なものであった。近年、例えば特開昭
55−98971号公報に開示された如く、布帛にポリ
ウレタン溶液をコーティングし湿式再生することによっ
てコーティング層をミクロポーラス構造としたり、延伸
してミクロな裂け目を具有せしめたポリテトラフルオロ
エチレンフィルムを布帛にラミネートしたりした、透湿
性を有する防水布が使われている。この場合、ミクロポ
ーラスな防水層は、汗の水蒸気は通すが雨の水滴は通さ
ないという技術思想に基づくが、ミクロポーラス故に通
気性に乏しく(通常0.5cc/cm2 ・sec以下)
気温が低く汗をかきにくい時期の雨衣としては優れてい
るが、衣服内の熱気を外へ逃がすことができず気温が高
くなると極めて蒸れやすいものである。
【0003】又、微細繊維(通常1デニール以下)を高
密度織物とし、撥水加工した防水布もあるが、やはり通
気性に乏しく(通常1cc/cm2 ・sec以下)、上
記欠点は克服できていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでの防水布は通
気性に乏しく、激しく運動をした時衣服内に熱気がこも
り、特に気温の高い春、夏の季節には蒸れやすかった。
本発明はこの点を解決すること、即ち通気性に優れなが
ら優れた防水性を有する雨衣用素材を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は高収縮フィ
ラメント(A)と、単糸デニールが1.5デニール以下
である巻縮糸(B)とが混繊され、撚係数700〜45
00の実撚を有する混繊糸を経糸及び/又は緯糸に用い
てなり、経糸および緯糸方向のカバーファクターの和が
1900以上、空気含有率が60%以上であり、更に表
面が撥水性を有することを特徴とする通気性防水布であ
る。
【0006】本発明における高収縮フィラメント(A)
は次の如きものである。ポリエチレンテレフタレートに
代表されるポリエステルフィラメントや6・ナイロン、
6・6・ナイロン等に代表されるポリアミドフィラメン
トの収縮率は、通常熱延伸後、ヒートセットして収縮率
が数パーセントになる様に設定されている。しかるに、
これらフィラメントの場合、下記の如き方法を用いると
高い収縮率の設定は極めて容易である。
【0007】 紡糸するポリマーを共重合体とする、
例えばポリエチレンテレフタレートを重合するに際し、
酸成分の一部にイソフタール酸を使用する。 延伸時、延伸倍率を低めに設定したり、ヒートセッ
トを省略したりする。 高速紡糸(通常2500m/分以上での紡糸)を行
ったフィラメントを使用する。 以上の方法を取ると収縮率を10〜60%に設定するこ
とが出来るが、コスト面や製造のしやすさから又は
の方法が適しており、特にの延伸条件による方法がコ
スト面、糸質の安定性の面で好ましい。本発明に使用さ
れる高収縮フィラメント(A)の収縮率としては10〜
20%のものが好ましい。
【0008】本発明の織物の特徴は後述する如く、高密
度織物であるにもかかわらず通気性に優れていることに
あるが、織物を高密度化するために高収縮フィラメント
(A)は使用されているのであり、風合の点、物性の安
定性の点より、その収縮率は10〜20%が好ましいの
である。即ち、収縮率が小さいと高密度化が難しくな
り、又大きすぎると織物の風合が粗硬となり、且つ物性
的にも不安定となり好ましくない。又、本発明の混繊糸
における高収縮フィラメント(A)の混率も上記の理由
から20〜50重量%が好ましい。即ち、かかる範囲よ
り混繊率が低いと高収縮化しにくく、多くなると織物風
合が粗硬となるのみならずバルキー性が減少して本発明
の効果が得られなくなる。又高収縮フィラメント(A)
の単糸デニールは1〜3デニールが好ましい。何故なら
ば、混繊する巻縮糸のデニールが1.5デニール以下に
設定される為、細すぎると織物の腰が奪われ、太すぎる
と風合が粗硬となり品位が低下する為である。
【0009】本発明における巻縮糸(B)としては、仮
撚加工糸、賦型加工糸、擦過加工糸や伸縮性の異なる2
成分ポリマーをサイドバイサイド型にコンジュゲート紡
糸し巻縮を発現させた自己巻縮発現型複合糸等が使用で
きるが、コスト、巻縮のコントロールのしやすさ等から
仮撚加工糸が好ましい。仮撚加工糸の場合は、一般的な
条件で加工した巻縮糸が使用し得る。例えば、75デニ
ールのフィラメントの場合は撚数3100〜3500T
/Mで、50デニールのフィラメントの場合は3900
〜4300T/Mで加工すればよい、1ヒーターの仮撚
加工糸を使用した場合伸縮復元率が35〜50%となり
巻縮が強く、織物の表面が乱れることがあるので、2ヒ
ーターの仮撚加工糸を使用する方が好ましい。2ヒータ
ーの場合、伸縮復元率は10〜20%に、更に好ましく
は12〜18%に設定しておくと性能・品位に優れた織
物が得られる。巻縮糸(B)の単糸デニールは、1.5
デニール以下であることが必要である。即ち、1.5デ
ニールを越えると織物中の空気層における空気の分散性
が低下し優れた防水性が得られなくなる。この点から巻
縮糸の単糸デニールは、強固な巻縮が得られれば細いほ
どよいが、実質的には細くなると巻縮が弱くなり、ひい
ては空気含有率が低下し、空気の分散性も悪くなりがち
なので、0.3デニール以上が好ましい。
【0010】高収縮フィラメント(A)と巻縮糸(B)
の混繊の方法としては合撚糸、カバリング、エアジェッ
ト混繊等の方法があるが、コスト等の面からエアジェッ
ト混繊が好適である。本発明において更に重要な点は斯
くの如く得られた混繊糸に撚係数700〜4500の実
撚を施すことである。撚係数が700未満である時、高
収縮フィラメント(A)が混繊糸の表層に露出し、部分
的にピンホールを形成しやすく、空気の分散性も悪くな
り、耐水圧や防水性の低下を招き、又撚係数が4500
を超えると空気の分散性を妨げると共に、隣接する糸間
に間隙を生じ通気性は向上し、好ましい方向にあるが、
耐水圧や防水性の低下を招き、又、風合も硬くなる。斯
くの如き混繊糸はこれを緯糸又は経糸、或は両方に用い
て製織するが、少なくとも緯糸に用いるのが好ましい。
【0011】更に、本発明では経糸のカバーファクター
と緯糸のカバーファクターの和が1900以上、好まし
くは2000以上なければならない。カバーファクター
の和が小さいと前記した空気の分散性が悪くなり、防水
性が悪くなる。本発明の防水布の場合、前述の如く巻縮
糸を主に使用している為に高密度化を進めても(カバー
ファクターの数値を大としても)、通気性は保有しやす
いが、あまりカバーファクターが大であると織物が粗硬
で、重くなりやすいのでカバーファクターの和は200
0以上3000以下が好ましく、2400以上3000
以下が特に好ましい。
【0012】本発明における今一つの重要な要件は、空
気含有率である。空気含有率は後記の如き測定方法によ
るものであり、織物中に存在する空気層の大きさを示す
ものである。本発明の場合、前記の如き糸構成、織物構
成と伴に、織物中に十分な空気が含まれていることによ
り、通気性が得られる。従って、本防水布の空気含有率
は60%以上、好ましくは65%以上とする必要があ
り、60%未満では通気性に劣る事となる。かかる空気
含有率を得るには、一般に、巻縮糸を前記の如く使用す
ればよいが、特に以下の如き加工条件によって、製織後
の加工を施すことが好ましい。すなわち、2ヒーター方
式の仮撚加工による巻縮糸を使用した場合、巻縮が均一
である反面嵩高性が低いので、染色前のリラックス工程
においては高温(90℃以上)の熱湯に直接浸漬して巻
縮の発現を極力行なわしめるべきである。一方、1ヒー
ター方式の仮撚加工による巻縮糸を使用した場合は、嵩
高性が大きいのでリラックス条件は比較的低温、例えば
60〜80℃でも良い。又、従来防水性を向上させる目
的でカレンダー加工(目漬し加工)を施す方法がある
が、これは空気含有率を低下させひいては通気性を損な
う原因となるので好ましくない。
【0013】次に本発明の織物においては表面が撥水性
を有することが必要であり、撥水加工等を前記織物に施
すことが好ましい。織物に撥水性が乏しいと繊維が濡れ
やすく、空気層を通って水が侵入しやすくなる。かかる
撥水加工剤としては弗素系加工剤、シリコーン系加工剤
等が使用し得るが、親和性や耐久性の点より前者、即ち
パーフルオロアルキル基を含む有機弗素化合物が好適で
ある。これらを通常0.5〜10重量%、好ましくは1
〜8重量%付与せしめ、150〜180℃でベーキング
すれば、耐久性に優れた撥水性が得られる。尚、本発明
の防水布は空隙が多くかつ均一化している為に、撥水加
工剤を均一に、且つ織物の内部にまで付着させることが
容易であり、又撥水加工のベーキング温度を高くするこ
とができる織物である為に撥水効果が出しやすく、又洗
濯その他に対する耐久性も優れたものとなる。尚、本織
物の仕上方法として、針布起毛、エメリーペーパー等で
表面繊維を起こしたり、毛羽立てたりすることは風合を
ソフトにして感触をよくする為に有効であり、撥水加工
前に実施しておけば得られる性能も変らず好適である。
【0014】
【作用】本発明の織物が通気性に富みながら、優れた防
水性を有するに至る理由は次の如く考えられる。本発明
の織物は巻縮性を有するフィラメントと、高収縮フィラ
メントの混繊糸で織製され、高密度化されており、且つ
織物中に空気を空気含有率が60%以上となる如く豊富
に持っている。従って、その空気層を通過して空気が動
き得、且つ織物が撥水加工されている為に空気層に雨滴
が侵入しにくいのである。即ち、従来の防水布はフィル
ターで言えばメッシュフィルターであり、メッシュの大
きさで物をこし取る表層濾過の原理故に、雨水も通さな
いが空気も通しにくくなったのに対し、本発明の防水布
は砂を通して水をこし取る方法の深層濾過の原理と同じ
であり、織物の持つ厚み、即ち均一に織物中に分散した
細かな空気層が雨滴の侵入(濾過で言えば異物の通過)
を防止するのである。従って織物を透かして見た時、織
目の位置にピンホールが明確に見える如きものは、高密
度で空気含有率が高くとも、防水性は低い。
【0015】更に、本発明の混繊糸は実撚を有すること
により、高収縮フィラメント(A)が混繊糸の芯部に位
置し、巻縮糸(B)の嵩高性が均一化され易い。このた
め、隣接したフィラメント間の間隙が埋められ、空気も
織物中に均一に分散して存在し、その結果、フィラメン
ト間に発生するピンホールが減少し、通気度、耐水圧、
防水性を同時に向上せしめ得るのである。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る防水布は、内
部に十分な空気層を有し、極めて優れた防水性と通気性
を兼ね備え、雨衣用素材として有用なものであり、特
に、本防水布を用いた雨衣を、スポーツ時等に着用すれ
ば、従来にない快適な着心地が得られる。
【0017】
【実施例】
測定方法 本発明における各種のデータの測定法は下記の通りであ
る。 1.収縮率 カセ取り機で5回取りのカセを取り0.001g/dの
荷重下で95〜100℃の熱湯に1分間浸漬し、収縮さ
せ、乾燥後、元の長さをL、収縮後の長さを lとし、次
式で求める。
【数1】 2.デニール LIS L−1013法 カバーファクター計算時は織物から経糸と緯糸をほぐし
て取出し測定する。 3.カバーファクター
【数2】 4.撥水度 JIS L−1092(スプレー法) 5.空気含有率
【数3】 厚み測定はJIS L−1096による 6.耐水圧 JIS L−1092(A法) 7.レインテスト AATCC (合格ヘベルで表示 シャワー<レーン<ストームレベ
ル) 8.通気度 JIS L−1096(A法) 9.伸縮復元率 LIS L−1090 10.撚数計算式
【数4】
【0018】実施例1 固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートをエク
ストルーダで溶融し、295℃に加熱したオリフィスか
ら押出し1100m/分で巻取って、未延伸糸を得た。
該未延伸糸を80℃に加熱された延伸ローラーで3.8
5倍に延伸して50d/24fの高収縮ポリエステルフ
ィラメントA1 を得た。A1 の熱水収縮率は15.8%
であった。次に通常のポリエステルフィラメント75d
/72f(F1 )を下記条件で2ヒーター方式で仮撚加
工し、F1 から巻縮糸B1 を得た。B1 は仮撚条件Iで
仮撚加工を施した。仮撚糸B1 の伸縮復元率は14.8
%であった。
【0019】仮撚条件I スピンドル回転数400,000rpm、撚糸S方向3
424T/M フィード率 第1 +2% 第2 12.5% ヒーター温度 第1 215℃ 第2 205℃ ついで高収縮糸ポリエステルフィラメントA1 とポリエ
ステル仮撚糸B1 をエアジェットにより混繊し、混繊糸
1 の無撚糸と混繊糸C1 に撚を施したC1-1 〜C1-10
を得た。
【0020】上記混繊糸の各々を経糸及び緯糸に使用
し、平織で製織し、下記条件で加工して、各種織物を得
た。表1に得られた織物の特性値を示す。本発明の織物
は通気性に優れ、撚を施すことによって一層防水性の高
くなることが判る。 加工工程及び条件 リラックス 95℃の熱湯水で20〜30秒間リ
ラックス 乾 燥 ショートループドライヤーで100
℃で乾燥 ブレセット 有幅190℃、30秒間 染 色 液流染色機を用い、130℃で染色
分散染料を利用し、グレーに染上げた。 乾 燥 に同じ 撥水加工 弗素系撥水剤を利用(2% ov
f、付着せしめた。) 仕上セット ベーキング180℃、30秒間
【表1】
【0021】実施例2 実施例1で得られたC1 、C1-3 を夫々経糸、緯糸に使
用して、平織で製織し、実施例1にほぼ同様に加工して
織物7、8を得た。織物の特性は表2に示した通りであ
った。使用糸に撚を施すことにより高い通気性でありな
がら、優れた防水性を示すことが判る。
【0022】
【表2】
【0023】実施例3 経糸に実施例1の通常ポリエステルフィラメント
(F1 )を使用し、緯糸に実施例1において得たC1
1-3 を使用して、図1に示す組織で製織後、実施例1
にほぼ同様に加工して、織物9、10を得た。織物の特
性は表3に示した通りであった。通気性に富みながら織
物10は撚を施すことにより優れた防水性を示すことが
判る。
【表3】
【0024】実施例4 実施例1とほぼ同様にして高収縮糸ポリエステルフィラ
メント30d/12fA2 を得た。A2 の熱水収縮率は
14.9%であった。次に通常ポリエステルフィラメン
ト50d/48f、50d/72fを下記仮撚条件IIで
仮撚加工し、巻縮糸B2 ,B3 を得た。巻縮糸B2 ,B
3 の伸縮復元率は夫々15.3%、14.7%であっ
た。 仮撚条件II スピンドル回転数450,000rpm、撚糸S410
0T/M フィード率 第1 +2% 第2 12.5% ヒーター温度 第1 215℃ 第2 205℃ 高収縮ポリエステルフィラメントA2 とB2 、A2 とB
3 をエアジェットにより混繊し、混繊糸C2 ,C3 の無
撚糸とC2 ,C3 に夫々撚方向S280T/Mの撚を施
したC2-1 ,C3-1 の混繊糸を得た。混繊糸C2
3 ,C2-1 ,C3-1 を夫々経糸、緯糸に使用して、図
2に示す組織で製し、実施例1とほぼ同様に加工して、
本発明の織物を得た。織物の物性値を表4に示す。本発
明の織物は通気性に富みながら、耐水性に優れているこ
とが判る。
【0025】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の織物の1例を示す組織図である。
【図2】本発明の織物の1例を示す組織図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/00 E 7199−3B D06M 15/256

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高収縮フィラメント(A)と、単糸デニ
    ールが1.5デニール以下である巻縮糸(B)とが混繊
    され、撚係数700〜4500の実撚を有する混繊糸を
    経糸及び/又は緯糸に用いてなり、経糸および緯糸方向
    のカバーファクターの和が1900以上、空気含有率が
    60%以上であり、更に表面が撥水性を有することを特
    徴とする通気性防水布。
  2. 【請求項2】 高収縮フィラメント(A)の単糸デニー
    ルが1〜3デニール、収縮率が10〜20%である請求
    項1記載の通気性防水布。
  3. 【請求項3】 巻縮糸(B)が伸縮復元率10〜20%
    の仮撚加工糸である請求項1記載の通気性防水布。
  4. 【請求項4】 混繊糸の高収縮フィラメント(A)の割
    合が20〜50重量%である請求項1記載の通気性防水
    布。
  5. 【請求項5】 混繊糸が高収縮フィラメント(A)と巻
    縮糸(B)をエアジェット混繊してなるものである請求
    項1記載の通気性防水布。
  6. 【請求項6】 表面にパーフルオロアルキル基を含有す
    る有機化合物を有する請求項1記載の通気性防水布。
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