JPH0546470B2 - - Google Patents

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JPH0546470B2
JPH0546470B2 JP22253585A JP22253585A JPH0546470B2 JP H0546470 B2 JPH0546470 B2 JP H0546470B2 JP 22253585 A JP22253585 A JP 22253585A JP 22253585 A JP22253585 A JP 22253585A JP H0546470 B2 JPH0546470 B2 JP H0546470B2
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JP
Japan
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rotational acceleration
hydraulic clutch
rotational
valve
signal
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JP22253585A
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English (en)
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JPS6283227A (ja
Inventor
Yoshuki Katayama
Tetsuya Nishida
Shohei Nakai
Tosha Fukumoto
Jutaro Morishita
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、変速用油圧クラツチへの圧油供給系
統に供給油圧を制御する機構を設けてある油圧操
作ギヤ変速装置の油圧クラツチ作動方法に関す
る。
〔従来の技術〕
この種の油圧操作式がギヤ変速装置の油圧クラ
ツチ作動方法において、従来は、電磁バルブを設
け、この電磁バルブの入作動によつて油圧クラツ
チに一定の作動圧を供給していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この場合には、伝動初期の状態から油圧クラツ
チの作動圧に相当する高い圧力を付与することに
なるので、変速シヨツクが大きく、運転者や他の
機器に悪い影響を与えていた。
従つて、このようなものに対して本出願人は特
願昭59−93136号内で次のようものを提案してい
る。その要旨は変速シヨツクを緩和する目的で、
油圧クラツチへの圧油供給系統内に電磁比例減圧
弁を介装し、油圧クラツチへの供給油圧を徐々に
作動圧まで高めていく構成のものである。しか
し、この場合には、電磁比例減圧弁は精密な油量
調節が行えるものであるから、高価なものである
為に、全体構成としてコスト高になつていた。
本発明の目的は簡単な機構によつてコストの高
騰化を抑え乍ら、変速シヨツクを緩和するに最も
適した油圧クラツチの作動方法に沿つた作動が行
えるとともに、油圧クラツチの起動を早くできる
油圧クラツチ作動方法を提案する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による油圧操作式ギヤ変速装置の油圧ク
ラツチ作動方法の特徴は変速用の油圧クラツチへ
の圧油供給系統に電磁バルブを介装するととも
に、油圧クラツチの入・出力軸の回転速度を検出
するセンサを設け、このセンサによる検出回転速
度を基に出力軸の回転加速度を求め、この回転加
速度が所定値を越えるまで電磁バルブに連続ON
信号を与えるとともに、前記回転加速度が所定値
を越えて前記入・出力軸の回転速度が等しくなる
までは電磁バルブにON−OFF信号を与え、この
ON−OFF信号にかかるデユテイを、前記回転加
速度が目標回転加速度に比べて小さい場合には大
きくし、前記回転加速度が目標回転加速度に比べ
て大きい場合には小さくし、かつ、前記入・出力
軸の回転速度が等しくなつた後は電磁バルブに連
続ON信号を与えるようにしてある点にあり、そ
の作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、前記センサによる油圧クラツチ出力軸
の回転加速度を検出することによつて、変速シヨ
ツクを発生し易い急加速状態にならないように加
速状態を見ながら、この回転加速度が所定値(つ
まり、油圧クラツチが繋がり始めるスリツプ率値
に相当する)に到達するまでは、電時バルブに連
続ON信号を与え、油圧クラツチの繋がりに寄与
しない無駄時間を抑制するとともに、この所定値
を越えて入・出力軸回転速度が同一になるまでは
電磁バルブをON−OFF制御し乍ら、変速シヨツ
クを緩和する供給油圧制御を行い、かつ、入・出
力軸回転速度が同一になつた後は電磁バルブに連
続ON信号を与え、油圧クラツチ作動圧を付与す
ることができる。
しかし、電磁バルブをON−OFF制御するに、
単に一定パルスでON−OFF制御信号を与えてい
るわけではなく、あらかじめ望ましいものとして
設定された目標回転速度とセンサによる実回転加
速度とを設定時間毎に比較して、デユテイ (ON−OFF1サイクルに於けるON時間/ON時間+OF
F時間) を変えるようにしてあるので、適宜自動的に実回
転加速度を目標回転加速度に修正でき、目標状態
に近い油圧クラツチ作動が行える。
〔発明の効果〕 変速シヨツツクを間接的に明示する回転加速
度を基に、この回転加速度の対応した電磁バル
ブへの制御信号付与によつて、油圧クラツチを
無駄時間少なく起動させることができる。
油圧クラツチを常に目標状態に近い状態で作
動できるので、負荷変動等の外的条件が変化し
てもそれに対応して変速シヨツツクの少ない作
動を行わせることができる。
油圧クラツチへの圧油を制御するバルブとし
ては電磁比例減圧弁に比べて低コストの電磁式
のON−OFFバルブでよい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すように、エンジン1からの動力を
主クラツチ2を介して主変速装置A、多板式の油
圧クラツチ3、副変速装置B、前後進切換装置C
に順次伝えると共に、該前後進切換装置Cから動
力を後車輪4に対する差動装置4aに伝え、又、
前後進切換装置Cから分岐させた動力を、前車輪
5に対する作動装置5aに伝えるよう走行伝動系
を構成し、又、前記主クラツチ2を介して伝えら
れる動力を変速装置6、一方向回転クラツチ7に
順次伝えて外部動力取出し軸8を駆動するよう構
成して4輪駆動型の農用トラクタの駆動系を構成
する。
前記主変速装置Aは、2つのシンクロメツシユ
式のギヤ変速機構9,10で成り、4段に変速可
能である。又、前記副変速装置B及び前後進切換
装置Cも同様にシンクロメツシユ式のギヤで成
り、これら両装置B,Cの一部のギヤを共用する
よう、夫々が構成されている。
同図及び第3図に示すように、前記主変速装置
A及び副変速装置Bは夫々2つの油圧シリンダ1
1,12及び1つの油圧シリンダ13でシフト操
作されるよう構成してあり、これら3つの油圧シ
リンダ11,12,13は、走行用の変速バルブ
14を介して油圧ポンプ15からの圧油が供給さ
れることで作動する。
又、前記3つの油圧シリンダ11,12,13
は、その作動部を3位置切換弁に構成してあり、
各々が中立以外の位置に操作されると、パイロツ
ト圧を発生させるよう構成してある。
因に、副変速装置Bに対する油圧シリンダ13
は低速操作位置(L)及び高速操作位置(H)の2位置に
のみ操作可能であり、該シリンダ13の切換弁の
中立位置は操作途中でのみ機能する。
又、前記前後進切換装置Cは、揺動式の操作レ
バー16によつて人為操作され、この人為操作系
には油圧バルブ17を介装してある。つまり、該
油圧バルブ17は、前後進切換装置Cを前進操作
位置(F)あるいは後進操作位置(R)に設定するとパイ
ロツト圧を発生させるよう構成してある。
前記油圧クラツチ3は圧油が供給されると入り
操作されるよう構成してあり、前記油圧ポンプ1
5と変速バルブ14との間の油路18から分岐さ
せた油路19によつて圧油が供給される。
又、該油圧クラツチ3は主変速装置A、副変速
装置B、前後進切換装置Cのいずれかが操作され
る際に、自動的に切り操作されると共に、操作が
完了した場合には、再び自動的に入り操作される
よう構成してあり、前記主クラツチ2を切り操作
することなく変速操作が行えるようになつてい
る。
つまり、前記油路19には、前記油圧バルブ1
7及び前記3つの油圧シリンダ11,12,13
夫々からのパイロツト圧で操作される論理弁群2
1とが介装されている。
そして、車体を走行させる状態に主弁速装置A
を設定すると、論理弁群21が連通状態になり、
油圧クラツチ3は入り状態に維持され、又、車体
を走行させている状態で主変速装置A、副変速装
置B、前後進切換装置Cのいずれかを切換操作す
ると、切換操作の途中で該切換操作系からのパイ
ロツト圧が低下して、論理弁群21が油圧ポンプ
15からの圧油を遮断すると同時に、油圧クラツ
チ3の作動油をドレン油路23に流し出して油圧
クラツチ3を切り操作する。次に切換操作が完了
すると、再び論理弁群21が連通状態に設定さ
れ、油圧クラツチ3を入り操作する。
第4図に示すように、油圧クラツチ3の入力軸
24と出力軸25とに被検出用ギヤ26,27を
嵌着するとともに、このギヤ26,27の回転数
を電磁パルスとして検出する検出部28,29を
設け、入・出力軸24,25の回転速度N1,N2
を検出するセンサS1,S2に構成してある。このセ
ンサS1,S2の回転速度N1,N2検出結果に基づい
て、一定時間ΔT前の検出結果N1′,N′2との比較
によつて、出力軸25の回転加速度aを算出す
る。
a=|1/ΔT{(N1−N2)−(N1′−N′2)}
| 又、前記油圧クラツチ3への供給油路19で論
理弁群21と油圧クラツチ3との間に電磁バルブ
30を介装し、この電磁バルブ30への通電制御
を前記回転加速度aを基に行うようにしてある。
つまり、前記回転加速度aは、第1図で示すグラ
フの傾きで表され、その傾きが図示する点Pでの
入力軸24と出力軸25と所定のスリツプ率に相
当する所定値になるまでは電磁バルブ30には連
続ON信号が与えられる。又、前記回転加速度a
が所定値を越えて入・出力軸24,25回転速度
N1,N2が同一回転速度になるまでは電磁バルブ
30にOFF信号が始まるON−OFF信号が与えら
れる。このON−OFF信号は第5図で示すように
ON−OFF1サイクル当たりのONタイム時間で表
されるデユテイDを基準にして、図示する目標回
転加速度a′と回転加速度aとを比較して、a′>a
であればデユテイDを大きくし、a′<aであれば
デユテイDを小さくするように変更され、目標回
転加速度a′に沿つた状態で油圧クラツチ3を作動
することに寄与する。そして出力軸25回転速度
N2が入力軸24回転速度N1と同一になつた後は
電磁バルブ30に連続ON信号を与える。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る油圧操作式ギヤ変速装置の
油圧クラツチ作動方法の実施例を示し、第1図は
電磁バルブの制御形態を示すグラフ、第2図は油
圧操作式ギヤ変速装置の全体構成図、第3図は第
2図に対応した油圧回路図、第4図は回転センサ
を示す構成図、第5図はON−OFF信号における
デユテイを示すグラフである。 3……油圧クラツチ、24……入力軸、25…
…出力軸、30……電磁バルブ、a……回転加速
度、N1……入力軸回転速度、N2……出力軸回転
速度、S1,S2……回転センサ、D……デユテイ、
a′……目標回転加速度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 変速用の油圧クラツチ3への圧油供給系統に
    電磁バルブ30を介装するとともに、油圧クラツ
    チ3の入・出力軸24,25の回転速度を検出す
    るセンサS1,S2を設け、このセンサS1,S2による
    検出回転速度N1,N2を基に出力軸25の回転加
    速度aを求め、この回転加速度aが所定値を越え
    るまでは電磁バルブ30に連続ON信号が与える
    とともに、前記回転加速度aが所定値を越えて前
    記入・出力軸24,25の回転速度N1,N2が等
    しくなるまでは電磁バルブ30にON−OFF信号
    を与え、このON−OFF信号にかかるデユテイD
    を、前記回転加速度aが目標回転加速度a′に比べ
    て小さい場合には大きくし、前記回転加速度aが
    目標回転加速度a′に比べて大きい場合には小さく
    し、かつ、前記入・出力軸の回転速度が等しくな
    つた後は電磁バルブ30に連続ON信号を与える
    ようにしてある油圧操作式ギヤ変速装置の油圧ク
    ラツチ作動方法。
JP22253585A 1985-10-04 1985-10-04 油圧操作式ギヤ変速装置の油圧クラツチ作動方法 Granted JPS6283227A (ja)

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JP22253585A JPS6283227A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 油圧操作式ギヤ変速装置の油圧クラツチ作動方法

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JPS6283227A JPS6283227A (ja) 1987-04-16
JPH0546470B2 true JPH0546470B2 (ja) 1993-07-14

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JPS6435150A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Kubota Ltd Hydraulic clutch for speed change of working vehicle
JPH0246367A (ja) * 1988-08-08 1990-02-15 Iseki & Co Ltd トラクタ等の変速油圧回路
JP4928238B2 (ja) * 2006-11-28 2012-05-09 株式会社クボタ 作業車の走行変速構造

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