JPH0545851B2 - - Google Patents

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JPH0545851B2
JPH0545851B2 JP26899387A JP26899387A JPH0545851B2 JP H0545851 B2 JPH0545851 B2 JP H0545851B2 JP 26899387 A JP26899387 A JP 26899387A JP 26899387 A JP26899387 A JP 26899387A JP H0545851 B2 JPH0545851 B2 JP H0545851B2
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JP
Japan
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circuit
seconds
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piezoelectric film
section
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Inventor
Hideyo Koizumi
Shigeru Tagaito
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気カーペツトに関し、更に詳しく
は、カーペツト上に人が居るか否かの検知を迅
速・確実に行えるようにした電気カーペツトに関
する。
〔従来の技術〕
一般に電気カーペツトは、複数の面に分割され
ており、それぞれの区分に圧電フイルム式センサ
とヒータとが配設されている。そして、各区分に
ついて圧電フイルム式センサで人の有無が検知さ
れて、人が居ればその区分のヒータをオンにし、
居なければオフにするようにして、ヒータの切り
忘れ防止や節電を行つている。
各区分について人の有無を検出し、ヒータを制
御する制御回路の従来例を第5図に示す。
この制御回路において、1,1′,1″は、各区
分に配設された圧電フイルム式センサを示すもの
で、アナログスイツチ12を介して共通の検出回
路13に接続されている。
その検出回路13の入力段13aはローパスフ
イルタ回路になつており、最終段はマイクロコン
ピユータ13cになつている。
このマイクロコンピユータ13cは、出力イ,
ロ,ハによつて、前記アナログスイツチ12の切
換え制御を行なつており、また、出力ニ、ホ、ヘ
によつて、各区分に設置されたヒータのオン、オ
フ制御を行つている。即ち、マイクロコンピユー
タ13cは、出力イをオンして第1の区分(第1
面という)の圧電フイルム式センサ1を選択し、
その時の入力電圧V1が所定時間内に所定の変化
を示せば、第1面に人が居ると判定し、出力ニを
オンして、第1面のヒータをオンにする。しか
し、入力電圧V1が前記変化を示さなければ、第
1面に人が居ないと判定し、出力イをオフして、
第1面のヒータをオフとする。次に、出力イをオ
フとし、出力イをオンとして第2の区分(第2面
という)の圧電フイルム式センサ1′を選択し、
前記と同様の処理を行う。更に第3の区分(第3
面という)についても同様である。
このように、1つの検出回路13を共有するこ
とによつて、人の有無を検出するための構成を簡
単化している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第6図はマイクロコンピユータ13cへの入力
電圧V1の変化を示したもので、時刻t1において第
1面についての処理から第2面についての処理に
切り換えた状態である。
第1面には人が居るため、第1面についての処
理時には、入力電圧V1はA電圧以上となつたり
B電圧以下となつたりする変化を示している。と
ころが、第2面には人が居ないにもかかわらず、
第2面についての処理に切り換えた直後の期間T
でも入力電圧V1が変化しており、時刻t2になつて
から安定している。このように変化を示すのは、
第1面の圧電フイルム式センサの電圧と第2面の
圧電フイルム式センサ1′の電圧とが異なるため、
切り換わり時に過渡応答を示すためである。
従つて、誤動作を防止するため、この期間T中
の入力電圧V1の変化を無視する必要があり、マ
イクロコンピユータ13cはこの期間Tをマスキ
ング期間としている。
このマスキング期間は検出の遅れにつながるた
め短い方が好ましいが、検出回路13の時定数が
大きいために期間Tが大きく、やむをえず長くと
らねばならない問題点があつた。
そして、一つの面についての処理が終わつてか
ら再び処理を受けるまで待たねばならない期間
(インターバル)もこのために長くなり、従つて、
確実に検出されるために人が動いていなければな
らない期間が長くなる問題点があつた。
そこで本発明の目的とするところは、マスキン
グ期間を短縮可能として上記問題点を解消できる
ようにした電気カーペツトを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電気カーペツトは、複数の面に分割し
た各区分に圧電フイルム式センサを配設すると共
に、それら圧電フイルム式センサを選択スイツチ
回路を介して共通の検出回路に接続し、その選択
スイツチ回路の切換えによつて各区分について人
の有無を検知するようにした電気カーペツトにお
いて、前記選択スイツチ回路を切換えた直後の所
定時間は前記検出回路の入力部が放電用回路に接
続され、その後その放電用回路が切り離されて検
出が行われるようにしたことを構成上の特徴とす
るものである。
〔作用〕
本発明の電気カーペツトでは、選択スイツチ回
路を切り換えた直後に検出回路の入力部が放電用
回路に接続されるが、このため検出回路に時定数
が事実上小さくなり、短時間で安定化する。
そこで、マスキング時間を短縮することが可能
となり、検出の遅れが少なくなる。
また、インターバルも短くなるので、カーペツ
ト上で人が短時間しか動かなくても確実に検出で
きるようになる。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に
詳しく説明する。ここに第1図は本発明の一実施
例の電気カーペツトの制御回路図、第2図及び第
3図は第1図に示す制御回路の作動のフローチヤ
ート、第4図は第1図に示す制御回路の各信号波
形図である。なお、以下の実施例により本発明が
限定されるものではない。
第1図において、圧電フイルム式センサ1,
1′,1″は、電気カーペツトの分割した各区分に
配設されている。そして、アナログスイツチ2を
介して、共通の検出回路3に接続されている。
検出回路3は、入力段にローパスフイルタ回路
3aを有し、中段に増幅回路3bを有し、最終段
はマイクロコンピユータ3cになつている。
検出回路3の入力部であるローパスフイルタ回
路3aにはアナログスイツチ2を介して放電用抵
抗R5の一端が接続され、その放電用抵抗Rの他
端は圧電フイルム式センサ1,1′,1″の共通接
続ラインに接続されている。かかるアナログスイ
ツチ2と放電用抵抗R5によつて放電用回路4が
形成されている。
マイクロコンピユータ3cは、出力イ,ロ,ハ
によつて、圧電フイルム式センサ1,1′,1″を
選択する切換え制御を行う。また、出力ニ,ホ,
ヘによつて、各区分に配設されたヒータのオン・
オフ制御を行う。更に、出力チによつて、アナロ
グスイツチ2を制御し、放電用抵抗R5をローパ
スフイルタ回路3aに接続したり、切り離したり
する制御を行う。
次に、第2図〜第4図を参照して作動を説明す
る。
マイクロコンピユータ3cは、初期状態とし
て、全ての出力をオフとしている。
まず、内蔵するタイマーにおいてタイムリセツ
トし(M1)、出力イをハイにすると共に,出力
イ,イをローにする(M2)。これにより第1面の
圧電フイルム式センサ1が選択されて検出回路3
に接続される。
ろ次に、0.5秒間のみ出力チをハイロにする
(M3)。これによりローパスフイルタ回路3aに
放電用抵抗R5が接続され、放電が行われる。
0.5秒経過後に、出力はローになり、放電用抵抗
R5は切り離される。
次に、第3図に示すサブプログラムが実行され
る。
サブプログラムでは、マイクロコンピユータ3
cへの入力電圧V1がA電圧以上か否かがチエツ
クされ(S1)、A電圧以上でない時は、B電圧以
下か否かがチエツクされる(S2)。
A電圧以上でもなくB電圧以下でもなければ、
第2図に示すステツプM4に移行し、2秒経過し
たか否かがチエツクされる。2秒経過しておれ
ば、第2面の処理に移行するが、2秒経過するま
ではサブプログラムの実行が繰り返される。
第3図のステツプS1において、A電圧以上で
あれば、それから1秒以内にB電圧以下となつた
か否かがチエツクされる(S3〜S7)。
1秒以内にB電圧以下とならなければ、第2図
に示すステツプM4に移行し、2秒経過したか否
かがチエツクされる。2秒経過しておれば第2面
の処理に移行し、2秒経過するまではサブプログ
ラムが繰り返し実行される。
1秒以内にB電圧以下になれば、出力イ、出力
ロ、出力ハのいずれがハイであるかがチエツクさ
れ(S13、S14)、ハイであつたものに対応する出
力ニ又はホ又はヘが数分間ハイにされる(S15〜
S17)。即ち、該当する面のヒータが数分間オン
にされる。
第3図のステツプS2において、B電圧以下で
あれば、それから1秒以内にA電圧以上となつた
か否かがチエツクされる(S8〜S12)。
1秒以内にA電圧以上とならなければ、第2図
に示すステツプM4に移行する。そして、ステツ
プM4では、2秒経過したか否かがチエツクさ
れ、経過しておれば第2面の処理に移行し、経過
前であればサブプログラムが繰り返される。
1秒以内にA電圧以上となれば、出力イ、出カ
ロ、力ハのいずれがハイであるかがチエツクされ
(S13、S14)、ハイであるものに対応する出力ニ
又はホ又はヘが数分間イされる。(S15〜S17)。
即ち、該当する面のヒータが数分間オンにされ
る。
第2図に示すステツプM5〜M8は第2面につい
ての処理であり、ステツプM9〜M12は第3面に
ついての処理であるが、その内容は上記ステツプ
M1〜M4と同様である。
結局、各面には2秒間ずつの処理時間が与えら
れ、0.5秒間はマスキングされているが、最大限
残りの1.5秒間は人の有無の検出のために有効に
費やすことが出来る。
ここで0.5秒間のマスキング期間中に検出回路
3が安定するか否かが問題となるが、第4図は
0.5秒間であれば十分安定することを示している。
即ち、第4図の上段の波形は出力チを示してお
り、下段の波形は入力電圧V1を示している。各
面の処理は2秒間ずつ割り当てられ、その最初の
0.5秒間は検出回路3の入力部に放電用抵抗R5
が接続され、検出回路3を安定化されるのに費や
される。そして、最大限残りの1.5秒間が有効の
検出時間となる。
さて、時刻t1の直面は第1面の処理が行われて
おり、第1面には人が居るため、入力電圧V1
A電圧以上となつたりB電圧以下のとつたりする
変化を示している。
時刻t1にアナログスイツチ2が切換えられる
と、その直後は過渡応答を示すが、放電用抵抗R
5が接続されるため、この過渡応答時間Tは小さ
く(例えば0.3秒)、速やかに安定化している。
従つて、アナログスイツチ2を切り換えた直後
の0.5秒間をマスキングすれば十分であり、マス
キング期間を短縮できることが理解されよう。
この結果、インターバルも短縮され、人が短時
間しか動かなくても確実に検出できるようにな
る。
尚、第4図によれば検出回路3が0.3秒程度で
安定化するので、マスキング時は振ばえ0.3秒あ
れば良いことになる。また、有効検出時間は経験
上最低0.8秒あれば良い。すると、一つの面に要
する処理時間は1.1秒となり、インターバルは、
0.3×3+0.8×2=2.5秒となる。
これに対して、第6図(従来回路)によれば検
出回路13が1.3秒程度で安定化するので、マス
キング時間は最低1.3秒あることが必要である。
また、有効検出時間は上記と同じで0.8秒あれば
良い。すると、一つの面に要する処理時間は2.1
秒となり、インターバルは、1.3×3+0.8×2=
5.5秒となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の面に分割した各区分に
圧電フイルム式センサを配設すると共に、それら
圧電フイルム式センサを選択スイツチ回路を介し
て共通の検出回路に接続し、その選択スイツチ回
路の切換えによつて各区分について人の有無を検
知するようにした電気カーペツトにおいて、前記
選択スイツチ回路を切換えた直後の所定時間は前
記検出回路の入力部が放電用回路に接続され、そ
の後その放電用回路が切り離されて検出が行われ
ることを特徴とする電気カーペツトが提供され、
これにより選択スイツチ回路の切換え後の検出回
路の安定化が迅速に行えるようになるので、検出
の遅れ時間が少なくなり、迅速・確実に人の有無
を検知し、ヒータの制御を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気カーペツトの
制御回路図、第2図及び第3図は第1図に示す制
御回路の作動のフローチヤート、第4図は第1図
に示す制御回路の各信号波形図、第5図は従来の
電気カーペツトにおける制御回路図、第6図は第
5図に示す回路における信号波形図である。 〔符号の説明〕、1,1′,1″……圧電フイル
ム式センサ、2……アナログスイツチ、3……検
出回路、3a……ローパスフイルタ回路、3c…
…マイクロコンピユータ、4、……放電用回路、
R5……放電用抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の面に分割した各区分に圧電フイルム式
    センサを配設すると共に、それら圧電フイルム式
    センサを選択スチツチ回路を介して共通の検出回
    路に接続し、その選択スイツチ回路の切換えによ
    つて各区分について人の有無を検知するようにし
    た電気カーペツトにおいて、前記選択スイツチ回
    路を切換えた直後の所定時間は前記検出回路の入
    力部が放電用回路に接続され、その後その放電用
    回路が切り離されて検出が行われることを特徴と
    する電気カーペツト。
JP26899387A 1987-10-23 1987-10-23 電気カーペット Granted JPH01111145A (ja)

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JP26899387A JPH01111145A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 電気カーペット

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