JPH02107019A - ディジタル入力回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、数値制御装置やロボットコントローラ等に使
用される、ディジタル信号入力のコモン電圧の設定変更
が可能なディジタル入力回路に関する。

（従来の技術） 通常のディジタル入力（Ｄｉ）には、コモン電源に＋２
４ボルトと０ボルトの２種類の選択が可能であって、そ
のコモン切換は、プリント回路基板（ＰＣＢ）上に設定
ビンを設け、コネクタに接続された外部回路のコモン電
圧と対応するように設定ビンによる設定変更をしていた
。

第３図の従来回路では、図の一点鎖線の左側の外部回路
で、機械接点１が電源電圧２４ボルトの供給となってい
る場合には、図の右側のプリント回路基板に設けた設定
ビン２が接地側に選択される。これにより、ディジタル
人力の非選択時には、レシーバ３の入力端子に電位を与
える抵抗ｒに、選択されたコモン電圧とは異なる電圧（
この場合は、０ボルト）が印加され、レシーバ３の入力
電圧が確定されることになる。なお、レシーバ４は設定
ビン２の選択により、基準信号電位を設定するものであ
り、これらレシーバ３，４の信号は、読み出し制御信号
＊ＲＤにより、ディジタルアンプ５．６から読み出され
る。

（発明が解決しようとする課題） このような従来の設定ビン２によるコモン電圧の選択方
法によれば、機械側からの接点信号の種類に応じて、同
じ入力回路で対応できるという利点があるが、オペレー
タにはこうした切換操作が必要とされるため、しばしば
設定ミスを起し、あるいは切換設定自体が看過され、正
確なディジタル入力を決定できないという問題があフた
。

本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
設定ビンを無くして自動的に対応するコモン電圧を判別
し、設定できるディジタル入力回路を提供することを目
的としている。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、Ｏボルトとそれ以外の特定電圧値のい
ずれか一方をディジタル信号のコモン電源として選択し
た場合の外部接点との接続が可能なレシーバを有するデ
ィジタル入力回路において、前記コモン電源と直接に接
続され選択されたコモン電圧を判別する判別手段と、こ
の判別手段の判別結果に応じてコモン電圧とは異なる電
圧値を前記レシーバへのディジタル信号非入力時の電圧
として設定する設定手段とを具備することを特徴とする
ディジタル入力回路を提供できる。

（作用） 本発明のディジタル入力回路では、複数のレシーバ人力
に対しても、外部からコモン電圧を指定された外部端子
に入力しておくことにより、この電圧をレシーバが形成
されているＰＣＢ上で検出し、コモン電圧に対応してそ
れぞれのレシーバに供給される電圧値を自動的に切換る
ことができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
。

第１図、第２図は、それぞれ外部接点のコモン電圧が＋
２４ボルト、Ｏボルトに選択された場合の、ディジタル
入力回路の状態を示すものであり、外部接点ＳＷ１によ
り形成されるディジタル人力を形成する外部回路は、２
つのコネクタＣＮ１　（１）、ＣＮＩ　　（２）により
このディジタル入力回路に接続される。

このディジタル入力回路は、選択されたコモン電圧が外
部接点ＳＷＩに応じてコネクタＣＮＩ（１）を介して接
続される第１のレシーバ３１と、コモン電圧が外部回路
から直接にコネクタＣＮ１（２）を介して接続される第
２のレシーバ４１と、この第２のレシーバ４１の出力側
にドライバ７を介して接続されるリレー駆動回路８１と
、このリレー駆動回路８１に応答して作動するリレー接
点ｒＵ１とを具備しており、このリレー接点ｒΩ１によ
り選択されたコモン電圧以外の電圧値を、入力の非選択
時にレシーバ入力端子に電位を与える抵抗ｒを介して第
１のレシーバの入力側に供給し、ディジタル信号非入力
時の電圧を設定するようにしている。

すなわち、第１図においては、Ｄｉコモン電圧が＋２４
ボルトに設定された外部回路を、コネクタＣＮＩ　（１
）、ＣＮＩ　（２）に接続し、コネクタＣＮＩ　（１）
にディジタル信号を、コネクタＣＮｌ　　（２）に使用
しているコモン電圧を供給する。コモン電圧はレシーバ
４１とドライバ７とからリレー駆動回路８１を駆動し、
その接点であるリレー接点ｒｏｌｌを０ボルト側に接続
する。これによりレシーバ３１の入力電圧が確定される
。

第２図の場合は、コモン電圧が０ボルトであって、コネ
クタＣＮＩ　（２）を介してレシーバ４１の入力側は接
地電位となり、接続された外部回路によってはリレー駆
動回路がオンせず、リレー接点ｒＱ１は、＋２４ボルト
側に接続される。これによりレシーバ３１の入力電圧が
確定される。

このようにレシーバ４１の出力側にリレー駆動回路８１
を設け、このリレー接点ｒ（１１によって外部接点ＳＷ
Ｉが非選択時には選択された電圧とは逆の電圧を印加す
るように構成されているから、設定ビンを用いることな
く、外部で選択された電圧に専用のレシーバにより、コ
モン電圧に対応してレシーバに供給される電圧値を自動
的に切換えて確定することができる。

なお、上述の実施例は、説明を簡単にするために、外部
回路からのレシーバ入力が１つの場合であるが、一般に
外部回路と接続されるディジタル入力回路は、８乃至１
６の複数の外部接点に対して動作可能に構成され、上記
ディジタルアンプ５．６を順次に読み出し制御信号＊Ｒ
Ｄにより選択している。

また、上記実施例では選択されたコモン電圧の判別手段
としてリレー駆動回路を使用し、そのリレー接点により
ディジタル信号非入力時の電圧設定を行なうようにして
いるが、本発明の精神から逸れないかぎりで、種々の異
なる実施例は容易に構成できるから、本発明は前記特許
請求の範囲において記載した限定以外、特定の実施例に
制約されるものではない。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、ＰＣＢ上の設定
ビンを不要にしてオペレータの設定の手間を省略でき、
設定ミスを確実に防ぐことができるディジタル入力回路
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、コモン電圧が２４ボルトの場合の本発明の一
実施例を示すブロック図、第２図は、コモン電圧がＯボ
ルトの場合のブロック図、第３図は、設定ビンを使用す
る従来装置の一例を示す図である。 ＳＷｔ・・・外部接点、３１・・・第１のレシーバ、４
２・・・第２のレシーバ、８２・・・リレー駆動回路、
ｒＱｌ・・・リレー接点ｒＱ１゜ 特許出願人　ファナック株式会社 代　　理　　人　　弁理士　　辻　　　　　實弔３図 チＫｅ）□

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ０ボルトとそれ以外の特定電圧値のいずれか一方をディ
   ジタル信号のコモン電源として選択した場合の外部接点
   との接続が可能なレシーバを有するディジタル入力回路
   において、前記コモン電源と直接に接続され選択された
   コモン電圧を判別する判別手段と、この判別手段の判別
   結果に応じてコモン電圧とは異なる電圧値を前記レシー
   バへのディジタル信号非入力時の電圧として設定する設
   定手段とを具備することを特徴とするディジタル入力回
   路。