JPH08328742A - タッチパネルの制御方法および座標入力装置 - Google Patents
タッチパネルの制御方法および座標入力装置Info
- Publication number
- JPH08328742A JPH08328742A JP13763495A JP13763495A JPH08328742A JP H08328742 A JPH08328742 A JP H08328742A JP 13763495 A JP13763495 A JP 13763495A JP 13763495 A JP13763495 A JP 13763495A JP H08328742 A JPH08328742 A JP H08328742A
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- Japan
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- voltage
- electrode
- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【構成】タッチパネル1に圧力が加えられている位置の
X座標は、まず、トランジスタ2,3をオフ、4,5を
オンにし、コンデンサ7の放電を行う。次に、トランジ
スタ2,4をオフ、3,5をオンにし、信号線15から
X座標の値を得る。Y座標は上記と同様にトランジスタ
2,3をオフ、4,5をオンにし、コンデンサ9の放電
を行う。次に、トランジスタ3,5をオフ、2,4をオ
ンにし、信号線16からY座標の値を得る。 【効果】トランジスタの切り替えをすべて同時に行うの
で、タッチパネルに圧力が加えられている場合でも、不
必要な電力を消費することがなく、圧力が加えられてい
ることを判断し、その位置を得ることができる。
X座標は、まず、トランジスタ2,3をオフ、4,5を
オンにし、コンデンサ7の放電を行う。次に、トランジ
スタ2,4をオフ、3,5をオンにし、信号線15から
X座標の値を得る。Y座標は上記と同様にトランジスタ
2,3をオフ、4,5をオンにし、コンデンサ9の放電
を行う。次に、トランジスタ3,5をオフ、2,4をオ
ンにし、信号線16からY座標の値を得る。 【効果】トランジスタの切り替えをすべて同時に行うの
で、タッチパネルに圧力が加えられている場合でも、不
必要な電力を消費することがなく、圧力が加えられてい
ることを判断し、その位置を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチパネルを用いた制
御方法および座標入力装置に関する。
御方法および座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タッチパネルを用いた座標入力装置で
は、電極を、電圧の検出と電源の供給に時分割で切り替
えながら、位置の検出を行う。このため、タッチパネル
に圧力が加えられていない場合でも、電圧を検出する電
極の電圧はあるレベルになり、圧力が加えられているこ
との判断が難しかった。この対策として、例えば特開昭
64−46123 号公報に示されるように、電圧の検出を行う
まで、電圧を検出する電極を接地しておくものがある。
は、電極を、電圧の検出と電源の供給に時分割で切り替
えながら、位置の検出を行う。このため、タッチパネル
に圧力が加えられていない場合でも、電圧を検出する電
極の電圧はあるレベルになり、圧力が加えられているこ
との判断が難しかった。この対策として、例えば特開昭
64−46123 号公報に示されるように、電圧の検出を行う
まで、電圧を検出する電極を接地しておくものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、電源を接続する電極に電圧が加えられたあとも、電
圧を検出する電極が接地されているために、タッチパネ
ルに圧力が加えられた状態では、圧力が加えられている
点を通して、電流が、電源から接地へ流れ、必要のない
電力を消費することになる。
は、電源を接続する電極に電圧が加えられたあとも、電
圧を検出する電極が接地されているために、タッチパネ
ルに圧力が加えられた状態では、圧力が加えられている
点を通して、電流が、電源から接地へ流れ、必要のない
電力を消費することになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、タッチパネル
の電圧を検出する電極を、電源を接続する電極に電圧を
加えるまで接地しておくようにしたものである。
の電圧を検出する電極を、電源を接続する電極に電圧を
加えるまで接地しておくようにしたものである。
【0005】
【作用】タッチパネルの電圧を検出する電極を、電源を
接続する電極に電圧を加えるまで接地しておき、電源を
接続する電極に電圧を加えると同時に、電圧を検出する
電極を高抵抗状態にする。
接続する電極に電圧を加えるまで接地しておき、電源を
接続する電極に電圧を加えると同時に、電圧を検出する
電極を高抵抗状態にする。
【0006】それによって、不必要な電力を消費するこ
となく、タッチパネルに圧力が加えられていることを判
断することができ、さらに圧力が加えられている座標を
得ることができる。
となく、タッチパネルに圧力が加えられていることを判
断することができ、さらに圧力が加えられている座標を
得ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の座標入力装置の一実施例であ
る。1はタッチパネル、2,3,4,5はタッチパネル
の電極に電源の供給を制御するトランジスタであり、抵
抗6,8とコンデンサ7,9はそれぞれノイズ除去フィ
ルタを構成している。11,12,13,14はCPU
からトランジスタ2,3,4,5を制御するための信号
線。15,16はタッチパネルからの電圧をA/D変換
器に接続するための信号線である。
る。1はタッチパネル、2,3,4,5はタッチパネル
の電極に電源の供給を制御するトランジスタであり、抵
抗6,8とコンデンサ7,9はそれぞれノイズ除去フィ
ルタを構成している。11,12,13,14はCPU
からトランジスタ2,3,4,5を制御するための信号
線。15,16はタッチパネルからの電圧をA/D変換
器に接続するための信号線である。
【0008】図2は圧力が加えられている位置の、X座
標を得るときのトランジスタ制御線11,12,13,
14の制御方法を示したタイミングチャートである。
標を得るときのトランジスタ制御線11,12,13,
14の制御方法を示したタイミングチャートである。
【0009】以下、図1,図2を用いて、圧力が加えら
れている位置のX座標を得る方法を説明する。
れている位置のX座標を得る方法を説明する。
【0010】まず、21の時点で、11,12,13,
14を5Vに設定し、トランジスタ2,3をオフ、4,
5をオンにし、タッチパネル1およびノイズ除去フィル
タのコンデンサ7の放電を行う。次に、22の時点で、
11,14を5V、12,13を0Vに設定し、トラン
ジスタ2,4をオフ、3,5をオンにする。これによっ
て、タッチパネル1のX軸方向に電圧がかかり、圧力が
加えられている位置が電圧としてY軸電極に現われる。
よって、23の時点で、信号線15に接続されたA/D
変換器から、圧力が加えられているX座標を得ることが
できる。
14を5Vに設定し、トランジスタ2,3をオフ、4,
5をオンにし、タッチパネル1およびノイズ除去フィル
タのコンデンサ7の放電を行う。次に、22の時点で、
11,14を5V、12,13を0Vに設定し、トラン
ジスタ2,4をオフ、3,5をオンにする。これによっ
て、タッチパネル1のX軸方向に電圧がかかり、圧力が
加えられている位置が電圧としてY軸電極に現われる。
よって、23の時点で、信号線15に接続されたA/D
変換器から、圧力が加えられているX座標を得ることが
できる。
【0011】図3は圧力が加えられている位置の、Y座
標を得るときのトランジスタ制御線11,12,13,
14の制御方法を示したタイミングチャートである。
標を得るときのトランジスタ制御線11,12,13,
14の制御方法を示したタイミングチャートである。
【0012】以下、図1,図3を用いて、圧力が加えら
れている位置のY座標を得る方法を説明する。
れている位置のY座標を得る方法を説明する。
【0013】まず、31の時点で、11,12,13,
14を5Vに設定し、トランジスタ2,3をオフ、4,
5をオンにし、タッチパネル1およびノイズ除去フィル
タのコンデンサ9の放電を行う。次に、32の時点で、
12,13を5V、11,14を0Vに設定し、トラン
ジスタ3,5をオフ、2,4をオンにする。これによっ
て、タッチパネル1のY軸方向に電圧がかかり、圧力が
加えられている位置が電圧としてX軸電極に現われる。
よって、33の時点で、信号線16に接続されたA/D
変換器から、圧力が加えられているY座標を得ることが
できる。
14を5Vに設定し、トランジスタ2,3をオフ、4,
5をオンにし、タッチパネル1およびノイズ除去フィル
タのコンデンサ9の放電を行う。次に、32の時点で、
12,13を5V、11,14を0Vに設定し、トラン
ジスタ3,5をオフ、2,4をオンにする。これによっ
て、タッチパネル1のY軸方向に電圧がかかり、圧力が
加えられている位置が電圧としてX軸電極に現われる。
よって、33の時点で、信号線16に接続されたA/D
変換器から、圧力が加えられているY座標を得ることが
できる。
【0014】上記の処理の時点で、タッチパネル1に圧
力が加えられていない場合は、信号線15,16の電圧
が、タッチパネル1に圧力が加えられている場合に比べ
て十分に小さい値になるので、タッチパネル1に圧力が
加えられていることの判断を容易に行うことができる。
力が加えられていない場合は、信号線15,16の電圧
が、タッチパネル1に圧力が加えられている場合に比べ
て十分に小さい値になるので、タッチパネル1に圧力が
加えられていることの判断を容易に行うことができる。
【0015】なお、実施例では、タッチパネル1の電源
供給の制御にトランジスタを使用したが、トランジスタ
の代わりにアナログスイッチを使用しても同様の動作を
行うことは容易に類推できると思われる。また、X座標
の検出のときのコンデンサ7の放電時にトランジスタ5
はオフでもよいことや、同様にY座標の検出のときのコ
ンデンサ9の放電時にトランジスタ4はオフでもよい。
供給の制御にトランジスタを使用したが、トランジスタ
の代わりにアナログスイッチを使用しても同様の動作を
行うことは容易に類推できると思われる。また、X座標
の検出のときのコンデンサ7の放電時にトランジスタ5
はオフでもよいことや、同様にY座標の検出のときのコ
ンデンサ9の放電時にトランジスタ4はオフでもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、不必要な電力を消費す
ることなく、タッチパネルに圧力が加えられていること
を判断でき、さらに圧力が加えられている位置を得るこ
とができる。
ることなく、タッチパネルに圧力が加えられていること
を判断でき、さらに圧力が加えられている位置を得るこ
とができる。
【図1】本発明による座標入力装置の一実施例を示す回
路図。
路図。
【図2】本発明による座標入力装置の一実施例のX座標
を得るための制御方法を示す説明図。
を得るための制御方法を示す説明図。
【図3】本発明による座標入力装置の一実施例のY座標
を得るための制御方法を示す説明図。
を得るための制御方法を示す説明図。
1…タッチパネル、2,3,4,5…トランジスタ、
6,8…抵抗、7,9…コンデンサ、11,12,1
3,14…トランジスタ制御線、15,16…位置検出
信号線。
6,8…抵抗、7,9…コンデンサ、11,12,1
3,14…トランジスタ制御線、15,16…位置検出
信号線。
Claims (2)
- 【請求項1】タッチパネルを用いた座標入力方法におい
て、電圧を検出する電極を、電源を接続する電極に電圧
を加えるまで接地することを特徴とするタッチパネルの
制御方法。 - 【請求項2】タッチパネルの制御方法を実現するため
に、電圧を検出する電極を、電源を接続する電極に電圧
を加えるまで接地する手段を備えることを特徴とする座
標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13763495A JPH08328742A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | タッチパネルの制御方法および座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13763495A JPH08328742A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | タッチパネルの制御方法および座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328742A true JPH08328742A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15203235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13763495A Pending JPH08328742A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | タッチパネルの制御方法および座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08328742A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1326031C (zh) * | 2001-12-17 | 2007-07-11 | Lg.飞利浦Lcd有限公司 | 触摸板显示装置及其信号线形成方法 |
JP2011070340A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Stanley Electric Co Ltd | タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13763495A patent/JPH08328742A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1326031C (zh) * | 2001-12-17 | 2007-07-11 | Lg.飞利浦Lcd有限公司 | 触摸板显示装置及其信号线形成方法 |
JP2011070340A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Stanley Electric Co Ltd | タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法 |
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