JP2606068Y2 - タッチパネル装置 - Google Patents
タッチパネル装置Info
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- JP2606068Y2 JP2606068Y2 JP1992040049U JP4004992U JP2606068Y2 JP 2606068 Y2 JP2606068 Y2 JP 2606068Y2 JP 1992040049 U JP1992040049 U JP 1992040049U JP 4004992 U JP4004992 U JP 4004992U JP 2606068 Y2 JP2606068 Y2 JP 2606068Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、CG(computer graph
ics)システムやCAD(computer aided design)シス
テム等における入力装置としてまたFA機器のコントロ
ーラとして用いられ、指やペン状の部材によって押圧さ
れた位置を検出するタッチパネル装置に関するものであ
る。
ics)システムやCAD(computer aided design)シス
テム等における入力装置としてまたFA機器のコントロ
ーラとして用いられ、指やペン状の部材によって押圧さ
れた位置を検出するタッチパネル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、指やペン状の部材によって押
圧された位置を検出し、アナログインタフェイスを介し
て、コンピュータ等に2次元の座標信号として入力する
タッチパネル装置が用いられている。特に、透明な板状
の検出部材を用いたタッチパネル装置は、上記検出部を
ディスプレイの表示面上に設けることにより、表示画像
と対応させた入力等が容易に行えるようになるので、イ
ンタラクティブな情報処理システム等に多く用いられつ
つある。
圧された位置を検出し、アナログインタフェイスを介し
て、コンピュータ等に2次元の座標信号として入力する
タッチパネル装置が用いられている。特に、透明な板状
の検出部材を用いたタッチパネル装置は、上記検出部を
ディスプレイの表示面上に設けることにより、表示画像
と対応させた入力等が容易に行えるようになるので、イ
ンタラクティブな情報処理システム等に多く用いられつ
つある。
【0003】この種のタッチパネル装置としては、大別
して定電流方式と定電圧方式とがある。定電流方式は、
タッチパネル装置を構成する面状の抵抗体に一定の電流
を流し、抵抗体の端と押圧位置との電位差により押圧位
置を検出するようになっている。それゆえ、抵抗体の抵
抗値が温度変化や経時変化などに伴って変化すると、押
圧位置が同じであっても検出される電位差が変化し、押
圧位置の検出精度が低くなりがちである。また、このよ
うな検出精度の低下を防止するためには、定期的に抵抗
体の抵抗値を検出し、これに応じて電流量または電位差
検出回路の増幅率を制御するフィードバック機構などが
必要になり、装置の複雑化や製造コストの増大を招く。
して定電流方式と定電圧方式とがある。定電流方式は、
タッチパネル装置を構成する面状の抵抗体に一定の電流
を流し、抵抗体の端と押圧位置との電位差により押圧位
置を検出するようになっている。それゆえ、抵抗体の抵
抗値が温度変化や経時変化などに伴って変化すると、押
圧位置が同じであっても検出される電位差が変化し、押
圧位置の検出精度が低くなりがちである。また、このよ
うな検出精度の低下を防止するためには、定期的に抵抗
体の抵抗値を検出し、これに応じて電流量または電位差
検出回路の増幅率を制御するフィードバック機構などが
必要になり、装置の複雑化や製造コストの増大を招く。
【0004】一方、定電圧方式は、抵抗体の両端に一定
の電圧を印加して一定の電位傾度を持たせ、抵抗体の端
と押圧位置との電位差により押圧位置を検出するように
なっている。この場合には、検出される電位差は、抵抗
体両端間の抵抗値と一端から押圧位置までの抵抗値の比
によって定まり、抵抗値が均一でさえあれば抵抗値自体
は変化してもその影響を受けないので検出精度を高める
ことが容易であるという利点を有している。
の電圧を印加して一定の電位傾度を持たせ、抵抗体の端
と押圧位置との電位差により押圧位置を検出するように
なっている。この場合には、検出される電位差は、抵抗
体両端間の抵抗値と一端から押圧位置までの抵抗値の比
によって定まり、抵抗値が均一でさえあれば抵抗値自体
は変化してもその影響を受けないので検出精度を高める
ことが容易であるという利点を有している。
【0005】上記定電圧方式のタッチパネル装置の具体
的な例としては、例えば特開昭64−46123、およ
び特開昭64−46124号公報に開示され、第7図に
も示すようなものが知られている。このタッチパネル装
置は、それぞれ対向する縁部に導電部材1a・1bまた
は導電部材2a・2bを備えた面状抵抗部材1・2が図
8(a)に示すように離間させて設けられ、押圧された
ときに、同図(b)に示すように、その押圧部で面状抵
抗部材1・2が接触して導通状態になるようになってい
る。
的な例としては、例えば特開昭64−46123、およ
び特開昭64−46124号公報に開示され、第7図に
も示すようなものが知られている。このタッチパネル装
置は、それぞれ対向する縁部に導電部材1a・1bまた
は導電部材2a・2bを備えた面状抵抗部材1・2が図
8(a)に示すように離間させて設けられ、押圧された
ときに、同図(b)に示すように、その押圧部で面状抵
抗部材1・2が接触して導通状態になるようになってい
る。
【0006】そこで、例えば電源端子13・14に+5
Vの電圧を印加した状態で、制御端子15・16にハイ
レベルの電圧を印加してトランジスタ3・4・5をオン
にする一方、制御端子17・18にローレベルの電圧を
印加してトランジスタ6・7・8をオフにすることによ
り、検出端子20は0〜5Vの間の押圧位置に応じた電
位になるので、X軸方向の押圧位置を検出することがで
きる。また、Y軸方向の押圧位置の検出は、同様に、制
御端子17・18にハイレベル、制御端子15・16に
ローレベルの電圧を印加して検出端子19の電位を検出
することにより行われる。すなわち、各トランジスタ3
…のオン・オフ状態を切り換えることにより、押圧位置
の2次元の座標が得られるようになっている。
Vの電圧を印加した状態で、制御端子15・16にハイ
レベルの電圧を印加してトランジスタ3・4・5をオン
にする一方、制御端子17・18にローレベルの電圧を
印加してトランジスタ6・7・8をオフにすることによ
り、検出端子20は0〜5Vの間の押圧位置に応じた電
位になるので、X軸方向の押圧位置を検出することがで
きる。また、Y軸方向の押圧位置の検出は、同様に、制
御端子17・18にハイレベル、制御端子15・16に
ローレベルの電圧を印加して検出端子19の電位を検出
することにより行われる。すなわち、各トランジスタ3
…のオン・オフ状態を切り換えることにより、押圧位置
の2次元の座標が得られるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なタッチパネル装置では、例えば導電部材1a・1b間
に電圧を印加した状態で面状抵抗部材1が押圧されて面
状抵抗部材1・2が接触したときに、面状抵抗部材に形
成されている電位傾度を乱さないようにするため、面状
抵抗部材2から検出端子20を経て接続される電圧検出
回路の入力インピーダンスが高く設定されている。ま
た、面状抵抗部材1についても同様である。
なタッチパネル装置では、例えば導電部材1a・1b間
に電圧を印加した状態で面状抵抗部材1が押圧されて面
状抵抗部材1・2が接触したときに、面状抵抗部材に形
成されている電位傾度を乱さないようにするため、面状
抵抗部材2から検出端子20を経て接続される電圧検出
回路の入力インピーダンスが高く設定されている。ま
た、面状抵抗部材1についても同様である。
【0008】したがって、上記のように面状抵抗部材1
が押圧されていないときには検出端子19・20がハイ
インピーダンス状態となっているためノイズの影響を受
けやすく、不定な電圧が検出されて押圧位置の誤検出が
生じがちであるという問題点を有していた。なお、検出
端子19・20を所定の抵抗を介してプルアップ、また
はプルダウンすれば、ある程度、上記のようなノイズの
影響を低減することもできるが、電位傾度の乱れによる
検出精度の低下を小さく抑えつつ、ノイズの影響を確実
に防止することは困難である。
が押圧されていないときには検出端子19・20がハイ
インピーダンス状態となっているためノイズの影響を受
けやすく、不定な電圧が検出されて押圧位置の誤検出が
生じがちであるという問題点を有していた。なお、検出
端子19・20を所定の抵抗を介してプルアップ、また
はプルダウンすれば、ある程度、上記のようなノイズの
影響を低減することもできるが、電位傾度の乱れによる
検出精度の低下を小さく抑えつつ、ノイズの影響を確実
に防止することは困難である。
【0009】特に、近年ではタッチパネル装置をEL
(electro luminescence)ディスプレイパネルやプラズ
マディスプレイパネルなどに重ね合わせて用いる需要も
多いが、この種のディスプレイはノイズの発生源となり
やすいため、上記問題点は一層顕著なものとなる。本考
案は上記の点に鑑み、ノイズの影響によって誤動作する
ことなく、正確に押圧位置を検出することができるタッ
チパネル装置の提供を目的としている。
(electro luminescence)ディスプレイパネルやプラズ
マディスプレイパネルなどに重ね合わせて用いる需要も
多いが、この種のディスプレイはノイズの発生源となり
やすいため、上記問題点は一層顕著なものとなる。本考
案は上記の点に鑑み、ノイズの影響によって誤動作する
ことなく、正確に押圧位置を検出することができるタッ
チパネル装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、互いに平行な第1および第2の電極を有
する面状の第1の抵抗部材と、前記第1および第2の電
極と異なる方向で互いに平行な第3および第4の電極を
有し、押圧されたときに押圧部で前記第1の抵抗部材と
導通状態になるように前記第1の抵抗部材に積層された
面状の第2の抵抗部材と、第1の期間において前記第1
の電極と第2の電極との間、第1の期間と重ならない第
2の期間において第3の電極と第4の電極との間に所定
の電圧を印加する電圧印加手段と、第1の期間において
第4の電極の電位を、第2の期間において第2の電極の
電位を、第1信号ラインと第1の抵抗と第2信号ライン
とを順に介して検出する検出手段と、抵抗部材が押圧さ
れていない場合には、前記第2信号ラインの電位を、所
定の第2の電位に固定し、抵抗部材が押圧されている場
合には当該電位の固定を解除する電位固定手段とが設け
られていることを特徴とする。
め、本考案は、互いに平行な第1および第2の電極を有
する面状の第1の抵抗部材と、前記第1および第2の電
極と異なる方向で互いに平行な第3および第4の電極を
有し、押圧されたときに押圧部で前記第1の抵抗部材と
導通状態になるように前記第1の抵抗部材に積層された
面状の第2の抵抗部材と、第1の期間において前記第1
の電極と第2の電極との間、第1の期間と重ならない第
2の期間において第3の電極と第4の電極との間に所定
の電圧を印加する電圧印加手段と、第1の期間において
第4の電極の電位を、第2の期間において第2の電極の
電位を、第1信号ラインと第1の抵抗と第2信号ライン
とを順に介して検出する検出手段と、抵抗部材が押圧さ
れていない場合には、前記第2信号ラインの電位を、所
定の第2の電位に固定し、抵抗部材が押圧されている場
合には当該電位の固定を解除する電位固定手段とが設け
られていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成により、電位設定手段は、第3また
は第4の電極、および第1または第2の電極を、所定の
抵抗を介して所定の第1の電位の電源に接続し、電位固
定手段は、第3または第4の電極、および第1または第
2の電極の電位を、所定の第2の電位に固定する。
は第4の電極、および第1または第2の電極を、所定の
抵抗を介して所定の第1の電位の電源に接続し、電位固
定手段は、第3または第4の電極、および第1または第
2の電極の電位を、所定の第2の電位に固定する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図6に
基づいて説明する。図1はタッチパネル装置の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、面状抵抗部材
31・32には、それぞれ、対向する縁部に導電部材3
1a・31bまたは導電部材32a・32bが設けられ
ている。この面状抵抗部材31・32は、所定の距離だ
け離間させて積層され、押圧されたときに、その押圧部
付近で面状抵抗部材31・32が接触して導通状態にな
るようになっている。
基づいて説明する。図1はタッチパネル装置の構成を示
すブロック図である。同図に示すように、面状抵抗部材
31・32には、それぞれ、対向する縁部に導電部材3
1a・31bまたは導電部材32a・32bが設けられ
ている。この面状抵抗部材31・32は、所定の距離だ
け離間させて積層され、押圧されたときに、その押圧部
付近で面状抵抗部材31・32が接触して導通状態にな
るようになっている。
【0013】電圧切り換え回路33は、+5Vの電圧を
上記導電部材31a・31b間、または導電部材32a
・32b間に印加するように切り換えるものである。上
記電圧切り換え回路33は、より詳しくは、例えば図2
に示すようにトランジスタ33a〜33fが設けられて
構成され、後述する制御信号出力回路40からの制御信
号に応じて、トランジスタ33a〜33cがオン、トラ
ンジスタ33d〜33fがオフになる状態、またはその
逆の状態に切り換わるようになっている。
上記導電部材31a・31b間、または導電部材32a
・32b間に印加するように切り換えるものである。上
記電圧切り換え回路33は、より詳しくは、例えば図2
に示すようにトランジスタ33a〜33fが設けられて
構成され、後述する制御信号出力回路40からの制御信
号に応じて、トランジスタ33a〜33cがオン、トラ
ンジスタ33d〜33fがオフになる状態、またはその
逆の状態に切り換わるようになっている。
【0014】スイッチ34・35は、それぞれ導電部材
32bまたは導電部材31bを抵抗36または抵抗37
を介して接地するようになっている。なお、このスイッ
チ34・35としては、前記電圧切り換え回路33と同
様にトランジスタを用いたものなどでもよい。Xサンプ
ル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホールド回
路39は、それぞれ抵抗R5を介して導電部材32b・
31bに接続され、導電部材32b・31bの電位をサ
ンプリングしてホールドし、X軸方向またはY軸方向の
押圧位置信号を出力するようになっている。なお、上記
Xサンプル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホ
ールド回路39としては、高入力インピーダンスのもの
が用いられる。
32bまたは導電部材31bを抵抗36または抵抗37
を介して接地するようになっている。なお、このスイッ
チ34・35としては、前記電圧切り換え回路33と同
様にトランジスタを用いたものなどでもよい。Xサンプ
ル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホールド回
路39は、それぞれ抵抗R5を介して導電部材32b・
31bに接続され、導電部材32b・31bの電位をサ
ンプリングしてホールドし、X軸方向またはY軸方向の
押圧位置信号を出力するようになっている。なお、上記
Xサンプル・ホールド回路38、およびYサンプル・ホ
ールド回路39としては、高入力インピーダンスのもの
が用いられる。
【0015】制御信号出力回路40は、発振回路41か
らのクロック信号に基づいて、上記各回路等の動作タイ
ミングを制御するようになっている。また、導電部材3
2bおよび導電部材31bとXサンプルホールド回路3
8およびYサンプルホールド回路39との間の信号ライ
ンに接続されている上記抵抗R5の両端には、それぞれ
X軸方向電位安定回路51、またはY軸方向電位安定回
路52が接続されている。このX軸方向電位安定回路5
1は、詳しくは、図3に示すように構成されている。
らのクロック信号に基づいて、上記各回路等の動作タイ
ミングを制御するようになっている。また、導電部材3
2bおよび導電部材31bとXサンプルホールド回路3
8およびYサンプルホールド回路39との間の信号ライ
ンに接続されている上記抵抗R5の両端には、それぞれ
X軸方向電位安定回路51、またはY軸方向電位安定回
路52が接続されている。このX軸方向電位安定回路5
1は、詳しくは、図3に示すように構成されている。
【0016】信号ラインは、100kΩの抵抗R1を介
して−12Vにプルダウンされるとともに、±12Vの
電源によって動作するオペレーションアンプIC1のマ
イナス側入力端子に接続されている。このオペレーショ
ンアンプIC1のプラス側入力端子は接地されている。
オペレーションアンプIC1から出力される信号は、ダ
イオードD1によってマイナス電位の出力が遮断され、
さらに0.0001μFのコンデンサC1によってイン
パルス状の信号が遮断された後、抵抗R2・R3によっ
て分圧された後、2つのシュミットトリガIC2・IC
2、ダイオードD2、および抵抗R4を介して、トラン
ジスタTR1のベースに入力されるようになっている。
このトランジスタTR1のエミッタは接地される一方、
コレクタは上記信号ラインに接続されている。
して−12Vにプルダウンされるとともに、±12Vの
電源によって動作するオペレーションアンプIC1のマ
イナス側入力端子に接続されている。このオペレーショ
ンアンプIC1のプラス側入力端子は接地されている。
オペレーションアンプIC1から出力される信号は、ダ
イオードD1によってマイナス電位の出力が遮断され、
さらに0.0001μFのコンデンサC1によってイン
パルス状の信号が遮断された後、抵抗R2・R3によっ
て分圧された後、2つのシュミットトリガIC2・IC
2、ダイオードD2、および抵抗R4を介して、トラン
ジスタTR1のベースに入力されるようになっている。
このトランジスタTR1のエミッタは接地される一方、
コレクタは上記信号ラインに接続されている。
【0017】なお、Y軸方向電位安定回路52も上記X
軸方向電位安定回路51と同じ構成を成している。上記
の構成において、まず、押圧位置の検出原理をX軸方向
の押圧位置を検出する場合の例をあげて説明する。導電
部材31a・31b間に+5Vの電圧が印加されると、
図4に示すように、面状抵抗部材31の任意の位置Qの
電位はY軸方向の位置に関わらずX軸方向の位置に応じ
た電位Vpxになる。
軸方向電位安定回路51と同じ構成を成している。上記
の構成において、まず、押圧位置の検出原理をX軸方向
の押圧位置を検出する場合の例をあげて説明する。導電
部材31a・31b間に+5Vの電圧が印加されると、
図4に示すように、面状抵抗部材31の任意の位置Qの
電位はY軸方向の位置に関わらずX軸方向の位置に応じ
た電位Vpxになる。
【0018】そこで、面状抵抗部材31を押圧して位置
Qで面状抵抗部材31・32が接触すると、面状抵抗部
材32の導電部材32bにXサンプル・ホールド回路3
8だけが接続されている場合には、面状抵抗部材32の
すべての領域が一様に電位Vpxになり、この電位は導
電部材32bを介してXサンプル・ホールド回路38で
検出することができる。すなわち、押圧位置におけるX
軸方向の位置に応じた電位が検出できる。なお、X軸方
向電位安定回路51の影響については後述する。
Qで面状抵抗部材31・32が接触すると、面状抵抗部
材32の導電部材32bにXサンプル・ホールド回路3
8だけが接続されている場合には、面状抵抗部材32の
すべての領域が一様に電位Vpxになり、この電位は導
電部材32bを介してXサンプル・ホールド回路38で
検出することができる。すなわち、押圧位置におけるX
軸方向の位置に応じた電位が検出できる。なお、X軸方
向電位安定回路51の影響については後述する。
【0019】また、面状抵抗部材31が押圧されていな
い場合には、Xサンプル・ホールド回路38に入力され
る電圧は、X軸方向電位安定回路51によって以下のよ
うにノイズの影響が除去され、ほぼ接地電位に保たれ
る。なお、このX軸方向電位安定回路51は実際にはフ
ィードバックループが形成されているので、実質的に安
定した電位に保たれるが、以下の説明では便宜上、各構
成要素の動作を順に追って説明する。
い場合には、Xサンプル・ホールド回路38に入力され
る電圧は、X軸方向電位安定回路51によって以下のよ
うにノイズの影響が除去され、ほぼ接地電位に保たれ
る。なお、このX軸方向電位安定回路51は実際にはフ
ィードバックループが形成されているので、実質的に安
定した電位に保たれるが、以下の説明では便宜上、各構
成要素の動作を順に追って説明する。
【0020】まず、面状抵抗部材32および導電部材3
2bからXサンプル・ホールド回路38までの信号ライ
ンは、抵抗R1によってマイナス電位にプルダウンされ
る。そこで、面状抵抗部材32や信号ライン(したがっ
て図3のA点)に、図5(a)に示すようにノイズが生
じたとすると、オペレーションアンプIC1の出力信号
は、インパルス状のノイズによって信号ラインが0V以
上になったときにだけ−12V、その他のときには+1
2Vになる。
2bからXサンプル・ホールド回路38までの信号ライ
ンは、抵抗R1によってマイナス電位にプルダウンされ
る。そこで、面状抵抗部材32や信号ライン(したがっ
て図3のA点)に、図5(a)に示すようにノイズが生
じたとすると、オペレーションアンプIC1の出力信号
は、インパルス状のノイズによって信号ラインが0V以
上になったときにだけ−12V、その他のときには+1
2Vになる。
【0021】この信号は−12Vのときにはダイオード
D1によって遮断されるとともにコンデンサC1によっ
て高周波成分が除去されるため、図3のB点では、図5
(b)に示すように略+12Vに保たれた信号になる。
ここで、コンデンサC1が設けられていなければ、イン
パルス状のノイズが生じた場合に、図5(c)に示すよ
うに一瞬0Vになることがあり得るが、このように構成
することにより、コンデンサC1の充放電作用によって
ほぼ+12Vに保たれる。
D1によって遮断されるとともにコンデンサC1によっ
て高周波成分が除去されるため、図3のB点では、図5
(b)に示すように略+12Vに保たれた信号になる。
ここで、コンデンサC1が設けられていなければ、イン
パルス状のノイズが生じた場合に、図5(c)に示すよ
うに一瞬0Vになることがあり得るが、このように構成
することにより、コンデンサC1の充放電作用によって
ほぼ+12Vに保たれる。
【0022】この電圧は抵抗R2・R3によって略5V
に分圧されて前段側のシュミットトリガIC2に入力さ
れ、後段側のシュミットトリガIC2からは定常的に5
Vの電圧が出力される。その結果、トランジスタTR1
はONになって信号ラインは接地電位にクランプされ
る。実際には、上記動作によって前述のようにフィード
バックループが形成され、信号ラインは、ほぼ接地電位
に保たれる。なお、この電圧をXサンプル・ホールド回
路38によって検出することにより、押圧の有無の検出
をすることも可能である。
に分圧されて前段側のシュミットトリガIC2に入力さ
れ、後段側のシュミットトリガIC2からは定常的に5
Vの電圧が出力される。その結果、トランジスタTR1
はONになって信号ラインは接地電位にクランプされ
る。実際には、上記動作によって前述のようにフィード
バックループが形成され、信号ラインは、ほぼ接地電位
に保たれる。なお、この電圧をXサンプル・ホールド回
路38によって検出することにより、押圧の有無の検出
をすることも可能である。
【0023】一方、面状抵抗部材31が押圧された場合
には、抵抗R1の抵抗値が十分大きく設定されているた
め、この抵抗R1によっては電位Vpxはプルダウンさ
れない。そこで、上記と逆の動作によってトランジスタ
TR1はOFFになり、したがって、このX軸方向電位
安定回路51はXサンプル・ホールド回路38による検
出電位に影響を与えず、正確に押圧位置が検出される。
には、抵抗R1の抵抗値が十分大きく設定されているた
め、この抵抗R1によっては電位Vpxはプルダウンさ
れない。そこで、上記と逆の動作によってトランジスタ
TR1はOFFになり、したがって、このX軸方向電位
安定回路51はXサンプル・ホールド回路38による検
出電位に影響を与えず、正確に押圧位置が検出される。
【0024】次に、図6に示すタイミングチャートに基
づいて、具体的な検出動作を説明する。まず、Y軸方向
の押圧位置の検出が行われる場合には、制御信号出力回
路40は、電圧切り換え回路33を切り換え制御して、
面状抵抗部材32の導電部材32a・32b間に+5V
の電圧を印加するとともに、スイッチ35をオンにし、
面状抵抗部材31の導電部材31bを抵抗37を介して
接地する。
づいて、具体的な検出動作を説明する。まず、Y軸方向
の押圧位置の検出が行われる場合には、制御信号出力回
路40は、電圧切り換え回路33を切り換え制御して、
面状抵抗部材32の導電部材32a・32b間に+5V
の電圧を印加するとともに、スイッチ35をオンにし、
面状抵抗部材31の導電部材31bを抵抗37を介して
接地する。
【0025】そこで、面状抵抗部材31が押圧されてい
ない場合には、抵抗37を介した電荷の移動により、面
状抵抗部材31の全領域の電位は確実にグラウンドレベ
ルになる。一方、面状抵抗部材31が押圧されている場
合には、その押圧位置が記号Rで示す位置である場合で
も、導電部材31bとグラウンドとの間に抵抗37が設
けられているので、面状抵抗部材31・32等を介して
過大な電流が流れることはない。
ない場合には、抵抗37を介した電荷の移動により、面
状抵抗部材31の全領域の電位は確実にグラウンドレベ
ルになる。一方、面状抵抗部材31が押圧されている場
合には、その押圧位置が記号Rで示す位置である場合で
も、導電部材31bとグラウンドとの間に抵抗37が設
けられているので、面状抵抗部材31・32等を介して
過大な電流が流れることはない。
【0026】ここで、上記抵抗37の抵抗値は、位置R
が押圧されているときに流れる電流(最大電流)が許容
電流量以下で、かつ、押圧されていないときに前記電荷
の移動が確実に行われるように設定すればよい。なお、
上記電荷の移動はごくわずかなので、通常、前者の条件
を満足する値に設定すれば充分である。より具体的に
は、例えば面状抵抗部材31・32における単位長さお
よび単位幅あたりの抵抗値が300Ω、面状抵抗部材3
1・32の縦横寸法が140mm×200mm、電源電
圧が5Vの場合には、抵抗36・37の抵抗値は1kΩ
程度に設定すればよい。
が押圧されているときに流れる電流(最大電流)が許容
電流量以下で、かつ、押圧されていないときに前記電荷
の移動が確実に行われるように設定すればよい。なお、
上記電荷の移動はごくわずかなので、通常、前者の条件
を満足する値に設定すれば充分である。より具体的に
は、例えば面状抵抗部材31・32における単位長さお
よび単位幅あたりの抵抗値が300Ω、面状抵抗部材3
1・32の縦横寸法が140mm×200mm、電源電
圧が5Vの場合には、抵抗36・37の抵抗値は1kΩ
程度に設定すればよい。
【0027】次に、制御信号出力回路40は、スイッチ
35をオフにするとともにYサンプル・ホールド回路3
9にサンプリング指示信号Ysampを出力し、Yサン
プル・ホールド回路39は導電部材31bの電位をサン
プリングする。上記サンプリングが確実に行われる所定
の時間が経過すると、制御信号出力回路40は、サンプ
リング指示信号Ysampの出力を停止し、Yサンプル
・ホールド回路39はサンプリングした電位を次にサン
プリング指示信号Ysampが出力されるまでの間ホー
ルドし、Y軸方向押圧位置信号として出力する。なお、
このY軸方向押圧位置信号は、例えば図示しないA/D
コンバータによってディジタル信号に変換された後マイ
クロコンピュータ等に入力される。
35をオフにするとともにYサンプル・ホールド回路3
9にサンプリング指示信号Ysampを出力し、Yサン
プル・ホールド回路39は導電部材31bの電位をサン
プリングする。上記サンプリングが確実に行われる所定
の時間が経過すると、制御信号出力回路40は、サンプ
リング指示信号Ysampの出力を停止し、Yサンプル
・ホールド回路39はサンプリングした電位を次にサン
プリング指示信号Ysampが出力されるまでの間ホー
ルドし、Y軸方向押圧位置信号として出力する。なお、
このY軸方向押圧位置信号は、例えば図示しないA/D
コンバータによってディジタル信号に変換された後マイ
クロコンピュータ等に入力される。
【0028】制御信号出力回路40は、また、X軸方向
の押圧位置の検出を行うために、前記Y軸方向の押圧位
置の検出と同様に、電圧切り換え回路33を切り換え制
御して、面状抵抗部材31の導電部材31a・31b間
に+5Vの電圧を印加するとともに、スイッチ34をオ
ンにし、面状抵抗部材32の導電部材32bを抵抗36
を介して接地した後、スイッチ34をオフにするととも
にXサンプル・ホールド回路38にサンプリング指示信
号Xsampを出力し、Xサンプル・ホールド回路38
は導電部材32bの電位をサンプリングする。
の押圧位置の検出を行うために、前記Y軸方向の押圧位
置の検出と同様に、電圧切り換え回路33を切り換え制
御して、面状抵抗部材31の導電部材31a・31b間
に+5Vの電圧を印加するとともに、スイッチ34をオ
ンにし、面状抵抗部材32の導電部材32bを抵抗36
を介して接地した後、スイッチ34をオフにするととも
にXサンプル・ホールド回路38にサンプリング指示信
号Xsampを出力し、Xサンプル・ホールド回路38
は導電部材32bの電位をサンプリングする。
【0029】なお、上記の例では、信号ラインのプルダ
ウン電位をマイナス電位に設定するとともに、クランプ
電位を接地電位に設定するように構成したが、これに限
らず、何れも押圧時の検出電位の範囲外で、かつクラン
プ電位の方が押圧時の検出電位に近い電位に設定されて
いれば、同様の効果が得られる。また、トランジスタT
R1を強制的にON状態にし得るようにして、面状抵抗
部材31・32に蓄積している電荷を除去するスイッチ
34・35を兼用するようにしてもよい。
ウン電位をマイナス電位に設定するとともに、クランプ
電位を接地電位に設定するように構成したが、これに限
らず、何れも押圧時の検出電位の範囲外で、かつクラン
プ電位の方が押圧時の検出電位に近い電位に設定されて
いれば、同様の効果が得られる。また、トランジスタT
R1を強制的にON状態にし得るようにして、面状抵抗
部材31・32に蓄積している電荷を除去するスイッチ
34・35を兼用するようにしてもよい。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
検出手段が、第1の期間において第4の電極の電位を、
第2の期間において第2の電極の電位を、第1信号ライ
ンと第1の抵抗と第2信号ラインとを順に介して検出す
るに際して、電位固定手段は、抵抗部材が押圧されてい
ない場合には、前記第2信号ラインの電位を、所定の第
2の電位に固定し、抵抗部材が押圧されている場合には
当該電位の固定を解除するので、面状の抵抗部材が押圧
されていないときのみ、検出手段の検出電位は、実質的
に上記第2の電位に保持される。
検出手段が、第1の期間において第4の電極の電位を、
第2の期間において第2の電極の電位を、第1信号ライ
ンと第1の抵抗と第2信号ラインとを順に介して検出す
るに際して、電位固定手段は、抵抗部材が押圧されてい
ない場合には、前記第2信号ラインの電位を、所定の第
2の電位に固定し、抵抗部材が押圧されている場合には
当該電位の固定を解除するので、面状の抵抗部材が押圧
されていないときのみ、検出手段の検出電位は、実質的
に上記第2の電位に保持される。
【0031】したがって、ノイズの影響で不定な電圧が
検出されるのを防止し、正確に押圧位置を検出すること
ができるという効果を奏する。
検出されるのを防止し、正確に押圧位置を検出すること
ができるという効果を奏する。
【図1】タッチパネル装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】電圧切り換え回路の詳細な構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】X軸方向電位安定回路の詳細な構成を示す回路
図である。
図である。
【図4】押圧位置の検出原理を示す説明図である。
【図5】X軸方向電位安定回路の各部の信号を示す説明
図である。
図である。
【図6】各部の動作タイミングを示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図7】従来のタッチパネル装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】タッチパネル装置の非押圧状態および押圧状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
31・32 面状抵抗部材 31a・31b・32a・32b 導電部材 33 電圧切り換え回路 33a〜33f トランジスタ 34・35 スイッチ 36・37 抵抗 38 Xサンプル・ホールド回路 39 Yサンプル・ホールド回路 40 制御信号出力回路 41 発振回路 51 X軸方向電位安定回路 52 Y軸方向電位安定回路 IC1 オペレーションアンプ IC2 シュミットトリガ C1 コンデンサ TR1 トランジスタ D1・D2 ダイオード R1〜R5 抵抗
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 - 3/033
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに平行な第1および第2の電極を有
する面状の第1の抵抗部材と、 前記第1および第2の電極と異なる方向で互いに平行な
第3および第4の電極を有し、押圧されたときに押圧部
で前記第1の抵抗部材と導通状態になるように前記第1
の抵抗部材に積層された面状の第2の抵抗部材と、 第1の期間において前記第1の電極と第2の電極との
間、第1の期間と重ならない第2の期間において第3の
電極と第4の電極との間に所定の電圧を印加する電圧印
加手段と、 第1の期間において第4の電極の電位を、第2の期間に
おいて第2の電極の電位を、第1信号ラインと第1の抵
抗と第2信号ラインとを順に介して検出する検出手段
と、 抵抗部材が押圧されていない場合には 、前記第2信号ラ
インの電位を、所定の第2の電位に固定し、抵抗部材が
押圧されている場合には当該電位の固定を解除する電位
固定手段とが設けられていることを特徴とするタッチパ
ネル装置。 - 【請求項2】 請求項1のタッチパネル装置であって、
前記電位固定手段は、第1の期間において第4の電極
を、第2の期間において第2の電極を、第1信号ライン
に接続されたプルダウン抵抗を介して、所定の第1の電
位の電源に接続する電位設定部と、 第4の電極または第2の電極の電位が前記電圧印加手段
の印加電圧の範囲にあるか否かを判定し、その範囲外で
あることを示す信号を出力する判定部と、判定部からの出力信号にしたがって 前記第2信号ライン
の電位を第2の電位に固定するクランプ部とを有するこ
とを特徴とするタッチパネル装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のタッチパネル装置であっ
て、前記電位固定手段は、さらに判定手段の出力信号の
ノイズ成分を除去するノイズ除去手段を備え 前記クラン
プ部は、ノイズ成分が除去された出力信号にしたがって
前記第2信 号ラインの電位を第2の電位に固定すること
を特徴とするタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040049U JP2606068Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | タッチパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992040049U JP2606068Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | タッチパネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064832U JPH064832U (ja) | 1994-01-21 |
JP2606068Y2 true JP2606068Y2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=12570061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992040049U Expired - Fee Related JP2606068Y2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | タッチパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606068Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149599U (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-14 | ||
JPS5237798U (ja) * | 1975-09-10 | 1977-03-17 |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP1992040049U patent/JP2606068Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH064832U (ja) | 1994-01-21 |
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