JPH049632Y2 - - Google Patents

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JPH049632Y2
JPH049632Y2 JP3095786U JP3095786U JPH049632Y2 JP H049632 Y2 JPH049632 Y2 JP H049632Y2 JP 3095786 U JP3095786 U JP 3095786U JP 3095786 U JP3095786 U JP 3095786U JP H049632 Y2 JPH049632 Y2 JP H049632Y2
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led
switch
signal output
output line
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、マイクロコンピユータで多数のマ
トリツクス配線されたスイツチの読取りやLED
の点灯制御を行なう機器において、スキヤニング
信号出力線とLEDに対する点灯制御線とを兼用
させてなるスイツチ読取り回路に関する。
従来の技術 従来、キーボードのキー状態のチエツクや表示
部のLEDの点灯制御をマイクロコンピユータに
より行なう場合においては、その入出力ポート数
には限りがあるので、キースイツチやLEDの数
に対してこのポート数が少ない場合には、キース
イツチの状態をチエツクするためのスキヤニング
信号出力線とLEDに対する点灯制御線とを兼用
使用することが行なわれている。
第3図はこのような兼用方式のスイツチ読取り
回路の従来例を示すものである。ここでは、説明
を簡単にするため、4つのスイツチSW1〜SW4
よるマトリツクス回路の場合を考える。これらの
スイツチSW1〜SW4はスキヤニング信号出力線
SO1,SO2とスキヤニング信号出力線SI1,SI2
の交点部分に各々接続されている。そして、スキ
ヤニング信号出力線SO1,SO2はLED1,LED2
対する点灯制御線としても兼用されており、スキ
ヤニング信号出力線SO1,SO2はLED1,LED2
スイツチングするトランジスタQ1,Q2のベース
に抵抗R1,R2を介して接続されている。又、
LED1,LED2とトランジスタQ1,Q2との間には
抵抗R3,R4が接続されている。
このような構成において、スイツチSW1〜SW4
の状態チエツクはマイクロコンピユータ等の制御
により行なわれるものであり、読取るべきスイツ
チの行のスキヤニング信号出力線SOからスキヤ
ニング信号を出力し、他の行のスイツチに対する
スキヤニング信号出力線SOはトランジスタQを
オフするレベルの信号とした状態で、スキヤニン
グ信号出力線SI1,SI2の状態を読む。例えば、ス
イツチSW1がONしてスイツチSW2がOFFしてい
る状態にはスキヤニング信号出力線SO1とスキヤ
ニング信号入力線SI1とがスイツチSW1により短
絡される状態となる。このような状態で、スキヤ
ニング信号出力線SO1にスキヤニング信号が出力
されると、スキヤニング信号出力線SI1,SI2の信
号状態をみると、スキヤニング信号出力線SI1
は信号があり、スキヤニング信号入力線SI2には
信号がないので、スイツチSW1が押され、スイツ
チSW2は押されていないことが検出される。スイ
ツチSW3,SW4側についても同様である。このよ
うなスイツチ読取りは所定の周期の短時間の間に
行なわれるものであり、スイツチ読取り時以外の
時間を利用してLED1又はLED2の点灯制御がスキ
ヤニング信号出力線(点灯制御線)SO1,SO2
より行なわれる。例えば、LED1を消灯させ、
LED2を点灯させる場合であれば、スキヤニング
信号出力線SO2にはHレベルの信号を継続的に出
力してトランジスタQ2をONさせ、スキヤニング
信号出力線SO1側はLレベルとしておく。スイツ
チ読取り時はスキヤニング信号出力線SO1,SO2
に順次Hレベルの信号を与えることになる。
考案が解決しようとする問題点 ところが、このような従来方式の場合、例えば
LED1が消灯状態で、LED2が点灯状態とし、スイ
ツチSW1,SW2の読取りを行なう場合を考える
と、スキヤニング信号出力線SO1はスキヤニング
信号によりHレベルとなり、消灯状態のLED1
点灯することになる。一方、スキヤニング信号出
力線SO2側にはスキヤニング信号が与えられずL
レベルとなるので、点灯状態にあるLED2が消灯
してしまう。つまり、従来方式による場合、スイ
ツチ読取り毎にLEDの点灯、消灯状態が点灯制
御信号に関係なく変化してしまい、使用者は
LEDのちらつきを感じることになり、好ましく
ないものである。
しかして、この考案は、このような点に鑑みな
されたもので、スキヤニング信号出力線とLED
制御用の点灯制御線との兼用方式において、スイ
ツチ読取り時にLEDのちらつきを生ずることの
ないスイツチ読取り回路を得ることを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 この考案は、マトリツクス状の複数のスイツチ
に対するスキヤニング信号出力線とLEDのスイ
ツチング素子に対する点灯制御線とを兼用させ、
前記スイツチのスキヤニング信号によるスイツチ
読取り時以外の時間に前記LEDを点灯又は消灯
制御するスイツチ読取り回路において、前記点灯
制御線上の前記スイツチング素子の入力側に積分
回路を設けたものである。
作 用 スキヤニング信号出力線には通常はLEDの点
灯を制御する信号が出力されている。そして、ス
イツチ読取り時に必要なスキヤニング信号出力線
にスキヤニング信号が与えられ、他のスキヤニン
グ信号出力線にはスキヤニング信号が与えられな
い。ここに、このようなスキヤニング信号は変化
の速いものであるので、スキヤニング信号は積分
回路によりキヤンセルされ、LED側のスイツチ
ング素子には状態変化を生ぜず、点灯している
LEDは点灯したまま、消灯しているLEDは消灯
したままとなり、ちらつきを生じない。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。第3図で示した部分と同一部分
は同一符号を用い、説明も省略する。この実施例
は、スキヤニング信号出力線SO1,SO2上に設け
られた抵抗R1,R2とスイツチング素子としての
トランジスタQ1,Q2との間に各々コンデンサC1
C2を設け、前記抵抗R1とコンデンサC1、抵抗R2
とのコンデンサC2とにより各々積分回路1,2
を形成したものである。これらの積分回路1,2
の時定数は後述するように適宜設定される。
このような構成において、動作制御について第
2図のタイミングチヤートを参照して説明する。
ここでは、例えばLED1が消灯、LED2が点灯状態
においてスイツチSW1〜SW4の状態を読取る場合
を考える。そして、スイツチ全体の読取り周期は
τ0であり、スキヤニング信号出力線SO1のスキヤ
ニング信号出力期間がτ1、スキヤニング信号出力
線SO2のスキヤニング信号出力期間がτ2であると
する。このため、基本的には、スキヤニング信号
出力線SO1にはLED1を点灯させないため、トラ
ンジスタQ1をOFFするレベルの出力とされてい
る。又、スキヤニング信号出力線SO2にはLED2
を点灯させるため、トランジスタQ2をONさせる
レベルの出力とされている。
このような状態で、スイツチSWS1,SW2の状
態読取りのタイミングとなると、スキヤニング信
号出力線SO1には期間τ1だけパルス状のスキヤニ
ング信号が出力され、かつ、他のスキヤニング信
号出力線SO2には期間τ1だけ出力がLレベルとな
つて逆ステツプ信号が出力される。ここで、ま
ず、スキヤニング信号出力線SO1側の状態を考え
ると、トランジスタQ1に対してこのスキヤニン
グ信号が積分回路1を介して入力される。しか
し、期間τ1の変化の速いスキヤニング信号に対し
てトランジスタQ1がONしない程度の時定数に積
分回路1を設定しておくことにより、スキヤニン
グ信号はトランジスタQ1をONさせるに至らず、
この積分回路1でキヤンセルされる状態となる。
よつて、消灯状態にあるLED1はそのまま消灯状
態を維持する。一方、この期間τ1において、スキ
ヤニング信号出力線SO2には逆ステツプ信号が与
えられるが、この変化の速い逆ステツプ信号に対
してトランジスタQ2がOFFしない程度の時定数
に積分回路2を設定しておくことにより、逆ステ
ツプ信号はトランジスタQ2をOFFさせるに至ら
ず、この積分回路2でキヤンセルされる状態とな
る。よつて、点灯状態のLED2は点灯状態をその
まま維持する。このようにして、スイツチ読取り
時にLED1,LED2の状態が変化することがなく、
ちらつきを生じない。
なお、積分回路1の時定数についてはLED1
消灯時を考慮し、スキヤニング信号によつてトラ
ンジスタQ1をONさせない程度としたが、LED1
の点灯時に逆ステツプ信号が与えられることもあ
るので、逆ステツプ信号にによつてトランジスタ
Q1をOFFさせない程度の時定数でもある。積分
回路2側についても同様である。このような時定
数に積分回路1,2を構成することは、抵抗R1
R2及びコンデンサC1,C2の値を適宜設定するこ
とにより実現できる。
考案の効果 この考案は、上述したようにLED用のスイツ
チング素子の入力側に積分回路を設けたので、ス
キヤニング信号出力線を点灯制御線として利用し
てLEDを点灯又は消灯制御している状態でスキ
ヤニング信号を与えてスイツチ読取りを行なう
際、この変化の速いスキヤニング信号又はその逆
ステツプ信号が各々積分回路でキヤンセルされる
ことになり、点灯しているLEDは点灯状態を維
持し、消灯しているLEDは消灯状態を維持する
ので、ちらつきを防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図はタイミングチヤート、第3図は従来例を示
す回路図である。 1,2……積分回路、SW1〜SW4……スイツ
チ、LED1〜LED2……LED。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マトリツクス状の複数のスイツチに対するスキ
    ヤニング信号出力線とLEDのスイツチング素子
    に対する点灯制御線とを兼用させ、前記スイツチ
    のスキヤニング信号によるスイツチ読取り時以外
    の時間に前記LEDを点灯又は消灯制御するスイ
    ツチ読取り回路において、前記点灯制御線上の前
    記スイツチング素子の入力側に積分回路を設けた
    ことを特徴とするスイツチ読取り回路。
JP3095786U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH049632Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095786U JPH049632Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095786U JPH049632Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62146235U JPS62146235U (ja) 1987-09-16
JPH049632Y2 true JPH049632Y2 (ja) 1992-03-10

Family

ID=30836241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3095786U Expired JPH049632Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP (1) JPH049632Y2 (ja)

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JPS62146235U (ja) 1987-09-16

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