JP2503299Y2 - 電源盤起動制御回路 - Google Patents
電源盤起動制御回路Info
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- JP2503299Y2 JP2503299Y2 JP6461189U JP6461189U JP2503299Y2 JP 2503299 Y2 JP2503299 Y2 JP 2503299Y2 JP 6461189 U JP6461189 U JP 6461189U JP 6461189 U JP6461189 U JP 6461189U JP 2503299 Y2 JP2503299 Y2 JP 2503299Y2
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- Japan
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- power
- control circuit
- power board
- circuit
- power supply
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電源盤起動制御回路に関し、特に並列に接続
された複数電源の同時起動を実現する電源起動制御回路
に関する。
された複数電源の同時起動を実現する電源起動制御回路
に関する。
従来、負荷の所要電力の変化または負荷の種々の電圧
の種類に対応して、複数台の電源盤を順次立上げて行く
ような場合があるが、このような要求に応ずる複数台の
電源盤を並列運転する適切な電源起動制御回路がなく、
監視員が情況に対応して操作を行っていた。
の種類に対応して、複数台の電源盤を順次立上げて行く
ような場合があるが、このような要求に応ずる複数台の
電源盤を並列運転する適切な電源起動制御回路がなく、
監視員が情況に対応して操作を行っていた。
上述した従来の電源起動制御回路は、負荷所要電力あ
るいは電圧の種類に対応する複数台の電源盤の並列運転
において監視者が起動時に電源を順次立ち上げていく場
合、負荷に適切な電力あるいは、電圧の種類の供給が極
めて困難である。さらに所要の合成電力を同時に出力さ
せることが不可能であるという欠点がある。
るいは電圧の種類に対応する複数台の電源盤の並列運転
において監視者が起動時に電源を順次立ち上げていく場
合、負荷に適切な電力あるいは、電圧の種類の供給が極
めて困難である。さらに所要の合成電力を同時に出力さ
せることが不可能であるという欠点がある。
本考案の電源起動制御回路は、複数台の電源盤を同時
に並列起動させる電源盤起動制御回路において、前記電
源盤の起動スイッチ投入情報を出力する送信回路と、前
記複数の電源盤の起動スイッチ投入情報を受信し論理処
理する論理回路と、前記論理回路の制御により動作する
電源盤出力制御回路とを前記複数の電源盤のそれぞれに
備えている。
に並列起動させる電源盤起動制御回路において、前記電
源盤の起動スイッチ投入情報を出力する送信回路と、前
記複数の電源盤の起動スイッチ投入情報を受信し論理処
理する論理回路と、前記論理回路の制御により動作する
電源盤出力制御回路とを前記複数の電源盤のそれぞれに
備えている。
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の構成図を示しており、例
として5台の電源盤(以下Puという)Pu20〜Pu24と各電
源盤間の制御線端子間の配線系統を示している。第2図
は本考案の一実施例の要部の回路図であり、第1図のPu
20〜Pu24内のそれぞれに設けられている起動制御回路を
示している。
として5台の電源盤(以下Puという)Pu20〜Pu24と各電
源盤間の制御線端子間の配線系統を示している。第2図
は本考案の一実施例の要部の回路図であり、第1図のPu
20〜Pu24内のそれぞれに設けられている起動制御回路を
示している。
まず、第1図の実施例は主電源端子25から等機器され
る電源がPu20〜Pu24へそれぞれスイッチ15〜19を介して
入力され、後述する制御の条件を満足した4個のスイッ
チ投入された電源盤からの合成電力が電源出力端子26か
ら負荷に供給される。こゝで、各Pu20〜Pu24には第2図
で詳述する起動制御回路の制御信号授受用の5つの端子
(Pu20の場合は端子X1,Y1,Z1,W1,1)を有してお
り、第1図のように各5つの端子同士が接続されてい
る。
る電源がPu20〜Pu24へそれぞれスイッチ15〜19を介して
入力され、後述する制御の条件を満足した4個のスイッ
チ投入された電源盤からの合成電力が電源出力端子26か
ら負荷に供給される。こゝで、各Pu20〜Pu24には第2図
で詳述する起動制御回路の制御信号授受用の5つの端子
(Pu20の場合は端子X1,Y1,Z1,W1,1)を有してお
り、第1図のように各5つの端子同士が接続されてい
る。
次に第2図により起動制御回路の構成を説明する。こ
の起動制御回路は電源盤制御回路1、電源盤制御回路1
の駆動用トランジスタ2、Pu20〜Pu24中の自己のスイッ
チが投入され、電圧VCが供給されてスタンドバイとな
ったことを他の電源盤に情報として送るXi情報送信端
子3、自己の電源盤以外の電源盤スイッチが投入された
ことを情報として受けるYi,Zi,WI,i情報受信端子4
(第1図のY1〜5,Z1〜5,W1〜5,1〜5に対
応)、この4個の情報受信端子4の論理信号3個を組合
わせて4個のNANDゲートに入力するNANDゲート回路5、
この4個のNANDゲートの出力を合成するダイオード6〜
9、VCの電圧を分圧する抵抗11,12,13,14、ツェナダイ
オード10、から構成される。また、第3図は、NANDゲー
ト回路5に構成される各NANDゲートの入力対出力論理レ
ベルの眞値表を示す説明図である。
の起動制御回路は電源盤制御回路1、電源盤制御回路1
の駆動用トランジスタ2、Pu20〜Pu24中の自己のスイッ
チが投入され、電圧VCが供給されてスタンドバイとな
ったことを他の電源盤に情報として送るXi情報送信端
子3、自己の電源盤以外の電源盤スイッチが投入された
ことを情報として受けるYi,Zi,WI,i情報受信端子4
(第1図のY1〜5,Z1〜5,W1〜5,1〜5に対
応)、この4個の情報受信端子4の論理信号3個を組合
わせて4個のNANDゲートに入力するNANDゲート回路5、
この4個のNANDゲートの出力を合成するダイオード6〜
9、VCの電圧を分圧する抵抗11,12,13,14、ツェナダイ
オード10、から構成される。また、第3図は、NANDゲー
ト回路5に構成される各NANDゲートの入力対出力論理レ
ベルの眞値表を示す説明図である。
次に本実施例の動作を説明する。
今、Pu20のスイッチ15投入によりVCが印加されると
電源盤制御回路1がバイアスされるが、トランジスタ2
がオン状態では、電源盤制御回路1は電源盤出力を停止
のまま保持している。また、スイッチ15投入状態を示す
Hレベルの信号がXi送信端子3より他のPu21〜Pu24の
制御回路の受信端子4のそれぞれY2,Y3,W4,5に送ら
れる。他方、電源盤20のYi〜i情報受信端子4に着目
すると、Y1,Z1,W1,1にはそれぞれPu24,Pu23,Pu22,P
u21のXi送信端子のHレベル信号が受信される。
電源盤制御回路1がバイアスされるが、トランジスタ2
がオン状態では、電源盤制御回路1は電源盤出力を停止
のまま保持している。また、スイッチ15投入状態を示す
Hレベルの信号がXi送信端子3より他のPu21〜Pu24の
制御回路の受信端子4のそれぞれY2,Y3,W4,5に送ら
れる。他方、電源盤20のYi〜i情報受信端子4に着目
すると、Y1,Z1,W1,1にはそれぞれPu24,Pu23,Pu22,P
u21のXi送信端子のHレベル信号が受信される。
仮にスイッチ投入されたPuをPu20,Pu21,Pu23とする
と、Pu20のNANDゲート、回路5の受信信号レベルはB1
C2A4及びA2B3C4がHレベルとなっているがその他
はLレベルにあり、NANDゲート回路5の出力は第3図の
眞値表に示すようにいずれかのA,B,CがLレベルなの
で、NAND出力はHレベルにあることがわかる。またダイ
オード6〜9の出力も同様にHレベルとなる。
と、Pu20のNANDゲート、回路5の受信信号レベルはB1
C2A4及びA2B3C4がHレベルとなっているがその他
はLレベルにあり、NANDゲート回路5の出力は第3図の
眞値表に示すようにいずれかのA,B,CがLレベルなの
で、NAND出力はHレベルにあることがわかる。またダイ
オード6〜9の出力も同様にHレベルとなる。
次にPu24(またはPu22)のSwを投入したとすると、A
1,B2,C3(またはC1,A3,B4)がHレベルとなるA2,B2,C
2(またはA4,B4,C4)が全てHレベルとなり、第3図の
真値表からNANDゲートの出力は、Lレベルとなり、トラ
ンジスタ2をオフとする。トランジスタ2がオフとなる
と電源盤起動回路1が起動してPu20から電源が出力す
る。このような論理レベルの動作状態はPu21,Pu23,Pu24
(またはPu22)においても同様であり、Pu20,Pu21,Pu2
3,Pu24(またはPu22)の4台が同時に起動して合成電力
が出力26から出力される。
1,B2,C3(またはC1,A3,B4)がHレベルとなるA2,B2,C
2(またはA4,B4,C4)が全てHレベルとなり、第3図の
真値表からNANDゲートの出力は、Lレベルとなり、トラ
ンジスタ2をオフとする。トランジスタ2がオフとなる
と電源盤起動回路1が起動してPu20から電源が出力す
る。このような論理レベルの動作状態はPu21,Pu23,Pu24
(またはPu22)においても同様であり、Pu20,Pu21,Pu2
3,Pu24(またはPu22)の4台が同時に起動して合成電力
が出力26から出力される。
以上説明したように本考案は、複数台の電源内にお互
いの電源盤のスイッチ投入情報を認識する論理回路とこ
の論理回路の制御で動作する電源盤制御回路を備えるこ
とにより、複数台の電源を同時に起動されて合成電力を
出力することができる効果がある。
いの電源盤のスイッチ投入情報を認識する論理回路とこ
の論理回路の制御で動作する電源盤制御回路を備えるこ
とにより、複数台の電源を同時に起動されて合成電力を
出力することができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図は第1図の
実施例の要部の起動制御回路の回路図、第3図は第2図
のNANDゲート回路の動作説明図である。 1……電源盤制御回路、2……トランジスタ、3……X
i情報送信端子、4……Yi,Zi,Wi,i情報受信端子、
5……NANDゲート回路、6〜9……ダイオード、10……
ツェナーダイオード、11〜14……抵抗、15〜19……スイ
ッチ、20〜24……電源盤、25……電源入力端子、26……
電源出力端子。
実施例の要部の起動制御回路の回路図、第3図は第2図
のNANDゲート回路の動作説明図である。 1……電源盤制御回路、2……トランジスタ、3……X
i情報送信端子、4……Yi,Zi,Wi,i情報受信端子、
5……NANDゲート回路、6〜9……ダイオード、10……
ツェナーダイオード、11〜14……抵抗、15〜19……スイ
ッチ、20〜24……電源盤、25……電源入力端子、26……
電源出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 遠藤 洋七郎 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮城日本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−149115(JP,A) 特開 平1−231622(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数台の電源盤を同時に並列起動させる電
源盤起動制御回路において、前記電源盤の起動スイッチ
投入情報を出力する送信回路と、前記複数の電源盤の起
動スイッチ投入情報を受信し論理処理する論理回路と、
前記論理回路の制御により動作する電源盤出力制御回路
とを前記複数の電源盤のそれぞれに備えたことを特徴と
する電源盤起動制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6461189U JP2503299Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 電源盤起動制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6461189U JP2503299Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 電源盤起動制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH033018U JPH033018U (ja) | 1991-01-14 |
JP2503299Y2 true JP2503299Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31595708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6461189U Expired - Lifetime JP2503299Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 電源盤起動制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503299Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP6461189U patent/JP2503299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033018U (ja) | 1991-01-14 |
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