JP2002369378A - 電源システム及びその電源投入順序制御回路並びにその方法 - Google Patents

電源システム及びその電源投入順序制御回路並びにその方法

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JP2002369378A JP2001170373A JP2001170373A JP2002369378A JP 2002369378 A JP2002369378 A JP 2002369378A JP 2001170373 A JP2001170373 A JP 2001170373A JP 2001170373 A JP2001170373 A JP 2001170373A JP 2002369378 A JP2002369378 A JP 2002369378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源回路の電源入力段にリレー回路を用いる
ことなく、電源投入時の突入電流を軽減することができ
る電源システムを得る。 【解決手段】 オンボード電源(OBP)5−1の出力
を確認する出力確認回路6−1から出力される確認通知
信号7−1に応答して、制御回路8−2がOBP5−2
のリモートコントロール端子に活性制御信号9−2を出
力することにより、OBP5−2が活性状態とされる。
これにより、活性制御信号9−2に応答して起動された
OBP5−2は、OBP5−1と共通の入力電圧(局舎
電源2)を変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源システム及びそ
の電源投入順序制御回路並びにその方法に関し、特に入
力電圧が共通に印加される第1及び第2の電源回路を含
み、少なくとも第2の電源回路は自回路を活性状態にす
るための制御端子を有する電源システム及びその電源投
入順序制御回路並びにその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電源システムの構成を示す
図である。図2において、従来の電源システムは、デー
タ通信等を行う装置10と、装置10に電源を供給する
ための局舎電源(例えば、−48V)2とを有してい
る。装置10は、共通スイッチ3と、オンボード電源
(OBP)12−1〜12−4が搭載されたパッケージ
11−1〜11−4とを有している。
【0003】共通スイッチ3は、装置10内に設置さ
れ、スイッチのオン/オフにより局舎電源2からの電源
の供給/遮断を行う。パッケージ11−N(Nは1〜4
の整数)は、OBP12−Nを搭載したパッケージであ
り、装置10内に実装される。各OBP12−1〜12
−4は、局舎電源2からの例えば−48Vの電源が入力
端子(IN端子)に入力されることにより、出力端子
(OUT端子)から図示せぬ集積回路を駆動可能な電源
(+5V,−5.2V,+3.3V等)を出力すること
のできるDC/DCコンバータである。
【0004】このような構成の従来の電源システムで
は、共通スイッチ3がオンされると、局舎電源2より装
置10に例えば−48Vの電源が供給され、装置10内
に実装された複数のパッケージ11−1〜11−4に搭
載されたOBP12−1〜12−4に電源が供給され
る。OBP12−1〜12−4に電源が供給されること
により、図示せぬ集積回路を駆動可能な電源がOBP1
2−1〜12−4から出力され、装置10が起動される
こととなる。
【0005】しかし、このような構成の従来の電源シス
テムでは、共通スイッチ3をオンすることにより、複数
のパッケージ11−1〜11−4に一斉に電源が供給さ
れるため、各パッケージ内のOBP12−1〜12−4
に多大な突入電流が発生してしまう。すなわち、電源投
入時の突入電流が増大することで、OBP12−1〜1
2−4が破損し、または、誤動作をおこす原因となる。
【0006】また、共通スイッチ3をオンすることによ
り、複数のパッケージ11−1〜11−4にほぼ同時に
電源が供給されるため、各パッケージ11−1〜11−
4の立ち上げが、OBP12−1〜12−4のばらつき
やパッケージ内の負荷等に左右される。すなわち、パッ
ケージ11−1〜11−4の立ち上げ動作が不安定にな
り、装置10の立ち上げに影響を及ぼすことになる。
【0007】次に、過大突入電流の防止を目的とした特
開昭60−66627号公報(第1の公報)に記載の過
大突入電流防止回路について説明する。図3は第1の公
報に記載の過大突入電流防止回路の構成を示す図であ
る。
【0008】図3において、21は交流入力であり、2
2はスイッチであり、23,24及び25は電源回路で
あり、26及び27はリレー回路であり、28,29及
び30は直流出力である。ここで、スイッチ22を入れ
ると電源回路23に交流入力21が印加され、直流出力
28が出る。
【0009】その出力によりリレー回路26のリレーが
動作し、接点スイッチが閉じるため、電源回路24に交
流入力21が印加され、直流出力29が出る。その出力
によりリレー回路27のリレーが動作し、接点スイッチ
が閉じ、電源回路25に交流入力21が印加され、直流
出力30が出る。このように、電源回路23,24及び
25に対して交流入力21を時間遅れをもって印加する
ことにより、突入電流の増大を抑えることとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した第1の公
報に記載の過大突入電流防止回路では、上述のように、
電源回路24及び25の交流入力21入力段にリレー回
路26及び27を設けて、前段の電源回路の出力によっ
てリレー回路26及び27を動作させることにより、電
源回路24及び25への交流入力21の印加を制御して
いる。しかしながら、突入電流の増大を抑えるためにリ
レー回路26及び27を用いたのでは、それらリレー回
路26及び27によって消費電力が大きくなってしまう
という問題がある。
【0011】さらに、第1の公報に記載の過大突入電流
防止回路では、リレー回路26及び27を用いており、
交流入力21ラインに直列にこれ等リレー回路26及び
27が挿入されているので、リレー回路26及び27の
容量が大なるものが必要であると共に、各リレーの接点
スイッチでスパークが発生するという問題がある。
【0012】本発明の目的は、電源回路の電源入力段に
リレー回路を用いることなく、電源投入時の突入電流を
軽減することができる電源システム及びその電源投入順
序制御回路並びにその方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による電源システ
ムは、入力電圧が共通に印加される第1及び第2の電源
回路を含み、少なくとも前記第2の電源回路は自回路を
活性状態に制御する制御端子を有する電源システムであ
って、前記入力電圧の印加に応答して出力される前記第
1の電源回路の出力を基に、前記第2の電源回路を活性
状態とすべく前記第2の電源回路の前記制御端子に対し
て活性制御信号を出力する制御手段を有する電源投入順
序制御回路を含むことを特徴とする。
【0014】また、前記電源システムにおいて、前記制
御手段は、さらに、前記第2の電源回路の出力を基に、
前記第2の電源回路の前記制御端子に対して前記活性制
御信号を出力することを特徴とする。
【0015】さらに、前記電源システムにおいて、前記
第1及び第2の電源回路は、オンボード電源であり、前
記制御端子は、リモートコントロール端子であることを
特徴とする。
【0016】本発明による電源投入順序制御回路は、入
力電圧が共通に印加される第1及び第2の電源回路を含
み、少なくとも前記第2の電源回路は自回路を活性状態
に制御する制御端子を有する電源システムにおける電源
投入順序制御回路であって、前記入力電圧の印加に応答
して出力される前記第1の電源回路の出力を基に、前記
第2の電源回路を活性状態とすべく前記第2の電源回路
の前記制御端子に対して活性制御信号を出力する制御手
段を含むことを特徴とする。
【0017】また、前記電源投入順序制御回路におい
て、前記制御手段は、さらに、前記第2の電源回路の出
力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端子に対して
前記活性制御信号を出力することを特徴とする。
【0018】さらに、前記電源投入順序制御回路におい
て、前記第1及び第2の電源回路は、オンボード電源で
あり、前記制御端子は、リモートコントロール端子であ
ることを特徴とする。
【0019】本発明による電源システムは、入力電圧が
共通に印加される第1〜第n(nは3以上の整数)の電
源回路を含み、前記第2〜第nの電源回路の各々は自回
路を活性状態に制御する制御端子を有する電源システム
であって、前記入力電圧の印加に応答して出力される前
記第1の電源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の
前記制御端子に対して活性制御信号を出力すると共に、
前記第i(iは2〜n−1の整数)の電源回路の出力を
基に、前記第(i+1)の電源回路の前記制御端子に対
して活性制御信号を出力する制御手段を含むことを特徴
とする。
【0020】また、前記電源システムにおいて、前記制
御手段は、さらに、前記第2の電源回路の出力を基に、
前記第2の電源回路の前記制御端子に対して活性制御信
号を出力すると共に、前記第(i+1)の電源回路の出
力を基に、前記第(i+1)の電源回路の前記制御端子
に対して活性制御信号を出力することを特徴とする。
【0021】本発明による電源投入制御方法は、入力電
圧が共通に印加される第1〜第n(nは3以上の整数)
の電源回路を含み、前記第2〜第nの電源回路の各々は
自回路を活性状態に制御する制御端子を有する電源シス
テムにおける電源投入制御方法であって、前記入力電圧
を前記第1の電源回路へ印加するステップと、前記入力
電圧の印加に応答して出力される前記第1の電源回路の
出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端子に対し
て活性制御信号を出力するとステップと、以後、前記第
i(iは2〜n−1の整数)の電源回路の出力を基に、
前記第(i+1)の電源回路の前記制御端子に対して活
性制御信号を順次出力するステップとを含むことを特徴
とする。
【0022】本発明の作用は次の通りである。制御手段
が第1の電源回路の出力を基に、第2の電源回路の制御
端子に活性制御信号を出力することにより、第2の電源
回路が活性状態とされる。これにより、活性制御信号に
応答して起動された第2の電源回路は、第1の電源回路
と共通の入力電圧を変換して出力する。また、制御手段
は、第2の電源回路の出力をも基に、第2の電源回路の
制御端子に活性制御信号を出力するので、故障等により
第1の電源回路の出力が断となったり、変化しても、第
2の電源回路の動作を維持することができる。さらに、
第3の電源回路以降も、前段の電源回路の出力を基に活
性制御するようにすることで、電源投入の順序制御が簡
単になされることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例による電
源システムの構成を示す図であり、図2と同等部分は同
一符号にて示している。図1において、本発明の実施例
による電源システムは、装置1と、局舎電源2とを有し
ている。装置1は、データ通信等を行う装置であり、局
舎電源2は、装置1に電源を供給するための局舎電源
(例えば、−48V)である。
【0024】装置1は、共通スイッチ3と、パッケージ
4−1〜4−4とを有している。共通スイッチ1は、装
置1内に設置され、スイッチのオン/オフにより局舎電
源2からの電源の供給/遮断を行う。パッケージ4−N
(Nは1〜4の整数)はオンボード電源(OBP)5−
Nを搭載したパッケージであり、装置10に実装され、
パッケージ4−NはN番目に実装される。
【0025】OBP5−1〜5−4は、例えば−48V
の局舎電源2からの入力電圧が入力端子(IN端子)に
入力されることにより、出力端子(OUT端子)から図
示せぬ集積回路を駆動可能な電源(+5V,−5.2
V,+3.3V等)を出力することができるDC/DC
コンバータであり、自OBPを活性状態に制御するため
のリモートコントロール端子(RC端子)を備えてい
る。なお、OBP5−1〜5−4の出力は、出力確認回
路6−1〜6−4だけでなく、図示せぬ集積回路にも供
給される。
【0026】パッケージ4−Nに搭載された出力確認回
路6−Nは、OBP5−NのOUT端子より、+5V,
−5.2V,+3.3V等の電源が出力されたことを確
認する回路で、OBP5−Nの出力を確認すると、確認
通知信号7−Nを出力する。
【0027】パッケージ4−2に搭載された制御回路8
−2は、その前段のパッケージ4−1に搭載された出力
確認回路6−1からの確認通知信号7−1に応答して、
自パッケージ4−2のOBP5−2のRC端子に対して
活性制御信号9−2を出力する回路である。制御回路8
−2は、さらに、自パッケージ4−2に搭載された出力
確認回路6−2からの確認通知信号7−2に応答してO
BP5−2のRC端子に対して活性制御信号9−2を出
力する。
【0028】同様に、パッケージ4−3に搭載された制
御回路8−3は、その前段のパッケージ4−2に搭載さ
れた出力確認回路6−2からの確認通知信号7−2及び
自パッケージ4−3に搭載された出力確認回路6−3か
らの確認通知信号7−3に応答して、自パッケージ4−
3のOBP5−3のRC端子に対して活性制御信号9−
3を出力する回路である。
【0029】同様に、パッケージ4−4に搭載された制
御回路8−4は、その前段のパッケージ4−3に搭載さ
れた出力確認回路6−3からの確認通知信号7−3及び
自パッケージ4−4に搭載された出力確認回路6−4か
らの確認通知信号7−4に応答して、自パッケージ4−
4のOBP5−4のRC端子に対して活性制御信号9−
4を出力する回路である。なお、本実施例では、パッケ
ージ4−1には制御回路8−2〜8−4と同等の制御回
路は搭載されておらず、従って、制御回路8−1は存在
しない。
【0030】本実施例では、出力確認回路6−1〜6−
4と制御回路8−2〜8−4とにより電源投入順序制御
回路(過大突入電流防止回路)を構成している。
【0031】次に、本発明の実施例による電源システム
の動作について図1を用いて説明する。図1において、
共通スイッチ3がオンされると、局舎電源2より装置1
に例えば−48Vの電源が供給され、装置1内に実装さ
れた複数のパッケージ4−1〜4−4に搭載されたOB
P5−1〜5−4に電源が供給される。
【0032】しかし、このとき、各OBP5−2〜5−
4のRC端子には、制御回路8−2〜8−4からの活性
制御信号9−2〜9−4が入力されていないため、すな
わち、各OBP5−2〜5−4は非活性状態に制御され
ているため、各OBP5−2〜5−4のOUT端子より
+5V,−5.2V,+3.3V等の電源は出力されな
い。
【0033】これに対して、制御回路を使用していない
パッケージ4−1では、そのOBP5−1は活性状態で
あるから、パッケージ4−1より動作しはじめる。ま
ず、パッケージ4−1のOBP5−1が動作することに
より、OBP5−1のOUT端子より+5V,−5.2
V,+3.3V等の電源が出力される。これにより、出
力確認回路6−1が動作し、確認通知信号7−1が送出
される。
【0034】確認通知信号7−1はパッケージ4−2の
制御回路8−2に送られる。制御回路8−2は、確認通
知信号7−1に応答して活性制御信号9−2をOBP5
−2のRC端子に出力する。これにより、OBP5−2
のRC端子に制御がかかり、OBP5−2が起動され
る。そして、起動されたOBP5−2のOUT端子より
+5V,−5.2V,+3.3V等の電源が出力される
ことで、出力確認回路6−2が動作し、確認通知信号7
−2が送出される。
【0035】確認通知信号7−2は、自パッケージ4−
2の制御回路8−2と後段のパッケージ4−3の制御回
路8−3とに送られる。このように、制御回路8−2に
対して前段の出力確認回路6−1からの確認通知信号7
−1のみならず、自パッケージ4−2の出力確認回路6
−2からの確認通知信号7−2をも入力している理由
は、一度立ち上げが完了した後に、前段のOBP5−1
の故障やパッケージ4−1の抜去等によって、前段の確
認通知信号7−1がなくなったときに、OBP5−2の
出力が停止しないようにするためである。
【0036】出力確認回路6−2からの確認通知信号7
−2に応答して、パッケージ4−3はパッケージ4−2
と同様の動作を行い、出力確認回路6−3からの確認通
知信号7−3に応答して、パッケージ4−4も同様の動
作を行う。なお、最後に活性化されるパッケージ4−4
にも出力確認回路6−4が搭載されているが、これは、
前段の確認通知信号7−3がなくなったときに、OBP
5−4の出力が停止しないようにするため、出力確認回
路6−4からの確認通知信号7−4が制御回路に8−4
に入力される。
【0037】このように、本発明の実施例による電源シ
ステムでは、1番目に実装したパッケージ4−1から4
番目に実装したパッケージ4−4まで順番に立ち上がる
よう制御することができるので、突入電流の増加を抑え
ることができる。
【0038】また、主要なパッケージより順序よく立ち
上げていくことができるので、装置1の立ち上げを安定
に行うことができる。さらに、電源投入順序の処理をソ
フトウェアを使用することなく実現しているので、各パ
ッケージの実装位置の変更や、バックボードのパターン
変更のみで各パッケージの立ち上げ順番を容易に制御す
ることができる。
【0039】なお、本発明の実施例による電源システム
では、パッケージが4−1〜4−4の4つである場合
(n=4の場合)を示したが、これに限定されるもので
はなく、5つ以上の場合にも適用できることは明らかで
ある。
【0040】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、電源回路の
電源入力段にリレー回路を用いることなく、電源投入時
の突入電流を軽減することができることである。その理
由は、第2〜第nの電源回路が有する制御端子を用いる
こととして、第1の電源回路の出力を基に、第2の電源
回路の制御端子に活性制御信号を出力して第2の電源回
路を活性状態とし、第3の電源回路以降も、前段の電源
回路の出力を基に順次活性状態に制御するためである。
【0041】本発明による第2の効果は、第1の電源回
路の出力を基に第2の電源回路を起動せしめるようにし
ながらも、第1の電源回路の出力が断となったり、変化
しても、起動させた第2の電源回路の動作を維持するこ
とができることである。その理由は、第1の電源回路の
出力に加えて第2の電源回路の出力をも基に、第2の電
源回路の制御端子に活性制御信号を出力するようにし、
第3の電源回路以降も、前段の電源回路の出力に加えて
自電源回路の出力をも基に、その制御端子に活性制御信
号を出力するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電源システムの構成を示す図
である。
【図2】従来の電源システムの構成を示す図である。
【図3】従来の過大突入電流防止回路の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 装置 2 局舎電源 3 共通スイッチ 4−1〜4−4 パッケージ 5−1〜5−4 オンボード電源 6−1〜6−4 出力確認回路 7−1〜7−4 確認通知信号 8−2〜8−4 制御回路 9−2〜9−4 活性制御信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧が共通に印加される第1及び第
    2の電源回路を含み、少なくとも前記第2の電源回路は
    自回路を活性状態に制御する制御端子を有する電源シス
    テムであって、 前記入力電圧の印加に応答して出力される前記第1の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路を活性状態と
    すべく前記第2の電源回路の前記制御端子に対して活性
    制御信号を出力する制御手段を有する電源投入順序制御
    回路を含むことを特徴とする電源システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、さらに、前記第2の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端
    子に対して前記活性制御信号を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の電源システム。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の電源回路は、オンボ
    ード電源であり、 前記制御端子は、リモートコントロール端子であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の電源システム。
  4. 【請求項4】 入力電圧が共通に印加される第1及び第
    2の電源回路を含み、少なくとも前記第2の電源回路は
    自回路を活性状態に制御する制御端子を有する電源シス
    テムにおける電源投入順序制御回路であって、 前記入力電圧の印加に応答して出力される前記第1の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路を活性状態と
    すべく前記第2の電源回路の前記制御端子に対して活性
    制御信号を出力する制御手段を含むことを特徴とする電
    源投入順序制御回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、さらに、前記第2の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端
    子に対して前記活性制御信号を出力することを特徴とす
    る請求項4記載の電源投入順序制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の電源回路は、オンボ
    ード電源であり、 前記制御端子は、リモートコントロール端子であること
    を特徴とする請求項4又は5記載の電源投入順序制御回
    路。
  7. 【請求項7】 入力電圧が共通に印加される第1〜第n
    (nは3以上の整数)の電源回路を含み、前記第2〜第
    nの電源回路の各々は自回路を活性状態に制御する制御
    端子を有する電源システムであって、 前記入力電圧の印加に応答して出力される前記第1の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端
    子に対して活性制御信号を出力すると共に、前記第i
    (iは2〜n−1の整数)の電源回路の出力を基に、前
    記第(i+1)の電源回路の前記制御端子に対して活性
    制御信号を出力する制御手段を含むことを特徴とする電
    源システム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、さらに、前記第2の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端
    子に対して活性制御信号を出力すると共に、前記第(i
    +1)の電源回路の出力を基に、前記第(i+1)の電
    源回路の前記制御端子に対して活性制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項7記載の電源システム。
  9. 【請求項9】 入力電圧が共通に印加される第1〜第n
    (nは3以上の整数)の電源回路を含み、前記第2〜第
    nの電源回路の各々は自回路を活性状態に制御する制御
    端子を有する電源システムにおける電源投入制御方法で
    あって、 前記入力電圧を前記第1の電源回路へ印加するステップ
    と、 前記入力電圧の印加に応答して出力される前記第1の電
    源回路の出力を基に、前記第2の電源回路の前記制御端
    子に対して活性制御信号を出力するとステップと、 以後、前記第i(iは2〜n−1の整数)の電源回路の
    出力を基に、前記第(i+1)の電源回路の前記制御端
    子に対して活性制御信号を順次出力するステップとを含
    むことを特徴とする電源投入制御方法。
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