JPH0545674U - カメラのデータ写し込み装置 - Google Patents
カメラのデータ写し込み装置Info
- Publication number
- JPH0545674U JPH0545674U JP8327691U JP8327691U JPH0545674U JP H0545674 U JPH0545674 U JP H0545674U JP 8327691 U JP8327691 U JP 8327691U JP 8327691 U JP8327691 U JP 8327691U JP H0545674 U JPH0545674 U JP H0545674U
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- Japan
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- imprinted
- area
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影場所の情報もフィルムに写し込めるカメ
ラを提供する 【構成】 エリアコード設定用ボタン5a、5bによっ
てエリアコードを設定することによってその地点のエリ
アコードが設定され、そのエリアの時刻が同時に設定さ
れる。そして釦3によってエリアコードの写し込みを選
択すると選択されたエリアコードが写し込まれる。
ラを提供する 【構成】 エリアコード設定用ボタン5a、5bによっ
てエリアコードを設定することによってその地点のエリ
アコードが設定され、そのエリアの時刻が同時に設定さ
れる。そして釦3によってエリアコードの写し込みを選
択すると選択されたエリアコードが写し込まれる。
Description
【0001】
本考案はカメラのデータバックに世界時計を内蔵している場合、その地域にお ける撮影日時とその地域データを写し込むカメラのデータ写し込み装置に関する ものである。
【0002】
近年のカメラは撮影したときの撮影日時をフィルムに写し込めるようにしたも のが多くなっている。また、最近は日本だけでなく世界のあちこちを移動して撮 影される機会も増えているが、単純な時計機構による日時の写し込みでは時差の 修正が行えないために、正確な日時を写し込むことができない。このため、デー タバックに世界時計を装備し、世界のどの地域でもその地域に適合した日時をフ ィルム上に写し込めるようにしたカメラが提案されている。
【0003】
しかしながらこのような従来の装置はその地点の日時は写し込めるが、それだ けではどこで撮影したのかを忘れてしまうと世界時計によって現地の日時に適合 させた写し込みを行った意味がなくなってしまう。これを防止するには撮影場所 を別途記録しておけば良いが、記録することを忘れてしまった場合はその対応が つかなくなってしまうという課題を有していた。
【0004】 本考案はこのような状況に鑑みてなされたもので、撮影場所の情報もフィルム に写し込めるカメラを提供することにある。
【0005】
このような課題を解決するために本考案は、撮影地点のエリアコードのエリア コードを設定することによってエリアコードの設定とそのエリアの時刻が設定さ れる世界時計と、エリアコードが選択されたときそのエリアコードを日時データ とは区別した形式でフィルムに写し込む写し込み手段とを備えたものである。
【0006】
エリアコード設定用ボタンによってエリアコードを設定することによってエリ アコードが設定されそのエリアの時刻が同時に設定される。そしてエリアコード の写し込みを選択すると選択されたエリアコードが写し込まれる。
【0007】
図1は本考案の一実施例を示すブロック図であり、撮影者はデータ写し込みモ ード選択手段(スイッチ)1によって年月日・日時分・日年月・月年月あるいは 写し込み禁止の何れかを選択する。また、世界時計12を持ち、エリアコード選 択手段5によって写し込みたい都市のコードを選択する。これによってカメラの 外部表示部(LDC)7はその都市の時刻を表示する。
【0008】 エリアコード写し込み選択手段3によってエリアコードの写し込みをするかし ないかが選択される。今、エリアコードの写し込みが選択されるとカメラ外部表 示部7が後述するように、図6に示すように変わり、写し込みが選択されたこと を表す。ここではエリアコードに_(アンダーバー)を付して順序を変えるよう にしている。
【0009】 これらはCPU10で制御され、データ写し込み装置3によってレリーズと同 時にデータ写し込み装置13によって、フィルムに写し込まれる
【0010】 図2は制御の流れを示すフローチャートであり、ステップS1において、予め 設定してあるエリアコード、例えば東京の場合「20」を選択する。ステップS 2では年月日・日時分・日年月・月年月あるいは写し込み禁止の何れかを選択す る。ステップS3ではステップS1で選択した都市の時刻がステップS2で選択 したモードで後述する図2に示すように表示される。写し込み禁止を選択した場 合はステップS4でそれを判断し、写し込みを行わない。
【0011】 ステップS5ではエリアコードの写し込みが選択されているか否かを判定し、 写し込むときはステップS6によって、後述する図6に示すように表示を行い、 レリーズ動作によってステップS7で示すように写し込みを行う。また、従来の ように写し込みを行わない場合はステップS8において、レリーズ動作によって 従来と同様にエリアコード以外の情報を写し込む。 図3は本考案の一実施例の要部を示す図であり、カメラの裏蓋の一部、すなわ ち写し込み装置の操作部および表示部を示しており、世界地図とそこから引き出 された番号(エリアコード)、都市名が印刷されている。例えば液晶で構成され た表示部7は釦1〜6によって選択されたモードを表示し、図3の例では東京の エリアコード「20」が選択されてており、日時は「年・月・日」のモードであ ることを示している。
【0012】 釦3はエリアコードを写し込むか否かを選択する釦であり、その釦3を押すご とにオン→オフ→オンを繰り返すようになっている。釦1は写し込みモードの選 択釦である。
【0013】 図4(a)〜(e)はエリアコード写し込みをオフとし、釦1を押す度にモー ドの切換えを行っているときの表示部7の表示状態を示す図である(エリアコー ドの20は表示されているが写し込まれない)。図4において(a)は年・月・ 日を写し込むときの状態、(b)は日・時・分を写し込むときの状態、(c)は 日・月・年を写し込むときの状態、(d)は月・日・年を写し込むときの状態、 (e)はオフすなわち、写し込みを禁止する時の状態が表示されている。
【0014】 図5(a)〜(d)は前記のモードで写し込みを行った時、設定されたデータ がフィルムに写し込まれた状態を示しており、図4と図5の(a)〜(d)の状 態は対応している。
【0015】 図6(a)〜(e)はエリアコード写し込みをオンとし、釦1を押す度にモー ドの切換えを行っているときの表示部7の表示状態を示す図である。エリアコー ド写し込みがオフのときの図4(a)〜(e)の表示状態と違って、エリアコー ド写し込みがオンのときの図6(a)では、年・月・日モードでは年のデータ「 91」とエリアコードのデータ「20」の位置が入れ替わり、エリアコードのデ ータ「20」の下にはエリアコードであることを示す下線がついて写し込まれて いる。
【0016】 同様に図6(b)の日・時・分モードでは日のデータ「29」とエリアコード のデータ「20」の位置が入れ換わっている。図6(c)、図6(d)の日・月 ・年、月・日・年モードでは年とエリアコードを入れ換えているが順序はエリア コードが先頭に位置するように設定してある。
【0017】 図6(a)〜(d)の状態でフィルムに写し込みを行ったときの実例が図7( a)〜(d)であり、エリアコードは下線をつけて写し込まれている。
【0018】 いままでエリアコードは東京の20を例にして説明してきたが、他の地域に変 えるには釦5a、5bを使ってその数字を変更する。このエリアコードの切換え に従って時刻も変化する。また釦2は時刻設定釦であり、釦2を押して時刻設定 モードにして釦4で時刻を合わせる。
【0019】
以上説明したように本考案はどのエリアの時分データを写し込んだのか記録に 残すことができるので、従来のように撮影地点をメモすることなく撮影結果から 撮影地点がわかるので、後日の写真の整理に都合がよいという効果を有する。
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図
【図2】図1の装置の動作を示すフローチャート
【図3】本考案を適用したカメラの裏蓋の一部を示す図
【図4】エリアコード写し込みがオフのときのモードの
切換え状態を示す図。
切換え状態を示す図。
【図5】図4のモードで写し込みを行った時の作例を示
す図
す図
【図6】エリアコード写し込みをオンしたときのモード
切換え状態を示す図
切換え状態を示す図
【図7】図6のモードで写し込みを行ったときの作例を
示す図
示す図
1 写し込みモード選択釦 2 時刻設定モード切換え釦 3 エリアコード写込み選択釦 4 時刻合わせ釦 5 エリアコード変更釦
Claims (1)
- 【請求項1】 世界時計を内蔵し撮影地点の日時データ
を写し込み可能なカメラの写し込み装置において、 撮影地点のエリアコードのエリアコードを設定すること
によってエリアコードの設定とそのエリアの時刻が設定
される世界時計と、 エリアコードが選択されたときそのエリアコードを日時
データとは区別した形式でフィルムに写し込む写し込み
手段とを備えたことを特徴とするカメラのデータ写し込
み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083276U JP2553818Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | カメラのデータ写し込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083276U JP2553818Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | カメラのデータ写し込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545674U true JPH0545674U (ja) | 1993-06-18 |
JP2553818Y2 JP2553818Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13797840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991083276U Expired - Lifetime JP2553818Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | カメラのデータ写し込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553818Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62195634A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-28 | Seiko Epson Corp | カメラの写し込み装置及びカメラ |
JPH02149834A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Canon Inc | データ記録カメラ |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP1991083276U patent/JP2553818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62195634A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-28 | Seiko Epson Corp | カメラの写し込み装置及びカメラ |
JPH02149834A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Canon Inc | データ記録カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553818Y2 (ja) | 1997-11-12 |
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