JP2553818Y2 - カメラのデータ写し込み装置 - Google Patents

カメラのデータ写し込み装置

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JP2553818Y2
JP2553818Y2 JP1991083276U JP8327691U JP2553818Y2 JP 2553818 Y2 JP2553818 Y2 JP 2553818Y2 JP 1991083276 U JP1991083276 U JP 1991083276U JP 8327691 U JP8327691 U JP 8327691U JP 2553818 Y2 JP2553818 Y2 JP 2553818Y2
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JP
Japan
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button
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JP1991083276U
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JPH0545674U (ja
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大基 塚原
昇 赤見
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカメラのデータバックに
世界時計を内蔵している場合、その地域における撮影日
時とその地域データを写し込むカメラのデータ写し込み
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラは撮影したときの撮影日時
をフィルムに写し込めるようにしたものが多くなってい
る。また、最近は日本だけでなく世界のあちこちを移動
して撮影される機会も増えているが、単純な時計機構に
よる日時の写し込みでは時差の修正が行えないために、
正確な日時を写し込むことができない。このため、デー
タバックに世界時計を装備し、世界のどの地域でもその
地域に適合した日時をフィルム上に写し込めるようにし
たカメラが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置はその地点の日時は写し込めるが、それだ
けではどこで撮影したのかを忘れてしまうと世界時計に
よって現地の日時に適合させた写し込みを行った意味が
なくなってしまう。これを防止するには撮影場所を別途
記録しておけば良いが、記録することを忘れてしまった
場合はその対応がつかなくなってしまうという課題を有
していた。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みてなされた
もので、その目的は、撮影場所の情報もフィルムに写し
込めるカメラのデータ写し込み装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本考案は、時間に関するデータと地域に関する
データの少なくとも一方を表示する表示装置と、これら
のデータを写し込む写し込み装置と、時間に関するデー
タを写し込む場合と、時間に関するデータおよび地域に
関するデータを同時に写し込む場合とを切り換える切換
装置と、この切換装置によって時間に関するデータおよ
び地域に関するデータの同時写し込みに切り換えられた
場合、時間に関するデータの写し込み領域の一部を地域
データに置換する手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】本考案においては、切替装置によって時間に関
するデータ写し込みと、時間に関するデータおよび地域
に関するデータの同時写し込みとを切り換えることによ
り、選択されたデータが写し込み装置によってフィルム
に写し込まれる。この場合、時間に関するデータおよび
地域に関するデータの同時写し込みに切り換えられる
と、時間に関するデータの写し込み領域の一部が地域デ
ータに置換される。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示すブロック図で
あり、撮影者はデータ写し込みモード選択手段(スイッ
チ)1によって年月日・日時分・日年月・月年月あるい
は写し込み禁止の何れかを選択する。また、世界時計1
2を持ち、エリアコード選択手段5によって写し込みた
い都市のコードを選択する。これによってカメラの外部
表示部(LDC)7はその都市の時刻を表示する。
【0008】エリアコード写し込み選択手段3によって
エリアコードの写し込みをするかしないかが選択され
る。今、エリアコードの写し込みが選択されるとカメラ
外部表示部7が後述するように、図6に示すように変わ
り、写し込みが選択されたことを表す。ここではエリア
コードに_(アンダーバー)を付して順序を変えるよう
にしている。
【0009】これらはCPU10で制御され、レリーズ
と同時にデータ写し込み装置13によって、フィルムに
写し込まれる。
【0010】図2は制御の流れを示すフローチャートで
あり、ステップS1において、予め設定してあるエリア
コード、例えば東京の場合「20」を選択する。ステッ
プS2では年月日・日時分・日年月・月年月あるいは写
し込み禁止の何れかを選択する。ステップS3ではステ
ップS1で選択した都市の時刻がステップS2で選択し
たモードで後述する図に示すように表示される。写し
込み禁止を選択した場合はステップS4でそれを判断
し、写し込みを行わない。
【0011】ステップS5ではエリアコードの写し込み
が選択されているか否かを判定し、写し込むときはステ
ップS6によって、後述する図6に示すように表示を行
い、レリーズ動作によってステップS7で示すように写
し込みを行う。また、従来のように写し込みを行わない
場合はステップS8において、レリーズ動作によって従
来と同様にエリアコード以外の情報を写し込む。図3は
本考案の一実施例の要部を示す図であり、カメラの裏蓋
の一部、すなわち写し込み装置の操作部および表示部を
示しており、世界地図とそこから引き出された番号(エ
リアコード)、都市名が印刷されている。例えば液晶で
構成された表示部7は釦1〜6によって選択されたモー
ドを表示し、図3の例では東京のエリアコード「20」
が選択されてており、日時は「年・月・日」のモードで
あることを示している。
【0012】釦3はエリアコードを写し込むか否かを選
択する釦であり、その釦3を押すごとにオン→オフ→オ
ンを繰り返すようになっている。釦1は写し込みモード
の選択釦である。
【0013】図4(a)〜(e)はエリアコード写し込
みをオフとし、釦1を押す度にモードの切換えを行って
いるときの表示部7の表示状態を示す図である(エリア
コードの20は表示されているが写し込まれない)。図
4において(a)は年・月・日を写し込むときの状態、
(b)は日・時・分を写し込むときの状態、(c)は日
・月・年を写し込むときの状態、(d)は月・日・年を
写し込むときの状態、(e)はオフすなわち、写し込み
を禁止する時の状態が表示されている。
【0014】図5(a)〜(d)は前記のモードで写し
込みを行った時、設定されたデータがフィルムに写し込
まれた状態を示しており、図4と図5の(a)〜(d)
の状態は対応している。
【0015】図6(a)〜(e)はエリアコード写し込
みをオンとし、釦1を押す度にモードの切換えを行って
いるときの表示部7の表示状態を示す図である。エリア
コード写し込みがオフのときの図4(a)〜(e)の表
示状態と違って、エリアコード写し込みがオンのときの
図6(a)では、年・月・日モードでは年のデータ「9
1」とエリアコードのデータ「20」の位置が入れ替わ
り、エリアコードのデータ「20」の下にはエリアコー
ドであることを示す下線がついて写し込まれている。
【0016】同様に図6(b)の日・時・分モードでは
日のデータ「29」とエリアコードのデータ「20」の
位置が入れ換わっている。図6(c)、図6(d)の日
・月・年、月・日・年モードでは年とエリアコードを入
れ換えているが順序はエリアコードが先頭に位置するよ
うに設定してある。
【0017】図6(a)〜(d)の状態でフィルムに写
し込みを行ったときの実例が図7(a)〜(d)であ
り、エリアコードは下線をつけて写し込まれている。
【0018】いままでエリアコードは東京の20を例に
して説明してきたが、他の地域に変えるには釦5a、5
bを使ってその数字を変更する。このエリアコードの切
換えに従って時刻も変化する。また釦2は時刻設定釦で
あり、釦2を押して時刻設定モードにして釦4で時刻を
合わせる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、必
要に応じて時間に関するデータに地域に関するデータを
加えることができるので、後日の写真の整理に都合が良
い。また、不要時には地域に関するデータは削除できる
ので、余計な情報を写し込むことによる煩わしさを解消
できるという効果を有する。また、本考案によれば、時
間に関するデータおよび地域に関するデータの同時写し
込みに切り換えられると、時間に関するデータの写し込
み領域の一部が地域データに置換されるので、地域に関
するデータの記録のために専用の記録装置を必要としな
いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図
【図2】図1の装置の動作を示すフローチャート
【図3】本考案を適用したカメラの裏蓋の一部を示す図
【図4】エリアコード写し込みがオフのときのモードの
切換え状態を示す図。
【図5】図4のモードで写し込みを行った時の作例を示
す図
【図6】エリアコード写し込みをオンしたときのモード
切換え状態を示す図
【図7】図6のモードで写し込みを行ったときの作例を
示す図
【符号の説明】
1 写し込みモード選択釦 2 時刻設定モード切換え釦 3 エリアコード写込み選択釦 4 時刻合わせ釦 5 エリアコード変更釦

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間に関するデータと地域に関するデー
    タの少なくとも一方を表示する表示装置と、 前記データを写し込む写し込み装置と、 時間に関するデータを写し込む場合と、時間に関するデ
    ータおよび地域に関するデータを同時に写し込む場合と
    を切り換える切換装置と、この切換装置によって時間に関するデータおよび地域に
    関するデータの同時写し込みに切り換えられた場合、時
    間に関するデータの写し込み領域の一部を地域データに
    置換する手段と を有することを特徴とするカメラのデー
    タ写し込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、地域データである旨を表す識別マークが同時に写し込ま
    れることを特徴とするカメラのデータ写し込み装置。
JP1991083276U 1991-09-18 1991-09-18 カメラのデータ写し込み装置 Expired - Lifetime JP2553818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991083276U JP2553818Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 カメラのデータ写し込み装置

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JP1991083276U JP2553818Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 カメラのデータ写し込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545674U JPH0545674U (ja) 1993-06-18
JP2553818Y2 true JP2553818Y2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=13797840

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073547B2 (ja) * 1986-02-24 1995-01-18 セイコーエプソン株式会社 カメラの写し込み装置及びカメラ
JPH02149834A (ja) * 1988-11-30 1990-06-08 Canon Inc データ記録カメラ

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JPH0545674U (ja) 1993-06-18

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