JP2987886B2 - カメラのデータ記録装置及びカメラ - Google Patents

カメラのデータ記録装置及びカメラ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム等の画像記録媒体にデータを記録
するデータ記録装置またはその種の装置が適用されるカ
メラに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、年、月、日等の時刻データをフイルム等の画像
記録手段に記録するデータ記録装置として、例えば、カ
メラのデータ写し込み装置では、撮影時にその日の日付
が同時に写し込まれるようになっているが、写し込まれ
るものは日付を表わす数字だけであって、その日付の単
位が無い為、出来上がったプリントを初めて見る人にと
っては、写し込まれている数字が何を意味するのかわか
らないといった問題があった。
そこで、この問題を解決する為、日付と共にその単位
も同時に写し込むようにすることも考えられるが、この
場合、写し込まれている数字の意味をよく知っている人
や見慣れている人にとっては却って前記単位の表記が邪
魔になったり、前記単位が、例えば、「○年○月○日」
と漢字で表記されていると、日本人には理解出来るが外
国人には何を意味しているか分からないといった不都合
があった。
本発明は、上述した事情に鑑みて為されたもので、プ
リントされた写真において、時刻データの数字の意味が
分かりやすいように表記できると共に、時刻データを見
慣れていること等で単位のない表記を好む人、更には各
国の人にとっても不都合とならないカメラのデータ記録
装置、及び、データ記録装置が適用されるカメラを提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述したような目的を達成するために、時刻
データを画像記録媒体に記録するデータ記録手段と、該
データ記録手段が同一の時刻データを画像記録媒体に記
録する記録モードとして、前記時刻データをその時刻デ
ータの単位と共に記録する第1の記録モードと、前記時
刻データを前記単位を伴うことなく記録する第2の記録
モードとを選択的に設定する記録モード設定手段とを有
するカメラのデータ記録装置とするものである。
また、本発明は、時刻データを画像記録媒体に記録す
るデータ記録手段と共に用いられるカメラであって、前
記データ記録手段が同一の時刻データを画像記録媒体に
記録する記録モードとして、前記時刻データをその時刻
データの単位と共に記録する第1の記録モードと、前記
時刻データを前記単位を伴うことなく記録する第2の記
録モードとを選択的に設定する記録モード設定手段を有
するカメラとするものである。
[実施例] 第1図〜第13図に本発明第1の実施例を説明する。
第1図において1はシーケンスを制御するマイコン、
2はプログラムや文字フオントパターンを記憶している
ROM、3はデータを格納しているRAM、4はデータバス、
5はアドレスバス、6は制御バスである。7は電気系に
給電を行うバツテリ、8はバツテリの電圧を検知してバ
ツテリ投入時や、バツテリ電圧が所定レベル以下となる
とリセツトパルスを発生する電圧検知回路、9はシステ
ムの同期を取ると同時にウオツチ、カレンダの基準とな
るパルスを生成する発振回路、10は発振回路9の出力を
分周し1日毎のパルスを生成する分周回路、11は日カウ
ンタ、12は月カウンタ、13は年カウンタであり、それぞ
れのキヤリイン、アウトは接続され不図示の月末修正回
路と共にオートカレンダとして機能する様に設けられて
いる。また、それぞれの出力はBCD×2桁のカウンタ信
号としてマイコン1の各ポートDAYL,DAYH,MTHL,MTHH,YE
RL,YERHに入力されると共にLCDドライバ14にも入力され
ている。
ここでL及びHとはそれぞれ1位桁、10位桁を指し示
すものとする。
15はカメラの上面などに配置され写し込みカレンダ確
認やメツセージの選択状態を表示するLCD表示板であ
り、第3図に拡大して示しているように、カレンダ表示
部15a,15b,15c,15e及びメツセージ選択状態表示部15dよ
り構成される。
次に、16はカメラ制御回路であり、不図示のシヤツタ
レリーズスイツチの押圧操作によりAE,AF、シヤツタ、
巻上げ、巻戻しなどカメラ一連のシーケンスを公知の方
法に従って制御する。17はカメラ制御回路の指示により
撮影動作終了後にフイルムの巻上げを行うワインドモー
タ18のドライバである。
19はフイルムに写し込むメツセージの内容を切換える
メツセージ選択スイツチ、20はメツセージのモードをカ
ウントする5進のカウントであり、前記メツセージ選択
スイツチ19の押圧毎に、1づづカウント状態を様構成さ
れている。このカウント値はビツトのバイナリデータと
してマイコン1の入力ポートMESに入力されるが、同時
にメツセージの選択状況を表示するLCDのドライバ内に
も入力される。
21はカレンダかメツセージかを切換える写し込みモー
ド切換えスイツチであり、その状態はマイコン1の入力
ポートCALに、そしてLCDドライバ14にも入力されてい
る。
22は写し込みクロツクの入力を監視するD−フリツプ
フロツプ、 23は後述のフイルム給送パルスを検知するフオトイン
タラプタであり、23aはその構成部品であるLED、又23b
はフオトトランジスタである。
24はLED23aのドライバ、 25はフイルム給送に連動し回転するパルスを発生する
回転板、 26はフオトインタラプタの出力するAC信号をロジツク
信号に変換するフオトインタラプタパルス検出回路、 27はパルス検出回路26の立下がりパルスの入力により
所定時間のワンシヨツトパルスを出力するパルス発生回
路である。この所定時間はカメラ制御回路16より入力す
る例えば3ビツトのフイルム感度情報により決定され
る。
28はインバータ、30〜38は3入力ANDゲート、 39は8チヤンネルのLEDドライバ、40〜48は写し込み
ドツトLED、49〜51は各スイツチのプルアツプ抵抗であ
る。57〜59はカレンダ各桁に対応した修正スイツチ、 60〜62はそれらのスイツチの入力により各カウンタに
修正パルスを入力する修正パルス発生回路である。63は
日付写し込みに単位の写し込みを行うか否かの切換えを
行うスイツチ、64はスイツチ63のプルアツプ抵抗であ
る。
65,69は“年”“月”“日”の漢字又は“D",“M",
“Y"の英字が単位として写し込まれる場合に点灯するLC
Dセグメントである。
68は単位の種類を切換えるスイツチ 67はスイッチ68のプルアツプ抵抗である。
第2図はドツトスキヤン写し込み方式の概略を示す図
であり、第1図と同じ構成部品については同一の番号を
付けてある。
40〜48は一列に並べられたLED、51,53はフイルムの動
きと同時に回転するローラー、52はフイルム巻取りスプ
ール、54はパトローネ、55は撮影レンズ、56はフイルム
である。25はローラ51と一体に連結されたパルス発生用
回転板、23は透過形のフオトカプラである。
第3図はカメラの外表面に装置されたLCD表示板及び
スイツチを示す図で、15aはカレンダの年桁表示部、15
b,15cはそれぞれカレンダの月桁及び日桁表示部であ
る。15d−1〜15d−5はメツセージのフイルム写し込み
モードの場合に、点灯するメツセージ種類表示セグメン
トである。その右側にカメラの表面にメツセージの内容
が印刷されており、これらの1つを点灯指示する事によ
り現在どのメツセージが選択されフイルム写し込みがさ
れるのかがユーザに確認できる構成としている。
次にLCD表示の周囲にあるスイツチについて説明す
る。19は写し込みメツセージを選択するスイツチである
写し込みモード切換え(デート/メツセージ切換え)ス
イツチ21によりメツセージモードが選択された場合に有
効となるメツセージ選択スイツチで、1回押す毎に5種
類のメツセージを順に切換えると同時にLCD表示に対し
ては15d−1〜15d−5の矢印セグメントを順に切換え点
灯させて現在選択されたメツセージを確認できる構成と
している。本例の写し込みモード切換えスイツチ21を押
す毎にその写し込み内容をカレンダとメツセージに切換
えできるようになっており、カレンダが選択された場合
は(第3図図示の状態)は右端の15d−1〜15d−5の矢
印セグメントの全てが消灯され、逆にメツセージが選択
された場合は15a〜15c及び15eのカレンダ表示部がそれ
ぞれ消灯される。57〜59はデート写し込みのカレンダを
修正するスイツチであり、「年」,「月」,「日」の各
桁にそれぞれ対応しダイレクトに修正可能な構成となっ
ている。
第4図は写し込み時のフイルム給送パルスとフオント
出力のタイミングを示すタイミングチヤートである。
第5図は写真のプリント上に“…C,B,A"と表示させる
(第5図B参照)場合のフオントの出力の順を説明する
図である。
図の様に本実施例ではカメラのパトローネと巻取りス
プール(いづれも図示せず)及びドツトLEDの配置位置
によりフオントの出力は写し込みを行おうとする文字列
の第5図(B)の右端の文字「A」(DiGiT0)の右端
(第5図(A)では左端)のフオントデータA0より順に
出力する構成となっている。また左端には(9×7)ド
ツトのフオントで写し込みを行う場合のデータが出力さ
れて来るマイコンのポートを示しており、下からD0〜D3
の4ビツトはOPLEDMポート、D4〜D7の4ビツトはOPLEDL
ポート、最上位のD0〜D3の4ビツト(うちD1〜D3は不使
用である)にはOPLEDHポートがそれぞれ割り当てられて
いる。
第6図にROM内のフオントデータテーブルに格納され
ているフオントデータの一部を示す。アドレスが12ビツ
トで示され、データは8ビツト単位で記述されている黒
部分に対応するビツトが“1"となり、他は“0"のデータ
となる。つまりH′7A0〜H′7AFは“A"のフオントH′
7B0〜H′7BFは“B"、H′7C0〜H′7CFは“C"、H′7D
0〜H′7DFは“D"、…、H′860〜H′86Fは“M"、H′
8B0〜H′8BFは“R"、H′8F0〜H′8FFは“V"のフオン
トのデータを夫々示している。H′9B0〜Fは“年”、H
9C0〜Fは“月”、H′9D0〜Fは“日”を示している。
第7図〜第11図はプログラムのシーケンスを説明する
フローチヤート及び表である。次の第1表はマイコンの
入力ポートとビツト数及びその内容を示す表、第2表、
第3表はRAM内のデータメモリとその内容を示す表、第
4表はROM内のフオントデータのアドレスとその中に格
納されているフオントを示す表である。
記憶されているフオントは数字0〜9、英字A〜Z、
記号10種類でトータル46コである。
第5表はメツセージカウンタの数値とそのカウント値
に対するメツセージの内容を示す表である。
さて上記構成においてカメラ電源を投入すると電圧検
知回路8よりリセツトパルスが出力する。このリセツト
パルスがマイコン1に入力されると第9図のSTARTより
シーケンスを開始する。また、このリセツトパルスは同
時に分周回路10、年、月、日の各カウンタ、11〜13、メ
ツセージカウンタ20にも入力されるのでこれらもリセツ
トされる。まずステツプ#001においてRAMエリア内のメ
モリのクリアを行い、ステツプ#002〜4においてドツ
トLED点灯制御ポート(OPLEDL〜H)に0を出力してス
テツプ#005で写し込みパルスデイテクタのD−フリツ
プフロツプをリセツトする。
次にステツプ#007においてデータ写し込みがイネー
ブルにされるのを待つ状態となる。さてここでカメラに
フイルムが装填された状態で不図示のレリーズスイツチ
が押され撮影が終了すると第1図において、カメラ制御
回路16はフイルム巻上げのためワインドモータを駆動す
る信号を出力しフイルムは巻上げられるが、このモータ
駆動信号はマイコン1内にiPDENポートより入力されて
おり、iPDEN=1となってシーケンスはステツプ#008へ
進む。ステツプ#008においては写し込みモードの判定
が行なわれ、デートカレンダモードと判別(すなわちiP
CAL=1)されればステツプ#011でカレンダのデータの
みを写し込むためのフオントのアドレスをセツトする。
ここでは、始めに写し込み1位桁(DiGiT1)のフオン
ト指示用の中位アドレス(PDOM)にカレンダ日桁の1位
桁(DAYL)をロードし、上位アドレスには7をロードす
る事によりROMフオトテーブル(第4表)を参照すると
上位アドレスが7だと中位アドレスの値と同じ数字のフ
オントが格納されているのでこの場合写し込み最下位桁
のフオント指定はカレンダ日桁の1位桁(DAYL)の値と
なる。同様にして写し込みの次の桁は、カレンダ月桁の
10位桁(DAYH)の値となる。以降同様にしてDiGiT4には
月桁の1位桁、DiGiT5には月桁の10位桁、DiGiT7には年
桁の1位桁、DiGiT8には年桁の10位桁、DiGiT9には“'"
(シングルクオーテイシヨン)、次にステツプ#012で
単位写し込みを行うかどうかの判別を行う。選択スイツ
チ63がオフなら単位なしモード、スイツチ63がオンなら
単位ありモードと判別される。
単位無モードならば#014で写し込みの0位桁、3位
桁、6位桁についてはブランクのフオントアドレスをロ
ードする。逆に単位有モードならば#013でその単位が
漢字か英字かを判別し、スイツチ68がオンなら漢字単位
写し込みとなり、ステツプ#015で0位桁にロードされ
るフオントアドレスは9Dつまり漢字の“日”、3位桁は
9Cつまり漢字の“月"6位桁は9Bつまり漢字の“年”のフ
オントアドレスがロードされることになる。
一方#013でスイツチ68がオフなら非漢字モードと判
別され、#016でそれぞれ単位に“D"、“M"、“Y"がロ
ードされる。ここで漢字有モードの場合は不図示のハー
ドロジツク回路により外部LCD表示15に漢字の“年”、
“月”、“日”が写し込まれることを示す マーク65が点灯する様に構成されている。
一方英字が写し込まれる場合には マーク69が点灯する。単位が無い場合と有る場合の漢
字、英字の場合の写真プリント例を第11図に示す。
一方ステツプ#008でメツセージモードと判別(iPCAL
=0)されればステツプ#009ないし#010でメツセージ
カウンタ20の値を判別する事により写し込みメツセージ
の種類を判別しフオントを指定するアドレスをセツトす
る。第10図に各写し込みメツセージと各写し込み桁にセ
ツトするフオントアドレスを示す。
本例ではメツセージカウンタの内容を例えば0とする
と、以下の通りに“HAPPY BIRTHDAY"のメツセージごと
年のデータが写し込まれる。つまりDiGiT0及びDiGiT1に
はその時点での年1位桁及び年10位桁の数のフオント
(yL及びyH)をセツトし、DiGiT2は“'"(シングルクオ
ーテイシヨン)、DiGiT3〜DIGI17には とフオントのアドレスがロードされており、この場合フ
オントは前記の通り一番後の文字からセツトされている
のでリント上では (注:カレンダの年桁が88年の場合、yL=yH=8)と表
示がされる様にフオントの指定がなされる。同様にして
メツセージカウンタが1なら カウンタの値が2なら カウンタの値が3なら カウンタの値が4なら と写し込みがなされる。ここでカウンタの値が2、3、
4の3つの場合には、日付データの年を写し込まないこ
とが第10図から理解されよう。
次に以上の様にモードを判別しフオントが指定される
とステツプ#017でDATSETサブルーチンがコールされ実
際のフオントの出力が行なわれる。
DATSETサブルーチンは第9図のフローチヤートにより
説明される。まずステツプ#100において写し込み最初
の桁(プリント上では最下位桁)DiGi0のフオント指定
用アドレスの中位桁;PD0Mの内容を、ROM内のデータテー
ブルを参照する時のアドレスを指定する12ビツト(4ビ
ツト×3)のカウンタの中位桁;DACMにロードする。
次にステツプ#101では同様にしてフオント指定用ア
ドレスの上位桁;PDOHの内容をやはりデータカウンタの
上位桁;DACHにロードした後、実際にフオント出力を行
うFNTOUTサブルーチンをコールする。ここで仮にDiGiT0
で“A"のフオントを出力する場合はDACM、DACHにそれぞ
れDACH=7、DACM=Aとする。
次にFNTOUTサブルーチンは第10図のフローチヤートに
より説明される。まずステツプ#201でデータカウンタ
の下位桁(DACL)を0とし、#202において写し込みパ
ルス検出用のD−フリツプフロツプ22のリセツトがOPLA
RST=Lとする事により解除される。次にステツプ#203
でデータカウンタ;DACの指定するROMアドレスデータの
内容である下位4ビツト(DACL)をOPLEDLポートに出力
する。つまり前述のDiGiT0で“A"を出力する場合につい
て説明するとデータカウンタ;DACの内容はH′7A0なの
でそのROMアドレスのデータの下位4ビツトはB′1111
となる(第6図左上端“A"のフオント図参照)。
次にステツプ#204でデータカウンタの指定するROMア
ドレスに格納されているデータの内容である上位4ビツ
ト(DACH)をOPLEDHポートに出力する(前述のフオント
“A"の場合ではB′0011となる)。更にステツプ#205
でデータカウンタの下位桁;DACLに8を加えた状態での
データカウンタの指定するROMアドレスの下位4ビツト
データをOPLEDHポートに出力する。“A"の場合DAC=
H′7A8となり下位4ビツトデータはB′0000となる。
実施例では頭3ビツトは出力ポートに未接続であるがこ
うしてステツプ#203、#204、#206においてLED点灯コ
ントロール出力のポート(OPLEDL〜H)にフオントのデ
ータが出力されている状態となる。シーケンスはステツ
プ#207でDACLより7を減じステツプ#208で写し込みパ
ルスの立上りエツジの入力をウエイトしている。立上り
エツジがD−フリツプフロツプ22のクロツクに入るとそ
のQ出力がH(IPEDECT=H)となり、ステツプ#209へ
進みD−フリツプフロツプをリセツトする。ここで実際
のLEDの点灯時間であるが第4図のタイミングチヤート
の通りLEDの点灯はフオントの出力9ビツト(LEDL0〜
3、LEDM0〜3、LEDH0)と写し込みパルスのインバート
信号と写し込みイネーブル信号の3つの信号の論理積と
なっているので(第1図参照)LED点灯期間はフオント
出力ポートに1が出力したビツトについて、写し込みパ
ルス(▲▼)のロウレベル期間に限られる。ま
たステツプ#208及びD−フリツプフロツプ22で写し込
みパルス(▲▼)立上りエツジを検知している
のは、フオントの1ラインのLED点灯の終了を検知し次
のフオントデータをセツトするためである。
次にステツプ#210でデータカウンタの下位桁;DACLが
8となったかを判断し、8以下ならば再度ステツプ#20
1以降の処理を行う。つまりそれ以降はフオントの次の
ラインの出力となる様に前回のフローでデータカウンタ
の下位桁;DACMに8を加え(#205)、7を減じて(#20
7)いるので結果として+1となり、データカウンタ;DA
Cは次の列のデータを指定する事となる。“A"の場合は
(DAC)=H′7A1となる。
ここで最後の例の出力が終了すると(“A"の場合は
H′7A7及びH′7AF)、DACLは8となりステツプ#210
で分岐しサブルーチンFNTOUTを終了しリターンする。
こうして1文字分の写し込みフオントが出力し終ると
DACL=8となるのでステツプ#210よりFNTOUTのサブル
ーチンを抜けステツプ#103より次の文字(DiGiT1)の
フオントの出力となる。その後の各文字の出力はDiGiT0
場合と同様であり、DATSETサブルーチンの中で各文字の
フオントの先頭アドレスをセツトし、FNTOUTサブルーチ
ンをコールすることにより実際にフオントをLED出力ポ
ートに出す構成となっている。
ここで各文字のフオントの最終列(A7)には1列分の
ブランクパターンが入っているので(DACL=H′7や
H′Fの場合)各写し込み文字間には1ドツトのブラン
クが入る事となる。
さてこうして最終文字(DiGiT17)まで出力し終るとD
ATSETサブルーチンよりリターンし、第9図の#018ワイ
ンドモータ13が止まり写し込みがデイスイネーブルとな
るのをまってデイスイネーブルになると再度次の写し込
みがなされるのをウエイトする状態となり(#007参
照)一通りの写し込みシーケンスを終了する。
又第3図の実施例では写し込みモードがカレンダの場
合は「年、月、日」の順序のみしか用意されていないた
め年桁表示部15a、月桁表示部15b、日桁表示部15c及び
年表示を示すシングルクオーテイシヨンマーク15e部だ
けであるが、この他に英文月や時刻表示などを行うため
にそれ用のセグメントを増やすようにしてもよい。
次に、第12図に第2実施例の構成図を示す。
第1実施例においては写し込みの切換えをスイツチで
行なう構成としたが、これをEEPROMに切換えデータの設
定を行うことにより実現できる。
“年”“月”“日”などの単位の写し込みの有無はカ
メラの国内仕様と輸出仕様とで切換えを行う場合などス
イツチを設けるとコストが高くなってしまう。一方近年
のカメラはその各機能の調整や仕様の切換えをEEPROMの
データを書替えることにより行う場合が多いので、同時
にこういった写し込み内容を書替えれば工程が複雑にな
らないで済むといったメリツトもある。
第12図において66はEEPROMである。第12図において、
他の構成は第1図と同じであるので、同一の符号を付し
て説明は省略する。
EEPROMを使用した場合の写し込みの切換え方法につい
ては以下の様に動作する。
EEPROM66のメモリ内にどの単位を写し込むかを指定す
る。領域(アドレス)を設定し、そのアドレスに単位識
別用のデータを書込む。
マイコン1は写し込みの際にそのアドレスのデータを
読み込むことにより設定されている単位を判別し写し込
みを行うことになる。
フローチヤートについては第13図にて説明する。
ステツプ#012′で単位の有無を判別するためにEEPRO
M66に単位有無のデータが格納されているアドレスを与
え単位有無のデータをリードしステツプ#013′で単位
の種類のデータが格納されているアドレスを与え種類の
データをリードする構成としている。尚、他のステツプ
は第7図と同じであるので、同一のステツプ符号を付し
て説明は省略する。
以上の各実施例では、年、月、日等の時刻データの単
位として漢字と英字の切換えを示しているが、これは、
他の文字や表記の切換えを追加したり置き換えたりした
ものであっても本発明が同様に適用できることは言うま
でもない。
又、前記各実施例では、年、月、日等の時刻データの
単位を漢字と英字の2通りに切換えられるようにしてい
るが、これは単位を入れるか入れないかの切換えだけで
あってもよい。
更に、前記各実施例では、フイルムにデータを写し込
むものを例にとって説明しているが、これは、磁気テー
プ、フロツプーデイスク等、他の画像記録手段にデータ
を記録するものであっても本発明が同様に適用できるこ
とは言うまでもない。
上述した各実施例において、LEDドライバ39、ドット
状LED40〜48が本発明のデータ記録手段、または、デー
タ記録装置に相当し、第7図のステップ012の動作、ま
たは、第13図のステップ012′の動作を行うマイコン1
の機能部が本発明の記録モード設定手段に相当する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、同一の時刻デー
タを画像記録媒体に記録する記録モードとして、前記時
刻データをその時刻データの単位と共に記録する第1の
記録モードと、前記時刻データを前記単位を伴うことな
く記録する第2の記録モードとを選択的に設定すること
ができるようになるので、プリントされた写真におい
て、時刻データの数字の意味が分かりやすいように表記
できると共に、時刻データを見慣れていること等で単位
のない表記を好む人、更には各国の人にとっても不都合
とならないデータ記録が可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明第1の実施例に関する図で第1
図は本発明の第1実施例装置の全体回路図、 第2図はドツトマトリクスによる文字やデータのフイル
ム画面への写し込み方式の概略を示す斜視図、 第3図はカメラの上面に設けられる写し込み文字やデー
タを確認するための液晶表示板15及びその周辺の詳細
図、 第4図は写し込みのタイミングチヤート、 第5図(A)はフオントの出力順を説明する図、 第5図(B)は写し込まれた状態の写真を示した図、 第6図はROM内のフオントデータテーブルの記述状態を
表した図、 第8図はメツセージモードとストアデータとの対応を表
わした図、 第7図、第9図、第10図は第1実施例の各過程を表わす
フローチヤート、 第11図は単位の写し込み状態を示す図、 第12図は本発明の第2の実施例装置の全体回路図、 第13図は第12図の装置の動作を示すフローチヤートであ
る。 1……マイコン 2……ROM 3……RAM 4〜6……バス 7……バツテリ 8……電圧検知回路 9……OSC 10……分周回路 11〜13……日、月、年カウンタ 14……LCDドライバ 15……LCD 16……カメラ制御回路 17……モータドライバ 18……巻上げモータ 19……メツセージ切換えSW 20……メツセージカウンタ 21……写し込みモード切換えスイツチ 22……D−フリツプフロツプ 23……フオトインタラプタ 26……インタラプタ検出回路 30〜38……ANDゲート 40〜48……ドツト状LED 57〜59……カレンダ修正スイツチ DCLK……写し込みパルス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻データを画像記録媒体に記録するデー
    タ記録手段と、該データ記録手段が同一の時刻データを
    画像記録媒体に記録する記録モードとして、前記時刻デ
    ータをその時刻データの単位と共に記録する第1の記録
    モードと、前記時刻データを前記単位を伴うことなく記
    録する第2の記録モードとを選択的に設定する記録モー
    ド設定手段とを有することを特徴とするカメラのデータ
    記録装置。
  2. 【請求項2】時刻データを画像記録媒体に記録するデー
    タ記録装置と共に用いられるカメラであって、前記デー
    タ記録装置が同一の時刻データを画像記録媒体に記録す
    る記録モードとして、前記時刻データをその時刻データ
    の単位と共に記録する第1の記録モードと、前記時刻デ
    ータを前記単位を伴うことなく記録する第2の記録モー
    ドとを選択的に設定する記録モード設定手段を有するこ
    とを特徴とするカメラ。
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JP2830284B2 (ja) * 1990-01-26 1998-12-02 株式会社ニコン カメラのデータ記録装置

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