JP2598335Y2 - データ写し込み制御装置 - Google Patents

データ写し込み制御装置

Info

Publication number
JP2598335Y2
JP2598335Y2 JP1992051947U JP5194792U JP2598335Y2 JP 2598335 Y2 JP2598335 Y2 JP 2598335Y2 JP 1992051947 U JP1992051947 U JP 1992051947U JP 5194792 U JP5194792 U JP 5194792U JP 2598335 Y2 JP2598335 Y2 JP 2598335Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imprinting
data
photographing
screen
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992051947U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615052U (ja
Inventor
勤 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP1992051947U priority Critical patent/JP2598335Y2/ja
Publication of JPH0615052U publication Critical patent/JPH0615052U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598335Y2 publication Critical patent/JP2598335Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フィルムへのデータ写
し込みが可能なカメラシステムに用いられるデータ写し
込み制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】各駒の撮影に伴ってフィル
ムに日付等のデータを写し込むカメラでは、一般にフィ
ルムの撮影画面内に写し込みを行っているが、このよう
に画面内に写し込みを行うと、出来上がったプリントに
データが表示されてしまうので、プリントを見て日付な
どの情報が即座に確認できる反面、写真の芸術的な面が
損なわれるという問題がある。しかし、データの写し込
みを全く行わないと、撮影時の情報(例えば撮影日付や
撮影順序など)が不明となり、後で写真を整理する際に
不便である。
【0003】本考案の目的は、写真の芸術的な面をなる
べく損なわないようにし、かつ撮影時の情報が分かるよ
うにしたデータ写し込み制御装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係るデータ写し
込み制御装置は、日時を計時する計時手段と、この計時
手段の出力に基づいて日付変更後の第1回目の撮影か否
かを判定する判定手段と、撮影に伴って写し込み信号を
出力する信号出力手段と、判定手段により日付変更後の
第1回目の撮影であることが判定されているときに写し
込み信号を受けると、フィルムの当該撮影駒の画面内に
データを写し込むとともに、日付変更後の第2回目以降
の撮影であることが判定されているときには、当該撮影
駒の画面内へのデータ写し込みを禁止するデータ写し込
み手段とを具備し、これにより上記問題点を解決する。
請求項2の考案は、日付変更後の第2回目以降の撮影で
あることが判定されているときに写し込み信号を受ける
と、当該撮影駒の画面外で且つ画面近傍にデータを写し
込むようにしたものである。請求項3の考案は、上記デ
ータ写し込み手段が、フィルムの当該撮影駒の画面内に
データを写し込むための第1の写し込み部と、フィルム
の当該撮影駒の画面外で且つ画面近傍にデータを写し込
むための第2の写し込み部とを備えるものである。
【0005】
【作用】日付が変ってから第1回目の撮影時には、当該
撮影駒の撮影画面内にデータが写し込まれる。一方、そ
の日の第2回目以降の撮影時には、当該撮影駒の画面内
へのデータ写し込みが禁止される。したがって、このフ
ィルムをプリント化したとき、各撮影日における第1駒
目のプリントにのみデータが記録されることになる。
【0006】
【実施例】図1〜図4により本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案に係るデータ写し込み制御装置のブロ
ック図であり、破線から右側が写し込み装置100を、
左側がカメラ本体200を示している。 −写し込み装置100の構成− 写し込み装置100は、周知のデート機能を備えた制御
回路110を有し、この制御回路110は電池112に
より給電され、後述のフローチャートに従って写し込み
制御を行う。制御回路110には液晶駆動装置114が
接続され、この液晶駆動装置114には表示液晶116
と、2つの写し込み液晶117,118がそれぞれ接続
されている。
【0007】表示液晶116は、例えば図2に示すよう
に、写し込みデータ116aを表示したり、文字「SE
T」から成る写し込み設定記号116bや、文字「PR
INT」から成る写し込み状態記号116cを表示して
撮影者に知らしめるためのものである。ここで、写し込
み設定記号116bは、後述する写し込みモードの設定
の有無を示すものであり、写し込みモード設定であれば
記号116bが表示され、写し込みモード解除であれば
表示されない。また写し込み状態記号116cは、写し
込みを撮影画面内に行うか撮影画面外に行うかを示すも
のであり、撮影画面内であれば記号116cが表示さ
れ、画面外であれば表示されない。
【0008】一方、写し込み液晶117,118は、フ
ィルムの各撮影駒に対応して写し込みデータを写し込む
ためのものである。一方の写し込み液晶117は、フィ
ルムの各駒の撮影画面内にデータを写し込むべく配置さ
れ、他方の写し込み液晶118は、撮影画面外、詳しく
は各駒の撮影画面近傍のフィルム余白部分(例えば駒と
駒との間)にデータを写し込むべく配置される。写し込
まれるデータとしては、年月日,日時分あるいはフィル
ムカウンタの値などが挙げられる。
【0009】120,121は、トランジスタ122,
123,抵抗124,125をそれぞれ介して制御回路
110の出力ポートOD1,OD2に接続された写し込み用
ランプであり、トランジスタ122,123のオンによ
り給電されて点灯する。ランプ120,121の照射光
は、上記写し込み液晶117,118をそれぞれ透過し
てフィルム面に導かれ、これによりフィルムが感光され
て撮影画面内,画面外にデータが写し込まれる。なお、
ランプ120,121に変えてLEDなどを用いてもよ
い。
【0010】126は写し込み修正装置であり、写し込
むデータの設定や設定されるデータの数値を修正する際
に用いられる。128は、データ写し込みモードの設定
および解除を行う写し込み設定装置であり、例えば不図
示の写し込み設定釦の操作ごとに写し込みモードの設定
および解除を交互に繰り返し、その状況を制御回路12
0に入力する。なお、130は制御回路110の入力端
子IDを電源電圧にプルアップするプルアップ抵抗であ
る。
【0011】−カメラ本体200の構成− 上述した写し込み装置100がカメラ本体200に装着
されると、接点C1,C2を介して両者が電気的に接続さ
れる。カメラ本体200には、撮影動作を制御する制御
回路210が設けられ、その出力ポートOCは抵抗21
2を介してトランジスタ214のベースに接続される。
トランジスタ214のコレクタは接点C1、すなわち写
し込み装置側の制御回路110の入力ポートIDに接続
され、エミッタは接点C2を介して接地される。
【0012】カメラ本体200に設けられたレリーズ釦
(不図示)が操作されると、制御回路210は周知の撮
影動作を開始するとともに、撮影完了後に出力ポートO
Cを所定時間だけハイレベルにする。ここで、出力ポー
トOCがハイレベルになることが、写し込み信号の出力
に相当する。この写し込み信号の出力に伴ってトランジ
スタ214がオンし、制御回路110の入力ポートID
が上記所定時間だけ接地されてロ−レベルとなる。この
所定時間は、ランプ120,121を用いてフィルムに
データを写し込むのに十分な時間が設定され、一定時間
でもよいし、フィルム感度やフィルムの種類に応じて変
化させてもよい。
【0013】次に、図3のフローチャートに基づいて写
し込み装置100側の制御回路110による写し込み制
御の手順を説明する。なお、以下の処理ではフィルムに
年月日データを写し込むものとして説明する。写し込み
装置100に電池が装填されるとこのプログラムがスタ
ートし、まずステップS1でデート機能の初期リセット
を行う。すなわち、年,月,日,時,分,秒を予め定め
られた値にそれぞれセットするとともに、計時をスター
トさせる。ステップS2ではフラグS,Pを共に零リセ
ットする。フラグSは、上記写し込みモード設定時には
「1」に設定され、写し込みモード解除時には「0」に
設定されるものであり、一方フラグPは、画面内にデー
タを写し込む際には「1」に設定され、画面外にデータ
を写し込む際には「0」に設定されるものである。
【0014】次に、ステップS3で写し込み設定装置1
28により写し込みモードが設定されていると判定され
るとステップS4に進み、フラグSが「1」であればス
テップS8に進み、「0」であればステップS5でフラ
グS,Pを共に「1」に設定してステップS8に進む。
一方、ステップS3で写し込みモードが解除されている
と判定されるとステップS6に進み、フラグSが「0」
であればステップS8に進み、「1」であればステップ
S7でフラグS,Pを共に「0」に設定してステップS
8に進む。
【0015】ステップS8では、修正装置126により
データ修正が指令されたか否かを判定し、否定されると
ステップS10に進み、肯定されると修正装置126で
指令されたデータ修正処理を行ってステップS10に進
む。ステップS10では、ステップS1での計時スター
トまたはステップS9での修正からの経過時間に基づい
て、年,月,日,時,分,秒の更新(時刻処理)を行
う。ステップS11では、上記時刻処理で日付が変更さ
れたか否か、つまり時刻が午前0時00分00秒になっ
たか否かを判定し、否定されるとステップS15に進
み、肯定されるとステップS12に進む。ステップS1
2,S13ではフラグS,Pを判定し、S=1かつP=
0の場合にはステップS14でフラグPを「1」に設定
してステップS15に進み、その他の場合には直接ステ
ップS15に進む。すなわち、日付の変更が判定された
ときに写し込みモードが設定されていれば、フラグPは
必ず「1」とされる。
【0016】ステップS15では、液晶駆動装置114
を介して表示処理を行う。この表示処理は、図4のサブ
ル−チンに示されるように、まずステップS151で設
定されるデータ(日付データ特に年月日データが好まし
い)116aを表示液晶116および写し込み液晶11
7,118にそれぞれ表示させる。次いでステップS1
52,S153でフラグS,Pを判定し、S=1かつP
=1であればステップS154において、図2(a)に
示すように上記写し込み設定記号116bおよび写し込
み状態記号116cを共に表示させる。またS=1かつ
P=0であればステップS155において、図2(b)
に示すように写し込み設定記号116bのみを表示せし
め、さらにS=0であればステップS156において、
図2(c)に示すようにいずれの記号も表示させない。
なお、記号116b,116cは、表示液晶116のみ
で写し込み液晶117,118には表示されない。
【0017】次いで図3のステップS16では、入力ポ
ートIDがロ−レベルになったか否か、すなわちカメラ
本体側の制御回路210から上記写し込み信号が入力さ
れたか否かを判定する。ステップS16が否定されると
ステップS3に戻り、肯定されるとステップS17に進
む。ステップS17でフラグPが「1」と判定されると
ステップS18に進み、写し込み処理1を行う。すなわ
ち、上記写し込み信号が入力されている時間だけ出力ポ
ートOD1をロ−レベルとし、トランジスタ122をオン
させてランプ120を点灯させる。ランプ120の照射
光は、設定されるデータが表示された写し込み液晶11
7を透過してフィルムの当該撮影画面内の所定位置に導
かれ、ここに設定されるデータが写し込まれる。その
後、ステップS19でフラグPを「0」に設定してステ
ップS3に戻る。
【0018】一方、ステップS17でフラグPが「0」
と判定されるとステップS20に進み、フラグSが
「0」と判定されるとステップS3に戻り、「1」と判
定されるとステップS21で写し込み処理2を行う。す
なわち、上記写し込み信号が入力されている時間だけ出
力ポートOD2をロ−レベルとし、トランジスタ123を
オンさせてランプ121を点灯させる。ランプ121の
照射光は、設定されるデータが表示された写し込み液晶
118を透過してフィルムの当該撮影画面の近傍の余白
部分に導かれ、ここに設定されるデータが写し込まれ
る。その後、ステップS3に戻る。
【0019】以上の手順によれば、写し込みモードが継
続して設定されているときには、日付が変更された後の
最初の撮影、すなわちその日の第1回目の撮影時には、
当該撮影駒の撮影画面内に設定されるデータ(日付デー
タ特に年月日データが好ましい)が写し込まれる一方、
その日の第2回目以降の撮影時には、当該撮影駒の画面
近傍のフィルム余白部分に設定データが写し込まれる。
このため、撮影済みのフィルムをプリント化したときに
は、写真撮影を行った日の第1駒目のプリントにのみ設
定データが記録され、第2駒目以降のプリントにはデー
タが記録されないことになる。したがって、2駒目以降
のプリントは写真の芸術的な面が損なわれることがな
く、例えば大伸ばしして部屋などに飾る場合に好適であ
る。
【0020】ここで、同一日に複数の撮影を行った場
合、通常はそれらのプリントを見て撮影場所や人物の服
装などからそれらが同一日に撮影されたと判断すること
は比較的容易であり、したがってその日の第1駒目のプ
リントにのみ日付が記録されていれば、その日の全ての
プリントの撮影日付を容易に知ることができる。また第
2駒目以降に関しては、フィルムの余白部分に撮影デー
タ(年月日)が写し込まれているので、プリントを見て
撮影日付が判断できない場合には、ネガフィルムを見れ
ば撮影データ(年月日)を確認できる。
【0021】一方、上記手順によれば、写し込みモード
解除状態から設定状態に切換わった後の最初の撮影時に
は、日付変更の有無に拘りなく撮影画面内に写し込みが
行われる。したがって、その日の2駒目以降の撮影でど
うしても画面内に写し込みを行いたい場合には、いった
ん写し込みモードを解除してから再び設定すればよい。
【0022】以上の実施例の構成において、カメラ側の
制御回路210が信号出力手段を、写し込み装置側の制
御回路110が計時手段および判定手段を、制御回路1
10,液晶駆動装置114,写し込み液晶117,11
8ランプ120,121が写し込み手段をそれぞれ構成
する。特に写し込み液晶117およびランプ120が第
1の写し込み部を、写し込み液晶118およびランプ1
21が第2の写し込み部をそれぞれ構成する。
【0023】また図5は別実施例を示しており、本実施
例は、その日の第2回目以降の撮影時に上記設定データ
に代えてその日の撮影順序を示す番号を撮影画面外に写
し込むようにしたものである。なお、図3と同一のステ
ップは、図示を省略するか、あるいは同一のステップ番
号を付してある。上記ステップS17でフラグPが
「1」と判定された場合、すなわちその日の第1回目の
撮影、あるいは写し込みモード設定後の第1回目の撮影
の場合には、上述と同様にステップS18,S19で画
面内への設定データの写し込み(写し込み処理1)、お
よびフラグPの零リセットを行うとともに、ステップS
210でカウント値Nを「2」に設定する。このカウン
ト値Nは、その日の撮影順序を示すものである。
【0024】一方、ステップS17でP=0と判定さ
れ、続いてステップS20でS=1と判定された場合に
は、ステップS212で液晶駆動装置114を介して写
し込み液晶118にカウント値Nを表示させる処理(表
示処理2)を行うとともに、ステップS213で写し込
み処理3を行う。すなわち、上記撮影完了信号が入力さ
れている時間だけ出力ポートOD2をロ−レベルとし、ト
ランジスタ123をオンさせてランプ121を点灯させ
る。ランプ121の照射光は、フィルムカウント値Nが
表示された写し込み液晶118を透過してフィルムの当
該撮影画面の近傍の余白部分に導かれ、ここにカウント
値Nが写し込まれる。その後、ステップS214でカウ
ント値Nを「1」だけ歩進してステップS3に戻る。
【0025】以上によれば、上述と同様にその日の2駒
目以降のプリントでは、写真の芸術的な面が損なわれる
のを回避できるとともに、1駒目についてはそのプリン
トを見るだけで撮影データ(年月日など)および撮影順
序(第1駒目であること)を知ることができる。また、
2駒目以降のプリントに関しても1駒目に記録されたデ
ータ(年月日など)を元にその撮影データが判断できる
のに加えて、ネガフィルムを見れば撮影順序、つまりそ
の日の何駒目の撮影かを確認することもできる。
【0026】さらに図6は図5の変形例を示し、本例
は、その日の第1駒目の撮影時にはその日の撮影順序を
示す番号「1」を撮影画面内に写し込み、2駒目以降に
は撮影順序を示す番号を画面外に写し込むようにしたも
のである。図5と異なる部分のみ説明すると、ステップ
S17が肯定された場合にステップS220でカウント
値Nを「1」に設定し、次いでステップS221で上記
ステップS212と同様の表示処理2を行い、次いでス
テップS222で写し込み処理4を行う。すなわち、上
記撮影完了信号が入力されている時間だけ出力ポートO
D1をロ−レベルとし、トランジスタ122をオンさせて
ランプ120を点灯させる。ランプ120の照射光は、
フィルムカウント値Nが表示された写し込み液晶117
を透過してフィルムの当該撮影画面内の所定位置に導か
れ、ここにカウント値N、すなわち「1」が写し込まれ
る。その後、ステップS19でフラグPを「0」に設定
してステップS214に進む。
【0027】また図7は、図3と同様にその日の第1回
目の撮影時には画面内に日付データを写し込み、2回目
以降は写し込みそのものを行わない例を示している。す
なわち、ステップS17でP=0と判定された場合に
は、そのままステップS3に戻るようになっている。こ
の場合には、写し込み液晶や写し込み用ランプは各1個
でよい。
【0028】なおフィルムに写し込むデータは、上記日
付データ(年月日)や撮影順序を示す番号に限定され
ず、例えば撮影者がカメラに入力した文字(例えば、撮
影場所や被写体の種類を表すもの)などでもよい。この
場合にも、その日の1駒目のプリントにデータが記録さ
れていれば、2駒目以降は1駒目のデータに基づいて撮
影場所や被写体などを判断することができる。また以上
では、日付が変更された時点でフラグPを「1」に設定
し、撮影完了後にフラグPを判定して写し込み箇所を決
定する制御例を示したが、例えば、撮影が行われるたび
にその時点における日付を記憶するようにし、次の撮影
が行われたとき、その撮影時の日付と上記記憶された日
付とが異なるか否かで日付が変更されたか否かを判断
し、これに基づいて写し込み箇所を決定するようにして
も上述と同様の作用効果が得られる。さらに以上では、
写し込み箇所(画面内あるいは画面外)に対応して写し
込み液晶とランプを2組設けたが、1組の写し込み液晶
とランプを写し込み箇所に応じて切換えて使用するよう
にしてもよい。
【0029】
【考案の効果】本考案によれば、日付が変更された後の
第1回目の撮影時には撮影画面内にデータを写し込む
が、第2回目以降の撮影時には撮影画面内にはデータを
写し込まないようにしたので、その日の2駒目以降のプ
リントにはデータが記録されず、写真の芸術的な面が損
われることがない。また、1駒目にはプリント上にデー
タが記録されるので、1駒目の撮影時の情報(例えば、
撮影日付など)が把握できるのはもちろん、その日の2
駒目以降のプリントについても第1駒目の情報に基づい
て撮影時の情報を比較的容易に知ることができる。特
に、2駒目以降は撮影画面外で且つ画面近傍にデータを
写し込むようにすれば、2駒目以降のプリントを見て撮
影時の情報が分からないときでもネガフィルムを見れば
確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る写し込み制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】表示液晶による表示例を示す図である。
【図3】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】表示液晶による表示処理を示すサブル−チンフ
ローチャートである。
【図5】別実施例を示すフローチャートである。
【図6】図5の変形例を示すフローチャートである。
【図7】別の変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 写し込み装置 110 写し込み装置側の制御回路 114 液晶駆動装置 116 表示液晶 117,118 写し込み液晶 120,121 写し込み用ランプ 200 カメラ本体 210 カメラ本体側の制御回路

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日時を計時する計時手段と、 この計時手段の出力に基づいて日付変更後の第1回目の
    撮影か否かを判定する判定手段と、 撮影に伴って写し込み信号を出力する信号出力手段と、 前記判定手段により日付変更後の第1回目の撮影である
    ことが判定されているときに前記写し込み信号を受ける
    と、フィルムの当該撮影駒の画面内にデータを写し込む
    とともに、日付変更後の第2回目以降の撮影であること
    が判定されているときには、当該撮影駒の画面内へのデ
    ータ写し込みを禁止するデータ写し込み手段とを具備す
    ることを特徴とするデータ写し込み制御装置。
  2. 【請求項2】 前記データ写し込み手段は、日付変更後
    の第2回目以降の撮影であることが判定されているとき
    に前記写し込み信号を受けると、当該撮影駒の画面外で
    且つ画面近傍にデータを写し込むことを特徴とする請求
    項1に記載のデータ写し込み制御装置。
  3. 【請求項3】 前記データ写し込み手段は、フィルムの
    当該撮影駒の画面内にデータを写し込むための第1の写
    し込み部と、フィルムの当該撮影駒の画面外で且つ画面
    近傍にデータを写し込むための第2の写し込み部とを備
    えていることを特徴とする請求項2に記載のデータ写し
    込み制御装置。
JP1992051947U 1992-07-23 1992-07-23 データ写し込み制御装置 Expired - Fee Related JP2598335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992051947U JP2598335Y2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 データ写し込み制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992051947U JP2598335Y2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 データ写し込み制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615052U JPH0615052U (ja) 1994-02-25
JP2598335Y2 true JP2598335Y2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=12901074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992051947U Expired - Fee Related JP2598335Y2 (ja) 1992-07-23 1992-07-23 データ写し込み制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598335Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0615052U (ja) 1994-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598335Y2 (ja) データ写し込み制御装置
JPH07175120A (ja) カメラのデータ写し込み装置
JP2572256B2 (ja) データ写し込み装置を備えたカメラ
JPH0714981Y2 (ja) カメラ制御装置
JP2728964B2 (ja) カメラのデータ記録装置及びカメラ
JP2794718B2 (ja) データ写込装置
JPS61240231A (ja) カメラの表示装置
JP2803104B2 (ja) オートブラケティング装置
JPS6227367B2 (ja)
JPH0672994B2 (ja) デ−タ写し込み装置
JPH05232569A (ja) カメラの表示装置
JP2987886B2 (ja) カメラのデータ記録装置及びカメラ
JP2629595B2 (ja) カメラのデータバック装置
JP3389437B2 (ja) カメラ用撮影情報写し込み装置
JPH09197473A (ja) カメラのデータ記録制御装置
JPH10268405A (ja) 情報記録装置
JPH10123607A (ja) カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラ
JPH11109483A (ja) データ表示装置を備えたカメラ
JPH07168271A (ja) 情報記録装置
JPH09146162A (ja) カメラのデート写し込み装置
JPH08320519A (ja) カメラのデート写し込み装置
JPH0822062A (ja) カメラ用データ記録装置
JPH07191381A (ja) データ写し込み可能なカメラ
JPH05249557A (ja) 撮影画面サイズ切換えカメラ
JP2000019624A (ja) データ設定装置及びデータ記録機能付きカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees