JPH0672994B2 - デ−タ写し込み装置 - Google Patents

デ−タ写し込み装置

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JPH0672994B2
JPH0672994B2 JP60069194A JP6919485A JPH0672994B2 JP H0672994 B2 JPH0672994 B2 JP H0672994B2 JP 60069194 A JP60069194 A JP 60069194A JP 6919485 A JP6919485 A JP 6919485A JP H0672994 B2 JPH0672994 B2 JP H0672994B2
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JP
Japan
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imprinting
camera
date
data
posture
Prior art date
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JP60069194A
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English (en)
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JPS61230127A (ja
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佳寛 藤田
宗義 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カメラの撮影姿勢に応じて、データ写し込み
位置が自動的に切り換えられるデータ写し込み装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
撮影を行う時に、撮影日時や撮影データなどの情報をフ
ィルムに写し込むデータ写し込み装置は、すでに多くの
カメラに使用されている。また、データ写し込み装置の
中には、カメラの撮影姿勢、特にカメラを横位置に構え
て撮影するか、あるいは縦位置に構えて撮影するかに応
じて、データの写し込まれる位置および写し込みデータ
の姿勢を自動的に切り換えるものも提案されている。こ
のようなカメラには、例えば重力の方向を基準としてカ
メラの姿勢を検出する振子式のスイッチや、カメラの姿
勢に応じて流動する水銀粒で2電極間をON,OFFさせる水
銀スイッチなどが姿勢検出センサとして内蔵されてい
る。そして、これらの姿勢検出センサからの信号によっ
てデータ写し込み位置が自動的に切り換わるので、写真
画像に対して違和感のないデータ写し込みができるよう
になっている。
しかしながら、上記のように構成されたカメラにおいて
は、例えば乗物に乗ったままでの撮影などのように、カ
メラが振動している状態で撮影が行われたりすると、前
記姿勢検出センサがこれに応答してチャッタリングを生
じることがある。そして、姿勢検出センサからの信号が
不安定になったり、さらには姿勢検出センサからは、カ
メラの撮影姿勢が縦位置撮影である信号と、横位置撮影
である信号とが交互に出力されたりしてしまう。この結
果、一定秒時に設定されているデータ写し込み時間が断
続されて、露出不足のデータ写し込みが行われたり、露
光不足のデータ写し込みがフィルム画面の2個所で行わ
れたりするという弊害がでてくる。また、撮影完了後に
データ写し込みを行うようにしたカメラでは、撮影の終
了の直後にカメラの姿勢を変えた場合には、やはり上述
のような問題が生じてくる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、シャッタボタンが操作された時点でカメラ
の撮影姿勢を電気的に固定し、この固定された撮影姿勢
にしたがってデータ写し込みが行われるようにしたカメ
ラを提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
カメラの撮影姿勢に応じて姿勢検出手段から得られる姿
勢信号をラッチ回路に入力し、このラッチ回路にシャッ
タボタンの半押し信号が入力された時点で姿勢信号をラ
ッチするように構成してある。ラッチ回路は半押し信号
が断たれるとラッチ解除を行うが、半押しの後にシャッ
タボタンの全押し信号が入力されると、データ写し込み
手段が作動し、ラッチ回路でラッチされている姿勢信号
に対応してフィルム面上の複数個所に設定されたデータ
写し込み位置の中から所定のものを選択し、その位置に
データ写し込みが行われるようになっている。
以下、本発明の一実施例について、添付図面を参照しな
がら説明する。
〔実施例〕
本発明を用いたカメラの背面を示す第2図において、背
蓋1の内面側には、デート写し込み装置2が設けられて
いる。このデート写し込み装置2は、撮影位置にあるフ
ィルム画面3の裏面に対向した3個所に、デート写し込
み部4,5,6を備えているとともに、背蓋1に臨出した液
晶表示部7を有する。
デート写し込み装置2はクォーツ時計を内蔵しており、
日付データは自動的に更新され、液晶表示部7にはその
日付データが常時表示されている。また、前記デート写
し込み部4,5,6にも同じ日付データが表示されており、
選択的に点灯作動されるそれぞれのデート写し込み光源
によって、前記デート写し込み部4,5,6のいずれか一個
がデート写し込みを行う。そして、カメラの撮影姿勢を
横にして撮影を行った場合には、デート写し込み部4が
作動して、横位置撮影に適した位置にデートが写し込ま
れる。他方、カメラに内蔵されているストロボ18が上に
くるように、カメラを縦位置に構えて撮影した時には、
デート写し込み部5によってデート写し込みが行われ、
また、ストロボ18が下にくるように構えて撮影した時に
はデート写し込み部6でデート写し込みが行われ、それ
ぞれ縦位置撮影に適した位置にデートが写し込まれる。
カメラの撮影姿勢が縦位置であるか横位置であるかを検
出するためには、背蓋1に取り付けられた水銀スイッチ
8,9が用いられている。この水銀スイッチ8,9は、カメラ
の背面側から見て互いに逆方向に約45゜傾けられてい
る。水銀スイッチ8,9には水銀粒が封入されており、カ
メラの姿勢に応じて流動する水銀粒が2電極をONさせた
りOFFさせたりし、これらの水銀スイッチ8,9のON,OFF信
号の組み合わせが姿勢信号として用いられる。そして、
第2図のようにカメラが横姿勢で構えられた時には、水
銀スイッチ8,9がともに導通状態となって、デート写し
込み部4が作動する。また、カメラが縦位置で構えられ
た時には、その天地の方向に対応して水銀スイッチ8,9
のいずれかがONする。水銀スイッチ8のみがONしている
時にはデータ写し込み部6が作動し、水銀スイッチ9の
みがONしている時にはデート写し込み部5が作動する。
なお、水銀スイッチ8,9のそれぞれは、カメラの側面か
ら見たときに、その先端部がカメラの背面側に近づくよ
うに、約10゜程度傾けられており、カメラをあおったと
きにも安定したスイッチングが行われるようになってい
る。また、カメラの撮影姿勢を検出するための手段とし
ては、前記水銀スイッチ8,9の他、振子式のスイッチや
ホトセンサを併用したものなど、種々のものを使用する
ことができる。
カメラの背蓋1には、フィルム画面3と相似形状をもっ
た表示枠10が例えば印刷などにより記されている。そし
て、デート写し込み部4,5,6のそれぞれによりデート写
し込みが行われたときの、プリント画面上でのデート写
し込み位置を表示するための表示部11,12,13が設けられ
ている。表示部11は緑色発光ダイオード、表示部12,13
は赤色発光ダイオードで構成されている。なお、符号15
はシャッタボタンを示している。
上記のデート写し込み装置は、第1図に示した回路によ
って作動される。デートモジュール20は専用電源21によ
り常時給電されており、内蔵されたクォーツ時計は常に
作動している。そして、第2図に示した表示部7,デート
写し込み部4,5,6の液晶表示素子にはクォーツ時計によ
る日付データが表示されている。
撮影レンズを保護しているレンズカバー(図示省略)が
開放されることに連動して、カメラの電源スイッチ22が
ONされる。これによりカメラの諸機構部に電源23が供給
され、撮影準備状態になる。そして、撮影者が構図を決
めてシャッタボタン15を半押しすると、半押しスイッチ
24がONする。これによりシャッタ駆動回路25に電源が供
給されるとともに、端子26がハイレベル電位(以下、
「H」レベルという)の半押し信号を出力し、これがラ
ッチ回路28に入力される。前記端子26からの「H」レベ
ル信号が入力されることにより、ラッチ回路28は水銀ス
イッチ8,9のON,OFF信号からなる姿勢信号を一時的に保
持し、これをV−H検出回路30に供給する。
前記V−H検出回路30は、前記水銀スイッチ8,9からのO
N,OFF信号の組み合わせに基づいて、端子31,32,33のい
ずれか1つをローレベル電位(以下、「L」レベルとい
う)にする。例えばカメラが横位置で構えられて、水銀
スイッチ8,9の両者がONしている場合には、端子31が
「L」レベルとなるので、緑色発光ダイオードによる表
示部11が点灯し、横位置でのデート写し込み部4によっ
てデート写し込みが行われることを表示する。なお、こ
のようにしてシャッタボタン15が半押しされている間
は、ラッチ回路28の作動がそのまま維持されている。し
たがって、そのままの状態でカメラの撮影姿勢を変更し
ても、水銀スイッチ8,9から最初に得られたON,OFF信号
の組み合わせによってV−H検出回路30が作動し、端子
31のみが「L」レベルになっている。
こうしてカメラの撮影姿勢が決められた後、シャッタボ
タン15がさらに押圧されると、スイッチ35のONによるシ
ャッタボタンの全押し信号でシャッタレリーズが行われ
る。これと同時に、デートモジュール20に接続された写
し込みスイッチ36がONしてデートモジュール20にも全押
し信号が入力され、端子37が「H」レベルになる。これ
によりトランジスタ38,40が導通し、前述のようにV−
H検出回路30の端子31が「L」レベルであるときには、
デート写し込み部4の写し込み光源として設けられてい
るランプ41が、例えば200msecの間点灯し、その位置に
デートが写し込まれる。
もちろん、シャッタボタン15が半押しされたときのカメ
ラの撮影姿勢が縦位置である場合には、その天地の方向
に応じて端子32あるいは33のいずれかが「L」レベルに
なっており、表示部12あるいは13が点灯して写し込み位
置を表示する。そして、その後にシャッタレリーズがな
されると、ランプ42,43のいずれかが一定時間点灯し
て、所定の位置にデータを写し込む。
撮影終了後、シャッタボタン15の押圧を解除してシャッ
タボタン15が初期位置まで復帰すると、半押しスイッチ
24がOFFするので、ラッチ回路28の作動が解除されV−
H検出回路30も初期状態に戻ることになる。また、デー
トの写し込み位置を変更したい場合には、シャッタボタ
ン15の押圧を一旦解除してから、再度操作を行うように
すればよい。
なお、上記実施例の作用を応用すれば、これをデート写
し込み位置のロック装置として利用することも可能とな
る。すなわち、写し込まれるデータが被写体の一部と重
なり合ったりする時には、あらかじめデートの写し込み
位置をシャッタボタン15の半押しにより決めておき、こ
れを維持しながら構図を決めた後に、シャッタボタン15
をさらに押圧してシャッタレリーズを行うようにすれば
よい。
さらに、上述した実施例において、カメラの撮影姿勢を
検出するための姿勢検出手段を1個のみ使用し、そのO
N,OFFに対応して2個所に設けられたデート写し込み部
(例えば第2図におけるデート写し込み部4,5)のいず
れかを選択するようにしてもよい。また、シャッタボタ
ン15が初期位置に戻ることによりラッチ回路28のラッチ
動作を解除する代わりに、デートモジュール20から得ら
れるデート写し込み終了信号でラッチ解除するこも可能
である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、撮影者がシャッタボタン
を操作した時のカメラの撮影姿勢によってデータの写し
込み位置を決定し、その時のデータ写し込み位置を保存
したままでデータ写し込みを行うようにしてある。した
がって、データ写し込み期間中に、思わぬ振動等によっ
てカメラの姿勢が変えられたり、カメラの姿勢検出手段
からチャッタリングによるデータ写し込み位置の変更信
号が発生されたりしても、撮影を意図した時のカメラの
撮影姿勢に適した1個所に、鮮明なデータ写し込みが行
われるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、本発明を用いたカメラの一例を示す背面図で
ある。 1……背蓋、2……デート写し込み装置 3……フィルム画面 4,5,6……デート写し込み部 8,9……水銀スイッチ 11〜13……表示部、15……シャッタボタン 20……デートモジュール 25……シャッタ駆動回路 28……ラッチ回路、30……V−H検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−2115(JP,A) 特開 昭57−146238(JP,A) 特開 昭55−22722(JP,A) 特開 昭55−595(JP,A) 実開 昭55−121228(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラの撮影姿勢を検出する姿勢検出手段
    を備え、この姿勢検出手段からの姿勢信号に応じてフィ
    ルム画面上におけるデータ写し込み位置が決定されるデ
    ータ写し込み装置において、 前記姿勢信号とシャッタボタンの半押し信号とが入力さ
    れ、前記半押し信号が入力された時点で姿勢検出手段か
    らの姿勢信号をラッチし、半押し信号の入力が断たれた
    時点で前記ラッチを解除するラッチ回路と、シャッタボ
    タンの全押し信号を受け、ラッチ回路でラッチされた姿
    勢信号に対応してフィルム画面上に複数個設定されたデ
    ータ写し込み位置の中から所定位置を選択してデータ写
    し込みを行う写し込み手段とを有することを特徴とする
    データ写し込み装置。
JP60069194A 1985-04-03 1985-04-03 デ−タ写し込み装置 Expired - Lifetime JPH0672994B2 (ja)

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JPS61230127A JPS61230127A (ja) 1986-10-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542115A (en) * 1977-06-07 1979-01-09 Fuji Photo Film Co Ltd Data imprinting device for cameras
JPS57146238A (en) * 1981-03-05 1982-09-09 Seiko Instr & Electronics Ltd Portable camera with electronic watch

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