JP2002099033A - カメラのファインダ内表示装置 - Google Patents

カメラのファインダ内表示装置

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JP2002099033A
JP2002099033A JP2000287286A JP2000287286A JP2002099033A JP 2002099033 A JP2002099033 A JP 2002099033A JP 2000287286 A JP2000287286 A JP 2000287286A JP 2000287286 A JP2000287286 A JP 2000287286A JP 2002099033 A JP2002099033 A JP 2002099033A
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JP
Japan
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imprinting
data
camera
finder
imprint
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Pending
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JP2000287286A
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English (en)
Inventor
Masahiro Inazuka
雅弘 稲塚
Tomoaki Itabashi
知章 板橋
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ写し込みの有無を容易に視認できるカ
メラのファインダ内表示装置を提供する。 【構成】 撮影媒体の写し込み画面内に撮影情報を写し
込むデータ写込手段と;該データ写込手段の写し込み動
作を実行するか否かの設定を切換える写込切換手段と;
該写込切換手段による切換に連動し、写し込み動作が実
行されるか否かをファインダ内に示す写込オンオフ表示
手段と;を備えたカメラのファインダ内表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、データ写し込み機能を備
えたカメラのファインダ内表示装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】所望する被写体とともに
撮影日時やタイトル等の撮影データを撮影媒体(フィル
ム、磁気ディスク等)に写し込むデータ写し込み機能を
有するカメラが種々開発されている。このデータ写し込
み機能を備えたカメラでは、各使用者の好みに対応でき
るように、データ写し込みを実行するか否かの設定を使
用者が切換えられる構成のものが知られている。このタ
イプのカメラでは、従来、データが写し込まれるか否か
は、カメラの外部表示部に表示されていた。使用者は、
この外部表示部によってデータ写し込みの有無を確認で
きる。
【0003】しかしながら、使用者はファインダを覗い
た状態でデータ写し込みの有無を判別することができな
い。そのため、ファインダを覗いたまま撮影する場合
に、データを写し込みたいのに写し込みが実行されなか
ったり、データを写し込みたくない場合にデータを写し
込んでしまったりすることがあった。また、データ写し
込みの有無を確認するために、撮影途中でその都度ファ
インダから目を離して外部表示部を確認するのは煩わし
いだけでなく、シャッターチャンスを逃してしまう場合
もある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、データ写し込みの有無を容易
に視認できるカメラのファインダ内表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、撮影媒体の写し込み画面内に
撮影情報を写し込むデータ写込手段と;該データ写込手
段の写し込み動作を実行するか否かの設定を切換える写
込切換手段と;該写込切換手段による切換に連動し、前
記写し込み動作が実行されるか否かをファインダ内に示
す写込オンオフ表示手段と;を備えたことに特徴を有す
る。この構成によれば、使用者はファインダを覗いた状
態でもデータ写し込みの有無を視認することができる。
【0006】前記写込オンオフ表示手段は、前記データ
写込手段の写し込み位置に対応する位置に、前記写し込
み動作が実行されるか否かを示すことが好ましい。この
構成によれば、データ写し込むの有無だけでなく、デー
タを写し込む位置をも視認することができる。
【0007】より具体的には、前記写込オンオフ表示手
段は、写し込み動作が実行されるとき、例えば前記撮影
情報を表示することができる。また前記写込オンオフ表
示手段はLEDを備え、該LEDを点灯/消灯すること
によって前記写し込み動作を実行するか否かを示す構成
としてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。図1〜図3は、
本発明のファインダ内表示装置を備えたカメラの外観図
である。このカメラ1は、図1に示すように、正面にズ
ームレンズ2を備えている。このズームレンズ2の正面
上方には、AF用補助投光窓3、パッシブAF受光窓
4、ファインダ窓5、測光窓6が形成されている。カメ
ラ1内には、これらの窓3〜6の後方に、公知のAF用
補助光源、測距センサ、ファインダ光学系、測光センサ
がそれぞれ配置されている。
【0009】図2に示すように、カメラ1の上面には、
外部表示部7、レリーズボタン8、ズームレバー9、写
し込み切換ボタン10が設けられている。外部表示部7
は例えば液晶パネルで形成され、撮影に関する諸情報を
表示する。レリーズボタン8は、半押しと全押しが可能
な二段押しボタンであって、半押しで測光や測距など撮
影に必要な処理を行わせ、全押しで露光処理を実行させ
る。ズームレバー9は、ズームレンズ2を光軸に沿って
進退駆動させ、焦点距離を変させる操作部材である。写
し込み切換ボタン10は、写し込みスイッチ41(図
7)をオン/オフさせ、日付やタイトルなどの撮影デー
タをフィルムに写し込むか否かを切換えるものである。
【0010】図3に示すように、カメラ1の背面には、
カメラ1の電源をオンオフする電源スイッチレバー1
1、画面サイズ切換レバー12、ファインダ観察窓13
が設けられている。画面サイズ切換レバー12は、画面
サイズスイッチ42(図7)をオン/オフさせてカメラ
1の写し込み画面サイズを切換えるもので、本実施形態
ではフルサイズとパノラマサイズに切換わる。ファイン
ダ観察窓13は、撮影の構図などを決めるときに使用者
が覗く開口部である。またカメラ1の背面内側(裏蓋の
内側)には、撮影データをフィルムに写し込む写し込み
LEDが設けられている。本実施形態では、フルサイズ
用の写し込みLED14aとパノラマサイズ用の写し込
みLED14bを別個に備え、写し込み画面サイズに対
応させて写し込み位置が変更するように、写し込みLE
D14a、14bのいずれか一方を選択して動作させ
る。
【0011】図4はカメラ1のファインダ光学系20を
示している。このファインダ光学系20は、ズームレン
ズ2(撮影光学系)の焦点距離変化に連動するズームフ
ァインダであり、対物光学系21の光軸O1と接眼光学
系22の光軸O2とが互いに平行をなしている。ファイ
ンダ窓5を介して対物光学系21の光路内に入射した被
写体光は、ダハミラー23で反射されて90度曲げら
れ、ペンタプリズム24に入射する。ペンタプリズム2
4に入射した光は、ペンタプリズム24内で反射され、
ファインダ観察窓13から射出する。
【0012】上記のダハミラー23とペンタプリズム2
4との間には、ファインダ内LCD25、視野枠26が
光軸O3上に配置されている。このファインダ内LCD
25は、周知のように、所定の文字や図形を形造る液晶
セグメントを配設したもので、通電状態では液晶セグメ
ントが透明化して文字および図形が視覚化される。各液
晶セグメントの電極はCPU40(図7)に接続されて
いて、ファインダ内LCD25への通電はCPU40に
よって制御される。
【0013】図5及び図6はファインダ観察窓13を覗
いたときに見えるファインダ画面30(視野枠26を含
む)を示している。図5は撮影画面としてフルサイズが
選択されている場合に対応し、図6は撮影画面としてパ
ノラマサイズが選択されている場合に対応している。本
実施形態では、選択された画面サイズに対応するファイ
ンダ視野を得るため、パノラマサイズが選択されている
場合には、パノラマ画面(撮影画面)以外を不透明化し
ている。この図5及び図6において、(a)はカメラ1
の電源オフ状態を示し、(b)はカメラ1の電源オン状
態であって撮影データを写し込まない場合、(c)は撮
影データを写し込む場合をそれぞれ示している。カメラ
1の電源オフ状態ではファインダ画面30内に何も表示
されないが、カメラ1の電源オン状態では、測距範囲を
示すフォーカスフレーム31が撮影画面のほぼ中央に表
示(点灯)される。そして、データ写し込みを実行する
場合には撮影データを写し込む範囲を示す写しこみ範囲
マーク32a(32b)が表示され、データ写し込みを
実行しない場合には写し込み範囲マーク32a(32
b)が表示されない。この写し込み範囲マーク32a
(32b)の表示/非表示によって、ファインダを覗い
た状態で使用者はデータ写し込みが実行されるか否かを
容易に視認することができ、さらには、撮影データが写
し込まれる範囲も視認することができる。
【0014】図7はカメラ1の制御系の主要構成をブロ
ックで示す図である。CPU40は、制御用プログラム
等を格納したROM、制御用データなどを一時的に記憶
するRAMを内蔵し、カメラ1の動作を総括的に制御す
る制御手段として機能する。CPU40には、外部表示
部7、写し込みLED14a、14b、ファインダ内L
CD25、写し込み切換ボタン10に連動してオン/オ
フする写し込みスイッチ41、画面サイズ切換レバー1
2に連動してオン/オフする画面サイズスイッチ42が
接続されている。
【0015】上記構成のカメラ1は、次のように動作す
る。カメラ1の電源オン状態でCPU40は、写し込み
スイッチ41のスイッチ状態を入力し、そのオン/オフ
によって写し込みを実行するか否かを判断する。写し込
みを実行しない場合にCPU40は、外部表示部7には
何も表示させず、ファインダ内LCD25にはフォーカ
スフレーム31のみを表示させる。一方、写し込みを実
行する場合にCPU40は、写し込む撮影データ(絵文
字・数字情報)を外部表示部7に表示させ、画面サイズ
スイッチ42のオン/オフによって選択されている画面
サイズをチェックする。そしてフルサイズが選択されて
いる場合は、フルサイズ用LED14aによって撮影デ
ータが写し込まれる範囲を示す写し込み範囲マーク32
aをファインダ内LCD25に表示させる。パノラマサ
イズが選択されている場合には、パノラマサイズ用LE
D14bによって撮影データが写し込まれる範囲を示す
写し込み範囲マーク32bをファインダ内LCD25に
表示させる。
【0016】したがって使用者は、ファインダを覗いた
状態であっても、写し込み範囲マーク32a(32b)
の点灯/消灯によって撮影データの写し込みを実行する
か否かを視認することができる。そのため、データを写
し込みたかったのに写し込まれていなかったり、データ
を写し込みたくない場合に写し込んでしまったりなどの
ミスを回避できる。また、ファインダから目を離して外
部表示部を確認する必要がなくなるので、操作性が向上
する。本実施形態では、写し込み範囲マーク32a(3
2b)は撮影データが実際に写し込まれる範囲に対応し
ているので、データを付加した状態の撮影画面をイメー
ジして構図を決めることができる。そのため、所望する
被写体とデータ写し込み位置が重なってしまう場合に
は、構図を変更したり、データの写し込みをやめたりな
どの対応ができる。
【0017】以上の本実施形態ではデータを写し込む範
囲を表示/非表示するが、これに限定されず、種々の変
形が可能である。例えば、写し込みを実行するか否かの
みを示すマークや、写し込む絵文字・数字情報を表示さ
せることができる。また本実施形態では、写し込みの有
無を表示する写込オンオフ表示手段としてファインダ内
LCD25を使用しているが、発光手段(LED)の点
灯/消灯によって写し込みの有無を表示する構成として
もよい。この場合にLEDは、ファインダ光路内または
ファインダ観察窓近傍に設けるのが好ましく、ファイン
ダ光路内に設ける場合にはファインダ内LCD25用の
照明手段として併用してもよい。さらに、写込オンオフ
表示手段に複数の表示態様を持たせておき、表示態様を
切換える表示切換手段を備えた構成としてもよい。
【0018】以上、図面を参照して本発明のカメラのフ
ァインダ内表示装置について説明したが、本発明はこの
実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態
ではズームファインダとして説明したが、変倍しないフ
ァインダであってもよい。また実施形態では撮影光学系
とファインダ光学系が独立して設けられたカメラのファ
インダ内表示装置として説明したが、一眼レフカメラに
も適用可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ファインダを覗いた状
態であっても、データ写し込みの有無を容易に視認可能
なカメラのファインダ内表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のファインダ内表示装置を搭載したカ
メラの外観正面図である。
【図2】 同カメラの外観上面図である。
【図3】 同カメラの外観背面図である。
【図4】 同カメラのファインダ光学系を示す図であ
る。
【図5】 同カメラのファインダ観察窓を覗いたときに
見えるファインダ画面(フルサイズ選択時)を示す図で
ある。
【図6】 同カメラのファインダ観察窓を覗いたときに
見えるファインダ画面(パノラマサイズ選択時)を示す
図である。
【図7】 同カメラの制御系の主要構成をブロックで示
す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 ズームレンズ 3 AF用補助投光窓 4 パッシブAF受光窓 5 ファインダ窓 6 測光窓 7 外部表示部 8 レリーズボタン 9 ズームレバー 10 写し込み切換ボタン 11 電源スイッチレバー 12 画面サイズ切換レバー 13 ファインダ観察窓 14a フルサイズ用写し込みLED 14b パノラマサイズ用写し込みLED 20 ファインダ光学系 21 対物光学系 22 接眼光学系 23 ダハミラー 24 ペンタプリズム 25 ファインダ内LCD 26 視野枠 30 ファインダ画面 31 フォーカスフレーム 32a 写し込み範囲マーク(フルサイズ選択時、写込
オンオフ表示手段) 32b 写し込み範囲マーク(パノラマサイズ選択時、
写込オンオフ表示手段) 40 CPU 41 写し込みスイッチ 42 画面サイズスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影媒体の写し込み画面内に撮影情報を
    写し込むデータ写込手段と;該データ写込手段の写し込
    み動作を実行するか否かの設定を切換える写込切換手段
    と;該写込切換手段による切換に連動し、前記写し込み
    動作が実行されるか否かをファインダ内に示す写込オン
    オフ表示手段と;を備えたことを特徴とするカメラのフ
    ァインダ内表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラのファインダ内表
    示装置において、前記写込オンオフ表示手段は、前記デ
    ータ写込手段の写し込み位置に対応する位置に、前記写
    し込み動作が実行されるか否かを示すカメラのファイン
    ダ内表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラのファインダ内表
    示装置において、前記写し込み動作が実行されるとき、
    前記写込オンオフ表示手段は前記撮影情報を表示するカ
    メラのファインダ内表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラのファインダ内表
    示装置において、前記写込オンオフ表示手段はLEDを
    備え、該LEDは点灯/消灯によって前記写し込み動作
    を実行するか否かを示すカメラのファインダ内表示装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8026972B2 (en) 2001-11-13 2011-09-27 Olympus Corporation Picture-taking lens unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8026972B2 (en) 2001-11-13 2011-09-27 Olympus Corporation Picture-taking lens unit

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