JPH05249557A - 撮影画面サイズ切換えカメラ - Google Patents

撮影画面サイズ切換えカメラ

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Publication number
JPH05249557A
JPH05249557A JP4996692A JP4996692A JPH05249557A JP H05249557 A JPH05249557 A JP H05249557A JP 4996692 A JP4996692 A JP 4996692A JP 4996692 A JP4996692 A JP 4996692A JP H05249557 A JPH05249557 A JP H05249557A
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JP
Japan
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film
imprinting
data
size
photographing
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Withdrawn
Application number
JP4996692A
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English (en)
Inventor
Azuma Miyazawa
東 宮沢
Yuji Imai
右二 今井
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Katsutoshi Nishiuchi
勝敏 西内
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05249557A publication Critical patent/JPH05249557A/ja
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラ本体側には特別な部材を増やすことな
く、撮影画面サイズの情報をフィルムに盛り込める撮影
画面サイズ切換えカメラを提供することを目的とする。 【構成】同一のロールフィルムに対して、異なる撮影画
面サイズに切換えて撮影をすることができる撮影画面サ
イズ切換え手段と、フィルム巻上げ手段2と、レリーズ
手段1と、このレリーズ手段1のレリーズ動作に関連し
て日付データ(第1のデータ4)と、所定の撮影画面サ
イズでの撮影時には上記フィルム巻上げ手段2とフィル
ム位置検出手段3とによる所定量のフィルム巻上げ時に
該撮影画面サイズ情報のデータ(第2のデータ5)とを
選択手段6で選択して、フィルム面に該データを写し込
む機能を有するデータ写し込み手段7とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画面サイズ切換え
カメラ、詳しくは、撮影画面サイズの情報をフィルム面
に表示する手段を有する撮影画面サイズ切換えカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一のロールフィルムを用いて、
標準サイズ(24mm×36mm)の撮影画面サイズと
パノラマサイズ、たとえば、13mm×36mmの撮影
画面サイズとを切換えて撮影することができるカメラが
特願平3−249400号に開示されている。
【0003】また、特開昭62−50741号公報に
は、フィルムの駒間に、現像所においてプリント時に利
用するトリミング情報を盛り込む技術手段が開示されて
いる。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特願平
3−249400号に示された技術手段を採用すると、
現像所においてのプリント時に撮影画面サイズが標準サ
イズであるかパノラマサイズであるかを目視で行う必要
があり、通常の、単一の撮影画面サイズでのみ撮影され
たフィルムをプリントする場合に比べ余計な工数が必要
となる。また、パノラマサイズで撮影された撮影画面の
駒に切り欠きを入れて、標準サイズとの区別を図ってい
る現像所もあるが、この場合においても切り欠きを入れ
る際にはフィルムを目視で確認しながら作業を行う必要
があり、やはり、工数の増加を招いていた。
【0004】一方、上記特開昭62−50741号公報
の技術手段は、カメラ本体側に、トリミング情報を提供
するための特別な部材を必要とし、コスト、スペースに
おいて不利が生じていた。
【0005】本発明はかかる問題点を鑑みてなされたも
のであり、カメラ本体側には特別な部材を増やすことな
く、撮影画面サイズの情報をフィルムに盛り込める撮影
画面サイズ切換えカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による撮影画面サイズ切換えカメラは、図1
に示す概念図の如く、同一のロールフィルムに対して、
異なる撮影画面サイズに切換えて撮影をすることができ
る撮影画面サイズ切換え手段と、フィルム巻上げ手段2
と、レリーズ手段1と、このレリーズ手段1のレリーズ
動作に関連して日付データ(第1のデータ4)と、所定
の撮影画面サイズでの撮影時には上記フィルム巻上げ手
段2とフィルム位置検出手段3とによる所定量のフィル
ム巻上げ時に該撮影画面サイズ情報のデータ(第2のデ
ータ5)とを選択手段6で選択して、フィルム面に該デ
ータを写し込む機能を有するデータ写し込み手段7とを
具備する。
【0007】
【作用】本発明においては、データ写し込み手段7によ
り、レリーズ手段1のレリーズ動作に関連して日付デー
タ(第1のデータ4)を必要に応じてフィルム面に写し
込むと共に、所定の撮影画面サイズでの撮影時にはフィ
ルム巻上げ手段2による所定量のフィルム巻上げ時に、
該撮影画面サイズ情報のデータ(第2のデータ5)をフ
ィルム面に写し込む。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図2は、本発明の第1実施例を示す撮影画
面サイズ切換えカメラの概略ブロック構成図である。な
お、本第1実施例の撮影画面サイズ切換えカメラは、以
下に述べる点以外は通常の撮影機能および撮影画面サイ
ズ切換え機能を有するカメラであるので該機能の説明は
省略する。
【0010】図に示すCPU11は、カメラのすべての
制御を司るコントローラであり、このCPU11にはレ
リーズSW12,パノラマSW13等のスイッチのほ
か、後述するモータドライバー14,写し込みドライバ
ー16,エンコーダ18等が接続されている。
【0011】上記モータドライバー14にはフィルム巻
き上げ用モータ15が接続され、該モータ15は上記C
PU11の制御のもと駆動されるようになっている。ま
た、上記写し込みドライバー16には写し込み部17が
接続され、同様に該写し込み部17はCPU11の制御
のもとフィルム面の所定の位置に後述するデータを写し
込むようになっている。さらに、上記エンコーダ18
は、フィルムのパーフォレーションの移送路に対応する
位置に配設され、上記フィルム巻き上げ用モータ15に
よって巻き上げられたフィルムの位置を検出するように
なっている。なお、該エンコーダを構成する手段として
は、たとえば、パーフォレーションの移送に連動して回
動する、表面に導電性材料を塗布したパターンを有する
回転板と、ばねスイッチとにより該パーフォレーション
数を検出する手段や、同様に、パーフォレーションの移
送に連動して回動する、等間隔に挿通孔が穿設された回
転板をフォトインタラプタやフォトリフレクタ等のフォ
トセンサーで検出する手段等が考えられ、何れの手段を
採用してもよいことはいうまでもない。
【0012】一方、上記レリーズSW12はカメラ本体
外部に設けられたレリーズ釦が操作されることでオンす
るスイッチであり、また、上記パノラマSW13は、図
示しない撮影画面サイズ切換え機構により標準サイズの
撮影画面からパノラマサイズの撮影画面に切換わった際
にオンされるスイッチである。
【0013】また、上記レリーズSW12がオンされる
と図示しない撮影機構により写真撮影が開始され、該撮
影が終了すると、上記フィルム巻き上げ用モータ15が
CPU11の制御を受けて駆動し、フィルムを1駒巻き
上げられるようになっている。そして、このフィルムの
位置はエンコーダ18により随時検出されるようになっ
ている。
【0014】上記写し込み部17は、図3に示すように
カメラ本体21の裏面に配置されている後蓋22の、フ
ィルム20の写し込み位置25(図4参照)に対向する
位置に配設されている。そして、該後蓋22を閉じた状
態で、圧板26上に穿設された貫通窓23を通して該フ
ィルム20の写し込み位置25(図4参照)に第1のデ
ータである日付あるいは第2のデータである撮影画面サ
イズ情報のデータが写し込まれるようになっている。な
お、図4は、撮影済みのフィルムをカメラ本体21の後
方より見た図であり、標準サイズの撮影画面20aで写
真撮影された状態を示している。この段階では被写体像
は上下逆になっていて、上記データが写し込まれる位置
は、図中、符号25で示される位置となっている。ま
た、図中、符号M1はフィルムの給送方向を示す。
【0015】図5は、上記写し込み部17をカメラ本体
21の上方より見た拡大断面図である。
【0016】図に示すように、この写し込み部17は、
写し込みランプ31と、該写し込みランプ31の照射光
を所定方向に反射させるミラー32と、たとえば、7セ
グメントに分割された透過部を有し、これら透過部をオ
ン・オフさせることで上記照射光を透過あるいは遮光し
て、これに対応する数値等をフィルム20に写し込む写
し込み液晶33とを具備している。そして、レリーズ釦
24(図3参照)を押圧することでレリーズSW12
(図2参照)がオンし、被写体が露光される際に、上記
写し込みランプ31,写し込み液晶33が作動し、フィ
ルム20上の写し込み位置25(図4参照)に上記日付
データ(第1のデータ4,図1参照)が写し込まれる。
【0017】次に、標準サイズの撮影画面からパノラマ
サイズ撮影画面に切換えた際の識別方法について図6〜
図8を参照に説明する。
【0018】本第1実施例では、上記標準サイズとパノ
ラマサイズとの識別のデータ(第2のデータ5,図1参
照)を上記日付データ(第1のデータ4)を写し込む、
上記写し込み部17を併用している。以下、これを詳細
に説明する。
【0019】図6は、本実施例のカメラを用い、同一フ
ィルムを使用して標準サイズの撮影画面とパノラマサイ
ズの撮影画面と切換えて撮影したフィルムを示した平面
図である。なお、図中、符号20aは、標準サイズの撮
影画面、符号20bはパノラマサイズの撮影画面,符号
M2はフィルム20の給送方向をそれぞれ示す。
【0020】撮影画面サイズを標準サイズで撮影した場
合は、撮影画面20a中の写し込み位置25(図4参
照)に、上記写し込み部17を作動させて日付データを
図示の如く写し込む。一方、パノラマサイズで撮影され
た場合は、同様に該写し込み部17を作動させて、駒間
と撮影画面20bとの境界部の延長線上に図中、符号P
Pで示される識別パノラマパターンを写し込む。
【0021】ところで、現像所におけるプリント装置に
は、通常一駒送りする場合、撮影画面のエッジを検出し
て該撮影画面の位置を検出するエッジ検出機能が備わっ
ている。したがって、標準サイズの撮影画面の場合は、
日付データが写し込まれている写し込み位置25(図4
参照)における該エッジ検出機能の出力は駒送り中に変
化するが、パノラマサイズの撮影画面の場合は、該写し
込み位置25はフィルムがマスクされていて同エッジ検
出機能の出力は変化しない。本発明は上記現像所におけ
るプリント装置の特徴を巧みに利用したものであり、撮
影画面枠の外部の位置、すなわち駒間に上記日付データ
を写し込む、写し込み部17を利用して識別パターンを
写し込むことで標準サイズの撮影画面とパノラマサイズ
の撮影画面とを明確に識別することが可能となる。
【0022】図7は、上記識別パノラマパターンPPの
例を示した線図である。該パターンは、図(a)〜図
(f)に示した例が考えられるが、何れを使用してもか
まわない。
【0023】次に、本第1実施例の動作を図8に示すフ
ローチャートを参照して説明するまた、レリーズSW1
2(図2参照)がオンすると(ステップS101)、図
示されない露出動作が開始され(ステップS102)、
日付データの写し込みモードか否かを判定する(ステッ
プS103)。ここで、日付データの写し込みが不必要
であるならば、ステップS106に移る。上記ステップ
S103で日付写し込みが要求されていると、次に、パ
ノラマモードであるか否かを判定する(ステップS10
4)。ここで、パノラマモードでない、すなわち標準サ
イズでの撮影の場合、ステップS105で上述したよう
に撮影画面20aの写し込み位置25(図4参照)に日
付データを写し込む。
【0024】この後、ステップS106において、フィ
ルム位置を示すカウンタWCを0にリセットして、フィ
ルム巻き上げ用モータ15(図2参照)を駆動させる
(ステップS107)。この後、エンコーダ18(図2
参照)の出力を監視しながら該エンコーダ18よりパル
ス信号が出力される毎に(ステップS108)、上記カ
ウンタWCをインクリメントする(ステップS10
9)。そして、フィルムが所定位置、すなわち、前記写
し込み部17が撮影画面枠と駒間との境界線上に達する
と(ステップS110)、再び、パノラマモードか否か
を判定して(ステップS111)、パノラマモードであ
るならば上記図7に示すような識別パノラマパターンP
Pを写し込む(ステップS112)。
【0025】この後、一駒分フィルムが巻き上げられた
後(ステップS113)、フィルム巻き上げ用モータ1
5を停止し(ステップS114)、このレリーズルーチ
ンを終了する(ステップS117)。また、上記ステッ
プS108においてエンコーダ18の出力パルス信号の
停止後一定時間経過すると(ステップS115)、フィ
ルムがすべて巻き上げられたと判断し図示しないフィル
ムエンドルーチンに移行する(ステップS116)。
【0026】この第1実施例によれば、カメラ本体側で
は特別な構成要件を増やすことなく、制御シーケンスを
変更するのみで、また、現像所側でも現状のプリント装
置の機能を多少変更するのみで、人手に頼ることなく、
容易に、しかも確実に標準サイズの撮影画面とパノラマ
サイズの撮影画面とを識別することが可能となる。
【0027】次に、本発明の第2実施例の撮影画面サイ
ズ切換えカメラについて説明する。
【0028】上記第1実施例では、パノラマサイズの撮
影画面にのみ識別パターンを写し込んだが、この第2実
施例では、上記識別パターンに加え、パノラマサイズか
ら標準サイズの撮影画面に切換わった際の識別パターン
をも写し込むように設定している点が上記第1実施例と
異なっている。
【0029】図9は、本第2実施例のカメラにおいて同
一フィルム上に撮影された、標準サイズとパノラマサイ
ズの撮影画面が混在したフィルムを示した平面図であ
る。
【0030】同図は、(a),(b)ともに、標準サイ
ズの撮影画面20aとパノラマサイズの撮影画面20b
と、上記2種の識別パターンを写し込んだフィルムを示
している。そして、パノラマサイズでの撮影時には上記
第1実施例と同様な識別パノラマパターンPPを、撮影
画面20bの一方の画面枠と駒間との境界線上に写し込
む。また、パノラマサイズから標準サイズに切換えての
撮影時には、上記識別パノラマパターンPPとは異なる
パターンを識別ノーマルパターンNPとして、該撮影画
面20bの他方の画面枠と駒間との境界線上に該識別ノ
ーマルパターンNPを写し込む。
【0031】同図(a)は、識別パノラマパターンPP
を上記図7の(b)で示されるパターンに、また、識別
ノーマルパターンNPを同7図(c)あるいは(e)で
示されるパターンに設定した例である。
【0032】一方、図9(b)は、識別パノラマパター
ンPPを上記図7の(c)あるいは(e)で示されるパ
ターンに、また、識別ノーマルパターンNPを同7図
(b)で示されるパターンに設定した例である。
【0033】なお、図中、符号M3,M4はともにフィ
ルム20の給送方向を示す。
【0034】次に、本第2実施例の動作を図10に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0035】まず、レリーズSW12(図2参照)がオ
ンすると(ステップS201)、図示されない露出動作
が開始され(ステップS202)、日付データの写し込
みモードか否かを判定する(ステップS203)。ここ
で、日付データの写し込みが不必要であるならば、ステ
ップS206に移る。上記ステップS203で日付写し
込みが要求されていると、次に、パノラマモードである
か否かを判定する(ステップS204)。ここで、パノ
ラマモードでない、すなわち標準サイズでの撮影の場
合、ステップS205で上述したように撮影画面20a
の写し込み位置25(図4参照)に日付データを写し込
む。
【0036】この後、ステップS206において、フィ
ルム位置を示すカウンタWCを0にリセットして、フィ
ルム巻き上げ用モータ15(図2参照)を駆動させる
(ステップS207)。この後、エンコーダ18(図2
参照)の出力を監視しながら該エンコーダ18よりパル
ス信号が出力される毎に(ステップS208)、上記カ
ウンタWCをインクリメントする(ステップS20
9)。そして、フィルムが所定位置、すなわち、前記写
し込み部17が撮影画面枠と駒間との境界線上に達する
と(ステップS210)、再び、パノラマモードか否か
を判定する(ステップS211)。ここでパノラマモー
ドであるならば上記識別パノラマパターンPPを写し込
み(ステップS212)、標準サイズの撮影画面に切換
わっていたなら、上述したように識別ノーマルパターン
NPを写し込む(ステップS217)。
【0037】この後、一駒分フィルムが巻き上げられた
後(ステップS213)、フィルム巻き上げ用モータ1
5を停止し(ステップS214)、このレリーズルーチ
ンを終了する(ステップS218)。また、上記ステッ
プS208においてエンコーダ18の出力パルス信号の
停止後一定時間経過すると(ステップS215)、フィ
ルムがすべて巻き上げられたと判断し図示しないフィル
ムエンドルーチンに移行する(ステップS216)。
【0038】この第2実施例によれば、現像所における
プリント装置の一駒検出がフィルムの中央付近で行われ
ている場合には、フィルムの給送が完了した時点で上記
識別パターンを検出することで、標準サイズの撮影画面
とパノラマサイズの撮影画面とを正確に識別することが
可能となる。
【0039】次に、本発明の第3実施例の撮影画面サイ
ズ切換えカメラについて説明する。
【0040】この第3実施例は、上記第1実施例におけ
る写し込み部17を図11で示す写し込み部に置き換え
た例である。
【0041】図11に示すように、本第3実施例におけ
る写し込み部は、ドットLED41と、ミラー42とで
構成され、このドットLED41がフィルム給送兼位置
検出部43からのフィルム駆動信号に連動して点滅し、
上記第1および第2実施例と同様なデータをフィルム2
0上に写し込むようになっている。そして、この写し込
み位置は、撮影画面20a(20b)の駒間に位置する
ようになっている。
【0042】この第3実施例では、上記識別パノラマパ
ターンPPの写し込みはフィルム給送の停止時に行わ
れ、また、標準サイズの撮影画面に写し込まれる日付デ
ータはフィルム給送中に写し込まれる。
【0043】次に、本第3実施例の動作を図12に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0044】まず、レリーズSW12(図2参照)がオ
ンすると(ステップS301)、図示されない露出動作
が開始され(ステップS302)、パノラマモードであ
るか否かを判定する(ステップS303)。ここで、パ
ノラマモードであるなら、識別パノラマパターンPPを
写し込む(ステップS304)。
【0045】この後、ステップS305において、フィ
ルム位置を示すカウンタWCを0にリセットして、フィ
ルム巻き上げ用モータ15(図2参照)を駆動させる
(ステップS306)。この後、エンコーダ18(図2
参照)の出力を監視しながら該エンコーダ18よりパル
ス信号が出力される毎に(ステップS307)、上記カ
ウンタWCをインクリメントする(ステップS30
8)。
【0046】そして、フィルムが所定位置、すなわち、
前記写し込み部が駒間に達すると(ステップS30
9)、日付データの写し込みモードか否かを判定し(ス
テップS310)、日付写し込みが要求されていると、
次に、パノラマモードか否かを判定し(ステップS31
1)、パノラマモードでなければ日付データを写し込む
(ステップS312)。
【0047】この後、一駒分フィルムが巻き上げられた
後(ステップS313)、フィルム巻き上げ用モータ1
5を停止し(ステップS314)、このレリーズルーチ
ンを終了する(ステップS315)。
【0048】次に、本発明の第4実施例の撮影画面サイ
ズ切換えカメラについて説明する。
【0049】この第4実施例は、上記第1実施例におけ
る写し込み部17を図13で示す写し込み部に置き換
え、さらに、上記第2実施例と同様な2種の識別パター
ンを写し込むようにした例である。
【0050】図13に示すように、本第4実施例におけ
る写し込み部は、7セグメントLED51と、ミラー5
2とで構成され、この7セグメントLED51が上記第
3実施例におけるフィルム給送兼位置検出部43からの
フィルム駆動信号に連動して点滅し、上記第2実施例と
同様なデータを一文字ずつフィルム20上に写し込むよ
うになっている。そして、この写し込み位置は、上記第
3実施例と同様に撮影画面20a(20b)の駒間に位
置するようになっている。
【0051】この第4実施例では、上記識別パターンP
P,NPの写し込みはフィルム給送の停止時に行われ、
また、標準サイズの撮影画面に写し込まれる日付データ
はフィルム給送中に写し込まれる。
【0052】次に、本第4実施例の動作を図14に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0053】まず、レリーズSW12(図2参照)がオ
ンすると(ステップS401)、図示されない露出動作
が開始され(ステップS402)、パノラマモードであ
るか否かを判定する(ステップS403)。ここで、パ
ノラマモードであるなら、識別パノラマパターンPPを
写し込み(ステップS404)、標準サイズに切換わっ
たなら識別ノーマルパターンNPを写し込む(ステップ
S416)。
【0054】この後、ステップS405において、フィ
ルム位置を示すカウンタWCを0にリセットして、フィ
ルム巻き上げ用モータ15(図2参照)を駆動させる
(ステップS406)。この後、エンコーダ18(図2
参照)の出力を監視しながら該エンコーダ18よりパル
ス信号が出力される毎に(ステップS407)、上記カ
ウンタWCをインクリメントする(ステップS40
8)。
【0055】そして、フィルムが所定位置、すなわち、
前記写し込み部が駒間に達すると(ステップS40
9)、日付データの写し込みモードか否かを判定し(ス
テップS410)、日付写し込みが要求されていると、
次に、パノラマモードか否かを判定し(ステップS41
1)、パノラマモードでなければ日付データを写し込む
(ステップS412)。
【0056】この後、一駒分フィルムが巻き上げられた
後(ステップS413)、フィルム巻き上げ用モータ1
5を停止し(ステップS414)、このレリーズルーチ
ンを終了する(ステップS415)。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御シーケンスを変更するだけでカメラ本体側には特別な
部材を増やすことなく撮影画面サイズの情報をフィルム
に盛り込め、かつ、人手によらず該撮影画面サイズの識
別が可能な撮影画面サイズ切換えカメラが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的概念を示した概略構成図。
【図2】本発明の第1実施例を示す撮影画面サイズ切換
えカメラの概略ブロック構成図。
【図3】上記第1実施例の撮影画面サイズ切換えカメラ
の後蓋を開けた状態を斜め後方より見た斜視図。
【図4】上記第1実施例の撮影画面サイズ切換えカメラ
により撮影されたフィルムを示した平面図。
【図5】上記第1実施例における写し込み部を示した拡
大断面図。
【図6】上記第1実施例の撮影画面サイズ切換えカメラ
を用い、同一フィルム上に異なった撮影画面を混在して
撮影されたフィルムを示した平面図。
【図7】上記第1実施例における識別パターンを示した
線図。
【図8】上記第1実施例の動作を示したフローチャー
ト。
【図9】本発明の第2実施例を示す撮影画面サイズ切換
えカメラを用い、同一フィルム上に異なった撮影画面を
混在して撮影されたフィルムを示した平面図。
【図10】上記第2実施例の動作を示したフローチャー
ト。
【図11】本発明の第3実施例を示す撮影画面サイズ切
換えカメラにおける写し込み部およびその周辺部を示し
た要部拡大斜視図。
【図12】上記第3実施例の動作を示したフローチャー
ト。
【図13】本発明の第4実施例を示す撮影画面サイズ切
換えカメラにおける写し込み部およびその周辺部を示し
た要部拡大斜視図。
【図14】上記第4実施例の動作を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…レリーズ手段 2…フィルム巻き上げ手段 3…フィルム位置検出手段 4…第1のデータ 5…第2のデータ 6…選択手段 7…データ写し込み手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図11に示すように、本第3実施例におけ
る写し込み部は、ドットLED41と、レンズ42とで
構成され、このドットLED41がフィルム給送兼位置
検出部43からのフィルム駆動信号に連動して点滅し、
上記第1および第2実施例と同様なデータをフィルム2
0上に写し込むようになっている。そして、この写し込
み位置は、撮影画面20a(20b)の駒間に位置する
ようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】図13に示すように、本第4実施例におけ
る写し込み部は、7セグメントLED51と、レンズ
2とで構成され、この7セグメントLED51が上記第
3実施例におけるフィルム給送兼位置検出部43からの
フィルム駆動信号に連動して点滅し、上記第2実施例と
同様なデータを一文字ずつフィルム20上に写し込むよ
うになっている。そして、この写し込み位置は、上記第
3実施例と同様に撮影画面20a(20b)の駒間に位
置するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西内 勝敏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一のロールフィルムに対して、異なる撮
    影画面サイズに切換えて撮影をすることができる撮影画
    面サイズ切換え手段と、 フィルム巻上げ手段と、 レリーズ手段と、 このレリーズ手段のレリーズ動作に関連して日付データ
    をフィルム面に写し込む機能を有すると共に、所定の撮
    影画面サイズでの撮影時には上記フィルム巻上げ手段に
    よる所定量のフィルム巻上げ時に、該撮影画面サイズ情
    報のデータをフィルム面に写し込む機能を有するデータ
    写し込み手段と、 を具備したことを特徴とする撮影画面サイズ切換えカメ
    ラ。
JP4996692A 1992-03-06 1992-03-06 撮影画面サイズ切換えカメラ Withdrawn JPH05249557A (ja)

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