JP3041552B2 - パノラマ撮影可能なカメラおよび自動プリント装置 - Google Patents

パノラマ撮影可能なカメラおよび自動プリント装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パノラマ撮影可能なカ
メラと、そのカメラにより撮影したフィルムに対応する
自動プリント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通常サイズよりも横長のパノラマ
サイズの写真撮影を行なうカメラがある。これは、従来
通りのフィルムを用い、通常サイズよりも細幅の透光部
(パノラマ撮影領域)を残してそれ以外の部分を遮光部
材により覆った状態で露光し、透光部より入射した光の
みがフィルムに到達するため、この部分のフィルムのみ
が感光し、透光部と同じ細幅の画像がフィルムに写され
る。そこでこのフィルムを適宜の大きさに引き伸ばして
印画紙に焼き付けることにより、横長のいわゆるパノラ
マサイズの写真ができる。なお、パノラマサイズの撮影
領域の中心とレンズの光軸とを一致させるために、透光
部(パノラマ撮影領域)は通常サイズの撮影領域の中央
部に位置するように設けられている。
【0003】このような構成であるため、遮光部材をフ
ィルムの前方に進入させたり退却させたりすることによ
って、1台のカメラで通常撮影とパノラマ撮影とが可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、パノラマ
撮影を行なう場合は、通常撮影領域の上下を遮光するこ
とによって細幅の撮影領域を形成しており、通常撮影領
域よりもパノラマ撮影領域の方が面積が小さい。従っ
て、プリント時にパノラマ写真の方を通常撮影の写真よ
りも大きく(縦は同一の長さで横幅を長く)するため、
パノラマ写真の方を高倍率で引き伸ばして焼き付けを行
なっている。このように、通常撮影のフィルムをプリン
トする場合と、パノラマ撮影のフィルムをプリントする
場合には、その拡大倍率が異なっている。
【0005】そのため、1本のフィルム中のすべてのコ
マが通常撮影またはパノラマ撮影のいずれかに統一され
ていないと、1本のフィルムを連続してプリントする自
動プリント装置によってプリントすることはできず、通
常の写真店などでは対応できない。従って従来の殆どの
カメラにおいては、通常撮影のコマとパノラマ撮影のコ
マとが混在しないように、1本のフィルムの撮影中には
通常撮影とパノラマ撮影との切換えができないように構
成されている。例えば、カメラの裏蓋を開けない限り切
換えスイッチが操作できないような構成であり、フィル
ム装填時には撮影状態の切換えは不可能である。
【0006】これに対し、通常撮影とパノラマ撮影との
切換えが自在に行なえる構成とすると、そのカメラで撮
影した場合は、1本のフィルム中に通常撮影とパノラマ
撮影が混在している可能性があるため自動プリント装置
ではプリントできず、作業者が逐一フィルムを確認しな
がら手焼きでプリントしなければならず、手間も時間も
かかり、極めて効率が悪く、一般の使用に適していな
い。
【0007】そこで本発明の目的は、1本のフィルム中
に通常撮影のコマとパノラマ撮影のコマとを自在に混在
させ、これらを容易に識別できるようにしたカメラと、
そのカメラにより撮影したフィルムを自動的に連続して
短時間でプリント処理できる自動プリント装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴は、通常撮影領域がフィルムの有効幅
に実質的に対応する通常撮影と、パノラマ撮影領域が上
記フィルムの中央部に細幅に形成されるパノラマ撮影と
を切換え手段を介して選択的に切換えることができるパ
ノラマ撮影可能なカメラにおいて、通常撮影が選択され
たときに通常撮影領域の外周部に日付等のデータを写し
込むデータ写し込み装置は、パノラマ撮影が選択された
ときにパノラマ撮影であることを識別可能な識別マーク
をフィルムのパノラマ撮影領域の外部に写し込むところ
にある。
【0009】このカメラは、切換え手段を作動させる操
作部が外部から操作可能に設けてあり、通常撮影とパノ
ラマ撮影とが1本のフィルム中で混在して撮影可能であ
る。
【0010】また、このデータ写し込み装置は、マトリ
クスアレイ型の電気光学デバイスであることが望まし
い。
【0011】また本発明に係る自動プリント装置は、上
記構成のカメラによって撮影されたフィルムの識別マー
クを読み取るセンサを有しており、その読み取り結果に
基づいて通常撮影とパノラマ撮影とを識別してそれに応
じたプリント処理を行なうことを特徴とするものであ
る。そして、フィルム1コマ毎に、識別マークの読み取
りを行なって通常撮影のプリント処理とパノラマ撮影の
プリント処理とを選択して連続的に行なうものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1,2に本発明に係るカメラを示してい
る。カメラ本体1の前端部に、複数枚のレンズ3が取り
付けられて光学系が構成され、複数枚のレンズ3の配列
の中にシャッタ4が設けられている。このレンズ3の光
軸3aと中心が一致するようにフィルム5が装填され、
図示しないフィルム送り部材によりフィルムはレンズ3
の光軸と直交するように保持されるとともに、図示しな
い自動巻上げ機構などにより順次送られる。このフィル
ムの前方には、通常撮影とパノラマ撮影との切換えを行
なうための遮光部材6a,6bが設けられており、カメ
ラ背面に設けられた切換え操作部21の操作により作動
する。そして、裏蓋2には識別マーク写し込み装置7お
よびファインダ24が設けられている。
【0013】識別マーク写し込み装置7としては、本実
施例では、通常撮影時のデータ写し込み装置と共用する
ために、マトリクスアレイ型電気光学デバイスが使用さ
れている。かかる電気光学デバイスとしてはバックライ
ト付液晶モジュールやLED発光モジュールが使用可能
であり、通常撮影時には日付などのデータを通常撮影領
域内に、またパノラマ撮影時には、そのための識別マー
クをバーコードの形式でパノラマ撮影領域外に、それぞ
れ単一の写し込み装置7によって写し込むことができる
ようになっている。
【0014】このカメラの電気系統の構成を図3に示し
ている。カメラ全体を制御する制御回路(以下「CP
U」という。)40に、測光装置41、測距装置42、
レリーズボタン25、シャッタ駆動装置43、スイッチ
46および写し込み装置7用のデコーダ・ドライバ回路
45が接続されており、デコーダ・ドライバ回路45に
は識別マーク写し込み装置7が接続されている。スイッ
チ46はスライドスイッチなどからなり、切換え操作部
21の操作によってオン・オフが切換わるものである。
例えば、本実施例では、通常撮影状態のときにスイッチ
46はオフ状態であり、パノラマ撮影状態のときにオン
状態となる構成としている。この操作部21からは、遮
光部材駆動装置44を介して遮光部材6a,6bが、シ
ャッタ駆動装置43を介してシャッタ4が、それぞれ機
械的に連動するように設けられている。
【0015】従って、使用者がレリーズボタン25を押
すと、CPU40からの信号によって、測距装置42が
複数枚のレンズ3(図1参照)の配置を制御して合焦
(ピント合わせ)を行なうとともに、測光装置41の測
光データに基づいてシャッタ駆動装置43がシャッタ4
を開閉してフィルム5の露光動作を行なう。そして、操
作部21の操作によって、遮光部材駆動装置44が遮光
部材6a,6bを駆動するとともに、スイッチ46のオ
ン・オフの制御が行なわれ、それに基づいてCPU40
がデコーダ・ドライバ回路を介して識別マーク写し込み
装置7を駆動する。なお、本実施例では、切換え操作部
21、遮光部材駆動装置44、遮光部材6a,6bによ
って切換え手段26が構成されている。
【0016】切換え手段26の構成について、図4〜6
を参照して詳細に説明する。まず、遮光部材6a,6b
の動作について説明する。遮光部材6a,6bは、その
側部にピン8aを介してアーム9a,9b,10a,1
0bの一端がそれぞれ取り付けられている。これらのア
ーム9a,9b,10a,10bの他端は、ピン8bに
よってカメラ本体1に固定されている。そしてアーム1
0a,10bにはスリット10c,10dが開設してあ
り、操作部21(図2参照)と連動する摺動部材11
が、両スリット10c,10dに摺動可能に挿通してあ
る。このように、本実施例では、摺動部材11やアーム
9a,9b,10a,10bなどによって遮光部材駆動
装置44が構成されている。
【0017】通常サイズの写真撮影を行なう場合、操作
部21の操作により、図4に示すように摺動部材11を
図面右方に位置させておき、遮光部材6a,6bがいず
れもフィルム5の有効幅を覆わないように、フィルム5
の上下に位置させる。この状態を図6において破線で示
しているが、通常撮影領域5a内の下端付近に対向する
ように、識別マーク写し込み装置7が位置している。そ
して、操作部21と連動するスイッチ46はオフ状態で
あるので、CPU40は通常撮影であることを検知し
て、デコーダ・ドライバ回路45を介して識別マーク写
し込み装置7を駆動し、日付の数字や文字などのデータ
30aをフィルム5に写し込む。
【0018】一方、パノラマサイズの写真撮影を行なう
場合、操作部21の操作により、図5に示すように摺動
部材11が図面左方に移動する。すると、アーム9a,
9b,10a,10bによって構成される平行リンク機
構により、遮光部材6a,6bはそれぞれフィルム5の
中央部方向に移動して、フィルム5有効幅内の上部およ
び下部を覆って遮光し、この遮光部材6a,6bの間隙
に細幅の透光部が形成される。すなわち、この透光部が
フィルム5のパノラマ撮影領域5bとなる(図6参
照)。このとき、識別マーク写し込み装置7はパノラマ
撮影領域5bの外部に位置している。操作部21と連動
するスイッチ46がオン状態であるので、CPU40は
パノラマ撮影であることを検知して、デコーダ・ドライ
バ回路45を介して識別マーク写し込み装置7を駆動
し、識別マーク30bをフィルム5に写し込む。なお、
本実施例では識別マーク30bとしてバーコードを採用
している。
【0019】上記構成である本実施例のカメラは、その
外部から操作部21を操作することによって、通常サイ
ズとパノラマサイズとの両方の写真撮影が可能であり、
通常撮影においては、日付などのデータ30aを通常撮
影領域5a内に写し込み、パノラマ撮影においては、バ
ーコードなどの識別マーク30bをパノラマ撮影領域5
b外部に写し込む。
【0020】このようにして撮影したフィルム5の例を
図7に示している。このフィルム5のうち、Aのコマお
よびCのコマは通常撮影であり、その撮影領域5a内に
それぞれデータ(日付を示す数字)30aが写し込まれ
ている。これに対しBのコマはパノラマ撮影であり、細
幅の撮影領域5bの外側に識別マーク30bが写し込ま
れている。
【0021】本発明に係るカメラを用いて撮影したフィ
ルムによると、通常撮影のコマA,Cとパノラマ撮影の
コマBとが混在しており、パノラマ撮影コマBにはその
撮影領域5bの外部に、パノラマ撮影であることを示す
識別マーク30bが形成されている。そこで、この識別
マーク30bの有無を検知することによって、フィルム
中のコマが通常撮影であるかパノラマ撮影であるかを識
別することができる。
【0022】第1の実施例では、この識別マーク30b
の写し込み装置7を、通常撮影において日付などのデー
タ30aを写し込むためのデータ写し込み装置と共用と
しているため、コストアップや構成の複雑化を防げる。
しかし、この構成に限定されるものではなく、種々の変
更が可能である。例えば、データ写し込み装置と識別マ
ーク写し込み装置とを別々に設ける構成としたり、識別
マーク写し込み装置のみを有し、データ写し込み装置を
もたない構成とすることも可能である。また本実施例で
は、識別マーク30bとしてバーコードを採用している
が、これに限定されず、単なる黒円などの特定の記号や
数字や文字などによってパノラマ撮影の識別を行なうよ
うにしてもよい。さらに、比較的簡単な形状の記号を写
し込む場合は、従来のデータ写し込み装置に多く用いら
れている「日」の字状に配列したセグメントによって数
字や記号を写し込む構成など、より簡単な様々な構成を
採用することが可能である。特に、識別マーク写し込み
装置とデータ写し込み装置を共用としない場合には、識
別マーク写し込み装置は特定の識別マーク形状のみをフ
ィルムに写し込み可能であればよい。
【0023】例えば、図8に示す第2の実施例のよう
に、遮光部材12aまたは12bの一部に光透過可能な
識別マーク写し込み部(穴部)12cを設け、この部分
を介してパノラマ撮影領域の外部に黒い円状の識別マー
ク(図示せず)を写し込む構成としてもよい。この場
合、識別マーク写し込み装置として複雑な構成を必要と
せず、低コスト化および構成の簡略化が可能である。
【0024】本実施例における切換え手段などの具体的
な構成は一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、切換え操作部の操作によってCPUに電気信号
が伝達される構成とし、この信号に基づいてCPUが遮
光部材駆動手段の電磁手段を作動させる構成とすること
も可能である。この場合、スイッチを別に設ける必要が
なくなる。
【0025】さらに、写し込み装置を駆動する回路を、
データ写し込み用の回路と識別マーク写し込み用の回路
とに分割し、そのいずれかをCPUが選択して写し込み
装置を駆動する構成としてもよい。特に、データ写し込
み装置と識別マーク写し込み装置とを別々に有する場合
には、それぞれの駆動回路を独立して設ける構成が採用
され得る。
【0026】以上のようなカメラによって撮影されたフ
ィルム5をプリントする自動プリント装置について、図
9を参照して説明する。この自動プリント装置全体の作
動を制御する制御回路(以下「CPU」という)31
に、センサ32、記憶回路33、印画紙供給手段34、
レンズ駆動手段35、露光手段36が接続されている。
レンズ駆動手段35は図示しない焼付用レンズを駆動す
るためのものである。
【0027】自動プリント装置の作動について説明する
と、まず図示しない供給手段により供給されたフィルム
5(図7参照)の端部(図面下方)をセンサ32により
サーチし、識別マーク30bの有無を検知する。コマ
A,Cのように通常撮影の場合は、センサ32は被写体
の画像および日付などのデータ30aのみを検知し、パ
ノラマ撮影を示す識別マーク30bがないことを確認す
る。すると、記憶回路33に記憶されている通常撮影の
露光条件に従って、所定の倍率で合焦するようにレンズ
駆動手段35により焼付用レンズを移動させるととも
に、印画紙供給手段34により長尺の印画紙(図示せ
ず)の未露光部を露光手段36に供給する。そこで、露
光手段36によってフィルム5を介して印画紙に露光す
る。
【0028】コマBのようにパノラマ撮影の場合には、
センサ32がフィルム5の端部をサーチしたときに、パ
ノラマ撮影を示す識別マーク30bを検知する。そこ
で、記憶回路33に記憶されているパノラマ撮影の露光
条件に従って、所定の倍率で合焦するようにレンズ駆動
手段35により焼付用レンズを移動させる。なお、パノ
ラマ撮影は通常撮影よりも撮影領域が小さく、しかも通
常の写真プリントよりもパノラマ写真のプリントの方が
大きいため、通常撮影よりも高倍率となるように焼付用
レンズを移動させる。そして、印画紙供給手段34によ
り長尺の印画紙の未露光部を露光手段36に供給し、露
光手段36によってフィルム5を介して印画紙に露光す
る。なお、前述の通常撮影の場合に比べると露光される
印画紙が長くなる。
【0029】このように、通常撮影とパノラマ撮影とを
識別しながら、フィルム5から印画紙への焼付けが行な
われる。この印画紙は、焼付けが完了した部分から順次
現像,定着,水洗,乾燥などの後処理工程に搬送され、
その後で1コマ毎に切断されてすべてのプリント処理が
完了する。なお、印画紙の切断を行なう前に、露光工程
においてフィルム1コマ毎に通常撮影かパノラマ撮影か
を識別した結果に基づいて、長尺の印画紙を切断すべき
間隔を設定する。そして、通常撮影のコマを焼付けた部
分とパノラマ撮影のコマを焼付けた部分とでは切断する
間隔を変えながら、印画紙を1コマ毎に適切な長さに切
断していく。
【0030】上記構成のプリント装置によると、本発明
に係るカメラで撮影したフィルムを搬送しつつ通常撮影
のコマとパノラマ撮影のコマとを識別しながら露光して
いくことができ、通常撮影とパノラマ撮影とが混在した
フィルムにおいても全自動で連続的にプリントが行なえ
る。
【0031】
【発明の効果】このように本発明に係るカメラによる
と、1本のフィルム中に通常撮影とパノラマ撮影とを混
在させても、識別マークにより1コマ毎に通常撮影であ
るかパノラマ撮影であるか識別できる。しかもこの識別
マークを写し込むための機構は、簡単な構成で低コスト
で供給できる。
【0032】また、本発明に係る自動プリント装置を用
いることにより、上記のカメラで撮影された通常撮影と
パノラマ撮影とが混在するフィルムを全自動で連続的に
プリントすることが可能になり、作業効率がよく大量の
フィルムのプリント処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの第1の実施例の断面図
【図2】第1の実施例の背面図
【図3】第1の実施例の回路ブロック図
【図4】第1の実施例の通常撮影状態を示す要部正面図
【図5】第1の実施例のパノラマ撮影状態を示す要部正
面図
【図6】第1の実施例の要部側面図
【図7】第1の実施例において撮影されたフィルムを示
す正面図
【図8】第2の実施例のパノラマ撮影状態を示す要部正
面図
【図9】本発明に係る自動プリント装置のブロック図
【符号の説明】
5 フィルム 5a 通常撮影領域 5b パノラマ撮影領域 6a,6b,12a,12b 遮光部材 7 識別マーク写し込み装置 12c 識別マーク写し込み部(穴部) 26 切換え手段 30a 通常撮影時に写し込まれるデータ(数字) 30b パノラマ撮影時に写し込まれる識別マーク(バ
ーコード) 32 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/24 G03B 17/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常撮影領域がフィルムの有効幅に実質
    的に対応する通常撮影と、パノラマ撮影領域が上記フィ
    ルムの中央部に細幅に形成されるパノラマ撮影とを切換
    え手段を介して選択的に切換えることができるパノラマ
    撮影可能なカメラにおいて、通常撮影が選択されたとき
    に通常撮影領域の外周部に日付等のデータを写し込むデ
    ータ写し込み装置は、上記パノラマ撮影が選択されたと
    に当該パノラマ撮影であることを識別可能な識別マー
    クを上記フィルムの上記パノラマ撮影領域の外部に写し
    むことを特徴とするパノラマ撮影可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、切換え手段を作動さ
    せる操作部がカメラ本体の外部から操作可能に設けてあ
    り、通常撮影とパノラマ撮影とが1本のフィルム中で混
    在して撮影可能としたことを特徴とするパノラマ撮影可
    能なカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、データ写し
    込み装置はマトリクスアレイ型の電気光学デバイスであ
    ことを特徴とするパノラマ撮影可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかのカメラに
    よって撮影されたフィルムの識別マークを読み取るセン
    サを有しており、上記読み取り結果に基づいて通常撮影
    とパノラマ撮影とを識別してそれに応じたプリント処理
    を行なうことを特徴とする自動プリント装置
  5. 【請求項5】 上記フィルム1コマ毎に、上記識別マー
    クの読み取りを行なって上記通常撮影のプリント処理と
    上記パノラマ撮影のプリント処理とを選択して連続的に
    行なうことを特徴とする請求項4に記載の自動プリント
    装置。
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