JPH037926A - プリント情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録された撮影像をプリント紙内の所望の範
囲にプリントするため、撮影像の記録に伴９てこの撮影
像をプリントすべき所望の範囲に関する情報を記録する
プリント情報記録装置に関する。

［従来技術］ これまで、ネガ等について機械焼き（同時プリントも含
む）のプリントを依頼する際、このプリントの規格は縁
有り、縁無しといった具合にそれｆれのプリントの依頼
ごとに決められた規格を選ぶしかなかった。つまり、プ
リントを依頼するフィルム単位で注文して、フィルム単
位で画一的プリントが行われていた。

プリントに任意の余白を設けたい時は機械焼きのプリン
トができず手焼き指定で余白等の規格の注文をしなけれ
ばならなかった。

［発明か解決しようとする課題］ 上記のように、機械焼きのプリントでは、１本のフィル
ムの中で縁有りと縁無しをまぜ合せて一度に注文するこ
とはできず、それぞれのサイズ毎に分けて、別々に注文
しなければならない、これは非常に複雑な注文であり、
日数もかかってしまうため、非常に取り扱いかわずらわ
しいものとなってしまっていた。

手焼き指定でプリントを依頼した場合は１機械焼き指定
に比べ非常に高価て日数もかかる。

しかも余白の寸法は寸法図を作製して注文しないと希望
通りにならないことも多く、希望のものを得るには非常
にわずられしい手続が必要であった。

そこで本発明は、撮影者が撮影像をプリント紙内の所望
の範囲にプリントするための情報を撮影と同時にフィル
ム等に記録できるプリント情報記録装置を提供すること
を目的とする。このような装置によれば、現像側では、
フィルム等に記録された撮影者の希望するプリントサイ
ズ、所望の範囲等を読み取ることにより、自動的なプリ
ントを行なうことか可能となる。

［問題を解決するための手段］ 本発明のプリント情報記録装置は１手動により操作可能
な操作部材と、記録媒体に記録された撮影像をプリント
紙内の所望の位置及び大きさの範囲にプリントするため
の情報を、前記操作部材の操作に応じて出力する出力手
段と、前記出力手段から出力された前記位置及び大きさ
に関する情報を前記記録媒体若しくは該記録媒体を収容
する容器に記録する記録手段と、を備える。

なお、ここにおいて記録媒体とは、フィルムのみを示す
ものではなく１例えば電子スチルカメラのメモリ等を含
むことはいうまでもない。

さらにプリント紙とは、印画紙のみのことを示すもので
はなく、電気スチルカメラによる撮影像をプリントする
ための用紙等を含むことも言うまでもない。

［作用］ 撮影像をプリント紙内の希望する位置及び大きさの範囲
に収めるための情報（プリント情報）を、撮影ごとに記
録媒体等に記録又は指定してゆく、これにより、記録媒
体からプリントを行なう際には、このプリント情報を読
み出して処理することにより、各撮影像をプリント紙内
の所望の位置及び大きさの範囲（以下「プリント範囲」
という、）に適宜プリントすることかできる。

［実施例］ （１）以下本発明のプリント情報記録装置の第１実例に
ついて説明を行なう。

第１図は、第１実施例のプリント情報記録装置を組み込
んだカメラを上方から見た場合の平面図である。カメラ
ボディｌの前面には鏡筒部３か設けられ、裏面にはファ
インダー接眼部４か設けられている。カメラボディｌの
上方には、レリーズ釦２と、操作部材に対応するプリン
ト範囲記録用の記録モード釦５及びプリント範囲選択釦
６と１表示手段１０７とか設けられている。

プリント範囲記録用の記録モード釦５により、撮影像を
プリント紙内の所望の位置及び大きさにプリントするた
めの情報をフィルム面に記録するプリント範囲記録モー
ドか設定される。

プリント範囲選択釦６により、撮影像を所望のプリント
範囲にプリントするための情報を選択することができる
。

プリント範囲等を表示する表示手段 １０７により、上記プリント情報が表示され撮影者はこ
れを確認することができる。

酢２図及び第３図は、表示手段１０７の表示例を示した
ものである。

ｗＳ２図（ａ）〜（ｆ）は横位置写真の場合のプリント
範囲Ａ−１，Ａ−２，Ｂ−１゜ Ｂ−２，Ｃ−１，Ｃ−２とプリント紙の範囲７ａとを示
した図である。横位置写真であることを説明するための
プリント範囲はすべて横長の状態で示している。実際の
表示において１表示手段１０７内にプリント範囲とプリ
ント紙の範囲７ａとをこのまま表示してもよいが１表示
手段１０７の枠とプリント紙の範囲７ａとを蓋用するこ
とも可能である。

第３図（ａ）〜（ｆ）は縦位置写真の場合のプリント範
囲Ｅ−１，Ｅ−２，Ｆ−１゜ Ｆ−２，Ｇ−１，Ｇ−２とプリント紙の範囲７ａとを示
した図である。

第４図は、第２図、第３図のプリント範囲に対応するプ
リント情報を４ビツトのコートで示した例である。第１
ビツトＱ。かｌのとき縦位置写真とする。第２〜第４の
ビットＱ、〜Ｑ、がすべて０のときは縁無しのプリント
を支持する情報を示すものとする。このように１６通り
のプリント情報がコード化できるか、さらにプリント情
報を増やすことが可能であることは言うまでもない。

このような４ビツトのコートはプリント範囲選択釦６で
順次選択していってもよいか、必要ならばプリント範囲
選択釦６を複数設けることも可能である。

第５図は、第１実施例の構成を示すフロック図である。

出力手段に対応するＣＰＵ１１０は、プリント範囲記録
用の記録モード釦５により操作される５ＷＩＩとプリン
ト範囲選択釦６により操作されるｓｗｔａとに接続され
る。５Ｗｌｌを一度押せばプリント情報を記録するプリ
ント範囲記録モート（以下「記録モード」という、）か
ＣＰＵｌｌ０内で選択され、再度押せば通常撮影を行な
うモードかｃｐｕｔｔｏ内で選択される。

５Ｗ１６を順次押して接点を閉じるごとに、ＣＰＵｌｌ
０内にセットされた上記４ビツトのコートの選択か第４
図の順に順次変化してゆく。

ＣＰＵｌｌ０てコード化されたプリント情報は表示手段
１０７により表示されるか、この内容はすでに第２図及
び第３図に示したものである。

またＣＰＵｌｌ０は、必要に応じてコート化されたプリ
ント情報をＬＥＤアレイ １１１に出力し、フィルム面上の撮影領域の近傍に露光
を行ない、上記コードをフィルムに記録する。

第１θ図は、このＬＥＤアレイｔｉｉを用いてプリント
情報を記録するための具体的装置を示した図である。第
１Ｏ図はカメラボディｌを背面から見た図で、裏ブタを
取り除いた状態なのでスプール１２．パトローネ室１３
、撮影レンズ１４などが示されている。

アパーチャ開口部１５の右側のエツジにはコート化され
たプリント情報を記録するためのＬＥＤアレイ１１１が
一列に並んだ状態で配置されている。

第１１図は、撮影後のフィルム１６を示した図である撮
影像１６ａのコマとコマとの間に設けられた余白部分１
６ｂ＆：ＬＥＤアレイ１１１からの光線か照射される。

この図ではＬＥＤアレイ１１１がすべて点灯した状態に
対応するＱ、、Ｑ、、ｑａ、ｑ、＝ｘのコートか記録さ
れている。

このように、ＬＥＤアレイをコマとコマの間の余白部分
に位置するように配置することは必ずしも必要ではない
０例えば、フィルム１下に設けられた孔の間に上記Ｑ、
、Ｑ、。

Ｑ、、Ｑ、のコードを記録していってもよい、この場合
、フィルム巻上に連動させてＬＥＤを点滅させるならば
、単一のＬＥＤを使用することで上記目的を達成するこ
とも可能である。ＬＥＤアレイはフィルム圧板側に設け
てもよい、さらに、本実施例ではフィルム面上にＬＥＤ
で露光を行なうことでプリント情報を記録する例が示し
であるが、フィルム容器であるパトローネに刻印等の記
録を行なってよいことは勿論であるし、電子スチルカメ
ラ等においては、カメラに設けられたメモリー素子にプ
リント情報を記録してもよい。

他方、本実施例では、ブソント＠囲記録モードを指示す
る操作部、表示手段、ＣＰＵコート処理部、ＬＥＤアレ
イかカメラに内蔵された場合を説明したが、ＬＥＤアレ
イ以外は別設としても良い。

第１２［；ｉｄは、プリント情報記録装置を有するカメ
ラの動作のフローチャートを示す。

Φ　レリーズ半押で、ブロクラムがスタートする。

■　レリーズ全押かどうかを判断する（ステップＳｌ）
、レリーズ全押の場合法のステップＳ２に進むか、レリ
ーズ半押のままだとステップＳｌをくりかえす。

■　ステップＳ２では、記録モートか設定されているか
どうかを判断する。記録モートか設定されている場合は
次のステップ Ｓ３に進むか、記録モードか設定されていない場合はス
テップＳ３をとばしてステップＳ４に進む。

■　ステップＳ３では、プリント情報をＣＰＵｌｌ０か
ら出力させ、ＬＥＤアレイ１１１を点灯させることでプ
リント情報をフィルム面に露光する。

■　ステップＳ４では、フィルムのコマに被写体像の露
光を行ない撮影を終了する。

（２）以下本発明の第２実施例の説明を行なう。

第６図は、第２実施例のプリント情報記録装置を組み込
んだカメラを示す平面図である。ＥＲＩ図のカメラと同
様の部分については説明を省略する。

プリント範囲記録用の記録モード釦５により記録モード
を設定する。プリント範囲を選択するためのカーソルキ
ー９ａ〜９ｄを操作することでプリント情報を選択する
ことか可能になる。

第７図は、カーソルキーの操作とプリント情報（プリン
ト範囲）の選択について説明する図である。

プリント範囲記録用の記録モード釦５で記録モードを設
定すると、表示手段７の外枠７ａの内側に印画紙等の範
囲を示すプリント外形７ｂが表示される。（第７図（ａ
））カーソルキー９ａ〜９ｄでカーソルの位置を決め、
設定釦８でＡ点を設定、同様にＢ点を設定すると、プリ
ント範囲７ｃが表示されプリント範囲か設定される。（
８７図（ｂ））第８図は、Ａ点とＢ点の位置をそれぞ れ４ビツトにコート化した一例を示す。

Ａ、＝８．＝０のとき横位置写真てあり、Ａ、＝Ｂ、＝
１のときは縦位置写真となる。

横位置写真と縦位置写真の選択は、記録モード釦てモー
ドの選択と同時に行なわせることで可能になる。

第９図は、第２実施例の構成を示すブ ロック図である。ＣＰＵｌ０は第５図のＣＰＵｌｌ０と
同様のものである。その他、ＬＥＤアレイ１１．表示手
段７もｔ５５図のＬＥＤアレイ１１１．表示手段１０７
と同様のものである。

記録モード釦５により操作されるのは ＳＷｌであり、設定釦８て操作されるのはＳＷ６である
。ＳＷ２〜ＳＷ５は、カーソルキー９ａ〜９ｄで操作さ
れる。このように記録モード釦５、設定釦８、カーソル
キー９ａ〜９ｄの適当な操作による信号は ＣＰＵ　１０に入力され、プリント情報として表示手段
に表示されるとともに、撮影時には、このプリント情報
がＬＥＤアレイによってフィルム面に記録される。たた
し、この実施例の場合、プリント情報は８ピッ１−にコ
ート化されていることに注意されたい、したかって、Ｃ
ＰＵ１０とＬＥＤアレイ１１との間には、８つの端子Ａ
ｏ　〜Ａ３　、　Ｂｏ　〜Ｂｚか存在する。このプリン
ト情報記録装置をカメラ本体に設けて実施した場合は、
第１実施例と同様の結果か得られるので詳細な説明は略
す。

なお、第２実施例においては、撮影像の領域と、プリン
ト範囲とが一致しない場合か生じつる。つまり、プリン
ト範囲は任意の長方形に設定できる。他方、撮影像自体
は、常にカメラのアパーチャ開口部の形状に従って一定
の長方形領域内に午えられる画像である。

したがって２選択したプリント範囲によっては撮影像に
ケラレか生じてしまう、この場合のプリントについては
、以下のプリント操作で明らかとなるであろう。

（３）プリント情報を有するネガのプリント操作につい
ての説明 第１３図は引伸機の概念を示す斜視図である。光源のラ
ンプハウス部１７からの光は図面下方に向けて射出され
る。プリント情報に対応するコートを記録したフィルム
１６を第１部分１８ａと第２ｆｌＡ分１８ｂとからなる
ネガキャリアではさみ込む、ネガキャリア１８ａ、１８
ｂは、横位置写真、縦位置写真に対応できるように矢印
の方向に９０″回転可能でそのための機構を有している
。

ネガキャリア１８ｂの開口部１８ｃに隣接してコート検
出手段１８ｄが設けである。このコート検出手段として
は、光電検出素子等が適切である。ネガキャリアてフィ
ルムを挟み込んだ場合、ネガキャリアの第１部分１８ａ
は、上記検出手段１８ｄを覆わないようなアパーチャを
有している。この結果、ランプハウス部１７からの光は
、フィルムのコード記録部分に投影される。これにより
、フィルムに記録されたプリント情報のコードが読み出
し可濠となる。

ネガの画像部を通過した光は、引伸レンズ１９を通りロ
ール状プリント紙２１上に所定の大きさの像を形成する
。ロール状プリント紙２１はイーゼル２０ａ〜２０ｃに
挟み込まれて固定される。

イーゼルマスク２０ａ、２０ｂは図示された矢印の方向
に移動可能である。イーゼルマスク２０ａ、２０ｂの移
動は、プリント情報のコードに応じて制御され、昂望の
プリント範囲にネガ上の撮影像か投影されるようにする
。

また、プリント範囲にネガ上の撮影像が収まるように、
イーゼル本体２０ｃも矢印の方向に移動可能である。

第１４図は第１３図の引伸機の制御装置の構成図であり
、コート検出手段１８ｄにより検出されたコード信号Ａ
。′〜Ａ１ Ｂｏ′〜Ｂｘ’はコート処理手段２２で処理される。横
位置写真であるかどうかの判断結果はネガキャリア制御
手段２３にに出力される。ネガキャリア制御手段２３は
、引伸機のネガキャリア１８の回転位置を制御する。ま
た、縦横位置写真の判断と、プリント範囲の判断結果と
は、イーゼル制御手段２４に出力される。イーゼル制御
手段２４は、イーゼル７スク２０ａ、２０ｂ、２０ｃの
位置を制御し、所定のプリント範囲を画定する。プリン
ト範囲に関する情報か入力された引伸倍率制御手段２５
は、引伸レンズ１９とプリント紙の距離をかえ所定の倍
率に制御する。

第１５図は、第１３図の引伸機の動作を説明するための
フローチャートである。

ｑ）起動後ネガを所定位置にセットする（ステップ５ｌ
ｌ）。

■　ステップＳ１２では、フィルム面からプリント情報
のコードを読み込む。

■　フィルム面にコートが記録されていれば、この撮影
が記録モートで行なわれていると判断してステップＳ１
４に進むか、フィルム面にコートか記録されていなけれ
ばこの撮影か記録モートで行なわれていないと判断して
ステップＳ２２に進む（ステップ５１３）。

■　ステップＳ２２に進んだ場合は２縁有り、縁無しと
いった具合に、従来通りのプリントを行なう（ステップ
Ｓ２２゜ ５２３）。

（５）　　ステップＳ１４に進んだ場合は、ステップＳ
１４．Ｓ１５．Ｓ１Ｂ、Ｓ１９を経て、横位置写真か縦
位置写真かを？４！ｌ。

ネガを各位置にセットする。

例えば、第１３図に示すロール状プリント紙２１の輻か
プリント紙の短辺となる様にロール状プリント紙２１を
所定の長さに切断して使用する場合を想定する。この場
合、第２図（ａ）〜（ｄ）のプリント範囲Ａ−１，Ａ−
２，８−１，Ｂ−２及び第３図（ａ）〜（ｄ）のプリン
ト範囲Ｅ−１゜Ｅ−２，Ｆ−１，Ｆ−２に示す様に、プ
リント紙の長辺と、プリントされる写真撮影像の長辺と
、か平行になるようなネガ及びプリント紙の位置関係は
第１３図に示すものとなる。第２図（ｅ）　、　（ｆ）
のプリント範囲Ｃ−１，Ｃ−２、第３図（ｅ）　、　（
ｆ）のプリント範囲Ｇ−１，Ｇ−２の様にプリント紙の
長辺と、プリントされる写真撮影像の短辺が平行の場合
は、イーゼル１８ａ。

１８ｂを回転させネガを第１３図に示す配置から９０°
回転させる。

■　ステップＳ１６では、プリント範囲に従って決まる
プリントされるべき像の大きさに合せて引伸し倍率を設
定する。引伸倍率はプリントされる撮影像の縦横比によ
りネガに写し込まれた画面のケラレが最小限となる様設
定する０例えば、横位置写真でプリント範囲が通常より
横長の場合は、ネガに写し込まれた撮影像の長辺とプリ
ント範囲の長辺が一致する様倍率を設定し、プリント範
囲か通常より縦長の場合はネガに厚し込まれた撮影像の
短辺とプリント範囲の長辺が一致する様倍率を設定する
。

■　次のステップＳ２０では、設定されたプリント範囲
に従い、イーゼルマスク ２０ａ、２０ｂを第１３図に示す矢印の方向に移動させ
プリント範囲を設定し、 ■　ステップＳ２１では、ネガに写し込まれた撮影像の
中心とプリント範囲の中心とか一致する様イーゼル全体
２０ｃを動かし中心位置を設定する。

■　ステップＳ１７ては露光を行なう。

［発明の効果］ 記録媒体にプリント情報を記録することにより。

現像所等におけるプリント操作が簡易なものとなる。つ
まり、記録されたプリント情報のプリントを全く自動釣
にかつ撮影者の意志通りに実施できる。

よって、■　例えば、同時プリントを注文するときであ
っても１色々なプリン ト範囲でのプリントか可能とな り、 ■　例えば、撮影コマごとにプリン ト情報を記録すればよいので、注 文時に生しる間違いがない 等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は１本発明の第１実施例を説明するため
の図である。 第６図〜第９図は、本発明の第２実施例を説明するため
の図である。 第１θ図は、本発明の第１実施例を組み込んだカメラの
裏面図である。 第１１図は、第１実施例によってフィルム面にプリント
情報を記録した例を示した図である。 第１２図は、第１実施例を組み込んだカメラの動作のフ
ローチャートである。 第１３図は、撮影像をプリント紙内の所望の範囲にプリ
ントするための引伸機の概略廉関図である。 第１４図は、第１３図の引伸機の制御装乙の構成図であ
る。 第１５図は、第１３図の引伸機の動作のフローチャート
である。 ［主要部分の符号の説明］ ５　、６　、８　、９ａ〜９ｄ−−＝操作部材１０．１
１０−・・・・・・・・・・・・・・・・・出力手段１
１．１１１・・・・・・・・・・・・・・・軸・ＬＥＤ
アレイ（記録手段） 第３図 第２図 第４図 第 図 第６ 図 （（１） （ｂ） 第７図 第１θ図 笛ｌ１図 弔 １ 図 ヌ 昧

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 手動により操作可能な操作部材と、 記録媒体に記録された撮影像をプリント紙内の所望の位
   置及び大きさの範囲にプリントするための情報を、前記
   操作部材の操作に応じて出力する出力手段と、 前記出力手段から出力された前記位置及び大きさに関す
   る情報を前記記録媒体若しくは該記録媒体を収容する容
   器に記録する記録手段と、からなることを特徴とするプ
   リント情報記録装置。