JPH11119323A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11119323A
JPH11119323A JP28556697A JP28556697A JPH11119323A JP H11119323 A JPH11119323 A JP H11119323A JP 28556697 A JP28556697 A JP 28556697A JP 28556697 A JP28556697 A JP 28556697A JP H11119323 A JPH11119323 A JP H11119323A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP28556697A
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English (en)
Inventor
Katsuji Ozawa
勝司 小澤
Hisashi Hamada
寿 浜田
Tokuji Sato
徳次 佐藤
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の記録データと任意データを記録可能な
カメラにおいて、任意データを記録するときには、所定
の記録データの設定を行う処理ステップに移行させない
ことにより記録データの記録を禁止する。 【解決手段】 任意データをフィルムに記録する任意デ
ータ写込み設定モードが設定されたときには、日付ボタ
ン35が押されてデータ設定モードに移行しても、任意デ
ータ写込み設定モードであることを認識して(ステップ
1)、撮影日時等の記録データの設定を行うステップ2
からステップ6の処理を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の記録データ
と任意データをフィルムに記録することが可能なカメラ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、一眼レフカメラ(135
フィルムを用いるものや、いわゆる中判あるいは大判カ
メラといわれるブローニーフィルムを用いるもの、更に
はフィルムホルダやAEファインダがカメラ本体に着脱
可能になったシステムカメラといわれるものも含む)に
は、液晶表示部を備え、該表示部に例えば、絞り(AV
値),シャッタ速度(TV値),露出補正量(FC値)
等の撮影データを表示するものがある。また、中判ある
いは大判カメラにあっては、該撮影データや撮影日時、
コマ番号等の必要な情報を写込みデータとしてフィルム
の所定の領域(多くの場合は、画像領域外の所定の位
置)に文字・記号等により撮影画像に対応づけて可視デ
ータ(写込みデータ)として記録するようにしたものが
ある。
【0003】また今日、撮影情報等をデータとして記録
するための磁気記録層と画像情報を記録する光学情報記
録領域とを備えた新規格フィルムを採用したアドバンス
トフォトシステム(APS)も提案されている。
【0004】ここで、写込みデータは、写込みデータの
組合せの種類や順序を定める「写込み設定」に従って、
例えば、図7のA部に示すように、年月日,露出モー
ド,AV値,TV値,FC値,フォーカスモードを文字
・記号等により記録する。
【0005】このようにしてフィルムに記録された写込
みデータや磁気データ(以下まとめていうときは「記録
データ」と称す。)は、フィルムやプリントの整理に利
用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような記録データ
は、上記のような年月日,露出モード,AV値,TV
値,FC値,フォーカスモード等のカメラから得られる
撮影に関する情報に限らず、手動操作により(例えば、
撮影者により)任意に入力される文字,記号,図形等の
任意データであってもかまわない。
【0007】一方、撮影サイズは、6×8判、6×7
判、6×6判、6×6.45判等のように1コマの撮影
幅が定められており、各コマの撮影領域に対応づけてデ
ータを記録しようとすれば文字サイズにもよるがフィル
ムに記録できる文字数には一定の限度がある。例えば、
フィルム給送方向に写込みデータを記録するものとすれ
ば、撮影サイズが6×8判のときは最大50文字程度と
なるのが一般的である。
【0008】したがって、上述の年月日,露出モード等
に加えて任意データを写込みデータとすると、記録でき
る任意データの文字数が制限されてしまう。一般に任意
データを写込みデータとしようとする場合は、任意デー
タの方を優先的に記録することの方が望まれ、年月日,
撮影データ等の記録によって、記録できる任意データの
文字数が制限されることは望ましくない。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、任意データを写込みデータとする場合には、年月
日,撮影データ等に制限されることなく、可能な限り多
くの任意データをフィルムに記録することができるよう
にするカメラを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラは、
通常は所定の記録データをフィルム上の撮影画像に対応
する所定の領域に記録し、希望に応じて任意データを所
定の領域に記録するデータ記録手段を備えたカメラであ
って、データ記録手段が、任意データの記録時には、所
定の記録データの記録を禁止するものであることを特徴
とするものである。
【0011】ここで「記録」とあるのは、フィルムに視
認可能に写し込むこと、あるいはAPSシステムのよう
にフィルムの磁気記録層に磁気データとして記録するこ
とのいずれも含むものとする。
【0012】また記録データは、カメラから与えられる
撮影に関する情報(例えば、撮影データや撮影日時、コ
マ番号等)であり、任意データは、任意に手動で入力さ
れる文字等(例えば、文字,記号,図形)の情報である
ことが望ましい。
【0013】さらに、所定の領域が撮影画像に隣接した
フィルム給送方向の領域であって、記録データおよび任
意データがフィルムに写し込まれる可視データであれば
より好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明によるカメラによれば、任意デー
タを記録する場合には通常の記録データを記録しないこ
ととし、フィルム上の所定領域に任意データのみを記録
するようにしたので、撮影サイズに応じて可能な限り多
くの任意データを記録することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるカメラの実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図5は本発明による実施の形態であるカメ
ラの上面図である。このカメラは、フィルム給送方向の
画像領域外に図7に示したような写込みデータを写し込
むことが可能なカメラであって、カメラ本体1、カメラ
本体1と着脱可能なレンズユニット2およびフィルムホ
ルダ3から成るシステムカメラであり、レンズユニット
2はアオリ機構4を介してカメラ本体1にマウントされ
ている。また、カメラ本体1には焦点板(図中矢印X)
を覆うように図示しないAEファインダが装着可能にな
っている。写込みデータを記録する記録手段は図示して
いないが、例えば、カメラ本体1に内蔵した発光素子か
ら撮影日時や撮影データ等を示すデータ画像光を照射し
て、このデータ画像光を光学系を介してカメラ本体内に
結像させるようなものが使用できる(特開平9−157
11号参照)。
【0017】カメラ本体1の図中右側面にはモード切替
ダイヤル1aおよびシャッタースピードダイヤル1bが備え
られている。また、フィルムホルダ3の上面には液晶
(LCD)からなる表示部3a、アップ/ダウンダイヤル
3b、トータルショットボタン31,フレーム番号ボタン3
2,1コマ目を設定する1stフレームセットボタン33,
撮影データ/ISO切替ボタン34,日付ボタン35,LC
Dライトボタン36からなるボタン部3cが備えられてい
る。
【0018】表示部3a(図6に示す拡大図を参照)は、
フィルム感度の他、AV値,TV値,撮影の日付,撮影
の時間,トータルショット数,フレーム番号(コマ番
号)を選択的あるいは幾つかのものを組み合わせて表示
するブロック10と、フィルム感度が自動設定モードにあ
ることを示すAUTO表示11と、前記ブロック10にフィ
ルム感度が表示されていることを示すISO表示12と、
後述する写込みデータの設定の種類を示すブロック13
と、撮影されるフィルムのフレーム番号を示すフィルム
カウンタ表示14と、フィルムホルダ3に内蔵されている
電池の消耗度を示す電池マーク表示15と、フィルムホル
ダ3に内装されたフォーマットマスク(撮影サイズを変
更するマスクであり、例えば、6×7cm判用,6×4.
5cm判用等)のサイズを示す画面サイズ表示16、使用さ
れているフィルムの種別(例えば、ブローニー判の12
0または220フィルムの種別)を示すフィルム種別表
示17との各種表示部分からなっている。
【0019】表示部3aのブロック10には、後述するよう
に写込みデータの確認を行うときは、その写込みデータ
が表示され、また、通常撮影時には使用しているフィル
ム感度(ISO感度)が自動的に判別されてその数字
(例えば、100、200、あるいは400等)が常時
表示される。また、ISO表示12も点灯する。なお、常
時表示されるデータはフィルム感度に限らず撮影データ
等その他のデータであってもかまわない。また、この常
時表示されるデータが後述する写込みデータのいずれか
と同じであってもかまわない。
【0020】上述の写込みデータの表示の切替えや写込
みデータの記録の制御は、カメラ本体1およびフィルム
ホルダ3に内蔵された図示しないCPU(マイクロプロ
セッサ)によって行われる。
【0021】以下、上記構成のカメラの作用について図
1を参照して説明する。なお、図1ではステップ番号を
#印をつけて示す(後述の図2〜図4においても同
様)。
【0022】このカメラは、電源投入SWを兼ねたモード
切替ダイヤル1aを電源投入位置に回動すると通常の写込
みデータを写し込むモードになるが、ボタン部3cの所定
のボタン(例えば、撮影データ/ISO切替ボタン34)
を押しながらモード切替ダイヤル1aを電源投入位置に回
動すると任意データ写込み設定モードになり、図1に示
すフローにしたがった処理が開始する。なお、ここで
「通常の写込みデータ」というのはカメラ(AEファイ
ンダ等のアクセサリを含む)から得られる撮影に関する
情報、例えば撮影日時,撮影データ、コマ数などを写込
みデータとしたものをいう。
【0023】任意データ写込み設定モードになると、通
常写込み設定を解除して(ステップ1;#1)、ステッ
プ2および3の任意データの写込み設定中には通常の写
込みデータを設定するための操作の受付を禁止する。次
に、任意データを展開し(文字等を入力し)(#2)、
入力された文字等を順次表示部3aのブロック10に表示す
る(#3)。任意データの展開(入力)は手動で行うも
のであり、例えば操作者がアップ/ダウンダイヤル3bを
操作して入力することもでき、あるいはカメラ本体1の
図示しない接続端子にデータ入力用のアクセサリを接続
し、該アクセサリから文字等を入力することもできる。
文字等の入力が終了したら、撮影データ/ISO切替ボ
タン34を押すことにより任意データ写込み設定モードが
終了する。
【0024】このようにして設定された任意データは、
撮影画像に対応して図7に示すようにフィルム給送方向
であって撮影された画像領域外の所定の位置に写し込ま
れる。
【0025】次に、上記のような任意データの写込み設
定が終了した後に、通常の写込みデータを設定するモー
ドが選択されたときの処理について図2〜図4を参照し
て説明する。
【0026】表示部3aのブロック10にフィルム感度が表
示されているときに、ボタン部3cの日付ボタン35,フレ
ーム番号ボタン32,撮影データ/ISO切替ボタン34の
いずれかを押すと、ブロック10に表示されるデータがフ
ィルム感度から写込みデータに切り替わり、上記任意デ
ータ設定で入力されたデータがブロック10に表示される
とともに、押されたボタンに対応して図2〜図4に示す
いずれかの処理が開始する。
【0027】なお、このとき押されたボタンとは異なる
前記いずれかのボタンをさらに押すと、新たに押された
ボタンに対応するデータがブロック10に表示され、その
ボタンに対応する図2〜図4に示すいずれかの処理に移
行する。
【0028】最初に、日付時分のデータを写し込むモー
ドと任意データ写込み設定モードとの関係について図2
を参照して説明する。
【0029】まず、電源投入時に通常の写込みデータを
写し込むモードが設定されて、日付ボタン35が押された
場合について説明する。電源投入後に日付ボタン35を押
すことにより、日付、時分のデータを設定するデータ設
定モードに移行し図2に示す処理が開始し、ステップ1
で通常の写込みデータを写し込むモードが設定されてい
ることを認識してステップ2に移行する。
【0030】この例では、日付時分の写込みパターンと
して表1並びに図2に示すように設定0から設定7まで
の8種類の写込み設定が用意されている。
【0031】
【表1】
【0032】現在設定されている写込み設定に対応する
データカウント値(例えば、設定2のときはカウント値
=2)を1インクリメントし(#2)、インクリメント
されたデータカウント値が登録されている設定数(本例
では8)より多いか否かを判断し(#3)、多い場合は
データカウント値を0にリセット(#4)してからステ
ップ5に移行し、それ以外はそのままステップ5に移行
する。ステップ5でデータカウント値に対応する写込み
設定にしたがってデータをブロック10に表示し、さらに
ステップ6に移行してそのデータを記憶手段(例えば、
EEPROM等)に記憶する。
【0033】さらに日付ボタン35を所定時間内に押すこ
とにより、上記処理が同じようにして行われる。すなわ
ち、日付ボタン35を短い時間間隔(例えば、1秒程度以
下で)で繰り返し押すことにより、ブロック10に表示さ
れるデータのパターンが巡回的に表1に示すようなもの
に切り替わり表示されている写込み設定を選択すること
ができるようになる。
【0034】一方、電源投入時に任意データ写込み設定
モードが設定されて日付ボタン35が押された場合には、
ステップ1で任意データ写込み設定モードであることを
認識するので、上記ステップ2からステップ6の処理を
行うことはない。すなわち、任意データ写込み設定モー
ドのときは任意データのみがフィルムに写し込まれ、日
付時分のデータをフィルムに写し込むことはない。
【0035】次に、撮影データを写し込むモードと任意
データ写込み設定モードとの関係について図3を参照し
て説明する。
【0036】まず、電源投入時に通常の写込みデータを
写し込むモードが設定されて、撮影データ/ISO切替
ボタン34が押された場合について説明する。電源投入後
に撮影データ/ISO切替ボタン34を押すことにより、
撮影データを設定するデータ設定モードに移行し図3に
示す処理が開始し、ステップ1で通常の写込みデータを
写し込むモードが設定されていることを認識してステッ
プ2に移行する。
【0037】この例では、撮影データの写込みパターン
として表2並びに図3に示すように設定0から設定3ま
での4種類の写込み設定が用意されている。
【0038】
【表2】
【0039】ここで、設定1が選択されたときは、レン
ズユニット2に組み込まれたレンズの絞り(AV値)
と、シャッタースピードダイヤル1bにて設定されたシャ
ッタスピード(TV値)が写込みデータとして記録され
る。また、AEファインダがカメラ本体1に装着されて
自動露出モードの選択が可能となり設定2が選択された
ときは、AEファインダにより得られる露出補正量(F
C値)が写込みデータとして記録される。さらに、AE
ファインダがカメラ本体1に装着されて設定3が選択さ
れたときは、AEファインダにより得られるAV値とT
V値とFC値が写込みデータとして記録される。
【0040】現在設定されている写込み設定に対応する
データカウント値(例えば、設定2のときはカウント値
=2)を1インクリメントする(#2)。
【0041】次に、AEファインダがカメラ本体1に装
着されているのか否かを判断し(#3)、AEファイン
ダがカメラ本体1に装着されていなければステップ4a
に移行して、データカウントが2(AEファインダ無し
の最大設定に対応するカウント値+1)であるか否かを
判断する。そして、データカウントが2であればステッ
プ5aに移行し、データカウントを0にリセットしてか
らステップ6へ移行する。一方、データカウントが2で
なければデータカウントをそのままにしてステップ6へ
移行する。
【0042】逆に、AEファインダがカメラ本体1に装
着されているときはステップ4bに移行して、データカ
ウントが4(AEファインダありの最大設定に対応する
カウント値+1)であるか否かを判断する。そして、デ
ータカウントが4であればステップ5bに移行し、デー
タカウントを0にリセットしてからステップ6へ移行す
る。一方、データカウントが4でなければデータカウン
トをそのままにしてステップ6へ移行する。
【0043】ステップ6でデータカウント値に対応する
写込み設定にしたがってデータをブロック10に表示し、
さらにステップ6に移行してそのデータを記憶手段(例
えば、EEPROM等)に記憶する。
【0044】さらに撮影データ/ISO切替ボタン34を
所定時間内に押すことにより、上記処理が同じようにし
て行われる。すなわち、撮影データ/ISO切替ボタン
34を短い時間間隔(例えば、1秒程度以下で)で繰り返
し押すことにより、ブロック10に表示されるデータのパ
ターンがAEファインダの有無に応じて巡回的に「設定
0→設定1→設定0」(フローチャートの下部(a)参
照)または「設定0→設定1→設定2→設定3→設定
0」(フローチャートの下部(b)参照)と切り替わり
表示されている写込み設定を選択することができるよう
になる。
【0045】一方、電源投入時に任意データ写込み設定
モードが設定されて撮影データ/ISO切替ボタン34が
押された場合には、ステップ1で任意データ写込み設定
モードであることを認識するので、上記ステップ2から
ステップ7の処理を行うことはない。すなわち、任意デ
ータ写込み設定モードのときは任意データのみがフィル
ムに写し込まれ、撮影データをフィルムに写し込むこと
はない。
【0046】次に、フレーム番号のデータを写し込むモ
ードと任意データ写込み設定モードとの関係について図
4を参照して説明する。
【0047】まず、電源投入時に通常の写込みデータを
写し込むモードが設定されて、フレーム番号ボタン32が
押された場合について説明する。電源投入後にフレーム
番号ボタン32を押すことにより、フレーム番号のデータ
を設定するナンバー設定モードに移行し図4に示す処理
が開始し、ステップ1で通常の写込みデータを写し込む
モードが設定されていることを認識してステップ2に移
行する。
【0048】本例では、フレーム番号を写し込むか否か
が「設定0:データの記録無し」または「 設定1:ナ
ンバー記録」を選択することによって設定できる。
【0049】現在設定されている写込み設定に対応する
データカウント値(例えば、設定1のときはカウント値
=1)を1インクリメントし(#2)、インクリメント
されたデータカウント値が登録されている設定数(本例
では2)より多いか否かを判断し(#3)、多い場合は
データカウント値を0にリセット(#4)してからステ
ップ5に移行し、それ以外はそのままステップ5に移行
する。ステップ5でデータカウント値に対応する写込み
設定にしたがってデータをブロック10に表示し、さらに
ステップ6に移行してそのデータを記憶手段(例えば、
EEPROM等)に記憶する。
【0050】さらにフレーム番号ボタン32を所定時間内
に押すことにより、上記処理が同じようにして行われ
る。すなわち、フレーム番号ボタン32を短い時間間隔
(例えば、1秒程度以下で)で繰り返し押すことによ
り、ブロック10に表示されるデータのパターンが巡回的
に「設定0→設定1→設定0」と切り替わりフレーム番
号を写し込むか否かを選択することができるようにな
る。
【0051】一方、電源投入時に任意データ写込み設定
モードが設定されてフレーム番号ボタン32が押された場
合には、ステップ1で任意データ写込み設定モードであ
ることを認識するので、上記ステップ2からステップ6
の処理を行うことはない。すなわち、任意データ写込み
設定モードのときは任意データのみがフィルムに写し込
まれ、フレーム番号のデータをフィルムに写し込むこと
はない。
【0052】なお、上記いずれの写込みデータの設定に
おいても、写込みデータの設定が終了しボタン操作を中
止すると、ボタンを離してから数秒間選択されたモード
に対応するデータをブロック10に表示した後、自動的に
フィルム感度の表示に切り替わると共に、直前の写込み
データに対応する写込みモードを示す文字が写込み表示
13に点灯する(例えば、フレーム番号であればNo.,撮
影データであればAV/TV,日付であればDATA,時分であ
ればTIME)。なお、AEファインダを装着している場合
にあっては、該AEファインダにより得られるFC値も
写込みデータとすることが可能であり、該露出補正量が
写込みデータとなっているときは+/- が写込み表示13に
点灯する。これにより、直前に確認した写込みデータが
確実に設定されていることを示すことができる。
【0053】さらに、夫々のデータを手動操作により修
正することも可能である(修正操作の方法についての説
明は省略する。)。
【0054】このカメラは、電源投入SWを兼ねたモード
切替ダイヤル1aを電源投入位置に回動すると通常の写込
みデータを写し込むモードになるが、ボタン部3cの所定
のボタン(例えば、撮影データ/ISO切替ボタン34)
を押しながらモード切替ダイヤル1aを電源投入位置に回
動すると任意データ写込み設定モードになり、図1に示
すフローにしたがった処理が開始する。
【0055】上記説明では、カメラ(AEファインダ等
のアクセサリを含む)から得られる撮影に関する情報、
例えば撮影日時,撮影データ、コマ数等や手動操作によ
り入力される文字等の任意データとをフィルムに可視可
能なデータとして写し込むものについて説明したが、本
発明はこれに限らず、アドバンストフォトシステム(A
PS)を採用するカメラにおいて、磁気記録層に記録さ
れるデータについても適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの任意データ写込み設定処
理を示すフローチャート
【図2】日付時分のデータを写し込むモードと任意デー
タ写込み設定モードとの関係を示すフローチャート
【図3】撮影データを写し込むモードと任意データ写込
み設定モードとの関係を示すフローチャート
【図4】フレーム番号のデータを写し込むモードと任意
データ写込み設定モードとの関係を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態であるシステムカメラの上
面図
【図6】上記カメラの表示部の拡大図
【図7】写込みデータの例を示す図
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズユニット 3 フィルムホルダ 4 アオリ機構 1a モード切替ダイヤル 1b シャッタースピードダイヤル 3a 表示部 3b アップ/ダウンダイヤル 3c ボタン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 徳次 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常は所定の記録データをフィルム上の
    撮影画像に対応する所定の領域に記録し、希望に応じて
    任意データを前記所定の領域に記録するデータ記録手段
    を備えたカメラにおいて、 前記データ記録手段が、前記任意データの記録時には、
    前記所定の記録データの記録を禁止するものであること
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記記録データが前記カメラから与えら
    れる撮影に関する情報であり、前記任意データが任意に
    手動で入力される文字等の情報であることを特徴とする
    請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記所定の領域が前記撮影画像に隣接し
    たフィルム給送方向の領域であり、前記記録データおよ
    び前記任意データがフィルムに写し込まれる可視データ
    であることを特徴とする請求項1または2記載のカメ
    ラ。
JP28556697A 1997-10-17 1997-10-17 カメラ Withdrawn JPH11119323A (ja)

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