JPH11271870A - データ記録機能を備えるカメラ - Google Patents

データ記録機能を備えるカメラ

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JPH11271870A
JPH11271870A JP10070768A JP7076898A JPH11271870A JP H11271870 A JPH11271870 A JP H11271870A JP 10070768 A JP10070768 A JP 10070768A JP 7076898 A JP7076898 A JP 7076898A JP H11271870 A JPH11271870 A JP H11271870A
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JP
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camera
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JP10070768A
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English (en)
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Takeshi Ishino
武 石野
Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影者にとって最適なデータを意図的にあるい
は自動的にフィルムに記録するデータ記録機能を備える
カメラを提供する。 【解決手段】プリントの表裏両面にデータを印字する第
1印字モードで撮影が行われた場合、該第1印字モード
である旨の情報と、印字モード・データ選択スイッチ4
で設定される日付の順序データおよび日付データか、時
刻データをフィルム10に記録する第1印字データ記録
手段8と、プリントの裏面のみにデータを印字する第2
印字モードで撮影が行われた場合、該第2印字モードで
ある旨の情報と、日付順序記憶手段3に記憶される日付
の順序データと、日付データと時刻データとをフィルム
10に記録する第2印字データ記録手段9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録機能を
備えるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影した被写体像が露光される撮
影画面部分のほかに該撮影された被写体像にかかるカメ
ラの諸データを記録するデータ記録部を備えるフィルム
が提案されている。そして、かかるデータ記録部を備え
るフィルムを装填可能とし、該記録部に当該カメラにか
かる所定のデータを記録可能とするデータ記録機能を備
えるカメラもまた種々のものが提案されるに至ってい
る。
【0003】さらに、この種のカメラによって所定のデ
ータが記録されたフィルムに対応したプリント装置も種
々のものが知られている。この種のプリント装置は、フ
ィルムに記録されたデータを読み取り、かかるデータに
応じてプリントを加工あるいは撮影時の日付等の情報を
盛り込むことで、プリントに新たな価値を付加すること
ができるようになっている。
【0004】近年、当該フィルムに記録するデータの幅
はさらに広がり、たとえば、特開平6−130486号
公報には、使用者がキャプションスイッチを押すと、使
用頻度の高い順にキャプションが選ばれる機能を備える
技術手段が開示されている。
【0005】さらに、特開平5−265088号公報に
おいては、「写し込みなし」で撮影した後にデートモー
ドスイッチを押すと、以前撮影したときのモードが最初
に選ばれる技術手段が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影者
にしてみれば、撮影時には日付等のデータをプリントに
印字する必要はないと思っていても、いざ写真プリント
を作成する段になって初めてこれらのデータが必要であ
ったことを痛感する場合もある。しかし日付等のデータ
は当然ながら撮影時にしか記録できない。
【0007】そこで、撮影時、撮影者はデータを記録し
ないように設定していても日付等のデータを自動的に記
録する技術手段は嘱望されるところであった。
【0008】しかし、ここでさらに問題になるのは、複
数のデータを記録する場合にデータの順序が撮影者によ
って指定されていないので、どの順序が適切なのか分か
らないということである。特に日付については、その年
月日の記載順序は撮影者の住む地域や慣習によって「年
月日」、「日月年」、「月日年」の三通りがあり、どの
順序が適切であるかは撮影者の指定を待つより他はない
次第である。
【0009】本発明はかかる状況に鑑みてなされたもの
であり、撮影者にとって最適なデータを意図的にあるい
は自動的にフィルムに記録するデータ記録機能を備える
カメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1のデータ記録機能を備えるカメラは、
装填されたフィルムのデータ記録部に当該カメラにかか
る所定のデータを記録可能なデータ記録機能を備えるカ
メラにおいて、上記データを処理する複数の処理方法の
うちのどれかを指定するかあるいは何れの処理方法も指
定しないかを設定する手段と、この設定手段によって指
定された処理方法を記憶する手段と、上記設定手段で何
れの処理方法も指定しないと設定されたときには、上記
指定しないと設定する前に上記記憶手段に記憶された処
理方法と上記データとを上記データ記録部に記録する記
録手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために本発明の第2
のデータ記録機能を備えるカメラは、複数のデータをフ
ィルムのデータ記録部へ記録することによりプリントに
印字可能なデータ記録機能を備えるカメラにおいて、上
記複数のデータを上記プリントに印字する順序および複
数のデータを上記プリントの一方の面に印字するか否か
を設定する手段と、この設定手段によって設定された順
序を記憶する手段と、上記設定手段で上記複数のデータ
を上記プリントの一方の面に印字しないと設定されたと
きには、上記一方の面に印字しないことを示すデータと
上記記憶手段に記憶された順序と上記複数のデータとを
上記データ記録部に記録する記録手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するために本発明の第3
のデータ記録機能を備えるカメラは、上記第2のデータ
記録機能を備えるカメラにおいて、上記記録手段は、該
記録手段で上記複数のデータを上記プリントの一方の面
に印字すると設定されたときには、上記プリントの少な
くとも一方の面に印字することを示すデータと上記設定
手段によって設定された順序と上記複数のデータとを上
記データ記録部に記録することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施形態であるデ
ータ記録機能を備えるカメラの主要部構成を示したブロ
ック図である。
【0015】図に示すように、本第1の実施形態のカメ
ラは、データ記録部を備えるフィルム10を装填可能と
するものであり、以下に示す構成要素を備える。
【0016】すなわち、本実施形態のカメラは、当該カ
メラ全体の制御、特に印字データの記録制御を司るカメ
ラ制御手段1と、同カメラ本体に配設され、それ自体は
公知のシャッターボタン5と、このシャッターボタン5
のオン動作に連動し、露光時(撮影時)の日付および時
刻を記憶する日時データ記憶手段2と、当該カメラにお
いて直前に設定された日付の順序にかかる情報を記憶す
る日付順序記憶手段3と、図示しないカメラ本体の外装
面に配設され、使用者の操作により複数の印字モード
(本実施形態においては2種のモード、すなわち第1印
字モードと第2印字モードとを備える)あるいは複数の
印字データを選択して設定する印字モード・データ選択
スイッチ4と、現在設定されている印字モードの種別を
表示する印字モード表示手段6と、実際にプリントに印
字される日付あるいは時刻にかかる印字データに対応す
る情報を設定された印字モードに則して表示する印字デ
ータ表示手段7と、第1印字モードが設定されている状
態で撮影が行われた場合、該第1印字モードに則した印
字データをフィルム10のデータ記録部に記録可能な第
1印字データ記録手段8と、第2印字モードが設定され
ている状態で撮影が行われた場合、該第2印字モードに
則した印字データをフィルム10のデータ記録部に記録
可能な第2印字データ記録手段9と、で主要部が構成さ
れる。
【0017】本第1の実施形態のカメラは、2種の印字
モード、すなわち、第1印字モードと第2印字モードと
を選択可能としている。このうち第1印字モードは、実
際に完成したプリントの表裏両面に、「日付」と「時
刻」とのうち少なくとも一方が印字される印字モードを
いう。また第2印字モードは、実際に完成したプリント
の裏面のみに、「日付」および「時刻」が印字される印
字モードをいう。
【0018】上記カメラ制御手段1は、たとえばCPU
で構成され、上記各構成要素を含めて当該カメラ全体の
制御を司る。
【0019】上記日時データ記憶手段2は、カメラ制御
手段1の制御下にシャッターボタン5が押圧されて撮影
動作が行われたときの日時を記憶するメモリ等で構成さ
れる。なお、該日時データ記憶手段2は独立して配設さ
れずとも、カメラ制御手段1等に内設されても良い。
【0020】上記日付順序記憶手段3は、当該カメラに
おいて直前に設定された日付の順序データ(日付の順序
情報)、たとえば本実施形態においては、「年月日」、
「月日年」、「日月年」の何れかの順序データを記憶す
る。この日付の順序データは印字モード・データ選択ス
イッチ4で選択されるが、日付順序記憶手段3は、次の
変更がなされるまで該情報を記憶する。これにより、直
前の第1印字モードで撮影した際の日付の順序データ
は、その後変更がなされない限り、次回の撮影が第2印
字モードに拠るものであったとしても、かかる印字モー
ドの印字データとして利用される。なお、詳しくは後述
する。
【0021】上記印字モード・データ選択スイッチ4
は、使用者の操作により第1印字モードと第2印字モー
ドとを選択する機能を備える。また、このモード選択に
より第1印字モードが選択された際は、操作によりさら
に複数の日付データもしくは時刻データの印字データ選
択可能とする。
【0022】上記シャッターボタン5は、押圧すること
で露光、フィルム巻き上げ等の通常の撮影機能が開始さ
れる他、上記日時データ記憶手段2、第1印字データ記
録手段8あるいは第2印字データ記録手段9等へトリガ
を与える機能を有する。
【0023】上記印字モード表示手段6は、たとえば液
晶表示装置等で構成され、当該カメラにおいて現在設定
されている印字モードを表示する。なお、該印字モード
表示手段6は、それ自体独立に設けられずとも他の表示
装置と兼用されても良く、また、ファインダ表示部の一
部として形成されてもよい。
【0024】上記印字データ表示手段7も、上記印字モ
ード表示手段6と同様に液晶表示装置等で構成され、日
付あるいは時刻データを表示する。このとき、第1印字
モードが選択され、さらに日付データを印字することが
設定されている場合は、この日付の順序、たとえば「年
月日」、「月日年」、「日月年」の何れかを表示する。
また、時刻データを印字することが設定されている場合
は、「時分」を表示する。
【0025】上記第1印字データ記録手段8は、第1印
字モードが設定されている状態で撮影(露光)が行われ
た場合、該第1印字モードが設定されている旨の印字モ
ード情報と、このとき日時データ記憶手段2に記憶され
る日時情報と、日付の順序情報と、をフィルム10のデ
ータ記録部に記録する。このとき該日時情報は印字モー
ド・データ選択スイッチ4で選択された印字データに基
づいて編集され記録される。
【0026】すなわち、撮影時、印字データ表示手段7
に表示される印字データに対応した情報がフィルム10
のデータ記録部に記録されることになる。
【0027】上記第2印字データ記録手段9は、第2印
字モードが設定されている状態で撮影(露光)が行われ
た場合、該第2印字モードが設定されている旨の印字モ
ード情報と、このとき日時データ記憶手段2に記憶され
る日時情報と、を記録する。このとき、日時情報は日付
と時刻とが記録されるが、日付の順序情報は撮影時に日
付順序記憶手段3に記憶されている日付の順序情報が記
録される。
【0028】以下、このように構成される本第1の実施
形態の作用について説明する。まず、撮影前の準備段階
として、印字モード・データ選択スイッチ4の操作によ
る印字モード、印字データの選択設定について図2を参
照して説明する。
【0029】使用者が印字モード・データ選択スイッチ
4を押す毎に、カメラ制御手段1は当該カメラの印字モ
ード・印字データを図2に示す#1〜#5の順にモード
に切り換える。このモードのうち#1〜#4は上記第1
印字モード、すなわちプリントの表裏両面に日付と時刻
との少なくとも一つが印字されるモードである。また、
#5は上記第2印字モード、すなわちプリントの裏面の
みに日付と時刻とが印字されるモードである。
【0030】モード#1〜#3は何れも第1印字モード
が選択された場合において「日付」を印字データとして
記録するモードであるが、それぞれ日付の順序が「年月
日」、「月日年」、「日月年」として記録される。ま
た、モード#4は第1印字モードが選択された場合にお
いて「時刻」を印字データとして記録するモードであ
る。
【0031】次に、印字モードの種別情報と印字データ
とをフィルム10のデータ記録部に記録する基本的な作
用を図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0032】使用者がシャッターボタン5を押すとカメ
ラ制御手段1は露光動作を行うよう各部を制御し(ステ
ップS1)、次にカメラ制御手段1は印字モード・デー
タ選択スイッチ4で設定される印字モードの種別を判定
する(ステップS2)。
【0033】ここで、第1印字モードが設定されている
場合、カメラ制御手段1は、印字データのモードが上記
#1〜#4の何れであるか、すなわち、日付モード(#
1〜#3)であるか時刻モード(#4)の何れであるか
を判定する(ステップS3)。ここで、日付モードであ
る場合は、#1、#2、#3の何れかのモードであるか
に応じて日付の順序を日付順序記憶手段3に記憶する
(ステップS4)。この後、カメラ制御手段1は、第1
印字データ記録手段8を作動せしめ、印字モードが第1
印字モードである旨の情報と、日時データ記憶手段2に
記憶された日付情報と、日付順序記憶手段3に記憶され
た日付の順序情報とをフィルム10のデータ記録部に記
録する(ステップS5)。
【0034】上記ステップS3において、時刻モードが
設定されている場合は、印字モードが第1印字モードで
ある旨の情報と、日時データ記憶手段2に記憶された情
報に基づく印字データ(時刻のデータ)をフィルム10
のデータ記録部に記録する(ステップS5)。
【0035】また、上記ステップS2において、第2印
字モードが設定されている場合、カメラ制御手段1は、
日付の順序情報を日付順序記憶手段3から読み出す(ス
テップS6)。この後、カメラ制御手段1は、第2印字
データ記録手段9を作動せしめ、印字モードが第2印字
モードである旨の情報と、日時データ記憶手段2に記憶
された日付情報と、日付順序記憶手段3に記憶された日
付の順序情報とをフィルム10のデータ記録部に記録す
る(ステップS7)。なお、このとき日付順序記憶手段
3には、当該撮影以前の印字モード・データ選択スイッ
チ4の操作によって設定された日付の順序にかかる情報
が記憶されている。
【0036】この基本的な印字モード情報等の記録作用
には、様々な具体的な作用例が考えられる。以下、これ
らの具体例を図4乃至図7に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0037】まず、2種類のモードで撮影、記録を行う
第1の具体例を図4に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0038】撮影者は先ず、印字モード・データ選択ス
イッチ4を操作して第1印字モードのうち、日付を月日
年の順序でプリントの表裏両面に印字するモードに設定
する(ステップS11)。この後、シャッターボタン5
を押すと撮影が開始され(ステップS12)、露光等が
行われる(ステップS13)。続いてカメラ制御手段1
は、「月日年」という順序を日付順序記憶手段3に記憶
する(ステップS14)。そして、第1印字データ記録
手段8により日付と、「日付をプリントの表裏に印字す
る」という情報と、「月日年」という順序をフィルム1
0のデータ記録部に記録する(ステップS15)。
【0039】次に、撮影者は、印字モード・データ選択
スイッチ4を操作してモードを切換、日付と時刻をプリ
ントの裏面のみに印字するモード(第2印字モード)に
設定する(ステップS16)。この後、シャッターボタ
ン5を押すと撮影が開始され(ステップS17)、露光
等が行われる(ステップS18)。続いてカメラ制御手
段1は、日付順序記憶手段3が記憶している「月日年」
という日付の順序を読み出す(ステップS19)。そし
て、第2印字データ記録手段9により日付と時刻と、
「日付と時刻をプリントの裏面のみに印字する」という
情報と、「月日年」という日付の順序とをフィルム10
のデータ記録部に記録する(ステップS20)。
【0040】このようにデータ記録部に所定のデータが
記録されたフィルム10は、後述するプリンタ装置によ
り実際にプリントに加工される。
【0041】この第1の具体例においては、ステップS
11〜ステップS15で撮影、記録されたフィルム10
からできあがるプリントの表裏両面には、「月日年」の
順序で日付が印字され、ステップS16〜ステップS2
0で撮影、記録したプリントには裏面のみに「月日年」
の順序での日付と時刻とが印字される。
【0042】次に、3種類のモードで撮影、記録を行う
第2の具体例を図5に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0043】撮影者は先ず、印字モード・データ選択ス
イッチ4を操作して第1印字モードのうち、日付を月日
年の順序でプリントの表裏両面に印字するモードに設定
する(ステップS21)。この後、シャッターボタン5
を押すと撮影が開始され(ステップS22)、露光等が
行われる(ステップS23)。続いてカメラ制御手段1
は、「月日年」という順序を日付順序記憶手段3に記憶
する(ステップS24)。そして、第1印字データ記録
手段8により日付と、「日付をプリントの表裏に印字す
る」という情報と、「月日年」という順序をフィルム1
0のデータ記録部に記録する(ステップS25)。
【0044】次に撮影者は、印字モード・データ選択ス
イッチ4を操作して第1印字モードのうち、時刻をプリ
ントの表裏両面に印字するモードに設定する(ステップ
S26)。この後、シャッターボタン5を押すと撮影が
開始され(ステップS27)、露光等が行われる(ステ
ップS28)。そして、第1印字データ記録手段8によ
り、時刻と、「時刻をプリントの表裏に印字する」とい
う情報とをフィルム10のデータ記録部に記録する(ス
テップS29)。
【0045】その後撮影者は、印字モード・データ選択
スイッチ4を操作してモードを切換、日付と時刻をプリ
ントの裏面のみに印字するモード(第2印字モード)に
設定する(ステップS30)。この後、シャッターボタ
ン5を押すと撮影が開始され(ステップS31)、露光
等が行われる(ステップS32)。続いてカメラ制御手
段1は、日付順序記憶手段3が記憶している「月日年」
という日付の順序を読み出す(ステップS33)。そし
て、第2印字データ記録手段9により日付と時刻と、
「日付と時刻をプリントの裏面のみに印字する」という
情報と、「月日年」という日付の順序とをフィルム10
のデータ記録部に記録する(ステップS34)。
【0046】このようにデータ記録部に所定のデータが
記録されたフィルム10は、後述するプリンタ装置によ
り実際にプリントに加工される。
【0047】この第2の具体例においては、ステップS
21〜ステップS25で撮影、記録されたフィルム10
からできあがるプリントの表裏両面には、「月日年」の
順序で日付が印字され、ステップS26〜ステップS2
9で撮影、記録されたフィルム10からできあがるプリ
ントの表裏両面には、時刻が印字され、ステップS30
〜ステップS34で撮影、記録したプリントには裏面の
みに「月日年」の順序での日付と時刻とが印字される。
【0048】次に、3種類のモードで撮影、記録を行う
第3の具体例を図6に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0049】撮影者は先ず、印字モード・データ選択ス
イッチ4を操作して第1印字モードのうち、日付を月日
年の順序でプリントの表裏両面に印字するモードに設定
する(ステップS41)。この後、シャッターボタン5
を押すと撮影が開始され(ステップS42)、露光等が
行われる(ステップS43)。続いてカメラ制御手段1
は、「月日年」という順序を日付順序記憶手段3に記憶
する(ステップS44)。そして、第1印字データ記録
手段8により日付と、「日付をプリントの表裏面に印字
する」という情報と、「月日年」という順序をフィルム
10のデータ記録部に記録する(ステップS45)。
【0050】次に撮影者は、印字モード・データ選択ス
イッチ4を操作して第1印字モードのうち、日付を日月
年の順序でプリントの表裏両面に印字するモードに設定
する(ステップS46)。この後、シャッターボタン5
を押すと撮影が開始され(ステップS47)、露光等が
行われる(ステップS48)。続いてカメラ制御手段1
は、「日月年」という順序を日付順序記憶手段3に記憶
する(ステップS49)。そして、第1印字データ記録
手段8により日付と、「日付をプリントの表裏面に印字
する」という情報と、「日月年」という順序をフィルム
10のデータ記録部に記録する(ステップS50)。
【0051】その後撮影者は、印字モード・データ選択
スイッチ4を操作してモードを切換、日付と時刻をプリ
ントの裏面のみに印字するモード(第2印字モード)に
設定する(ステップS51)。この後、シャッターボタ
ン5を押すと撮影が開始され(ステップS52)、露光
等が行われる(ステップS53)。続いてカメラ制御手
段1は、日付順序記憶手段3が記憶している「日月年」
という日付の順序を読み出す(ステップS54)。そし
て、第2印字データ記録手段9により日付と時刻と、
「日付と時刻をプリントの裏面のみに印字する」という
情報と、「日月年」という日付の順序とをフィルム10
のデータ記録部に記録する(ステップS55)。
【0052】このようにデータ記録部に所定のデータが
記録されたフィルム10は、後述するプリンタ装置によ
り実際にプリントに加工される。
【0053】この第3の具体例においては、ステップS
41〜ステップS45で撮影、記録されたフィルム10
からできあがるプリントの表裏両面には、「月日年」の
順序で日付が印字され、ステップS46〜ステップS5
0で撮影、記録されたフィルム10からできあがるプリ
ントの表裏両面には、「日月年」の順序で日付が印字さ
れ、ステップS51〜ステップS55で撮影、記録され
たフィルム10からできあがるプリントには裏面のみに
「日月年」の順序での日付と時刻とが印字される。
【0054】次に、撮影者が初めから日付と時刻をプリ
ントの裏面のみに印字するモード(第2印字モード)で
撮影する場合の具体例を図7に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0055】この例の場合、日付の順序は予め日付順序
記憶手段3が記憶している日付の順序を用いることとな
る。
【0056】撮影者は、印字モード・データ選択スイッ
チ4を操作してモードを切換、日付と時刻をプリントの
裏面のみに印字するモード(第2印字モード)に設定す
る(ステップS61)。この後、シャッターボタン5を
押すと撮影が開始され(ステップS62)、露光等が行
われる(ステップS63)。続いてカメラ制御手段1
は、このとき日付順序記憶手段3が記憶している日付の
順序、たとえば、「年月日」を読み出す(ステップS6
4)。そして、第2印字データ記録手段9により日付と
時刻と、「日付と時刻をプリントの裏面のみに印字す
る」という情報と、「年月日」という日付の順序とをフ
ィルム10のデータ記録部に記録する(ステップS6
5)。
【0057】この具体例においては、実際に撮影、記録
されたフィルム10からできあがるプリントの裏面に
は、「年月日」の順序での日付と時刻とが印字される。
【0058】以上述べたように本第1の実施形態のカメ
ラによると、撮影者が日付と時刻をプリントの裏面のみ
に印字するモードを選択設定して撮影すると、プリント
の裏面に日付と時刻が印字されるが、その日付は撮影者
にとって最適な順序で印字されることになり、日付の読
み間違いを防ぐことができる。
【0059】また、上記印字モード・データ選択スイッ
チ4(設定手段)で処理方法(第1印字モードにかかる
複数の印字データのモードの設定)を指定しない場合、
具体的には、プリントの表裏面にデータを印字しない場
合すなわちプリントの裏面にのみデータを印字する場合
(第2印字モード)が選択された場合であっても、以前
に日付順序記憶手段3(記憶手段)に記憶された処理方
法(具体的には、プリントの表裏面にデータを印字する
第1印字モードのときに記憶された処理方法)とデータ
とがフィルム10のデータ記録部に記録されるため、印
字モード・データ選択スイッチ4(設定手段)で処理方
法を指定するか否かに拘わらず常に処理方法をデータ記
録部に記録しておくことができる。
【0060】また、印字モード・データ選択スイッチ4
(設定手段)で複数のデータを写真プリントの一方の面
に印字しないと設定された場合、具体的には、プリント
の裏面にのみデータを印字する場合(第2印字モード)
が選択された場合であっても、一方の面に印字しないこ
とを示すデータと日付順序記憶手段3(記憶手段)に記
憶された日付順序と複数のデータとがフィルム10のデ
ータ記録部に記録されるため、印字モード・データ選択
スイッチ4(設定手段)の設定に拘わらず常にプリント
に印字する日付順序をデータ記録部に記録しておくこと
ができる。
【0061】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図8は、本発明の第2の実施形態であるデータ
記録機能を備えるカメラの主要部構成を示したブロック
図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素
には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0062】この第2の実施形態のデータ記録機能を備
えるカメラは、上記第1の実施形態における日付順序記
憶手段3に代わりに、日付順序記憶部11と日付順序記
憶スイッチ12とを備えたことを特徴とし、その他の構
成、作用は上記第1の実施形態と同様である。したがっ
て、ここでは差異のみの言及にとどめる。
【0063】本第2の実施形態においては、カメラ本体
に日付順序記憶スイッチ12が配設されている。使用者
により該日付順序記憶スイッチ12が押されると、その
時に設定されている印字モードが第1印字モードであっ
て、かつ、印字データのモード(図2参照)として日付
モード(図2中、#1乃至#3で示すモード)が選択さ
れている場合、かかる日付モードに対応した日付の順序
が日付順序記憶部11に記憶されるようになっている。
【0064】次に、本第2の実施形態における印字モー
ド情報等の記録作用について、図9に示すフローチャー
トを参照して説明する。このフローチャートに示す作用
例は、2種類のモードで撮影、記録を行う第1の具体例
である。
【0065】撮影者は先ず、予め日付の順序を設定す
る。すなわち、印字モード・データ選択スイッチ4を操
作して第1印字モードのうち、日付を月日年の順序でプ
リントの表裏両面に印字するモードに設定する(ステッ
プS71)。さらに、日付順序記憶スイッチ12を押し
て、このときの日付の順序を日付順序記憶部11に記憶
する(ステップS72)。
【0066】その後実際に撮影を行う際には、撮影者は
再度印字モード・データ選択スイッチ4を操作して、日
付を月日年の順序でプリントの表裏両面に印字するモー
ドに設定する(ステップS73)。この後、シャッター
ボタン5を押すと撮影が開始され(ステップS74)、
露光等が行われる(ステップS75)。そして、第1印
字データ記録手段8により日付と、「日付をプリントの
表裏に印字する」という情報と、「月日年」という順序
情報をフィルム10のデータ記録部に記録する(ステッ
プS76)。
【0067】次に、撮影者は、印字モード・データ選択
スイッチ4を操作してモードを切換、日付と時刻をプリ
ントの裏面のみに印字するモード(第2印字モード)に
設定する(ステップS77)。この後、シャッターボタ
ン5を押すと撮影が開始され(ステップS78)、露光
等が行われる(ステップS79)。続いてカメラ制御手
段1は、日付順序記憶部11が先に(ステップS72)
で記憶した「月日年」という日付の順序を読み出す(ス
テップS80)。そして、第2印字データ記録手段9に
より日付と時刻と、「日付と時刻をプリントの裏面のみ
に印字する」という情報と、「月日年」という日付の順
序とをフィルム10のデータ記録部に記録する(ステッ
プS81)。
【0068】このようにデータ記録部に所定のデータが
記録されたフィルム10は、後述するプリンタ装置によ
り実際にプリントに加工される。
【0069】この具体例においては、ステップS73〜
ステップS77で撮影、記録されたフィルム10からで
きあがるプリントの表裏両面には、「月日年」の順序で
日付が印字され、ステップS77〜ステップS81で撮
影、記録したプリントには裏面のみに「月日年」の順序
での日付と時刻とが印字される。
【0070】以上述べたように本第2の実施形態のカメ
ラによると、撮影者が日付と時刻をプリントの裏面のみ
に印字するモードを選択設定して撮影すると、プリント
の裏面に日付と時刻が印字されるが、その日付は撮影者
が自分で使いたいと考える順序で表示されることにな
り、日付の読み間違いを防ぐことができる。
【0071】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図8は、本発明の第2の実施形態であるデータ
記録機能を備えるカメラの主要部構成を示したブロック
図である。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素
には同一の符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略す
る。
【0072】この第3の実施形態のデータ記録機能を備
えるカメラは、その構成は、上記第2の実施形態とほぼ
同様であるが(図8参照)、日付順序記憶部11と日付
順序記憶スイッチ12とは、製造工場あるは販売店にお
いてのみ使用され、当該カメラの使用者にはその存在が
知らされないようになっていることを特徴とし、その他
の構成、作用は上記第1の実施形態と同様である。した
がって、ここでは差異のみの言及にとどめる。
【0073】本第3の実施形態のデータ記録機能を備え
るカメラには、製造工場あるいは販売店においてのみ調
整可能とする日付順序記憶スイッチ12が配設されてい
る。すなわち、製造時あるいは販売店において日付順序
記憶スイッチ12を用いて上記第2の実施形態の如き調
整を行うことで、当該カメラが使われる地域や習慣等に
合わせた日付順序が設定されることになる。
【0074】この製造時あるいは販売時に行う調整作業
は、図9に示すフローチャートにおいて、ステップS7
1、ステップS72の工程である。したがって、当該カ
メラの使用者は、ステップS73以降の操作のみを行え
ばよい。
【0075】これにより、使用者は自ら調整をすること
なく、最適な日付順序により日付データを記録すること
ができる。
【0076】なお、日付順序記憶手段3に記憶するのは
日付の順序そのものばかりでなく、たとえば国(日本、
米国、仏国、英国等)や地域(ヨーロッパ、北米、アジ
ア等)を記憶しても良い。この場合、日付の順序を記憶
するときには順序データを国や地域データに変換して記
憶し、読み出すときには国や地域データを順序データに
変換する。
【0077】また、本第3の実施形態において上記日付
順序記憶スイッチ12は、カバーで覆う等して使用者に
見られたり触られたりしないようにしてもよい。また、
複数のスイッチを順次にあるいは同時に押すことによっ
て日付順序記憶部11が日付の順序を記憶するようにし
て撮影者が通常のカメラ操作をする限りこの動作が行わ
れないようにしてもよい。
【0078】さらに、上述した各実施形態のデータ記録
機能を備えるカメラにおいては、日付順序記憶手段3に
記憶する情報として、日付の順序を例に挙げたが、これ
に限らず、例えば「シャッタースピード」、「絞り値」
等の露出データの順序や「レンズの焦点距離」、「被写
体距離」等撮影時のカメラ状態の順序、「おめでと
う」、「ありがとう」等キャプションの順序、等にも適
用できることはいうまでもない。
【0079】また、上記第1印字データ記録手段8と第
2印字データ記録手段9とは一体の記録手段を構成する
ものであっても良い。この場合、印字モードが第1印字
モードに設定されている場合には、上記データと、「上
記データをプリントの表裏面に印字する」という情報
と、印字データ表示手段7で示される順次情報と、をフ
ィルム10のデータ記録部に記録し、印字モードが第2
印字モードに設定されている場合には、上記データと、
「上記データをプリントの裏面のみに印字する」という
情報と、日付順序記憶手段3に記憶される順序を記録す
ることになる。
【0080】また、上記印字モード・データ選択スイッ
チ4は、上記実施形態においては、プッシュスイッチで
押す毎にサイクリックにモードが切り替わるようにした
が、状態スイッチを用いて、例えば図2の例ならば5ヶ
所の状態を持つスイッチとしてもよい。
【0081】また、日付と時刻をプリントの裏面のみに
印字する第2印字モードのとき、印字データ表示手段7
は日付と時刻を表示するように示したが、この日付を日
付順序記憶手段3に記憶された順序で表示してもよい
し、「プリントの裏面のみに日付と時刻を印字する」旨
のみを表示するようにしてもよい。
【0082】次に、上記各実施形態のデータ記録機能を
備えるカメラで諸データが記録されたフィルム10に対
応するプリント装置の実施形態について説明する。
【0083】図10は、かかるプリント装置の実施形態
の主要構成を示したブロック図である。
【0084】図に示すように、本プリント装置は、装置
全体の制御を司る制御手段21と、上記フィルム10を
装填する機構26と、該フィルム10のデータ記録部よ
り所定のデータを読み出すデータ読取手段22と、読み
取ったデータに応じて対応する印字を印画紙28の表裏
面にそれぞれ印字する表面印字手段23、裏面印字手段
24と、装填されたフィルム10の被写体像を投影する
ための光源25と、該像を結像するための結像レンズ2
7と、で主要部が構成されている。
【0085】また、フィルム10に記録された情報、デ
ータに基づいて、第1印字モードでの撮影ならば上記表
面印字手段23、裏面印字手段24をともに作動させ、
第2印字モードでの撮影ならば裏面印字手段24のみを
作動させる。そして、記録された印字モード、印字デー
タに応じたデータを印画紙28に印字する。
【0086】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) データを処理する複数の方法のうち一部を指定
するあるいは何も指定しない指定手段と、上記指定手段
が指定する方法を記憶する記憶手段と、上記指定手段の
示す方法あるいは上記記憶手段の示す方法及び上記デー
タを記録する記録手段と、を備えるデータ記録機能付き
カメラ。
【0087】(2) 上記記録手段は、上記指定手段が
複数の方法のうち一部を指定するときは上記指定手段の
示す方法を記録し、何も指定しない時は上記記憶手段の
示す方法を記録することを特徴とする、(1)記載のデ
ータ記録機能付きカメラ。
【0088】(3) 上記記録手段は、上記指定手段が
複数の方法のうち一部を指定するときにその方法を記録
する指定記録手段(第1印字データ記録手段)と、上記
指定手段が何も指定しないときに上記記憶手段の示す方
法を記録する無指定記録手段(第2印字データ記録手
段)と、を備えることを特徴とする(1)記載のデータ
記録機能付きカメラ。
【0089】(4) 上記記録手段は、上記データの内
記録手段が記録する方法に必要なデータのみを記録する
ことを特徴とする(1)記載のデータ記録機能付きカメ
ラ。
【0090】(5) 上記記憶手段は、上記記録手段が
上記指定手段の示す方法を記録したときの方法を記憶す
ることを特徴とする(1)記載のデータ記録機能付きカ
メラ。
【0091】(6) 上記記憶手段は、上記記録手段が
上記指定手段の示す方法を記録したときの方法を記憶
し、上記記録手段が上記記憶手段の示す手段を記録した
ときは上記記憶手段の内容を更新しないことを特徴とす
る(1)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0092】(7) 上記記憶手段は、上記指定手段が
複数の方法のうち一部を指定したときの方法を記憶する
ことを特徴とする(1)記載のデータ記録機能付きカメ
ラ。
【0093】(8) 上記記憶手段は、方法記憶手段
(順序記憶手段)と、記憶指定手段(シャッターボタ
ン)と、を備え、記憶指定手段を操作するとそのとき上
記指定手段の示す方法を方法記憶手段が記憶することを
特徴とする(1)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0094】(9) 上記記憶手段は、上記記憶指定手
段を操作しても上記指定手段が何も指定していないとき
は上記方法記憶手段の内容を更新しないことを特徴とす
る(1)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0095】(10) 上記記憶手段は、方法記憶手段
と、記憶可否指定手段(制御手段)と、を備え、記憶可
否指定手段の内容が「記憶可能」ならば方法記憶手段が
上記指定手段の示す方法を記憶し、「記憶不可」ならば
方法記憶手段の内容を一切更新しないことを特徴とする
(1)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0096】(11) 上記記憶手段は、方法記憶手段
と、記憶指定手段と、記憶指定可否手段と、を備え、記
憶指定可否手段の内容が「記憶可能」ならば記憶指定手
段を操作したときの上記指定手段の示す方法を方法記憶
手段が記憶し、「記憶不可」ならば方法記憶手段の内容
を一切更新しないことを特徴とする(1)記載のデータ
記録機能付きカメラ。
【0097】(12) 上記記憶手段は、方法記憶手段
と、記憶指定手段と、記憶切り換え手段(選択スイッ
チ)と、を備え、記憶切り換え手段の内容が「記憶指定
手段」ならば記憶指定手段を操作したときの上記指定手
段の示す方法を方法記憶手段が記憶し、「記録手段」な
らば上記記録手段が記録したその方法を方法記憶手段が
記憶することを特徴とする(1)記載のデータ記録機能
付きカメラ。
【0098】(13) 上記指定手段は、上記データを
記憶するデータ記憶手段と、上記データを表示するデー
タ表示手段と、指定手段の示す方法を表示する方法表示
手段と、を備えることを特徴とする(1)記載のデータ
記録機能付きカメラ。
【0099】(14) 上記指定手段は、上記データを
記憶するデータ記憶手段と、上記データを表示するデー
タ表示手段と、指定手段の示す方法を表示する方法(モ
ード)表示手段と、指定手段の示す方法を切り替える切
り替え手段と、備えることを特徴とする(1)記載のデ
ータ記録機能付きカメラ。
【0100】(15) 上記データ表示手段は、上記指
定手段の示す方法に基づいてデータを表示することを特
徴とする(1)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0101】(16) 上記データ表示手段は、上記指
定手段が複数の方法のうち一部を指定する時は上記指定
手段の示す方法に基づいてデータを表示し、何も指定し
ないときは上記記憶手段の示す方法に基づいてデータを
表示することを特徴とする(13)記載のデータ記録機
能付きカメラ。
【0102】(17) 上記データ表示手段は、上記指
定手段の示す方法又は上記記憶手段の示す方法に必要な
データのみを表示することを特徴とする(13)記載の
データ記録機能付きカメラ。
【0103】(18) 上記方法表示手段は、上記指定
手段が複数の方法のうち一部を指定するときは上記指定
手段の示す方法を表示し、何も指定しないときは上記記
憶手段の示す方法を表示することを特徴とする(13)
記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0104】(19) 上記方法表示手段は、上記指定
手段が複数の方法のうち一部を指定するときは上記指定
手段の示す方法を表示し、何も指定しないときはその旨
を表示することを特徴とする(13)記載のデータ記録
機能付きカメラ。
【0105】(20) 上記切り替え手段は、これを操
作すると方法がサイクリックに切り替わることを特徴と
する(14)記載のデータ記録機能付きカメラ。
【0106】(21) 上記切り替え手段は複数の状態
を持ち、それぞれの状態が複数の方法のうち一部を指定
することを特徴とする(14)記載のデータ記録機能付
きカメラ。
【0107】(22) 上記指定手段は、複数のデータ
を記憶するデータ記憶手段と、上記データをプリントの
表裏に表示するかあるいはプリントの裏面のみに表示す
るかを示す記録表示手段と、上記プリントに表示される
データとその順序を表示するデータ表示手段と、上記プ
リントに表示されるデータの順序を表示する切り替え手
段と、上記記録表示手段の内容がプリントの表裏に表示
するとなっている場合に上記データと「上記データをプ
リントの表示に表示する」という情報と上記データ表示
手段で示される順序をフィルムに記録する表示記録手段
と、を備え、上記記憶手段は、上記表示記録手段がフィ
ルムに記録したときの上記表示手段で示される順序を記
憶する順序記憶手段を備え、上記記録手段は、上記記録
表示手段の内容がプリントの裏面のみに表示するとなっ
ている場合に上記データと「上記データをプリントの裏
面のみに表示する」という情報と上記順序記憶手段で示
される順序をフィルムに記録する非表示記録手段を備え
る、ことを特徴とする(1)記載のデータ記録機能付き
カメラ。
【0108】(23) 上記順序記憶手段は、順序記憶
部と順序記憶スイッチとからなり、順序記憶スイッチを
押すとそのときにデータ表示手段が示す順序を順序記憶
部が記憶することを特徴とする(22)記載のデータ記
録機能付きカメラ。
【0109】(24) 複数のデータをフィルムのデー
タ記録部へ記録することによりプリントに印字可能なデ
ータ記録機能付きカメラにおいて、上記複数のデータを
上記プリントに印字する順序および複数のデータを上記
プリントの一方の面に印字するか否かを設定する設定手
段と、上記設定手段によって設定された順序を記憶する
記憶手段と、上記設定手段で上記複数のデータを上記写
真プリントの一方の面に印字しないと設定されたときに
は、上記一方の面に印字ないことを示すデータと上記記
憶手段に記憶された順序とを上記データ記録部に記録
し、上記設定手段で上記複数のデータを上記写真プリン
トの一方の面に印字すると設定されたときには、上記プ
リントの少なくとも一方の面に印字することを示すデー
タと上記設定手段によって設定された順序とを上記デー
タ記録部に記録する記録手段と、上記設定手段で設定さ
れた上記複数のデータを上記プリントの一方の面に印字
するか否かを示すデータと上記複数のデータを上記プリ
ントに印字する順序とを表示する表示手段と、を具備す
ることを特徴とするデータ記録機能付きカメラ。
【0110】(25) データ記録部を有するフィルム
を使用可能であり、写真プリントの作成時に複数のデー
タを上記写真プリントに印字するために、上記データ記
録部に上記印字用の複数のデータを記録可能なカメラに
おいて、上記写真プリントに上記複数のデータを印字す
る際の印字順序を設定する設定手段と、上記設定手段に
よって設定された順序を記憶する記憶手段と、上記写真
プリントの表面に上記複数のデータを印字することを禁
止する禁止手段と、上記禁止手段によって上記印字が禁
止された状態においては、上記写真プリントの表面への
印字が禁止されていることを示すデータと、上記記憶手
段の内容に従って順序づけられた上記複数のデータの上
記データ記録部に記録する記録手段と、を具備すること
を特徴とするデータ記録機能付きカメラ。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
影者にとって最適なデータを意図的にあるいは自動的に
フィルムに記録するデータ記録機能を備えるカメラを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるデータ記録機能
を備えるカメラの主要部構成を示したブロック図であ
る。
【図2】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード、印字データの選択設定方
法を示した説明図である。
【図3】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モードの種別情報と印字データと
をフィルムのデータ記録部に記録する基本的な作用を示
したフローチャートである。
【図4】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード情報等の記録作用の一具体
例を示したフローチャートである。
【図5】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード情報等の記録作用の他の具
体例を示したフローチャートである。
【図6】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード情報等の記録作用の他の具
体例を示したフローチャートである。
【図7】上記第1の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード情報等の記録作用の他の具
体例を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態であるデータ記録機能
を備えるカメラの主要部構成を示したブロック図であ
る。
【図9】上記第2の実施形態のデータ記録機能を備える
カメラにおいて、印字モード情報等の記録作用の一具体
例を示したフローチャートである。
【図10】上記各実施形態のデータ記録機能を備えるカ
メラに適用されるデータ記録部を備えるフィルムに対応
したプリント装置の主要構成を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…カメラ制御手段 2…日時データ記憶手段 3…日付順序記憶手段 4…印字モード・データ選択スイッチ 5…シャッターボタン 6…印字モード表示手段 7…印字データ表示手段 8…第1印字データ記録手段 9…第2印字データ記録手段 10…フィルム 11…日付順序記憶部 12…日付順序記憶スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填されたフィルムのデータ記録部に当
    該カメラにかかる所定のデータを記録可能なデータ記録
    機能を備えるカメラにおいて、 上記データを処理する複数の処理方法のうちのどれかを
    指定するかあるいは何れの処理方法も指定しないかを設
    定する手段と、 この設定手段によって指定された処理方法を記憶する手
    段と、 上記設定手段で何れの処理方法も指定しないと設定され
    たときには、上記指定しないと設定する前に上記記憶手
    段に記憶された処理方法と上記データとを上記データ記
    録部に記録する記録手段と、 を具備することを特徴とするデータ記録機能を備えるカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 複数のデータをフィルムのデータ記録部
    へ記録することによりプリントに印字可能なデータ記録
    機能を備えるカメラにおいて、 上記複数のデータを上記プリントに印字する順序および
    複数のデータを上記プリントの一方の面に印字するか否
    かを設定する手段と、 この設定手段によって設定された順序を記憶する手段
    と、 上記設定手段で上記複数のデータを上記プリントの一方
    の面に印字しないと設定されたときには、上記一方の面
    に印字しないことを示すデータと上記記憶手段に記憶さ
    れた順序と上記複数のデータとを上記データ記録部に記
    録する記録手段と、 を具備することを特徴とするデータ記録機能付きカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 上記記録手段は、該記録手段で上記複数
    のデータを上記プリントの一方の面に印字すると設定さ
    れたときには、上記プリントの少なくとも一方の面に印
    字することを示すデータと上記設定手段によって設定さ
    れた順序と上記複数のデータとを上記データ記録部に記
    録することを特徴とする請求項2に記載のデータ記録機
    能を備えるカメラ。
JP10070768A 1998-03-19 1998-03-19 データ記録機能を備えるカメラ Withdrawn JPH11271870A (ja)

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