JPH10161232A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH10161232A
JPH10161232A JP8324472A JP32447296A JPH10161232A JP H10161232 A JPH10161232 A JP H10161232A JP 8324472 A JP8324472 A JP 8324472A JP 32447296 A JP32447296 A JP 32447296A JP H10161232 A JPH10161232 A JP H10161232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
silver halide
halide film
camera
synthesizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8324472A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP8324472A priority Critical patent/JPH10161232A/ja
Publication of JPH10161232A publication Critical patent/JPH10161232A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時に、銀塩フイルムに露光した画像と合
成用画像との合成処理結果を確認できる。 【解決手段】 銀塩フィルム15への露光動作に伴い、
露光された被写体像とほぼ等価な電子画像を撮像素子8
で取り込み、画像処理回路10内のメモリ素子に記憶す
る。撮影者が、メモリ12に予め記憶されている複数の
合成用画像の中から一つを選択すると、上記電子画像と
この選択された合成用画像とを合成し、モニタ11上に
表示する。撮影者により選択された上記合成用画像もし
くはそれに対応する情報は、上記銀塩フィルムを巻き戻
す時に上記銀塩フィルム15上の磁気記録部15aに記
録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報記録部を有する
銀塩フィルムを装填可能なカメラに関し、さらに詳しく
は、画像合成情報を上記情報記録部に記録可能なカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来からの135(35mm)ロ
ールフィルムに代わって、IX240カートリッジフィ
ルムというフィルムが実用化された。このフィルムの特
徴は、磁気記録部が設けられていることである。この磁
気記録部の1つの利用方法として、撮影に同期して文字
や記号や画像を表すコードを記録しておき、プリント時
はその記録情報を読み取って印画紙上に写し込んで合成
するということがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録し
た情報が印画紙上のどの位置にどのように合成されるか
は、出来上がったプリントを見ないと判らない。そし
て、もしその合成位置が撮影者の意図に合わない場合に
は、撮影者は現像所に合成位置の変更や合成しないプリ
ントの作成を再依頼しなければならない。
【0004】本発明は上述の課題に鑑み、撮影時に画像
合成結果を確認できるカメラを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のカメラは、情報記録部を
有する銀塩フィルムを装填可能なカメラであって、上記
銀塩フィルムへの露光動作に伴い、上記銀塩フィルム上
に露光された被写体像とほぼ等価な電子画像を記憶する
記憶手段と、上記銀塩フィルム上に露光された被写体像
に合成すべき画像を選択する選択手段と、上記記憶手段
から読み出された電子画像と、上記選択された合成用画
像とを合成してモニタ装置に表示する表示手段と、上記
選択された合成用画像に関する情報を上記情報記録部に
記録する記録手段とを具備するので、撮影者は、上記銀
塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等価な電子画
像と選択された合成用画像とを合成し、合成処理結果を
モニタ装置に表示させることができる。
【0006】また、本発明の請求項2に記載のカメラ
は、上記記録手段が、上記銀塩フィルムを巻き戻す際に
上記合成用画像に関する情報を撮影駒毎の磁気記録部に
記録する。
【0007】また、本発明の請求項3に記載のカメラ
は、モニタ装置を有するカメラであって、銀塩フィルム
への露光に同期して、その銀塩フィルム上に露光された
被写体像とほぼ等価な電子画像を記憶する記憶手段と、
撮影者が所望するときに、上記記憶された電子画像を上
記モニタ装置に表示する電子画像表示手段と、上記表示
された画像を見ながら、予め用意された複数の合成用画
像データの少なくとも1つを上記電子画像に合成して上
記モニタ装置に表示する画像合成手段と、上記合成用画
像データもしくはそれに対応する情報を上記銀塩フィル
ムの情報記録部に記録する記録手段とを具備する。
【0008】さらに、本発明の請求項4に記載のカメラ
は、情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能なカメ
ラであって、上記銀塩フィルムへの露光に同期して、上
記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等価な電
子画像を取り込む電子画像取込手段と、予め用意された
複数の合成用画像の中から、上記銀塩フィルムに露光さ
れた被写体像に基づいて鑑賞用画像を生成する際に、こ
の鑑賞用画像に合成する画像を選択する選択手段と、上
記選択された合成用画像と上記電子画像とを合成処理す
る合成手段と、上記合成手段によって合成処理された電
子画像を表示するモニタ手段とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の詳細を説明
する前に、この実施形態に係るカメラの本発明に関連す
る部分の特徴を説明する。第1に、このカメラは磁気記
録部の如き情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能
である。第2に、上記銀塩フィルムへの露光に同期して
上記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等価な
電子画像を取込み、その電子画像をモニタ装置に表示す
ることが可能である。第3に、予め用意された複数の合
成用画像データの中から所望のものを選択すると、上記
電子画像と合成した形で上記モニタ装置に表示すること
が可能である。第4に、その合成用画像データもしくは
それを表すコードがプリント時の参考情報として、その
駒に対応する上記情報記録部に記録される。
【0010】次に、本発明を適用したカメラの構成につ
いて、図1のブロック図を用いて説明する。このカメラ
は、カメラシーケンスを制御する制御回路9と、その制
御回路9からの制御信号に従って動作する種々の機構と
から構成されている。
【0011】まず、このカメラに装着された撮影レンズ
には、撮影光学系1と絞り部材13が設けられている。
この絞り部材13は、撮影時には設定された絞り開口値
まで絞り込むように絞り駆動機構20によって駆動され
る。
【0012】撮影光学系1の後方のカメラ本体のミラー
ボックス内には、被写体光を上方に反射するための可動
ミラー2が配置されている。この可動ミラー2の上方に
は、被写体像を結像するためのフォーカシングスクリー
ン3と、このフォーカシングスクリーン3に結像した被
写体像を撮影者に導くファインダ光学系を構成するペン
タプリズム4と、ファインダ接眼部5とが配置されてい
る。従って、被写体観察時には通常のカメラと同様にフ
ァインダにより被写体像を観察することが可能である。
【0013】また、可動ミラー2は被写体光の一部を透
過するハーフミラー構造になっており、その後方にはサ
ブミラー6が配置されていて、露光動作の直前までは、
上記可動ミラー2を透過した被写体光がこのサブミラー
6で図面上の左斜め下方に導かれる。また、可動ミラー
2はミラーボックスの上方に可動軸2aを有し、サブミ
ラー6はミラーボックスの底部側に可動軸6bを有して
いて、撮影時、つまり銀塩フィルムへの露光動作時には
ミラー駆動機構21によって被写体光路外に退避するよ
うに駆動される。
【0014】ミラーボックスの底部には被写体像をアナ
ログイメージデータに変換するための電荷結像素子(C
CD)などの撮像素子8が設けられており、サブミラー
6で反射された被写体光を受けるようになっている。
【0015】この撮像素子8は画像処理回路10に接続
されており、この画像処理回路10は制御回路9からの
制御信号に応答して撮像素子8の制御を行ったり、撮像
素子8からのアナログイメージデータをデジタルイメー
ジデータに変換したり、このデジタルイメージデータを
モニタ11に表示する。さらに、この画像処理回路10
には、複数の合成用画像データ(この中には、画像とし
て登録された文字や記号も含まれる)が記憶されている
メモリ12が接続されている。このメモリ12は、カメ
ラ本体のスロット12aに着脱可能なICカードであ
り、カメラ本体に装着した状態においては画像処理回路
10からのアドレス指示信号に応じて、そのアドレスに
格納されている合成用画像データを選択し、画像処理回
路10からの転送指令に応じて画像処理回路10に向け
て出力する。
【0016】そして、その合成用画像データは、画像処
理回路10の内部で上述のデジタルイメージデータと合
成されてモニタ11に表示される。このメモリ12に記
憶されているデータは規格化されたもので、1つのデー
タには1つのデータコードが割り当てられており、カメ
ラ、プリント装置およびその他周辺機器の間においても
データコードのみでその内容を特定できるようになって
いる。このメモリ12をカメラ本体に着脱可能なICカ
ードにした理由は、ICカードを交換するだけで実質的
に無数の合成用画像データを準備できるからである。な
お、この画像合成に関する一連の動作に関しては、後に
詳述する。
【0017】カメラ本体内に装填された銀塩フィルム1
5は、フィルム給送機構23によって駆動される。そし
て、その給送量は、フィルム移動量検知機構24によっ
て検知される。
【0018】また、銀塩フィルム15の裏面(ベース
面)には、磁気記録部15aが設けられており、磁気ヘ
ッド25で磁気情報が記録可能である。磁気記録部15
aに記録する磁気記録データは制御回路9で生成され、
磁気記録回路26が、その磁気記録データを受けて磁気
ヘッド25を駆動して銀塩フィルム15上の磁気記録部
15aに記録する。
【0019】銀塩フィルム15の前面にはシャッタ14
が配置されており、撮影時にはシャッタ駆動機構22に
よって開閉制御される。また、制御回路9には、メイン
スイッチ31、撮影モードと表示モードのいずれか一方
を設定するためのモードスイッチ32、フィルムカート
リッジを装填するカートリッジ室のフタの開を検知する
ためのフタスイッチ33、モニタ11に表示される画像
を選択するための表示アップスイッチ34および表示ダ
ウンスイッチ35、 レリーズスイッチ36、合成用画
像データを選択するための選択スイッチ37、合成処理
が不要であることを指示するための合成不要スイッチ3
8、巻戻動作の実行を指示する巻戻スイッチ41が接続
されている。
【0020】図2は、画像処理回路10とその周辺回路
の詳細説明図である。画像処理回路10の内部には画像
処理のシーケンスを制御するコントロール回路101
と、撮像素子8から出力されるアナログデータをデジタ
ルデータに変換するためのA/D変換回路102と、こ
のA/D変換回路の出力をデジタルイメージデータとし
て一時的に記憶するフレームメモリ103と、このフレ
ームメモリ103に記憶されたデジタルイメージデータ
とメモリ12から選択的に出力された合成用画像データ
とを合成処理してモニタ11に表示する画像合成処理回
路104と、フレームメモリ103に一時記憶されたデ
ジタルイメージデータを銀塩フィルム15の撮影駒番号
に対応するようにメモリ素子に記憶する画像メモリ10
5が含まれている。
【0021】この画像処理回路10は、制御回路9から
送信された制御データに基づいて、次に示す画像取込動
作、画像表示動作、画像合成動作、画像記憶動作、およ
び画像再生動作の各動作を実行する。 (画像取込動作)制御回路9からの「画像取込指示信
号」を受けると、コントロール回路101は撮像素子8
に対して積分、つまり電荷蓄積動作の開始を指示する。
そして、撮像素子8より積分終了信号が返信されたら、
続いてA/D変換回路102およびフレームメモリ10
3を動作状態にして、撮像素子8の出力をA/D変換回
路102により順次デジタル値に変換してフレームメモ
リ103に記憶させる。そして、一連の取込動作が終了
したら制御回路9に対して「取り込み完了信号」を送信
する。 (画像表示動作)制御回路9からの「画像表示ON指示
信号」を受けると、コントロール回路101はモニタ1
1を表示可能状態に設定した後にフレームメモリ103
に記憶されているデジタルイメージデータを画像合成処
理回路104を介してモニタ11に表示させる。また、
制御回路9からの「画像表示OFF指示信号」に応じて
モニタ11を非表示状態にする。 (画像合成動作)制御回路9からの「画像合成指示信
号」を受けると、その信号に含まれる情報(合成用画像
データを示すコード)に従ってメモリ12に記憶された
合成用画像データのアドレスを設定し、そのアドレスの
合成用画像データを画像合成処理回路104に転送させ
る。画像合成処理回路104は、先にモニタ11に表示
したデジタルイメージデータとその合成用画像データと
を合成処理して再表示する。なお、上記「画像合成指示
信号」には、合成処理を行わないことを指示する信号も
含むものとする。 (画像記憶動作)制御回路9からの「画像記憶指示信
号」を受けると、コントロール回路101は画像メモリ
105に対してその信号に含まれる撮影駒番号情報に対
応するデータ記憶アドレスを指示する。その後、フレー
ムメモリ103に記憶されたデジタルイメージデータを
画像メモリ105に転送する指示を出す。 (画像再生動作)制御回路9からの「画像再生指示信
号」を受けると、コントロール回路101はその信号の
一部として送信された撮影駒番号情報に対応するアドレ
スを設定し、上述の画像メモリ105にアクセスする。
そして、そのアドレスに記憶されているデジタルイメー
ジデータをいったんフレームメモリ103に移す。
【0022】図3は、本発明を適用した一眼レフカメラ
の外観斜視図である。カメラ本体42の背面の上部には
上記ファインダ接眼部5の接眼レンズ57が、グリップ
部の上部には前述のレリーズスイッチ36を作動させる
レリーズ釦40が、背面の中央部には上記モニタ11に
おける画面表示用のモニタ画面53がそれぞれ設けられ
ている。上記背面のモニタ画面53の外側には、カメラ
を不動作にして制御回路の消費電力が最小になるモード
である省エネモード(図中、OFFで示す)、撮影モー
ド(図中、EXPで示す)、表示モード(図中、DIS
Pで示す)のいずれかを選択的に設定するためのスライ
ド式で手動操作されるモード設定部材44が設けられて
おり、このモード設定部材44は、前述のメインスイッ
チ31およびモードスイッチ32を作動させる。
【0023】また、上記背面のモニタ画面53を挟んで
モード設定部材44と反対側には、画像メモリ105
(図2参照)に既に記憶されている電子画像を選択して
表示するためのアップ釦45とダウン釦46の2つのプ
ッシュ式の釦が配置されており、アップ釦45は表示ア
ップスイッチ34を作動させ、ダウン釦46は表示ダウ
ンスイッチ35を作動させる。また、ダウン釦46の下
方には、上述の合成用画像データの選択スイッチ37を
作動させるセレクト釦(図中、SELで示す)47と、
上述の合成不要スイッチ38を作動させるクリア釦(図
中、CLRで示す)48が配置されている。
【0024】なお、カメラ本体42の下面には、フィル
ムカートリッジを装填可能なカートリッジ室を開閉する
ための不図示のカートリッジ室フタが配置されている。
この図において、まず、上記モード設定部材44を「O
FF」側から「EXP」側に移動操作し、その後にカメ
ラ本体42を被写体に向けてレリーズ釦40を操作する
と、はじめに撮像素子8により電子画像を取り込み、そ
の直後にミラー駆動機構21によって可動ミラー2およ
びサブミラー6を被写体光路外に退避させ、銀塩フィル
ム15上への被写体像の露光が行われる。従って、撮像
素子8により、銀塩フィルム15上に露光された被写体
像とほぼ等価な電子画像を得ることができる。
【0025】次に、撮影者が所望する任意の時点で、モ
ード設定部材44を「DISP」側に移動操作すると、
上記電子画像の再生が可能になる。この時でモニタ画面
53に表示される電子画像は、最新の撮影画像に対応す
るものである。そして、アップ釦45またはダウン釦4
6を操作すると、現在表示されている画像以外の電子画
像(ダウン釦46が操作されれば1つ前の電子画像であ
り、アップ釦45が操作されれば次の電子画像)が画像
メモリ105(図2参照)から読み出されて表示され
る。
【0026】また、モニタ画面53には、上記の画像表
示とともに現在選択されている合成用の画像が合成処理
されて表示される。その概念図が図4である。図4
(a)には、撮影された電子画像(図中、撮影画像と記
す)を、図4(b)には、イラストや飾り枠などの合成
用画像を、図4(c)には、合成処理された画像をそれ
ぞれ示す。
【0027】合成用の画像はセレクト釦47の操作に応
じて複数用意された画像の中から撮影者が任意に選択で
きる。また、合成処理を行いたくない場合には、クリア
釦48を操作すれば合成処理が行われることなく、撮影
された電子画像のみが表示される。
【0028】図5は、制御回路9の動作フローチャート
である。このフローチャートにおいては、モード設定部
材44を「OFF」以外の位置に移動操作した場合、つ
まり、メインスイッチ31をオフからオンにした場合に
は<スタート>から、フィルムカートリッジを交換して
カメラのカートリッジ室フタを閉じた場合、つまり、フ
タスイッチ33をオフにした場合には<空送り>から動
作が始まる。
【0029】なお、上記<スタート>から始まった場合
には、最初にS3の<フィルム情報読み込み>サブルー
チンにてフィルムのISO感度や撮影可能枚数に関する
情報を読み込む。一方、上記<空送り>から始まった場
合には、新たなフィルムカートリッジをカメラに装填し
た場合であるので、最初にS1の<空送り>サブルーチ
ンを実行してフィルムを1枚目まで空送りし、続いて駒
数カウンタに1を入れた後に、S3に進む。この駒数カ
ウンタは、これから撮影する駒の番号を記憶しておくカ
ウンタで、撮影済み枚数はこのカウント値から1を引い
た値である。
【0030】次に、S4にて撮影モードであるか、表示
モードであるかをチェックする。ここで、撮影モードで
ある、つまり、モード設定部材44が「EXP」の位置
に移動操作されていた場合には、S5にてレリーズ釦4
0が操作がされているか、つまり、レリーズスイッチ3
6がオンであるか否かをチェックする。
【0031】上記モード設定部材44によるモード変更
操作またはレリーズ釦40によるレリーズ操作がなされ
るまでの間はS4とS5を繰り返しているが、レリーズ
操作がなされた場合にはS6に進んで、画像処理回路1
0に対して画像取込指示信号を送信する。
【0032】続いて、画像処理回路10より画像取込完
了信号が返信されるのをS7で待ち、返信されたらS8
に進んで<露光>サブルーチンを実行する。このサブル
ーチンは、上述のミラー駆動機構21、絞り駆動機構2
0、シャッタ駆動機構22などを制御して、可動ミラー
2、サブミラー6、絞り部材13、シャッタ15などを
駆動するサブルーチンである。
【0033】露光動作が終了したら、S9に進んで画像
処理回路10に対して画像記憶指示信号を送信する。こ
の信号には、前述のように撮影駒番号情報、具体的には
駒数カウンタの内容が含まれており、画像処理回路10
はその情報によって撮影駒番号と画像データ記憶アドレ
スとを関連つけて画像メモリ105に格納する。
【0034】続いて、S10にて最終駒の露光が終了し
たか否かを判定する。これは、S3にて読み込んだ撮影
可能枚数情報と現在の駒数カウンタの内容とを比較する
ことで行われる。ここで、最終駒でないと判断したらS
11に進んで<一駒巻上>サブルーチンを実行する。こ
のサブルーチンは、フィルム15を一駒分給送する動作
である。そして、S12にて駒数カウンタに1を足す。
その後、S13にて巻戻スイッチ41をチェックして、
オンであればS16の<巻戻>サブルーチンに進む。
【0035】一方、巻戻スイッチ41がオンでなけれ
ば、S14に進んでメインスイッチ31の状態をチェッ
クする。ここで、メインスイッチ31がオフであれば、
全動作を停止して省エネ状態に移行する。この省エネ状
態とは、カメラの制御回路をほぼ停止させて、電力の消
費を最低な状態にするものである。なお、この省エネ状
態から復帰するためには、メインスイッチ31を再びオ
ンすれば良く、その時は再び<スタート>から始まるよ
うになっている。
【0036】一方、S14にてメインスイッチ31がオ
フでなければ、再びS4に戻ってこれまでの動作を繰り
返す。S10に戻って、最終駒の露光動作が終了したと
判断したら、S15にて巻戻スイッチ41をチェック
し、オン になっていればS16に進んで<巻戻>サブ
ルーチンを実行する。なお、この<巻戻>サブルーチン
に関しては後に詳述する。そして、この<巻戻>サブル
ーチンが終了した後はフィルム交換待ち状態になり、フ
ィルム交換操作以外は受け付けなくなる。
【0037】S15に戻って、巻戻スイッチ41がオン
でなければS17に進んでモードスイッチ32の状態を
チェックする。ここで、撮影モードのままであればS1
9に進んでメインスイッチ31の状態をチェックし、メ
インスイッチ31がオフでなければ再びS15に戻る。
一方、メインスイッチ31がオフになっていれば、前述
と同様に省エネ状態に移行する。
【0038】さて、S4やS17にて、撮影モードでな
いと判断された場合、つまりは表示モードが設定されて
いた場合には、<表示>サブルーチンが実行される。こ
の<表示>サブルーチンは、過去に露光動作に連動して
記憶したデジタルイメージデータを読み出してモニタ画
面53上に表示するとともに、その画像にユーザが好み
の画像を合成処理するためのサブルーチンである。
【0039】次に、図6に示すフローチャートに基づい
て、上記<表示>サブルーチンの詳細を説明する。はじ
めにS31において、駒数カウンタの内容が1であるか
チェックする。ここで、駒数カウンタの内容が1であれ
ば、現時点では1枚も撮影されていないことを表してい
るので、何の処理も行わずリターンする。
【0040】一方、駒数カウンタの内容が1でなけれ
ば、S32に進んで駒数カウンタの内容から1を引いた
値を表示レジスタに入れる。この表示レジスタは、モニ
タ画面53上に表示するデジタルイメージデータの番号
を管理するためのレジスタであり、その内容が駒数カウ
ンタの内容から1を引いた値であれば最新の撮影駒番号
を表している。
【0041】次に、S33にて画像再生指示信号を画像
処理回路10に送信する。前述のように、この信号には
撮影駒番号に関する情報が含まれており、この信号を受
けた画像処理回路10は、その撮影駒番号に対応するデ
ジタルイメージデータを画像メモリ105より読み出し
て、フレームメモリ103に移す。なお、この撮影駒番
号に関する情報は上述の表示レジスタの内容に基づいて
作成される。
【0042】続いて、S34にて画像表示ON指示信号
を画像処理回路10に送信する。前述のように、この信
号を受けた画像処理回路10はフレームメモリ103に
あるデジタルイメージデータをモニタ画面53上に表示
する。
【0043】次に、S35にて第1番目の合成用画像デ
ータのデフォルト設定を行うとともに、設定された合成
用画像データを示すコードにより画像合成指示信号を生
成する。この設定においては、予めメモリ12に記憶さ
れている合成用画像データの中で比較的汎用性の高いデ
ータをデフォルトデータとして設定している。
【0044】続いて、S36にて画像合成指示信号を画
像処理回路10に送信する。前述のように、この信号に
は設定された合成用画像データを示すコードが含まれて
おり、これを受けた画像処理回路10はそのコードに従
ってメモリ12に記憶された合成用画像データを読み出
す。そして、モニタ画面53上にすでに表示されている
デジタルイメージデータと上記合成用画像データとを合
成処理し、合成処理された画像をモニタ画面53上に再
表示する。
【0045】次に、S37にてセレクト釦47に連動す
る選択スイッチ37をチェックする。このスイッチがオ
ンしていれば、撮影者は現在の合成用画像とは異なる合
成用画像を選択操作していることになるので、S38に
進んで次の合成用画像データを設定するとともに、設定
された合成用画像データを示すコードで新たな画像合成
指示信号を生成してからS41に進む。
【0046】一方、S37にて選択スイッチ37がオン
でない場合は、S39に進んでクリア釦48に連動する
合成不要スイッチ38をチェックする。このスイッチが
オンしていればS40に進んで、先に設定された合成用
画像データを解除(クリア)し、合成処理を行わないこ
とを示すコードで新たな画像合成指示信号を生成してか
らS41に進む。
【0047】S41においては、プリント時にどの合成
用画像データを用いて合成処理を行うかをプリント装置
に指示するための磁気記録データを設定し、その後はS
36に戻る。この磁気記録データは各駒に対応して設け
られた磁気データレジスタに記憶され、撮影終了後の巻
戻時にフィルム15上の対応する撮影駒の磁気記録部1
5aに磁気記録される。もちろん、合成処理を行わない
ように指示した場合には、それを表す磁気記録データが
設定される。磁気記録に関しては、後に詳述する。
【0048】S39に戻って、合成不要スイッチ38が
オンでなければ、次にS42で表示ダウンスイッチ35
をチェックする。ここで、表示ダウンスイッチ35がオ
ンしていれば撮影者が一つ前のデジタルイメージデータ
の表示を所望していることになる。その場合には、まず
S49にて表示レジスタの内容が1であるか否かをチェ
ックする。ここで、この内容が1であればすでに最初の
デジタルイメージデータが表示されていることになるか
ら、その場合は何の処理も行わずにS35に戻る。一
方、その内容が1でなければS50に進んで表示レジス
タの内容から1を引いてからS33に戻る。
【0049】また、S43で表示アップスイッチ34を
チェックする。表示アップスイッチ34がオンしていれ
ば撮影者が一つ後のデジタルイメージデータの表示を所
望していることになるので、その場合にはS46にて表
示レジスタの内容から駒数カウンタの内容を引いた値が
1であるか、つまり現在モニタ画面53上に表示してい
るデジタルイメージデータが最新の撮影駒に対応するも
のであるかをチェックする。ここで、その結果が1であ
ればそれ以上のデジタルイメージデータを選択すること
はできないので、S47に進んで表示レジスタに1を入
れることよって表示レジスタの内容をリセットし、つま
り、一駒目の露光画像に対応するデジタルイメージデー
タを選択し、S33に戻る。
【0050】一方、S46の判定結果が1でなければS
48にて表示レジスタの内容に1を足してから、S33
に戻る。ところで、S42、S43のチェックにて、表
示ダウンスイッチ35、表示アップスイッチ34ともに
オンでなければ、S44に進んでモードスイッチ32が
撮影モードに切り替わっているか否かをチェックし、切
り替わっていなければを経由してS37に戻り、切り
替わっていればS45にて画像処理回路10に画像表示
OFF指示信号を送信した後にリターンする。
【0051】次に、図7に示すフローチャートに基づい
て、上記<巻戻>サブルーチンの詳細を説明する。この
サブルーチンは、フィルムが最終駒まで撮影されて巻戻
スイッチ41が操作された時、またはフィルムが最終駒
まで撮影される前に撮影者が意図的に巻戻スイッチ41
を操作した時に実行される。そして、このサブルーチン
は、上述の各撮影駒に対応して設けられた磁気データレ
ジスタの内容を各撮影駒に対応する磁気記録部15aに
記録する機能も有している。
【0052】まず、S61にてフィルム給送機構23に
含まれる不図示のフィルム給送モータを逆転させて巻戻
を開始させる。次に、S62にて<磁気記録>サブルー
チンを実行する。この<磁気記録>サブルーチンは、巻
戻動作中に銀塩フィルム15面上の磁気記録部15aに
磁気データレジスタの内容を最下位ビットから1ビット
ずつ最上位ビットまで順次記録するものである。なお、
この磁気記録に関する具体的な手法は、従来より種々提
案されているのでここでは詳細説明を省略する。
【0053】また、この記録動作は、銀塩フィルムが一
駒分巻き戻されるよりも短時間で終了するので、<磁気
記録>サブルーチンからリターンしたら、続いてS63
にて一駒分の巻戻が終了するのを待つ。一駒分の巻戻が
終了したら、S64にて駒数カウンタから「1」を引
き、そしてS65にて駒数カウンタが「0」になったか
否かをチェックする。駒数カウンタがまだ「0」になっ
ていなければ、次の駒の磁気記録データを記録するため
に再びS62に戻る。
【0054】一方、駒数カウンタが「0」になったら、
巻戻が完了したと判断して、S66にて所定時間待った
後に、S67にてフィルム給送モータを停止してリター
ンする。
【0055】以上説明した第1の実施の形態に係るカメ
ラによれば、上記銀塩フィルムへの露光に同期して上記
銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等価な電子
画像を取込み、その電子画像をモニタ装置に表示し、予
め用意された複数の合成用画像データの中から所望のも
のを選択すると、上記電子画像と合成した形で上記モニ
タ装置に表示することが可能であるので、撮影者の所望
するイラストや飾り枠等を合成したプリントを作成しよ
うとした場合に、撮影時に合成結果を確認できる。ま
た、その合成用画像データもしくはそれを表すコードが
プリント時の参考情報として、その駒に対応する上記情
報記録部に記録されるでの、合成情報を別途現像所に提
出する必要もない。 (変形例)上述した第1の実施の形態に係るカメラか
ら、以下に示すような種々の変形例を創出することが可
能である。
【0056】上述の実施の形態においては、銀塩フィル
ム15の磁気記録部15aなどの情報記録部に記録する
情報は合成用画像データを表す規格化されたコードであ
る。しかし、記録する情報はそれに限ったものではな
く、例えば、合成用画像データそのものをデータ圧縮し
た状態で記録しておいても良い。そうすると、プリント
装置側では記録されているデータを解凍(伸長)して合
成するだけなので、カメラとプリント装置間での合成用
画像データの規格化が不要になり、システムが簡単にな
る。その場合には、メモリ12に記憶されている合成用
画像データをユーザ自身が作成することも可能になる。
なお、上記の圧縮/解凍方法や合成用画像データの作成
方法は公知の技術を応用すれば十分である。
【0057】また、合成用画像データをICカードによ
りカメラ本体に入力したが、コネクタ部材を介してパー
ソナルコンピュータなどの情報処理装置から直接入力す
るようにしてもよいし、光カード等のその他の記憶媒体
を使用してもよい。
【0058】また、情報記録部に記録した合成画像に関
する情報は、プリント時にどの合成用画像データを用い
て合成処理を行うかをプリント装置に指示するために使
用するように説明した。しかしその利用法はこれに限定
されず、上記銀塩フィルムに露光された被写体像に基づ
いて鑑賞用画像を生成する種々の装置で使用可能であ
る。たとえばフィルムスキャナなどのフィルム画像の取
り込み装置において活用し、フィルム画像を読み取った
後に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用い
た画像処理時に活用してもよい。そうすることにより、
容易に合成した画像を得ることができる。
【0059】また、複数の合成用画像データから一つを
選択するために選択スイッチ37を設けたが、別途のス
イッチを設けて、合成位置を撮影者が任意に選択可能に
構成してもよい。
【0060】さらに、以上のような形態により実施され
る本発明は、その他にも本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。以上、本発明の実施形
態に基づいて説明したが本明細書中には以下の発明が含
まれる。すなわち、 (1) 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能な
カメラにおいて、上記銀塩フィルムへの露光に同期し
て、上記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等
価な電子画像をメモリ素子に記憶する記憶手段と、任意
のタイミングで上記電子画像を読み出してモニタ装置に
表示する表示手段と、上記モニタ装置に表示された電子
画像を見ながら、撮影した被写体像に合成すべき画像を
選択する選択手段と、上記選択された合成用画像に関す
る情報をその駒に対応する上記情報記録部に記録する記
録手段と、を具備していることを特徴とするカメラ。 (2) 上記記録手段は、上記フィルムを巻き戻す際に
上記合成画像に関する情報を上記撮影駒毎の磁気記録部
に記録することを特徴とする上記(1)に記載のカメ
ラ。 (3) モニタ装置を有するカメラにおいて、銀塩フィ
ルムへの露光動作に伴い、その銀塩フィルム上に露光さ
れた被写体像とほぼ等価な電子画像を取り込む電子画像
取込手段と、この電子画像をメモリ素子に記憶する記憶
手段と、撮影者が所望するときに、上記記憶された電子
画像を上記モニタ装置に表示する電子画像表示手段と、
複数の合成用画像をカメラに入力する入力手段と、上記
複数の合成用画像の中から、上記銀塩フィルムに露光さ
れた被写体像に基づいて鑑賞用画像を生成する際に、こ
の鑑賞用画像に合成する画像を選択する選択手段と、上
記表示された電子画像を見ながら、予め用意された複数
の合成用画像の少なくとも1つを上記電子画像に合成し
て上記モニタ装置に表示する画像合成手段と、上記合成
用画像もしくはそれに対応する情報を上記銀塩フィルム
の情報記録部に記録する記録手段と、を具備すること特
徴とするカメラ。 (4) 上記(3)のカメラにおいて、上記入力手段は
ICカード、光カード等の記憶媒体を装着可能なソケッ
トを含む。 (5) 上記(3)のカメラにおいて、露光動作を行う
撮影モードと、画像合成および表示を行う表示モードと
を切り換える切換手段を有し、撮影モードが選択されて
いる場合には画像合成および表示を行わない。 (6) 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能な
カメラにおいて、上記銀塩フィルムへの露光動作に伴
い、上記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等
価な電子画像を記憶する記憶手段と、現像する際に使用
する合成用画像の入力手段と、上記記憶手段から読み出
された電子画像と、上記合成用画像とを合成してモニタ
装置に表示する表示手段と、上記合成用画像に関する情
報を上記情報記録部に記録する記録手段と、を具備して
いることを特徴とするカメラ。 (7) 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能な
カメラにおいて、上記銀塩フィルムへの露光に同期し
て、上記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等
価な電子画像を取り込む電子画像取込手段と、予め用意
された複数の合成用画像の中から、上記銀塩フィルムに
露光された被写体像をプリントする際に合成する画像を
選択する選択手段と、上記選択された合成用画像と上記
電子画像とを合成処理する合成手段と、上記合成手段に
よって合成処理された電子画像を表示するモニタ手段
と、を具備していることを特徴とするカメラ。 (8) 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填可能な
カメラにおいて、上記銀塩フィルムへの露光に同期し
て、上記銀塩フィルム上に露光された被写体像とほぼ等
価な電子画像を取り込む電子画像取込手段と、予め用意
された複数の合成用画像の中から、上記銀塩フィルムに
露光された被写体像をフィルム画像取り込み装置で取り
込んで画像処理する際に合成する画像を選択する選択手
段と、上記選択された合成用画像と上記電子画像とを合
成処理する合成手段と、上記合成手段によって合成処理
された電子画像を表示するモニタ手段と、を具備してい
ることを特徴とするカメラ。
【0061】
【発明の効果】撮影時に上記銀塩フィルム上に露光され
た被写体像とほぼ等価な電子画像と選択された合成用画
像とを合成して表示するので、撮影者は事前に合成処理
結果を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るカメラの構成を説
明するブロック図である。
【図2】 上記カメラの画像処理回路とその周辺回路の
詳細説明図である。
【図3】 上記カメラの外観斜視図である。
【図4】 上記カメラにおける画像合成処理を説明する
概念図である。
【図5】 上記カメラの制御回路の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】 上記カメラの制御回路の動作のうち、<表示
>サブルーチンの詳細を説明するフローチャートであ
る。
【図7】 上記カメラの制御回路の動作のうち、<巻戻
>サブルーチンの詳細を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
8 撮像素子 9 制御回路 10 画像処理回路 11 モニタ 12 メモリ 15 銀塩フィルム 15a 磁気記録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填
    可能なカメラにおいて、 上記銀塩フィルムへの露光動作に伴い、上記銀塩フィル
    ム上に露光された被写体像とほぼ等価な電子画像を記憶
    する記憶手段と、 上記銀塩フィルム上に露光された被写体像に合成すべき
    画像を選択する選択手段と、 上記記憶手段から読み出された電子画像と、上記選択さ
    れた合成用画像とを合成してモニタ装置に表示する表示
    手段と、 上記選択された合成用画像に関する情報を上記情報記録
    部に記録する記録手段と、 を具備していることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記記録手段は、上記銀塩フィルムを巻
    き戻す際に上記合成用画像に関する情報を撮影駒毎の磁
    気記録部に記録することを特徴とする請求項1に記載の
    カメラ。
  3. 【請求項3】 モニタ装置を有するカメラにおいて、 銀塩フィルムへの露光に同期して、その銀塩フィルム上
    に露光された被写体像とほぼ等価な電子画像を記憶する
    記憶手段と、 撮影者が所望するときに、上記記憶された電子画像を上
    記モニタ装置に表示する電子画像表示手段と、 上記表示された画像を見ながら、予め用意された複数の
    合成用画像データの少なくとも1つを上記電子画像に合
    成して上記モニタ装置に表示する画像合成手段と、 上記合成用画像データもしくはそれに対応する情報を上
    記銀塩フィルムの情報記録部に記録する記録手段と、 を具備すること特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 情報記録部を有する銀塩フィルムを装填
    可能なカメラにおいて、 上記銀塩フィルムへの露光に同期して、上記銀塩フィル
    ム上に露光された被写体像とほぼ等価な電子画像を取り
    込む電子画像取込手段と、 予め用意された複数の合成用画像の中から、上記銀塩フ
    ィルムに露光された被写体像に基づいて鑑賞用画像を生
    成する際に、この鑑賞用画像に合成する画像を選択する
    選択手段と、 上記選択された合成用画像と上記電子画像とを合成処理
    する合成手段と、 上記合成手段によって合成処理された電子画像を表示す
    るモニタ手段と、 を具備していることを特徴とするカメラ。
JP8324472A 1996-12-05 1996-12-05 カメラ Withdrawn JPH10161232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8324472A JPH10161232A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8324472A JPH10161232A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161232A true JPH10161232A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18166193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8324472A Withdrawn JPH10161232A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10161232A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39524E1 (en) 1997-02-20 2007-03-20 Eastman Kodak Company Hybrid camera system with electronic album control

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39524E1 (en) 1997-02-20 2007-03-20 Eastman Kodak Company Hybrid camera system with electronic album control

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0851274B1 (en) Still camera
JP3303922B2 (ja) 画像捕獲デバイスにおけるライブ・ビューおよび即時レビューのための方法および装置
JP3914705B2 (ja) ディジタル・カメラおよびその動作制御方法
JPH10232440A (ja) 自動アルバム作成機能を有するハイブリッドカメラシステムおよびそれを使用した撮影方法
US6724502B1 (en) Digital camera and image displaying method
JP2002010133A (ja) カメラ装置
JP2002152567A (ja) 電子カメラ
JP3391107B2 (ja) プリントの注文受付方法
US6055381A (en) Silver film camera capable of displaying an electronically picked-up image
JPH10161232A (ja) カメラ
JP2002051238A (ja) 電子カメラ
JP2001133874A (ja) プリント情報記録可能なカメラ
JPH1048730A (ja) 電子的画像表示手段を有するカメラ
JP3576450B2 (ja) カメラ
JPH1048734A (ja) カメラ
JP2002350960A (ja) カメラ
JPH103120A (ja) モニタ画面を有するカメラ
JP4076278B2 (ja) 電子カメラ
JP2003204508A (ja) デジタルカメラ
JP3391106B2 (ja) プリントの注文受付方法
JPH10142675A (ja) プリント情報記録可能なカメラ
JPH1078612A (ja) 銀塩カメラ
JP2000092372A (ja) 電子スチルカメラ
JPH11150673A (ja) デジタルカメラ
JPH11258687A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302