JPH04223454A - プリント写真の作成方法及びプリンタ - Google Patents

プリント写真の作成方法及びプリンタ

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JPH04223454A
JPH04223454A JP41444790A JP41444790A JPH04223454A JP H04223454 A JPH04223454 A JP H04223454A JP 41444790 A JP41444790 A JP 41444790A JP 41444790 A JP41444790 A JP 41444790A JP H04223454 A JPH04223454 A JP H04223454A
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池上 真平
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和生 塩田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真の作成方
法に関し、特に、画面のアスペクト比と引伸し倍率、画
面中心が自由に選定できるプリント写真の作成方法及び
プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パノラマ写真を作成する場合、従来は、
専用のパノラマカメラを用いてパノラマ撮影し、このネ
ガフイルムを用いてプリントする方法や、通常のカメラ
で水平方向にカメラの向きを変えて何枚か撮影し、プリ
ント時に境界を重ね合わせる方法等がある。しかしなが
ら、これらの方法は専用カメラを用いたり、プリント時
に複雑な処理を行ったりする必要があり、一般的に用い
られるまでにはいたっていないのが現状である。これに
対し、通常のカメラで広角撮影しプリント時に画面のア
スペクト比を変えて横や縦に長くした擬似パノラマ写真
や、プリント時にプリント倍率を変えた擬似ズーム写真
等を作成する方法が、例えば、特開平1−282533
号、米国特許第4,357,102号、同3,490,
844号、同4,583,831号、同4,639,1
11号、同4,652,104号等で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各提案では、擬似
パノラマ写真は広角レンズで撮影したフイルムが前提と
なっており、擬似ズームプリント(フイルムに記録され
た情報に従ってプリント時に倍率を変えて露光し、望遠
レンズによる撮影と同じ結果が得られるようにしたプリ
ント)との併用は考慮されていない。しかしながら、実
際に各シーンの構図を検討すると望遠レンズで撮影した
シーンでも細長いプリントサイズである擬似パノラマサ
イズに仕上げることで新鮮な且つ迫力のあるプリントが
得られることが判ってきた。また、撮影時には、特に擬
似ズームプリントやパノラマプリントに仕上げることを
考えずに撮影したシーンでも、プリント仕上り後にこれ
を眺めてみると、倍率やアスペクト比、画面中心等を変
えることで新しい魅力のある写真になることもある。こ
のような擬似パノラマ写真や擬似ズーミング写真、トリ
ミング写真の要望に対し、現行のプリンタではこれに容
易に対応することができないという問題がある。また、
単にアスペクト比や擬似ズーム倍率を変えると、撮影日
付や時刻の焼込位置が不自然になるという問題もある。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、擬似パノラマ写真や擬似ズーミング写真、トリミ
ング写真を簡単にしかも自動的に作成することができる
ようにした写真プリントの作成方法及びプリンタを提供
することを目的とする。また、擬似パノラマ写真や擬似
ズーミング写真を作成する際に、撮影日付等の焼込位置
が不自然となることのないようにプリントサイズに対応
する位置にデータを焼き込むことができるようにしたプ
リンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮影の際や撮影後に、画面のアスペクト
比と擬似ズーム倍率とプリント画面の中心位置とを指定
する情報を、写真フイルムの記録媒体に記録し、プリン
ト時に、上記情報を読み取って、引伸し倍率、ペーパー
マスクの開口サイズ、写真フイルムとペーパーとの相対
位置関係、ペーパー送り量を変更するようにしたもので
ある。
【0006】また、別の発明は、写真フイルムの記録媒
体に記録された、画面のアスペクト比情報、擬似ズーム
倍率情報、プリント画面の中心位置指定情報を読み取る
手段と、読み取ったアスペクト比情報に基づきペーパー
マスクの開口サイズを切り換える手段と、読み取った擬
似ズーム倍率情報に基づき焼付レンズのプリント倍率を
変更する手段と、読み取ったプリント画面の中心位置指
定情報に基づき写真フイルムとペーパーとの相対位置関
係を変更する手段と、読み取ったアスペクト比情報に基
づきペーパー送り量を変更する手段とにより、プリンタ
を構成したものである。更に、別の発明は、上記プリン
タに、読み取った撮影日及び/又は撮影時刻情報に基づ
き撮影日等のデータをペーパーに焼付露光するデータ記
録手段と、読み取ったアスペクト比情報に基づきデータ
記録手段を所定位置に変更する手段とを設けたものであ
る。
【0007】
【実施例】第2図に、撮影情報等の記録が可能な新タイ
プのフイルムカートリッジ11を示す。このフイルムカ
ートリッジ11は、基本的には従来のフイルムカートリ
ッジと同じであり、カートリッジ本体11aと、このカ
ートリッジ本体11a内に回動自在に取り付けられたス
プール11bと、このスプール11bに一端が固定され
て巻き取り収納された写真フイルム13とから構成され
ている。そして、新タイプのフイルムカートリッジ11
の大きな特徴は、フイルムベースに磁気記録層14を備
えており、撮影情報やプリント情報、フイルム種情報等
をフイルムに記録することができる点と、フイルム頭出
し機能を有する点との2点である。なお、本実施例では
磁気記録層14は画面から外れた位置にトラック状に形
成しているが、この外にフイルム全面に亘って透明な磁
気記録層を形成してもよい。
【0008】カートリッジ本体11aは、合成樹脂製の
半割り部材を接合して角箱状に形成されており、フイル
ム13の出入り口16と、スプール11bの係合端部1
7を外部に露出させるための孔18とを備えている。そ
して、フイルム出入り口16には遮光用テレンプ19が
貼付されている。また、カートリッジ本体11aのフイ
ルム収納室20は、スプール11bにフイルム13が巻
き取られた時の最大巻取り径とほぼ同じ大きさの内径で
形成されている。これにより、スプール11bをフイル
ム巻取り方向とは反対のフイルム給送方向へ回転すると
、フイルム13の先端がフイルム収納室20の内壁面で
案内されてフイルム出入り口16から外部に出るフイル
ム頭出しが行える。なお、本実施例では、カートリッジ
本体11aを角箱状に形成して、これらを積み重ねて集
積する時の安定性を向上させているが、この形状は従来
のように円柱状であってもよい。
【0009】フイルム先端部13aは、丸くラウンドカ
ットされており、フイルム頭出し時、及びフイルムをカ
メラ側の巻取り軸に案内する時の、フイルム送り抵抗が
小さくされている。この先端部13aには、パーフォレ
ーション21が形成されており、これにカメラ側のスプ
ロケットが係合し、フイルム頭出し後にフイルム先端部
13aをカメラ内の巻取り軸まで送り込む。更に、パー
フォレーション21はカメラの巻取り軸の爪に係止され
、フイルムが巻取り軸に確実に巻き取られる。また、画
像記録部13bには位置決め用パーフォレーション22
が各コマ23に1個ずつ形成されており、このパーフォ
レーション22を機械的にあるいは光学的に検出するこ
とで、カメラの露光枠にフイルムの各コマ23を順次セ
ットする。
【0010】第3図に示すように、カメラには擬似ズー
ミングを行うためのズームスイッチ31が設けられてい
る。このズームスイッチ31をテレ又はワイド側に操作
することにより、ファインダ倍率変更部32はファイン
ダ33内のレンズ35をスイッチ31の信号に応じて移
動させて被写体をズーミングする。このズーミング時の
レンズ位置信号はデータ発生回路36に送られる。デー
タ発生回路36はレンズ位置信号に基づきズーミング倍
率信号を発生し、これを磁気記録部37に送る。磁気記
録部37は、レリーズ操作後のフイルム送り時に、ズー
ミング倍率信号に基づき磁気記録ヘッド38を駆動して
、写真フイルム13の磁気記録層14にズーミング倍率
情報を記録する。レリーズ操作時には、周知のようにレ
ンズ39,絞り40,シャッタ41を介して被写体の像
がフイルム13の感光乳剤面に記録される。なお、ズー
ミング倍率情報を記録するカメラは、例えば特願平2−
233573号に詳しく説明されている。
【0011】また、カメラには、パノラマプリントの指
定スイッチ42が設けられている。パノラマ写真を作成
したい場合には、撮影時にこの指定スイッチ42を操作
する。このスイッチ42のON信号は、データ発生回路
36に送られる。データ発生回路36は、スイッチ42
のON信号によりパノラマプリント指定信号を発生し、
これを磁気記録部37に送る。更に、カメラには、オー
トデート機構43が設けられており、オートデート機構
43はレリーズ操作に連動して、撮影日及び撮影時刻信
号をデータ発生回路36に送る。磁気記録部37は、ズ
ーミング倍率信号の記録時に、磁気記録ヘッド38を駆
動して、パノラマプリント指定情報や撮影日等の情報も
磁気記録層14に記録する。なお、カメラ30には、撮
影時の光源種や、主要被写体の位置を検出する検出部4
4,45が設けられており、これら光源種情報や主要被
写体位置情報等も、データ発生回路36及び磁気記録部
37を介し磁気記録層14に記録されるようになってい
る。
【0012】撮影終了後に、撮影済みフイルム13が現
像所に提出されると、現像所ではフイルム13の現像処
理後に、このフイルム13を第4図に示すICメモリ5
0付きの巻取りカートリッジ51に巻取り収納する。こ
の巻取り収納時に、写真フイルム13の磁気記録層に記
録されている上記各種プリント指定情報や撮影日等の撮
影時刻情報がICメモリ50にデータ転送され、ICメ
モリ50に書き込まれる。この巻取りカートリッジ51
は、前記新タイプカートリッジ11と基本的には同じ形
状、構造で構成されており、その相違点は、前記撮影情
報やプリント指定情報等を記録するためのICメモリ5
0を有する点と、現像済みフイルム13を巻き取って収
納するためのフイルムリーダー52がフイルム出入り口
54から出た状態でスプールに固定されている点である
。前記ICメモリ50は、スプールの係合部が露出する
端面とは反対側の端面に埋設されている。現像済みフイ
ルム13は、フイルムリーダー52の先端に接合されて
、カートリッジ51内に巻き取られる。
【0013】この現像済みフイルム13は巻取りカート
リッジ51と一緒にプリンタプロセサにセットされ、プ
リント処理が行われる。第5図に示すように、プリンタ
プロセサのフイルムセット部60には、現像済みフイル
ム13が巻取りカートリッジ51に巻き取られたままセ
ットされる。フイルムセット部60は、第6図に示すよ
うに、スプール回転軸61と、これを正逆回転するモー
タ62と、スプール回転軸61を軸方向にシフトするシ
フト部63と、ICメモリ読み書き用プラグ64とを備
えている。ICメモリ読み書き用プラグ64は、ICメ
モリ50の接点50aに対応した位置で配置された接触
ピン65を備えている。このプラグ64は、第5図に示
すようにコントローラ70に接続されている。
【0014】コントローラ70は、周知のマイクロコン
ピュータから構成されており、I/Oインターフェイス
部71と、CPU72と、ROM73と、RAM74と
、キーボード75及びディスプレィ76とを備えている
。I/Oインターフェイス部71には、前記プラグ64
を介しICメモリ50が接続され、ICメモリ50内に
書き込まれている各種情報を読み取るとともに、プリン
ト後のプリント情報等をICメモリ50内に書き込む。 コントローラ70は、この外に、内蔵するROM73の
プログラムに基づきプリンタプロセサの各部をシーケン
ス制御する。
【0015】フイルムキャリア80の下方には、周知の
光源部81が配置されている。光源部81は、光源82
と、この光源82からの焼付光の三色成分の強度を調節
するフイルタ調節部83と、フイルタ84〜86を経た
焼付光を拡散して均一にするミキシングボックス87と
から構成されている。また、フイルムキャリア80の上
方には、ズームレンズ90が配置されており、フイルム
キャリア80にセットされたプリント対象コマの画像を
カラーペーパー91の感光乳剤面に結像させる。ズーム
レンズ90はドライバ92により駆動される。ドライバ
92は、コントローラ70のプリント倍率信号に応じて
ズームレンズ90のプリント倍率を設定する。また、ズ
ームレンズ90とカラーペーパー91との間には、シャ
ッタ93が配置されており、シャッタ駆動部94により
制御される。また、プリント位置にあるペーパー91上
にはペーパーマスク95が配置されている。
【0016】第7図に示すように、ペーパーマスク95
は、一対のX方向マスク板100a,100bと、一対
のY方向マスク板101a,101bとから構成されて
おり、これらがX方向又はY方向に移動することで、マ
スク開口102のサイズが切り換えられる。マスク板1
00a,100bは、ねじ棒103の回転によりねじ棒
103の軸方向に平行移動する。ねじ棒103は、中央
部を境として一方が他方の逆ねじとなっており、モータ
104により正逆回転される。そして、ねじ棒103の
一方への回転によりマスク板100a,100bは離反
し、又他方への回転によりマスク板100a,100b
は接近する。Y方向マスク板101a,101bも同様
にしてY方向に平行移動する。
【0017】ペーパー出口側のX方向マスク板100a
に近接して、ホールパンチユニット107が取り付けら
れている。このパンチユニット107は、第8図に示す
ように、カラーペーパー160の側縁部に小孔からなる
カットマーク148を形成する。ホールパンチユニット
107は、ペーパー91に平行に2次元方向で移動する
ように構成されており、カラーペーパー91の幅やプリ
ントサイズの変更時にそのセット位置が変えられる。ま
た、ペーパー入口側のY方向マスク板101aに近接し
て、撮影日等のデータ焼込ユニット110が設けられて
いる。このデータ焼込ユニット110は撮影日等を表示
する液晶パネルと、焼込用ランプとから構成されている
。そして、パンチユニット107と同様にペーパー91
に平行に2次元方向で移動自在とされており、カラーペ
ーパー91の幅やプリントサイズの変更時にそのセット
位置が変えられ、例えばプリント画面の右下にデータを
焼き込む。前記モータ104,各ユニット107,11
0はコントローラ70により制御される。なお、前記各
ユニット107,110はペーパーマスク95からペー
パー91が出た位置に設けてもよい。
【0018】第5図に示すように、フイルムキャリア8
0の斜め上方には、スキャナー96が配置されている。 スキャナー96は、周知のようにプリント対象コマの各
点を三色分解測光する。この測光データは特性値算出部
97に送られ、ここで露光量演算に必要な各種特性値が
抽出される。露光量演算部98は各種特性値に基づき周
知の露光量演算式によりプリント対象コマの露光量を求
める。コントローラ70は、周知のように露光量からフ
イルタセット位置を求め、この位置になるようにフイル
タ調節部83を制御する。
【0019】フイルムキャリア80には、フイルム送り
ローラ対114,115,116と、パーフォセンサ1
17、磁気読取りヘッド118とが配置されている。各
送りローラ対114〜116は、フイルム13をコマ送
りする。パーフォセンサ117は、フイルムの位置決め
用パーフォレーション22を検出する。このパーフォレ
ーション22の検出後にフイルム13が一定量送られる
ことで、プリント対象コマ23がプリント位置にセット
される。プリント終了後にフイルム13は同様にしてコ
マ送りされ、プリント済みフイルム13はフイルムリザ
ーバー119に送られる。磁気読取りヘッド118は、
ICメモリを持たない巻取りカートリッジがセットされ
た場合に、フイルム13の磁気記録層14からプリント
指定情報等を読み取る。
【0020】また、フイルムキャリア80には、キャリ
アマスク131とフイルム保持部132とを2次元方向
で移動するシフト部133が設けられている。このシフ
ト部133はコントローラ70からの中心ずらし量に応
じてキャリアマスク131とフイルム保持部132とを
移動する。フイルムリザーバー119は、フイルム13
をループ状にして貯留する。また、ペーパーマスク95
のペーパー出口側にはペーパー送りローラ対120,1
21が配置されており、焼付露光済みペーパー91をペ
ーパープロセサ部122に送る。ペーパープロセサ部1
22はペーパー91を現像処理した後に、カットマーク
を基準にして各コマ毎に切断し、得られたプリント写真
123を集積部124に排出する。
【0021】また、ズームレンズ90とシャッタ93と
の間に、可動ミラー140が配置されている。可動ミラ
ー140は焼付光路内に挿入され焼付光をモニターカメ
ラ141側に反射させる位置と、この位置から退避する
位置との間で切り換えられる。なお、可動ミラー140
に代えて、ハーフミラーやハーフプリズムを用いてもよ
い。モニターカメラ141は、プリント対象コマの画像
を撮像して、画像データを画像処理部142に送る。画
像処理部142は、プリント対象コマのネガ像をポジ像
に変換するとともに各種処理を行い、仕上り画像をモニ
ターCRT143に表示する。更に、画像処理部142
は画像の表示の外に、カーソル145の表示も行う。カ
ーソル145は、パノラマプリント指定情報や擬似ズー
ミング情報に基づき、プリントエリアを表示するための
ものである。このカーソル145をコントローラ70の
キーボード75を操作することにより変更することで、
プリント指定情報と異なるアスペクト比に変更すること
もできる。
【0022】次に、第1図に示すフローチャートを参照
して、本実施例のプリンタプロセサの作用を説明する。 まず、第5図に示すように、フイルムセット部60にセ
ットされたカートリッジ51のICメモリ50から読み
書き用プラグ64によりフイルム情報、撮影情報、プリ
ント指示情報等が読み取られ、これら各種情報がRAM
74内に記憶される。その後、フイルムセット部60で
頭出しされたフイルム13は、フイルム送りローラ対1
14,115によりキャリアマスク131に送られる。 このフイルム送り中に、パーフォセンサ117によりコ
マ送り用パーフォレーション22を検出し、この検出後
にフイルムを定量送ることで、各コマ23がキャリアマ
スク131の開口にセットされる。この後、スキャナー
96が作動してプリント対象コマを測光する。そして、
この測光データから特性値算出部97及び露光量演算部
98により露光量が算出される。なお、撮影情報に基づ
き露光補正を行う場合には、コントローラ70は、撮影
情報に基づき露光補正データを作成し、これを露光量演
算部98に送る。この撮影情報に基づく露光補正は、例
えば特願平2−233573号に詳しく説明されている
【0023】擬似ズームミング情報が記録されているコ
マの場合には、この情報に基づきズームレンズ90のプ
リント倍率が設定される。また、パノラマプリント指定
情報が記録されているコマの場合には、所定のアスペク
ト比になるようにペーパーマスク95の開口102が変
更される。また、パノラマ用のプリント倍率になるよう
にズームレンズ90が設定される。また、中心のずらし
量が入力されているコマの場合には、シフト部133に
よりこのずらし量に応じてフイルムキャリア80のキャ
リアマスク131,フイルム保持部132を2次元方向
に移動して、フイルム13とカラーペーパー91との相
対位置関係を変更する。これらのプリント指定データに
基づく各部の設定後に、フイルタ調節部83を駆動して
焼付光の光質を調節した後、シャッタ93を所定時間開
き、プリント対象コマを焼付露光する。この後、ホール
パンチユニット107が作動して、第8図に示すように
、各コマとコマとの間の余白部にカットマーク148を
形成する。更に、データ焼込ユニット110によりカラ
ーペーパー91の所定位置に撮影日や撮影時刻等のデー
タ149が焼き込まれる。その後、ペーパー91とフイ
ルム13とのコマ送りが行われ、同様にして次のコマが
プリントされる。ペーパー送りは、プリント時のペーパ
ーマスク95の開口サイズに応じて決定される。具体的
には、擬似ズーミングプリントや通常プリント、中心ず
らしプリントの場合には、通常のプリント写真の長さと
余白代の分だけペーパー91が送られる。又、パノラマ
プリントの場合には、通常プリント写真の例えば2倍の
長さと余白代の分だけペーパー91が送られる。
【0024】プリント終了後は、フイルムリザーバー1
19に貯留されたフイルム13は、第6図に示すように
スプール回動軸61の逆転によりカートリッジ51内に
巻き取り収納される。そして、この巻き取り収納時に又
は巻取り収納直後に、ICメモリ50に同時プリント時
の濃度補正やカラー補正等の露光条件がコマ番号に対応
させて追加記録される。更に、フイルム現像時に各種情
報をICメモリ50にデータ転送していない場合には、
プリント時の露光条件の外に、フイルム13の磁気記録
層14に記録されている各種情報も記録される。
【0025】露光条件等のデータ記録後は、カートリッ
ジ51がフイルムセット部60から取り出され、新たな
カートリッジ51がフイルムセット部60にセットされ
、以下同様の処理が繰り返して行われる。第8図に、こ
のようにしてプリントされたカラーペーパー160と、
プリントに供したフイルム150との一例を示す。 フイルム150の1コマ目にはプリント指定情報が記録
されていない通常撮影コマ151が記録されている。こ
の通常撮影コマ151の場合には例えばプリント倍率3
.5でプリントされ、カラーペーパー160に第1画面
161としてプリントされる。また、2コマ目は、擬似
ズーミング指定コマ152の場合を示し、例えばズーミ
ング倍率情報として倍率「1.5」が記録されていると
きは、通常プリント倍率「3.5」の1.5倍である5
.25倍でカラーペーパー160に第2画面162とし
てプリントされる。また、3コマ目は、パノラマ指定コ
マ153を示し、このコマが例えばプリント倍率「7.
0」でカラーペーパー160に第3画面163としてプ
リントされる。また、4コマ目は、パノラマ指定と擬似
ズーミング指定(倍率「1.5」)との指定コマ154
を示し、この場合にはカラーペーパー160に第4画面
164として例えばプリント倍率10.5倍でプリント
される。また、再注文時に中心ずらし量が指定されたト
リミング指定コマ157の場合には、カラーペーパー1
60に例えば中心位置をX1,Y1だけずらしてプリン
ト倍率7.0で画面167のようにプリントされる。
【0026】なお、同時プリントの仕上りが悪く、焼き
直しの必要がある場合には、このカートリッジ51をフ
イルムセット部60に再セットする。そして、キーボー
ド75を操作して、焼き直しプリントを指示する。この
焼き直しプリントでは、コントローラ70は、ICメモ
リ50から読み出したフイルム情報、撮影情報、プリン
ト情報等を各コマ毎に区分し一括してディスプレィ76
に表示する。この状態で、キーボード55を操作するこ
とで、焼き直しプリント時のプリント条件を決定し、こ
れをコマ番号を指定して入力することで、コントローラ
70のRAM74内に再プリントコマの指定とこれの補
正条件とを記録する。そして、この再プリント情報に基
づき同時プリントと同じようにして焼付露光を行う。再
プリントの終了後は、再プリント情報を各コマ番号毎に
ICメモリ51に記録する。
【0027】また、再注文時には、受付処理機にこの現
像済みフイルムを収納したカートリッジをセットして、
これのICメモリに再注文プリントのコマ指定とプリン
ト枚数指定のデータを入力する。この場合にも、前記フ
イルムセット部と同じような構成のプラグを設けておき
、このプラグを介しICメモリのデータの読み書きを行
う。なお、この再注文時にも、パノラマプリント指定情
報や擬似ズーミングプリント指定情報や、更には中心ず
らし量を指定するトリミングプリント指定情報に入力す
るようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、擬似
ズーミング指定情報や擬似パノラマ指定情報、更にはト
リミング指定情報を撮影時や同時プリント後の再注文時
に、写真フイルムの記録媒体に記録し、プリンタで、こ
れらの情報を読み取り、これらデータに基づきズーミン
グプリントやパノラマプリント、トリミングプリントを
自動的に行うことができる。したがって、ズームレンズ
付きカメラやパノラマカメラを用いることなく、これら
機能のないローコストカメラでも簡単にパノラマプリン
トやズーミングプリントが可能になる。また、再注文時
にトリミング情報を入力することで、簡単にトリミング
プリントを自動で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプリンタプロセサの処理手順
を示すフローチャートである。
【図2】フイルムカートリッジを示す斜視図である。
【図3】本発明で用いるカメラを示す概略図である。
【図4】本発明で用いる巻取りカートリッジを示す斜視
図である。
【図5】プリンタプロセサの概略図である。
【図6】フイルムセット部を示す斜視図である。
【図7】ペーパーマスクを示す斜視図である。
【図8】フイルムとこれを用いて作成されたカラーペー
パーとを示す説明図である。
【符号の説明】
11  フイルムカートリッジ 13  フイルム 14  磁気記録層 50  ICメモリ 51  巻取りカートリッジ 107  ホールパンチユニット 110  データ焼込ユニット 141  モニターカメラ 143  モニターCRT 150  フイルム 151〜154,157  コマ 160  カラーペーパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影の際や撮影後に、画面のアスペク
    ト比と擬似ズーム倍率とプリント画面の中心位置とを指
    示する情報を、写真フイルムの記録媒体に記録し、プリ
    ント時に、上記情報を読み取って、引伸し倍率、ペーパ
    ーマスクの開口サイズ、写真フイルムとペーパーとの相
    対位置関係、ペーパー送り量を変更することを特徴とす
    るプリント写真の作成方法。
  2. 【請求項2】  写真フイルムの記録媒体に記録された
    、画面のアスペクト比情報、擬似ズーム倍率情報、プリ
    ント画面の中心位置指定情報を読み取る手段と、読み取
    ったアスペクト比情報に基づきペーパーマスクの開口サ
    イズを切り換える手段と、読み取った擬似ズーム倍率情
    報に基づき焼付レンズのプリント倍率を変更する手段と
    、読み取ったプリント画面の中心位置指定情報に基づき
    写真フイルムとペーパーとの相対位置関係を変更する手
    段と、読み取ったアスペクト比情報に基づきペーパー送
    り量を変更する手段とを有することを特徴とするプリン
    タ。
  3. 【請求項3】  写真フイルムの記録媒体に記録された
    、画面のアスペクト比情報、擬似ズーム倍率情報、プリ
    ント画面の中心位置指定情報、撮影日及び/又は撮影時
    刻情報を読み取る手段と、読み取ったアスペクト比情報
    に基づきペーパーマスクの開口サイズを切り換える手段
    と、読み取った擬似ズーム倍率情報に基づき焼付レンズ
    のプリント倍率を変更する手段と、読み取ったプリント
    画面の中心位置指定情報に基づき写真フイルムとペーパ
    ーとの相対位置関係を変更する手段と、読み取ったアス
    ペクト比情報に基づきペーパー送り量を変更する手段と
    、読み取った撮影日及び/又は撮影時刻情報に基づき撮
    影日等のデータをペーパーに焼付露光するデータ記録手
    段と、読み取ったアスペクト比情報に基づきデータ記録
    手段を所定位置に変更する手段とを有することを特徴と
    するプリンタ。
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