JPH07168271A - 情報記録装置 - Google Patents
情報記録装置Info
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- JPH07168271A JPH07168271A JP5341992A JP34199293A JPH07168271A JP H07168271 A JPH07168271 A JP H07168271A JP 5341992 A JP5341992 A JP 5341992A JP 34199293 A JP34199293 A JP 34199293A JP H07168271 A JPH07168271 A JP H07168271A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- recording
- density
- density mode
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般情報より重要度の高い著作権情報の記録
に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、よ
り高い視認性を得る。 【構成】 第1情報と第1情報とは異なる第2情報を記
録媒体上に記録可能な情報記録装置において、第1濃度
モードと第1濃度モードより濃度の低い第2濃度モード
を選択する濃度モード選択手段と、第1情報を記録する
場合には第1濃度モードを選択し、第2情報を記録する
場合には第2濃度モードを選択するように濃度モード選
択手段を制御する選択制御手段とを設ける。
に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、よ
り高い視認性を得る。 【構成】 第1情報と第1情報とは異なる第2情報を記
録媒体上に記録可能な情報記録装置において、第1濃度
モードと第1濃度モードより濃度の低い第2濃度モード
を選択する濃度モード選択手段と、第1情報を記録する
場合には第1濃度モードを選択し、第2情報を記録する
場合には第2濃度モードを選択するように濃度モード選
択手段を制御する選択制御手段とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学フィルムにコピー
ライト記録等を行うのに最適な情報記録装置に関する。
ライト記録等を行うのに最適な情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプロカメラマンは自分の撮影し
た映像に常に著作権を意識しており、自分固有の作品で
あることを主張するために、プリント印画紙の裏などに
コピーライトマーク、年号、氏名などからなる著作権表
示を必ず記している。これによって、撮影者の特定と版
権の所在を主張して保護を受けることができ、他人が勝
手に複写すること等が禁止される。
た映像に常に著作権を意識しており、自分固有の作品で
あることを主張するために、プリント印画紙の裏などに
コピーライトマーク、年号、氏名などからなる著作権表
示を必ず記している。これによって、撮影者の特定と版
権の所在を主張して保護を受けることができ、他人が勝
手に複写すること等が禁止される。
【0003】一方、従来よりカメラのアクセサリとして
日付などをフィルム上に記録する装置がデータバックと
称して存在している。これはLCD(液晶)上に表示さ
れた所望の英数字をフィルム裏側からランプ照射してフ
ィルム面上に投影し、撮影画面近辺に光学的に記録する
ものである。この装置によって、被写体像のほかに撮影
日時など各種情報が自動的に記録されるので、後で撮影
フィルムを整理する場合等に便利である。
日付などをフィルム上に記録する装置がデータバックと
称して存在している。これはLCD(液晶)上に表示さ
れた所望の英数字をフィルム裏側からランプ照射してフ
ィルム面上に投影し、撮影画面近辺に光学的に記録する
ものである。この装置によって、被写体像のほかに撮影
日時など各種情報が自動的に記録されるので、後で撮影
フィルムを整理する場合等に便利である。
【0004】本願の発明者は、既に以上のような2つの
要素を結び付けて、著作権マークをフィルム上に自動的
に記録する方法を特願平3−318631号にて開示し
た。これはコピーライトデータバックと称して、著作権
を示すマーク、年号、人名を一組としてフィルム上に光
学的な記録を残すものである。このようなコピーライト
データバックと従来のデータバックを結び付ければ、著
作権情報と共に日付、識別番号、フィルムコマ番号、露
出条件など一般情報を同一コマ上に記録することが容易
である。
要素を結び付けて、著作権マークをフィルム上に自動的
に記録する方法を特願平3−318631号にて開示し
た。これはコピーライトデータバックと称して、著作権
を示すマーク、年号、人名を一組としてフィルム上に光
学的な記録を残すものである。このようなコピーライト
データバックと従来のデータバックを結び付ければ、著
作権情報と共に日付、識別番号、フィルムコマ番号、露
出条件など一般情報を同一コマ上に記録することが容易
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明したよう
に、著作権情報と一般情報とを同一コマ上に記録するこ
とは容易であるが、それら情報の重要性や優先順位に関
しての検討は、従来は全く行われていない。即ち、著作
権情報と一般情報とが同列で取り扱われているのであ
る。
に、著作権情報と一般情報とを同一コマ上に記録するこ
とは容易であるが、それら情報の重要性や優先順位に関
しての検討は、従来は全く行われていない。即ち、著作
権情報と一般情報とが同列で取り扱われているのであ
る。
【0006】一方、従来より存在するデータバックの不
具合として、その記録濃度が条件により最適でない場合
があることが知られている。例えば電池が新品である場
合や、あるいは高温になって電圧が低下した場合や、同
じく高温になってLCDのコントラストが変化した場合
には、フィルム面上に濃度の高い写し込みが行われ、周
辺にまで文字等がにじんだ記録になってしまうことがあ
る。これを図6により説明する。
具合として、その記録濃度が条件により最適でない場合
があることが知られている。例えば電池が新品である場
合や、あるいは高温になって電圧が低下した場合や、同
じく高温になってLCDのコントラストが変化した場合
には、フィルム面上に濃度の高い写し込みが行われ、周
辺にまで文字等がにじんだ記録になってしまうことがあ
る。これを図6により説明する。
【0007】図6は、隣接する文字AおよびBを水平ま
たは垂直方向に走査した場合の輝度を示している。文字
AおよびBは、黒字に白色系の文字として画面間(コマ
間)に写し込まれる。図6(b)に示すように、文字A
およびBの間隔が十分に広い場合には、破線で示すよう
に、2つの文字のコントラストは十分に確保される。し
かしながら、図6(a)に示すように、文字AおよびB
の間隔が狭い場合には、破線で示すように、文字Aと文
字Bの中間部の輝度も高くなってしまうために、文字の
周辺がにじんだようになってしまうことがある。なお、
ここでは2つの文字の間隔として説明したが、1つの文
字の中でも間隔が狭い部分では同様の現象がみられる。
たは垂直方向に走査した場合の輝度を示している。文字
AおよびBは、黒字に白色系の文字として画面間(コマ
間)に写し込まれる。図6(b)に示すように、文字A
およびBの間隔が十分に広い場合には、破線で示すよう
に、2つの文字のコントラストは十分に確保される。し
かしながら、図6(a)に示すように、文字AおよびB
の間隔が狭い場合には、破線で示すように、文字Aと文
字Bの中間部の輝度も高くなってしまうために、文字の
周辺がにじんだようになってしまうことがある。なお、
ここでは2つの文字の間隔として説明したが、1つの文
字の中でも間隔が狭い部分では同様の現象がみられる。
【0008】特に画面内への写し込みと異なり、画面間
(コマ間)に写し込む際には文字の周辺が黒字であるた
めに、文字がにじんだようになり易く、その場合の判読
は困難である。一般的に日付など一般情報に関しては単
なる記録上の情報であるために、問題となる可能性は少
ない。ところが著作権情報については、撮影者の権利を
保護することが目的であるため、著作権をめぐる訴訟に
至った場合にはその証拠能力が要求されるためその記録
の重要性は非常に高いのである。
(コマ間)に写し込む際には文字の周辺が黒字であるた
めに、文字がにじんだようになり易く、その場合の判読
は困難である。一般的に日付など一般情報に関しては単
なる記録上の情報であるために、問題となる可能性は少
ない。ところが著作権情報については、撮影者の権利を
保護することが目的であるため、著作権をめぐる訴訟に
至った場合にはその証拠能力が要求されるためその記録
の重要性は非常に高いのである。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、一般情報より重要度の高い著作権情報の記録
に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、よ
り高い視認性を得られるようにすることを目的とする。
たもので、一般情報より重要度の高い著作権情報の記録
に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、よ
り高い視認性を得られるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明は、第1情報と第1情報とは異なる第2情
報を記録媒体上に記録可能な情報記録装置において、第
1濃度モードと第1濃度モードより濃度の低い第2濃度
モードを選択する濃度モード選択手段と、第1情報を記
録する場合には第1濃度モードを選択し、第2情報を記
録する場合には第2濃度モードを選択するように濃度モ
ード選択手段を制御する選択制御手段とを設けるように
構成されている。
に、第1発明は、第1情報と第1情報とは異なる第2情
報を記録媒体上に記録可能な情報記録装置において、第
1濃度モードと第1濃度モードより濃度の低い第2濃度
モードを選択する濃度モード選択手段と、第1情報を記
録する場合には第1濃度モードを選択し、第2情報を記
録する場合には第2濃度モードを選択するように濃度モ
ード選択手段を制御する選択制御手段とを設けるように
構成されている。
【0011】第2発明は、撮影画面内に記録する第1情
報と、撮影画面外に記録する第2情報を、フィルム上に
記録可能な情報記録装置において、第1濃度モードと第
1より濃度の低い第2濃度モードを選択する濃度モード
選択手段と、第1情報を記録する場合には第1濃度モー
ドを選択し、第2情報を記録する場合には第2濃度モー
ドを選択するように濃度モード選択手段を制御する選択
制御手段とを設けるように構成されている。
報と、撮影画面外に記録する第2情報を、フィルム上に
記録可能な情報記録装置において、第1濃度モードと第
1より濃度の低い第2濃度モードを選択する濃度モード
選択手段と、第1情報を記録する場合には第1濃度モー
ドを選択し、第2情報を記録する場合には第2濃度モー
ドを選択するように濃度モード選択手段を制御する選択
制御手段とを設けるように構成されている。
【0012】
【作用】上記構成の情報記録装置においては、第2情報
を記録する場合には、濃度の低い第2濃度モードを選択
するようにしたので、光学フィルム上に光学的記録を行
う場合には、一般情報より重要度の高い著作権情報の記
録に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、
より良い視認性を得られる。具体的には、著作権情報に
ついてはその記録濃度を一般情報より常に低く設定する
ことで、何らかの原因によって一般情報が濃い記録にな
って判読できない場合にも、重要な著作権情報に関して
は十分な視認性を得ることができる。
を記録する場合には、濃度の低い第2濃度モードを選択
するようにしたので、光学フィルム上に光学的記録を行
う場合には、一般情報より重要度の高い著作権情報の記
録に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、
より良い視認性を得られる。具体的には、著作権情報に
ついてはその記録濃度を一般情報より常に低く設定する
ことで、何らかの原因によって一般情報が濃い記録にな
って判読できない場合にも、重要な著作権情報に関して
は十分な視認性を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、本発明による情報記録装置の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【0015】図1において、カメラ1の背面(図1右
側)には、データバック5が装着されている。カメラ1
の前面(図1左側)に装着されたレンズ2を通過した被
写体像はファインダ3で視認でき、シャッタボタン4を
押すと装填されているフィルム上に露光される。シャッ
タタイムなどの露光条件はLCD9の表示情報を確認し
ながら不図示の操作ボタンにて選択することが可能であ
る。データバック5は複数の操作ボタン8とLCD7を
有し、著作権情報と一般情報との両者の記録が可能なカ
メラアクセサリである。
側)には、データバック5が装着されている。カメラ1
の前面(図1左側)に装着されたレンズ2を通過した被
写体像はファインダ3で視認でき、シャッタボタン4を
押すと装填されているフィルム上に露光される。シャッ
タタイムなどの露光条件はLCD9の表示情報を確認し
ながら不図示の操作ボタンにて選択することが可能であ
る。データバック5は複数の操作ボタン8とLCD7を
有し、著作権情報と一般情報との両者の記録が可能なカ
メラアクセサリである。
【0016】図2は、図1におけるデータバック5を開
いた状態を示す斜視図である。
いた状態を示す斜視図である。
【0017】不図示のフィルムカートリッジはフィルム
室10に装填され、引き出されたフィルムはアパーチャ
11上を通過してスプール12に巻付けられる。レンズ
2を通過した被写体光は、不図示のシャッタを介してア
パーチャ11に対向するフィルム上に結像される。デー
タバック5の内側にはフィルムをアパーチャ11に密着
させる役目を有する圧板14が固設されている。圧板1
4の一部には孔15および17が設けられ、写し込まれ
るべきデータが孔15および17を介してフィルム裏面
に投影され、光学的に記録される。孔15はフィルム画
面内への写し込み用であり、孔17はフィルム画面間
(コマ間)への写し込み用である。
室10に装填され、引き出されたフィルムはアパーチャ
11上を通過してスプール12に巻付けられる。レンズ
2を通過した被写体光は、不図示のシャッタを介してア
パーチャ11に対向するフィルム上に結像される。デー
タバック5の内側にはフィルムをアパーチャ11に密着
させる役目を有する圧板14が固設されている。圧板1
4の一部には孔15および17が設けられ、写し込まれ
るべきデータが孔15および17を介してフィルム裏面
に投影され、光学的に記録される。孔15はフィルム画
面内への写し込み用であり、孔17はフィルム画面間
(コマ間)への写し込み用である。
【0018】データバック5に対して写込み動作を指令
するタイミング信号は、カメラ1のアパーチャ11の外
周下部とデータバック5の圧板14下部にそれぞれペア
で設けられた複数の接点13および16を介して授受さ
れる。
するタイミング信号は、カメラ1のアパーチャ11の外
周下部とデータバック5の圧板14下部にそれぞれペア
で設けられた複数の接点13および16を介して授受さ
れる。
【0019】図3は、本発明によるカメラ1とデータバ
ック5内の電気回路を示すブロック結線図である。
ック5内の電気回路を示すブロック結線図である。
【0020】図3において、接点30および31から左
側がカメラ1の回路に相当し、右側がデータバック5の
回路に相当する。先ずカメラ1の回路部分から説明す
る。
側がカメラ1の回路に相当し、右側がデータバック5の
回路に相当する。先ずカメラ1の回路部分から説明す
る。
【0021】カメラ1の回路の作動はすべて電池20か
らの給電による。カメラ1の制御はすべてCPU24を
中心として実行される。CPU24には、測光回路21
からの被写体輝度信号と、フィルム感度検出回路22か
らのフィルム感度信号と、各種スイッチのスイッチ状態
検出回路23からの状態信号が入力される。スイッチ状
態検出回路23には、前述のレリーズボタン4に連動す
る電源スイッチとレリーズスイッチも含まれる。
らの給電による。カメラ1の制御はすべてCPU24を
中心として実行される。CPU24には、測光回路21
からの被写体輝度信号と、フィルム感度検出回路22か
らのフィルム感度信号と、各種スイッチのスイッチ状態
検出回路23からの状態信号が入力される。スイッチ状
態検出回路23には、前述のレリーズボタン4に連動す
る電源スイッチとレリーズスイッチも含まれる。
【0022】CPU24は、前述のLCD25にて露光
条件の表示、シャッタ26を開閉する所定時間の露光制
御、絞り27の開口径を可変する透過光量の制御、モー
タ28を回転させてフィルムの巻き上げ巻き戻し制御な
どを行う。さらにデータバック5に対しては、接点30
を介してトランジスタ29を駆動して、写込みタイミン
グ信号の出力を行う。このタイミング信号は露光動作開
始と共に発生し、そのパルス幅は装填されているフィル
ムの感度値に対応している。一般に低感度フィルムほど
長いパルス幅に制御される。接点31は接地レベルの信
号端子である。ここで接点30および31は図2におけ
る接点13および16とそれぞれ同義である。
条件の表示、シャッタ26を開閉する所定時間の露光制
御、絞り27の開口径を可変する透過光量の制御、モー
タ28を回転させてフィルムの巻き上げ巻き戻し制御な
どを行う。さらにデータバック5に対しては、接点30
を介してトランジスタ29を駆動して、写込みタイミン
グ信号の出力を行う。このタイミング信号は露光動作開
始と共に発生し、そのパルス幅は装填されているフィル
ムの感度値に対応している。一般に低感度フィルムほど
長いパルス幅に制御される。接点31は接地レベルの信
号端子である。ここで接点30および31は図2におけ
る接点13および16とそれぞれ同義である。
【0023】次にデータバック5の回路について下記に
説明する。
説明する。
【0024】電池35がCPU38を含めた各部分へ給
電する電源である。CPU38には、スイッチ状態検出
回路39からの前述した複数の操作ボタン8のオンオフ
状態が入力される。ボタン8を操作することでフィルム
上に光学記録したい著作権情報としての人名の入力や、
一般情報としての日付などの選択あるいは変更が可能と
なる。CPU38には、前述の接点30を介して写込み
タイミング信号が入力される。
電する電源である。CPU38には、スイッチ状態検出
回路39からの前述した複数の操作ボタン8のオンオフ
状態が入力される。ボタン8を操作することでフィルム
上に光学記録したい著作権情報としての人名の入力や、
一般情報としての日付などの選択あるいは変更が可能と
なる。CPU38には、前述の接点30を介して写込み
タイミング信号が入力される。
【0025】CPU38は、表示用LCD7を駆動し、
上記のように選択設定された記録データの表示を行う。
ここでは上側表示用LCD41にてフィルム駒番号を表
示し、下側表示42にて著作権情報を表示した場合を例
とした。
上記のように選択設定された記録データの表示を行う。
ここでは上側表示用LCD41にてフィルム駒番号を表
示し、下側表示42にて著作権情報を表示した場合を例
とした。
【0026】またフィルム上に記録すべく選択された情
報は写し込み用のLCD40(LCD43および44)
にて反転表示される。反転表示とは、選択された文字の
み光を透過させるように透明にし、そのほかの部分を不
透過状態にしたものである。前述の表示用LCD7に表
示された内容の内、フィルムコマ番号はLCD43に
て、著作権情報はLCD44にて表現されている。写し
込み用LCD43および44の背面には、それぞれ2つ
のランプ45および46が設けられ、CPU38がトラ
ンジスタ49をオンに制御した時に、所定時間の点灯制
御が行われる。ランプ45はLCD43に表示された一
般情報を記録し、ランプ46はLCD44に表示された
著作権情報を記録する。ランプ45および46には、そ
れぞれに直列抵抗47および48が接続されている。ト
ランジスタ49による所定のオン時間と、抵抗47によ
るランプ45の発光光量は従来から適正と認められてい
る写し込み濃度をもたらす組合せとなっている。
報は写し込み用のLCD40(LCD43および44)
にて反転表示される。反転表示とは、選択された文字の
み光を透過させるように透明にし、そのほかの部分を不
透過状態にしたものである。前述の表示用LCD7に表
示された内容の内、フィルムコマ番号はLCD43に
て、著作権情報はLCD44にて表現されている。写し
込み用LCD43および44の背面には、それぞれ2つ
のランプ45および46が設けられ、CPU38がトラ
ンジスタ49をオンに制御した時に、所定時間の点灯制
御が行われる。ランプ45はLCD43に表示された一
般情報を記録し、ランプ46はLCD44に表示された
著作権情報を記録する。ランプ45および46には、そ
れぞれに直列抵抗47および48が接続されている。ト
ランジスタ49による所定のオン時間と、抵抗47によ
るランプ45の発光光量は従来から適正と認められてい
る写し込み濃度をもたらす組合せとなっている。
【0027】ここで抵抗47および48の抵抗値R47
およびR48は、
およびR48は、
【0028】R47<R48 となる値に設定されているので、ランプ46による発光
光量はランプ45より少なくなり、写し込み濃度が低く
なる。CPU38には正確な原発振周波数を供給する発
振器36が接続されており、年月日の計時を常に実行し
ている。この場合の年データは前述のように著作権情報
の一部に使用される。
光量はランプ45より少なくなり、写し込み濃度が低く
なる。CPU38には正確な原発振周波数を供給する発
振器36が接続されており、年月日の計時を常に実行し
ている。この場合の年データは前述のように著作権情報
の一部に使用される。
【0029】図4は、図3に示したカメラ1内のCPU
24による処理ルーチンを示すフローチャートである。
本ルーチンはCPU24に給電が行われている間繰り返
し実行される。
24による処理ルーチンを示すフローチャートである。
本ルーチンはCPU24に給電が行われている間繰り返
し実行される。
【0030】ステップS1において、測光回路21およ
び感度検出回路22からの測光信号および感度信号を取
り込む。ステップS2において両者を演算し、適正露光
条件であるシャッタ時間および絞り値を算出する。ステ
ップS3において、以上で求めた露光条件やスイッチ状
態検出回路23で設定された撮影モードなどをLCD9
にて表示させる。ステップS4において、スイッチ状態
検出手段23を介してレリーズボタン4が押されたか否
かを判断する。押されていない場合には、ステップS1
に復帰して上記の処理を繰り返す。
び感度検出回路22からの測光信号および感度信号を取
り込む。ステップS2において両者を演算し、適正露光
条件であるシャッタ時間および絞り値を算出する。ステ
ップS3において、以上で求めた露光条件やスイッチ状
態検出回路23で設定された撮影モードなどをLCD9
にて表示させる。ステップS4において、スイッチ状態
検出手段23を介してレリーズボタン4が押されたか否
かを判断する。押されていない場合には、ステップS1
に復帰して上記の処理を繰り返す。
【0031】ステップS5では、レリーズボタン4が押
されていた場合なので、ステップS1で検出したフィル
ム感度に対応した一定時間にてトランジスタ29をオン
し、接点30を介してデータバック5に対してデータ写
込み動作を指令する。ステップS6において、不図示の
反射ミラーを上昇させ、撮影光路から退避させる。ステ
ップS7において、絞り27を所定絞り開口となるよう
に制御する。ステップS8において、シャッタ26を開
閉してフィルムへの露光を制御する。ステップS9にお
いて、露光動作が完了したのでモータ28を正転させ
て、フィルムの給送とメカニズムの付勢動作を行う。以
上にて露光動作が一巡したのでステップS1に復帰して
上記の処理を繰り返す。
されていた場合なので、ステップS1で検出したフィル
ム感度に対応した一定時間にてトランジスタ29をオン
し、接点30を介してデータバック5に対してデータ写
込み動作を指令する。ステップS6において、不図示の
反射ミラーを上昇させ、撮影光路から退避させる。ステ
ップS7において、絞り27を所定絞り開口となるよう
に制御する。ステップS8において、シャッタ26を開
閉してフィルムへの露光を制御する。ステップS9にお
いて、露光動作が完了したのでモータ28を正転させ
て、フィルムの給送とメカニズムの付勢動作を行う。以
上にて露光動作が一巡したのでステップS1に復帰して
上記の処理を繰り返す。
【0032】図5は、図3に示したデータバック5内の
CPU38による処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。本ルーチンはCPU38に給電が行われている間
繰り返し実行される。なお、説明を容易とするために、
発振器36の出力を計数して年月日などを更新する公知
のカレンダ機能に付いては説明を省略した。
CPU38による処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。本ルーチンはCPU38に給電が行われている間
繰り返し実行される。なお、説明を容易とするために、
発振器36の出力を計数して年月日などを更新する公知
のカレンダ機能に付いては説明を省略した。
【0033】ステップS15において、現在の作動モー
ドが写し込みデータを設定するモードか否かを判断す
る。設定モードである場合には、ステップS16におい
てデータの修正などを実行するルーチンを行う。ステッ
プS16の終了後はステップS17に移行する。
ドが写し込みデータを設定するモードか否かを判断す
る。設定モードである場合には、ステップS16におい
てデータの修正などを実行するルーチンを行う。ステッ
プS16の終了後はステップS17に移行する。
【0034】ステップS17において、外部表示LCD
7にて設定された情報を表示する。図3で示した表示内
容である。ステップS18において、写し込み用LCD
43および44を駆動して設定された情報を表示する。
例えば、図3で示した表示内容である。ステップS19
において、接点30をモニタして、カメラ1から写込み
タイミング信号が入力されたかを判断する。入力されて
いなければステップS15に復帰する。カメラ1から写
し込みタイミング信号が入力された時には、ステップS
20において、トランジスタ49を所定時間オンさせ、
ランプ45がLCD43に表示された一般情報を記録す
る。また、ランプ46がLCD44に表示された著作権
情報を記録する。
7にて設定された情報を表示する。図3で示した表示内
容である。ステップS18において、写し込み用LCD
43および44を駆動して設定された情報を表示する。
例えば、図3で示した表示内容である。ステップS19
において、接点30をモニタして、カメラ1から写込み
タイミング信号が入力されたかを判断する。入力されて
いなければステップS15に復帰する。カメラ1から写
し込みタイミング信号が入力された時には、ステップS
20において、トランジスタ49を所定時間オンさせ、
ランプ45がLCD43に表示された一般情報を記録す
る。また、ランプ46がLCD44に表示された著作権
情報を記録する。
【0035】以上で説明した実施例によれば、銀塩フィ
ルムのデータ写し込み装置に応用した場合には、コピー
ライトなどで代表される重要な情報あるいは画面間への
写し込みに関して、一般的な写し込み情報よりも低い濃
度で写し込みが実行されるので、視認することが非常に
容易となる。また、電池電圧の上昇など偶発的な事象が
発生した場合には、一般的な情報に関してはその濃度が
濃くなったとしても重要度の高い情報は低い濃度による
写し込みを確保することが可能となる。
ルムのデータ写し込み装置に応用した場合には、コピー
ライトなどで代表される重要な情報あるいは画面間への
写し込みに関して、一般的な写し込み情報よりも低い濃
度で写し込みが実行されるので、視認することが非常に
容易となる。また、電池電圧の上昇など偶発的な事象が
発生した場合には、一般的な情報に関してはその濃度が
濃くなったとしても重要度の高い情報は低い濃度による
写し込みを確保することが可能となる。
【0036】なお、上述した実施例では、情報を表示し
たLCDを背面よりランプ照射して写し込む方式にて示
したが、多セグメント化されたLEDアレイを駆動する
方式の場合にも本発明を適用出来ることは自明である。
その場合には本実施例のような直列抵抗で制御する方法
の他に、点灯時間を写し込む情報に応じて可変する方法
でも良い。
たLCDを背面よりランプ照射して写し込む方式にて示
したが、多セグメント化されたLEDアレイを駆動する
方式の場合にも本発明を適用出来ることは自明である。
その場合には本実施例のような直列抵抗で制御する方法
の他に、点灯時間を写し込む情報に応じて可変する方法
でも良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2情報
を記録する場合には、濃度の低い第2濃度モードを選択
するようにしたので、光学フィルム上に光学的記録を行
う場合には、一般情報より重要度の高い著作権情報の記
録に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、
より良い視認性を得ることが可能となる。
を記録する場合には、濃度の低い第2濃度モードを選択
するようにしたので、光学フィルム上に光学的記録を行
う場合には、一般情報より重要度の高い著作権情報の記
録に関しては、その記録濃度を低くしてにじみを抑え、
より良い視認性を得ることが可能となる。
【図1】本発明による情報記録装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明による情報記録装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明による情報記録装置の一実施例を示すブ
ロック結線図である。
ロック結線図である。
【図4】本発明による情報記録装置の一実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本発明による情報記録装置の一実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明による情報記録装置の一実施例と情報記
録装置の一例を説明する波形図である。
録装置の一例を説明する波形図である。
1 カメラ 2 レンズ 3 ファインダ 4 レリーズボタン 5 データバック 7 LCD 8 ボタン 8 操作ボタン 9 LCD 10 フィルム室 11 アパーチャ 12 スプール 13 接点 14 圧板 15 孔 17 孔 20 電池 21 測光回路 22 感度検出回路 23 スイッチ状態検出回路 24 CPU 25 LCD 26 シャッタ 28 モータ 29 トランジスタ 30 接点 31 接点 35 電池 36 発振器 38 CPU 39 スイッチ検出回路 41 上側表示用LCD 42 下側表示用LCD 43 LCD 44 LCD 45 ランプ 46 ランプ 47 直列抵抗 47 抵抗 49 トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】第1情報と前記第1情報とは異なる第2情
報を記録媒体上に記録可能な情報記録装置において、 第1濃度モードと前記第1濃度モードより濃度の低い第
2濃度モードを選択する濃度モード選択手段と、 前記第1情報を記録する場合には前記第1濃度モードを
選択し、前記第2情報を記録する場合には前記第2濃度
モードを選択するように前記濃度モード選択手段を制御
する選択制御手段とを有する情報記録装置。 - 【請求項2】前記第2情報が著作権に関する情報であ
り、前記第1情報が著作権以外の情報であることを特徴
とする請求項1に記載の情報記録装置。 - 【請求項3】前記情報記録装置は、銀塩フィルム上に光
学的記録を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報
記録装置。 - 【請求項4】撮影画面内に記録する第1情報と、撮影画
面外に記録する第2情報を、フィルム上に記録可能な情
報記録装置において、 第1濃度モードと前記第1より濃度の低い第2濃度モー
ドを選択する濃度モード選択手段と、 前記第1情報を記録する場合には前記第1濃度モードを
選択し、前記第2情報を記録する場合には前記第2濃度
モードを選択するように前記濃度モード選択手段を制御
する選択制御手段とを有する情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341992A JPH07168271A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341992A JPH07168271A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168271A true JPH07168271A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18350343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5341992A Pending JPH07168271A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07168271A (ja) |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5341992A patent/JPH07168271A/ja active Pending
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