JPH05127247A - コピーライト記録装置 - Google Patents
コピーライト記録装置Info
- Publication number
- JPH05127247A JPH05127247A JP3318632A JP31863291A JPH05127247A JP H05127247 A JPH05127247 A JP H05127247A JP 3318632 A JP3318632 A JP 3318632A JP 31863291 A JP31863291 A JP 31863291A JP H05127247 A JPH05127247 A JP H05127247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- recording
- light emission
- film
- emission pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オリジナルフィルム自身へのコピーライトマ
ークおよび撮影者氏名などの記録を映像とともに自動的
に記録可能とする。 【構成】 CPU36にはインターフェース回路37を
介して指紋検出センサ38から得た指紋情報,スイッチ
検出回路39から複数の操作ボタンによるモード設定条
件および接点31を介して写し込みタイミング信号が入
力される。一方、LCD40を駆動して設定条件の表
示,発光手段41を発光させてコピーライトに関するデ
ータの写し込みおよび接点30を介して記録駒のモード
信号をカメラ1に伝達するようにする。
ークおよび撮影者氏名などの記録を映像とともに自動的
に記録可能とする。 【構成】 CPU36にはインターフェース回路37を
介して指紋検出センサ38から得た指紋情報,スイッチ
検出回路39から複数の操作ボタンによるモード設定条
件および接点31を介して写し込みタイミング信号が入
力される。一方、LCD40を駆動して設定条件の表
示,発光手段41を発光させてコピーライトに関するデ
ータの写し込みおよび接点30を介して記録駒のモード
信号をカメラ1に伝達するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラのコピーライト記
録装置に関するものである。
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロカメラマンは自分の撮影した映像に
常に著作権を意識しており、自分固有の作品であること
を主張するためにプリント印画紙の裏などにコピーライ
トマーク(丸C)と年月日,自分の氏名等を必ず記して
いる。これによって撮影者の特定および版権の所在を主
張でき、さらには保護することができ、他人が勝手に複
写することなどが禁止される。一方、従来よりカメラの
アクセサリとして日付などをフィルム上に記録する装置
がデータバックと称して存在している。これはLED
(発光ダイオード)などによって所望の英数字をフィル
ム上の撮影画面内外に光学的に記録するものである。こ
の装置によって、被写体像のほかに撮影日時などが自動
的に記録されるので、後で整理する場合などに便利であ
る。なお、本発明者は、既に以上のような2つの要素を
結び付け、コピーライトマークなどをフィルム上に自動
的に記録する方法を既に出願済みである。
常に著作権を意識しており、自分固有の作品であること
を主張するためにプリント印画紙の裏などにコピーライ
トマーク(丸C)と年月日,自分の氏名等を必ず記して
いる。これによって撮影者の特定および版権の所在を主
張でき、さらには保護することができ、他人が勝手に複
写することなどが禁止される。一方、従来よりカメラの
アクセサリとして日付などをフィルム上に記録する装置
がデータバックと称して存在している。これはLED
(発光ダイオード)などによって所望の英数字をフィル
ム上の撮影画面内外に光学的に記録するものである。こ
の装置によって、被写体像のほかに撮影日時などが自動
的に記録されるので、後で整理する場合などに便利であ
る。なお、本発明者は、既に以上のような2つの要素を
結び付け、コピーライトマークなどをフィルム上に自動
的に記録する方法を既に出願済みである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した出願には、コ
ピーライトマークなどをフィルム上に自動的に写し込む
ことができることを開示したのみで、その効果的な記録
位置に関わる言及についてはなされていなかった。本来
の目的を最重視すれば、すべての撮影駒近傍にそのよう
なコピーライトマークを写し込むことが万全ではあるも
のの、撮影の度毎に記録に要する余分な時間,記録に必
要な消費電流,コピーライトマークの記録を優先したた
めに逆に写し込むことのできないデータが発生するなど
の問題があった。
ピーライトマークなどをフィルム上に自動的に写し込む
ことができることを開示したのみで、その効果的な記録
位置に関わる言及についてはなされていなかった。本来
の目的を最重視すれば、すべての撮影駒近傍にそのよう
なコピーライトマークを写し込むことが万全ではあるも
のの、撮影の度毎に記録に要する余分な時間,記録に必
要な消費電流,コピーライトマークの記録を優先したた
めに逆に写し込むことのできないデータが発生するなど
の問題があった。
【0004】したがって本発明は、前述した従来の問題
を解決するためになされたものであり、その目的は、オ
リジナルフィルム自身へのコピーライトマークおよび撮
影者氏名などの記録が映像とともに自動的に記録可能と
したコピーライト記録装置を提供することにある。
を解決するためになされたものであり、その目的は、オ
リジナルフィルム自身へのコピーライトマークおよび撮
影者氏名などの記録が映像とともに自動的に記録可能と
したコピーライト記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、著作権に関するシンボルマーク状の
第1の発光パターンを備え、この第1の発光パターンを
撮影フィルム上の撮影駒近傍に記録する記録手段と、撮
影駒の駒番号を検出し、この駒番号に対応した第1の信
号を発生する検出手段と、この第1の信号に応じて記録
手段を作動させる制御手段と、を有している。
るために本発明は、著作権に関するシンボルマーク状の
第1の発光パターンを備え、この第1の発光パターンを
撮影フィルム上の撮影駒近傍に記録する記録手段と、撮
影駒の駒番号を検出し、この駒番号に対応した第1の信
号を発生する検出手段と、この第1の信号に応じて記録
手段を作動させる制御手段と、を有している。
【0006】
【作用】本発明においては、フィルム撮影駒の複数駒ま
たは複数駒おきのいずれかにフィルム先頭駒近傍に著作
権に関するシンボルマーク状の第1の発光パターンが記
録される。
たは複数駒おきのいずれかにフィルム先頭駒近傍に著作
権に関するシンボルマーク状の第1の発光パターンが記
録される。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の実施例を説明するためのカ
メラ1にデータバック5を装着した外観を示す斜視図で
ある。同図において、カメラ1に装着されたレンズ2を
通過した被写体像はファインダ3で視認でき、シャッタ
ボタン4を押すと、装填されているフィルム上に露光さ
れる。データバック5は後で詳述する複数の操作ボタン
8と確認用表示部7と指紋検出部6とを有している。
説明する。図1は、本発明の実施例を説明するためのカ
メラ1にデータバック5を装着した外観を示す斜視図で
ある。同図において、カメラ1に装着されたレンズ2を
通過した被写体像はファインダ3で視認でき、シャッタ
ボタン4を押すと、装填されているフィルム上に露光さ
れる。データバック5は後で詳述する複数の操作ボタン
8と確認用表示部7と指紋検出部6とを有している。
【0008】図2は、図1におけるのデータバック5を
開いた状態の外観を示す斜視図である。同図において、
図示しないフィルムカートリッジはフィルム室10に装
填され、引き出されたフィルムはアパーチャ11上を通
過してスプール12に巻付けられる。レンズ2を通過し
た被写体光はアパーチャ11上に投影される。ここでデ
ータバック5の裏面にはフィルムをアパーチャ11に密
着させる役目を有する圧板14が固設されている。圧板
14の一部には孔15が設けられ、この孔15を介して
写し込まれるべきデータがフィルム上に光学的に投影さ
れる。写し込みを指令する写し込み信号などはアパーチ
ャ11の外周と圧板14下部とにそれぞれペアで設けら
れた複数の接点13と接点16を介して授受される。
開いた状態の外観を示す斜視図である。同図において、
図示しないフィルムカートリッジはフィルム室10に装
填され、引き出されたフィルムはアパーチャ11上を通
過してスプール12に巻付けられる。レンズ2を通過し
た被写体光はアパーチャ11上に投影される。ここでデ
ータバック5の裏面にはフィルムをアパーチャ11に密
着させる役目を有する圧板14が固設されている。圧板
14の一部には孔15が設けられ、この孔15を介して
写し込まれるべきデータがフィルム上に光学的に投影さ
れる。写し込みを指令する写し込み信号などはアパーチ
ャ11の外周と圧板14下部とにそれぞれペアで設けら
れた複数の接点13と接点16を介して授受される。
【0009】図3,図4,図5は、前述したカメラ1,
データバック5によって撮影され、現像されたフィルム
の3種類の例を示す平面図である。これらの図において
は、フィルム45,52,58の先頭駒から第7駒まで
を部分的に示しており、撮影画面の下方には駒に対応し
た番号48,55,61も表示されている。また、各撮
影画面の間には図示したようにコピーライトに関するデ
ータが各モードにしたがって写し込まれている。
データバック5によって撮影され、現像されたフィルム
の3種類の例を示す平面図である。これらの図において
は、フィルム45,52,58の先頭駒から第7駒まで
を部分的に示しており、撮影画面の下方には駒に対応し
た番号48,55,61も表示されている。また、各撮
影画面の間には図示したようにコピーライトに関するデ
ータが各モードにしたがって写し込まれている。
【0010】図3は、第1のモードによるフィルム45
の例である。第1モードはあらゆる保管方法に対応でき
る写し込み方法であり、全ての撮影画面に対してデータ
写し込みが実行される。つまり第1駒46の前方にデー
タ49が、第2駒47の前方にデータ50というように
全ての駒の前方にコピーライトデータが写し込まれてい
る。したがってこのまま切断せずに保管する場合,一駒
毎に切断して保管する場合,数駒毎に切断して保管する
場合のいずれの場合にも対応が可能である。ここで第1
モードは前述した従来例を忠実に実行するモードであ
り、前述した問題点を有している。
の例である。第1モードはあらゆる保管方法に対応でき
る写し込み方法であり、全ての撮影画面に対してデータ
写し込みが実行される。つまり第1駒46の前方にデー
タ49が、第2駒47の前方にデータ50というように
全ての駒の前方にコピーライトデータが写し込まれてい
る。したがってこのまま切断せずに保管する場合,一駒
毎に切断して保管する場合,数駒毎に切断して保管する
場合のいずれの場合にも対応が可能である。ここで第1
モードは前述した従来例を忠実に実行するモードであ
り、前述した問題点を有している。
【0011】図4は、第2のモードによるフィルム52
の例である。第2モードはフィルム52を切断せず、1
本をそのままロール状にして保管する場合の写し込み方
法であり、第1駒53の直前にのみデータ56が写し込
まれている。この部分以外の駒の前方については図示し
たように少なくともコピーライトに関するデータ写し込
みはなされず、空白である。
の例である。第2モードはフィルム52を切断せず、1
本をそのままロール状にして保管する場合の写し込み方
法であり、第1駒53の直前にのみデータ56が写し込
まれている。この部分以外の駒の前方については図示し
たように少なくともコピーライトに関するデータ写し込
みはなされず、空白である。
【0012】図5は、第3のモードによるフィルムの例
である。第3モードは例えばフィルム58を4駒おきに
はさみで切断し、図示しないネガホルダーに入れて保存
する場合に対応する写し込み方法であり、第1駒59の
前方と第5駒60の前方にそれぞれデータ62,データ
63が写し込まれている。図示しないが、続く部分につ
いては第9駒,第13駒,第17駒,第21駒,第25
駒,第29駒,第33駒のそれぞれの前方に写し込みが
実行される。ネガホルダーには、4駒毎のものと6駒毎
のものとがあるので、後述のように選択可能とすれば、
いずれにも対処可能なデータ写し込みが可能である。6
駒対応の場合の写し込み位置は、第1駒,第7駒,第1
3駒,第19駒,第25駒,第31駒の前方部分であ
る。この応用として、一方を選択する操作が煩わしい場
合には両者を満たす解として、第1駒,第5駒,第7
駒,第9駒,第13駒,第17駒,第19駒,第21
駒,第25駒,第29駒,第3駒1,第33駒について
写し込みができるようにすれば良い。
である。第3モードは例えばフィルム58を4駒おきに
はさみで切断し、図示しないネガホルダーに入れて保存
する場合に対応する写し込み方法であり、第1駒59の
前方と第5駒60の前方にそれぞれデータ62,データ
63が写し込まれている。図示しないが、続く部分につ
いては第9駒,第13駒,第17駒,第21駒,第25
駒,第29駒,第33駒のそれぞれの前方に写し込みが
実行される。ネガホルダーには、4駒毎のものと6駒毎
のものとがあるので、後述のように選択可能とすれば、
いずれにも対処可能なデータ写し込みが可能である。6
駒対応の場合の写し込み位置は、第1駒,第7駒,第1
3駒,第19駒,第25駒,第31駒の前方部分であ
る。この応用として、一方を選択する操作が煩わしい場
合には両者を満たす解として、第1駒,第5駒,第7
駒,第9駒,第13駒,第17駒,第19駒,第21
駒,第25駒,第29駒,第3駒1,第33駒について
写し込みができるようにすれば良い。
【0013】図6は、本発明のカメラ1とデータバック
5とを組み合わせた一実施例による構成を示すブロック
図である。同図において、接点30,31,32から左
側がカメラ1に右側がデータバック5に相当する。ま
ず、カメラ1の回路部分から説明する。回路の作動はす
べて電池20からの給電による。カメラ1の制御は、す
べてCPU24を中心として実行される。CPU24に
は公知の如く測光回路21からの被写体輝度信号,フィ
ルム感度検出回路22からのフィルム感度信号および各
種スイッチの状態を検出するスイッチ検出回路23から
の状態信号がそれぞれ入力される。ここでスイッチ検出
回路23には前述したシャッタボタン4に連動する電源
スイッチ,レリーズスイッチおよびカメラ動作を検出す
るシーケンススイッチも含まれる。そしてCPU24は
ファインダ内などに設置されたLCD25にて露光条件
の表示,シャッタ26を開閉して所定時間の露光,絞り
27の開口径を可変して透過光量の制御およびモータ2
8を回転させてフィルムの巻き上げ,巻き戻しを行う。
また、データバック5からは接点30を介して記録駒の
モード信号の入力およびデータバック5へはトランジス
タ29を駆動して接点31を介した写し込み信号の出力
を行う。
5とを組み合わせた一実施例による構成を示すブロック
図である。同図において、接点30,31,32から左
側がカメラ1に右側がデータバック5に相当する。ま
ず、カメラ1の回路部分から説明する。回路の作動はす
べて電池20からの給電による。カメラ1の制御は、す
べてCPU24を中心として実行される。CPU24に
は公知の如く測光回路21からの被写体輝度信号,フィ
ルム感度検出回路22からのフィルム感度信号および各
種スイッチの状態を検出するスイッチ検出回路23から
の状態信号がそれぞれ入力される。ここでスイッチ検出
回路23には前述したシャッタボタン4に連動する電源
スイッチ,レリーズスイッチおよびカメラ動作を検出す
るシーケンススイッチも含まれる。そしてCPU24は
ファインダ内などに設置されたLCD25にて露光条件
の表示,シャッタ26を開閉して所定時間の露光,絞り
27の開口径を可変して透過光量の制御およびモータ2
8を回転させてフィルムの巻き上げ,巻き戻しを行う。
また、データバック5からは接点30を介して記録駒の
モード信号の入力およびデータバック5へはトランジス
タ29を駆動して接点31を介した写し込み信号の出力
を行う。
【0014】データバック5の回路については下記のよ
うに作動する。電池35はCPU36を含めた各部分へ
給電する。CPU36にはインターフェース回路37を
介して指紋検出センサ38から得た指紋情報,スイッチ
検出回路39から前述の複数のボタン8によるモード設
定条件および接点31を介して写し込みタイミング信号
が入力される。一方、LCD40を駆動して設定条件の
表示,発光手段41を発光させてコピーライトに関する
データの写し込みおよび接点30を介して記録駒のモー
ド信号をカメラ1に伝達するよう作動する。
うに作動する。電池35はCPU36を含めた各部分へ
給電する。CPU36にはインターフェース回路37を
介して指紋検出センサ38から得た指紋情報,スイッチ
検出回路39から前述の複数のボタン8によるモード設
定条件および接点31を介して写し込みタイミング信号
が入力される。一方、LCD40を駆動して設定条件の
表示,発光手段41を発光させてコピーライトに関する
データの写し込みおよび接点30を介して記録駒のモー
ド信号をカメラ1に伝達するよう作動する。
【0015】図7は、データバック5に使用されている
LCD40のセグメントパターン例を示したものであ
る。同図において、セグメント70はコピーライトマー
ク(丸C)であって以下に続くセグメント71(年
号),セグメント72(イニシャル)とともにコピーラ
イトで有ることを示す。後述のようにセグメント71,
72は各デジット毎に任意の英数字を選択することが可
能である。セグメント79は指紋を表現するセグメント
であり、後述のように撮影者の指紋パターンを登録する
時およびデータ写し込みを行う時に撮影者の指紋を指紋
検出部に押し当てることを要求する表示である。セグメ
ント73,74,75,76は記録モードの表示用であ
り、各々毎駒,4駒おき,6駒おき,第1駒のみのいず
れかのデータ記録を選択した場合に点灯する。セグメン
ト77,78はそれぞれデータ写し込みの実行モードが
選択されたとき、指紋の登録を行うモードが選択された
時に点灯する
LCD40のセグメントパターン例を示したものであ
る。同図において、セグメント70はコピーライトマー
ク(丸C)であって以下に続くセグメント71(年
号),セグメント72(イニシャル)とともにコピーラ
イトで有ることを示す。後述のようにセグメント71,
72は各デジット毎に任意の英数字を選択することが可
能である。セグメント79は指紋を表現するセグメント
であり、後述のように撮影者の指紋パターンを登録する
時およびデータ写し込みを行う時に撮影者の指紋を指紋
検出部に押し当てることを要求する表示である。セグメ
ント73,74,75,76は記録モードの表示用であ
り、各々毎駒,4駒おき,6駒おき,第1駒のみのいず
れかのデータ記録を選択した場合に点灯する。セグメン
ト77,78はそれぞれデータ写し込みの実行モードが
選択されたとき、指紋の登録を行うモードが選択された
時に点灯する
【0016】図8,図9は、カメラ1のCPU24のフ
ローチャートの一例を示したものである。これらの図に
おいて、シャッタボタン4に連動する電源スイッチが投
入され、CPU24に給電が行われている場合に繰り返
し実行される。 ステップ80:フィルムカートリッジの有無を確認す
る。 ステップ81:フィルムカートリッジが装填されていな
いので、その旨の表示を行い、ステップ80に戻る。 ステップ82:フィルムの装填に続いてローディングが
済んでいるか否かを判断する。ここでローディングとは
図2中のスプール12にフィルム先端部を巻き付ける動
作を示す。 ステップ83:ローディング動作を実行する。 ステップ84:ローディングが終了したので、CPU2
4内の記憶手段におけるフィルムの枚数カウンタを1に
セットする。 ステップ85:測光回路21からの被写体輝度信号を受
ける。 ステップ86:被写体輝度信号とフィルム感度検出回路
22からのフィルム感度信号を演算し、適正露出条件を
算出する。 ステップ87:LCD25に露出条件を表示する。 ステップ88:スイッチ検出回路23中のレリーズスイ
ッチが押されたか否かを判断する。 ステップ89:レリーズシーケンスに入り、まず、光路
からミラーを回避させる。 ステップ90:絞り27をステップ86で算出された絞
り開口にセットする。
ローチャートの一例を示したものである。これらの図に
おいて、シャッタボタン4に連動する電源スイッチが投
入され、CPU24に給電が行われている場合に繰り返
し実行される。 ステップ80:フィルムカートリッジの有無を確認す
る。 ステップ81:フィルムカートリッジが装填されていな
いので、その旨の表示を行い、ステップ80に戻る。 ステップ82:フィルムの装填に続いてローディングが
済んでいるか否かを判断する。ここでローディングとは
図2中のスプール12にフィルム先端部を巻き付ける動
作を示す。 ステップ83:ローディング動作を実行する。 ステップ84:ローディングが終了したので、CPU2
4内の記憶手段におけるフィルムの枚数カウンタを1に
セットする。 ステップ85:測光回路21からの被写体輝度信号を受
ける。 ステップ86:被写体輝度信号とフィルム感度検出回路
22からのフィルム感度信号を演算し、適正露出条件を
算出する。 ステップ87:LCD25に露出条件を表示する。 ステップ88:スイッチ検出回路23中のレリーズスイ
ッチが押されたか否かを判断する。 ステップ89:レリーズシーケンスに入り、まず、光路
からミラーを回避させる。 ステップ90:絞り27をステップ86で算出された絞
り開口にセットする。
【0017】ステップ91:データバック5から接点3
0を介して送信されるデータ記録モードの状態を判別す
る。まず、第1駒のみに写し込むモードか否かを判断す
る。 ステップ92:フィルムカウンタの値が1か否かを判断
する。 ステップ93:すべての駒に写し込むモードか否かを判
断する。 ステップ94:4駒毎に写し込むモードか否かを判断す
る。 ステップ95:フィルムカウンタの値が4の整数倍に1
を加算した数値か否かを判断する。 ステップ96:フィルムカウンタの値が6の整数倍に1
を加算した数値か否かを判断する。 ステップ97:トランジスタ29を一定時間オンし、接
点31を介してデータバック5に写し込み信号を送信す
る。 ステップ98:シャッタ26をステップ86で算出され
た時間開き、フィルムを露光する。 ステップ99:モータ28を回転させてフィルムの巻き
上げ、絞り27,図示しないミラーを元の状態に復帰さ
せる。 ステップ100:フィルムカウンタの値に1を加算した
後、ステップ80に戻って以上の処理を繰り返す。
0を介して送信されるデータ記録モードの状態を判別す
る。まず、第1駒のみに写し込むモードか否かを判断す
る。 ステップ92:フィルムカウンタの値が1か否かを判断
する。 ステップ93:すべての駒に写し込むモードか否かを判
断する。 ステップ94:4駒毎に写し込むモードか否かを判断す
る。 ステップ95:フィルムカウンタの値が4の整数倍に1
を加算した数値か否かを判断する。 ステップ96:フィルムカウンタの値が6の整数倍に1
を加算した数値か否かを判断する。 ステップ97:トランジスタ29を一定時間オンし、接
点31を介してデータバック5に写し込み信号を送信す
る。 ステップ98:シャッタ26をステップ86で算出され
た時間開き、フィルムを露光する。 ステップ99:モータ28を回転させてフィルムの巻き
上げ、絞り27,図示しないミラーを元の状態に復帰さ
せる。 ステップ100:フィルムカウンタの値に1を加算した
後、ステップ80に戻って以上の処理を繰り返す。
【0018】図10,図11は、データバック5のCP
U36のフローチャートの一例を示したものである。こ
れらの図において、電池35が装填されている場合に繰
り返し実行される。 ステップ105:スイッチ39によって選択されたモー
ドを判断する。 ステップ106:コピーライトデータを登録するモード
であるので、まず以前に設定されていた年号を表示す
る。図7のLCD40中セグメント71の設定である。 ステップ107:セグメント71中の変更したい桁を選
択する。 ステップ108:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ107,ステップ108を
繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ109:セグメント72にて以前に設定されて
いたイニシャルを表示する。 ステップ110:セグメント72中の変更したい桁を選
択する。 ステップ111:その桁の表示値を変更する。実際には
スイッチ8を操作してステップ109,ステップ110
を繰り返すが、公知であるので詳述しない。 ステップ113:指紋検出センサ38に例えば親指を押
し当てる旨を要求する。具体的にはセグメント79の点
滅による。なお、音による表示を用いても良い。 ステップ114:インターフェース回路37を介した指
紋検出センサ38からの信号を判読して正しく指紋パタ
ーンが検出できたかを判断する。 ステップ115:上記ステップで設定された年号および
イニシャルと指紋パターンとをペアにしてCPU36内
の記憶回路に格納する。 ステップ116:指紋パターンが読み取れたことを表示
する。詳しくはセグメント79の連続点灯などによる。
この表示も音を用いて行っても良い。 ステップ117:一定時間の遅延を経てステップ105
に戻り、上記のステップを繰り返し実行する。この遅延
はステップ116による表示を使用者に認識させるため
のものである。 ステップ118:写込みデータを登録するモードではな
いので、まず、以前に設定されていた写し込みモードを
表示する。ここで写し込みモードとは図3,図4,図5
に示した写し込みモードのうちいずれを選択するかを決
定するモードのことである。具体的にはセグメント7
3,74,75,76のいずれかのセグメントが表示さ
れる。 ステップ119:写し込みモードの変更を行うモードが
選択されているか否かをSW39の出力より判断する。 ステップ120:写し込みモードの変更を行う。具体的
にはセグメント73,74,75,76のいずれかのセ
グメントが現在の表示セグメントに代わって表示され
る。 ステップ121:選択された写し込みモードの種類を記
憶する。 ステップ122:指紋検出センサ38に指を押し当てる
旨を要求する。具体的にはセグメント79の点滅によ
る。なお、音による表示を用いても良い。 ステップ123:インターフェース回路37を介した指
紋検出センサ38からの信号を判読する。 ステップ124:ステップ115で記憶されていた登録
指紋パターンを再生する。 ステップ125:登録指紋パターンとステップ123で
読みとった指紋パターンとの一致を判断する。 ステップ126:ステップ115で記憶されていた登録
年号および登録イニシャルを再生する。 ステップ127:セグメント71,72でそれらを表示
する。 ステップ128:CPU36内のタイマに所定値をセッ
トし,計時を開始する。 ステップ129:接点31を介して写し込み信号が入力
されたかを判断する。 ステップ130:写し込み信号が入力されないので、ス
テップ128で開始しているタイマの計時が完了したか
を判断する。計時が完了していれば、ステップ105に
戻る。これは登録年号および登録イニシャルをいつまで
も表示して登録者以外の撮影者による誤用を防止するた
めに打ち切ることを意味する。タイマ計時が未完了であ
れば、ステップ129に復帰する。 ステップ131:発光手段41を駆動して図3,図4,
図5のいずれかのようにデータの写し込みを実行する。
U36のフローチャートの一例を示したものである。こ
れらの図において、電池35が装填されている場合に繰
り返し実行される。 ステップ105:スイッチ39によって選択されたモー
ドを判断する。 ステップ106:コピーライトデータを登録するモード
であるので、まず以前に設定されていた年号を表示す
る。図7のLCD40中セグメント71の設定である。 ステップ107:セグメント71中の変更したい桁を選
択する。 ステップ108:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ107,ステップ108を
繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ109:セグメント72にて以前に設定されて
いたイニシャルを表示する。 ステップ110:セグメント72中の変更したい桁を選
択する。 ステップ111:その桁の表示値を変更する。実際には
スイッチ8を操作してステップ109,ステップ110
を繰り返すが、公知であるので詳述しない。 ステップ113:指紋検出センサ38に例えば親指を押
し当てる旨を要求する。具体的にはセグメント79の点
滅による。なお、音による表示を用いても良い。 ステップ114:インターフェース回路37を介した指
紋検出センサ38からの信号を判読して正しく指紋パタ
ーンが検出できたかを判断する。 ステップ115:上記ステップで設定された年号および
イニシャルと指紋パターンとをペアにしてCPU36内
の記憶回路に格納する。 ステップ116:指紋パターンが読み取れたことを表示
する。詳しくはセグメント79の連続点灯などによる。
この表示も音を用いて行っても良い。 ステップ117:一定時間の遅延を経てステップ105
に戻り、上記のステップを繰り返し実行する。この遅延
はステップ116による表示を使用者に認識させるため
のものである。 ステップ118:写込みデータを登録するモードではな
いので、まず、以前に設定されていた写し込みモードを
表示する。ここで写し込みモードとは図3,図4,図5
に示した写し込みモードのうちいずれを選択するかを決
定するモードのことである。具体的にはセグメント7
3,74,75,76のいずれかのセグメントが表示さ
れる。 ステップ119:写し込みモードの変更を行うモードが
選択されているか否かをSW39の出力より判断する。 ステップ120:写し込みモードの変更を行う。具体的
にはセグメント73,74,75,76のいずれかのセ
グメントが現在の表示セグメントに代わって表示され
る。 ステップ121:選択された写し込みモードの種類を記
憶する。 ステップ122:指紋検出センサ38に指を押し当てる
旨を要求する。具体的にはセグメント79の点滅によ
る。なお、音による表示を用いても良い。 ステップ123:インターフェース回路37を介した指
紋検出センサ38からの信号を判読する。 ステップ124:ステップ115で記憶されていた登録
指紋パターンを再生する。 ステップ125:登録指紋パターンとステップ123で
読みとった指紋パターンとの一致を判断する。 ステップ126:ステップ115で記憶されていた登録
年号および登録イニシャルを再生する。 ステップ127:セグメント71,72でそれらを表示
する。 ステップ128:CPU36内のタイマに所定値をセッ
トし,計時を開始する。 ステップ129:接点31を介して写し込み信号が入力
されたかを判断する。 ステップ130:写し込み信号が入力されないので、ス
テップ128で開始しているタイマの計時が完了したか
を判断する。計時が完了していれば、ステップ105に
戻る。これは登録年号および登録イニシャルをいつまで
も表示して登録者以外の撮影者による誤用を防止するた
めに打ち切ることを意味する。タイマ計時が未完了であ
れば、ステップ129に復帰する。 ステップ131:発光手段41を駆動して図3,図4,
図5のいずれかのようにデータの写し込みを実行する。
【0019】図12は、本発明のカメラ1とデータバッ
ク5とを組み合わせた他の実施例による構成を示すブロ
ック図であり、カメラ1において、CPU24と電池2
0,測光回路21,フィルム感度検出回路22,スイッ
チ検出回路23,LCD25,シャッタ26,絞り2
7,モータ28およびトランジスタ29との関係は図6
と共通であるので、同一符号とし、その説明は省略す
る。同図において、図6と異なる点は、トランジスタ3
3を駆動してデータバック5に接点30を介してデータ
セレクト信号を伝達する点である。このデータセレクト
信号は写し込みデータの種類をカメラ1側から選択でき
るようにしたものであり、トランジスタ33のオンある
いはオフによって制御することができる。ここで用意さ
れている写し込みデータの種類は、年月日データとコピ
ーライト関連データとの2種類である。データバック5
については、電池35,CPU36,スイッチ検出回路
39が図6と共通であるので、同一符号とし説明は省略
する。同図において、図6と異なる点は、CPU36に
正確な原発振周波数を供給する発振器44が接続されて
年月日の計時を常に実行するようにし、表示用LCD4
2と発光手段43とが図示のようなパターンを有してい
ることである。
ク5とを組み合わせた他の実施例による構成を示すブロ
ック図であり、カメラ1において、CPU24と電池2
0,測光回路21,フィルム感度検出回路22,スイッ
チ検出回路23,LCD25,シャッタ26,絞り2
7,モータ28およびトランジスタ29との関係は図6
と共通であるので、同一符号とし、その説明は省略す
る。同図において、図6と異なる点は、トランジスタ3
3を駆動してデータバック5に接点30を介してデータ
セレクト信号を伝達する点である。このデータセレクト
信号は写し込みデータの種類をカメラ1側から選択でき
るようにしたものであり、トランジスタ33のオンある
いはオフによって制御することができる。ここで用意さ
れている写し込みデータの種類は、年月日データとコピ
ーライト関連データとの2種類である。データバック5
については、電池35,CPU36,スイッチ検出回路
39が図6と共通であるので、同一符号とし説明は省略
する。同図において、図6と異なる点は、CPU36に
正確な原発振周波数を供給する発振器44が接続されて
年月日の計時を常に実行するようにし、表示用LCD4
2と発光手段43とが図示のようなパターンを有してい
ることである。
【0020】図13は、前述した構成によるカメラ1と
データバック5との組み合わせによって実写されたフィ
ルム145の例である。例えば第1駒146の下方に番
号149が印字されているのは図3,図4,図5と同様
である。また図5と同様に第1駒146,第5駒148
の前方にコピーライトに関する写し込みデータ150が
実行されている。相違点は、第1駒146,第5駒14
8以外の部分には年月日などのデータ151が写し込ま
れている点である。逆に述べれば、標準的に年月日の写
し込みをすべての駒に対して実行するように設定してあ
るものの、要所要所にコピーライトのデータ写し込みが
年月日データに代わって自動的に記録されるようになっ
ているのである。この場合には、フィルム145が4駒
おきに切断されることを予想して第1駒146,第5駒
148などの4駒おきに写し込みデータを変更するよう
にしたが、図4のように第1駒146に対してのみ実行
するなどしても良いことは言うまでもない。
データバック5との組み合わせによって実写されたフィ
ルム145の例である。例えば第1駒146の下方に番
号149が印字されているのは図3,図4,図5と同様
である。また図5と同様に第1駒146,第5駒148
の前方にコピーライトに関する写し込みデータ150が
実行されている。相違点は、第1駒146,第5駒14
8以外の部分には年月日などのデータ151が写し込ま
れている点である。逆に述べれば、標準的に年月日の写
し込みをすべての駒に対して実行するように設定してあ
るものの、要所要所にコピーライトのデータ写し込みが
年月日データに代わって自動的に記録されるようになっ
ているのである。この場合には、フィルム145が4駒
おきに切断されることを予想して第1駒146,第5駒
148などの4駒おきに写し込みデータを変更するよう
にしたが、図4のように第1駒146に対してのみ実行
するなどしても良いことは言うまでもない。
【0021】図14は、図12の表示用LCD42の詳
細なセグメントの一例を示したものである。同図におい
て、セグメント70はコピーライトマーク(丸C)であ
って以下に続くセグメント71(年号)およびセグメン
ト72(イニシャル)とともにコピーライトで有るこを
示す。後述のようにセグメント71,72は各デジット
毎に任意の英数字を選択することが可能である。セグメ
ント140は年月日を表し、各デジット毎に任意数値の
選択が可能である。ここでセグメント141,142は
各々コピーライトデータが写し込まれる場合、年月日デ
ータが写し込まれる場合に点灯する種別表示マークであ
る。
細なセグメントの一例を示したものである。同図におい
て、セグメント70はコピーライトマーク(丸C)であ
って以下に続くセグメント71(年号)およびセグメン
ト72(イニシャル)とともにコピーライトで有るこを
示す。後述のようにセグメント71,72は各デジット
毎に任意の英数字を選択することが可能である。セグメ
ント140は年月日を表し、各デジット毎に任意数値の
選択が可能である。ここでセグメント141,142は
各々コピーライトデータが写し込まれる場合、年月日デ
ータが写し込まれる場合に点灯する種別表示マークであ
る。
【0022】図15は、図12のCPU24の処理を示
すプログラムの一例である。同図において、シャッタボ
タン4に連動する電源スイッチが投入され、CPU24
に給電が行われている場合に繰り返し実行される。 ステップ155:フィルムカートリッジの有無を確認す
る。 ステップ156:フィルムカートリッジが装填されてい
ないので、その旨の表示を行い、ステップ155に戻
る。 ステップ157:フィルムの装填に続いてローディング
が済んでいるか否かを判断する。ここでローディングと
は図2中のスプール12にフィルム先端部を巻き付ける
動作を示す。 ステップ158:ローディング動作を実行する。 ステップ159:ローディングが終了したので、CPU
24内の記憶手段におけるフィルムの枚数カウンタを1
にセットする。 ステップ160:測光回路21からの被写体輝度信号を
受ける。 ステップ161:被写体輝度信号とフィルム感度検出回
路22からのフィルム感度信号を演算し、適正露出条件
を算出する。 ステップ162:LCD25に露出条件を表示する。 ステップ163:フィルムカウンタの値が4の整数倍に
1を加算した数値か否かを判断する。 ステップ164:年月日データを写し込むようトランジ
スタ33を作動させ、接点30を介してデータバック5
に種別信号を送信する。 ステップ165:コピーライトデータを写し込むようト
ランジスタ33を作動させ、接点30を介してデータバ
ック5に種別信号を送信する。 ステップ166:スイッチ検出回路23中のレリーズス
イッチが押されたか否かを判断する。 ステップ167:レリーズシーケンスに入り、まず光路
からミラーを回避させる。 ステップ168:絞り27をステップ161で算出した
絞り開口にセットする。 ステップ169:トランジスタ29を一定時間オンし、
接点31を介してデータバック5に写し込み信号を送信
する。 ステップ170:シャッタ26をステップ161で算出
した時間開きフィルムを露光する。 ステップ171:モータ28を回転させてフィルムの巻
き上げ、絞り27,ミラーを元の状態に復帰させる。 ステップ172:フィルムカウンタの値に1を加算した
後、ステップ80に戻って以上の処理を繰り返す。
すプログラムの一例である。同図において、シャッタボ
タン4に連動する電源スイッチが投入され、CPU24
に給電が行われている場合に繰り返し実行される。 ステップ155:フィルムカートリッジの有無を確認す
る。 ステップ156:フィルムカートリッジが装填されてい
ないので、その旨の表示を行い、ステップ155に戻
る。 ステップ157:フィルムの装填に続いてローディング
が済んでいるか否かを判断する。ここでローディングと
は図2中のスプール12にフィルム先端部を巻き付ける
動作を示す。 ステップ158:ローディング動作を実行する。 ステップ159:ローディングが終了したので、CPU
24内の記憶手段におけるフィルムの枚数カウンタを1
にセットする。 ステップ160:測光回路21からの被写体輝度信号を
受ける。 ステップ161:被写体輝度信号とフィルム感度検出回
路22からのフィルム感度信号を演算し、適正露出条件
を算出する。 ステップ162:LCD25に露出条件を表示する。 ステップ163:フィルムカウンタの値が4の整数倍に
1を加算した数値か否かを判断する。 ステップ164:年月日データを写し込むようトランジ
スタ33を作動させ、接点30を介してデータバック5
に種別信号を送信する。 ステップ165:コピーライトデータを写し込むようト
ランジスタ33を作動させ、接点30を介してデータバ
ック5に種別信号を送信する。 ステップ166:スイッチ検出回路23中のレリーズス
イッチが押されたか否かを判断する。 ステップ167:レリーズシーケンスに入り、まず光路
からミラーを回避させる。 ステップ168:絞り27をステップ161で算出した
絞り開口にセットする。 ステップ169:トランジスタ29を一定時間オンし、
接点31を介してデータバック5に写し込み信号を送信
する。 ステップ170:シャッタ26をステップ161で算出
した時間開きフィルムを露光する。 ステップ171:モータ28を回転させてフィルムの巻
き上げ、絞り27,ミラーを元の状態に復帰させる。 ステップ172:フィルムカウンタの値に1を加算した
後、ステップ80に戻って以上の処理を繰り返す。
【0023】図16は、データバック5のCPU36の
フローチャートの一例である。同図において、電池35
が装填されている場合に繰り返し実行される。 ステップ175:スイッチ39によって選択されたモー
ドを判断する。 ステップ176:各種写し込みデータを変更登録するモ
ードである。まず、LCD2中のセグメント71の設定
である。以前設定されていた年号を表示する。 ステップ177:セグメント71中の変更したい桁を選
択する。 ステップ178:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ177,178を繰り返す
が公知であるので、詳述しない。 ステップ179:セグメント72にて以前に設定されて
いたイニシャルを表示する。 ステップ180:セグメント72中の変更したい桁を選
択する。 ステップ181:その桁の表示値を変更する。実際には
スイッチ8を操作してステップ179,ステップ180
を繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ182:セグメント140にて以前設定されて
いた年月日を表示する。 ステップ183:セグメント140中の変更したい桁を
選択する。 ステップ184:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ183,ステップ184を
繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ185:どのデータを写し込むモードかを判別
する。 ステップ186:年月日データ写し込みモードであるの
で、マーク142を点灯させ、撮影者にわかるようにす
る。 ステップ187:発光手段43を所定の年月日信号で駆
動する準備を行う。 ステップ188:コピーライト写し込みモードであるの
で、マーク141を点灯させ、撮影者にわかるようにす
る。 ステップ189:発光手段43を所定のコピーライト信
号で駆動する準備を行う。 ステップ190:カメラ1から接点31を介して写し込
み信号が出力されているかを判別する。 ステップ191:発光手段を駆動して写し込みを実行す
る。
フローチャートの一例である。同図において、電池35
が装填されている場合に繰り返し実行される。 ステップ175:スイッチ39によって選択されたモー
ドを判断する。 ステップ176:各種写し込みデータを変更登録するモ
ードである。まず、LCD2中のセグメント71の設定
である。以前設定されていた年号を表示する。 ステップ177:セグメント71中の変更したい桁を選
択する。 ステップ178:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ177,178を繰り返す
が公知であるので、詳述しない。 ステップ179:セグメント72にて以前に設定されて
いたイニシャルを表示する。 ステップ180:セグメント72中の変更したい桁を選
択する。 ステップ181:その桁の表示値を変更する。実際には
スイッチ8を操作してステップ179,ステップ180
を繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ182:セグメント140にて以前設定されて
いた年月日を表示する。 ステップ183:セグメント140中の変更したい桁を
選択する。 ステップ184:その桁の数値を変更する。実際にはス
イッチ8を操作してステップ183,ステップ184を
繰り返すが、公知であるので、詳述しない。 ステップ185:どのデータを写し込むモードかを判別
する。 ステップ186:年月日データ写し込みモードであるの
で、マーク142を点灯させ、撮影者にわかるようにす
る。 ステップ187:発光手段43を所定の年月日信号で駆
動する準備を行う。 ステップ188:コピーライト写し込みモードであるの
で、マーク141を点灯させ、撮影者にわかるようにす
る。 ステップ189:発光手段43を所定のコピーライト信
号で駆動する準備を行う。 ステップ190:カメラ1から接点31を介して写し込
み信号が出力されているかを判別する。 ステップ191:発光手段を駆動して写し込みを実行す
る。
【0024】なお、本実施例では、登録モードと写し込
みモードとの切り換えはSW39の出力より行われる
が、本発明はこれに限らず、例えば登録モードにおいて
登録動作が終了すると、自動的に写し込みモードに切り
換わるようにしても良い。
みモードとの切り換えはSW39の出力より行われる
が、本発明はこれに限らず、例えば登録モードにおいて
登録動作が終了すると、自動的に写し込みモードに切り
換わるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
切なオリジナルフィルム自身へのコピーライトマークと
撮影者氏名などの記録が映像と共に自動的になされる。
これらのマークの記録位置は、全ての撮影駒に対して記
録するモードの他、フィルムの第1画面の直前にのみ記
録するモード,複数駒置きの要所に記録するモードのう
ち一つを必要に応じて選択することができるので、フィ
ルムを切断せず、1本をロール状にして保管する場合,
リバーサルフィルムをスライドに加工して保管する場合
およびネガフィルムを例えば4駒毎に切断してフィルム
ホルダーに差し込んで保管する場合のいずれのフィルム
片についても著作権の所在を主張をすることが可能とな
る。また、ネガホルダーは6駒ごとに切断されたフィル
ム片を扱うものもあるので、状況に応じて駒数の切り替
えも可能としている。このように全てのフィルムのあら
ゆる保管状況に対応して記録モードを選択することを可
能としている。さらに撮影者が自由に任意の位置で自動
的に記録が実施されるように予め駒番号数字の登録がで
きるようにしておくことも可能となる。
切なオリジナルフィルム自身へのコピーライトマークと
撮影者氏名などの記録が映像と共に自動的になされる。
これらのマークの記録位置は、全ての撮影駒に対して記
録するモードの他、フィルムの第1画面の直前にのみ記
録するモード,複数駒置きの要所に記録するモードのう
ち一つを必要に応じて選択することができるので、フィ
ルムを切断せず、1本をロール状にして保管する場合,
リバーサルフィルムをスライドに加工して保管する場合
およびネガフィルムを例えば4駒毎に切断してフィルム
ホルダーに差し込んで保管する場合のいずれのフィルム
片についても著作権の所在を主張をすることが可能とな
る。また、ネガホルダーは6駒ごとに切断されたフィル
ム片を扱うものもあるので、状況に応じて駒数の切り替
えも可能としている。このように全てのフィルムのあら
ゆる保管状況に対応して記録モードを選択することを可
能としている。さらに撮影者が自由に任意の位置で自動
的に記録が実施されるように予め駒番号数字の登録がで
きるようにしておくことも可能となる。
【図1】本発明によるコピーライト記録装置の実施例を
説明するためのカメラにデータバックを装着した状態を
示す外観の斜視図である。
説明するためのカメラにデータバックを装着した状態を
示す外観の斜視図である。
【図2】図1におけるデータバックを開いた状態を示す
外観の斜視図である。
外観の斜視図である。
【図3】カメラとデータバックとの組み合わせによって
撮影され現像されたフィルムの一例を示す図である。
撮影され現像されたフィルムの一例を示す図である。
【図4】カメラとデータバックとの組み合わせによって
撮影され現像されたフィルムの他の例を示す図である。
撮影され現像されたフィルムの他の例を示す図である。
【図5】カメラとデータバックとの組み合わせによって
撮影され現像されたフィルムのさらに他の例を示す図で
ある。
撮影され現像されたフィルムのさらに他の例を示す図で
ある。
【図6】本発明によるコピーライト記録装置の一実施例
による構成を説明するブロック図である。
による構成を説明するブロック図である。
【図7】データバックに使用されているLCDのセグメ
ントパターンの一例を示す図である。
ントパターンの一例を示す図である。
【図8】カメラのCPUのフローチャートを示す図であ
る。
る。
【図9】図8に引き続くカメラのCPUのフローチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図10】データバックのCPUのフローチャートを示
す図である。
す図である。
【図11】図10に引き続くデータバックのCPUのフ
ローチャートを示す図である。
ローチャートを示す図である。
【図12】本発明によるコピーライト記録装置の他の実
施例による構成を説明するブロック図である。
施例による構成を説明するブロック図である。
【図13】図12のカメラとデータバックとの組み合わ
せによって撮影され現像されたフィルムの例を示す図で
ある。
せによって撮影され現像されたフィルムの例を示す図で
ある。
【図14】図12の表示用LCDのセグメントパターン
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図15】図12のCPUの処理プログラムを示す図で
ある。
ある。
【図16】図12のデータバックのCPUのフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
1 カメラ 2 レンズ 3 ファインダ 4 シャッタボタン 5 データバック 6 指紋検出部 7 確認用表示部 8 操作ボタン 10 フィルム室 11 アパーチャ 12 スプール 13 接点 14 圧板 15 孔 16 接点 20 電池 21 測光回路 22 フィルム感度検出回路 23 スイッチ検出回路 24 CPU 25 LED 26 シャッタ 27 絞り 28 モータ 29 トランジスタ 30 接点 31 接点 32 接点 33 トランジスタ 35 電池 36 CPU 37 インターフェース回路 38 指紋検出センサ 39 スイッチ回路 40 LCD 41 発光手段 42 表示用LCD 43 発光手段 44 発振器 45 フィルム 46 第1駒 47 第2駒 48 番号 49 写し込みデータ 50 写し込みデータ 52 フィルム 53 第1駒 54 第2駒 55 番号 56 写し込みデータ 58 フィルム 59 第1駒 60 第5駒 61 番号 62 写し込みデータ 63 写し込みデータ 70 セグメント 71 セグメント 72 セグメント 73 セグメント 74 セグメント 75 セグメント 76 セグメント 77 セグメント 78 セグメント 140 セグメント 141 セグメント 142 セグメント 145 フィルム 146 第1駒 147 第2駒 148 第5駒 149 番号 150 写し込みデータ 151 写し込みデータ
Claims (7)
- 【請求項1】 著作権に関するシンボルマーク状の第1
の発光パターンを備え、前記第1の発光パターンを撮影
フィルム上の撮影駒近傍に記録する記録手段と、 前記撮影駒の駒番号を検出し、前記駒番号に対応した第
1の信号を発生する検出手段と、 前記第1の信号に応じて前記記録手段を作動させる制御
手段と、を有することを特徴とするコピーライト記録装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前
記第1の信号より前記撮影駒が前記撮影フィルムの先頭
駒であるときのみ、前記先頭駒近傍に前記第1の発光パ
ターンを記録するよう前記記録手段を制御することを特
徴とするコピーライト記録装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、前
記第1の信号より前記撮影駒が前記第1の発光パターン
が記録された最後の駒から複数駒置いた撮影駒であると
きのみ、前記撮影駒近傍に前記第1の発光パターンを記
録するよう前記記録手段を制御することを特徴とするコ
ピーライト記録装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記記録手段は、日
付などに関する第2の発光パターンを備え、前記制御手
段は、前記第1の信号より前記撮影駒が前記第1の発光
パターンが記録された最後の駒から複数駒置いた撮影駒
あるときは前記第1の発光パターンを選択して前記撮影
駒が前記最後の駒から複数置いた撮影駒でないときは前
記第2の発光パターンを選択して前記撮影駒近傍に記録
するように前記記録手段を制御することを特徴とするコ
ピーライト記録装置。 - 【請求項5】 請求項1において、前記記録手段は、日
付などに関する第2の発光パターンを備え、前記制御手
段は、前記第1の信号に応じて前記第1の発光パターン
および第2の発光パターンを選択して前記フィルム上に
記録するよう前記記録手段を制御することを特徴とする
コピーライト記録装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記記録手段は、前
記第1の発光パターンを備えた第1の記録手段と、前記
第2の発光パターンを備えた第2の記録手段とを有する
ことを特徴とするコピーライト記録装置。 - 【請求項7】 請求項5において、前記制御手段により
選択された前記第1の発光パターンと前記第2の発光パ
ターンとのいずれか一方を表示する表示手段を有するこ
とを特徴とするコピーライト記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318632A JPH05127247A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | コピーライト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318632A JPH05127247A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | コピーライト記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127247A true JPH05127247A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18101311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318632A Pending JPH05127247A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | コピーライト記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05127247A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8565527B2 (en) | 2005-01-27 | 2013-10-22 | Thomson Licensing | Film marking detection system |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3318632A patent/JPH05127247A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8565527B2 (en) | 2005-01-27 | 2013-10-22 | Thomson Licensing | Film marking detection system |
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