JPH05107630A - カメラ及びフイルム焼付け装置 - Google Patents
カメラ及びフイルム焼付け装置Info
- Publication number
- JPH05107630A JPH05107630A JP29383791A JP29383791A JPH05107630A JP H05107630 A JPH05107630 A JP H05107630A JP 29383791 A JP29383791 A JP 29383791A JP 29383791 A JP29383791 A JP 29383791A JP H05107630 A JPH05107630 A JP H05107630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- camera
- data
- mark
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なカメラ構成によって、カメラ単独では
実現しえなかった新たな写込みを実現しようとしたもの
である。 【構成】 カメラからマーク焼付けを指示する情報を書
込んだ磁気記録部付フィルム、又は、あらかじめマーク
焼付けを指示する磁気情報が書込まれているフィルムを
用い、フィルム焼付け装置においてそれを認識し、プリ
ント時にマークの焼付けを付加する。
実現しえなかった新たな写込みを実現しようとしたもの
である。 【構成】 カメラからマーク焼付けを指示する情報を書
込んだ磁気記録部付フィルム、又は、あらかじめマーク
焼付けを指示する磁気情報が書込まれているフィルムを
用い、フィルム焼付け装置においてそれを認識し、プリ
ント時にマークの焼付けを付加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムに備わった磁気
記録部に情報を書込む書込手段を備えたカメラに関する
ものである。
記録部に情報を書込む書込手段を備えたカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、米国特許第4,864,332号
等に開示されているようにフィルムに備わった磁気記録
部に情報を書込み、その情報を利用するものがある。そ
の一例として日付等のデータをフィルムの磁気記録部に
書込み、再生を行うシステムが提案されている。
等に開示されているようにフィルムに備わった磁気記録
部に情報を書込み、その情報を利用するものがある。そ
の一例として日付等のデータをフィルムの磁気記録部に
書込み、再生を行うシステムが提案されている。
【0003】また、特願平3−29064号において、
次のようなカメラが提案されている。即ち、予め少なく
とも1つの写し込み用文章を記憶している記憶手段、及
び写し込み用文章データのフィルムへの書込みを行うか
否かを判断し、行う場合は前記記憶手段内のいずれの写
し込み用文章をデータとするかを選択する選択手段を設
け、前記選択手段により写し込み用文章データの書込み
が選択されている場合は、選択された写し込み用文章デ
ータを記憶手段内より読み取り、フィルムの磁気記憶領
域へ、磁気ヘッドにより書込ませることにより、光学的
記録手段を用いることなく、写し込みを実現する。
次のようなカメラが提案されている。即ち、予め少なく
とも1つの写し込み用文章を記憶している記憶手段、及
び写し込み用文章データのフィルムへの書込みを行うか
否かを判断し、行う場合は前記記憶手段内のいずれの写
し込み用文章をデータとするかを選択する選択手段を設
け、前記選択手段により写し込み用文章データの書込み
が選択されている場合は、選択された写し込み用文章デ
ータを記憶手段内より読み取り、フィルムの磁気記憶領
域へ、磁気ヘッドにより書込ませることにより、光学的
記録手段を用いることなく、写し込みを実現する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、定型の文章の写し込み(例えば、 HAPP
Y NEW YEAR)を行いたい場合においても、そ
の磁気記録を行う際には、”H”、”A”、”P”、”
P”、”Y”・・・というように一文字毎のコードに変
換され、フィルムの磁気記憶部に書込まれるものであ
り、定型の文章が長ければ、それだけ、カメラの記憶容
量も多く必要とし、又、フィルムの磁気記憶部に書き込
まれるデータも多くなり、それだけ書き込み/読み取り
エラーの発生する頻度も増してしまうという欠点があっ
た。
来例では、定型の文章の写し込み(例えば、 HAPP
Y NEW YEAR)を行いたい場合においても、そ
の磁気記録を行う際には、”H”、”A”、”P”、”
P”、”Y”・・・というように一文字毎のコードに変
換され、フィルムの磁気記憶部に書込まれるものであ
り、定型の文章が長ければ、それだけ、カメラの記憶容
量も多く必要とし、又、フィルムの磁気記憶部に書き込
まれるデータも多くなり、それだけ書き込み/読み取り
エラーの発生する頻度も増してしまうという欠点があっ
た。
【0005】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、カメラの記憶容量をあまり必要とせず、か
つフィルムの磁気記憶部に書込まれるデータが少いので
書き込み/読み取りのエラー発生頻度の低いカメラ及び
フィルムを得るシステムを提供することを目的とする。
れたもので、カメラの記憶容量をあまり必要とせず、か
つフィルムの磁気記憶部に書込まれるデータが少いので
書き込み/読み取りのエラー発生頻度の低いカメラ及び
フィルムを得るシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明のカメラは複数のデータから所望のデー
タを選択するデータ選択手段と、フィルムへの露出を制
御する露出制御手段と、フィルムの給送を行う給送手段
と、撮影の開始を指示する撮影開始手段と、前記マーク
選択手段により選択されたデータの番号をフィルムの磁
気記録部へ書込みを行う書込手段とを有し、前記撮影開
始手段により、前記露出制御手段を動作させると共に、
撮影終了後、前記給送手段を動作させて、前記書込手段
によりフィルムの磁気記録部へ書込みを行うものであ
り、また、フィルム焼付け装置はフィルムの磁気記録部
に記録されたデータの番号に基づいてプリントへのマー
ク焼付けを行うことができ、さらに予めマーク写し込み
を指示する磁気情報がデータの番号として書込まれた磁
気記録部付フィルムと、この磁気記録部付フィルムの磁
気記録部に記録されたデータの番号に基づいて前記フィ
ルム上に被写体からの露光以外にマーク焼付けを行うこ
ともできるものである。
めに、この発明のカメラは複数のデータから所望のデー
タを選択するデータ選択手段と、フィルムへの露出を制
御する露出制御手段と、フィルムの給送を行う給送手段
と、撮影の開始を指示する撮影開始手段と、前記マーク
選択手段により選択されたデータの番号をフィルムの磁
気記録部へ書込みを行う書込手段とを有し、前記撮影開
始手段により、前記露出制御手段を動作させると共に、
撮影終了後、前記給送手段を動作させて、前記書込手段
によりフィルムの磁気記録部へ書込みを行うものであ
り、また、フィルム焼付け装置はフィルムの磁気記録部
に記録されたデータの番号に基づいてプリントへのマー
ク焼付けを行うことができ、さらに予めマーク写し込み
を指示する磁気情報がデータの番号として書込まれた磁
気記録部付フィルムと、この磁気記録部付フィルムの磁
気記録部に記録されたデータの番号に基づいて前記フィ
ルム上に被写体からの露光以外にマーク焼付けを行うこ
ともできるものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、カメラにはマーク(例えばマ
ンガのキャラクターや花、動物の絵)の焼付を選択する
選択手段及び選択されたデータの番号をフィルムに書込
む書込手段を有し、ラボ(現像)機器にはそのフィルム
に書込まれた番号に従って焼付けを行う焼付手段を有す
ることにより、カメラに特別のフィルム写し込み手段を
有することなく、カメラ単独では実現しえなかった新た
なフィルム写し込みを実現しようとしたものであり、新
しいプリント方法となるものである。
ンガのキャラクターや花、動物の絵)の焼付を選択する
選択手段及び選択されたデータの番号をフィルムに書込
む書込手段を有し、ラボ(現像)機器にはそのフィルム
に書込まれた番号に従って焼付けを行う焼付手段を有す
ることにより、カメラに特別のフィルム写し込み手段を
有することなく、カメラ単独では実現しえなかった新た
なフィルム写し込みを実現しようとしたものであり、新
しいプリント方法となるものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1はカメラ全体の制御をつかさ
どるマイクロプロセッサで、その内部には記憶領域とし
てのRAM、及びプログラムが命令コードに変換されて
格納されているROM等により構成される。2は測光回
路、3は測距回路、4はシャッタ制御回路、5は絞り制
御回路で、これらはいずれも公知の回路として構成され
る。6は測光・測距開始スイッチ(SW1)、7は撮影
動作開始スイッチ(SW2)で、これらはレリーズ釦の
それぞれ第1ストローク、第2ストロークでオンとなる
ようなスイッチである。8はメインスイッチ、9は磁気
記録回路、10は磁気ヘッド、11は巻戻し開始釦、1
2は磁気情報の読取回路、13はシャッタ秒時や絞り
値、又はフィルムパトローネの有無やフィルム取出しの
警告等を行う表示回路、14は背蓋の開閉状態を知るた
めの背蓋スイッチ、15はフィルム16の給送を行うモ
ータ駆動回路、17はフィルム16の収納を行うパトロ
ーネである。18はパーフォレーション検出回路であ
り、例えばフォトインタラプタで構成され、パーフォレ
ーションの有無が検出される。19はマークを写し込む
ための選択を行うマーク選択スイッチである。
である。図1において、1はカメラ全体の制御をつかさ
どるマイクロプロセッサで、その内部には記憶領域とし
てのRAM、及びプログラムが命令コードに変換されて
格納されているROM等により構成される。2は測光回
路、3は測距回路、4はシャッタ制御回路、5は絞り制
御回路で、これらはいずれも公知の回路として構成され
る。6は測光・測距開始スイッチ(SW1)、7は撮影
動作開始スイッチ(SW2)で、これらはレリーズ釦の
それぞれ第1ストローク、第2ストロークでオンとなる
ようなスイッチである。8はメインスイッチ、9は磁気
記録回路、10は磁気ヘッド、11は巻戻し開始釦、1
2は磁気情報の読取回路、13はシャッタ秒時や絞り
値、又はフィルムパトローネの有無やフィルム取出しの
警告等を行う表示回路、14は背蓋の開閉状態を知るた
めの背蓋スイッチ、15はフィルム16の給送を行うモ
ータ駆動回路、17はフィルム16の収納を行うパトロ
ーネである。18はパーフォレーション検出回路であ
り、例えばフォトインタラプタで構成され、パーフォレ
ーションの有無が検出される。19はマークを写し込む
ための選択を行うマーク選択スイッチである。
【0009】次に、マイクロプロセッサ1の動作につい
て図2のフローチャートに基づいて説明する。
て図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0010】メインスイッチ(SW)8がOFFの場合
には、何の動作も行なわない(S101)ので、以下、
メインSW8がONになったとして話を進める。
には、何の動作も行なわない(S101)ので、以下、
メインSW8がONになったとして話を進める。
【0011】まず、背蓋スイッチ14の開の状態から閉
じた後のオートローディングを行うか否かを判断し(S
102)、行う状態の場合にはパーフォレーション信号
を検知することにより、フィルム一駒目までフィルム給
送を行う(S103)。
じた後のオートローディングを行うか否かを判断し(S
102)、行う状態の場合にはパーフォレーション信号
を検知することにより、フィルム一駒目までフィルム給
送を行う(S103)。
【0012】次いで、マーク選択手段19のデータを入
力し、マイクロプロセッサ1内の内部RAM1aに一時
記憶する(データの一例として、記録無・・・0、記録
有マンガの絵・・・1、花の絵・・・2)(S10
4)。
力し、マイクロプロセッサ1内の内部RAM1aに一時
記憶する(データの一例として、記録無・・・0、記録
有マンガの絵・・・1、花の絵・・・2)(S10
4)。
【0013】次に、測光・測距開始スイッチ(SW1)
6が押された場合の動作について説明する。
6が押された場合の動作について説明する。
【0014】測光・測距開始スイッチ(SW1)6が押
されると、(S106)、測光回路2より測光値をとり
込み(S107)、フィルム感度値と合わせて、露出値
として、これをシャッタ秒時TV、絞り制御値AVにあ
らかじめ定められたプログラム線図にもとづいて割りふ
りを行う(S108)。又、測距回路3からの測距デー
タに基づいて測距を行い(S109)、不図示のレンズ
の駆動を行う(S108)。
されると、(S106)、測光回路2より測光値をとり
込み(S107)、フィルム感度値と合わせて、露出値
として、これをシャッタ秒時TV、絞り制御値AVにあ
らかじめ定められたプログラム線図にもとづいて割りふ
りを行う(S108)。又、測距回路3からの測距デー
タに基づいて測距を行い(S109)、不図示のレンズ
の駆動を行う(S108)。
【0015】次に撮影開始スイッチ(SW2)7が押圧
された場合の動作について説明する。
された場合の動作について説明する。
【0016】S108において決定されたTV、AV値
に基づいて、シャッタ制御回路4、絞り制御回路5を動
作させることにより、フィルムへの露光を行い、撮影動
作を行う(S112)。撮影動作が終了すると、モータ
駆動回路を動作させることによりフィルム巻上げを開始
し(S113)、フィルム移動中に磁気記録回路9によ
り、S104において記憶したデータの書込みを行う
(S114)。データ書込み後は、パーフォレーション
の検出により、フィルム一駒の終了を検知し、フィルム
巻上げを終了する(S115)。その後、撮影枚数が規
定枚数まで達していなければ、メインルーチンに戻る。
もし規定枚数に達した場合、及び、S105において、
巻戻し釦11が押された場合には、フィルム巻戻しを行
い(S117)、フィルム取出しをうながす点滅・警告
等を表示回路13により行い(S118)、背蓋スイッ
チ14の開閉を判断し、背蓋開後に(S119)、メイ
ンルーチンに戻る。
に基づいて、シャッタ制御回路4、絞り制御回路5を動
作させることにより、フィルムへの露光を行い、撮影動
作を行う(S112)。撮影動作が終了すると、モータ
駆動回路を動作させることによりフィルム巻上げを開始
し(S113)、フィルム移動中に磁気記録回路9によ
り、S104において記憶したデータの書込みを行う
(S114)。データ書込み後は、パーフォレーション
の検出により、フィルム一駒の終了を検知し、フィルム
巻上げを終了する(S115)。その後、撮影枚数が規
定枚数まで達していなければ、メインルーチンに戻る。
もし規定枚数に達した場合、及び、S105において、
巻戻し釦11が押された場合には、フィルム巻戻しを行
い(S117)、フィルム取出しをうながす点滅・警告
等を表示回路13により行い(S118)、背蓋スイッ
チ14の開閉を判断し、背蓋開後に(S119)、メイ
ンルーチンに戻る。
【0017】次に、図3により撮影から現像までの流れ
について説明する。
について説明する。
【0018】撮影開始手段50は、撮影開始スイッチ
(SW2)7に相当し、撮影実行手段51は、シャッタ
制御回路4及び絞り制御回路5に相当する。また、書込
手段52は、磁気記録回路9に相当し、データ選択手段
53は、マーク選択スイッチ19に相当する。
(SW2)7に相当し、撮影実行手段51は、シャッタ
制御回路4及び絞り制御回路5に相当する。また、書込
手段52は、磁気記録回路9に相当し、データ選択手段
53は、マーク選択スイッチ19に相当する。
【0019】今、撮影開始手段50の操作により、撮影
実行手段51、及び、書込手段52が動作を行う。即
ち、撮影実行手段51はフィルムのフィルム感光部54
へ被写体像の露光を、書込手段52は、フィルムの磁気
記録部55へデータの書込みをそれぞれ行う。尚、書込
手段52の内容は、データ選択手段53により、記録を
行わない場合も含めて選択される。
実行手段51、及び、書込手段52が動作を行う。即
ち、撮影実行手段51はフィルムのフィルム感光部54
へ被写体像の露光を、書込手段52は、フィルムの磁気
記録部55へデータの書込みをそれぞれ行う。尚、書込
手段52の内容は、データ選択手段53により、記録を
行わない場合も含めて選択される。
【0020】フィルムに記録された感光記録及び磁気記
録は、ラボ(現像所)において、感光記録は現像及び焼
付けが現像・焼付部56にて行われ、一方、磁気記録
は、読取手段57にて読取られ、選択されて記録された
データに従ってマーク焼付け手段58にて焼付けが行わ
れる。その結果、マークの入ったプリント59が焼付け
られる。
録は、ラボ(現像所)において、感光記録は現像及び焼
付けが現像・焼付部56にて行われ、一方、磁気記録
は、読取手段57にて読取られ、選択されて記録された
データに従ってマーク焼付け手段58にて焼付けが行わ
れる。その結果、マークの入ったプリント59が焼付け
られる。
【0021】図4は、記録を行ったネガ及び本発明にて
実施されるラボにて仕上ったプリントとの関係について
の一実施例を示したものであり、撮影済の駒については
斜線で示している。図4(a)は現像後のフィルム(ネ
ガ)について、同図(b)は焼付け後のプリントについ
て示している。#1、#2の駒は、撮影は行われている
が、マーク焼付けのための記録が行われていないので、
そのまま、マーク無の通常のプリントとして仕上がりが
行われる。また、#3の駒は、撮影が行われ、かつ、マ
ーク焼付けのための記録が行われているので、プリント
時には、記録内容に応じたマークが選択され、そのマー
クがプリントとして同時に焼付けられ、マーク付きのプ
リントとして仕上がる。
実施されるラボにて仕上ったプリントとの関係について
の一実施例を示したものであり、撮影済の駒については
斜線で示している。図4(a)は現像後のフィルム(ネ
ガ)について、同図(b)は焼付け後のプリントについ
て示している。#1、#2の駒は、撮影は行われている
が、マーク焼付けのための記録が行われていないので、
そのまま、マーク無の通常のプリントとして仕上がりが
行われる。また、#3の駒は、撮影が行われ、かつ、マ
ーク焼付けのための記録が行われているので、プリント
時には、記録内容に応じたマークが選択され、そのマー
クがプリントとして同時に焼付けられ、マーク付きのプ
リントとして仕上がる。
【0022】図5は、本発明の実施例に用いられるフィ
ルムを印画紙に焼付けるための焼付装置の斜視図であ
り、この図について以下に説明する。
ルムを印画紙に焼付けるための焼付装置の斜視図であ
り、この図について以下に説明する。
【0023】601はプリントを行うための光源、60
2はフィルタ、603はレンズであり、光源601から
発せられた光は、フィルタ602及びレンズ603を通
してフィルム16に照射される。フィルム16を透過し
た光は、印画紙604上に投影されて焼付けが行われ
る。この時に、フィルム16上の画像は、一部にマーク
の入った透明フィルタ605を通して投影されるので、
印画紙604上にはフィルム16から投影された画像と
共に、透明フィルタ605のフィルタ上のマークが入
る。尚、透明フィルタ605は磁気ヘッド607により
情報を読取る磁気情報読取手段606の内容により記録
(書込手段52による書込)なしの場合も含めて複数の
フィルタの中から切換えられる。
2はフィルタ、603はレンズであり、光源601から
発せられた光は、フィルタ602及びレンズ603を通
してフィルム16に照射される。フィルム16を透過し
た光は、印画紙604上に投影されて焼付けが行われ
る。この時に、フィルム16上の画像は、一部にマーク
の入った透明フィルタ605を通して投影されるので、
印画紙604上にはフィルム16から投影された画像と
共に、透明フィルタ605のフィルタ上のマークが入
る。尚、透明フィルタ605は磁気ヘッド607により
情報を読取る磁気情報読取手段606の内容により記録
(書込手段52による書込)なしの場合も含めて複数の
フィルタの中から切換えられる。
【0024】図6は本発明の他の実施例について示した
ものであり、これはあらかじめ、フィルムの磁気記録部
にプリントへのマーク焼付けを指示するデータ610が
記録されている。このようなフィルムを使用すれば、フ
ィルムの磁気記録部への書込手段を有しないカメラにお
いても、このフィルムを使用し、現像プリントすること
により、マーク入のプリントが得られる。
ものであり、これはあらかじめ、フィルムの磁気記録部
にプリントへのマーク焼付けを指示するデータ610が
記録されている。このようなフィルムを使用すれば、フ
ィルムの磁気記録部への書込手段を有しないカメラにお
いても、このフィルムを使用し、現像プリントすること
により、マーク入のプリントが得られる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカメラ
には、データ選択手段及び選択されたデータの番号フィ
ルムに書込む書込手段を設け、ラボ機器には、そのフィ
ルムに書込まれた番号に従って選択されたマークの焼付
けを行う焼付手段を有することにより、カメラに特別の
フィルム写し込み手段を有することなく、新しいマーク
の写し込みを実現できる効果がある。
には、データ選択手段及び選択されたデータの番号フィ
ルムに書込む書込手段を設け、ラボ機器には、そのフィ
ルムに書込まれた番号に従って選択されたマークの焼付
けを行う焼付手段を有することにより、カメラに特別の
フィルム写し込み手段を有することなく、新しいマーク
の写し込みを実現できる効果がある。
【0026】又、日付や文章の写し込みを行う場合は、
画面構成上、画面に対してその下部に写し込みの行われ
るのが通常であるが、この場合、キャラクタや絵であ
り、又、ラボ機器にて写し込みが実行されるので、写し
込まれる場所については任意の場所でよい。
画面構成上、画面に対してその下部に写し込みの行われ
るのが通常であるが、この場合、キャラクタや絵であ
り、又、ラボ機器にて写し込みが実行されるので、写し
込まれる場所については任意の場所でよい。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるマイクロプロセッサの
動作について示したフローチャートである。
動作について示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施例の撮影から現像までの流れを示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図4】本発明を説明するためのネガとプリントとの関
係を示した図である。
係を示した図である。
【図5】本発明の一実施例に用いられる焼付装置の斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の他の実施例に用いられるフィルムにつ
いて示した図である。
いて示した図である。
1 マイクロプロセッサ 9 磁気記録回路 19 マーク選択スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のデータから所望のデータを選択す
るデータ選択手段と、フィルムへの露出を制御する露出
制御手段と、フィルムの給送を行う給送手段と、撮影の
開始を指示する撮影開始手段と、前記マーク選択手段に
より選択されたデータの番号をフィルムの磁気記録部へ
書込みを行う書込手段とを有し、前記撮影開始手段によ
り、前記露出制御手段を動作させると共に、撮影終了
後、前記給送手段を動作させて、前記書込手段によりフ
ィルムの磁気記録部へ書込みを行うことを特徴とするカ
メラ。 - 【請求項2】 請求項1において、フィルムの磁気記録
部に記録されたデータの番号に基づいてプリントへのマ
ーク焼付けを行うことを特徴とするフィルム焼付け装
置。 - 【請求項3】 予めマーク写し込みを指示する磁気情報
がデータの番号として書込まれた磁気記録部付フィルム
と、この磁気記録部付フィルムの磁気記録部に記録され
たデータの番号に基づいて前記フィルム上に被写体から
の露光以外にマーク焼付けを行うことを特徴とするフィ
ルム焼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29383791A JPH05107630A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | カメラ及びフイルム焼付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29383791A JPH05107630A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | カメラ及びフイルム焼付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05107630A true JPH05107630A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17799800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29383791A Pending JPH05107630A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | カメラ及びフイルム焼付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05107630A (ja) |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP29383791A patent/JPH05107630A/ja active Pending
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