JPH10123607A - カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラ - Google Patents
カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラInfo
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- JPH10123607A JPH10123607A JP9151394A JP15139497A JPH10123607A JP H10123607 A JPH10123607 A JP H10123607A JP 9151394 A JP9151394 A JP 9151394A JP 15139497 A JP15139497 A JP 15139497A JP H10123607 A JPH10123607 A JP H10123607A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
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- G—PHYSICS
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- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
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- G03B2217/243—Optical devices
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- G—PHYSICS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録用の日時データを発生する時計カウンタ
が誤動作して誤った日時データが写真フィルムに記録さ
れてしまうことを防止可能なデータ記録装置を提案する
こと。 【解決手段】 データ記録装置３０の駆動用ＩＣ３１
Ａは、記録用の日時データを発生する時計カウンタ１６
１を備え、この時計カウンタによる日時データのカウン
ト値は、記憶回路３３に記憶される。時計カウンタのカ
ウント値の変更動作の直前の時点で、記憶回路３３の日
時データと時計カウンタによる日時データのカウント値
が比較判定回路３４において比較され、双方の値が一致
していない場合には時計カウンタが誤動作した旨を示す
誤動作検出信号３４Ｓがドライバ１６２に出力され、液
晶表示パネル１２による日時データの記録動作が停止す
る。従って、誤った日時データが写真フィルムに記録さ
れることを確実に防止できる。
が誤動作して誤った日時データが写真フィルムに記録さ
れてしまうことを防止可能なデータ記録装置を提案する
こと。 【解決手段】 データ記録装置３０の駆動用ＩＣ３１
Ａは、記録用の日時データを発生する時計カウンタ１６
１を備え、この時計カウンタによる日時データのカウン
ト値は、記憶回路３３に記憶される。時計カウンタのカ
ウント値の変更動作の直前の時点で、記憶回路３３の日
時データと時計カウンタによる日時データのカウント値
が比較判定回路３４において比較され、双方の値が一致
していない場合には時計カウンタが誤動作した旨を示す
誤動作検出信号３４Ｓがドライバ１６２に出力され、液
晶表示パネル１２による日時データの記録動作が停止す
る。従って、誤った日時データが写真フィルムに記録さ
れることを確実に防止できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド等によ
る磁気記録や液晶表示パネル等の表示素子によって形成
されたデータ等を被記録媒体に記録するためのカメラ用
データ記録装置に関し、出力する時計カウンタの誤動作
を検出するための時計カウンタの誤動作検出回路及びデ
ータ記録制御に関するものである。
る磁気記録や液晶表示パネル等の表示素子によって形成
されたデータ等を被記録媒体に記録するためのカメラ用
データ記録装置に関し、出力する時計カウンタの誤動作
を検出するための時計カウンタの誤動作検出回路及びデ
ータ記録制御に関するものである。
【０００２】また、本発明は前記構成のカメラ用データ
記録装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメラに関
するものである。
記録装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメラに関
するものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、写真フィルムに日時データを記録
するためのデータ記録装置は、前記写真フィルムに記録
したい所望のデータを表示可能な液晶表示パネル等と該
液晶表示パネルに光源からの光を導く光路とを備えてお
り、液晶表示パネルに表示された写し込み表示パターン
を写真フィルム面に投射する構成となっている。
するためのデータ記録装置は、前記写真フィルムに記録
したい所望のデータを表示可能な液晶表示パネル等と該
液晶表示パネルに光源からの光を導く光路とを備えてお
り、液晶表示パネルに表示された写し込み表示パターン
を写真フィルム面に投射する構成となっている。
【０００４】このデータ記録装置としては、データ写し
込みの光源として専用の光源を備えた形式のものと、デ
ータ写し込み用の光源として外光を利用した形式のもの
が知られている。
込みの光源として専用の光源を備えた形式のものと、デ
ータ写し込み用の光源として外光を利用した形式のもの
が知られている。
【０００５】後者の形式のデータ記録装置は、例えば、
実開昭５６−１３９１４１号報に開示されている。 デ
ータ記録用光源としては、外光を利用したデータ記録装
置は、図４（Ａ）に示すように、一般的にはレンズ付き
フィルム型カメラに内蔵して使用される。レンズ付きフ
ィルムカメラ１は、装置パッケージ２の前面に写真撮影
用レンズ３が取付けられ、その内部には写真フィルム４
が装填されている。写真撮影用レンズ３と写真フィルム
４の間には写真撮影用シャッター５が配置され、前記シ
ャッター５が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が
写し込まれる。
実開昭５６−１３９１４１号報に開示されている。 デ
ータ記録用光源としては、外光を利用したデータ記録装
置は、図４（Ａ）に示すように、一般的にはレンズ付き
フィルム型カメラに内蔵して使用される。レンズ付きフ
ィルムカメラ１は、装置パッケージ２の前面に写真撮影
用レンズ３が取付けられ、その内部には写真フィルム４
が装填されている。写真撮影用レンズ３と写真フィルム
４の間には写真撮影用シャッター５が配置され、前記シ
ャッター５が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が
写し込まれる。
【０００６】装置パッケージ２には、データ記録装置１
０が内蔵されている。このデータ記録装置１０は、装置
パッケージ２の前面に形成した外光取り入れ部１１と、
データパターンを透過部分として形成可能な透過型のデ
ータ表示記録用の液晶表示パネル１２と、当該液晶パネ
ルの駆動ＩＣ１６と、電池１６Ａと、結像レンズ１３と
を備えている。
０が内蔵されている。このデータ記録装置１０は、装置
パッケージ２の前面に形成した外光取り入れ部１１と、
データパターンを透過部分として形成可能な透過型のデ
ータ表示記録用の液晶表示パネル１２と、当該液晶パネ
ルの駆動ＩＣ１６と、電池１６Ａと、結像レンズ１３と
を備えている。
【０００７】外光取り入れ部１１から取り入れられた外
光１４は、当該外光取り入れ部１１から写真フィルム４
に至る光路１５に沿って液晶表示パネル１２に至る。外
光１４は、液晶表示パネル１２を経て余計な光が遮断さ
れた後に結像レンズ１３を介して写真フィルム４を露光
する。この結果、データパターンに対応したデータ像が
写真フィルム４の指定された領域４Ａに写し込まれる。
このようなデータ記録動作は、写真撮影用シャッター５
によって制御され、通常の写真撮影動作に連動して行わ
れる。ここで、データパターンの露光を十分に行なうこ
とが出来るように、外光取り入れ部１１と液晶表示パネ
ル１２の間の光路には集光レンズ１７を配置する構成が
一般に採用されている。
光１４は、当該外光取り入れ部１１から写真フィルム４
に至る光路１５に沿って液晶表示パネル１２に至る。外
光１４は、液晶表示パネル１２を経て余計な光が遮断さ
れた後に結像レンズ１３を介して写真フィルム４を露光
する。この結果、データパターンに対応したデータ像が
写真フィルム４の指定された領域４Ａに写し込まれる。
このようなデータ記録動作は、写真撮影用シャッター５
によって制御され、通常の写真撮影動作に連動して行わ
れる。ここで、データパターンの露光を十分に行なうこ
とが出来るように、外光取り入れ部１１と液晶表示パネ
ル１２の間の光路には集光レンズ１７を配置する構成が
一般に採用されている。
【０００８】液晶表示パネル１２の駆動用ＩＣ１６は、
図４（Ｂ）に示すように、時計カウンタ１６１と、該時
計カウンタ１６１から出力される日時データに基づき、
液晶表示パネル１２を駆動制御して当該日時データに対
応するデータパターンを表示させるドライバ１６２を備
えている。時計カウンタ１６１は、外付けの水晶振動子
１８と発振回路１９及び分周回路２０を介して供給され
る基準クロック信号２０１に基づき、日時をカウントす
る。
図４（Ｂ）に示すように、時計カウンタ１６１と、該時
計カウンタ１６１から出力される日時データに基づき、
液晶表示パネル１２を駆動制御して当該日時データに対
応するデータパターンを表示させるドライバ１６２を備
えている。時計カウンタ１６１は、外付けの水晶振動子
１８と発振回路１９及び分周回路２０を介して供給され
る基準クロック信号２０１に基づき、日時をカウントす
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ここで、時計カウンタ
１６１は、供給される基準クロック２０１にノイズがの
る等の事象が原因となって誤動作して、日時のカウント
値に狂いが生ずることがある。データ記録装置として
は、記録される日時データをモニターするためのモニタ
ー用の液晶パネルと日時データを修正する修正スイッチ
とを備えたものもある。しかし、例えば、レンズ付きフ
ィルム型カメラのような廉価なカメラに内蔵されるデー
タ記録装置は、このような、日時データのモニター機
能、修正機構は備えることがコスト面で容易ではない。
このために、カメラの使用者は時計カウンタが誤動作し
たことを知ることができないし、誤動作した日時データ
を修正することもできない。そのため、誤動作した日時
データがそのまま写真フィルムに写し込まれてしまう。
これは、フィルムに写された撮影内容と日時とが一致せ
ず、大きな問題となってしまう。
１６１は、供給される基準クロック２０１にノイズがの
る等の事象が原因となって誤動作して、日時のカウント
値に狂いが生ずることがある。データ記録装置として
は、記録される日時データをモニターするためのモニタ
ー用の液晶パネルと日時データを修正する修正スイッチ
とを備えたものもある。しかし、例えば、レンズ付きフ
ィルム型カメラのような廉価なカメラに内蔵されるデー
タ記録装置は、このような、日時データのモニター機
能、修正機構は備えることがコスト面で容易ではない。
このために、カメラの使用者は時計カウンタが誤動作し
たことを知ることができないし、誤動作した日時データ
を修正することもできない。そのため、誤動作した日時
データがそのまま写真フィルムに写し込まれてしまう。
これは、フィルムに写された撮影内容と日時とが一致せ
ず、大きな問題となってしまう。
【００１０】本発明の課題は、この点に鑑みて、写し込
まれる日時データを出力する時計カウンタが誤動作して
誤った日時データがそのまま写真フィルムに写し込まれ
ることを回避可能なカメラ用データ記録装置を提案する
とともに、装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメ
ラを提案することである。
まれる日時データを出力する時計カウンタが誤動作して
誤った日時データがそのまま写真フィルムに写し込まれ
ることを回避可能なカメラ用データ記録装置を提案する
とともに、装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメ
ラを提案することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、時計カウンタから出力された日時デー
タを記録素子を介して被記録媒体に記録するカメラ用デ
ータ記録装置において、前記時計カウンタによる日時デ
ータのカウント値を書き込んで記録内容を更新する記憶
回路と、当該記憶回路の更新動作に入る前に、前記時計
カウンタによる日時データのカウント値と前記記憶回路
の日時データのカウント値とを比較し、双方の値が一致
していない場合や、前記記憶回路の更新動作を終了した
後に、前記時計カウンタによる日時データのカウント値
と前記記憶回路の日時データとを比較し、双方のカウン
ト値が所定のカウント差でない場合には、前記時計カウ
ンタが誤動作したものと判定する比較判定回路とを有す
る構成を採用している。
めに、本発明は、時計カウンタから出力された日時デー
タを記録素子を介して被記録媒体に記録するカメラ用デ
ータ記録装置において、前記時計カウンタによる日時デ
ータのカウント値を書き込んで記録内容を更新する記憶
回路と、当該記憶回路の更新動作に入る前に、前記時計
カウンタによる日時データのカウント値と前記記憶回路
の日時データのカウント値とを比較し、双方の値が一致
していない場合や、前記記憶回路の更新動作を終了した
後に、前記時計カウンタによる日時データのカウント値
と前記記憶回路の日時データとを比較し、双方のカウン
ト値が所定のカウント差でない場合には、前記時計カウ
ンタが誤動作したものと判定する比較判定回路とを有す
る構成を採用している。
【００１２】この構成によれば、前記記憶回路の更新動
作は、例えば、前記時計カウンタのカウント値の表示変
更動作毎に行なえばよい。この場合、前記比較判定回路
の比較動作を、前記時計カウンタのカウント値の更新動
作と次のカウント値の更新動作の間のいずれかの時点で
行なってもよいし、また、前記時計カウンタの更新動作
後でも、その次の更新動作の間のいずれかの時点で行な
えばよい。
作は、例えば、前記時計カウンタのカウント値の表示変
更動作毎に行なえばよい。この場合、前記比較判定回路
の比較動作を、前記時計カウンタのカウント値の更新動
作と次のカウント値の更新動作の間のいずれかの時点で
行なってもよいし、また、前記時計カウンタの更新動作
後でも、その次の更新動作の間のいずれかの時点で行な
えばよい。
【００１３】前記比較判定回路により前記時計カウンタ
の誤動作が検出された場合には、前記記録媒体に前記日
時データを記録しないことが望ましい。 このように構
成した本発明のレンズ付きフィルム型カメラのデータ記
録装置を採用すれば、モニター機能、修正機能が無くて
も、誤った日時データが発生したことが認識できる。ま
た、誤った日時データがそのまま被記録媒体に記録され
てしまうことも回避できる。
の誤動作が検出された場合には、前記記録媒体に前記日
時データを記録しないことが望ましい。 このように構
成した本発明のレンズ付きフィルム型カメラのデータ記
録装置を採用すれば、モニター機能、修正機能が無くて
も、誤った日時データが発生したことが認識できる。ま
た、誤った日時データがそのまま被記録媒体に記録され
てしまうことも回避できる。
【００１４】本発明の時計カウンタの誤動作検出回路を
備えたデータ記録装置はレンズ付きフィルム型カメラの
ような安価なカメラに組み込むのに適している。
備えたデータ記録装置はレンズ付きフィルム型カメラの
ような安価なカメラに組み込むのに適している。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
カメラ用記録装置を適用したレンズ付きフィルム型カメ
ラを説明する。
カメラ用記録装置を適用したレンズ付きフィルム型カメ
ラを説明する。
【００１６】図１は、本発明を適用したデータ記録装置
を搭載したレンズ付きフィルム型カメラを示す図であ
る。
を搭載したレンズ付きフィルム型カメラを示す図であ
る。
【００１７】本例のレンズ付きフィルム型カメラ１Ａは
基本的な構成については、従来の図４（Ａ）と同様であ
り、装置パッケージ２の前面に写真撮影用レンズ３がと
りつけられ、その内部に被記録媒体である写真フィルム
４が装填されている。写真撮影用レンズ３と写真フィル
ム４の間には写真撮影用シャッター５が配置され、シャ
ッター５が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が写
し込まれるようになっている。
基本的な構成については、従来の図４（Ａ）と同様であ
り、装置パッケージ２の前面に写真撮影用レンズ３がと
りつけられ、その内部に被記録媒体である写真フィルム
４が装填されている。写真撮影用レンズ３と写真フィル
ム４の間には写真撮影用シャッター５が配置され、シャ
ッター５が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が写
し込まれるようになっている。
【００１８】シャッター５はレリーズ２１を押すことに
よりより開き、この結果、撮影体２２が写真撮影用レン
ズ３を通して写真フィルム４に写し込まれる。シャッタ
ー５が開くと同時に、ストロボ用電池２３を駆動電源と
しているストロボユニット２４が発光する。
よりより開き、この結果、撮影体２２が写真撮影用レン
ズ３を通して写真フィルム４に写し込まれる。シャッタ
ー５が開くと同時に、ストロボ用電池２３を駆動電源と
しているストロボユニット２４が発光する。
【００１９】装置パッケージ２に内蔵されているデータ
記録装置３０は、装置パッケージ２の前面に形成された
外光取り入れ部１１と、データパターンを透光部分とし
て形成可能な透過型のデータ記録用の液晶表示パネル１
２と、パネル駆動用IC３１Ａと、当該ICの駆動電源であ
る電池３２と、結像レンズ１３と備えている、外光取り
入れ部１１から取り入れられた外光１４は、外光取り入
れ部１１から写真フィルム４に至る光路１５に沿って液
晶表示パネル１２に至る。外光１４は、液晶パネル１２
を経て余計な光が遮断され、結像レンズ１３を介して写
真フィルム４を露光する。この結果、液晶表示パネル１
２によって形成されたデータパターンすなわち、年、
月、日及び時、分、秒等からなる日時データ（以下、日
時データと略す。）に対応したデータ像が写真フィルム
４の指定された領域４Ａに写し込まれ記録される。
記録装置３０は、装置パッケージ２の前面に形成された
外光取り入れ部１１と、データパターンを透光部分とし
て形成可能な透過型のデータ記録用の液晶表示パネル１
２と、パネル駆動用IC３１Ａと、当該ICの駆動電源であ
る電池３２と、結像レンズ１３と備えている、外光取り
入れ部１１から取り入れられた外光１４は、外光取り入
れ部１１から写真フィルム４に至る光路１５に沿って液
晶表示パネル１２に至る。外光１４は、液晶パネル１２
を経て余計な光が遮断され、結像レンズ１３を介して写
真フィルム４を露光する。この結果、液晶表示パネル１
２によって形成されたデータパターンすなわち、年、
月、日及び時、分、秒等からなる日時データ（以下、日
時データと略す。）に対応したデータ像が写真フィルム
４の指定された領域４Ａに写し込まれ記録される。
【００２０】ここで、本例では、このようなデータ記録
動作は写真撮影用シャッター５によって制御され、通常
の写真撮影動作に連動して行われる。すなわち、写真撮
影用シャッター５は、データ記録用の光路１５を遮る大
きさに設定されており、レリーズ２１を押すことによ
り、写真撮影が行われると共に、データ写し込みと言う
記録が可能となるのである。
動作は写真撮影用シャッター５によって制御され、通常
の写真撮影動作に連動して行われる。すなわち、写真撮
影用シャッター５は、データ記録用の光路１５を遮る大
きさに設定されており、レリーズ２１を押すことによ
り、写真撮影が行われると共に、データ写し込みと言う
記録が可能となるのである。
【００２１】また、データ記録装置３０は、データパタ
ーンの露光が十分行なうことができるように、外交取り
入れ部１１と液晶表示パネル１２の間の光路部分に配置
された集光レンズ１７を備えている。
ーンの露光が十分行なうことができるように、外交取り
入れ部１１と液晶表示パネル１２の間の光路部分に配置
された集光レンズ１７を備えている。
【００２２】次に、図２は、データ記録装置３０におけ
る駆動ＩＣ３１Ａの主要部分を中心に示す構成図であ
る。本例の駆動用ＩＣ３１Ａは、時計カウンタ１６１の
出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等からなる
記憶回路３３は前記出力１６１（Ａ）を記憶する。ま
た、時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記憶回路
３３の記憶内容の出力１６１（）とを比較する比較判定
回路３４を備えている。比較判定回路３４において、出
力１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一致しない
ことが検出されると、比較判定回路３４からは、誤動作
検出信号３４Ｓが出力されて、ドライバ１６２に供給さ
れる。ドライバ１６２は、信号３４Ｓを受け取ると、そ
れ以後は、液晶表示パネル１２の駆動を停止する。この
結果、写真フィルム４への日時データの写し込みによる
記録は行われない。
る駆動ＩＣ３１Ａの主要部分を中心に示す構成図であ
る。本例の駆動用ＩＣ３１Ａは、時計カウンタ１６１の
出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等からなる
記憶回路３３は前記出力１６１（Ａ）を記憶する。ま
た、時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記憶回路
３３の記憶内容の出力１６１（）とを比較する比較判定
回路３４を備えている。比較判定回路３４において、出
力１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一致しない
ことが検出されると、比較判定回路３４からは、誤動作
検出信号３４Ｓが出力されて、ドライバ１６２に供給さ
れる。ドライバ１６２は、信号３４Ｓを受け取ると、そ
れ以後は、液晶表示パネル１２の駆動を停止する。この
結果、写真フィルム４への日時データの写し込みによる
記録は行われない。
【００２３】本例では、図３（Ａ）に示すように、時計
カウンタ１６１において、カウントされた日時データの
カウントに対応した時点Ｔ（１）、Ｔ（２）、Ｔ（３）
…、当該更新時よりも僅かに遅延した時点Ｔ（１―
１）、Ｔ（２―１）、Ｔ（３―１）…で当該時計カウン
タ１６１のカウント値Ｄ（１）、Ｄ（２）、Ｄ（３）…
が読みだされ、読み出されたカウント値によって記憶回
路３３の内容が更新される。
カウンタ１６１において、カウントされた日時データの
カウントに対応した時点Ｔ（１）、Ｔ（２）、Ｔ（３）
…、当該更新時よりも僅かに遅延した時点Ｔ（１―
１）、Ｔ（２―１）、Ｔ（３―１）…で当該時計カウン
タ１６１のカウント値Ｄ（１）、Ｄ（２）、Ｄ（３）…
が読みだされ、読み出されたカウント値によって記憶回
路３３の内容が更新される。
【００２４】記憶回路３３の記憶内容の更新が終了した
後、次の日時データのカウント値の更新動作の直前の時
点Ｔ（１―２）、Ｔ（２―２）、Ｔ（３―２）…におい
て、時計カウンタ１６１のカウント値と、記憶回路３３
の記憶内容とが比較判定回路３４において比較されて、
これらの値が一致するか否かが判定される。
後、次の日時データのカウント値の更新動作の直前の時
点Ｔ（１―２）、Ｔ（２―２）、Ｔ（３―２）…におい
て、時計カウンタ１６１のカウント値と、記憶回路３３
の記憶内容とが比較判定回路３４において比較されて、
これらの値が一致するか否かが判定される。
【００２５】例えば、時点Ｔ（１）において時計カウン
タ１６１のカウント値がカウント値の更新動作され、そ
のカウント値がＤ（１）となる。次のカウント値の更新
動作の時点Ｔ（２）の直前の時点Ｔ（１―２）では、記
憶回路３３の内容Ｄ（１）と、時計カウンタ１６１の内
容とが比較される。時計カウンタ１６１が正常に動作し
ている場合には、当然に、記憶回路３３の内容と時計カ
ウンタ１６１の内容とは一致している。
タ１６１のカウント値がカウント値の更新動作され、そ
のカウント値がＤ（１）となる。次のカウント値の更新
動作の時点Ｔ（２）の直前の時点Ｔ（１―２）では、記
憶回路３３の内容Ｄ（１）と、時計カウンタ１６１の内
容とが比較される。時計カウンタ１６１が正常に動作し
ている場合には、当然に、記憶回路３３の内容と時計カ
ウンタ１６１の内容とは一致している。
【００２６】ところが、時計カウンタ１６１に供給され
る基準クロック信号２０１に静電気等によるノイズが侵
入した場合には、時計カウンタ１６１が不適切な時点で
カウント値の更新動作がされる等の弊害が発生する。こ
の場合には、比較判定回路３４による比較動作の時点に
おいて、時計カウンタ１６１のカウント値がＤ（１）と
は異なる値Ｄ（１Ａ）となってしまっている。従って、
比較判定回路３４は、比較の結果は双方が一致していな
いという判定が出される。
る基準クロック信号２０１に静電気等によるノイズが侵
入した場合には、時計カウンタ１６１が不適切な時点で
カウント値の更新動作がされる等の弊害が発生する。こ
の場合には、比較判定回路３４による比較動作の時点に
おいて、時計カウンタ１６１のカウント値がＤ（１）と
は異なる値Ｄ（１Ａ）となってしまっている。従って、
比較判定回路３４は、比較の結果は双方が一致していな
いという判定が出される。
【００２７】判定の結果、双方の値が一致していない場
合には、比較判定回路３４からは誤動作検出過信号３４
Ｓがだされて、ドライバ１６１に供給される。ドライバ
１６２は、前記信号３４Ｓを受け取ると、それ以後は液
晶表示パネル１２の駆動を停止する。従って、誤った日
時データが写真フィルム４に写し込まれて記録されるこ
とを防止できる。
合には、比較判定回路３４からは誤動作検出過信号３４
Ｓがだされて、ドライバ１６１に供給される。ドライバ
１６２は、前記信号３４Ｓを受け取ると、それ以後は液
晶表示パネル１２の駆動を停止する。従って、誤った日
時データが写真フィルム４に写し込まれて記録されるこ
とを防止できる。
【００２８】また、同様にして、図３（Ｂ）に示すよう
に、時計カウンタ１６１において、カウントされた日時
データのカウントに対応した時点Ｔ（１）、Ｔ（５）…
当該更新時よりも僅かに遅延した時点Ｔ（１―１）、Ｔ
（５―１）…で当該時計カウンタ１６１のカウント値Ｄ
（１）、Ｄ（５）…が読み出され、読み出されたカウン
ト値によって記憶回路３３の内容が更新される。記憶回
路３３の記憶内容の更新が終了した後、所定の時点Ｔ
（４―２）において、時計カウンタ１６１のカウント値
と記憶回路３３の記憶内容と比較判定回路３４において
比較されて、値が所定のカウント差であるか否かが判定
される方式を採用しても、前記の方式と同様の効果を得
ることが出来る。
に、時計カウンタ１６１において、カウントされた日時
データのカウントに対応した時点Ｔ（１）、Ｔ（５）…
当該更新時よりも僅かに遅延した時点Ｔ（１―１）、Ｔ
（５―１）…で当該時計カウンタ１６１のカウント値Ｄ
（１）、Ｄ（５）…が読み出され、読み出されたカウン
ト値によって記憶回路３３の内容が更新される。記憶回
路３３の記憶内容の更新が終了した後、所定の時点Ｔ
（４―２）において、時計カウンタ１６１のカウント値
と記憶回路３３の記憶内容と比較判定回路３４において
比較されて、値が所定のカウント差であるか否かが判定
される方式を採用しても、前記の方式と同様の効果を得
ることが出来る。
【００２９】さらに、本例では、日時データの比較判定
をカウント値の更新動作の直前に行ない、カウント値の
更新動作の直後に、記憶回路３３の日時データの更新を
行なうようにしている。すなわち、本例では、カウント
値の更新動作以外の要因による影響が少ないうちに、日
時データを記憶回路３３に書き込むと共に、書き込み動
作からなるべく時間が経過した時点、すなわち、次のカ
ウント値の更新動作の直前の時点で時計カウンタ１６１
の日時データと記憶回路３３の日時データを比較するよ
うにしている。したがって、比較判定回路３４による比
較判定の精度を高めることができる。
をカウント値の更新動作の直前に行ない、カウント値の
更新動作の直後に、記憶回路３３の日時データの更新を
行なうようにしている。すなわち、本例では、カウント
値の更新動作以外の要因による影響が少ないうちに、日
時データを記憶回路３３に書き込むと共に、書き込み動
作からなるべく時間が経過した時点、すなわち、次のカ
ウント値の更新動作の直前の時点で時計カウンタ１６１
の日時データと記憶回路３３の日時データを比較するよ
うにしている。したがって、比較判定回路３４による比
較判定の精度を高めることができる。
【００３０】（その他の実施の形態）以上述べた、本実
施例の他に、写真フィルムに誤った日時データを写し込
まないためには、種々の構成が考えられる。
施例の他に、写真フィルムに誤った日時データを写し込
まないためには、種々の構成が考えられる。
【００３１】例えば、図５において、その構成を説明す
る。第５図のレンズ付きフィルム型カメラは基本な構成
については、従来の第４図（Ａ）と同様であり、装置パ
ッケージ２の前面に写真撮影用レンズ３がとりつけら
れ、その内部に被記録媒体である写真フィルム４が装填
されている。写真撮影用レンズ３と写真フィルム４の間
には写真撮影用シャッター５が配置され、シャッター５
が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が写し込まれ
るようになっている。
る。第５図のレンズ付きフィルム型カメラは基本な構成
については、従来の第４図（Ａ）と同様であり、装置パ
ッケージ２の前面に写真撮影用レンズ３がとりつけら
れ、その内部に被記録媒体である写真フィルム４が装填
されている。写真撮影用レンズ３と写真フィルム４の間
には写真撮影用シャッター５が配置され、シャッター５
が開くと写真フィルム４の画角６内に写真が写し込まれ
るようになっている。
【００３２】シャッター５はレリーズ２１を押すことに
より開き、この結果、撮影体２２が写真撮影用レンズ３
を通して写真フィルム４に写し込まれる。シャッター５
が開くと同時に、ストロボ用電池２３を駆動電源として
いるストロボユニット２４が発光する。
より開き、この結果、撮影体２２が写真撮影用レンズ３
を通して写真フィルム４に写し込まれる。シャッター５
が開くと同時に、ストロボ用電池２３を駆動電源として
いるストロボユニット２４が発光する。
【００３３】装置パッケージ２に内蔵されているデータ
記録装置３０は、装置パッケージ２の前面に形成された
外光取り入れ部１１と、データパターンを透光部分とし
て形成可能な透過型のデータ記録用の液晶表示パネル１
２と、パネル駆動用IC３１Ａと、データ記録用シャッタ
ー５Ａと、結像レンズ１３とを備えている。外光取り入
れ部１１から取り入れられた外光１４は、外光取り入れ
部１１から写真フィルム４に至る光路１５に沿って液晶
表示パネル１２に至る。外光１４は、液晶表示パネル１
２を経て余計な光が遮断され、データ記録用シャッター
５Ａが前記写真撮影用シャッター５と同様に開き、結像
レンズ１３を介して写真フィルム４を露光する。この結
果、液晶表示パネル１２によって形成されたデータパタ
ーンに対応したデータ像が写真フィルム４の指定された
領域４Ａに写し込まれ記録される。
記録装置３０は、装置パッケージ２の前面に形成された
外光取り入れ部１１と、データパターンを透光部分とし
て形成可能な透過型のデータ記録用の液晶表示パネル１
２と、パネル駆動用IC３１Ａと、データ記録用シャッタ
ー５Ａと、結像レンズ１３とを備えている。外光取り入
れ部１１から取り入れられた外光１４は、外光取り入れ
部１１から写真フィルム４に至る光路１５に沿って液晶
表示パネル１２に至る。外光１４は、液晶表示パネル１
２を経て余計な光が遮断され、データ記録用シャッター
５Ａが前記写真撮影用シャッター５と同様に開き、結像
レンズ１３を介して写真フィルム４を露光する。この結
果、液晶表示パネル１２によって形成されたデータパタ
ーンに対応したデータ像が写真フィルム４の指定された
領域４Ａに写し込まれ記録される。
【００３４】すなわち、データ記録用シャッター５Ａ
は、レリーズ２１を押すことにより、写真撮影用シャッ
ター５と同時に動作する。外光取り入れ部１１から取り
入れられた外光１４は、外光取り入れ部１１から写真フ
ィルム４に至る光路１５に沿って液晶表示パネル１２に
至る。外光１４は、液晶表示パネル１２を経て余計な光
が遮断され、結像レンズ１３を介して写真フィルム４を
露光する。この結果、液晶表示パネル１２によって形成
されたデータパターンに対応したデータ像が写真フィル
ム４の指定された領域４Ａに写し込まれ記録される。
は、レリーズ２１を押すことにより、写真撮影用シャッ
ター５と同時に動作する。外光取り入れ部１１から取り
入れられた外光１４は、外光取り入れ部１１から写真フ
ィルム４に至る光路１５に沿って液晶表示パネル１２に
至る。外光１４は、液晶表示パネル１２を経て余計な光
が遮断され、結像レンズ１３を介して写真フィルム４を
露光する。この結果、液晶表示パネル１２によって形成
されたデータパターンに対応したデータ像が写真フィル
ム４の指定された領域４Ａに写し込まれ記録される。
【００３５】ここで、本例では、データ記録動作はデー
タ記録用シャッター５Ａよって制御され、通常の写真撮
影動作に連動して行われる。すなわち、データ記録用シ
ャッター５はデータ記録用の光路１５を遮る大きさに設
定されており、レリーズ２１を押すことにより、写真撮
影が行われると共に、データ写し込みと言う記録が可能
となる。
タ記録用シャッター５Ａよって制御され、通常の写真撮
影動作に連動して行われる。すなわち、データ記録用シ
ャッター５はデータ記録用の光路１５を遮る大きさに設
定されており、レリーズ２１を押すことにより、写真撮
影が行われると共に、データ写し込みと言う記録が可能
となる。
【００３６】また、データ記録装置３０は、データパタ
ーンの露光が十分行なうことができるように、外交取り
入れ部１１と液晶表示パネル１２との間の光路部分に配
置された集光レンズ１７を備えている。
ーンの露光が十分行なうことができるように、外交取り
入れ部１１と液晶表示パネル１２との間の光路部分に配
置された集光レンズ１７を備えている。
【００３７】次に、図８は、図５のレンズ付きフィルム
型カメラのデータ記録装置３０における駆動ＩＣ３１Ａ
の主要部分を中心に示す構成図である。
型カメラのデータ記録装置３０における駆動ＩＣ３１Ａ
の主要部分を中心に示す構成図である。
【００３８】図８の駆動用ＩＣ３１Ａは、時計カウンタ
１６１の出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等
からなる記憶回路３３は前記出力１６１（Ａ）を記憶す
る。また、時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記
憶回路３３の記憶内容の出力１６１（Ｂ）とを比較する
比較判定回路３４を備えている。比較判定回路３４にお
いて、出力１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一
致しないことが検出されると、比較判定回路３４から
は、誤動作検出信号３４Ｓが出力されて、データ記録用
シャッター５Ａに供給される。データ記録用シャッター
５Ａは誤動作検出信号３４Ｓをうけとると、シャッター
動作を停止する。この結果、写真フィルム４への日時デ
ータの写し込みによる記録は行われない。
１６１の出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等
からなる記憶回路３３は前記出力１６１（Ａ）を記憶す
る。また、時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記
憶回路３３の記憶内容の出力１６１（Ｂ）とを比較する
比較判定回路３４を備えている。比較判定回路３４にお
いて、出力１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一
致しないことが検出されると、比較判定回路３４から
は、誤動作検出信号３４Ｓが出力されて、データ記録用
シャッター５Ａに供給される。データ記録用シャッター
５Ａは誤動作検出信号３４Ｓをうけとると、シャッター
動作を停止する。この結果、写真フィルム４への日時デ
ータの写し込みによる記録は行われない。
【００３９】これにより、撮影体２２は写真撮影用レン
ズ３を通して写真フィルム４に写し込まれるが、データ
記録用の液晶表示パネル１２によって表示されている誤
った日時データは、写真フィルム４に写し込まれ記録さ
れることがない。このことにより、日時データは記録さ
れることがないが、撮影体２２は確実に写真フィルム４
に写し込まれ記録される。使用者は、誤った日時データ
を記録せずに撮影体２２を記録できるのである。
ズ３を通して写真フィルム４に写し込まれるが、データ
記録用の液晶表示パネル１２によって表示されている誤
った日時データは、写真フィルム４に写し込まれ記録さ
れることがない。このことにより、日時データは記録さ
れることがないが、撮影体２２は確実に写真フィルム４
に写し込まれ記録される。使用者は、誤った日時データ
を記録せずに撮影体２２を記録できるのである。
【００４０】前記の構成は写真撮影用シャッターとデー
タ記録用シャッターとを分離することにより目的を達成
した。
タ記録用シャッターとを分離することにより目的を達成
した。
【００４１】さらに、パネル駆動用ＩＣの電池とストロ
ボユニットを駆動する電池とを共通の電池２３としてい
る。このことにより、カメラのサイズを小さくすること
が可能となる。また、電池と装置との接続端子等の部品
も共有することにより、部品数も少なくでき低コストと
なる。
ボユニットを駆動する電池とを共通の電池２３としてい
る。このことにより、カメラのサイズを小さくすること
が可能となる。また、電池と装置との接続端子等の部品
も共有することにより、部品数も少なくでき低コストと
なる。
【００４２】さらに、図６は、本発明のカメラ用記録装
置の別の実施例であり、データ記録装置の駆動ＩＣ３１
Ａの主要部分を中心に示す構成図である。ここで、駆動
用ＩＣ３１Ａは、レリーズ２１よりの信号２１Ｓを受け
レリーズ回路２１Ａを経て時計カウンタの出力１６１の
出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等からなる
記憶回路３３は前記出力１６１Ａを記憶する。さらに、
時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記憶回路３３
の記憶内容の出力１６１（Ｂ）とを比較する比較判定回
路３４を備えている。比較判定回路３４において、出力
１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一致しないこ
とが検出されると、比較検出回路３４からは、誤動作検
出信号３４Ｓが出力されて、ドライバ１６２に供給され
る。ドライバ１６２は、信号３４Ｓをうけとると、それ
以後は液晶表示パネル１２の表示内容を図７に示すよう
に全非点灯表示とする。
置の別の実施例であり、データ記録装置の駆動ＩＣ３１
Ａの主要部分を中心に示す構成図である。ここで、駆動
用ＩＣ３１Ａは、レリーズ２１よりの信号２１Ｓを受け
レリーズ回路２１Ａを経て時計カウンタの出力１６１の
出力１６１（Ａ）を出力する。ＥＥＰＲＯＭ等からなる
記憶回路３３は前記出力１６１Ａを記憶する。さらに、
時計カウンタ１６１の出力１６１（Ａ）と記憶回路３３
の記憶内容の出力１６１（Ｂ）とを比較する比較判定回
路３４を備えている。比較判定回路３４において、出力
１６１（Ａ）と出力１６１（Ｂ）の双方が一致しないこ
とが検出されると、比較検出回路３４からは、誤動作検
出信号３４Ｓが出力されて、ドライバ１６２に供給され
る。ドライバ１６２は、信号３４Ｓをうけとると、それ
以後は液晶表示パネル１２の表示内容を図７に示すよう
に全非点灯表示とする。
【００４３】図７には通常の表示内容の例と比較するた
めに、８０年１２月２５日の表示と全非点灯表示を示し
ている。液晶表示パネル１２はドライバ１６２によって
駆動を止められるのではなく、静電気やノイズ等によっ
て点灯セグメントが不安定な状態となり、場合によって
は、静電気やノイズによってセグメントが点灯して透過
状態となることも考えられるため、強制的に表示内容を
全非点灯表示とすれば、カメラの内部のシャッターの動
作に関係なく、確実に光路１５の光を遮断して、写真フ
ィルム４への写し込み記録を停止することができる。
めに、８０年１２月２５日の表示と全非点灯表示を示し
ている。液晶表示パネル１２はドライバ１６２によって
駆動を止められるのではなく、静電気やノイズ等によっ
て点灯セグメントが不安定な状態となり、場合によって
は、静電気やノイズによってセグメントが点灯して透過
状態となることも考えられるため、強制的に表示内容を
全非点灯表示とすれば、カメラの内部のシャッターの動
作に関係なく、確実に光路１５の光を遮断して、写真フ
ィルム４への写し込み記録を停止することができる。
【００４４】本例では、第９図に示すように、時計カウ
ンタ１６１において、シャッタースイッチが押され、レ
リーズよりの信号２１Ｓがレリーズ回路２１Ａに入力さ
れる時点Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３…、レリーズ信号２１Ｓより
僅かに遅延した時点である時点Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３…、さ
らに、僅かに遅延した時点Ｔ（１―１）、Ｔ（２―
１）、Ｔ（３―１）…・で当該時計カウンタ１６１のカ
ウント値Ｄ（１）、Ｄ（２）、Ｄ（３）、…が読み出さ
れ、読み出されたカウント値によって、記憶回路３３の
内容が更新され日時データが計測される。
ンタ１６１において、シャッタースイッチが押され、レ
リーズよりの信号２１Ｓがレリーズ回路２１Ａに入力さ
れる時点Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３…、レリーズ信号２１Ｓより
僅かに遅延した時点である時点Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３…、さ
らに、僅かに遅延した時点Ｔ（１―１）、Ｔ（２―
１）、Ｔ（３―１）…・で当該時計カウンタ１６１のカ
ウント値Ｄ（１）、Ｄ（２）、Ｄ（３）、…が読み出さ
れ、読み出されたカウント値によって、記憶回路３３の
内容が更新され日時データが計測される。
【００４５】記憶回路３３の記憶内容の終了した後、次
のレリーズ信号を受けてレリーズ回路２１Ａからの信号
により時計カウンタ１６１と記憶回路３３の記憶内容と
が比較回路３４において比較され、これらの値が一致す
るか否か判定される。
のレリーズ信号を受けてレリーズ回路２１Ａからの信号
により時計カウンタ１６１と記憶回路３３の記憶内容と
が比較回路３４において比較され、これらの値が一致す
るか否か判定される。
【００４６】例えば、時点Ｔ（１）においてレリーズか
らレリーズ信号２１Ｓをレリーズ回路２１Ａが受けて、
レリーズ回路２１Ａより時計カウンタ１６１に信号が出
力された時の、時計カウンタ１６１のカウント値をＤ
（１）とする。次の時点Ｔ（２）の直前の時点Ｔ（１―
１）では、カウント値Ｄ（１）が記憶回路３３に書き込
まれ記憶されて記憶回路３３の記憶内容がＤ（１）とな
る。
らレリーズ信号２１Ｓをレリーズ回路２１Ａが受けて、
レリーズ回路２１Ａより時計カウンタ１６１に信号が出
力された時の、時計カウンタ１６１のカウント値をＤ
（１）とする。次の時点Ｔ（２）の直前の時点Ｔ（１―
１）では、カウント値Ｄ（１）が記憶回路３３に書き込
まれ記憶されて記憶回路３３の記憶内容がＤ（１）とな
る。
【００４７】次のレリーズからのレリーズ信号を受ける
時点Ｔ２の直前の時点Ｔ（１―２）では、記憶回路３３
の日時データ内容Ｄ（１）と、時計カウンタ１６１の内
容が比較される。時計カウンタ１６１が正常に動作して
いる場合には、当然に、記憶回路３３のカウント値Ｄ
（１）と時計カウンタ１６１の内容とは一致している。
時点Ｔ２の直前の時点Ｔ（１―２）では、記憶回路３３
の日時データ内容Ｄ（１）と、時計カウンタ１６１の内
容が比較される。時計カウンタ１６１が正常に動作して
いる場合には、当然に、記憶回路３３のカウント値Ｄ
（１）と時計カウンタ１６１の内容とは一致している。
【００４８】ところが、時計カウンタ１６１に供給され
る基準クロック信号２０１静電気等によるノイズが侵入
した場合には、時計カウンタ１６１が不適切な時計動作
を行なう。この場合には、比較判定回路３４による比較
動作の時点において、時計カウンタ１６１のカウント値
がＤ（１Ａ）とは異なる値となってしまう。したがっ
て、比較判定回路３４は、比較の結果は双方が一致して
いないという判定がなされる。
る基準クロック信号２０１静電気等によるノイズが侵入
した場合には、時計カウンタ１６１が不適切な時計動作
を行なう。この場合には、比較判定回路３４による比較
動作の時点において、時計カウンタ１６１のカウント値
がＤ（１Ａ）とは異なる値となってしまう。したがっ
て、比較判定回路３４は、比較の結果は双方が一致して
いないという判定がなされる。
【００４９】判定の結果、双方の値が一致していない場
合には、比較判定回路３４からは誤動作検出信号３４Ｓ
がだされて、ドライバ１６２に供給される。ドライバ１
６２は、前記信号３２Ｓを受け取ると、それ以後は液晶
表示パネル１２の表示内容を、全非点灯表示とする。し
たがって、誤った日時データが写真フィルム４に写し込
まれて記録されることを防止できる。
合には、比較判定回路３４からは誤動作検出信号３４Ｓ
がだされて、ドライバ１６２に供給される。ドライバ１
６２は、前記信号３２Ｓを受け取ると、それ以後は液晶
表示パネル１２の表示内容を、全非点灯表示とする。し
たがって、誤った日時データが写真フィルム４に写し込
まれて記録されることを防止できる。
【００５０】また、本例では、日時データの比較をレリ
ーズ信号２１Ｓの直前に行ない、レリーズ信号２３Ｓの
直後に、記憶回路３３の日時データの更新を行なうよう
にしている。すなわち、本例ではレリーズ信号３２Ｓに
よるレリーズ動作以外の要因による影響が少ないうちに
日時データを記憶回路３３に書き込むと共に、レリーズ
動作から次のレリーズ動作までの経過した時点で、すな
わち、次のレリーズ動作の直前の時点で時計カウンタの
日時データと記憶回路３３の日時データを比較するよう
にしている。したがって、連続したレリーズ動作により
急速な電源の低下等により時計カウンタ１６１に供給さ
れる基準クロック信号２０１の誤動作が発生しても対応
することができ、比較回路による比較判定の精度をより
高めることができる。
ーズ信号２１Ｓの直前に行ない、レリーズ信号２３Ｓの
直後に、記憶回路３３の日時データの更新を行なうよう
にしている。すなわち、本例ではレリーズ信号３２Ｓに
よるレリーズ動作以外の要因による影響が少ないうちに
日時データを記憶回路３３に書き込むと共に、レリーズ
動作から次のレリーズ動作までの経過した時点で、すな
わち、次のレリーズ動作の直前の時点で時計カウンタの
日時データと記憶回路３３の日時データを比較するよう
にしている。したがって、連続したレリーズ動作により
急速な電源の低下等により時計カウンタ１６１に供給さ
れる基準クロック信号２０１の誤動作が発生しても対応
することができ、比較回路による比較判定の精度をより
高めることができる。
【００５１】また、上記のデータ記録装置はデータ記録
用も光源として外光を利用している。この代わりに、デ
ータ記録用の専用光源を備えたものであってもよい。
用も光源として外光を利用している。この代わりに、デ
ータ記録用の専用光源を備えたものであってもよい。
【００５２】さらに、液晶表示パネルとしては透過型の
ものを使用している。この代わりに、データパターンを
光遮断部分として形成するポジタイプの液晶表示パネル
を用いてもよい。
ものを使用している。この代わりに、データパターンを
光遮断部分として形成するポジタイプの液晶表示パネル
を用いてもよい。
【００５３】また、上記の例では、比較判定回路３４の
出力３４Ｓを用いて、時計カウンタが誤動作した場合に
は、データの記録を停止するようにしている。この代わ
りに時計カウンタが誤動作したことを警告するための機
能を付加してもよい。
出力３４Ｓを用いて、時計カウンタが誤動作した場合に
は、データの記録を停止するようにしている。この代わ
りに時計カウンタが誤動作したことを警告するための機
能を付加してもよい。
【００５４】当然のことながら、本発明のデータ記録装
置は、上記のようなレンズ付きフィルム型カメラだけで
なく、それ以外の簡易型のカメラに適用できることは勿
論である。
置は、上記のようなレンズ付きフィルム型カメラだけで
なく、それ以外の簡易型のカメラに適用できることは勿
論である。
【００５５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のデータ記録
装置は、装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメラ
において、記録データである日時データを出力する時計
カウンタの誤動作を記録時に的確に検出するようにして
いる。従って、日時データのモニター機能、日時データ
の修正機能が備わっていなくとも、誤動作によって発生
した誤った日時データが写真フィルムに記録されること
が確実に回避できる。
装置は、装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメラ
において、記録データである日時データを出力する時計
カウンタの誤動作を記録時に的確に検出するようにして
いる。従って、日時データのモニター機能、日時データ
の修正機能が備わっていなくとも、誤動作によって発生
した誤った日時データが写真フィルムに記録されること
が確実に回避できる。
【図１】本発明を適用したレンズ付きフィルム型カメラ
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図２】図１のカメラに内蔵されているデータ記録装置
の主要部分を示す概略構成図である。
の主要部分を示す概略構成図である。
【図３】図２の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
トである。
【図４】（Ａ）は従来におけるデータ記録装置が内蔵さ
れたレンズ付きフィルム型カメラを示す概略構成図、
（Ｂ）はカメラに内蔵されたデータ記録装置の主要部分
を示す概略構成図である。
れたレンズ付きフィルム型カメラを示す概略構成図、
（Ｂ）はカメラに内蔵されたデータ記録装置の主要部分
を示す概略構成図である。
【図５】本発明を適用した他のレンズ付きフィルム型カ
メラを示す概略構成図である。
メラを示す概略構成図である。
【図６】本発明のカメラ用記録装置の他の実施例であ
り、データ記録装置の主要部分を示す概略構成図であ
る。
り、データ記録装置の主要部分を示す概略構成図であ
る。
【図７】液晶表示パネルの通常の表示内の例と全非点灯
表示を示している。
表示を示している。
【図８】本発明のカメラ用記録装置の他の実施例であ
り、データ記録装置の主要部分を示す概略構成図であ
る。
り、データ記録装置の主要部分を示す概略構成図であ
る。
【図９】図８の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
トである。
１Ａ レンズ付きフィルム型カメラ ２ 装置パッケージ ３ 撮影用レンズ ４ 写真フィルム ５ 写真撮影用シャッター ３０ データ記録装置 １１ 外光取り入れ部 １２ 液晶表示パネル １３ 結像レンズ １４ 外光 １５ 光路 １７ 集光レンズ １８ 水晶振動子 １９ 発振回路 ２０ 分周回路 ３１Ａ 液晶表示パネル駆動用ＩＣ ３３ 記憶回路 ３４ 比較判定回路 ３４Ｓ 誤動作検出信号 １６１ 時計カウンタ １６２ ドライバ
Claims (10)
- 【請求項１】 時計カウンタから出力された日時データ
を記録素子を介して、被記録媒体に記録するカメラ用デ
ータ記録装置において、 前記時計カウンタによる日時データのカウント値を書き
込んで記録内容を更新する記憶回路と、 １）当該記憶回路の更新動作に入る前に、前記時計カウ
ンタによる日時データのカウント値と前記記憶回路の日
時データのカウント値とを比較し、双方のカウント値が
一致していない場合、 ２）または、前記記憶回路の更新動作を終了した後に、
前記時計カウンタによる日時データのカウント値と前記
記憶回路の日時データとを比較し、双方のカウント値が
所定のカウント差でない場合には、 前記時計カウンタが誤動作したものと判定する比較判定
回路を有することを特徴とするカメラ用データ記録装
置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記記憶回路の更
新動作を、前記時計カウンタのカウントに対応して行な
うことを特徴とするカメラ用データ記録装置。 - 【請求項３】 請求項２において、前記比較判定回路
による比較判定動作を、 １）前記記憶回路の更新動作に入る前に行なう場合に
は、前記時計カウンタのカウント値の次の更新動作まで
の間のいずれかの時点で行ない、 ２）また、前記記憶回路の更新動作を終了した後に行な
う場合には、前記時計カウンタのカウント値と前記記憶
回路の更新動作後と次の更新動作までの間のいずれかの
時点で行なうことを特徴とするカメラ用データ記録装
置。 - 【請求項４】 請求項１ないしは３のいずれかにおい
て、前記比較判定回路により前記時計カウンタの誤動作
が検出された場合には、前記記録媒体に前記日時データ
を記録しないことを特徴とするカメラ用データ記録装
置。 - 【請求項５】 時計カウンタから出力された日時データ
を記録素子を介して、被記録媒体に記録するカメラ用デ
ータ記録装置が内蔵されたレンズ付きフィルム型カメラ
において、 前記データ記録装置は、前記時計カウンタによる日時デ
ータのカウント値を書き込んで記録内容を更新する記憶
回路と、 １）当該記憶回路の更新動作に入る前に、前記時計カウ
ンタによる日時データのカウント値と該記憶回路の日時
データのカウント値とを比較し、双方のカウント値が一
致していない場合、 ２）または、前記記憶回路の更新動作を終了した後に、
前記時計カウンタによる日時データのカウント値と前記
記憶回路の日時データとを比較し、双方のカウント値が
所定のカウント差でない場合には、 前記時計カウンタが誤動作したものと判定する比較判定
回路を有することを特徴とするレンズ付きフィルム型カ
メラ。 - 【請求項６】 請求項５において、前記記憶回路の更
新動作を、前記時計カウンタのカウントに対応して行な
うことを特徴とするレンズ付きフィルム型カメラ。 - 【請求項７】 請求項６において、前記比較判定回路
による比較判定動作を、 １）前記記憶回路の更新動作に入る前に行なう場合に
は、前記時計カウンタのカウント値の次の更新動作まで
の間のいずれかの時点で行ない、 ２）また、前記記憶回路の更新動作を終了した後に行な
う場合には、前記時計カウンタのカウント値と前記記憶
回路の更新動作後と次の更新動作までの間のいずれかの
時点で行なうことを特徴とするレンズ付きフィルム型カ
メラ。 - 【請求項８】 請求項５ないしは７のいずれかにおい
て、前記比較判定回路により前記時計カウンタの誤動作
が検出された場合には、前記記録媒体に前記日時データ
を記録しないことを特徴とするレンズ付きフィルム型カ
メラ。 - 【請求項９】 請求項５において、前記記憶回路の更新
動作を、レンズ付きフィルム型カメラの写真撮影用シャ
ッターの動作に同期して行なうことを特徴とするレンズ
付きフィルム型カメラ。 - 【請求項１０】 請求項５において、前記比較判定回路
による比較判定動作をレンズ付きフィルム型カメラの写
真撮影用シャッターのシャッター動作と次のシャッター
動作の間のいずれかの時点で行なうことを特徴とするレ
ンズ付きフィルム型カメラ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9151394A JPH10123607A (ja) | 1996-08-30 | 1997-06-09 | カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラ |
| TW086109999A TW442701B (en) | 1996-08-30 | 1997-08-06 | Data recording device for camera and film type camera with lens |
| US08/910,872 US5854950A (en) | 1996-08-30 | 1997-08-13 | Data recording device for camera and film type camera with lens |
| CN97117769.4A CN1133097C (zh) | 1996-08-30 | 1997-08-29 | 照相机用数据记录装置及带透镜胶片型照相机 |
| HK98109560A HK1008796A1 (en) | 1996-08-30 | 1998-07-30 | Data recording apparatus for camera and film type camera with lens |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22972496 | 1996-08-30 | ||
| JP8-229724 | 1996-08-30 | ||
| JP9151394A JPH10123607A (ja) | 1996-08-30 | 1997-06-09 | カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10123607A true JPH10123607A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=26480661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9151394A Withdrawn JPH10123607A (ja) | 1996-08-30 | 1997-06-09 | カメラ用データ記録装置及びレンズ付きフィルム型カメラ |
Country Status (5)
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|---|---|
| US (1) | US5854950A (ja) |
| JP (1) | JPH10123607A (ja) |
| CN (1) | CN1133097C (ja) |
| HK (1) | HK1008796A1 (ja) |
| TW (1) | TW442701B (ja) |
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| US7636404B2 (en) * | 2005-11-21 | 2009-12-22 | Intel Corporation | Packet detection in the presence of platform noise in a wireless network |
| JP5910283B2 (ja) | 2012-04-23 | 2016-04-27 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置、媒体処理装置の制御方法、及び、プログラム |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS56139141A (en) * | 1980-04-01 | 1981-10-30 | Iony Kk | Rice huller |
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| US5258805A (en) * | 1989-05-25 | 1993-11-02 | Nikon Corporation | Display device of a camera |
-
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- 1997-08-29 CN CN97117769.4A patent/CN1133097C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-30 HK HK98109560A patent/HK1008796A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW442701B (en) | 2001-06-23 |
| CN1176402A (zh) | 1998-03-18 |
| CN1133097C (zh) | 2003-12-31 |
| HK1008796A1 (en) | 1999-05-21 |
| US5854950A (en) | 1998-12-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050120 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A761 | Written withdrawal of application |
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