JP3628829B2 - レンズ付きフイルムユニット用データ写し込み装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット用データ写し込み装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外光や写し込み光源を利用して作成したデータ光を写真フイルムの露光画面内に被写体光とともに写し込むために、レンズ付きフイルムユニットに装填されるデータ写し込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いつでも手軽に写真撮影ができるように、撮影機構が組み込まれたユニット本体に予めフイルムが内蔵された構成のレンズ付きフイルムユニットが知られている。このレンズ付きフイルムユニットとしては、特開平5−289164号公報において、日付写し込み機構が内蔵されたものが提案されている。この公報に記載の日付写し込み機構は、ボディ背面に設けたダイヤル式の手動データ操作部で希望するデータをセットした後に撮影を行うと、撮影用のシャッタ羽根に連動してデータ写し込み用のシャッタ部材が作動し、ボディ前面の窓から入射する自然光をライトガイドを介して後カバーの背面側に導き、白抜き(透明)のデータが表示されたデータ写し込み板を通して写真フイルムの背面側から露光画面内にデータを密着して写し込むようにしている。
【0003】
上記公報に記載のレンズ付きフイルムユニットでは、撮影日が変わるごとにデータ写し込み操作部を操作する作業が必要となり、面倒である。そこで、自動的に表示を更新できるように、予めカレンダーを記憶した時計回路を設けたデータ写し込み装置をレンズ付きフイルムユニットに内蔵することが望ましい。
【0004】
一般のカメラに用いられるデータ写し込み装置には、写し込まれるデータをモニターするための外部表示部と、データ表示を修正するための外部操作部とが設けられている。電源電池の交換や振動等で時計回路への電源供給が一時的に遮断したことに起因して、時計回路の計時データ(日付)がカレンダーの初期値に戻ったり、でたらめな、或いは全く異なる計時状態に陥った場合に、外部表示部を見ながら外部操作部を操作して、時計回路の計時状態を適正な状態に修正できるようになっている。
【0005】
これに対し、レンズ付きフイルムユニットは、使用後に撮影済みの写真フイルムと一緒に現像所に提出され、撮影済みの写真フイルムが取り出された後に工場に回収され、リサイクルされる。したがって、一般のカメラに較べて使用期間が限られており、しかも低価格の商品であるため、このようなレンズ付きフイルムユニットに用いるデータ写し込み装置は、価格を廉価に抑えるという観点からは、外部表示部や外部操作部を省略したものとすることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レンズ付きフイルムユニットにおいて、内蔵されるデータ写し込み装置から、モニター用の外部表示部や時計回路の計時動作を修正するための外部操作部を省略すると、データ写し込み装置に異常が発生してもそれを認識することができず、また、その異常状態にあるデータ表示がそのまま写真フイルムに写し込まれてしまう。
【0007】
データ写し込み装置の異常発生原因としては、上記のように、振動等がレンズ付きフイルムユニットに加わり、内蔵のデータ写し込み装置の時計回路等への電源供給が一時的に遮断する場合と、静電気等の外部ノイズや、フイルムユニットに装着されているストロボ基板から発生するストロボ充電時あるいは発光時のノイズが時計回路等に侵入してしまう場合がある。いずれの場合においても、時計回路がリセットされて計時データが初期データに戻ってしまったり、それが誤動作して、誤ったデータ表示がなされてしまう。
【0008】
本発明の課題は、モニター用の外部表示部や修正用の外部操作部材が備わっていないデータ写し込み装置において、誤った日付の写し込みを未然に防止できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
写真フィルムを内蔵したレンズ付きフィルムユニットに装填された電池からの給電を受けて計時を行う時計回路と、この時計回路の計時データに基づいて日付文字を表示する写し込み用液晶表示素子とを有し、シャッタレリーズ操作に連動して入射する外光を利用して、前記液晶表示素子に表示された日付文字を写真フィルムに写し込むレンズ付きフィルムユニット用データ写し込み装置において、前記データ写し込み装置は、前記時計回路が計時を開始した後に当該時計回路に対する前記電池からの給電が一時的に中断したことを検知して検知信号を出力する検知手段と、当該検知手段により給電の一時的中断が検知されたときに、前記液晶表示素子を無表示状態に保持するデータ無効化手段とを有し、前記検知手段は、給電が断たれてから再び給電が開始される間の電圧レベルの変化を、波形整形回路で整形して前記検知信号として出力する回路を備え、前記データ無効化手段は、前記検知手段からの検知信号に応答して前記液晶ドライバーへオフモード信号を出力するラッチ手段とを備えて、間違った日付文字の写真フィルムへの写し込みを禁止する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したデータ写し込み装置が内蔵されたレンズ付きフイルムユニットを説明する。
【0015】
(全体構成)
図1は、レンズ付きフイルムユニット(以下、単に「フイルムユニット」と称す。)の分解斜視図である。この図に示すように、フイルムユニット1は、ユニット本体11と、これの外周を覆う外ケース(図示せず。)とを備えている。ユニット本体11は、前カバー12および後カバー13を備え、これらにより構成される外カバーには、その前面に、撮影窓14、自然光取り入れ用の採光窓15、ファインダー対物窓16、ストロボ発光窓17、ストロボ充電開始ボタン18などが形成され、その上面に、シャッタボタン19、撮影枚数表示窓20、充電完了表示窓21等が形成され、その背面に、巻き上げノブ露呈窓22、ファインダー接眼窓23等が形成されている。なお、ユニット本体11を覆う不図示の外ケースには、これらの各部分を外部に露呈させる開口がそれぞれ形成されている。
【0016】
ユニット本体11は、前カバー12及び後カバー13の他に、本体基部24、露光ユニット25、ストロボユニット26、データ写し込み装置であるデータモジュール27、及び写真フイルムカートリッジ28を備えている。
【0017】
本体基部24には、カートリッジ29を収納するためのカートリッジ収納室30と、カートリッジ29から全部引き出した未露光の写真フイルム31をフイルムロール31aの形態で収納するためのフイルムロール室32とが一体成形されている。本実施形態では、フイルムロール31aだけを収納しているが、例えば巻芯に巻き付けた形態のフイルムロールを収納してもよい。写真フイルム31は、フイルム後端がスプール33に係止されている。この写真フイルム31は、予め決められたフイルム感度のものが用いられる。なお、写真フイルムカートリッジ28としては、135タイプの他に、未使用時にはフイルム先端がカートッジの内部に収納されており、スプール回転により写真フイルムをカートリッジの外部に送り出すことができるタイプのものを用いてもよい。
【0018】
後カバー13は、本体基部24の背後に着脱自在に取り付けられ、本体基部24との間で写真フイルムカートリッジ28を光漏れのない密閉状態で収納する。カートリッジ収納室30とフイルムロール室32との底は開口となっており、カートリッジ付き写真フイルム28を装填した後に、後カバー13に設けたプルトップ式の底蓋34,35によってそれぞれ塞がれる。このうち底蓋34は、撮影済みの写真フイルムを収納したカートリッジ29を取り出すときの蓋となる。
【0019】
カートリッジ収納室30の上面には、巻き上げノブ36が回動自在に配置されている。巻き上げノブ36の下部には、フォークが一体に形成されており、このフォークがカートリッジ収納室30の上面の開口を挿通してスプール33に係合している。巻き上げノブ36は、一部が後カバー13の開口22から露呈しており、露呈した一部をフイルム巻き上げ方向(同図に示す反時計方向)に回転させるフイルム巻き上げ操作により、スプール33がフイルム巻き取り方向に回転して撮影済みの写真フイルム31をカートリッジ29の内部に収納する。
【0020】
カートリッジ収納室30とフイルムロール室32との間には、暗箱の一部となる分割暗箱37が一体に設けられている。分割暗箱37の背面側には、露光開口38が形成されている。分割暗箱37の前面には、露光ユニット25が着脱自在に取り付けられる。露光ユニット25には、前面から順に撮影レンズ39、シャッタ機構、分割暗箱53がそれぞれ設けられている。撮影レンズ39は、撮影窓14に対応した位置に配置される。露光ユニット25の分割暗箱53は、本体基部24の分割暗箱37とで暗箱を形成する。暗箱が形成されると、撮影レンズ39と露光開口38との間の撮影光路が暗室状態とされる。なお、暗箱を分割形態にしているが、分割しないで本体基部24、又は露光ユニット25側のいずれかに一方に設けてもよい。
【0021】
露光ユニット25の分割暗箱の上面には、フイルム巻き止め機構、シャッタチャージ機構、及び、ファインダー光学等が組み込まれており、これらはユニット化されている。露光ユニット25の前面右側にはデータモジュール27が着脱自在に取り付けられる。また、このデータモジュール27の写し込み用の液晶表示部45の前面には、前カバー12の内壁との間で挟装される集光レンズ46が設けられている。集光レンズ46は、採光窓15から入射する自然光を液晶表示部45に集光する。
【0022】
ストロボユニット26は、前カバー12とフイルムロール室32との間のスペースに挟装されており、シンクロスイッチ40、メインコンデンサ41、電源電池42、ストロボ発光部43、及びストロボ基板44等から構成されている。ストロボ充電開始ボタン18の押下操作が行われると、電源電池42からの電圧が昇圧されメインコンデンサ41に充電が行われる。シャッタ機構が作動することに連動してシンクロスイッチ40がオンしてストロボ発光部43からストロボ光が発光する。このストロボ光は、ストロボ発光窓17を通して被写体に向けて照射される。
【0023】
(データ光学系)
図2はフイルムユニット1のデータ光学系の主要部分の分解斜視図であり、図3はデータ光学系の概略断面図である。これらの図に示すように、露光ユニット25に設けた撮影レンズ39の背後には、固定絞り39aが支持され、この固定絞り39aの背後にはシャッタ羽根50が回動自在に支持されている。シャッタ羽根50は引き戻しバネ51によりシャッタ開口52を閉じる閉じ位置に向けて付勢されている。このシャッタ開口52は、露光ユニット25の分割暗箱53の前面中央、すなわち撮影レンズ39を通る撮影光軸54上に設けられている。
【0024】
シャッタ羽根50は、シャッタボタン19の押下操作に連動してシャッタ機構を構成する蹴飛ばしレバーにより上端が蹴飛ばされ、軸55を中心に1往復揺動してシャッタ開口52を開閉する。この間にシャッタ開口52に入射した被写体光は、2つの分割暗箱37,53で構成された暗箱56内に入射し、有害光遮光枠57を通って露光開口38にセットされた写真フイルム31に入射する。シャッタ羽根50が揺動中には、シャッタ羽根50の上端に設けた突起58によりストロボユニット26のシンクロスイッチ40をオンする。
【0025】
一方、液晶表示部45を透過したデータ光は、撮影レンズ39を透過しないで、暗箱56の前面に形成したデータ光用シャッタ開口59を通って暗箱56の内部に導かれる。このデータ光用シャッタ開口59は、正面から見て前記シャッタ開口52の右下となる位置に別に設けられており、シャッタ羽根50の先端に一体に設けたデータ光用のシャッタ部材60によりシャッタ羽根50の開閉動作に連動して開閉される。
【0026】
暗箱56内に導かれたデータ光は、結像光学系の光軸61に沿って露光開口38に導かれ、ここにセットされた写真フイルム31に前面、すなわち乳剤面側から結像される。結像光学系は、2枚のミラー板62,63、及び結像レンズ64で構成されており、これらは暗箱56内を通る撮影光束の外に位置するように、有害光遮光枠57の前面側と分割暗箱53の前面内壁との間で挟装される。有害光遮光枠57は、分割暗箱53の背後に取り付けられている。なお、結像レンズ64は、ホルダー部材65により正確な位置に固定される。
【0027】
図3に示すように、データモジュール27の液晶表示部45を透過したデータ光は、ミラー板62で撮影光軸54よりも上側に反射され、他方のミラー板63で露光開口38に向けて反射されて結像レンズ64に入射する。結像レンズ64は、データ光を撮影レンズ39側から見て露光開口38の右上の部分に結像させる。このように、露光開口38の右上にデータ光を写し込むようにしたから、横位置撮影は勿論、縦位置撮影のときにも確実に被写体画像に対して下側にデータ像が写し込まれるから、例えば被写体の顔にデータ画像が重複して記録されるようなことはない。
【0028】
なお、ここでいう縦位置撮影は、シャッタボタン19が右下にくるように該フイルムユニットを縦に構えて撮影した姿勢とする。また、結像光学系としては、2枚のミラー板62,63の代わりに、Z字状をしたライトガイドを用いてもよい。この場合ライトガイドに入射したデータ光は、ライトガイド内で全反射するのでライトガイド外に漏れることはなく、撮影光束に余計な光が混入することはない。
【0029】
(データモジュール)
次に、図4は、本実施形態のデータモジュール27の概略回路ブロック図である。この図を参照して説明すると、データモジュール27は、電源電池70、水晶振動子71、時計回路72、LCDドライバー73、透過型の文字発生用の液晶表示部45、データ初期設定用のスイッチ74、及び、電源供給監視回路75等を一体化したユニット部品であり、液晶表示部45に表示するデータ文字を自動的に更新するオートデータ機構とされている。電源電池70は着脱自在に取り付けられている。
【0030】
時計回路72には、将来の数年間のカレンダーが記憶されている。この時計回路72は、内蔵の基準パルス発生器を水晶振動子71により補正し、正確な時間パルスをLCDドライバー73に送る。LCDドライバー73は、時計回路72から得られた計時データに基づいてデータ文字を液晶表示部45に表示するように制御する。データ初期設定スイッチ74は、通常は外カバー12、13で覆われているため、データモジュール27を取り出さない限り操作が行えないようにされており、工場でデータ表示を生産日に修正するのに利用される。
【0031】
液晶表示部45は、前カバー12の採光窓15に対応した位置に配置されている。この液晶表示部45には、例えば「‘96 5 10」等の文字が白抜きでで表示される。年、月、及び日は2文字ずつで構成され、1文字は7セグメント表示である。なお、月を表す文字の二桁目は「1」の表示だけでよいから、セグメントを縦に直線で並べた2セグメント表示としてもよい。
【0032】
電源供給監視回路75は、検知手段とデータ無効化手段とで構成されており、この電源供給監視回路75の電源にも、オートデータ機構用の電源電池70が利用されている。
【0033】
検知手段は、CR回路76と波形整形回路等で構成されており、時計回路72が計時を開始した後に時計回路72に電池70からの給電が一旦断たれ、再び給電が開始されたことを検知する。CR回路76は、給電が一旦断たれたときに一発のパルス波形を生成する。このパルス波形のパルス幅は、C(コンデンサ)77とR(抵抗)78との時定数に基づいて遅延して生成される。この時定数は、電源再供給後から所定時間経過後に立ち上がり(立ち上がり信号)が生成されるように予め決められている。波形整形回路としては、複数の入力ピンをもつシュミット・トリガ・インバータ用IC79が用いている。前記パルス波形は、シュミット・トリガ・インバータ用IC79のうち2つのシュミット・トリガ・インバータの入力ピンに直列に入力され、雑音の影響の無いパルス波形が整形され、確実に電源再給電が開始されたことを知らせるアップエッジを作成する。
【0034】
データ無効化手段は、検知手段からの検知信号、すなわち電源再供給後から所定時間経過後に得られるアップエッジに応答し、LCDドライバー73にオフモード信号を送る動作を継続するラッチ手段と、LCDドライバー73とで構成されている。LCDドライバー73は、オフモード信号を受け取ると、液晶表示部45の文字を無効化した無表示状態、すなわち、セグメント全消灯状態にする制御を行う。
【0035】
ラッチ手段は、フリップフロップ用IC80とされている。このフリップフロップ用IC80はD−FF用のICであり、このD−FF用ICは、入力ピンにS(セット)ピンとR(リセット)ピンとをもったものが用いられている。Rピンには常に「H」レベルの信号が、また、データ入力用のDピンには常に「L」レベルの信号がそれぞれ加えられている。Sピンには、通常「H」レベルの信号が加えられており、リセットボタン81が押下されると信号が「L」レベルに変化し、リセットボタン81の押下が終了すると再び「H」レベルに変化した信号が入力される。
【0036】
リセットボタン81は、スイッチ74と同じにレンズ付きフイルムユニットの外部からは操作できず、データモジュール27の外部から操作可能とされており、電源電池70の初期装填後、及び表示が無効化された液晶表示部45を復帰するときに工場で操作される。この操作により、S,Rピンの両ピンに同時に「H」レベルの信号が入力されると、Q出力からLCDドライバー73に送られる信号が「H」レベルとなる。Q出力が「H」レベルの信号である場合には、LCDドライバー73が液晶表示部45の表示を有効化する。
【0037】
瞬停のパルス信号は、記憶タイミングを決めるCP ピンに入力される。Q出力は、常にCP 入力の「L」から「H」へのアップエッジ(立ち上がり信号)の瞬間に、この時点でのD入力の状態を、次のCP 入力のアップエッジが入力されるまで記憶し続ける。ここでは、瞬停後の電源再供給が行われた後に、D入力が「L」レベルとされ、Q出力が「H」レベルの信号とされるから、その後にCP 入力にアップエッジが入力されると、Q出力が「L」レベルの信号となる。Q出力が「L」レベルに変化することで、LCDドライバー73は液晶表示部45の表示を無効化にする。
【0038】
(動作説明)
上記のように構成されたフイルムユニット1の動作を説明する。工場では、先ずデータモジュール27に電源電池70を装填した後にリセットボタン81を押下操作する。これにより、D−FF用IC80のQ出力の信号が「H」レベルになり、LCDドライバー73が液晶表示部45の表示を有効化させる。その後、スイッチ74を操作して液晶表示部45の表示を生産日に修正する。このデータモジュール27はフイルムユニット1に組み込まれて出荷される。
【0039】
撮影者は、巻き上げノブ36を操作して写真フイルム31を巻き上げる。写真フイルム31が巻き上げ方向に移送されると、これに従動してフイルム巻き止め機構を構成するスプロケットが回転し、スプロケットの所定回転でフイルム巻き止め機構が、スプロケットの回転と巻き上げノブ36の回転とをロックする。これにより、写真フイルム31が1コマ分だけ巻き上げられ、露光開口38に最初の撮影コマがセットされる。
【0040】
シャッタボタン19の押圧操作が行われると、これに応答してシャッタ羽根50が蹴飛ばしレバーで蹴飛ばされる。蹴飛ばされたシャッタ羽根50は、軸55を中心に1往復往動する。シャッタ羽根50には、データ光用のシャッタ部材60が一体に形成されているから、揺動により2つのシャッタ開口52,59が開閉され、この開閉中に一方のシャッタ開口52からは撮影窓14及び撮影レンズ39を通った被写体光が、また他方のシャッタ開口59からは採光窓15、集光レンズ46、及び液晶表示部45を通って作成されたデータ光が暗箱56の内部にそれぞれ入射する。
【0041】
被写体光は、暗箱56内で有害光遮光枠57を通過して露光開口38にセットされた写真フイルム31に入射する。データ光は、ミラー板62,63を介して結像レンズ64に入射され、この結像レンズ64により露光開口38にセットされた写真フイルム31の右上に結像され、被写体光と重複して露光される。このデータ光は、液晶表示部45の前に集光レンズ46を配置しているから、フイルム面に達するデータ光量が多くなり、より鮮明に写される。しかも、結像レンズ64を採用しているから、データ画像の輪郭も鮮明に写し込むことができる。
【0042】
ストロボ撮影の場合には、シャッタボタン19を押下操作する前に、ストロボ充電開始ボタン18を押下操作する。これにより、電源電池42からの電圧が昇圧されてメインコンデンサ41に充電が開始される。メインコンデンサ41の充電が完了すると、窓21に充電完了を示すランプが表示される。この表示を確認してから、シャッタボタン19を押下操作すれば、シャッタ羽根50の揺動中にシンクロスイッチ40がオンしたときに、ストロボ発光部43からストロボ光が被写体に向けて照射される。このストロボ光は、被写体で反射された後に、撮影レンズ39を通ってシャッタ開口52から暗箱56内に導かれ、露光開口38にセットされた写真フイルム31に入射する。一方、被写体で反射されたストロボ光は、採光窓15にも入射し、データ光が作成される。このデータ光は前述したと同様に写真フイルム31に露光される。これによれば、外光がストロボ光でも確実にデータ画像を写し込むことができる。
【0043】
以下、前述した撮影を繰り返すことで、写真フイルム31の各撮影コマには、被写体画像とともにデータ画像が写し込まれてゆく。
【0044】
ここで、図5のタイミングチャートを参照して、データモジュール27の電源電池70の接続部が一時的に離れて、電池70からデータモジュール27への給電が一時的に中断した場合の動作を説明する。
【0045】
レンズ付きフイルムユニットの外部から加わる振動等により、データモジュール27の電源電池70の接続部が一時的に離れて電池70からデータモジュール27への給電が一旦断たれると、CR回路76により1つのパルス波形が生成され、図5のA点出力に示した出力波形となる。このパスル波形の立ち上がりは、C78、及びR77の時定数により電源再供給されてから所定時間後に生成される。このパルス信号は、シュミット・トリガ・インバータ用IC79の1つのシュミット・トリガ・インバータに入力され、ここで整形されて同図に示したB点出力の波形に整形される。このパルス信号は、再びシュミット・トリガ・インバータに入力されて反転され、同図にCP 入力の位置に示した波形でD−FF用IC80のCP 入力端子に入力される。そして、CP 入力に同図にCP 入力の波形の矢印で示したアップエッジが入力される。
【0046】
このアップエッジが入力されるタイミングは、電源供給が再び開始されてD−FF用IC80が復帰してから所定時間経過後とされているから、この時点で、Q出力が「H」レベルから「L」レベルの信号に変化する。これにより、LCDドライバー73が液晶表示部45の表示を無効化にする。その後に何回も瞬停が生じても、電源供給が復帰した後にCP 入力にアップエッジが入力されるから、Q出力の信号が「L」レベルのまま継続される。したがって、いったん液晶表示部45の表示が無効化にされると、その後は、データ文字が写真フイルム31に写し込まれることはない。
【0047】
液晶表示部45の表示が無効化されたときには、液晶表示部45の全部のセグメントが全消灯状態となるため、採光窓15から入射する自然光が液晶表示部45で遮断され、撮影レンズ39から入射する被写体光だけが写真フイルム31に写し込まれる。
【0048】
最後の撮影コマに撮影を完了した後には、フイルムカウンタ機構がフイルム巻き止め機構の作動を禁止する。これにより、フイルム巻き止めが作動しないから、フイルム巻き上げ操作によって全部の撮影済みの写真フイルム31がカートリッジ29の内部に巻き込まれる。撮影済みのフイルムユニットは、現像所に提出され、ここで、露光済みの写真フイルム31を収納したカートリッジ29が取り出される。取り出したカートリッジ29は、フイルムプロセッサーにセットされ、露光済みの写真フイルム31が現像される。
【0049】
現像済みの写真フイルム31からは、プリンタプロセッサーによりプリント写真が作成される。作成されたプリント写真と現像済みの写真フイルムは、ユーザーに返却される。仕上がったプリント写真には、横位置撮影の画像の場合には右下に、また縦位置撮影の画像の場合には左下に、それぞれ日付が記録されており、瞬停後に撮影したプリント写真には、日付が記録されていない。なお、記録された日付は、横位置撮影の画像と同じ向きで写される。また、空のレンズ付きフイルムユニットは工場に回収され、リサイクルされる。このリサイクルのときには、電源電池70を交換したデータモジュール27が再利用される。
【0050】
(第2の実施形態)
図6は、データモジュール27の別の実施形態に係るデードモジュールの回路ブロック図であり、このデードモジュールは、自然光の代わりに写し込みランプ82を利用してデータを写し込むように構成されている。図7は、その動作を示すタイミングチャートである。ランプ82の点灯タイミングは、ストロボ内蔵の場合にはシンクロスイッチ40から得られるシンクロ信号を利用すればよく、ストロボ内蔵でない場合にはシャッタボタン19の下部にスイッチを設け、このスイッチから得られるシャッタレリーズ信号を利用すればよい。
【0051】
このシンクロ信号又はシャッタレリーズ信号とD−FF用IC80のQ出力から得られる信号とをAND回路83に入力し、AND回路83の出力を写し込みトリガー信号として写し込みランプ点灯制御回路84に入力させる。初期状態は、Q出力から得られる信号が常に「H」レベルでAND回路83に入力されており、シャッタレリーズに連動してシンクロ信号又はシャッタレリーズ信号がAND回路83に入力されることで、AND回路83が写し込むランプ点灯制御回路84に写し込みトリガー信号を送る。写し込みランプ点灯制御回路84は、このトリガー信号を受け取ることで写し込みランプ82を点灯させる。
【0052】
電源供給が一時的に断たれた後には、電源復帰後にQ出力から得られる信号が「L」レベルでAND回路83に入力されるから、図7に示したように、その後のシャッタレリーズに連動してシンクロ信号又はシャッタレリーズ信号がAND回路83に入力されても、AND回路83から写し込みトリガーが送出されず、したがって、写し込むランプ点灯制御回路84が写し込みランプ82を点灯させることはない。
【0053】
写し込みランプ82を利用する場合には、採光窓15とシャッタ部材60とを省略する。写し込みランプ82は、液晶表示部45の前面に取り付けられており、ランプ82が点灯することで液晶表示部45を前面から点灯し、液晶表示部45を透過したデータ光がシャッタ開口59を通って暗箱56の内部に入射し、結像光学系によって写真フイルム31に前面から結像される。
【0054】
上記の各実施形態では、データ光を写真フイル31に前面から写し込むようにしているが、本発明ではこれに限らず、写真フイルム31の背面、すなわち乳剤面とは逆面側から写し込むようにしてもよい。この場合には、結像光学系を、液晶表示部45を透過したデータ光を後カバー13に側に向けて導き、さらに、写真フイルム31の乳剤面とは逆面に結像させるように構成する。また、別の例としては、液晶表示部45を後カバー13に設け、採光窓15から入射した外光を液晶表示部に、例えばライトガイド等で導くようにしてもよい。液晶表示部45を後カバー13に設ける場合には、スペース的に密着露光で写し込むのが好適である。
【0055】
また、データモジュール27の電源電池としては、電源電池70を省略し、ストロボ用の電源電池42を利用して給電するようにしてもよい。この場合には、電源電池42をそのままの電圧でデータモジュール27に供給することができない場合がある。この場合には、ストロボ基板のトランスを利用して所定の電圧に変圧して給電する。
【0056】
(第3の実施形態)
図8は、データモジュール27の更に別の実施形態に係るデータモジュールの回路ブロック図である。本例のデートモジュール100は、給電の一時的中断や外部ノイズの侵入によってリセットが掛かり、表示データが初期化されてしまった場合に、データの写し込みを強制的に中止する回路構成を備えている。
【0057】
詳細に説明すると、本例のデータモジュール100は、発振回路134、分周回路135、時計回路72、表示デコーダ137、ラッチ回路138、LCDドライバー73、シリアルインターフェース(SIO)回路140、リセット回路144、比較回路145、コード設定回路146、ORゲート147、プルダウン抵抗155、156を有している。発振回路134には、その発振のための水晶振動子71が外付け回路として接続されており、LCDドライバー73の出力側には、写し込み用の液晶表示部45が接続されている。
【0058】
ここで、コード設定回路146は時計回路72の初期データを保持している初期データ保持手段である。比較回路145は、このコード設定回路146に保持されている初期データと時計回路72の計時データとを比較する比較手段である。この比較回路145によって計時データが初期データに一致したことが検出された場合には、データ無効化手段を構成しているORゲート147からの出力148によって後述するように液晶表示部45による日付文字の写し込みが禁止される。
【0059】
データモジュール100には、更に、外部回路に接続して計時データ(年・月・日・時・分・秒)の書き込み、および、読み出しを行うためのシリアルインターフェース用のCS端子141、SCK端子142、およびDATA端子143の3端子と、リセット用のSR端子150と、テストモード用のテスト端子149が設けられている。シリアルインターフェース用の端子のうち、CS端子141およびSCK端子142は外部回路からの信号が入力される端子であり、残りのCS端子141はデータの通信時にアクティブとなり、この間に、SCK端子142に入力される外部クロックに同期してDATA端子143を介して、計時データの書き込み、および読み出しが行われる。
【0060】
外部からSIO回路140に書き込まれたデータは時計回路72に送られる。時計回路72は、分周回路135からのカウントアップクロックに同期して計時を続行する。時計回路72からの年・月・日データ152は表示デコーダ137でデコードされ、ラッチ回路138およびLCDドライバー73を介して、写し込み用液晶表示部45に表示される。
【0061】
表示デコーダ137は表示イネーブル信号148により制御され表示イネーブル信号が「H」レベルの場合データをそのまま出力し、「L」レベルの場合ブランク出力をするようになっている。ラッチ回路138は分周回路135からのラッチ信号151で表示デコーダ137からの表示データを取り込む動作を行っている。本例の場合、日までの表示であるから、基本的には、1日に一回の表示データを取り込めば良い。
【0062】
図9には、上記の比較回路145の回路構成例を示してある。この図に示すように、本例の比較回路145は、8個の2入力EXORゲートと、1個の8入力ORゲートとを備えており、時計回路72からの年・月・日データ152の内の年データ(十の桁及び一の桁)のみを設定データ(初期データ)153と比較するようになっている。
【0063】
ここで、データモジュール100にリセットが掛かった場合、内部の時計回路72のデータは初期化されて、通常は、「19XX年1月1日00時00分00秒」となるように設計されることが多い。ここで、「XX年」は当該データモジュール100が取り扱われる年度のうちの一番古い年度にされる。本例では1997年以降に使用することを想定し、初期値を「1996年」としている。これに対応させて、予めコード設定回路146に設定される設定データ153の内容もここでは「1996年」とされている。
【0064】
本例のデータモジュール100において、外部からのノイズ等によりリセットが掛かった場合の動作を説明する。リセットが掛かると、時計回路72の計時内容が初期化されて、年データは「1996年」となる。設定データ153は「1996年」となっているので、時計回路72の年データの計時内容がコード設定回路146に設定されている設定データ153に一致する。この結果、比較回路145の比較結果を表す出力154は「L」レベルに立ち下がる。
【0065】
通常の動作状態では、テスト端子149はプルダウン抵抗155によってVssにプルダウンされているので「L」レベル状態にある。従って、ORゲート147の出力である表示イネーブル信号148は「L」レベルに立ち下がり、表示デコーダ137は表示禁止状態となって表示出力をブランクにする。この結果、写し込み用液晶表示部45には何も表示されない。よって、間違ったデータが写真フイルムに写し込まれることが未然に防止される。本例では、リセット後、計時データの書き込みがなければ、1年間は写し込みが禁止状態に保持される。
【0066】
なお、本例では、コード設定回路146を内蔵しているが、外部に端子の形で出しておき、回路基板上でコード設定を行うことも可能である。更に、ここでは「1996年」の年データのみの比較を行ったが、比較するデータの値や範囲を変更する事により写し込み禁止期間を調整することも可能である。
【0067】
また、テスト時にはテスト端子149を「H」レベルに立ち上げることにより、比較回路145の比較結果に関係なく、表示イネーブル信号を「H」レベルに立ち上げて、写し込み用液晶表示部45を駆動表示させることができる。
【0068】
以上のように、本例のデータモジュール100では、外部ノイズ等に起因して時計回路の計時内容がリセットされて初期値に戻ってしまった場合には、写し込み用液晶表示部45によるデータ表示をブランクにしているので、シャッターが開いても写し込み用液晶表示部はデータ光を透過せず、従って、間違ったデータが写真フイルムに写し込まれない。
【0069】
なお、第2の実施形態に係るデータモジュール(図6参照)のように写し込み用の専用のランプを備えた構成のデータモジュールに対して本例の構成を適用することもできる。この場合には、比較回路145の比較結果を示す出力154を用いてランプの点灯制御回路を制御すればよい。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータ写し込み装置によれば、時計回路に対する給電が中断したこと検出すると、液晶表示素子を無表示状態に保持するようにしている。また、写し込みランプを備えた構成の場合には、それ以後は写し込みランプの点灯を禁止するようにしている。従って、本発明によれば、給電が一時的に中断したことに起因して狂いが発生した時計回路の計時内容がそのまま写真フイルムに写し込まれることを未然に防止できる。
【0071】
また、本発明のデータ写し込み装置によれば、時計回路にリセットが掛かりその計時内容が初期化されたことを検出すると、液晶表示素子を無表示状態に保持するようにしている。また、写し込みランプを備えた構成の場合には、それ以後は写し込みランプの点灯を禁止するようにしている。従って、本発明によれば、外部ノイズ等に起因して、リセットが掛かった時計回路の計時内容がそのまま写真フイルムに写し込まれることを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレンズ付きフイルムユニットの分解斜視図である。
【図2】図1のフイルムユニットにおけるデータ光学系の要部を示す斜視図である。
【図3】図1のフイルムユニットにおけるデータ光学系の要部を示す断面図である。
【図4】図1のフイルムユニットに搭載されているデータモジュールの制御回路を示す概略ブロック図である。
【図5】図4の制御回路の各部分の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】第2の実施形態に係るデータモジュールの制御回路を示す概略ブロック図である。
【図7】図6の制御回路の各部分の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】第3の実施形態に係るデータモジュールの制御回路を示す概略ブロック図である。
【図9】図8の比較回路の回路構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフイルムユニット
11 ユニット本体
27 データモジュール(データ写し込み装置)
39 撮影レンズ
45 液晶表示部
46 集光レンズ
50 シャッタ羽根
52 被写体光用シャッタ開口
59 データ光用シャッタ開口
60 シャッタ部材
64 結像レンズ
70 電源電池
72 時計回路
75 電源供給監視回路
80 D−FF用IC
100 データモジュール
137 表示デコーダ
145 比較回路
146 コード設定回路
147 ORゲート
148 ORゲート出力(表示イネーブル信号)
153 設定コード
154 比較出力

Claims (2)

  1. 写真フィルムを内蔵したレンズ付きフィルムユニットに装填された電池からの給電を受けて計時を行う時計回路と、この時計回路の計時データに基づいて日付文字を表示する写し込み用液晶表示素子とを有し、シャッタレリーズ操作に連動して入射する外光を利用して、前記液晶表示素子に表示された日付文字を写真フィルムに写し込むレンズ付きフィルムユニット用データ写し込み装置において、
    前記データ写し込み装置は、前記時計回路が計時を開始した後に当該時計回路に対する前記電池からの給電が一時的に中断したことを検知して検知信号を出力する検知手段と、当該検知手段により給電の一時的中断が検知されたときに、前記液晶表示素子を無表示状態に保持するデータ無効化手段とを有し、
    前記検知手段は、給電が断たれてから再び給電が開始される間の電圧レベルの変化を、波形整形回路で整形して前記検知信号として出力する回路を備え、
    前記データ無効化手段は、前記検知手段からの検知信号に応答して前記液晶ドライバーへオフモード信号を出力するラッチ手段とを備えて、間違った日付文字の写真フィルムへの写し込みを禁止することを特徴とするレンズ付きフィルムユニット用データ写し込み装置。
  2. 請求項1に記載のレンズ付きフィルムユニット用データ写し込み装置を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
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